JP3355355B2 - プリント基板の搬送装置 - Google Patents
プリント基板の搬送装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板製造ライン
でプリント基板を搬送する際に用いて好適なプリント基
板の搬送装置に関する。
でプリント基板を搬送する際に用いて好適なプリント基
板の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の単位プリント基板が一体となった
多面取り基板をカッターに対して移動させ、この多面取
り基板から複数の単位プリント基板をカッティングする
ようにしたプリント基板のカッティング装置は知られて
おり、本出願人も既に特開平5−63333号公報で提
案している。同公報開示のカッティング装置は多面取り
基板に予め形成したV溝(カッティングライン)に対し
て、さらに、カッターにより厚さが略0.1〜0.2m
mとなる切離溝を切削形成するものであり、これによ
り、切離溝を容易に破断して各単位プリント基板を分離
できる。
多面取り基板をカッターに対して移動させ、この多面取
り基板から複数の単位プリント基板をカッティングする
ようにしたプリント基板のカッティング装置は知られて
おり、本出願人も既に特開平5−63333号公報で提
案している。同公報開示のカッティング装置は多面取り
基板に予め形成したV溝(カッティングライン)に対し
て、さらに、カッターにより厚さが略0.1〜0.2m
mとなる切離溝を切削形成するものであり、これによ
り、切離溝を容易に破断して各単位プリント基板を分離
できる。
【0003】ところで、カッティングの終了した多面取
り基板は、所定の搬送装置を用いてプリント基板製造ラ
インの次工程に搬送される。
り基板は、所定の搬送装置を用いてプリント基板製造ラ
インの次工程に搬送される。
【0004】従来、このような目的で用いられる搬送装
置は、多面取り基板の下方に、水平部及びこの水平部か
ら直角方向に突出する係止部を有する搬送部材を配する
とともに、この搬送部材を搬送駆動部により搬送方向又
は復帰方向に反復移動させて、多面取り基板を順次搬送
していた。この場合、搬送開始位置側では電磁プランジ
ャ等のアクチュエータにより係止部を起立位置に移動さ
せ、かつ搬送部材を搬送方向に移動させることにより、
係止部に係止するプリント基板を搬送するとともに、搬
送終了位置側では電磁プランジャ等のアクチュエータに
より係止部を傾倒位置に移動させ、かつ搬送部材を復帰
方向に移動させることにより、搬送開始位置へ戻してい
た。
置は、多面取り基板の下方に、水平部及びこの水平部か
ら直角方向に突出する係止部を有する搬送部材を配する
とともに、この搬送部材を搬送駆動部により搬送方向又
は復帰方向に反復移動させて、多面取り基板を順次搬送
していた。この場合、搬送開始位置側では電磁プランジ
ャ等のアクチュエータにより係止部を起立位置に移動さ
せ、かつ搬送部材を搬送方向に移動させることにより、
係止部に係止するプリント基板を搬送するとともに、搬
送終了位置側では電磁プランジャ等のアクチュエータに
より係止部を傾倒位置に移動させ、かつ搬送部材を復帰
方向に移動させることにより、搬送開始位置へ戻してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリント基板
を搬送する上述した従来の搬送装置は次のような問題点
があった。
を搬送する上述した従来の搬送装置は次のような問題点
があった。
【0006】第一に、係止部の起立動作又は傾倒動作は
電磁プランジャ等のアクチュエータを用いて行っていた
ため、部品点数が増加し、構造の複雑化及び大幅なコス
トアップを招く。
電磁プランジャ等のアクチュエータを用いて行っていた
ため、部品点数が増加し、構造の複雑化及び大幅なコス
トアップを招く。
【0007】第二に、多面取り基板は部品が実装され、
しかも、多数の切離溝が形成されていることから、自重
により下方に撓みやすい。このため、この撓みが大きい
場合や部品の種類等によっては、搬送時に部品等が他の
部位に当たる虞れがあり、円滑かつ確実な搬送を保証で
きない。
しかも、多数の切離溝が形成されていることから、自重
により下方に撓みやすい。このため、この撓みが大きい
場合や部品の種類等によっては、搬送時に部品等が他の
部位に当たる虞れがあり、円滑かつ確実な搬送を保証で
きない。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、部品点数の削減により構造
の簡略化及び大幅なコストダウンを図れるとともに、基
板の撓みを防止して円滑かつ確実な搬送を保証できるプ
リント基板の搬送装置の提供を目的とする。
課題を解決したものであり、部品点数の削減により構造
の簡略化及び大幅なコストダウンを図れるとともに、基
