JPH07125406A - カラーインクジェット記録方法 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法

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JPH07125406A
JPH07125406A JP5270591A JP27059193A JPH07125406A JP H07125406 A JPH07125406 A JP H07125406A JP 5270591 A JP5270591 A JP 5270591A JP 27059193 A JP27059193 A JP 27059193A JP H07125406 A JPH07125406 A JP H07125406A
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功 海老沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー画像部とは独立して黒画像部が存在す
る場合には、その黒画像部の濃度を高く、且つフェザリ
ングの生じない高品位なものとすると共に、カラー画像
部と黒画像部との隣接境界部においてはインクのにじみ
のない鮮明な画像を得ること。 【構成】 浸透速度が相対的に速いイエローインク、マ
ゼンタインク、シアンインクおよび第1の黒インクを吐
出するヘッド102aと、第1の黒インクよりも浸透速
度が相対的に遅い第2の黒インクを吐出するヘッド10
2bを用い、黒画像がカラー画像に隣接する文字”B”
には黒画像は第1の黒インクを使用し、黒画像がカラー
画像に隣接しない文字”K”には黒画像は第2の黒イン
クを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を鮮明且つ
高濃度に記録できるカラーインクジェット記録方法に関
し、詳しくは、イエロー、マゼンタ、シアン等のカラー
性インクと、黒色インクと、を用いたカラーインクジェ
ット記録方法に関する。
【0002】本発明は紙や布、不織布、さらにはOHP
用紙等の記録媒体を用いる機器すべてに適用でき、具体
的な適用機器は、プリンタ、複写機、ファクシミリなど
事務機器や大量生産機器等を挙げることができる。
【0003】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、低騒音、低
ランニングコスト、装置が小型化し易い、カラー化が容
易、等からプリンタ、複写機ファクシミリ等に利用され
ている。
【0004】ところで、インクジェット記録方法をカラ
ー記録装置に適用する場合、インクのにじみのない高発
色のカラー画像を得るためには吸収層を有する「専用
紙」を使用する必要があった。近年、インクの改良によ
って「普通紙」への印字適性を持たせたものが実用化さ
れている。しかしながら、「普通紙」への印字品位はま
だまだ不十分なレベルに留まっているのが現状である。
その最も大きな要因として挙げられるのが、各色間のイ
ンクのにじみと、黒色記録品位(特に黒文字記録品位)
の両立である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、インクジェット
記録方法によってカラー画像を普通紙に得る場合は、普
通紙への浸透速度が速い速乾性のインクを用いる。この
ため、カラー画像部は色間のインクのにじみのない高品
位な画像となるが、黒画像部は濃度が低く、紙の繊維に
そってインクがにじむ、いわゆるフェザリングが発生し
てしまう。
【0006】例えば、カラー画像部を背景としてその中
に黒画像がある場合は、前記した黒画像部の問題点は比
較的目立ちにくく、著しく品位を低下させるものではな
いが、黒画像部がカラー画像部とは独立して存在する場
合には品位が低下してしまう。さらに、黒画像が文字で
あったりする場合には、シャープさが欠けた不鮮明な文
字となるため、その品位は極めて貧弱なものにならざる
を得なかった。
【0007】黒画像部の濃度が高く、且つフェザリング
の生じない高品位な画像を得るためには、普通紙への浸
透速度が比較的遅いインクを、ある程度多く打ち込む必
要がある。しかしながらこの場合には、黒画像部とカラ
ー画像部との隣接境界部において、黒インクとカラーイ
ンクのにじみが生じ、著しく品位を損ねてしまう。
【0008】インクのにじみに関する問題は、画像を複
数回の主走査に分けて形成するいわゆるファインモード
によってある程度は改善されるものの、前記した黒画像
品位の問題点は本質的には解決されていないのが現状で
ある。
【0009】本発明は、前記した従来技術の問題点を解
決するためになされたもので、少なくともカラー画像部
とは独立して黒画像部が存在する場合には、その黒画像
部の濃度を高く、且つフェザリングの生じない高品位な
