JP3356101B2 - 車両用空調装置のクーリングユニット - Google Patents

車両用空調装置のクーリングユニット

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JP3356101B2
JP3356101B2 JP04028799A JP4028799A JP3356101B2 JP 3356101 B2 JP3356101 B2 JP 3356101B2 JP 04028799 A JP04028799 A JP 04028799A JP 4028799 A JP4028799 A JP 4028799A JP 3356101 B2 JP3356101 B2 JP 3356101B2
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
クーリングユニットにおいて、特に上下に分割される空
調ケースを組み付けることで、冷却用熱交換器を収納す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置のエバポレータを
収納するクーリングケースとして、上下方向に分割され
る上ケース、下ケースを用いるものが周知で、例えば特
開平6−135220号公報に記載されているものがあ
る。上記従来装置では、図8に示すように例えば上ケー
ス100には、雌嵌合部105が形成されており、下ケ
ース101にはこの雌嵌合部105に嵌合する雄嵌合部
106が形成されている。さらに下ケース101には、
雄嵌合部106と雌嵌合部105との合わせ面よりケー
ス内方側で下方に突出する押圧部103を形成されてい
る。一方、下ケース101の底面には、弾性変形可能な
シール材104が配置されている。そして、上記上ケー
ス100と上記下ケース101とを組み付けると、押圧
部103がシール材104を弾性変形させる。これによ
り、図示しないエバポレータで発生した凝縮水が合わせ
面に侵入することが未然に防止され、凝縮水がケース外
部に漏れださないように防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、シール材を配置する必要性から、部品点
数、および組み付け工数増という問題がある。そこで、
本発明は、上記問題に鑑みて、簡易な構成で上ケースと
下ケースとの合わせ面からケース外部に漏れだす凝縮水
を低減することを目的とする。
【0004】また、上下ケースの合わせ面以外からの凝
縮水の漏れも併せて低減することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、本発明者は、上
記目的を達成するために、上記従来装置のシール材を無
くし、上記合わせ面における凝縮水の挙動を検討して見
た結果、以下の事が分かった。先ず、上述のクーリング
ユニットは、空気上流側に例えば空調風の内外気導入を
切り換えるための内外気ユニットが接続されたり、空気
下流側には空調風の温度を調整する温度調整ユニットが
接続される。このため、クーリングユニットには、例え
ば温度調整ユニットとの接続口として、上ケースと下ケ
ースとが組み付けられることで開口部が形成される。こ
こで、図7(本発明者の試作検討品)にこの開口部の開
口縁を示す。
【0006】そして、この合わせ面での凝縮水の挙動は
以下のようになった。雄嵌合部201が連続して開口部
側に延びている部分では、図中矢印aで示すように雄嵌
合部201を乗り越えて、ケース外部に出ていく凝縮水
はほとんど無く、実用上大きな問題とはならなかった。
しかし、合わせ面の一部をなし、雄嵌合部よりケース内
方側の基端面202と、上ケースの下端面であり上記基
端面202と接する当接面との隙間(実際にはほとんど
無い)に入り込んだ凝縮水は、以下のような挙動を示し
た。
【0007】つまり、本発明者の検討によると、上記隙
間に入り込んだ凝縮水は、毛細管現象によって図中矢印
bで示すように基端面202に沿って、開口部側に浸透
していき、最終的には、雄嵌合部201より開口部側の
合わせ面204を経由して、ケース外部へ流出すること
が確認された。また、本発明者が図7に示す検討品にて
さらに詳細に検討を行ったところ、上記した毛細管現象