板の撓みを防止して円滑かつ確実な搬送を保証できるプ
リント基板の搬送装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はプリント基板、
具体的には切離溝Spが形成された多面取り基板Pの下
方に、水平部3及びこの水平部3から直角方向に突出す
る係止部4を有する搬送部材2を配するとともに、搬送
開始位置Zs側で係止部4を起立位置Zpに移動させ、
かつ搬送部材2を搬送方向Htに移動させることによ
り、係止部4に係止する多面取り基板Pを搬送し、搬送
終了位置Ze側で係止部4を傾倒位置Zfに移動させ、
かつ搬送部材2を復帰方向Hrに移動させる搬送駆動部
5を備えてなるプリント基板の搬送装置1を構成するに
際して、特に、搬送部材2の水平部3から直角方向に突
出させて設けた従動子部6と、搬送終了位置Ze側に設
けることにより、搬送方向Htに移動する従動子部6に
当接し、かつ従動子部6を変位させて係止部4を傾倒位
置Zfに移動させるカム面7cを有する前側カムブロッ
ク7と、搬送開始位置Zs側に設けることにより、復帰
方向Hrに移動する従動子部6に当接し、かつ従動子部
6を変位させて係止部4を起立位置Zpに移動させるカ
ム面8cを有する後側カムブロック8を備えることを特
徴とする。
具体的には切離溝Spが形成された多面取り基板Pの下
方に、水平部3及びこの水平部3から直角方向に突出す
る係止部4を有する搬送部材2を配するとともに、搬送
開始位置Zs側で係止部4を起立位置Zpに移動させ、
かつ搬送部材2を搬送方向Htに移動させることによ
り、係止部4に係止する多面取り基板Pを搬送し、搬送
終了位置Ze側で係止部4を傾倒位置Zfに移動させ、
かつ搬送部材2を復帰方向Hrに移動させる搬送駆動部
5を備えてなるプリント基板の搬送装置1を構成するに
際して、特に、搬送部材2の水平部3から直角方向に突
出させて設けた従動子部6と、搬送終了位置Ze側に設
けることにより、搬送方向Htに移動する従動子部6に
当接し、かつ従動子部6を変位させて係止部4を傾倒位
置Zfに移動させるカム面7cを有する前側カムブロッ
ク7と、搬送開始位置Zs側に設けることにより、復帰
方向Hrに移動する従動子部6に当接し、かつ従動子部
6を変位させて係止部4を起立位置Zpに移動させるカ
ム面8cを有する後側カムブロック8を備えることを特
徴とする。
【0010】この場合、最適な実施形態により、水平部
3には多面取り基板Pの下面に当接して当該多面取り基
板Pを支持する一又は二以上の支持ピン9…を設けると
ともに、当該水平部3に対する支持ピン9…の位置を変
更調節可能な位置調節部10…を設ける。また、係止部
4の起立位置Zpと傾倒位置Zfの中間位置に対応する
従動子部6の中間位置Zmで座屈点を有し、かつ従動子
部6を当該座屈点を境にして係止部4の起立方向又は傾
倒方向に付勢するスプリング11を設ける。
3には多面取り基板Pの下面に当接して当該多面取り基
板Pを支持する一又は二以上の支持ピン9…を設けると
ともに、当該水平部3に対する支持ピン9…の位置を変
更調節可能な位置調節部10…を設ける。また、係止部
4の起立位置Zpと傾倒位置Zfの中間位置に対応する
従動子部6の中間位置Zmで座屈点を有し、かつ従動子
部6を当該座屈点を境にして係止部4の起立方向又は傾
倒方向に付勢するスプリング11を設ける。
【0011】
【作用】本発明に係るプリント基板の搬送装置1によれ
ば、搬送開始時には、搬送部材2の係止部4が起立位置
Zpに移動しているため、搬送駆動部5によって搬送部
材2を搬送方向Htに移動させることにより、係止部4
は多面取り基板(プリント基板)Pの後端部に係止し、
多面取り基板Pは搬送方向Htに搬送される。この際、
水平部3の所定位置には支持ピン9…を備えるため、支
持ピン9…は多面取り基板Pの下面、特に、部品の存在
しない面に当接して当該多面取り基板Pを支持する。こ
れにより、切離溝Spが形成された多面取り基板Pの下
方への撓みが防止される。なお、この場合、多面取り基
板Pの種類等に対応して、部品の存在しない面に支持ピ
ン9…が当接するように、位置調節部10…により水平
部3に対する支持ピン9…の位置を変更調節することが
できる。
ば、搬送開始時には、搬送部材2の係止部4が起立位置
Zpに移動しているため、搬送駆動部5によって搬送部
材2を搬送方向Htに移動させることにより、係止部4
は多面取り基板(プリント基板)Pの後端部に係止し、
多面取り基板Pは搬送方向Htに搬送される。この際、
水平部3の所定位置には支持ピン9…を備えるため、支
持ピン9…は多面取り基板Pの下面、特に、部品の存在
しない面に当接して当該多面取り基板Pを支持する。こ
れにより、切離溝Spが形成された多面取り基板Pの下
方への撓みが防止される。なお、この場合、多面取り基
板Pの種類等に対応して、部品の存在しない面に支持ピ
ン9…が当接するように、位置調節部10…により水平
