JP3357781B2 - 半導体素子搭載用基板および半導体素子搭載基板および半導体素子の基板搭載方法 - Google Patents

半導体素子搭載用基板および半導体素子搭載基板および半導体素子の基板搭載方法

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    • H05K3/3431Leadless components

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子を搭載
し、電気的に配線を施した基板にかかわり、通信技術分
野および情報伝送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】通信技術や情報伝送技術の分野では、マ
ルチメディアの浸透に伴って伝送しなければならないデ
ータ量が増加の一途を辿り、しかも、動画像伝送などで
はリアルタイムの伝送が必要がことなどから、高速伝送
の要求が一層高まっている。そして、これに応えるには
システムの広帯域化が必要となる。
【0003】ところで、扱える信号の帯域を広げるよう
にするに伴い、回路素子の容量やインダクタンスが、帯
域を制限する要素となって大きくのしかかってくる。近
年においては、装置の小型軽量化のため、能動素子や論
理素子など、多くは半導体素子を使用するが、半導体素
子も回路チップをパッケージに収容している関係で、回
路チップとパッケージの外部端子とをつなぐ配線である
ボンディングワイヤを内部に用いていることから、その
ボンディングワイヤの持つインダクタンスが帯域制限の
要素として急浮上してくる。
【0004】これに対処するには、半導体素子の全ての
電極やあるいは信号線端子を半導体素子チップの特定面
に直に形成し、これらの電極や信号線端子をそのまま接
続端子として使用してマウント基板(素子搭載用の基
板)の配線上に半田付けなどにより、直に接続すること
により、半導体素子チップ自身にボンディングワイヤを
使わないようにしたフリップチップを用いる実装方法が
有効であり、積極的に研究開発が行われている。
【0005】例えば、半導体レーザ素子やフォトダイオ
ードを考えてみた場合、これらは端子としてアノードと
カソードのみを持つが、これをフリップチップにした場
合には、当該半導体素子はその一つの面内にアノード電
極とカソード電極の両方を形成し、これらの電極をその
まま端子として使用してマウント基板の配線上に直に接
続することになる。
【0006】通常、フリップチップ素子は、半導体基板
上に何層かのエピタキシャル層を成長させた平坦基板を
作成し、拡散やイオン注入等によって極性を変化させ
て、同一面内に異なる極性の電極領域を形成する。
【0007】その後に、半導体基板まで達する溝を掘っ
て領域分離を行う。図8に、一般的なフリップチップ素
子の例として裏面入射型のフォトダイオードの外観を示
す。図8の(a)は裏面からみた平面図、(b)は側面
図であって、図はフリップチップである裏面入射型のフ
ォトダイオード素子を示すものであり、1101および
1102はこの素子のアノード電極またはカソード電
極、1103はエピタキシャル層、1104が領域分離
溝、1105は半導体基板である。
【0008】つまり、フォトダイオードのフリップチッ
プ素子では、支持基板の役割を果たすと共に素子を形成
するための半導体基板1105上に、アノード電極11
02とカソード電極1101が形成され、電気的および
機械的接続用の半田バンプあるいは半田金属層がマウン
ト基板もしくはフリップチップ素子の電極1101,1
102上、あるいはその両方に形成される。実装に際し
ては、フリップチップ素子の電極とマウント用基板上の
素子接続電極の位置を合わせた上で、半田を溶融させる
ことにより、溶着させてマウントする。
【0009】このため、フリップチップ素子はその電極
が形成された面内では、各電極領域が分離されている必
要がある。また、フォトダイオードのような2端子の素
子では、本来、アノード電極とカソード電極をそれぞれ
1つずつ設ければ良いはずであるが、その場合には、接
続用の各半田部分の領域の大きさのバランスによって
は、図9に示すように、フリップチップ素子が傾き、フ
リップチップ素子の一部がマウント基板に接触するおそ
れがある。
【0010】すなわち、図9において、1201はフリ
ップチップ素子半導体基板、1202,1203はフリ
ップチップ素子のアノードまたはカソード電極、120
4は接続用の半田、1205はマウント基板、1206
はマウント基板1205上に形成された電極配線であ
る。
【0011】マウント基板1205上に形成された電極
配線1206とフリップチップ素子のアノード電極およ
