JP3355917B2 - 金属帯の圧延方法 - Google Patents

金属帯の圧延方法

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JP3355917B2 JP07904296A JP7904296A JP3355917B2 JP 3355917 B2 JP3355917 B2 JP 3355917B2 JP 07904296 A JP07904296 A JP 07904296A JP 7904296 A JP7904296 A JP 7904296A JP 3355917 B2 JP3355917 B2 JP 3355917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、最大径の作業ロ
ールと最小径の作業ロールとのロール直径比が、1.5
以上ある複数の作業ロールを切り換え使用する圧延機で
金属帯を圧延する方法に関し、特に、冷間圧延に適用し
た場合に好ましい結果が得られる金属帯の圧延方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】金属帯の圧延において、表面光沢が要求
される場合や変形抵抗又は加工硬化の大きな金属帯を圧
延する場合には、作業ロールの径を通常よりも小さくし
て圧延を行っている。
【0003】この種の技術として、特開昭63ー119
908号公報に開示された複数の圧延スタンドからなる
圧延機の最終スタンドの作業ロールの径を小径とする技
術、特開昭61ー238402号公報、特開平1ー15
4803号公報および実公平7ー39445号公報に開
示された1つの圧延機で複数の作業ロール径を持つ技
術、特公昭58ー41121号公報に開示された1つの
圧延機で小径の作業ロールで冷間圧延を行い、大径の作
業ロールで調質圧延を行う技術がある。
【0004】また、小径の作業ロールの板厚制御方法と
しては、特開平1ー205803号公報に開示された技
術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大径の
作業ロールと小径の作業ロールを切り換えて使用する金
属帯の圧延方法においては、作業ロールの切り替えにと
もなって、板厚の精度が悪くなるという問題点がある
が、上述した従来の技術においては、作業ロールのロー
ル径の変更にともなって発生する板厚精度の悪化に対す
る具体策が開示されていない。
【0006】本発明は作業ロール径を大幅に切り換え可
能な圧延機による金属帯の圧延において、優れた板厚精
度を得ることのできる金属帯の圧延方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金属帯の圧
延方法は、板厚制御装置とスタンド間張力制御装置を備
え、かつ作業ロールが直径比で1.5以上ある大径ロー
ルと小径ロールとに切り替え可能な圧延機による金属帯
の圧延方法において、前記作業ロールに前記小径ロール
を用いる場合には、少なくとも前記小径ロールを用いる
スタンドの板厚制御ゲインおよび前記スタンド入側の
タンド間張力制御ゲインを、前記大径ロールを用いる場
合よりも減少するとともに、前記小径ロールがサイドサ
ポートロールで略水平方向に支持され、かつ水平方向に
押圧変形されている場合には、そのスタンド入側のスタ
ンド間張力制御の不感帯域幅を1%以内とするものであ
る。
【0008】また、圧延する金属帯の材質種類をも加味
して板厚制御ゲインおよびスタンド間張力制御ゲインを
変更するものである。
【0009】
【0010】また、板厚制御装置にモニタ板厚制御装置
を使用するとともに、N番スタンドの作業ロールを大径
ロールから小径ロールまたは逆に切り換えたときには、
N番スタンドと(N−1)番スタンドとの間のスタンド
間張力制御は、(N−1)番スタンドの圧延機のモータ
の回転速度を調整することにより行い、N番スタンド出
側の板厚計に基づくモニタ板厚制御装置によるギャップ
調整はN番スタンドのギャップ調整のみに反映させるも
のである。
【0011】本発明において、作業ロールをロール径比