部3に対する支持ピン9…の位置を変更調節することが
できる。
【0012】また、搬送部材2が搬送終了位置Zeに近
付いた際には、搬送部材2に備える従動子部6が前側カ
ムブロック7におけるカム面7cに当接するとともに、
搬送部材2の移動に従って従動子部6はカム面7cに沿
いつつ変位し、従動子部6は係止部4の傾倒位置Zfに
機械的に移動せしめられる。この場合、スプリング11
は従動子部6の中間位置Zmに達したときに座屈点に達
するため、従動子部6、さらに、係止部4はスプリング
11の付勢作用によって傾倒位置Zfまで移動せしめら
れるとともに、多面取り基板Pとの係止が解除される。
よって、搬送部材2が搬送終了位置Zeに達した際に、
係止部4は自動的に傾倒位置Zfにセットされる。な
お、この際、同時に支持ピン9…も傾倒する。
付いた際には、搬送部材2に備える従動子部6が前側カ
ムブロック7におけるカム面7cに当接するとともに、
搬送部材2の移動に従って従動子部6はカム面7cに沿
いつつ変位し、従動子部6は係止部4の傾倒位置Zfに
機械的に移動せしめられる。この場合、スプリング11
は従動子部6の中間位置Zmに達したときに座屈点に達
するため、従動子部6、さらに、係止部4はスプリング
11の付勢作用によって傾倒位置Zfまで移動せしめら
れるとともに、多面取り基板Pとの係止が解除される。
よって、搬送部材2が搬送終了位置Zeに達した際に、
係止部4は自動的に傾倒位置Zfにセットされる。な
お、この際、同時に支持ピン9…も傾倒する。
【0013】他方、この状態から搬送駆動部5によって
搬送部材2を復帰方向Hrに移動させれば、搬送部材2
は搬送開始位置Zs側に戻される。そして、搬送部材2
が搬送開始位置Zsに近付いた際には、従動子部6が後
側カムブロック8におけるカム面8cに当接するととも
に、搬送部材2の移動に従って従動子部6はカム面8c
に沿いつつ変位し、従動子部6は係止部4の起立位置Z
pに機械的に移動せしめられる。この場合、スプリング
11は従動子部6の中間位置Zmに達したときに座屈点
に達するため、従動子部6、さらに、係止部4はスプリ
ング11の付勢作用によって起立位置Zpまで移動せし
められるとともに、次に搬送する多面取り基板Pに対し
て係止可能となる。よって、搬送部材2が搬送開始位置
Zsに達した際に、係止部4は自動的に起立位置Zpに
セットされる。なお、この際、同時に支持ピン9…も起
立する。
搬送部材2を復帰方向Hrに移動させれば、搬送部材2
は搬送開始位置Zs側に戻される。そして、搬送部材2
が搬送開始位置Zsに近付いた際には、従動子部6が後
側カムブロック8におけるカム面8cに当接するととも
に、搬送部材2の移動に従って従動子部6はカム面8c
に沿いつつ変位し、従動子部6は係止部4の起立位置Z
pに機械的に移動せしめられる。この場合、スプリング
11は従動子部6の中間位置Zmに達したときに座屈点
に達するため、従動子部6、さらに、係止部4はスプリ
ング11の付勢作用によって起立位置Zpまで移動せし
められるとともに、次に搬送する多面取り基板Pに対し
て係止可能となる。よって、搬送部材2が搬送開始位置
Zsに達した際に、係止部4は自動的に起立位置Zpに
セットされる。なお、この際、同時に支持ピン9…も起
立する。
【0014】このように、係止部4の起立動作又は傾倒
動作に対しては、電磁プランジャ等のアクチュエータは
不要となり、部品点数の削減及び構造の簡略化が図られ
る。また、多面取り基板Pの撓みも支持ピン9…により
確実に防止されるため、搬送時に部品等が他の部位に当
たる虞れはなくなる。
動作に対しては、電磁プランジャ等のアクチュエータは
不要となり、部品点数の削減及び構造の簡略化が図られ
る。また、多面取り基板Pの撓みも支持ピン9…により
確実に防止されるため、搬送時に部品等が他の部位に当
たる虞れはなくなる。
【0015】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
面に基づき詳細に説明する。
【0016】まず、本実施例に係る搬送装置1の構成に
ついて、図1〜図7を参照して説明する。
ついて、図1〜図7を参照して説明する。
【0017】図3中、20はライン基部であり、このラ
イン基部20上には搬送装置1を配設する。また、50
p、50qは左右に離間して配したベルトコンベアであ
り、搬送装置1により搬送される仮想線で示す多面取り
基板Pを次工程における目的の場所まで搬送する。な
お、51はベルトコンベア50qの位置調節機構であ
る。一方、多面取り基板Pは複数の単位プリント基板P
a、Pb…が一体となっており、各単位プリント基板P
a、Pb…間には切離溝Spが形成されている。そし
て、図3に示す多面取り基板Pは搬送開始前の位置にあ
り、この位置では多面取り基板Pの両側は、左右に離間
して配した不図示のガイドレールに設けたガイド溝(基