ものとすると共に、カラー画像部と黒画像部との隣接境
界部においてはインクのにじみのない鮮明な画像を得る
ことができるカラーインクジェット記録方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明のカラーインクジェット記録方法は、被記録
体への浸透速度が相対的に速いイエローインク、マゼン
タインク、シアンインクおよび第1の黒インクと、該第
1の黒インクよりも被記録体への浸透速度が相対的に遅
い第2の黒インクとを用い、黒画像がカラー画像に隣接
するか否かを判別し、この判別結果に応じて、前記黒画
像を前記第1の黒インクで形成するか、あるいは前記第
2の黒インクで形成するかを決定することを特徴とす
る。
【0011】また、黒画像がカラー画像に隣接する場合
には、該黒画像は主として第1の黒インクを使用し、黒
画像がカラー画像に隣接しない場合には、該黒画像は第
2の黒インクのみを使用することを特徴とする。
【0012】また、黒画像がカラー画像に隣接する場合
には、該黒画像を前記第1の黒インクとイエロー、マゼ
ンタ、シアンのインクの少なくとも1つを所定の比率で
使用して形成することを特徴とする。
【0013】さらには、黒画像がカラー画像に隣接する
場合には、該黒画像を前記第1の黒インクと前記第2の
黒インクを所定の比率で使用して形成することを特徴と
する。
【0014】
【作用】上記構成によれば、カラー画像を形成する際に
異なる色同志が隣接しても色のにじみが生じず、またカ
ラー画像に非隣接の黒画像を形成する際に使用する第2
の黒インクでは、濃度が高くフェザリングの生じない高
品位な画像を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。まず、各実施例の前提について説明する。
【0016】図7は黒画像とカラー画像とが混在する画
像を示す1例である。画像部AはX、Y、Zの黒色の拡
大文字とアンダーラインで構成されており、ビットイメ
ージデータである。画像部Bは黒文字のコードデータで
ある。画像部Cはイエローの背景部に黒のグラフがある
画像で、ビットイメージデータである。画像部Dはシア
ンの背景部に黒の文字コードデータがある画像である。
画像部Eは黒のビットイメージデータに対してその背景
の一部にマゼンタの画像がある場合を示している。
【0017】本発明は被記録体への浸透速度が速い第1
の黒インクと、該第1の黒インクよりも浸透速度が遅い
第2の黒インクを用い、黒画像に隣接してカラー画像が
存在するか否かを判別して、黒画像を第2の黒インクで
形成するか、或は主として第1の黒インクで形成するか
を決定するものである。
【0018】従って、図7に示す画像においては画像部
C、D、Eが本発明の対象部となるが、本発明を実際の
プリンタ等に適用する場合、黒の画像部全てについて本
発明を適用するか、あるいは、例えば黒文字のコードデ
ータのみについて本発明を適用するかについては、処理
速度やコスト画像品位等の観点から適宜決定すればよ
い。
【0019】本発明で使用する被記録体への浸透速度の
速いインクは、カラー画像を形成する際に異なる色同志
が隣接しても色のにじみが生じず、またカラー画像に非
隣接の黒画像を形成する際に使用する第2の黒インクで
は、濃度が高くフェザリングの生じない高品位な画像を
得ることができる。
【0020】図1は本発明が適用可能なインクジェット
プリンタの斜視図である。
【0021】キャリッジ101は記録ヘッド102aお
よび102bとカートリッジガイド103を搭載し、ガ
イド軸104及びガイド軸105上を走査可能である。
【0022】記録用紙106は給紙ローラ107によっ
て本体装置内に送りこまれ紙送りローラ108とピンチ
ローラ(不図示)、紙押さえ板109によってはさまれ
紙送りローラ108の全面へと送られ印字される。イン
クカートリッジは記録紙への浸透速度の速いイエロー、
マゼンタ、シアンおよび第1の黒インクの4色を収納し
たカラーインクカートリッジ110と、第2の黒インク
を収納した黒インクカートリッジ111の2種類でそれ
ぞれ別々にカートリッジ103に挿入され、記録ヘッド
102aおよび102bと連通する。
【0023】カラーインクカートリッジ110に収納さ
れるイエロー、マゼンタ、シアンおよび第2の黒のイン
クは、記録紙への浸透速度が速いためにカラー画像を形
成する際に色の境界でインクのにじみが生じない。一
方、黒インクカートリッジ111に収納される第2の黒
インクは、黒画像が高濃度で且つインクのにじみの少な
い高品位なものとなる。
【0024】本実施例で使用したインクの成分は以下の
通りである。