が1.5以上ある作業ロールに切り替える場合に、板厚
制御用のゲインおよびスタンド間張力制御用ゲインを変
更する理由について説明する。5スタンドからなる金属
帯の圧延機において、1〜3番スタンドにロール径が4
50〜550mmの大径作業ロールを、また4番スタン
ドおよび5番スタンドにロール径が180〜200mm
の小径作業ロール径を使用した5スタンド圧延機で試験
圧延を行った。
【0012】図6のグラフは、上述した5スタンド圧延
機(試験例)において、1番スタンドまたは5番スタン
ドの作業ロールのロールギャップを変化させた時に、5
番スタンド出側における板厚が、どのように影響を受け
るかを、圧延した金属帯の材質種類別に示したグラフで
ある。比較のために、小径作業ロールを使用しない1〜
5番スタンドとも大径作業ロールを使用した5スタンド
圧延機(比較例)において、同じように1番スタンドま
たは5番スタンドの作業ロールのロールギャップを変化
させた時に、5番スタンド出側における板厚が、圧延し
た金属帯の材質種類別にどのように影響を受けたかも、
合わせて示した。
【0013】図6のグラフにおける縦軸の影響係数ηと
は、1番または5番スタンドの作業ロールのロールギャ
ップの変化量をΔSj(但しjはスタンドの番号1また
は5)とし、ロールギャップ変更後の5番スタンド出側
における板厚の変化量をΔhとし、ロールギャップ変更
前の5番スタンド出側の板厚をhとした場合に、(1)
式で表されるものであり、ロールギャップの単位変更量
当りの板厚変動率を表している。 η=(Δh/h)/ΔSj…………(1)
【0014】また、図7のグラフは、上述した試験例お
よび比較例の5スタンド圧延機において、1番スタンド
の速度を1%変化させた時に、5番スタンド出側の板厚
変化率{(Δh/h)%}がどのように変化するかを、
圧延した金属帯の材質種類別に示したグラフである。
【0015】図6および図7から明らかなように、圧延
した金属帯の材質種類によっても異なるが、5スタンド
圧延機において、4番、5番スタンドを小径の作業ロー
ルに変えた場合、全スタンド大径作業ロールを使用して
いる場合に比較して、いずれの場合にも大きな板厚変動
が発生する。この傾向は大径作業ロールと小径作業ロー
ルの径が、直径比で1.5以上、特に2以上になると顕
著となるので、この悪影響を軽減するために作業ロール
径を1.5以上の直径比で切り換えた場合に、板厚制御
用のゲインおよびスタンド間張力制御用ゲインを切り換
えて圧延することにしたものである。
【0016】また、上述した板厚変動の大きさは、図6
および図7のグラフからも分かるように、金属帯の材質
種類によっても異なるので、圧延する金属帯の材質種類
をも考慮して、板厚制御用のゲインおよびスタンド間張
力制御用ゲインを切り換えて圧延するようにしたのであ
る。
【0017】また、圧延される鋼帯の形状制御を行うた
めに、サイドサポートロールで小径の作業ロールを略水
平方向に押圧変形させた場合には、スタンド間張力制御
の不感帯域幅が大きいと、サイドサポートロールの油圧
系統の追従性が悪くなり、目的どおりの形状制御ができ
なくなるので、スタンド間張力制御の不感帯域幅を1%
以内、好ましくは0とすることで、速やかにスタンド間
張力を修正制御させ、サイドサポートロールの油圧系統
の追従性を向上させて、目的どおりの形状制御ができる
ようにしたのである。
【0018】また、図6および図7のグラフから分かる
ように、金属帯の材質種類によっても板厚変動は異なる
が、それ以上に大径作業ロールから小径作業ロールに換
えるのに伴い、従来は圧下を変えても板厚変動の影響が
少ないとされていた最終スタンド(この場合は5番スタ
ンド)を含めて、小径作業ロール径に換えた場合は、板
厚変動に大きな影響がある。この傾向は作業ロールの直
径比が1.5以上異なると顕著となるので、直接小径作
業ロールを使用しているスタンドの圧延(ロールギャッ
プ、張力)をコントロールすることで、板厚変動を軽減
するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を説明
する。この実施の形態においては、全スタンドとも直径