板保持溝)によってスライド自在に支持されている。さ
らに、図3に示す多面取り基板Pの下方位置には不図示
のカッティング装置が配設されており、多面取り基板P
は不図示の基板移動機構部によってX−Y方向に移動制
御されるとともに、カッターによって切離溝Spが切削
形成される。
イン基部20上には搬送装置1を配設する。また、50
p、50qは左右に離間して配したベルトコンベアであ
り、搬送装置1により搬送される仮想線で示す多面取り
基板Pを次工程における目的の場所まで搬送する。な
お、51はベルトコンベア50qの位置調節機構であ
る。一方、多面取り基板Pは複数の単位プリント基板P
a、Pb…が一体となっており、各単位プリント基板P
a、Pb…間には切離溝Spが形成されている。そし
て、図3に示す多面取り基板Pは搬送開始前の位置にあ
り、この位置では多面取り基板Pの両側は、左右に離間
して配した不図示のガイドレールに設けたガイド溝(基
板保持溝)によってスライド自在に支持されている。さ
らに、図3に示す多面取り基板Pの下方位置には不図示
のカッティング装置が配設されており、多面取り基板P
は不図示の基板移動機構部によってX−Y方向に移動制
御されるとともに、カッターによって切離溝Spが切削
形成される。
【0018】一方、搬送装置1において、21はライン
基部20上に設置したロッドレスエアシリンダ、22は
ライン基部20上に設置し、かつロッドレスエアシリン
ダに対し離間位置に平行に配したガイドロッドであり、
このロッドレスエアシリンダ21の可動部にはジョイン
トプレート23の下面を取付けるとともに、ジョイント
プレート23の下面は、さらに、ガイドロッド22に対
してスライド自在に装填する。これにより、ジョイント
プレート23はロッドレスエアシリンダ21によって搬
送方向Ht又は復帰方向Hrに移動せしめられる。
基部20上に設置したロッドレスエアシリンダ、22は
ライン基部20上に設置し、かつロッドレスエアシリン
ダに対し離間位置に平行に配したガイドロッドであり、
このロッドレスエアシリンダ21の可動部にはジョイン
トプレート23の下面を取付けるとともに、ジョイント
プレート23の下面は、さらに、ガイドロッド22に対
してスライド自在に装填する。これにより、ジョイント
プレート23はロッドレスエアシリンダ21によって搬
送方向Ht又は復帰方向Hrに移動せしめられる。
【0019】また、ジョイントプレート23の下面には
エアシリンダ24を固定する。エアシリンダ24の可動
ロッド24rは復帰方向Hr側に向け、その先端には可
動ブロック25を結合する。可動ブロック25には図2
に示すように、アーム26、27を介して水平方向に離
間した後支持ブロック28を取付けるとともに、スプリ
ング支持プレート29を取付ける。さらにまた、ジョイ
ントプレート23の上面には図3に示すように、前支持
ブロック30を固定する。なお、ロッドレスエアシリン
ダ21及びエアシリンダ24は搬送駆動部5を構成す
る。
エアシリンダ24を固定する。エアシリンダ24の可動
ロッド24rは復帰方向Hr側に向け、その先端には可
動ブロック25を結合する。可動ブロック25には図2
に示すように、アーム26、27を介して水平方向に離
間した後支持ブロック28を取付けるとともに、スプリ
ング支持プレート29を取付ける。さらにまた、ジョイ
ントプレート23の上面には図3に示すように、前支持
ブロック30を固定する。なお、ロッドレスエアシリン
ダ21及びエアシリンダ24は搬送駆動部5を構成す
る。
【0020】他方、2は搬送部材であり、水平部3及び
この水平部3から直角方向に突出する係止部4を備え
る。水平部3はパイプ部材3pにより構成し、このパイ
プ部材3pは前述した後支持ブロック28及び前支持ブ
ロック30により軸方向に位置規制された状態で回動自
在に支持される。また、パイプ部材3pには図2及び図
4に示すように、軸方向に沿ったスリット31を形成
し、内部に円柱状をなす一又は二以上の固定ナット部材
32を変位可能に挿入する。そして、一端にボルト部3
3を有する円柱状に形成した一又は二以上の支持ピン9
を用意し、ボルト部33をスリット31の外側からパイ
プ部材3pの内部に挿入し、固定ナット部材32に螺着
する。これにより、支持ピン9は位置調節部10を介し
てパイプ部材3pに設けられることになる。よって、固
定ナット部材32に対してボルト部33を緩めれば、支
持ピン9を任意の位置へ移動できるとともに、ボルト部
33を締め付ければ、支持ピン9をパイプ部材3pに固
定することができ、支持ピン9はパイプ部材3pの所定
位置から直角方向に突出する。なお、支持ピン9は多面
取り基板Pの搬送時に上方に起立し、多面取り基板Pの
下面を支持することにより多面取り基板Pの下方への撓
みを防止する機能を有するため、支持ピン9の長さはこ
の機能を考慮して選定する。
この水平部3から直角方向に突出する係止部4を備え