によってケース外部に凝縮水が漏れる現象とは別に、送
風空気の流れによって凝縮水がケースの内壁面を伝って
開口部側に至り、ケース外部に漏れることも確認され
た。
【0008】本発明は、このような毛細管現象による凝
縮水の挙動、および送風空気による凝縮水の挙動に着目
して発想されたものであって、請求項1記載の発明で
は、下ケース(4)には、開口部(5〜7)の近傍、か
つ雄嵌合部(9)よりケース内方で、基端面(10)よ
り下方に落差した段付き部(14)が設けられ、段付き
部(14)によって、冷却用熱交換器(2)での凝縮水
が基端面(10)と当接面(13)との隙間を開口部
(5〜7)側へ浸透することを断ち切るようにしたこと
を特徴としている。
【0009】これにより、段付き部により、凝縮水が基
端面と当接面との隙間を開口部側へ浸透することを断ち
切ることができる。これにより、毛細管現象による水の
広がりを阻止でき、毛細管現象によって凝縮水がケース
外部に浸透して漏れ出すことが、簡単な構成の段付き部
にて容易に低減できる。また、請求項2記載の発明で
は、下ケース(4)には、開口部(5〜7)の近傍、か
つ雄嵌合部(9)よりケース内方で、基端面(10)よ
り下方に位置する第1下面(15)を有する段付き部
(14)を有し、段付き部(14)によって、第1下面
(15)とこの第1下面(15)と対向配置される上ケ
ース(3)の下端面(16)との間に空間部(17)を
形成したことを特徴としている。
【0010】これにより、上記隙間に浸透する凝縮水
は、落差のある段付き部に沿って空間部に入り込むよう
に流れ落ちる。そして、この空間部では毛細管現象が発
生しないため、空間部内に入り込んだ水は、第1下面上
に到達する。このようにすることで、上記請求項1記載
の発明と同様な作用効果が得られる。また、請求項5記
載の発明では、第1下面(15)は、前記ケース内方側
に向かって下方に傾斜していることを特徴としている。
【0011】これにより、第1下面がケース内方側に向
かって下方に傾斜しているため、第1下面に流れ落ちた
凝縮水を、自重によって自然とケース内方側に流れ落と
すことができる。この結果、凝縮水のケース外部へ漏れ
だすことが確実に防止できる。また、請求項6記載の発
明では、下ケース(4)には、雄嵌合部(9)および第
1下面(15)より開口部(5〜7)側に、第1下面
(15)より上方に位置する第2下面(18)が形成さ
れており、第2下面(18)は、前記ケース内方側に向
かって下方に傾斜して、第1下面(15)と連続して繋
がっており、第2下面(18)とこの第2下面(18)
と対向配置される上ケース(3)の下端面(19)との
間に空間部(20)を形成したことを特徴としている。
【0012】これにより、仮に合わせ部に浸透して雄嵌
合部を乗り越え、雄嵌合部より開口部側に浸透してきた
水が存在した場合でも、本発明ではこの水を第2下面に
流し落とすことができる。そして、この第2下面はケー
ス内方に向かって下方に傾斜しているため、自重によっ
て自然とケース内方側に流れ落とすことができる。これ
により、凝縮水がケース外部に浸透して漏れだすことを
より一層低減できる。
【0013】請求項8記載の発明では、上ケース(3)
の内側側面の上端から下端まで上下方向に延びるように
突出したリブ状の第1縦ガイド部(30)を、冷却用熱
交換器(2)と段付き部(14)との間に配置し、下ケ
ース(4)の内側側面の上端から下端まで上下方向に延
びるように突出したリブ状の第2縦ガイド部(32)
を、段付き部(14)よりも開口部(5〜7)側に配置
したことを特徴としている。
【0014】これによると、送風空気の影響で上ケース
(3)の内壁面を伝わって第1縦ガイド部(30)に到
達した凝縮水は、第1縦ガイド部(30)によって開口
部(5〜7)側へ流れるのを阻止され、第1縦ガイド部
(30)に案内されて自重でケース下方に移動する。そ
して、ケース下方に移動する途中で上下ケース(3、
4)の嵌合部隙間に浸透した一部の凝縮水は、上記した
ように段付き部(14)によってケース外部への漏れを
抑制される。また、下ケース(4)の内壁面を伝わって
第2縦ガイド部(32)に到達した凝縮水は、第2縦ガ
イド部(32)によって開口部(5〜7)側へ流れるの