【0025】1.イエロー C.I.ダイレクトイエロー86 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチレノール EH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0026】2.マゼンタ C.Iアシッドレッド289 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチレノール EH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0027】3.シアン C.Iダイレクトブル−199 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチレノール EH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0028】4.第1の黒 C.Iダイレクトブラック154 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 アセチレノール EH(川研ケミカル) 1部 水 残部
【0029】5.第2の黒 C.Iダイレクトブラック154 3部 ジエチレングリコール 10部 イソプロピルアルコール 2部 尿素 5部 水 残部
【0030】このように、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、第1の黒は、第2の黒に対して、アセチレノールE
Hを1%加えることによって、浸透性を向上させてい
る。付加物は、これ以外にも、他の界面活性剤や、アル
コール等がある。
【0031】次に、記録ヘッド102aおよび102b
について、図2を用いて詳しく説明する。
【0032】図2(a)は記録ヘッド102aの概略斜
視図を示したものであり、前面部にイエロー、マゼン
タ、シアン、黒インクの吐出口グループを一直線上に配
してある。それぞれのグループはイエロー用、マゼンタ
用、シアン用、黒用が24個ずつの吐出口を有し、色間
はノズルピッチ以上の間隔を有する。本実施例では8ノ
ズル分のスペースが設けられている。
【0033】これら吐出口の各々には、吐出口に連通す
るインク液路が設けられており、インク液路が配設され
る部位の後方にはこれら液路にインクを供給するための
共通液室が設けられる。吐出口の各々に対応するインク
液路には、これら吐出口からインク滴を吐出するために
利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体やこれ
に電力を供給するための電極配線が設けられている。こ
れら、電気熱変換体や電極配線は、シリコン等からなる
201基板上に成膜技術によって形成される。さらにこ
の基板上に樹脂、ガラス材よりなる隔壁、天板等を積層
することによって上記吐出口、インク液路、共通液室が
構成される。さらに後方には、上記電気熱変換体を記録
信号に基づいて駆動するための駆動回路がプリント基板
形態で設けられている。
【0034】シリコン基板201とプリント基板202
およびアルミプレート203は平行になるように構成さ
れており、またシリコン基板と垂直方向にひろがったデ
ィストリビュータと呼ばれるプラスチック部材208か
らはパイプ204〜207が突き出ている。これらのパ
イプは流路と連通しており、該流路は共通液室に連通し
ている。
【0035】前記ディストリビュータ内の流路はイエロ
ー用、マゼンタ用、シアン用、黒用の4本存在し、それ
ぞれの共通液室とパイプを連結している。
【0036】記録ヘッド102aに設けられたイエロー
用、マゼンタ用、シアン用、黒用の吐出口からは、約4
0ngのインクが吐出される。
【0037】一方、図2(b)は記録ヘッド102bの
概略図を示したもので、記録ヘッド102aと同じ部材
は図2(a)と同一の番号を記してある。記録ヘッド1
02bの前面部には第2の黒インク用の吐出口が128
個形成されており、記録ヘッド102aと同様に吐出口
の各々には吐出口に連通するインク液路が設けられてお
り、インク液路が配設される部位の後方にはこれら液路
にインクを供給するための共通液室が設けられている。
記録ヘッド102bは第2の黒インクのみを吐出させる
ので、ディストリビュータ208からは1本のパイプの
みが突き出ている。
【0038】記録ヘッド102bに設けられた黒用の吐
出口からは約80ngのインクが吐出される。
【0039】このインクジェットプリンタでは、カラー
画像を形成するための記録ヘッドと高品位な黒画像を形
成するための記録ヘッドが別々に設けられているので、
特に黒画像のみを印字する場合や、黒画像とカラー画像
が混在する画像であっても図7の画像部AおよびBのよ
うに記録紙の送り方向で黒画像が連続する場合には、記
録ヘッド102bの128ノズル全てを用いて高速に印
字することができる。
【0040】図3は、上述したカラーインクジェットプ
リンタの電気制御ブロック図である。
【0041】301は装置全体を制御するためのシステ
ムコントローラで、内部にはマイクロプロセッサをはじ