る。水平部3はパイプ部材3pにより構成し、このパイ
プ部材3pは前述した後支持ブロック28及び前支持ブ
ロック30により軸方向に位置規制された状態で回動自
在に支持される。また、パイプ部材3pには図2及び図
4に示すように、軸方向に沿ったスリット31を形成
し、内部に円柱状をなす一又は二以上の固定ナット部材
32を変位可能に挿入する。そして、一端にボルト部3
3を有する円柱状に形成した一又は二以上の支持ピン9
を用意し、ボルト部33をスリット31の外側からパイ
プ部材3pの内部に挿入し、固定ナット部材32に螺着
する。これにより、支持ピン9は位置調節部10を介し
てパイプ部材3pに設けられることになる。よって、固
定ナット部材32に対してボルト部33を緩めれば、支
持ピン9を任意の位置へ移動できるとともに、ボルト部
33を締め付ければ、支持ピン9をパイプ部材3pに固
定することができ、支持ピン9はパイプ部材3pの所定
位置から直角方向に突出する。なお、支持ピン9は多面
取り基板Pの搬送時に上方に起立し、多面取り基板Pの
下面を支持することにより多面取り基板Pの下方への撓
みを防止する機能を有するため、支持ピン9の長さはこ
の機能を考慮して選定する。
【0021】また、パイプ部材3pにおける復帰方向H
r側の端部付近には係止部4を構成する係止ピン4pを
直角方向に突出させて固定する。この係止ピン4pの突
出方向は支持ピン9の突出方向に一致する。
r側の端部付近には係止部4を構成する係止ピン4pを
直角方向に突出させて固定する。この係止ピン4pの突
出方向は支持ピン9の突出方向に一致する。
【0022】さらにまた、パイプ部材3pにおける復帰
方向Hr側の端部には従動子部6を固定する。この従動
子部6はパイプ部材3pから直角方向に突出するも、そ
の突出方向は係止ピン4pの突出方向に対して180°
反対方向となる。一方、前述したスプリング支持プレー
ト29の先端は従動子部6の端面に対向する位置まで延
設し、このスプリング支持プレート29に設けたスプリ
ング掛止ピン29cと従動子部6に設けたスプリング掛
止ピン6c間にスプリング11を架設する。この場合、
図6に示すように、スプリング11が係止ピン4pの起
立位置Zpと傾倒位置Zfの中間位置に対応する従動子
部6の中間位置Zmで座屈点を有し、かつこの座屈点を
境にして従動子部6を係止ピン4pの起立方向又は傾倒
方向に付勢するように、スプリング掛止ピン29cの位
置を選定する。
方向Hr側の端部には従動子部6を固定する。この従動
子部6はパイプ部材3pから直角方向に突出するも、そ
の突出方向は係止ピン4pの突出方向に対して180°
反対方向となる。一方、前述したスプリング支持プレー
ト29の先端は従動子部6の端面に対向する位置まで延
設し、このスプリング支持プレート29に設けたスプリ
ング掛止ピン29cと従動子部6に設けたスプリング掛
止ピン6c間にスプリング11を架設する。この場合、
図6に示すように、スプリング11が係止ピン4pの起
立位置Zpと傾倒位置Zfの中間位置に対応する従動子
部6の中間位置Zmで座屈点を有し、かつこの座屈点を
境にして従動子部6を係止ピン4pの起立方向又は傾倒
方向に付勢するように、スプリング掛止ピン29cの位
置を選定する。
【0023】一方、搬送終了位置Ze側には前側カムブ
ロック7を設ける。前側カムブロック7は図5に示すよ
うに直方体ブロックを傾斜面でカットし、カム面7cを
形成する。このカム面7cの形状は、搬送方向Htに移
動する従動子部6が当接するとともに、従動子部6の移
動に従って従動子部6を回動変位させ、これにより、係
止ピン4pを傾倒位置Zfに移動させる形状を選定す
る。
ロック7を設ける。前側カムブロック7は図5に示すよ
うに直方体ブロックを傾斜面でカットし、カム面7cを
形成する。このカム面7cの形状は、搬送方向Htに移
動する従動子部6が当接するとともに、従動子部6の移
動に従って従動子部6を回動変位させ、これにより、係
止ピン4pを傾倒位置Zfに移動させる形状を選定す
る。
【0024】また、搬送開始位置Zs側には後側カムブ
ロック8を設ける。後側カムブロック8は図5に示すよ
うに直方体ブロックを傾斜面でカットし、カム面8cを
形成するとともに、ベースブロック35の上に固定して
取付ける。このカム面8cの形状は、復帰方向Hrに移
動する従動子部6が当接するとともに、従動子部6の移
動に従って従動子部6を回動変位させ、これにより、係
止ピン4pを起立位置Zpに移動させる形状を選定す
る。
ロック8を設ける。後側カムブロック8は図5に示すよ
うに直方体ブロックを傾斜面でカットし、カム面8cを
形成するとともに、ベースブロック35の上に固定して
取付ける。このカム面8cの形状は、復帰方向Hrに移
動する従動子部6が当接するとともに、従動子部6の移
動に従って従動子部6を回動変位させ、これにより、係
止ピン4pを起立位置Zpに移動させる形状を選定す