を阻止され、第2縦ガイド部(32)に案内されて自重
でケース下方に移動する。
【0015】従って、送風空気による外部漏れおよび毛
細管現象による外部漏れの両方を抑制することができ、
凝縮水の外部漏れを著しく低減することができる。請求
項9記載の発明では、下ケース(4)の内側底面に突出
して形成されて第2縦ガイド部(32)と連なるリブ状
の横ガイド部(33)を有することを特徴としている。
【0016】これによると、下ケース(4)の底面まで
導かれた凝縮水が送風空気によって開口部(5、6)側
に流されても、横ガイド部(33)にて堰き止められる
ため、凝縮水の外部漏れをより一層効果的に低減するこ
とができる。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下の本発明の
実施の形態について説明する。図1に車両用空調装置の
クーリングユニットの全体構成図を示す。クーリングユ
ニット1は、車両用空調装置のうち空気を冷却する冷却
部を構成するものである。クーリングユニット1は、車
室内へ吹き出す空気を冷却するエバポレータ2(冷却用
熱交換器)を収納するとともに、車室内への空気流路を
構成している。エバポレータ2は、車両に搭載された冷
凍サイクルの一構成部である。
【0018】クーリングユニット1は、上下方向に分割
され、互いに一体に組み付けられる上ケース3および下
ケース4とを備える。これら上ケース3および下ケース
4は、本例では弾力性を有する樹脂材として、ポリプロ
ピレン(P,P)にて形成されている。これら上ケース
3および下ケース4は、図1に示すように分割ラインa
にて上下方向に分割されるようになっている。なお、こ
の分割ラインaは、上ケース3と下ケース4との合わせ
部(合わせ面)を意味する。
【0019】上記エバポレータ2は、上ケース3と下ケ
ース4とで上下方向から挟まれるようにして、クーリン
グユニット1内に収納されている。そして、クーリング
ユニット1の外に配置された図示しない膨張弁にて減圧
膨張された冷媒が、冷媒配管を介してエバポレータ2に
導かれるようになっており、その冷媒配管の一部はエバ
ポレータ2よりも空気上流側でクーリングユニット1内
に収納されている。
【0020】クーリングユニット1には、図中右側に図
示しない内外気送風ユニットが接続され、図1中5は、
この内外気送風ユニットの接続口、つまりクーリングユ
ニット1の空気入口開口部を表している。また、クーリ
ングユニット1には、図中左側に空調風の温度を調整す
る温調ユニット(図示しない)が接続され、図1中6
は、温調ユニットとの接続口、つまりクーリングユニッ
ト1の空気出口開口部を表している。
【0021】なお、上記内外気送風ユニットは、車室内
への空気流を発生する送風機(図示しない)を収納し、
この送風機が吸い込む空気として、車室内空気もしくは
車室外空気のいずれかを選択する内外気切換機能を有す
る。また、上記温調ユニット内には、エンジン冷却水を
熱源とする図示しないヒータコア(加熱用熱交換器)
や、周知のエアミックスドア等が収納配置されている。
【0022】クーリングユニット1には、上記空気入口
開口部5および空気入口開口部6の他にエバポレータ2
より空気上流側に開口部7が形成されている。この開口
部7は、図1に示すように分割ラインaより上方に位置
する上ケース3の切欠部7aと、分割ラインaより下方
に位置する下ケース3の切欠部7bで構成されている。
つまり、開口部7は、上ケース3と下ケース4とが組み
付けられて構成され、内外気ユニット1の内外を連通し
ている。
【0023】そして、この開口部7は、空気中の塵埃等
を除去するための矩形状のフィルター8をクーリングユ
ニット1内に挿入する挿入穴を構成している。フィルタ
ー8は、図1中矢印で示すように開口部7からクーリン
グユニット1内に挿入され、その後、図示しない蓋部材
で開口部7を塞ぐことで、クーリングユニット1内に保
持されるようになっている。また、上記蓋部材を取り外
すことで、容易にフィルター8が開口部7からクーリン
グユニット1外部に引き出すことで、フィルター8を交
換することができる。
【0024】次に本発明の要部である上ケース3と下ケ