め制御プログラムが収納されている記憶素子(RO
M)、マイクロプロセッサが処理を行う際に使用する記
憶素子(RAM)等が配置されている。302は主走査
方向に印字ヘッドを駆動させるためのドライバであり、
同様に303は副走査方向の移動するためのドライバで
ある。304、305は該ドライバに対応したモータで
あり、ドライバからの速度、移動距離などの情報を受け
取り動作する。
【0042】306はホストコンピュータであり、本発
明の印字装置に対して印字すべき情報を転送するための
装置である。307は前記ホストコンピュータ306か
らのデータを一時的に格納するための受信バッファであ
り、301のシムテムコントローラからデータが読み込
まれるまでデータを蓄積しておく。308は印字すべき
データをイメージデータに展開するためのフレームメモ
リであり、印字に必要な分のメモリサイズを有してい
る。本実施例では印字用紙1枚分が記憶可能なフレーム
メモリについて説明するが、本発明はフレームメモリの
サイズには限定されない。
【0043】309は印字すべきデータを一時的に記憶
するための記憶素子で、記録ヘッドのノズル数により記
憶容量は変化する。310は印字ヘッドをシステムコン
トローラからの指令により適切にコントロールするため
のものであり、吐出速度、印字データ数等を制御するた
めの印字制御部である。311はイエローインクを吐出
させるためのノズル(ヘッド)312Y、マゼンタイン
クを吐出させるためのノズル(ヘッド)312M、シア
ンインクを吐出させるためのノズル(ヘッド)312
C、第1の黒インクを吐出させるためのノズル(ヘッ
ド)312Bk、および第2の黒インクを吐出させるた
めのノズル(ヘッド)313を駆動するためのドライバ
であり、前記310の印字制御部からの信号によりコン
トロールされる。
【0044】(実施例1)図4は本発明の実施例1にお
ける動作フローである。
【0045】STEP1は、図3の306のホストコン
ピュータからデータが転送され、307の受信バッファ
に格納されているデータを301のシステムコントロー
ラが処理する最初のステップであり、格納されているデ
ータを読み出す。STEP2では、前記読み出したデー
タが黒色データを含むか、黒色以外のデータかを判断す
る。黒色データを含む場合はSTEP3へ、他の場合は
STEP7へ進む。
【0046】STEP3では、注目する黒画像記録領域
が文字コードデータであるか、ビットイメージデータで
あるかを判別し、文字コードデータの場合はSTEP4
へ、ビットイメージデータの場合はSTEP5へ進む。
STEP4では、黒色データに着目し、黒画像記録領域
の周囲と隣接する位置の画素にカラー記録データがある
かないかを判断する。黒画像に隣接する位置にカラー画
像が存在する場合はSTEP5へ進み、存在しない場合
はSTEP6へ進む。
【0047】STEP5では、文字コードデータであり
且つ隣接する位置にカラー画像が存在する黒画像情報
と、ビットイメージデータである黒画像情報とが、第1
の黒インク記録用のバッファ309Bk1に展開され
る。STEP6では、黒画像情報は第2の黒インク記録
用のバッファ309Bk2に展開される。
【0048】STEP7では、展開の終了していない
Y,M,Cカラー各色データを、各色用バッファ309
Y、309M、309Cに展開する。
【0049】STEP8では、受信バッファからデータ
を読み出し、印字するべきデータが存在するか否か、ま
た1ページ分のデータを受信したかを判断する。判断し
た結果、印字データがない場合と、印字データはあるが
既に1ページ分のデータを受信した場合は、STEP9
へ進む。他の場合はSTEP1へ戻る。STEP9で
は、記録ヘッド102で印字動作をする。
【0050】図5は以上説明した記録装置の動作フロー
に従って、図5(f)示すような黒画像を含むカラー画
像が形成されるプロセスを示すものである。図5(f)
の画像は図中、左側より黒の文字”K”、イエローの背
景の中の黒の文字”B”、マゼンタの文字”M”、シア
ンの文字”C”で構成されている。なおこれらの文字は
キャラクターコードの文字である。
【0051】まず、図5(a)で示すように記録ヘッド
102aと記録ヘッド102bを用いて黒の文字が印字
される。このとき、黒の文字”K”はカラー画像に隣接
していないので記録ヘッド102bによって、また黒の
文字”B”は背景にイエロー画像が存在するために記録
ヘッド102aによって印字される。そしてそれぞれの
黒の文字の上半分が印字された後、記録紙が24ノズル
分送られる。
【0052】続いて図5(b)に示すようにそれぞれの
黒の文字の下半分が印字され、黒の文字の印字はこの段
階で終了する。またこのとき同時にシアンの文字”C”
の一部が記録ヘッド102aにより印字される。
【0053】さらに記録紙を24ノズル分送り、図5
(c)に示すようにシアンの文字”C”の一部とマゼン