が450〜550mmの大径作業ロールを使用している
5スタンド圧延機において、4番スタンドか5番スタン
ドまたは4番スタンドと5番スタンドの作業ロールを、
上記大径作業ロールから直径が180〜200mmの小
径作業ロールに切り替えて、金属帯を圧延するものであ
る。
【0020】図1は、5スタンド圧延機において、4番
スタンドと5番スタンドにのみ小径作業ロール22を配
置した場合の制御系統図である。図1において、符号1
は圧延される金属帯、2は大径作業ロール、3は支持ロ
ール、4は中間支持ロール、7は計算機、8は予測AG
C、10はモニタAGC、11は油圧圧下装置、12は
板厚計、13は荷重計、14はビスラAGC、15は張
力計、16はスタンド間張力制御装置、17は荷重一定
制御装置、22は小径作業ロールである。
【0021】なお、この制御系統図に基づく板厚制御お
よびスタンド間張力制御は従来と変わらないので、説明
は省略する。
【0022】表1は、上述の条件により、SPCC、S
US304およびSUS430と3つの材質の異なる金
属帯を圧延する場合に、1番から5番スタンドの各スタ
ンドにおけるモニタAGC10による板厚制御の制御ゲ
イン指数の好適例を示したものである。
【0023】これらの制御ゲイン指数は、全スタンドに
大径作業ロールを使用して圧延したときの板厚制御の制
御ゲインを100として指数表示したものであり、表1
中*印が本発明例である。
【0024】
【表1】
【0025】また、表2は、表1に対応したスタンド間
張力制御装置16の各スタンド間張力制御の制御ゲイン
指数の好適例を示したものである。
【0026】この場合も、これらの制御ゲイン指数は、
全スタンドに大径作業ロールを使用して圧延したときの
スタンド間張力制御装置16の制御ゲインを100とし
て指数表示したものであり、表1中*印が本発明例であ
る。
【0027】
【表2】
【0028】表1および表2に指数表示したゲインの設
定は、それぞれの値を計算機7に入力し、計算機7で選
択して指示する。なお、表1および表2の数値は、モニ
タAGC10による板厚制御の制御ゲインの変更および
スタンド間張力制御装置16による制御ゲインの変更に
適用するのみならず、予測AGC8にも計算機7により
選択指示してもよい。
【0029】次に、本発明の第二の実施の形態を説明す
る。この実施の形態は、第一の実施の形態に加えて、図
2の側面図に示すように、圧延される鋼帯の形状制御を
行うために、支持ロール3および中間支持ロール4に支
持され、金属帯1を圧延する小径作業ロール22が、中
間サポートロール5を介して、サポートロール6で略水
平方向に支持され、かつ水平方向に押圧変形している場
合である。この場合、スタンド間張力制御の不感帯域幅
が大きいと、サイドサポートロールの油圧系統の追従性
が悪くなり、形状制御性が悪くなるので、スタンド間張
力制御の不感帯域幅を1%以内、好ましくは0とするこ
とで、速やかにスタンド間張力を修正制御させ、サイド
サポートロールの油圧系統の追従性を向上させて、形状
制御性を向上させようとするものである。
【0030】表3にスタンド間張力制御の不感帯域幅設
定値の一例を示す。
【0031】
【表3】
【0032】表3における金属帯の材質と作業ロール径
との組み合わせは、表1および表2の場合と同じもので
あり、また同じように、大径作業ロールの直径を450
〜550mm、小径作業ロールの直径を180〜200
mmとしている。そして、スタンド間張力制御の不感帯
域幅は、大径作業ロールのみまたは一部にサポートロー
ルのない小径作業ロールを用いる場合を±5%とした相
対的な値で示している。
【0033】なお、当然のことながら、モニタAGC1
0による板厚制御装置の板厚制御ゲインは表1の値を、
スタンド間張力制御装置16によるスタンド間張力制御
ゲインは表2の値を用いる。
【0034】次に、本発明の第三の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第三の実施の形態を、小径作業ロー
ル22を5番スタンドにのみ使用した5スタンド圧延機
に適用した場合の制御系統図である。今まで使用してい
た5番スタンドの大径作業ロール2を、小径作業ロール
22(点線で示す)に切り換えるのに伴い、5番スタン
ドと入側スタンドである4番スタンドとの間のスタンド
間張力制御は、4、5番スタンド間に設けた張力計15
aからの張力信号を4、5番スタンド間張力を制御する
スタンド間張力制御装置16aに入力し、この信号に基
づきスタンド間張力制御装置16aから指令を発して、
4番スタンドのモータ9aの回転速度を変更することで
行い(図中の点線の回路)、かつ、5番スタンド出側の
板厚計12に基づくモニタ板厚制御10によるロールギ
ャップ調整は、5番スタンドのみに反映させるようにし
(図中の点線の回路)、更にモニタAGC10による板
厚制御ゲインおよびスタンド間張力制御装置16による
スタンド間張力制御ゲインを切り換えて圧延するように
している。
【0035】なお、図中、実線の回路は大径作業ロール
のみを使用した場合の制御回路を示している。
【0036】図4は本発明の第三の実施の形態の別の適
用例を示した制御系統図である。この場合、5スタンド
圧延機において、小径作業ロール22を4番スタンドと
5番スタンドに使用したものである。今まで使用してい
た4番および5番スタンドの大径作業ロール2を、小径
作業ロール22(点線で示す)に切り換えるのに伴い、
5番スタンドと入側スタンドである4番スタンドとの間
のスタンド間張力制御は、4、5番スタンド間に設けた
張力計15aからの張力信号を、4、5番スタンド間張
力を制御するスタンド間張力制御装置16aに入力し、
この信号に基づきスタンド間張力制御装置16aから指
令を発して、4番スタンドのモータ9aの回転速度を変
更することで行う(図中の点線の回路)。また、4番ス
タンドと入側スタンドである3番スタンドとの間のスタ
ンド間張力制御は、3、4番スタンド間に設けた張力計
15bからの張力信号を、3、4番スタンド間張力を制
御するスタンド間張力制御装置16bに入力し、この信
号に基づきスタンド間張力制御装置16bから指令を発
して、3番スタンドのモータ9bの回転速度を変更する
ことで行う(図中の点線の回路)。5番スタンド出側の
板厚計12に基づくモニタ板厚制御10によるロールギ
ャップ調整は、5番スタンドのみに反映させるようにし
(図中の点線の回路)、更にモニタAGC10による板
厚制御ゲインおよびスタンド間張力制御装置16による
スタンド間張力制御ゲインを切り換えて圧延するように
している。
【0037】なお、図中、実線の回路は大径作業ロール
のみを使用した場合の制御回路を示している。
【0038】表4は、図4に示した圧延機において、大
径作業ロール2の直径を450〜550mm、小径作業
ロール22の直径を180〜200mmとした場合の、
モニタAGC10による板厚制御装置の板厚制御ゲイン
の好ましい設定値の一例を示している。
【0039】
【表4】
【0040】表5は、表4の場合と同じ条件の圧延機に
おける、スタンド間張力制御装置16によるスタンド間
張力制御ゲインの好ましいの設定値の一例を示してい
る。
【0041】
【表5】
【0042】表4、表5とも、制御ゲインは大径作業ロ
ールのみを用いる場合の制御ゲインを100として指数
表示したものであり、表1中*印が本発明例である。
【0043】表1、表2と表4、表5とのゲイン設定値
の違いは、小径作業ロールに切り換えるのに伴い、小径
ロールに切り換えたスタンド(N番スタンド)とその前
のスタンド{(N−1)番スタンド}との間のスタンド
間張力制御は、(N−1)番スタンドスタンドのモータ
の回転速度の調整で変更し、かつ、N番スタンド出側の
板厚計に基づくモニタAGCによる板厚制御のロールギ
ャップ調整は、N番スタンドのみに反映させように制御
方式を変更することにより、小径作業ロールに切り換え
た場合の悪影響を低減させていることによる。
【0044】
【実施例】図5は、前述した小径作業ロールを4番およ
び5番スタンドに使用し、他のスタンドには前述した大
径作業ロールを使用した5スタンド圧延機で、各種の金
属帯を本発明の金属帯の圧延方法{第一の実施の形態
(実施例1)、第二の実施の形態(実施例2)および第
三の実施の形態(実施例3)}で圧延した場合の板厚精
度レンジ(%)を、全スタンド大径作業ロール(全スタ
ンド大径と略称する)の場合、および圧延機は上記条件
で制御ゲインおよび不感帯域幅の設定は全スタンド大径
作業ロールの場合と同じにして圧延した場合(従来技
術)と比較して示したグラフである。
【0045】なお、板厚制御ゲイン、スタンド間張力制
御ゲインおよび不感帯域幅の設定値は、それぞれの実施
の形態に対応して、表1から表5に示した値を使用し
た。
【0046】図5から明らかなように、本発明の各実施
例はいずれも従来技術に比べて非常に優れており、全ス
タンド大径作業ロールの圧延方法に比べても同等か、そ
れ以上の板厚精度が得られている。
【0047】なお、本発明の金属帯の圧延方法は、4段
圧延機や6段圧延機に限らず、ゼンジマーミルやクラス
ターミル等その他の多重圧延機にも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明は最大径の作業ロールと最小径の
作業ロールとのロール直径比が、1.5以上ある複数の
作業ロールを切り換え使用する圧延機で金属帯を圧延す
る場合に、板厚精度の優れた製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】5スタンド圧延機において、4番スタンドと5
番スタンドにのみ小径作業ロールを配置した場合の制御
系統図である。
【図2】小径作業ロールをサイドサポートロールで支持
する形式の圧延スタンドの側面図である。
【図3】本発明の金属帯の圧延方法を適用した圧延機の
制御系統図である。
【図4】本発明の金属帯の圧延方法を適用した他の圧延
機の制御系統図である。
【図5】本発明の金属帯の圧延方法を実施したときの板
厚精度レンジ(%)を示すグラフである。
【図6】5スタンド圧延機における1番スタンドと5番
スタンドのギャップを変化させた時に、5番スタンド出
側の板厚がどのように変化するかを作業ロールの径と金
属帯の材質種類とで整理して示したグラフである。
【図7】5スタンド圧延機における1番スタンドの速度
を1%変化させた時に、5番スタンド出側の板厚がどの
ように変化するかを作業ロールの径と金属帯の材質種類
とで整理して示したグラフである。
【符号の説明】
1 金属帯 2 大径作業ロール 3 支持ロール 4 中間支持ロール 5 中間サポートロール 6 サポートロール 7 計算機 8 予測AGC 9 ミルモータ 10 モニタAGC 11 油圧圧下装置 12 板厚計 13 荷重計 14 ビスラAGC 15 張力計 16 スタンド間張力制御装置 17 荷重一定制御装置 22 小径作業ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−212411(JP,A) 特開 昭56−33112(JP,A) 特開 昭57−127518(JP,A) 特開 平6−114427(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/00 - 11/00 B21B 29/00 B21B 37/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚制御装置とスタンド間張力制御装置
    を備え、かつ作業ロールが直径比で1.5以上ある大径
    ロールと小径ロールとに切り替え可能な圧延機による金
    属帯の圧延方法において、前記 作業ロールに前記小径ロールを用いる場合には、
    なくとも前記小径ロールを用いるスタンドの板厚制御ゲ
    インおよび前記スタンド入側のスタンド間張力制御ゲイ
    ンを、前記大径ロールを用いる場合よりも減少するとと
    もに、 前記小径ロールがサイドサポートロールで略水平方向に
    支持され、かつ水平方向に押圧変形されている場合に
    は、そのスタンド入側のスタンド間張力制御の不感帯域
    幅を1%以内と することを特徴とする金属帯の圧延方
    法。
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