ース4との組付構造を説明する。図2に図1中矢印A方
向でクーリングユニット1内部から外部に向かった方向
から見た図を示す。図3に図2において上ケース3と下
ケース4とを分解した分解図を示す。なお、図中7cは
上記開口部7の開口縁を表している。図2、図3に示す
ように下ケース4には、その外形状に沿って上記開口部
7近傍から延び、上ケース3との合わせ部(図2中a)
から上ケースに向かって突出する突起状の雄嵌合部9が
一体成形されている。この雄嵌合部9は、下ケース4の
上端部を段付き形状としてあるため、雄嵌合部9は、下
ケース4の板厚方向のケース内方側に内側基端面10、
ケース外方側に外側基端面11を有する。なお、これら
端面10、11は、本例では同一平面上にある。
【0025】上ケース3には、図2、図3に示すように
下ケース4との合わせ部に、雄嵌合部9と嵌合する雌嵌
合部12が一体成形されている。雌嵌合部12は、図3
に示すように上記雄嵌合部9の外形状に合わせて、下端
面から上方に窪むようにして形成されている。雌嵌合部
12は、上ケース3と下ケース4とが組み付けられる
と、上記内側基端面10と当接する内側当接面(当接
面)13、および上記外側基端面11と当接する外側当
接面14を有する。つまり、上記雄嵌合部9と雌嵌合部
12とが嵌合すると、必然的に上記内側基端面10と内
側当接面13と、上記外側基端面11と外側当接面14
とが当接する。
【0026】ここで、図2、図3に示すように下ケース
には、開口部7の近傍、かつ雄嵌合部9よりケース内方
側で、内側基端面10より垂直に落差した段付き部14
が形成されている。段付き部14は、内側基端面10が
途切れることで、下ケース4の外形状に沿う雄嵌合部9
の最も開口部7側に形成されている。そして、段付き部
14は、図2に示すように内側基端面10より下方に位
置する第1下面15を有する。これにより、本例では、
雄嵌合部9と雌嵌合部13と嵌合して、上ケース3と下
ケース4とが組み付けられると、この段付き部14によ
って、第1下面15とこの第1下面15と対向配置され
る上ケース3の下端面16との間に空間部17が形成さ
れる。この空間部17は、上述のように段付き部14が
最も開口部7側に形成されているため、開口部7と下ケ
ース4の外形状に沿う方向で連通している。
【0027】また、本例では、下ケース4において、雄
嵌合部9より開口部7側には上ケース3の下面と当接す
る部分が無い。つまり、雄嵌合部9と雌嵌合部13と嵌
合して、上ケース3と下ケース4とが組み付けられた状
態で、下ケース4には、雄嵌合部9および第1下面15
より開口部7側に、内側基端面10より下方には第2下
面18が形成されている。つまり、上ケース3と下ケー
ス4とが組み付けられた状態では、図2に示すように第
2下面18とこの第2下面18と対向配置される上ケー
スの下端面19との間には、空間部20が形成される。
【0028】また、本例では第2下面18は、図2に示
すように第1下面15と連続して繋がっており、第2下
面18と第1下面15とは同一平面上にある。そして、
本例では、第1下面15および第2下面18は、図2に
示すようにケース内方側に向かって下方にθ1(15
°)傾斜している。このため、第2下面18は、第1下
面15より上方に位置している。
【0029】次に本例における段付き部14の機能につ
いて説明する。エバポレータ2では通過する空気が冷却
されて、空気中の水分が凝縮して凝縮水(以下、単に
水)が発生する。また、クーリングユニット1内に収納
された冷媒配管においても、同様に水が発生する。ここ
で、その冷媒配管がフィルター8よりも空気上流側から
クーリングユニット1内に挿入されてエバポレータ2に
接続されている場合、開口部7よりも空気上流側のケー
スの合わせ面に水が侵入する恐れがあり、その対策とし
て、本例では段付き部14を開口部7よりも空気上流側
に設けている。
【0030】そして、クーリングユニット1内は、空調
風が流れているため、外部より圧力が高くなっている。
このため、上記の水は、雄嵌合部9と雌嵌合部13との
合わせ面のうち、先ず内側基端面10と内側当接面13
との隙間に侵入する。この水は、図2中矢印Bで示すよ
うに毛細管現象により開口部7側に浸透していく。そし
て、この水は従来装置であるならば、雄嵌合部9の最も
開口部7側まで浸透するが、本例では上記段付き部14
により、水が内側基端面10と内側当接面13との隙間
を開口部7側へ浸透することが断ち切られる。これによ
り、毛細管現象による水の広がりを阻止できる。
【0031】つまり、図2に示すようにケース内方側
で、雄嵌合部9の最も開口部7側では、内側当接面10
が無くなっており、上ケース3の下方には空間部17が
存在する。このため、図中矢印Bで示すように浸透する
水は、矢印Cで示すように段付き部14を構成する落差
面21に沿って空間部17内の入り込むように流れ落ち
る。そして、この空間部17では毛細管現象が発生しな
いため、空間部17内に入り込んだ水は、第1下面15
上に到達する。
【0032】第1下面15に到達した水は、第1下面1
5がケース内方側で下方に傾斜しているため、自重によ
って自然とケース内方側に流れ落ちる。この結果、水が
ケース外部へ漏れだすことが確実に防止できる。以上の
ように、本例では毛細管現象によって水がケース外部に
浸透して漏れだすことが、簡単な構成の段付き部14に
て容易に低減できる。
【0033】また、仮に図2中矢印Dで示すように雄嵌
合部9を乗り越えた水が、毛細管現象により図2中矢印
Eで示すように外側当接面11を通じて開口部7側に流
れ落ちた場合は、以下のようにこの水をケース内方側に
流し落とす。つまり、このように流れ落ちた水は、第2
下面18に流れ落ち、この第2下面18が下方に傾斜し
ているため、自重によって自然とケース内方側に流れ落
ちる。これにより、水がケース外部に浸透して漏れだす
ことをより一層低減できる。
【0034】そして、ケース内方側に流れ落ちた水は、
クーリングユニット1の下方部位に設けられた図示しな
い凝縮水排出穴から車室外に排出される。なお、本例で
は段付き部14を開口部7よりも空気上流側に設けてい
るが、段付き部14を開口部7よりも空気下流側のみに
設けてもよいし、或いは両方に設けてよい。
【0035】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
段付き部14は雄嵌合部9の最も開口部7側に形成され
ていたが、本例では、図4に示すように段付き部を、内
側基端面10の途中部位に形成した。このようにして
も、毛細管現象によって水がケース外部に浸透して漏れ
だすことが、簡単な構成の段付き部14にて容易に低減
できる。なお、上記第1実施形態と同様の機能を果たす
ものは、図4中同じ符号を付けた。
【0036】(第3実施形態)上記第1、第2実施形態
は、上ケース3と下ケース4との合わせ面から毛細管現
象によってケース外部に漏れだす水を低減するものであ
るが、本実施形態は、さらに送風空気の影響でケース内
壁面を伝ってケース外部に漏れだす水も同時に低減可能
にしたものである。
【0037】図5、図6は第3実施形態を示すもので、
毛細管現象による外部漏れ対策の構成は第2実施形態と
同一であり、本実施形態ではガイド部30〜34を新た
に設けた点、および、空気入口開口部5の近傍に水の外
部漏れ対策を施した点が第2実施形態と異なる。ここ
で、空気入口開口部5に対策を施したことについて説明
する。一般的に、空気入口開口部5における風速分布に
はばらつきがあり、そのばらつきの影響によりクーリン
グユニット1内で大きな渦を巻く傾向が生じる。そし
て、クーリングユニット1内の水の一部が、その空気流
れによってケース内壁面を伝って空気入口開口部5側に
向かって移動し、ケース外部に漏れだすことが確認され
たためである。
【0038】図5、図6において、上ケース3の内壁面
には、その内壁面からケース内部に向かって突出するリ
ブ状の第1ガイド部30、31が上ケース3と一体に形
成されている。この第1ガイド部30、31は、上ケー
ス3の空気入口開口部5内において上端から下端まで上
下方向に延びて、図6において左右両側に配置された第
1縦ガイド部30と、空気入口開口部5の上端に形成さ
れて両側の第1縦ガイド部30と連なる第1横ガイド部
31とから構成されている。これらの第1ガイド部3
0、31は空気入口開口部5の開口縁5aの近傍に設け
られ、第1縦ガイド部30の下端は、段付き部14より
もわずかにエバポレータ2(図1)側に位置している。
【0039】下ケース4の内壁面には、その内壁面から
ケース内部に向かって突出するリブ状の第2ガイド部3
2、33と第3縦ガイド部34が下ケース4と一体に形
成されている。この第2ガイド部32、33は、空気入
口開口部5の開口縁5aと同一面に配置されており、下
ケース4の空気入口開口部5内において上端から下端ま
で上下方向に延びて、図6において左右両側に配置され
た両側の第2縦ガイド部32と、空気入口開口部5の下
端に形成されて両側の第2縦ガイド部32と連なる第2
横ガイド部33とから構成されている。
【0040】第3縦ガイド部34は下ケース4の空気入
口開口部5内において上端から下端まで上下方向に延び
て、図6において左右両側に配置されており、その上端
は第1縦ガイド部30の下端に接している。そして、第
2、第3縦ガイド部33、34の間に段付き部14が位
置するようになっている。なお、すべてのガイド部30
〜34のケース内壁面からの高さは、その機能面と圧損
抵抗とを考慮して、3〜10mm(望ましくは5〜7.
5mm)に設定されている。また、ガイド部30〜34
のケース内壁面に対する角度θ2は90度に設定されて
いる。
【0041】次に、上記構成において作動を説明する。
毛細管現象によってケース外部に漏れ出そうとする水
は、前述の実施形態と同様に段付き部14によって低減
される。一方、送風空気の影響によって開口部5側に向
かう水は、次のようにしてケースの下方に導かれる。ま
ず、上ケース3の内壁面を伝って流れる水の流れGは、
第1縦ガイド部30のエバポレータ2側の面に当たって
開口部5側への流れが阻止され、水は第1縦ガイド部3
0に案内されつつ第1縦ガイド部30の壁面を伝って自
重で下方に移動する。この移動の途中で上下ケース3、
4の嵌合部に到達した水の内の一部は、流れG1のよう
に第3縦ガイド部34を伝って自重でケース下方に移動
し、残りの一部は流れG2のように毛細管現象によって
段付き部14に至り自重でケース下方に移動する。
【0042】上ケース3の内壁面を伝って第1横ガイド
部31に至った水は、自重でケース下方に落下する。な
お、第1横ガイド部31側に向かう水は、第1横ガイド
部31に到達する前に自重で落下するものが多く、従っ
てこの第1横ガイド部31は省くことがでくる。下ケー
ス4の内壁面を伝って流れる水は、第2、第3縦ガイド
部32、34のエバポレータ2側の面に当たって開口部
5側への流れが阻止され、第2、第3縦ガイド部32、
34に案内されつつ第2、第3縦ガイド部32、34の
壁面を伝って自重でケース下方に移動する。
【0043】以上のようにして下ケース4の底面側に集
まった水は、送風空気によって開口部5の開口縁5a側
に流されても第2横ガイド部33にて堰き止められ、結
局、水はケース内方側に流れて図示しない凝縮水排出穴
から車室外に排出される。なお、第2ガイド部32、3
3は、空気入口開口部5の開口縁5aと同一面でなくて
もよく、段付き部14と開口縁5aとの間にあればよ
い。
【0044】また、第3縦ガイド部34は、左右両側と
も廃止することができ、必要に応じて片側のみ設けても
よい。さらに、第3縦ガイド部34の下端は、下ケース
4の空気入口開口部5内の下端面まで延ばす必要はな
く、途中で途切れていてもよい。そして、このような第
3縦ガイド部34の変更を行っても、下ケース4の内壁
面を伝って流れる水は第2縦ガイド部32によってケー
ス下方に移動させることができる。
【0045】また、ガイド部30〜34におけるエバポ
レータ2側の面とケース内壁面との角度θ2を鋭角にし
てもよい。これによれば、水はガイド部30〜34を乗
り越えて開口部5の開口縁5a側に行きにくくなり、水
をより確実にケース下方に導くことができる。(変形
例)上記第1、第2実施形態では、段付き部14をフィ
ルター8の挿入穴である開口部7近傍に形成したが、本
発明の段付き部14を上記空気入口開口部5や空気出口
開口部6に適用しても良い。
【0046】また、第3実施形態では段付き部14およ
びガイド部30〜34を空気入口開口部5近傍に設けた
が、それらをフィルター8の挿入穴である開口部7や空
気出口開口部6に設けてもよい。なお、第3実施形態を
フィルター8の挿入穴である開口部7に適用する場合
は、第1、第2横ガイド部31、33を設ける必要はな
い。
【0047】さらに、第3実施形態においては、毛細管
現象による外部漏れ対策として、第1実施形態の構成を
採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態における車両用空調装置の
クーリングユニットの構成図である。
【図2】図1中矢印A方向から見た段付き部14の詳細
図である。
【図3】図2において上ケースと下ケースとを分解した
分解図である。
【図4】本発明の第2実施形態における段付き部を示す
図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示すもので、図1中矢
印H方向から見た腰部の斜視図である。
【図6】本発明の第3実施形態におけるクーリングユニ
ットの正面図である。
【図7】本発明者の検討品を表す図である。
【図8】従来装置のクーリングユニットの組付構造を示
す図である。
【符号の説明】
2…エバポレータ、3…上ケース、4…下ケース、5…
空気入口開口部、6…空気出口開口部、7…開口部、9
…雄嵌合部、10…内側基端面、12…雌嵌合部、13
…内側当接面、14…段付き部、15…第1下面、17
…空間部、30…第1縦ガイド部、32…第2縦ガイド
部、33…横ガイド部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−121340(JP,A) 実開 昭55−125815(JP,U) 実開 昭56−139611(JP,U) 実開 昭62−173208(JP,U) 実開 昭63−189708(JP,U) 実開 昭56−109518(JP,U) 実開 昭60−138823(JP,U) 実開 平7−26214(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 613 B60H 1/00 102

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内へ吹き出す空気を冷却する冷却用
    熱交換器(2)と、 前記冷却用熱交換器(2)を収納し、上下方向に分割さ
    れ、互いに一体に組み付けられる上ケース(3)および
    下ケース(4)とを備え、 前記上ケース(3)と前記下ケース(4)とが組み付け
    られて構成され、前記上ケース(3)および前記下ケー
    ス(4)の内外を連通する開口部(5〜7)を有し、 前記下ケース(4)には、この外形状に沿って前記開口
    部(5〜7)の近傍から延び、前記上ケース(3)との
    合わせ部から前記上ケース(3)に向かって突出する雄
    嵌合部(9)を設け、 前記雄嵌合部(9)は、前記下ケース(4)の板厚方向
    のケース内方側に基端面(10)を有し、 前記上ケース(3)には、前記下ケース(4)との合わ
    せ部に、前記雄嵌合部(9)と嵌合するとともに、前記
    基端面(10)と当接する当接面(13)を有する雌嵌
    合部(12)が形成されている車両用空調装置のクーリ
    ングユニットにおいて、 前記下ケース(4)には、前記開口部(5〜7)の近
    傍、かつ前記雄嵌合部(9)より前記ケース内方で、前
    記基端面(10)より下方に落差した段付き部(14)
    が設けられ、 前記段付き部(14)によって、前記冷却用熱交換器
    (2)での凝縮水が前記基端面(10)と前記当接面
    (13)との隙間を前記開口部(5〜7)側へ浸透する
    ことを断ち切るようにしたことを特徴とする車両用空調
    装置のクーリングユニット。
  2. 【請求項2】 車室内へ吹き出す空気を冷却する冷却用
    熱交換器(2)と、 前記冷却用熱交換器(2)を収納し、上下方向に分割さ
    れ、互いに一体に組み付けられる上ケース(3)および
    下ケース(4)とを備え、 前記上ケース(3)と前記下ケース(4)とが組み付け
    られて構成され、前記上ケース(3)および前記下ケー
    ス(4)の内外を連通する開口部(5〜7)を有し、 前記下ケース(4)のうち前記上ケース(3)との合わ
    せ部には、前記上ケース(3)に向かって突出し、前記
    開口部(5〜7)近傍から前記下ケース(4)の外形状
    に沿って延びる雄嵌合部(9)が設けられ、 前記雄嵌合部(9)は、前記下ケース(4)の板厚方向
    のケース内方側に基端面(10)を有し、 前記上ケース(3)のうち前記上ケース(3)との合わ
    せ部には、前記雄嵌合部(9)と嵌合するするととも
    に、前記基端面(10)と当接する当接面(13)を有
    する雌嵌合部(12)が形成されている車両用空調装置
    のクーリングユニットにおいて、 前記下ケース(4)には、前記開口部(5〜7)の近
    傍、かつ前記雄嵌合部(9)より前記ケース内方で、前
    記基端面(10)より下方に位置する第1下面(15)
    を有する段付き部(14)を有し、 前記段付き部(14)によって、前記第1下面(15)
    とこの第1下面(15)と対向配置される前記上ケース
    (3)の下端面(16)との間に空間部(17)を形成
    したことを特徴とする車両用空調装置のクーリングユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記段付き部(14)は、前記下ケース
    (4)の外形状に沿う前記雄嵌合部(9)の最も前記開
    口部(5〜7)側で、前記空間部(17)が前記開口部
    (5〜7)と前記外形状に沿う方向で連通して形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の車両用空調装置
    のクーリングユニット。
  4. 【請求項4】 前記段付き部(14)は、前記基板面の
    途中部位に形成されていることを特徴とする請求項2記
    載の車両用空調装置のクーリングユニット。
  5. 【請求項5】 前記第1下面(15)は、前記ケース内
    方側に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請
    求項2ないし4いずれか1つに記載の車両用空調装置の
    クーリングユニット。
  6. 【請求項6】 前記下ケース(4)には、前記雄嵌合部
    (9)および前記第1下面(15)より前記開口部(5
    〜7)側に、前記第1下面(15)より上方に位置する
    第2下面(18)が形成されており、 前記第2下面(18)は、前記ケース内方側に向かって
    下方に傾斜して、前記第1下面(15)と連続して繋が
    っており、 前記第2下面(18)とこの第2下面(18)と対向配
    置される前記上ケース(3)の下端面(19)との間に
    空間部(20)を形成したことを特徴とする請求項3記
    載の車両用空調装置のクーリングユニット。
  7. 【請求項7】 前記第1下面(15)と前記第2下面
    (18)とは、前記ケース内方側に向かって連続して下
    方に傾斜していることを特徴とする請求項6記載の車両
    用空調装置のクーリングユニット。
  8. 【請求項8】 前記上ケース(3)の内側側面の上端か
    ら下端まで上下方向に延びるように突出したリブ状の第
    1縦ガイド部(30)を有し、この第1縦ガイド部(3
    0)は前記冷却用熱交換器(2)と前記段付き部(1
    4)との間に配置され、 前記下ケース(4)の内側側面の上端から下端まで上下
    方向に延びるように突出したリブ状の第2縦ガイド部
    (32)を有し、この第2縦ガイド部(32)は前記段
    付き部(14)よりも前記開口部(5〜7)側に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    1つに記載の車両用空調装置のクーリングユニット。
  9. 【請求項9】 前記下ケース(4)の内側底面に突出し
    て形成されて前記第2縦ガイド部(32)と連なるリブ
    状の横ガイド部(33)を有することを特徴とする請求
    項8記載の車両用空調装置のクーリングユニット。
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