タの文字”M”の一部が印字される。
【0054】さらに記録紙を24ノズル分送り、図5
(d)に示すようにシアンの文字”C”の残りの部分と
マゼンタの文字”M”の一部が印字される。
【0055】さらに記録紙を24ノズル分送り、図5
(e)に示すようにマゼンタの文字”M”の残りの部分
と、黒の文字”B”の背景部のイエロー画像の上半分が
印字される。
【0056】さらに記録紙を24ノズル分送り、図5
(f)に示すようにイエロー画像の下半分が印字され、
全ての画像形成が終了する。
【0057】その結果得られた画像は、特に黒文字”
K”は高濃度でフェザリングがなく、また黒文字”B”
は背景のイエロー画像との境界でインクのにじみのない
高品位なものであった。
【0058】以上説明したように本実施例では、キャラ
クターコードの黒文字についてカラー画像に隣接するか
否かを判別し、隣接している場合は黒文字を記録ヘッド
102aで印字するためにカラー画像との境界でインク
のにじみが生じない鮮明な画像を、一方非隣接の場合は
黒文字を記録ヘッド102bで印字するために黒文字が
高品位な画像を得ることができる。
【0059】(実施例2)実施例2は実施例1を改良し
たもので、カラー画像に隣接する黒文字の品位を向上さ
せたものである。
【0060】すなわちカラー画像に隣接する黒文字を印
字する際に、記録ヘッド102aによる第1の黒インク
に加え、記録ヘッド102bによる第2の黒インクを使
用する。
【0061】図6はそのときの打ち込み方を示したもの
で、黒く塗りつぶしてある画素には記録ヘッド102b
によって第2の黒インクを打ち込み、ハッチングを施し
てある3つの画素には記録ヘッド102aによって第1
の黒インクを打ち込む。第2の黒インクは記録紙への浸
透速度が低く、また吐出量が80ngと多いので、第1
の黒インクに適当な割合で混合すると濃度が上がり品位
が向上する。
【0062】本実施例では4つの画素当たり1画素の割
合で第2の黒インクを打ち込んだが、第2の黒インクを
打ち込む比率を大きくすれば黒文字の品位は上がるもの
のカラー画像とのブリーディングが徐々に発生し、全体
的な品位は低下する方向であるため、使用するインクの
特性や駆動条件等を考慮して決定する必要がある。
【0063】(実施例3)図8は、本発明が適用可能な
他のカラーインクジェットプリンタの概略図を示したも
ので、1yはイエローインク用記録ヘッド、1mはマゼ
ンタインク用記録ヘッド、1cはシアンインク用記録ヘ
ッド、1bは第1の黒インク用記録ヘッド、1kは第2
の黒インク用記録ヘッド、2は記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジ、3はプリンタ本体から電気信号を記録ヘッド
に送るためのフレキシブルケーブル、4は回復手段を有
するキャップユニット、5y、5m、5c、5b、5k
は記録ヘッド1y、1m、1c、1b、1kに対応した
キャップ部材、6はゴム等の部材でできたワイパーブレ
ードである。
【0064】記録ヘッド1y、1m、1c、1bのノズ
ル部の構成は実施例1で示した記録ヘッド102bと基
本的に同じであり、各ヘッドとも128個の吐出口を有
しているが、各ノズルからは約40ngのインクが吐出
される点が実施例1とは異なっている。これらの記録ヘ
ッドには、実施例1の記録ヘッド102aに用いた記録
紙への浸透速度が速いインクが用いられる。また、記録
ヘッド1kは実施例1の記録ヘッド102bと同じ12
8個のノズルを有し、約80ngのインクが吐出され
る。この記録ヘッドには実施例1の記録ヘッド102b
に用いたインクと同じものが用いられる。
【0065】本実施例における電気的な制御については
実施例1とほぼ同じであるので説明を省略する。
【0066】図9は本実施例の基本的な動作フローを示
したものである。実施例1と異なる点は黒画像とカラー
画像との隣接、非隣接の判断をキャラクターコードだけ
でなくビットイメージデータについても行う点である。
従って、図4の動作フローにおけるSTEP3で黒色デ
ータがキャラクターコードか否かを判断するステップが
図9の動作フローにはない。
【0067】本実施例の特徴は、同サイズの記録ヘッド
が並列に並んでいるので記録時間が短くて済むという点
が挙げられる。また、黒画像全てにおいてカラー画像と
隣接するか否かを判別するので、カラー画像と非隣接の
黒のビットイメージデータについても第2の黒インクが
用いられ高品位な画像を得ることができる。
【0068】(実施例4)図10は本実施例で用いる記
録ヘッドの構成の概略を示したものである。記録ヘッド
21および記録ヘッド22からは、記録紙への浸透速度
が速くそれぞれ異なる2色のインクが吐出される。即
ち、記録ヘッド21からはイエローインクとシアンイン
クが、記録ヘッド22からはマゼンタインクと第1の黒