びカソード電極1202,1203とが半田1204に
より接続されるが、フリップチップ素子の接続にアノー
ド電極とカソード電極の2つのみを使用する構成とした
場合には2つの電極の接続に、半田1204の量のアン
バランスが生じると、それがためにフリップチップ素子
が傾くことになる。そして、この傾くことによって、マ
ウント基板1205上に形成された電極配線1206
と、フリップチップ素子の一部が接触することにより、
電極がショートしたり、絶縁耐圧の低下、容量の増加な
どの特性劣化を招くことがある。
【0012】そこで、図8に示した構成のように、フリ
ップチップ素子側の電極形成面においては、その四隅に
電極を形成したり、図10に示した構成のように、マウ
ント基板上に配線とは分離独立した支持台となる別部品
の突起を形成してマウントされるフリップチップ素子
を、この支持台となる突起により支えるようにしたりす
る。
【0013】なお、図10において、1301はマウン
ト用基板、1304はマウント用基板1301上にパタ
ーン形成された配線、1302,1303はこの配線1
304におけるフリップチップ素子との電気的または機
械的接続用の半田金属、1305は突起、1306は素
子マウント領域部分を示す。
【0014】フリップチップ素子の支持台となる突起1
305は、素子マウント領域部分1306の縁部領域に
形成され、配線1304とは電気的に独立している。そ
して、この突起1305はマウント基板1301を加工
したり、材料を堆積するなどして形成し、半田量が電極
位置で異なったりしてアンバランスとなるなどしても、
フリップチップ素子が突起1305により支えられるこ
とによって、傾くことを防止できるようにする訳であ
る。
【0015】しかし、フリップチップ素子の四隅に電極
を設ける構造とすると、フリップチップ素子に必要以上
の面積の電極を形成する必要があったりして素子の大型
化を招く結果となり、また、マウント基板にフリップチ
ップ素子を支えるための突起を設ける構造とする場合に
は、マウント基板に別工程で突起を加工する必要があ
り、工程増加によるコスト上昇等を招くといった問題が
あった。
【0016】なお、ここでは、フリップチップの場合に
ついて述べたが、裏面入射型のフォトダイオードやジャ
ンクションダウンで実装するLED(発光ダイオー
ド)、レーザダイオード等、マウント基板との接続電極
部が同一面内で他の領域と分離されている素子のマウン
トに付いては同様の問題が生じる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上で述べた通り、フ
リップチップ等の構造を持つ半導体素子を基板にマウン
トする場合には、その素子上に形成された電極や信号端
子などを、半田により直にマウント用の基板の配線パタ
ーン上に接続するが、素子の電極や信号端子数が少ない
場合には、位置により半田の量的なアンバランスがある
と、マウントした素子は傾いてしまい、マウント用の基
板の配線パターンにその素子の周縁部が接触したり、距
離が接近し過ぎたりすることによる、ショート、絶縁不
良(絶縁耐圧の低下)、容量(キャパシタンス)増加な
どを招く。
【0018】そして、これらの防止のために半導体素子
に設ける電気的あるいは機械的接続用の電極数を素子の
接続面の四隅にも設けるなどして増やすなどの方策をと
ると、半導体素子側に必要以上の電極領域を形成するこ
とになり、素子の大型化を招き、また、マウント用の基
板側に素子を支えるための突起を設けて傾かないように
この突起により支えるようにすると、基板製造の工程増
加によるコスト上昇を招くといった問題があった。
【0019】そこで、フリップチップの如き素子を直に
マウント用の基板に半田などにより取り付けるようにす
る場合に、素子の大型化や、マウント用の基板の製造工
程が増えないようにする実装技術の開発が嘱望されてい
る。
【0020】本発明の目的とするところは、フリップチ
ップの如き素子を直にマウント用の基板に半田などによ
り取り付ける場合に、素子の大型化や、マウント用の基
板の製造工程が増えないようにすると共に、マウントし
た素子の傾きが抑制できるようにした半導体素子搭載用
基板および半導体素子搭載基板および半導体素子の基板
搭載方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、接続端子
を素子表面に有する半導体素子を、その前記接続端子を
用いて、基板の配線パターン上の接続位置に直付けする
ことにより接続搭載する半導体搭載用基板において、基
板表面における前記直付け用の半導体素子のマウント位
置の、前記配線パターン近傍に、前記半導体素子に接し
て支える半田金属層などの突部を形成する。