る。
【0025】次に、本実施例に係る搬送装置1の機能及
び動作について、各図を参照して説明する。
び動作について、各図を参照して説明する。
【0026】まず、搬送開始時には、搬送部材2の係止
ピン4pが起立位置Zpに移動しているため、搬送駆動
部5、即ち、エアシリンダ24及びロッドレスエアシリ
ンダ21を作動させることによって搬送部材2を搬送方
向Htに移動させる。これにより、係止ピン4pは多面
取り基板Pの後端部に係止し、多面取り基板Pは搬送方
向Htに搬送される。この際、パイプ部材3pの所定位
置には支持ピン9…を備えるため、図1に示すように、
支持ピン9…は多面取り基板Pの下面、特に、部品の存
在しない面に当接して当該多面取り基板Pを支持する。
これにより、切離溝Spが形成された多面取り基板Pの
下方への撓みが防止される。なお、この場合、多面取り
基板Pの種類等に対応して、部品の存在しない面に支持
ピン9…が当接するように、位置調節部10…によりパ
イプ部材3pに対する支持ピン9…の位置を変更調節す
る。
ピン4pが起立位置Zpに移動しているため、搬送駆動
部5、即ち、エアシリンダ24及びロッドレスエアシリ
ンダ21を作動させることによって搬送部材2を搬送方
向Htに移動させる。これにより、係止ピン4pは多面
取り基板Pの後端部に係止し、多面取り基板Pは搬送方
向Htに搬送される。この際、パイプ部材3pの所定位
置には支持ピン9…を備えるため、図1に示すように、
支持ピン9…は多面取り基板Pの下面、特に、部品の存
在しない面に当接して当該多面取り基板Pを支持する。
これにより、切離溝Spが形成された多面取り基板Pの
下方への撓みが防止される。なお、この場合、多面取り
基板Pの種類等に対応して、部品の存在しない面に支持
ピン9…が当接するように、位置調節部10…によりパ
イプ部材3pに対する支持ピン9…の位置を変更調節す
る。
【0027】また、搬送部材2が搬送終了位置Zeに近
付いた際には、図6に示すように、搬送部材2に備える
従動子部6が前側カムブロック7におけるカム面7cに
当接するとともに、搬送部材2の移動に従って従動子部
6はカム面7cに沿いつつ矢印Hfの方向に変位し、従
動子部6は係止ピン4pの傾倒位置Zfに機械的に移動
せしめられる。この場合、スプリング11は従動子部6
の中間位置Zmに達したときに座屈点に達するため、従
動子部6、さらに、係止ピン4pはスプリング11の付
勢作用によって傾倒位置Zfまで移動せしめられるとと
もに、多面取り基板Pとの係止が解除される。よって、
搬送部材2が搬送終了位置Zeに達した際に、係止ピン
4pは自動的に傾倒位置Zfにセットされる。なお、こ
の際、同時に支持ピン9…も傾倒する。図1及び図2に
おいて、実線は搬送開始位置Zs、仮想線は搬送終了位
置Zeを示す。また、多面取り基板Pはベルトコンベア
50p、50q上に載せられ、次工程に搬送される。
付いた際には、図6に示すように、搬送部材2に備える
従動子部6が前側カムブロック7におけるカム面7cに
当接するとともに、搬送部材2の移動に従って従動子部
6はカム面7cに沿いつつ矢印Hfの方向に変位し、従
動子部6は係止ピン4pの傾倒位置Zfに機械的に移動
せしめられる。この場合、スプリング11は従動子部6
の中間位置Zmに達したときに座屈点に達するため、従
動子部6、さらに、係止ピン4pはスプリング11の付
勢作用によって傾倒位置Zfまで移動せしめられるとと
もに、多面取り基板Pとの係止が解除される。よって、
搬送部材2が搬送終了位置Zeに達した際に、係止ピン
4pは自動的に傾倒位置Zfにセットされる。なお、こ
の際、同時に支持ピン9…も傾倒する。図1及び図2に
おいて、実線は搬送開始位置Zs、仮想線は搬送終了位
置Zeを示す。また、多面取り基板Pはベルトコンベア
50p、50q上に載せられ、次工程に搬送される。
【0028】他方、この状態からエアシリンダ24及び
ロッドレスエアシリンダ21を作動させることによって
搬送部材2を復帰方向Hrに移動させれば、搬送部材2
は搬送開始位置Zs側に戻される。そして、搬送部材2
が搬送開始位置Zsに近付いた際には、図7に示すよう
に、従動子部6が後側カムブロック8におけるカム面8
cに当接するとともに、搬送部材2の移動に従って従動
子部6はカム面8cに沿いつつ矢印Hpの方向に変位
し、従動子部6は係止ピン4pの起立位置Zpに機械的
に移動せしめられる。この場合、スプリング11は従動
子部6の中間位置Zmに達したときに座屈点に達するた
め、従動子部6、さらに、係止ピン4pはスプリング1
1の付勢作用によって起立位置Zpまで移動せしめられ
るとともに、次に搬送する多面取り基板Pに対して係止
可能となる。よって、搬送部材2が搬送開始位置Zsに
達した際に、係止ピン4pは自動的に起立位置Zpにセ
ットされる。なお、この際、同時に支持ピン9…も起立
する。