インクが吐出される。各色のインクを吐出するための吐
出口はそれぞれ32個ずつ有しており、また各色間は8
ノズル分のスペースが設けられている。またそれぞれの
吐出口からは約40ngのインクが吐出するように構成
されている。
【0069】記録ヘッド23は第2の黒インクを吐出さ
せるためのもので、64個の吐出口を有しそれぞれの吐
出口からは約80ngのインクが吐出するように構成さ
れている。
【0070】図11は、図10に示す構成の記録ヘッド
を用いてカラー画像を形成するプロセスを説明する図で
ある。
【0071】まず、図11(a)に示すように、記録ヘ
ッド23を用いて黒の文字”K”の上半分の印字と、記
録ヘッド22を用いて黒の文字”B”の上半分の印字
と、記録ヘッド21を用いてシアンの文字”C”の上半
分の印字が行われる。
【0072】記録紙を32ノズル分送った後、図11
(b)に示すように、記録ヘッド23を用いて黒の文
字”K”の下半分の印字と、記録ヘッド22を用いて黒
の文字”B”の下半分の印字と、記録ヘッド21を用い
てシアンの文字”C”の下半分の印字が行われ、黒の文
字とシアンの文字の印字が終了する。また、このとき記
録ヘッド22によりマゼンタの文字”M”の一部の印字
と、記録ヘッド21により黒の文字”B”の背景部のイ
エロー画像の一部の印字が行われる。
【0073】続いて記録紙を32ノズル分送った後、図
11(c)に示すように、記録ヘッド22によりマゼン
タの文字”M”の一部の印字と、記録ヘッド21により
イエロー画像の一部の印字が行われる。
【0074】以下、同様に図11(d)に示すように行
い画像形成を終了する。
【0075】本実施例においても実施例3と同様に、全
ての黒画像についてカラー画像に隣接するか否かを判別
する手法をとり、高品位なカラー画像を得ることができ
る。
【0076】以上本発明を実施例を用いて説明したが、
本発明はこれらに限定されることはない。例えば、カラ
ー画像に隣接する黒画像は第1の黒インクや第1の黒イ
ンクに第2の黒インクを混在させるだけでなく、第1の
黒インクにカラーインクを適当な割合で混在させてもよ
い。また、記録ヘッドとしては複数に分離している必要
はなく、一つの記録ヘッドから5種類のインクが吐出で
きるような構成としてもよい。
【0077】なお、上述の各実施例では、画像の判定・
判断処理、画像の展開処理・置換処理等の制御・処理手
段を、ホストコンピュータから受信したデータに基づい
て、全て記録装置内の制御部で統括処理する場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0078】例えば、上記制御・処理手段全てを、プリ
ンタードライバーなどにより外部装置で実行し、画素の
置換処理が完了した後の実記録データを受け取るシステ
ムに拡張することも可能である。多くの場合、記録装置
に接続される外部装置はホストコンピュータであるが、
上記処理を行うためのCPUの処理能力やRAM容量は
ホストコンピュータの方が優れている。
【0079】また、画像の判定処理をホストコンピュー
タが、画像の展開処理をプリンタがそれぞれ分担して行
ってもよい。
【0080】尚、実施例では、電気熱変換体によってイ
ンク中に気泡を生成せしめ、該気泡の作用によってイン
クを飛翔させる、いわゆるバブルジェット記録方法を用
いて説明したが、電気機械変換体によってインクを飛翔
させる、いわゆるピエゾ方式のインクジェット記録方式
にも本発明が適用できることはいうまでもない。
【0081】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液的を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを用いた記録
装置において優れた効果をもたらすものである。
【0082】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一体一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、更に優れた記録を行うことが出
来る。
【0083】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0084】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0085】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0086】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0087】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、記録色や濃度を異にする複数のインク
に対応して2個以上の個数設けられるものであってもよ
い。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかい
ずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色に
よるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備え
た装置にも本発明は極めて有効である。
【0088】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付加時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0089】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば文
字品位を保ちながら黒インクと他のカラーインク(イエ
ロー、マゼンタ、シアン)の色のにじみが軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
斜視図である。
【図2】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
ヘッド機構図である。
【図3】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
制御回路ブロック図である。
【図4】実施例1の動作フローである。
【図5】実施例1における画像形成プロセスを説明する
図である。
【図6】実施例2における黒画像形成の打ち込みパター
ンを説明する図である。
【図7】本発明を説明する画像の一例を示す図である。
【図8】本発明を適用可能な他のインクジェット記録装
置の斜視図である。
【図9】実施例3の動作フローである。
【図10】実施例4で用いる記録ヘッドの構成を示す図
である。
【図11】実施例4における画像形成プロセスを説明す
る図である。
【符号の説明】
101 キャリッジ 102 印字ヘッド 103 カートリッジ 106 記録用紙 110 カラーインクカートリッジ 111 ブラックインクカートリッジ 301 システムコントローラ 306 ホストコンピュータ 307 受信バッファ 308Y、308M、308C、308Bk 各色のフ
レームメモリ 309Y、309M、309C、309Bk1、309
Bk2 各色のデータバッファ 310 印字制御部 311 印字ドライバ 312Y、312M、312C、312Bk、313
各色の印字ヘッド
フロントページの続き (72)発明者 八重樫 尚雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録体への浸透速度が相対的に速いイ
    エローインク、マゼンタインク、シアンインクおよび第
    1の黒インクと、該第1の黒インクよりも被記録体への
    浸透速度が相対的に遅い第2の黒インクとを用いて記録
    を行うカラーインクジェット記録方法であって、 黒画像がカラー画像に隣接するか否かを判別する工程
    と、 判別工程の判別結果に応じて、前記黒画像を前記第1の
    黒インクで形成するか、あるいは前記第2の黒インクで
    形成するかを決定する工程とを有することを特徴とする
    カラーインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記決定工程は、 黒画像がカラー画像に隣接する場合には、該黒画像を主
    として前記第1の黒インクで形成し、 黒画像がカラー画像に隣接しない場合には、該黒画像を
    前記第2の黒インクのみで形成することを決定すること
    特徴とする請求項1記載のカラーインクジェット記録方
    法。
  3. 【請求項3】 前記決定工程は、 黒画像がカラー画像に隣接する場合には、該黒画像を前
    記第1の黒インクとイエロー、マゼンタ、シアンのイン
    クの少なくとも1つを所定の比率で使用して形成するこ
    とを決定することを特徴とする請求項2記載のカラーイ
    ンクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記決定工程は、 黒画像がカラー画像に隣接する場合には、該黒画像を前
    記第1の黒インクと前記第2の黒インクを所定の比率で
    使用して形成することを決定することを特徴とする請求
    項2記載のカラーインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 前記各インクは、熱エネルギーによって
    吐出されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載のカラーインクジェット記録方法。
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