【0022】つまり、半導体素子のマウント位置に直付
け用の半導体素子をセットした際、前記配線パターン近
傍にある半田金属層などの突部が、この半導体素子に接
して支える。半田金属層などの突部は、配線パターンよ
り高い段差を持っており、従って、この状態で位置決め
すると、半導体素子はたとえ傾いていたとしても、当該
半田金属層部分で止まり、これ以上、前記配線パターン
には近づかない。そのため、この状態で半導体素子を、
その端子を用いて基板の配線パターン上の接続位置に直
付けすれば、半導体素子がたとえ傾いていたとしてもそ
の周縁部が前記配線パターンに接したり、近付き過ぎる
ことがない。
【0023】直付け用の接続端子を素子表面に有する直
付け用の半導体素子としては、例えば、フリップチップ
素子があり、その端子を用いて、基板の配線パターン上
の接続位置に直付けするにあたり、半導体搭載用基板の
表面における前記直付け用の半導体素子のマウント位置
の、前記配線パターン近傍に、この配線パターンより高
い段差を持ち、前記半導体素子に接して支える半田金属
層を形成してこれに接した半導体素子はこれ以上、前記
配線パターンに近づくことがないようにしたから、この
状態で半導体素子を、その端子を用いて基板の配線パタ
ーン上の接続位置に直付けすれば、半導体素子がたとえ
傾いていたとしてもその周縁部が前記配線パターンに接
したり、近付き過ぎることがない。
【0024】半導体搭載用基板の表面における前記直付
け用の半導体素子の端子と接続する前記配線パターンの
接続位置においては、自動半田付けを可能にするため
に、半田金属を載せておくのが普通であり、この半田金
属を載せる工程で、同時に前記半田金属層を形成するこ
とができるので、製造工程を増やすことなく、金属層を
形成することができる。また、半導体素子は特別に手を
加えたりする必要がないから、前記半導体素子の大型化
を招く心配もない。
【0025】従って、本発明によれば、フリップチップ
の如き素子を直にマウント用の基板に半田などにより取
り付ける場合に、素子の大型化や、マウント用の基板の
製造工程が増えないようにすると共に、マウントした素
子の傾きが抑制できるようにした半導体素子搭載用基板
を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体例について図
面を参照して説明する。 (第1の具体例)本発明は、フリップチップの如き半導
体素子を取付ける半導体素子搭載用基板において、前記
取付ける半導体素子の傾斜によって、該素子が、誤って
前記半導体素子搭載用基板の電気配線と接触することを
防止するために、該半導体素子搭載用基板上の電気配線
の脇に、前記半導体素子と前記基板との電気的および機
械的接続に関与しない、しかも、前記半導体素子の支え
のための半田金属を設けるようにし、この半田金属によ
り前記半導体素子を支えるようにすることで、半導体素
子の傾斜により該素子が、誤って電気配線と接触しない
ようにするもので、以下詳細を説明する。
【0027】図1に本発明の第1の具体例を示す。図1
の(a)は本発明によるマウント基板(素子搭載用基
板)100の側面図、(b)はそのマウント基板100
の平面図であり、図中101はマウント基板部でSi等
の半導体材料や酸化アルミニウム等の絶縁物材料からな
る板状のものである。また、マウント基板部101はそ
の表面に絶縁膜等が形成された構造であっても良い。1
06a,106bはそれぞれマウント基板部101上に
パターン形成された配線であり、これらの配線106
a,106b上には、フリップチップ素子のマウント領
域107位置におけるそのマウントするフリップチップ
素子の持つ電極位置に対応して半田金属層104,10
5が形成してある。
【0028】これらの半田金属層104,105は電気
的および機械的接続用半田金属であり、半田バンプとし
て形成したものであっても良い。マウント基板部101
上には、フリップチップ素子のマウント領域107位置
におけるそのマウントするフリップチップ素子の持つ電
極位置を避けて、しかも、そのマウントするフリップチ
ップ素子の四隅位置に対応して姿勢維持のための接触防
止用の半田金属層103a,〜103dが形成してあ
る。
【0029】この具体例においては、この接触防止用の
半田金属層103a,〜103dは、図1に示すよう
に、マウント基板部101上に直に形成してある。半田
金属とマウント基板の接着性が悪い場合には、下地とし
て例えば、電極と同じ金属層を形成し、その上に半田金
属を形成するなどしても良い。
【0030】図1に例示するマウント基板100にマウ
ントする例えばフリップチップの如き半導体素子の電極
パターンを図2に示す。図において、200は半導体素
子であり、201は当該半導体素子200の基板部分、
202,203はマウント基板100と電気的および機
械的に接続するための電極であり、当該半導体素子20
0の基板部分201の同一平面に形成されている。
【0031】図2に示した半導体素子200を図1のマ
ウント基板100にマウントする際に、コレット等によ
り半導体素子200をマウント基板100にセットする
が、このとき、半導体素子200のマウント基板100
に対する押圧の条件や、半田金属の形状のアンバランス
によって、図3に示すようにマウントするチップ(マウ
ントする半導体素子200)がマウント基板100に対
して傾斜してしまう場合がある。
【0032】しかし、傾斜したチップは、マウント基板
100上に形成してある接触防止用の半田金属層103
a〜103dに接触したところでそれ以上の傾斜が抑え
られる。
【0033】この時、接触防止用半田金属層103a〜
103dは半導体素子200と接触しているが、半導体
素子200側には接続用の電極パターンが形成されてい
ないため,半田金属に対する濡れ性は極端に小さい。
【0034】このため、半導体素子200を位置合わせ
して加熱後、半導体素子200を保持していたコレット
等を解放すると、図3(b)に示すように、半田金属層
103a〜103dの溶融半田はその表面張力によっ
て、半導体素子200の表面からはじかれる。
【0035】これによって半導体素子200は、配線接
近端(図3(a)の例の場合、配線106bに対する接
近端)が、配線から離れる方向(図では矢印方向)に戻
されて傾きが補正され、傾いた状態にあった時点で半導
体素子200が接近していた配線(配線106b)から
遠ざかって接触することが防止される。
【0036】特に、この具体例では、接触防止用半田金
属層103a〜103dの下層には配線106a,10
6bのメタルが形成されておらず、その分、接続用半田
金属層104,105とは、配線106a,106b
分、低くなっているため、加熱工程において半田が溶融
されると、この溶融半田の表面張力によって、半導体素
子200の面から半田がはじかれた後、半導体素子20
0からは半田金属層103a,〜103dの半田金属は
離れることになる。
【0037】そこで、第1の具体例では、半導体素子2
00のマウントに際して、接続用半田の表面張力による
セルフアラインメント効果を期待することもできるとい
う効果も合わせ持っていることになる。この分離する効
果は、半田金属層103a,〜103dの半田金属が、
半導体素子200の段差低部に相当する位置に形成され
ていれば、より大きくなるが、その場合には、コレット
でマウント基板100のマウント領域107位置に半導
体素子200をセットする際において、半導体素子20
0の縁端部が配線106a,106bと接触する前に半
田金属層103a,〜103dの半田金属と半導体素子
200が接触する様に、半田金属層103a,〜103
dの半田金属の盛り上げ高さ(半田バンプの高さ)を設
計する必要がある。
【0038】このようにこの具体例は、マウント基板上
に、電気的および機械的接続用の電極や半田領域を形成
すると同時に、接続に関与しない電極または半田パター
ンを形成することによって課題を解決するようにしたも
のであり、半導体素子が傾いて配線に半導体素子が誤っ
て接触しないように半導体素子を支える上記接続に関与
しない電極または半田パターンを形成することで、素子
や基板に特別の加工をせず、素子の大型化やコストアッ
プを招くこと無く、しかも、半導体素子が傾斜した際に
はこの接続に関与しない電極または半田パターンによっ
て配線と素子が接触する事を防止できるという効果を持
つ。
【0039】従って、本発明によれば、フリップチップ
の如き素子を直にマウント用の基板に半田などにより取
り付ける場合に、素子の大型化や、マウント用の基板の
製造工程が増えないようにすると共に、マウントした素
子の傾きが抑制できるようにした半導体素子搭載用基板
を提供することができる。
【0040】(第2の具体例)上述の第1の具体例にお
いては、マウント基板部101上の接触防止用の半田金
属層103a,〜103dは、図1に示すように、マウ
ント基板部101上に直に形成したものであった。しか
し、電気的接続用の半田金属層104,105と、でき
るだけ、高さを合わせ込むようにするには、電気的接続
用半田金属同様、下層に配線金属を残して高さ調整用金
属パターン部として利用するようにしても良い。この例
を第2の具体例として説明する。
【0041】この高さ調整用金属パターン部は配線10
6a,106bの形成に用いた金属膜そのものを利用す
ることができ、パターニングされた配線106a,10
6bとは電気的に分離分割された状態にパターニングさ
れて残されたものである。このようにして半田金属層1
03の下層には、配線106a,106bと同時に形成
した金属パタ一ンを有する構成としても良い。これら
は、余分な工程を経ることなく、得ることができる。
【0042】すなわち、配線106a,106bを形成
するにはマウント基板部101上に配線用の金属膜を形
成し、この金属膜をパターニングして必要な配線パター
ンを残す。そのパターニングの際に、姿勢維持のための
接触防止用半田金属層103a,〜103d形成予定領
域にも金属膜を残すようにする。そして、配線106
a,106bおよび接続用半田金属層104,105を
形成する工程において、これら接触防止用半田金属層1
03a,〜103d形成予定領域に残された金属膜上に
も半田金属を形成して接触防止用半田金属層103a,
〜103dを得る。
【0043】このように、配線106a,106bおよ
び接続用半田金属層104,105を形成する工程にお
いて、これら同時に、配線106a,106bの脇に短
絡防止用(接触防止用)の半田金属層103a,〜10
3dを形成することができる。
【0044】そして、この場合、配線106a,106
bの接続用半田金属層104,105と接触防止用の半
田金属層103a,〜103dは高さがほぼ等しいの
で、コレット等により半導体素子200をマウント基板
100にセットする際に、半導体素子200のマウント
基板100に対する押圧の条件や、半田金属の形状のア
ンバランスが多少あっても、マウントするチップ(マウ
ントする半導体素子200)のマウント基板100に対
する傾斜はほとんどない。
【0045】従って、半導体素子200の周縁が配線1
06a,106bに近接し過ぎたり、接触するといった
ことが生じない。 (第3の具体例)マウントするチップ(マウントする半
導体素子200)のサイズの割合に比べて、接触防止用
の半田金属層103a,〜103dや接続用半田金属層
104,105のサイズが小さすぎるような場合には、
半導体素子200をマウント基板100に対してマウン
トする際の押圧力が点荷重として半田金属層対応部分に
集中し、半田金属層の高さのアンバランスの度合いによ
っては、より集中度が強くなって、マウントする半導体
素子200を損傷させてしまう心配がある。
【0046】そこで、機械的強度を大きくするために図
1の構成に対して、図4(a)のように、マウント基板
100には、電気的接続用の半田金属層104,105
の設置部分を介してその近傍に比較的面積の大きい電気
的に独立したダミー電極304,305をさらに設け、
このダミー電極304,305に半田金属層を形成して
おく。また、図2の構成に対して、図4(b)のよう
に、半導体素子200にもアノード電極,カソード電極
203,203の他にダミー電極304,305に対向
する位置に、ダミー電極205,206ををさらに形成
しておく。
【0047】このようにすると、マウント基板100に
対するマウント時にはマウント基板100の接続用半田
金属層104,105と半導体素子200のアノード電
極,カソード電極203,203とが対向し、マウント
基板100のダミー電極304,305は半導体素子2
00のダミー電極205,206が対向し、接触面積が
増える。そのため、荷重の集中は小さくなり、また、半
田による接続後は接続面積が大きいことから保持強度も
高くなって全体的に機械的強度が高くなる。
【0048】また、半導体素子200の四隅は接触防止
用の半田金属層103a,〜103dに接し、半導体素
子200の傾斜が抑制されて、半導体素子200の周縁
部がマウント基板100の配線106a,106bに接
したり、接近し過ぎるのを防止できる。
【0049】特に、このように、半導体素子、マウント
基板の双方にダミー電極を設け、半田金属で接続するに
あたって、接触防止用の半田金属層103a,〜103
dはマウント基板側にのみに設けることで済み、マウン
ト基板側にのみに設けたこの接触防止用の半田金属層1
03a,〜103dによって、半導体素子の傾斜による
短絡発生を防止する効果がある。
【0050】以上、第1ないし第3の具体例では、接触
防止用半田金属層103a〜103dは、マウント領域
107の四隅に位置するように形成したものを示した
が、四隅にそれぞれ1点ずつ設けずとも、そのうちの2
点あるいは3点と、設置点数を減らしてしかも効果的に
短絡発生を防止することが可能である。その例を次に第
4の具体例として説明する。
【0051】(第4の具体例)第1ないし第3の具体例
では、接触防止用半田金属層103a〜103dは、マ
ウント領域107の四隅に位置するように形成したもの
を示したが、要はマウント領域にマウントする際に、半
導体素子200が傾いて、半導体素子200の周縁が配
線106a,106bに接触したり、接近し過ぎるのを
防止できる位置に、接触防止用半田金属層が有れば良い
わけであり、それには必ずしも四隅それぞれである必要
はない。
【0052】従って、例えば図5(a)に示すようにマ
ウント領域における四隅のうちの2点、特に、配線10
6a,106bの接触させたくない位置に、あるいは図
5(b)に示すようにマウント領域における四隅のうち
の3点、特に、配線106a,106bに接触させたく
ない位置に、支えとしての接触防止用半田金属層103
‐a,103‐b,103‐cを形成して、マウントす
る半導体素子200の周縁部が配線106a,106b
が近付けないように支えるようにする。
【0053】このようにすると、マウントするチップ
(マウントする半導体素子200)はマウント基板10
0に対して配線106a,106b部分の接続用半田金
属層104,105と、接触防止用半田金属層103‐
aと103‐bもしくは103‐a〜103‐cとで支
えられ、傾斜しても配線106a,106bの近傍位置
にある接触防止用半田金属層103‐aと103‐bも
しくは103‐a〜103‐cにぶつかった段階でそれ
以上の半導体素子200の周縁部の接近は阻止される。
【0054】従って、この具体例によれば、少ない接触
防止用半田金属層形成点数で、しかも、半導体素子20
0の周縁が配線106a,106bに近接し過ぎたり、
接触するといったことが生じないという効果が得られ
る。
【0055】(第5の具体例)応用例として、通信用光
半導体モジュールに対する適用例を説明する。電気信号
‐光信号変換すると共に、光伝送路と接続されて、光信
号を授受するための通信用光半導体モジュールなどで
は、図6に示すように、小型化のためにフリップチップ
化された微小な光素子500(例えば、フォトダイオー
ドやレーザダイオード)を用いる。そして、この光素子
500としては図7(c)に示す如く、マウント用Si
基板600への取り付け面側に受光部(もしくは発光部
(光素子500が発光素子の場合))512と素子のア
ノード電極に繋がる電極パッド514,615を設けた
構成の裏面入射型(もしくは裏面出射型)の素子を用い
る。
【0056】通信用光半導体モジュールでは、このよう
な光素子500を図6に示すように、長方形板状のマウ
ント用のSi基板600に搭載し、さらに光素子500
との間に光を導くための微小径の光ファイバ700を導
光路としてマウント用のSi基板600に取り付ける。
【0057】光ファイバ700を定位置に取り付けるた
めに、Si基板600にはV字状の溝601が形成して
あり、ここに光ファイバ700を固定する。小型、小ス
ペース化のために、極小化した通信用光半導体モジュー
ルの場合は、光素子500は受光部(もしくは発光部
(光素子500が発光素子の場合))が電極形成面と同
一面側に形成してあるミリメートルオーダサイズのフィ
リップチップを用い、例えば、毛髪程度の径の光ファイ
バ700とこの光素子500とを組み合わせた複合モジ
ュールとしてあり、そのため、Si基板600に一端面
側から中央に伸びるV字状の溝601を形成して、この
V溝601内に光ファイバ700を取り付け、このV溝
601の他端部すなわち、V溝601の閉塞端部を斜面
に形成し、これを鏡面仕上げにして反射鏡となし、この
反射鏡によって溝上方に90゜、光軸を折曲する構成と
すると共に、この光軸上に受光部(もしくは発光部)を
位置させるようにして、マウント用Si基板600上面
に光素子500を取り付ける。
【0058】従って、光素子500は受光部(もしくは
発光部)がV溝601の反射鏡対向部に位置するよう
に、V溝601に一部被さるようにマウント用Si基板
600上に取りつけられることになる。
【0059】構成の詳細を説明する。この場合のフリッ
プチップの光素子500は、その具体的な構成として図
7(c)に示すように、方形の素子の中央近傍に受光部
(もしくは発光部)が形成され、その近傍に電極51
4,515が形成されたものとしてあり、電極514,
515をマウント用Si基板600上に半田付けにより
接続することにより、マウントする。
【0060】光素子500は図7(c)に示すように、
半導体基板511上におけるその中央位置近傍に形成さ
れた受光部(もしくは発光部)512を取り巻くよう
に、アノード電極513が形成され、このアノード電極
513と外部との電気的接続用に電極パッド514が形
成されてアノード電極513と電極パッド514は電気
的に接続されている。また、電極パッド514の両サイ
ドには、機械的接続用電極515が一対、形成されてい
る。また、半導体基板511の背面には全面に電極が形
成されている。
【0061】この光素子500をマウント基板600に
搭載する。マウント基板600の詳細を示すと図7の如
きであり、図7の(a)はマウント基板600の平面
図、(b)はそのA‐A矢視断面図を示している。図
中、601はV溝、602は配線、603は機械的接続
用半田金属層、605は光素子500の背面とボンディ
ングワイヤで接続するための配線パターン、606は配
線602の先端部に設けた電気的接続用半田金属層であ
って、前記電極514との電気的接続に用いられる部分
であり、607はSi基板部である。
【0062】前記V溝は、光ファイバを保持させるため
のものあるが溝形状は、必ずしもV字状である必要はな
く、U字状、コの字状溝などの断面形状としてあっても
良い。溝は、上述したように一端が開放端、他端が閉塞
端となっていて閉塞端は鏡面に仕上げられて平面反射鏡
601aとなっており、光ファイバの光軸を当該平面反
射鏡601aで折曲する光路を形成する。平面反射鏡6
01aにより90゜折曲された光路上に光素子500が
その受光部(もしくは発光部)512を光路に一致させ
て配されることで、光素子500がフォトダイオードで
あった場合には、溝の平面反射鏡601aに導かれた光
は当該平面反射鏡面で上方に反射されて光素子500に
導かれる。
【0063】604が接触防止用の半田金属層であり、
配線602を挟んでその両サイドに形成されていて、光
素子500が傾斜した際に当該半田金属層604に接す
ることで、それ以上の傾斜を抑止し、光素子500の周
縁部が、配線602に接触するのを防止している。この
接触防止用半田金属層604の形成位置は、マウント基
板600にV溝601を形成する際に、その形成工程に
おいて同時に形成された窪み609の底部または側壁に
形成されている。つまり、V溝601は数百ミクロンオ
ーダーの断面サイズであり、半導体集積回路製造技術を
使用して作成するが、その作成工程において同時に形成
する。窪み609とするのは、ここに接触防止用半田金
属層604を形成する際の半田金属層の高さを目的に合
わせて調整できるようにすることと、半田溶融時に窪み
609の溶融半田を当該窪み内に逃がして光素子500
から離すためである。
【0064】なお、溶融前の接触防止用半田金属層60
4の高さは、引き出し電極602よりも高くなるように
しておく。窪み609は、マウント基板600における
構造上の制約を受ける対象ではないから、その深さは調
節可能、つまり、任意の深さとして良いため、接続用の
半田金属層と接触防止用半田金属層の段差を制御可能で
あり、溶融時における前述の半田金属の表面張力によ
り、半導体素子である光素子500と半田金属層604
の半田が分離する効果を、より積極的に制御することが
可能となって設計の自由度が大きくなる。
【0065】以上種々の具体例を説明したが、本発明
は、直付け用の接続端子を素子表面に有する直付け用の
半導体素子を、その端子を、基板の配線パターン上の接
続位置に直付けして接続搭載する半導体搭載用基板にお
いて、基板表面における前記直付け用の半導体素子のマ
ウント位置の、前記配線パターン近傍に、前記半導体素
子に接して支える半田金属層を形成するようにしたもの
である。
【0066】直付け用の接続端子を素子表面に有する直
付け用の半導体素子としては、例えば、フリップチップ
があり、その端子を用いて、基板の配線パターン上の接
続位置に直付けするにあたり、半導体搭載用基板の表面
における前記直付け用の半導体素子のマウント位置の、
前記配線パターン近傍に、この配線パターンより高い段
差を持ち、前記半導体素子に接して支える半田金属層を
形成してこれに接した半導体素子はこれ以上、前記配線
パターンに近づくことがないようにしたから、この状態
で半導体素子を、その端子を用いて基板の配線パターン
上の接続位置に直付けすれば、半導体素子がたとえ傾い
ていたとしてもその周縁部が前記配線パターンに接した
り、近付き過ぎることがない。
【0067】半導体搭載用基板の表面における前記直付
け用の半導体素子の端子と接続する前記配線パターンの
接続位置においては、自動半田付けを可能にするため
に、半田金属を載せておくのが普通であり、この半田金
属を載せる工程で、同時に前記半田金属層を形成するこ
とができるので、製造工程を増やすことなく、金属層を
形成することができる。また、半導体素子は特別に手を
加えたりする必要がないから、前記半導体素子の大型化
を招く心配もない。
【0068】従って、本発明によれば、フリップチップ
の如き素子を直にマウント用の基板に半田などにより取
り付ける場合に、素子の大型化や、マウント用の基板の
製造工程が増えないようにすると共に、マウントした素
子の傾きが抑制できるようにした半導体素子搭載用基板
が得られる。なお、本発明は上述した例に限定されるも
のではなく、種々変形して実施可能である。
【0069】
【発明の効果】以上、本発明によれば、半導体素子の大
型化や基板加工工程の増加などによるコストの上昇を招
くことなく、若干のパターン追加のみで基板上に形成さ
れる電気配線や半田金属形成と同時に、傾斜による短絡
防止機能を持つ半導体素子搭載用基板を作成でき、安価
で信頼性の高い半導体モジュールを製作可能となるとい
う効果が得られる半導体素子搭載用基板および半導体素
子搭載基板および半導体素子の基板搭載方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図であって、本発明の
第1の具体例を示す図。
【図2】本発明を説明するための図であって、第1の具
体例に搭載する素子の説明図。
【図3】本発明を説明するための図であって、第1の具
体例の効果を説明する図。
【図4】本発明を説明するための図であって、本発明の
第3の具体例を示す図。
【図5】本発明を説明するための図であって、本発明の
第4の具体例を示す図。
【図6】本発明を説明するための図であって、本発明の
第5の具体例を示す図。
【図7】本発明を説明するための図であって、本発明の
第5の具体例を説明するための図。
【図8】一般的なフリップチップの概観を説明するため
の図。
【図9】従来例を説明するための図。
【図10】別の従来例を説明するための図。
【符号の説明】
101…マウント基板 103‐a,〜103‐d…接触防止用半田金属層 104、105…電気的および機械的接続用半田金属 106,106a,106b,602…配線 107…半導体素子マウント領域 200…半導体素子 500…光素子 512…受光部(もしくは発光部) 600…マウント基板 601…V溝 601a…平面反射鏡 604…接触防止用の半田金属層 609…窪み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−183935(JP,A) 特開 昭58−202540(JP,A) 特開 平6−120225(JP,A) 特開 平7−235566(JP,A) 実開 平4−127649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素子表面に接続端子を有する半導体素子
    を、前記接続端子を用いて、基板の配線パターン上の接
    続位置に直付けすることにより接続搭載する半導体素子
    搭載用基板において、 基板表面における前記直付けのための接続位置には半田
    金属層が設けられると共に、この基板には前記接続位置
    近傍であって前記接続端子および前記配線パターンに接
    しない位置に凹部が設けられ、この凹部内に、前記配線
    パターンより高い段差を持ち、かつ、半田により形成さ
    れる前記半導体素子高さ位置調整用の突部を複数設けて
    なることを特徴とする半導体素子搭載用基板。
  2. 【請求項2】素子表面に接続端子を有する半導体素子
    と、前記接続端子を用いて、基板の配線パターン上の接
    続位置に直付けすることにより前記半導体素子を接続搭
    載した半導体素子搭載用基板とを備え、 基板表面における前記直付けのための接続位置には半田
    金属層が設けられると共に、この基板には前記接続位置
    近傍であって前記接続端子および前記配線パターンに接
    しない位置に凹部が設けられ、この凹部内に、前記配線
    パターンより高い段差を持ち、かつ、半田により形成さ
    れる前記半導体素子高さ位置調整用の突部を複数設けて
    なることを特徴とする半導体素子搭載基板。
  3. 【請求項3】素子表面に接続端子を有する半導体素子
    を、前記接続端子を用いて、基板の配線パターン上の接
    続位置に直付けすることにより接続搭載する半導体素子
    の基板搭載方法であって、 前記基板表面に配線パターンを形成する工程と、 前記直付けのための接続位置に第1の半田金属層を形成
    し、前記基板表面における前記直付けのための接続位置
    近傍であって前記配線パターンに接しない位置に第2の
    半田金属層を前記配線パターンより高い段差を持たせて
    複数形成する工程と、 前記第1の半田金属層を加熱により溶融させて前記半導
    体素子の前記接続端子に対する接続を行うと共に、前記
    第2の半田金属層を溶融させてその表面張力により前記
    半導体素子の取付状態を調整しながら前記半導体素子を
    前記半導体素子搭載基板に搭載する工程とを具備するこ
    とを特徴とする半導体素子の基板搭載方法。
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