ロッドレスエアシリンダ21を作動させることによって
搬送部材2を復帰方向Hrに移動させれば、搬送部材2
は搬送開始位置Zs側に戻される。そして、搬送部材2
が搬送開始位置Zsに近付いた際には、図7に示すよう
に、従動子部6が後側カムブロック8におけるカム面8
cに当接するとともに、搬送部材2の移動に従って従動
子部6はカム面8cに沿いつつ矢印Hpの方向に変位
し、従動子部6は係止ピン4pの起立位置Zpに機械的
に移動せしめられる。この場合、スプリング11は従動
子部6の中間位置Zmに達したときに座屈点に達するた
め、従動子部6、さらに、係止ピン4pはスプリング1
1の付勢作用によって起立位置Zpまで移動せしめられ
るとともに、次に搬送する多面取り基板Pに対して係止
可能となる。よって、搬送部材2が搬送開始位置Zsに
達した際に、係止ピン4pは自動的に起立位置Zpにセ
ットされる。なお、この際、同時に支持ピン9…も起立
する。
【0029】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成、形状、数量等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更できる。
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成、形状、数量等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更できる。
【0030】
【発明の効果】このように、本発明はプリント基板の下
方に、水平部及びこの水平部から直角方向に突出する係
止部を有する搬送部材を配するとともに、搬送開始位置
側で係止部を起立位置に移動させ、かつ搬送部材を搬送
方向に移動させることにより、係止部に係止するプリン
ト基板を搬送し、搬送終了位置側で係止部を傾倒位置に
移動させ、かつ搬送部材を復帰方向に移動させる搬送駆
動部を備えるプリント基板の搬送装置において、搬送部
材の水平部から直角方向に突出させて設けた従動子部
と、搬送終了位置側に設けることにより、搬送方向に移
動する従動子部に当接し、かつこの従動子部を変位させ
て係止部を傾倒位置に移動させるカム面を有する前側カ
ムブロックと、搬送開始位置側に設けることにより、復
帰方向に移動する従動子部に当接し、かつこの従動子部
を変位させて係止部を起立位置に移動させるカム面を有
する後側カムブロックとを備えるため、次のような顕著
な効果を奏する。
方に、水平部及びこの水平部から直角方向に突出する係
止部を有する搬送部材を配するとともに、搬送開始位置
側で係止部を起立位置に移動させ、かつ搬送部材を搬送
方向に移動させることにより、係止部に係止するプリン
ト基板を搬送し、搬送終了位置側で係止部を傾倒位置に
移動させ、かつ搬送部材を復帰方向に移動させる搬送駆
動部を備えるプリント基板の搬送装置において、搬送部
材の水平部から直角方向に突出させて設けた従動子部
と、搬送終了位置側に設けることにより、搬送方向に移
動する従動子部に当接し、かつこの従動子部を変位させ
て係止部を傾倒位置に移動させるカム面を有する前側カ
ムブロックと、搬送開始位置側に設けることにより、復
帰方向に移動する従動子部に当接し、かつこの従動子部
を変位させて係止部を起立位置に移動させるカム面を有
する後側カムブロックとを備えるため、次のような顕著
な効果を奏する。
【0031】 係止部の起立動作又は傾倒動作に対す
る電磁プランジャ等のアクチュエータが不要になるた
め、部品点数の削減及び構造の簡略化により、大幅なコ
ストダウンを図れる。
る電磁プランジャ等のアクチュエータが不要になるた
め、部品点数の削減及び構造の簡略化により、大幅なコ
ストダウンを図れる。
【0032】 搬送部材の水平部を利用して支持ピン
を設けることにより、多面取り基板の撓みを防止し、搬
送時に部品等が他の部位に当たる弊害を防止できるた
め、プリント基板の円滑かつ確実な搬送を保証できる。
を設けることにより、多面取り基板の撓みを防止し、搬
送時に部品等が他の部位に当たる弊害を防止できるた
め、プリント基板の円滑かつ確実な搬送を保証できる。
【図1】本発明に係る搬送装置の一部を原理的に示す側
面構成図、
面構成図、
【図2】同搬送装置の一部を原理的に示す平面構成図、
【図3】同搬送装置の斜視図、
【図4】同搬送装置における支持ピン付近の一部断面側
面構成図、
面構成図、
【図5】同搬送装置におけるカムブロックの斜視図、
【図6】同搬送装置における前側カムブロックを後側か
ら見た作用説明図、
ら見た作用説明図、
【図7】同搬送装置における後側カムブロックを後側か
ら見た作用説明図、
ら見た作用説明図、
1 搬送装置 2 搬送部材 3 水平部 4 係止部 5 搬送駆動部 6 従動子部 7 前側カムブロック 7c カム面 8 後側カムブロック 8c カム面 9 支持ピン 10 位置調節部 11 スプリング Sp 切離溝 P 多面取り基板(プリント基板) Zs 搬送開始位置 Ze 搬送終了位置 Zp 起立位置 Zf 傾倒位置 Zm 中間位置 Ht 搬送方向 Hr 復帰方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−57170(JP,A) 特開 平1−207996(JP,A) 実開 昭63−68465(JP,U) 実開 平2−86929(JP,U) 実開 昭62−133530(JP,U) 実開 昭56−72829(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02 B65G 47/82
Claims (5)
- 【請求項1】 プリント基板の下方に、水平部及びこの
水平部から直角方向に突出する係止部を有する搬送部材
を配するとともに、搬送開始位置側で前記係止部を起立
位置に移動させ、かつ前記搬送部材を搬送方向に移動さ
せることにより、前記係止部に係止するプリント基板を
搬送し、搬送終了位置側で前記係止部を傾倒位置に移動
させ、かつ前記搬送部材を復帰方向に移動させる搬送駆
動部を備えてなるプリント基板の搬送装置において、前
記搬送部材の水平部から直角方向に突出させて設けた従
動子部と、搬送終了位置側に設けることにより、搬送方
向に移動する前記従動子部に当接し、かつこの従動子部
を変位させて前記係止部を傾倒位置に移動させるカム面
を有する前側カムブロックと、搬送開始位置側に設ける
ことにより、復帰方向に移動する前記従動子部に当接
し、かつこの従動子部を変位させて前記係止部を起立位
置に移動させるカム面を有する後側カムブロックとを備
えてなることを特徴とするプリント基板の搬送装置。 - 【請求項2】 プリント基板は切離溝が形成された多面
取り基板であることを特徴とする請求項1記載のプリン
ト基板の搬送装置。 - 【請求項3】 前記係止部の起立位置と傾倒位置の中間
位置に対応する前記従動子部の中間位置で座屈点を有
し、かつ従動子部を前記座屈点を境にして前記係止部の
起立方向又は傾倒方向に付勢するスプリングを備えるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のプリント基板の搬
送装置。 - 【請求項4】 前記水平部にはプリント基板の下面に当
接して当該プリント基板を支持する一又は二以上の支持
ピンを備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載
のプリント基板の搬送装置。 - 【請求項5】 前記水平部にはこの水平部に対する前記
支持ピンの位置を変更調節可能な位置調節部を備えるこ
とを特徴とする請求項1又は4記載のプリント基板の搬
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13819694A JP3355355B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | プリント基板の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13819694A JP3355355B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | プリント基板の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321494A JPH07321494A (ja) | 1995-12-08 |
JP3355355B2 true JP3355355B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=15216334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13819694A Expired - Fee Related JP3355355B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | プリント基板の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101966933B (zh) * | 2010-09-05 | 2012-12-05 | 中山市奥斯精工机械科技有限公司 | 裁床自动输送机 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP13819694A patent/JP3355355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07321494A (ja) | 1995-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |