JP3355264B2 - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

Info

Publication number
JP3355264B2
JP3355264B2 JP21592895A JP21592895A JP3355264B2 JP 3355264 B2 JP3355264 B2 JP 3355264B2 JP 21592895 A JP21592895 A JP 21592895A JP 21592895 A JP21592895 A JP 21592895A JP 3355264 B2 JP3355264 B2 JP 3355264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
glass substrate
tray
solution
rod bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21592895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0962009A (ja
Inventor
泰敬 八尾
辰弥 江本
信哉 山崎
政夫 大津
光明 柴
淳一 並木
智昭 坪香
晴夫 佐々木
幸雄 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21592895A priority Critical patent/JP3355264B2/ja
Publication of JPH0962009A publication Critical patent/JPH0962009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3355264B2 publication Critical patent/JP3355264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板状部材に流動
性材料を均一に塗布するための塗布装置にかかり、特に
カラー液晶表示装置用のガラス基板に複数色のカラーフ
ィルタを形成するための着色レジストあるいはホトレジ
ストの塗布に好適なレジスト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置を構成する液晶パネ
ルは、各々透明電極群を形成した2枚の透明ガラス基板
の間に液晶層を注入してなり、上記表示面となる一方の
ガラス基板に複数色のそれぞれに対応する複数のカラー
フィルタを形成してなる構成を基本としている。
【0003】従来、上記カラーフィルタは、ガラス基板
の上にゼラチン/重クロメート等の水溶性の光硬化型感
光性組成物を塗布し、これを所定の画素パターンに対応
するごとくパターニングした後、所定の色に染色する工
程を所要回数繰り返して形成する方法が採用されていた
が、フィルタ濃度のばらつきや使用溶剤の毒性の問題等
があり、安定した品質のカラーフィルタを効率よく製造
することが困難であり、また環境に悪影響をもたらす等
の問題を有していた。
【0004】上記の各問題点を解消するものとして、顔
料で着色した感光性組成物をガラス基板に塗布し、所定
のマスクを介して露光し、現像して所定の着色パターン
を形成する工程を所要回数繰り返す方法等が知られてい
る。
【0005】この顔料着色の感光性組成物(以下、レジ
スト溶液または単にレジストとも言う)をガラス基板に
塗布する方法としては、溝付きゴムローラによってレジ
スト溶液を塗布するロールコート法、あるいはガラス基
板を回転させながらレジスト溶液を遠心力で引延して塗
布するスピンコート法、その他種々の方法があるが、前
者では塗膜の平滑性に限界があり、また、後者ではレジ
スト溶液の利用率が極めて低く、多数のガラス基板を効
率よく処理することが困難であるという問題がある。
【0006】これに対して、例えば特開平2−2580
81号公報に開示されたようなワイヤー巻回ロッドを用
いて平面搬送されるガラス基板の下面からレジスト溶液
を塗布する、所謂ロッドコータ法を用いることで、連続
して搬送される多数のガラス基板に均一なレジストの塗
膜を形成することができる。
【0007】図7はロッドコータ法を用いたレジスト塗
布装置のレジスト塗布部の要部構成例を説明する概略断
面図であって、1aはガラス基板、2aはニップロー
ラ、2bはロッドバー支持部材、2dはロッドバー、4
aはレジスト溶液、5はレジスト受け皿、5a,5bは
堰部材、5cは給液口、5dはレジスト溶液貯蔵部、5
eは液溜り、5fはレジスト塗膜である。
【0008】同図において、レジスト塗布部は、ロッド
バー支持部材2bで長手方向下面の少なくとも両端部を
支持するロッドバー2dと、このロッドバー2dとの間
にガラス基板1aを挟持して搬送するニップローラ2a
と、ロッドバー支持部材2bを収容して上記ロッドバー
2dの長手方向両側に延在する堰部材5a,5b、およ
び上記堰部材5a,5bを内底に取り付けたレジスト受
け皿5とから構成される。
【0009】ロッドバー2dは、その長手方向の全長ま
たは一部をバー支持部材2bによって水平かつ回転可能
に支持され、図示しない回転駆動手段により一定速度で
回転される。すなわち、上記バー支持部材2bはロッド
バー2dを受ける上面に当該ロッドバー2dの断面形状
に倣った半円弧状の凹部を有し、この凹部にロッドバー
2dの両端部または長手方向下面全域が支えられて回転
するように構成される。
【0010】上記ロッドバー支持部材2bと堰部材5
a,5bは一体的あるいは個別にレジスト受け皿5に固
定され、ロッドバー2dはレジスト受け皿5に対して着
脱可能かつガラス基板1aに対して姿勢調整が可能に取
付けられている。
【0011】ロッドバー支持部材2bの長手方向両側は
堰部材5a,5bによって囲まれ、この堰部材5a,5
bを固定するレジスト受け皿5には図示しないレジスト
容器に接続する配管を介してレジスト溶液が供給され
る。
【0012】供給されたレジスト溶液は堰部材5aの一
部に設けた給液口5cから堰部材5a,5bによって囲
まれた部分に供給される。このレジスト溶液4aはバー
支持部材2bと堰部材5aとの間に溶液貯蔵部5dを形
成する。
【0013】レジスト溶液を塗布するガラス基板1aは
図示しない基板搬送機構によってこのレジスト塗布部に
供給され、ロッドバー2dの回転方向に向かって下面が
当該ロッドバー2dの頂点に接するようにニップローラ
2aにより矢印方向に搬送される。
【0014】ロッドバー2dはロッドに細いワイヤーを
巻付けてなり、その回転により溶液を汲み上げるように
機能する。
【0015】ガラス基板1aは、ロッドバー2dとニッ
プローラ2aの間を通過する際に、ロッドバー2dは溶
液貯蔵部5dからレジスト溶液を汲み上げ、ガラス基板
1aの下面との接触点に溶液溜り5eを形成する。この
溶液溜り5eの溶液はガラス基板1aの搬送に伴ってそ
の下面に移動して付着する。これと同時に、ロッドバー
2dの回転で余剰の溶液をガラス基板から掻き落として
所要の膜厚のレジスト塗膜5fを形成する。掻き落とさ
れたレジスト溶液はレジスト受け皿5に溜まり、図示し
ない循環ポンプに接続した配管を介して給液口5c付近
に戻される。
【0016】以上のようにして顔料を添加して最初の色
に着色したレジストの塗布が行われ、このレジストを塗
布したガラス基板を後段のパターニング工程に引き渡し
て第1色のカラーフィルタを形成する。
【0017】第1色のカラーフィルタを形成したガラス
基板1aは、第2色のカラーフィルタを形成するため
に、上記と同様の工程で第2色の顔料で着色したレジス
トを塗布し、以下同様にして所要数のカラーフィルタを
形成する。
【0018】なお、上記したレジスト塗布部の構成は一
例であって、ロッドバー支持部材や堰部材の形状、構成
は上記に限るものではないことは言うまでもない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレジスト塗
布装置においては、第1色のレジストの塗布を終え、第
2色、第3色、・・のレジストを塗布する場合、一般に
次のような作業を行っている。
【0020】まず、堰部材5a,5bの内部とレジスト
受け皿5に溜まっている使用済みのレジスト溶液を図示
しないドレイン配管を介して廃棄し、配管の粗洗浄を行
った後、配管系に設置されているフィルタ、ポンプ、各
種配管、その他の部品を一個ずつ分解して洗浄トレイに
入れて洗浄ドラフトに運搬する。
【0021】そして、次の色のレジスト溶液の塗布のた
めのロッドバーを含む新たな受け皿、フィルタ等のレジ
スト配管系を構成する部品を別個にセットしてレジスト
の塗布を再開する。
【0022】上記の作業は、レジスト塗布装置を完全に
停止させて複数色のレジストに対応してそれぞれ実行す
る必要があるため、レジスト塗布装置の稼働時間が大幅
に低下し、また、レジストの切り換え毎に使用済みのレ
ジスト配管系を分解して洗浄ドラフトに運搬し、新たな
レジスト配管系をレジスト塗布装置に運んで来て組み込
み作業を行う必要があると同時にレジスト塗布部を構成
するロッドバーとその支持部材および堰部材を含むレジ
スト受け皿を交換するための別途の作業が必要となるこ
とから、作業効率の向上に限界があり、さらに製品フロ
ーエリア(製造ライン空間)のクリーン度が上記の作業
のために低下するという問題があった。なお、レジスト
溶液の交換時に、レジスト配管系のみをユニットとして
着脱交換するように構成した従来例としては、例えば特
開平4−244252号公報が知られている。
【0023】しかし、上記公報に開示のユニットはレジ
スト配管系部分を一体化してレジスト塗布装置本体の架
台との間で受け具とこの受け具に係合するレバーとから
なる固定金具を用いてユニットを架台に対して着脱する
構成としたものであって、レジスト溶液の切換えに伴う
レジスト受け皿やロッドバーを含む交換部品全体を一括
して交換するものでないため、また着脱後のユニットを
洗浄ドラフトに運搬し、あるいは新たなユニットをレジ
スト塗布装置に運搬する手段に関しては考慮されていな
い。
【0024】本発明の目的は、上記した従来技術の諸問
題を解消し、レジスト塗布装置の停止時間を短縮して作
業効率を向上すると共に、製品フローエリアのクリーン
度の低下を抑制できる構成としたレジスト塗布装置を提
供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の構成を明
確にするために、本発明の構成要素に実施例の符号を対
応させて説明する。
【0026】すなわち、上記目的を達成するために、請
求項1に記載の第1の発明は、ガラス基板1aを水平搬
送するためのガラス基板搬送部1と、前記ガラス基板搬
送部1により搬入されるガラス基板の下面にレジストを
塗布するためのレジスト塗布部2と、前記レジスト塗布
部2にレジストを供給するためのレジスト配管系4とを
有するレジスト塗布装置であって、前記レジスト塗布部
2が、前記基板搬送部1により搬入されるガラス基板1
aの下面に位置して前記下面にレジスト溶液を塗布する
ためのロッドバー2dと、前記ロッドバーに対して前記
ガラス基板を挟持搬送するニップローラ2aと、前記ロ
ッドバー2dを回転可能に支持して前記レジスト配管系
4からのレジスト溶液を貯留して前記ロッドバー2dの
表面に供給するレジスト受け皿5とからなり、前記ガラ
ス基板搬送部1と前記ニップローラ2aおよび前記ニッ
プローラ2aを前記ロッドバー2dに対して昇降させる
ニップローラ駆動系とを装架すると共に前記レジスト受
け皿5を着脱可能に保持するベース7を有する架台3
と、前記レジスト配管系4をユニットとして搭載し、前
記架台3のベース7から取り外したレジスト受け皿5を
載せ替え固定する受け皿載せ替えブロック6bを設けた
天板6eおよび移動用のキャスタ6aとを少なくとも具
備する台車6とからなり、前記ロッドバー2dを支持す
る前記レジスト受け皿5を前記天板6eに載せ替えると
共に、前記レジスト配管系4を前記架台3のベース7に
対して一括して着脱交換可能としたことを特徴とする。
【0027】また、請求項2に記載の第2の発明は、ガ
ラス基板1aを水平搬送するためのガラス基板搬送部1
と、前記ガラス基板搬送部1により搬入されるガラス基
板の下面にレジストを塗布するためのレジスト塗布部2
と、前記レジスト塗布部2にレジストを供給するための
レジスト配管系4とを有するレジスト塗布装置であっ
て、前記レジスト塗布部2が、前記基板搬送部1により
搬入されるガラス基板の下面に位置して前記下面にレジ
スト溶液を塗布するためのロッドバー2dと、前記ロッ
ドバーに対して前記ガラス基板を挟持搬送するニップロ
ーラ2aと、前記ロッドバー2dを回転可能に支持して
前記レジスト配管系4からのレジスト溶液を貯留して前
記ロッドバー2dの表面に供給するレジスト受け皿5と
からなり、前記ガラス基板搬送部1と前記ニップローラ
2aおよび前記ニップローラ2aを前記ロッドバー2d
に対して昇降させるニップローラ駆動系とを装架する架
台3と、前記レジスト配管系4をユニットとして搭載
し、前記レジスト受け皿5を載置固定した天板6eおよ
び移動用のキャスタ6aとを少なくとも具備する台車6
とからなり、前記ロッドバー2dを支持する前記レジス
ト受け皿5と共に、前記レジスト配管系4を前記架台3
に対して一括して着脱交換可能としたことを特徴とす
る。
【0028】さらに、請求項3に記載の第3の発明は、
上記第1または第2の発明における前記レジスト配管系
4のユニットを構成する要素がレジスト容器4a’、前
記レジスト容器4a’から前記レジスト受け皿5にレジ
スト溶液を圧送するエア配管4j、圧送されるレジスト
溶液に含まれる異物を除去するための給液フィルタ4
b、前記給液フィルタを通したレジストの溶液の前記レ
ジスト受け皿5への供給/遮断を行うためのエアバルブ
4cと、前記レジスト受け皿5中のレジスト溶液を循環
させるための循環ポンプ4d、循環されるレジスト溶液
に含まれる異物を除去するための循環フィルタ4e、前
記レジスト受け皿5のレジスト溶液を排出するためのド
レインバルブ4g、排出されたレジスト溶液を貯留する
ためのドレインタンク4f、および前記各要素を結合す
るレジスト配管4hからなることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】前記第1の発明の構成において、
ガラス基板搬送部1は、レジストを塗布するガラス基板
1aをレジスト塗布部2に水平搬送する。
【0030】レジスト塗布部2は、前記ガラス基板搬送
部1により搬入されるガラス基板1aの下面にレジスト
を塗布しつつ上記ガラス基板1aを搬出する。
【0031】レジスト配管系4は、前記レジスト塗布部
2にレジストを供給する。
【0032】前記レジスト塗布部2を構成するロッドバ
ー2dは前記ガラス基板搬送部1により搬入されるガラ
ス基板1aの下面に位置したレジスト受け皿5に少なく
ともその下面の一部が浸漬され、上記レジスト受け皿5
に貯留されているレジスト溶液を汲み上げて上記ガラス
基板1aの下面にレジスト溶液を塗布する。
【0033】上記ニップローラ2aは、上記ロッドバー
2dに対して上記ガラス基板1aを挟持して回転し、こ
の回転によりレジスト溶液の塗布と共に当該ガラス基板
1aを搬送する。
【0034】前記架台3のベース7には、上記ガラス基
板搬送部1と前記ニップローラ2aおよび前記ニップロ
ーラ2aを前記ロッドバー2dに対して昇降させるニッ
プローラ駆動系とを装架すると共に前記レジスト受け皿
5を着脱可能に保持する。
【0035】前記台車6は、前記レジスト配管系4をユ
ニットとして搭載すると共に、前記架台3のベース7か
ら取り外したレジスト受け皿5を載せ替え固定する受け
皿載せ替えブロック6bを設けた天板6eおよび移動用
のキャスタ6aとを具備し、さらに必要に応じて作業者
側に位置させた把手6dが取り付けてある。
【0036】レジスト溶液の切換え時には、前記レジス
ト配管系4と外部からレジスト塗布装置に連通する各種
配管や電源ラインを取り外すと共に、前記ロッドバー2
dを支持する前記レジスト受け皿5を前記天板6eに載
せ替えて固定した後、上記台車6を前記架台3から引出
し、新たな台車を装入し、ロッドバー2dを支持するレ
ジスト受け皿5を天板6eから架台3のベース7の所定
位置に移し替えて固定した後、上記各種配管や電源ライ
ンを接続することで、必要な交換部材が一括して着脱交
換される。
【0037】また、第2の発明の構成において、ガラス
基板搬送部1は、レジストを塗布するガラス基板1aを
レジスト塗布部2に水平搬送する。
【0038】レジスト塗布部2は、前記ガラス基板搬送
部1により搬入されるガラス基板1aの下面にレジスト
を塗布しつつ上記ガラス基板1aを搬出する。
【0039】レジスト配管系4は、前記レジスト塗布部
2にレジストを供給する。
【0040】前記レジスト塗布部2を構成するロッドバ
ー2dは前記ガラス基板搬送部1により搬入されるガラ
ス基板1aの下面に位置したレジスト受け皿5に少なく
ともその下面の一部が浸漬され、上記レジスト受け皿5
に貯留されているレジスト溶液を汲み上げて上記ガラス
基板1aの下面にレジスト溶液を塗布する。
【0041】上記ニップローラ2aは、上記ロッドバー
2dに対して上記ガラス基板1aを挟持して回転し、こ
の回転によりレジスト溶液の塗布と共に当該ガラス基板
1aを搬送する。
【0042】前記架台3のベース7には、上記ガラス基
板搬送部1と前記ニップローラ2aおよび前記ニップロ
ーラ2aを前記ロッドバー2dに対して昇降させるニッ
プローラ駆動系とを装架する。
【0043】前記台車6は、前記レジスト配管系4をユ
ニットとして搭載すると共に、前記レジスト受け皿5を
固定する天板6eおよび移動用のキャスタ6aとを具備
し、さらに必要に応じて作業者側に位置させた把手6d
が取り付けてある。
【0044】レジスト溶液の切換え時には、前記レジス
ト配管系4と外部からレジスト塗布装置に連通する各種
配管や電源ラインを取り外した後、天板6eに固定され
ているレジスト受け皿5と共に上記台車6を前記架台3
から引出し、新たな台車6を装入し、ロッドバー2dを
支持する新たなレジスト受け皿5を架台3の所定位置に
位置付けて台車6を固定後、上記各種配管や電源ライン
を接続することで、必要な交換部材が一括して着脱交換
される。
【0045】さらに、第3の発明の構成においては、上
記第1または第2の発明における前記レジスト配管系4
のユニットを構成する要素を、レジスト容器4a’、前
記レジスト容器4a’から前記レジスト受け皿5にレジ
ストの溶液を圧送するエア配管4j、圧送されるレジス
ト溶液に含まれる異物を除去するための給液フィルタ4
b、前記給液フィルタを通したレジストの溶液の前記レ
ジスト受け皿5への供給/遮断を行うためのエアバルブ
4cと、前記レジスト受け皿中のレジストの溶液を循環
させるための循環ポンプ4d、循環されるレジスト溶液
に含まれる異物を除去するための循環フィルタ4e、前
記レジスト受け皿のレジスト溶液を排出するためのドレ
インバルブ4g、排出されたレジスト溶液を貯留するた
めのドレインタンク4f、および前記各要素を結合する
レジスト配管4hとし、これらの各要素をユニットとし
て台車6に搭載することにより、レジスト溶液の切換え
に伴う交換および洗浄必要部品をレジスト塗布装置から
一括して取り外しでき、また新たなユニットとして一括
して取り付けることができる。
【0046】なお、上記レジスト容器4a’は、レジス
ト受け皿5に供給するレジスト4aを収容し、エア配管
4jから吹き込むエアでこのレジスト容器4a’からレ
ジスト塗布部2を構成するレジスト受け皿5にレジスト
の溶液を圧送する。
【0047】給液フィルタ4bは、圧送されるレジスト
の溶液に含まれる異物を除去し、エアバルブ4cは給液
フィルタ4bを通したレジストの溶液の前記レジスト受
け皿5への供給/遮断を行う。
【0048】循環ポンプ4dはレジスト受け皿5中のレ
ジストの溶液を循環させ、循環フィルタ4eは循環され
るレジストの溶液に含まれる異物を除去する。
【0049】ドレインバルブ4gはユニット化したレジ
スト配管系4を交換する際にレジスト受け皿5中のレジ
ストの溶液をドレインタンク4fに排出する。なお、上
記各要素はレジスト配管4hで相互に結合される。
【0050】このように、本発明によれば、レジスト溶
液の交換時に交換洗浄を必要とする要素であるレジスト
配管系と受け皿とを台車6によって一括して交換可能と
したことで、ロッドバーを含む受け皿やレジスト配管系
の交換のための運搬が容易になり、レジスト塗布装置の
停止時間を短縮し、可動率を向上させることができる。
【0051】すなわち、上記各発明のレジスト塗布装置
を、液晶表示装置の液晶パネルの製造における複数の着
色レジストの塗布、あるいはホトレジストの塗布に用い
ることで複数の着色レジストあるいはホトレジストの塗
布のための装置停止時間を短縮して作業効率が大幅に向
上できる。
【0052】また、上記レジスト配管系のユニットを含
むレジスト塗布装置を構成する要素をステンレス材とす
ることでレジスト塗布装置を長寿命化できる。
【0053】なお、前記各発明のレジスト塗布装置は液
晶表示装置の液晶パネルの製造における複数の着色レジ
ストの塗布、あるいはホトレジストの塗布に好適である
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ガラス以
外の平板状部材に種々の溶液を塗布する装置に適用可能
である。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。
【0055】図1は本発明によるレジスト塗布装置の1
実施例の全体構成を説明する正面図であって、1はレジ
ストを塗布するガラス基板1aを搬送するためのガラス
基板搬送部、2はガラス基板にレジストを塗布するレジ
スト塗布部、2aはニップローラ、2cは駆動系、2d
はロッドバー、3はレジスト塗布装置を構成する各要素
を搭載するための架台、4はレジスト配管系、5はレジ
スト塗布部2を構成するレジスト受け皿、6は台車、6
aはキャスター、6bは載せ替えブロック、6dは把
手、6eは天板、7はレジスト塗布装置の上部構造等を
載置するベースである。
【0056】レジスト塗布部2は架台3の上部構造を載
置するベース7に設置されたニップローラ2a、ロッド
バー2d、および前記ニップローラ2aを回転させると
共に上下に移動させる駆動系2c、ロッドバー2dを回
転させるロッドバー回転系(図示せず)、およびレジス
ト受け皿5とから構成され、基板搬送部1で水平に搬送
されて来るガラス基板1aの下面に上記ロッドバー2b
によってレジストを塗布する。なお、ロッドバー2dは
前記図7で説明したように、レジスト受け皿5に取り付
けたバー支持手段2bで支持され、塗布作業時は受け皿
5は図示しない固定手段でベース7に固定されている
が、図1では堰部材5a,5bを含めて図示を省略して
ある。ここでは、受け皿5と載せ替えブロック6bの配
置を説明するために、受け皿5は断面で示し、載せ替え
ブロック6bに受け皿5を一次的に固定するクランパー
は省略してある。
【0057】レジスト配管系4は台車6にユニット化さ
れた状態で上記レジスト塗布部2の下方、かつ架台3の
中央部(レジスト塗布装置の中央部)に脱着自在に収納
されている。
【0058】台車6には固定用ストッパー(図示せず)
を有するキャスター6aが取付けられており、レジスト
塗布装置から台車6を引き出す際には上記ストッパーを
解除して把手6dを手前に引くことにより配管系4の全
体を容易に引き出して交換し運搬できるようになってい
る。
【0059】なお、レジストの塗布作業中は塗布部2側
のべース7に固定してあるレジスト受け皿5は、レジス
ト配管系4の交換時には台車6の天板6eに取り付けて
ある載せ替えブロック6b側に載せ替えて台車6と共に
レジスト塗布部から取外しできるようにされている。
【0060】図2は本発明によるレジスト塗布装置の1
実施例におけるレジスト配管系の構成例を説明する模式
図であって、4aはレジスト溶液、4a’はレジスト容
器、4bは給液フィルタ、4cはエアバルブ、4dは循
環ポンプ、4eは循環フィルタ、4fはドレインタン
ク、4gはドレインバルブ、4hはレジスト配管、4i
は電源端子、破線はレジスト配管を接続するレジスト受
け皿5の配置位置である。
【0061】同図において、レジストの溶液4aを収容
したレジスト容器4a’にエアー配管4jから加圧エア
ーを吹き込んでレジストの溶液4aを給液フィルタ4b
方向に給送する。
【0062】給液フィルタ4bはレジストの溶液中の不
純物を除去してエアバルブ4cを通してレジスト溶液を
レジスト受け皿5に供給する。
【0063】受け皿5に供給されたレジストの溶液は、
前記図7で説明したような構成でガラス基板に塗布され
る。
【0064】レジスト受け皿5に供給されたレジスト溶
液は循環ポンプ4dと循環フィルタ4eを介して循環さ
れる。ドレインバルブ4gはレジスト溶液の交換時に開
いてレジスト受け皿5に残留しているレジスト溶液をド
レインタンク4fに回収する。同時に、給液フィルタ4
bや循環フィルタおよびこれらと連通しているレジスト
配管4hに残留しているレジスト溶液をドレインタンク
4fに回収する。
【0065】また、循環ポンプ4dの駆動電源を供給す
る電源端子4iはレジスト塗布装置本体側から脱着自在
とされている。
【0066】従来のレジスト塗布装置では、例えば顔料
で着色したレジストを用いて液晶表示パネルのカラーフ
ィルタを形成する場合のブラックマトリクス(BM)、
赤(R)、緑(G)、青(B)のレジスト溶液4aの切
換え時には、前記従来技術の説明の項に記載したよう
に、レジスト配管4hとレジスト受け皿5をそれぞれレ
ジスト塗布装置本体のべース7から取り外して交換し、
取り外したレジスト配管4jとレジスト受け皿5を適宜
の運搬容器に収納して洗浄ドラフト(洗浄ステーショ
ン)に運搬するようにしているために作業時間が長くな
ってレジスト塗布装置の停止時間が長くなってしまう。
【0067】本実施例では、塗布レジストの切換え時に
洗浄が必要なロッドバーを収納したレジスト受け皿5と
レジスト供給系の要素を全てユニット化して台車6に搭
載収納して一括して交換することで作業時間を短縮し、
レジスト塗布装置の停止時間を短縮するものである。
【0068】図3は本発明によるレジスト塗布装置を構
成するレジスト配管系をユニットとして搭載した台車の
構成例を説明する一部破断して示す側面模式図、図4は
同じくレジスト受け皿を載置した台車の構成例を説明す
る一部破断して示す正面模式図であって、図2と同一符
号は同一部分に対応し、6cは受け皿5を固定するため
の樹脂ブロックの固定用のクランパーである。
【0069】図3と図4において、台車6の下部にはス
トッパー付きキャスター6aが取付けられ、正面には交
換作業用の把手6dが取付けられている。
【0070】同各図はレジスト受け皿5をレジスト塗布
装置のベース7から取り外して台車6の天板6eに設け
た樹脂ブロック6bに載せ替えた状態を示している。な
お、この樹脂ブロック6bはレジスト受け皿5をその凹
部に着座させて載せ替える作業がスムースに行われるよ
うにするために樹脂材料としたものであり、特に樹脂で
ある必要はない。
【0071】図4に示したように、レジスト受け皿5を
樹脂ブロック6bに載せ替えた後、クランパー6cで固
定され、台車の交換、運搬時に当該レジスト受け皿5が
脱落するのを防止している。
【0072】なお、ロッドバー2dはレジスト受け皿5
と共に、ベース7から台車6の樹脂ブロック6bに載せ
替えるが、このとき、ロッドバーをさらに取り外して別
途のルートで洗浄ステーションに搬送することもでき
る。
【0073】次に、本実施例のレジスト配管系ユニット
の交換手順について説明する。
【0074】図5は本発明によるレジスト塗布装置の1
実施例におけるレジスト配管系ユニットの交換手順の説
明図である。
【0075】なお、予め次のレジストのレジスト配管系
ユニットとレジスト受け皿とを新たな台車6にセットし
ておく。
【0076】レジスト配管系ユニットの取り外しは、ま
ず循環ポンプ4dの電源を切って停止させ(S−1)、
次にドレインバルブ4gを開いてレジスト受け皿5内に
残留しているレジストの溶液をドレインタンク4fに排
出する(S−2)。このとき、給液フィルタ4bや循環
フィルタおよびこれらと連通しているレジスト配管4h
に残留しているレジスト溶液をドレインタンク4fに回
収するのが望ましい。レジスト受け皿5内のレジストが
全てドレインタンク4fに排出されたことを確認した後
(S−3)、レジスト受け皿5をレジスト配管4hごと
台車6の樹脂ブロック6bに乗せ替えてクランパー6c
で固定する(S−4)。
【0077】そして、レジスト塗布装置本体から電源端
子4iを抜いて台車への給電系を取り外すと共にエア配
管4jを取り外し(S−5)、キャスター6aのストッ
パーを解除してレジスト塗布装置本体の架台3から台車
6を引く出す(S−6)。
【0078】その後、あらかじめ用意しておいた次のレ
ジスト用の新たな台車6をレジスト塗布装置本体の架台
3に押し入れ(S−7)、当該台車6への給電系の電源
端子4iとエア配管4jを接続し(S−8)、レジスト
受け皿5をレジスト塗布装置本体に載せかえて固定し
(S−9)、交換作業(レジスト切り替え作業)を終了
する。
【0079】上記次のレジストの塗布作業の開始に際し
ては、台車6に電源端子やエア配管を接続した後、レジ
スト受け皿5をレジスト塗布装置本体のベース7に載
せ、レジスト受け皿5に組み込まれたロッドバー2dを
ロッドバー回転系に組み合わせた後、レジスト受け皿5
を所定の位置に押し込んでセットする。
【0080】この状態でレジスト容器4a’にエアを吹
き込んで加圧し、その圧力でレジスト容器4a’内のレ
ジスト4aをレジスト受け皿5に供給すると共に、レジ
スト循環ポンプを作動させてレジスト塗布の準備を完了
し、ガラス基板搬送部1によって搬入されるガラス基板
1aにレジストを塗布する。
【0081】なお、上記した実施例では、台車6をレジ
スト塗布装置本体内に挿着するものとしたが、本発明は
これに限らず、当該本体の近傍に置いてレジスト受け皿
5をベース7の所定の位置に設置して塗布作業を実行す
るようにすることもできる。この場合は、レジスト配管
を必要な長さとする。
【0082】上記の実施例によれば、レジスト塗布装置
の停止時間を短縮して作業効率を向上すると共に、製品
フローエリアのクリーン度の低下を抑制できる構成とし
たレジスト塗布装置を提供することができる。
【0083】図6は本発明によるレジスト塗布装置の他
の実施例における台車とレジスト塗布部の構造例を説明
する要部破断した部分正面図であって、6fは天板調整
機構、前記図1と同一符号は同一部分に対応する。
【0084】本実施例では、レジスト塗布部を構成する
レジスト受け皿5を台車6側に搭載した状態でレジスト
塗布装置本体に挿着し、取り出し交換するようにしたも
のである。
【0085】すなわち、台車6の天板6eは台車6の本
体に対して天板調整機構6fを介して取付けされてお
り、レジスト塗布装置のベース7に対して天板6eがス
ライドしてセットされるようになっている。
【0086】天板6eにはロッドバー2dを有するレジ
スト受け皿5が固定されており、このレジスト受け皿5
ごと、および前記第1実施例で説明したものと同様の構
成をもつレジスト配管系4ごと台車6により一括交換で
きるように構成されている。なお、天板調整機構6fは
当該天板6eに固定されたレジスト受け皿5の設置位置
をロッドバー2dがガラス基板1aに対する所望の位置
および姿勢となるように調整するものである。したがっ
て、上記天板6eは台車6を装着した後に台車本体から
切り離すようにしてもよく、また可撓性の部材で台車本
体と接続してもよい。
【0087】本実施例によれば、レジストの交換時にレ
ジスト受け皿5の載せ替え作業を必要としないため、前
記実施例よりもさらに交換作業が容易になる。
【0088】上記何れの実施例のレジスト塗布装置にお
いても、その主要躯体構成材としてステンレス材を使用
することで装置を長寿命化できる。
【0089】上記した各実施例は主として顔料で着色し
た液晶パネル用カラーフィルタの形成用レジスト溶液の
塗布に対応させたものとして説明したが、液晶表示装置
の回路や半導体回路あるいは撮像素子の回路およびその
カラーフィルタなどを形成するためのレジストの交換、
あるいは短時間で硬化、結晶化する感光タイプのレジス
トを使用する場合の頻繁な配管洗浄を必要とするものに
対しても本発明は有効である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レジスト溶液の種類を切替える際のレジスト受け皿やレ
ジスト配管を、予め運搬式の台車に搭載収納してレジス
ト塗布装置本体に着脱自在にセットすることで、当該レ
ジストの切替えのための作業時間を短縮でき、レジスト
塗布装置の可動率を向上することができる。
【0091】また、配管等の洗浄作業を装置内で行う必
要がないため、製品フローエリアのクリーン度の劣化を
防止でき、異物混入による製品の歩留りを向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレジスト塗布装置の1実施例の全
体構成を説明する正面図である。
【図2】レジスト塗布装置のレジスト配管系の構成を説
明する模式図である。
【図3】本発明によるレジスト塗布装置を構成するレジ
スト配管系をユニットとして搭載した台車の構成例を説
明する一部破断して示す側面模式図である。
【図4】本発明によるレジスト塗布装置を構成するレジ
スト受け皿を載置した台車の構成例を説明する一部破断
して示す正面模式図である。
【図5】本発明によるレジスト塗布装置の1実施例にお
けるレジスト配管系ユニットの交換手順の説明図であ
る。
【図6】本発明によるレジスト塗布装置の他の実施例に
おける台車とレジスト塗布部の構造例を説明する要部破
断した部分正面図である。
【図7】ロッドコータ法を用いたレジスト塗布装置のレ
ジスト塗布部の要部構成例を説明する概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス基板搬送部 2 レジスト塗布部 2a ニップローラ 2d ロッドバー 3 レジスト塗布装置を構成する各要素を搭載するため
の架台 4 レジスト配管系 4a レジスト溶液 4a’ レジスト容器 4b 給液フィルタ 4c エアバルブ 4d 循環ポンプ 4e 循環フィルタ 4f ドレインタンク 4g ドレインバルブ 4h レジスト配管 4i 電源端子 5 レジストの受け皿 6 台車 6a キャスター 6b 載せ替えブロック 6d 把手 6e 天板 7 ベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 信哉 神奈川県綾瀬市小園1005番地 富士マイ クログラフィックス株式会社内 (72)発明者 大津 政夫 神奈川県綾瀬市小園1005番地 富士マイ クログラフィックス株式会社内 (72)発明者 柴 光明 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社 日立製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 並木 淳一 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社 日立製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 坪香 智昭 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社 日立製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 佐々木 晴夫 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社 日立製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 市村 幸雄 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社 日立製作所電子デバイス事業部内 (56)参考文献 特開 平6−338448(JP,A) 特開 平6−236843(JP,A) 特開 平4−43900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/16 501 H01L 21/027

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板を水平搬送するためのガラス基
    板搬送部と、前記ガラス基板搬送部により搬入されるガ
    ラス基板の下面にレジストを塗布するためのレジスト塗
    布部と、前記レジスト塗布部にレジスト溶液を供給する
    ためのレジスト配管系とを有するレジスト塗布装置であ
    って、 前記レジスト塗布部が、前記ガラス基板搬送部により搬
    入されるガラス基板の下面に位置して前記下面にレジス
    ト溶液を塗布するためのロッドバーと、前記ロッドバー
    に対して前記ガラス基板を挟持搬送するニップローラ
    と、前記ロッドバーを回転可能に支持して前記レジスト
    配管系からのレジスト溶液を貯留して前記ロッドバーの
    表面に供給するレジスト受け皿とからなり、 前記ガラス基板搬送部と前記ニップローラおよび前記ニ
    ップローラを前記ロッドバーに対して昇降させるニップ
    ローラ駆動系とを装架すると共に前記レジスト受け皿を
    着脱可能に保持するベースを有する架台と、 前記レジスト配管系をユニットとして搭載し、前記架台
    のベースから取り外したレジスト受け皿を載せ替え固定
    する受け皿載せ替えブロックを設けた天板および移動用
    のキャスタとを少なくとも具備する台車とを有し、 前記ロッドバーを支持する前記レジスト受け皿を前記天
    板に載せ替えると共に、前記台車を前記架台に対して一
    括して着脱交換可能としたことを特徴とするレジスト塗
    布装置。
  2. 【請求項2】ガラス基板を水平搬送するためのガラス基
    板搬送部と、前記ガラス基板搬送部により搬入されるガ
    ラス基板の下面にレジストを塗布するためのレジスト塗
    布部と、前記レジスト塗布部にレジスト溶液を供給する
    ためのレジスト配管系とを有するレジスト塗布装置であ
    って、 前記レジスト塗布部が、前記ガラス基板搬送部により搬
    入されるガラス基板の下面に位置して前記下面にレジス
    ト溶液を塗布するためのロッドバーと、前記ロッドバー
    に対して前記ガラス基板を挟持搬送するニップローラ
    と、前記ロッドバーを回転可能に支持して前記レジスト
    配管系からのレジスト溶液を貯留して前記ロッドバーの
    表面に供給するレジスト受け皿とからなり、 前記ガラス基板搬送部と前記ニップローラおよび前記ニ
    ップローラを前記ロッドバーに対して昇降させるニップ
    ローラ駆動系とを装架する架台と、 前記レジスト配管系をユニットとして搭載し、前記レジ
    スト受け皿を載置固定した天板および移動用のキャスタ
    とを少なくとも具備する台車を有し、 前記ロッドバーを支持する前記レジスト受け皿と共に、
    前記台車を前記架台に対して一括して着脱交換可能とし
    たことを特徴とするレジスト塗布装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記レジスト
    配管系のユニットを構成する要素がレジスト容器、前記
    レジスト容器から前記レジスト受け皿にレジスト溶液を
    圧送するエア配管、圧送されるレジスト溶液に含まれる
    異物を除去するための給液フィルタ、前記給液フィルタ
    を通したレジストの溶液の前記レジスト受け皿への供給
    /遮断を行うためのエアバルブ、前記レジスト受け皿中
    のレジストの溶液を循環させるための循環ポンプ、循環
    されるレジスト溶液に含まれる異物を除去するための循
    環フィルタ、前記レジスト受け皿のレジスト溶液を排出
    するためのドレインバルブ、排出されたレジスト溶液を
    貯留するためのドレインタンク、および前記各要素を結
    合するレジスト配管とからなることを特徴とするレジス
    ト塗布装置。
JP21592895A 1995-08-24 1995-08-24 レジスト塗布装置 Expired - Fee Related JP3355264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21592895A JP3355264B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 レジスト塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21592895A JP3355264B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 レジスト塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0962009A JPH0962009A (ja) 1997-03-07
JP3355264B2 true JP3355264B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=16680587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21592895A Expired - Fee Related JP3355264B2 (ja) 1995-08-24 1995-08-24 レジスト塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3355264B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591904B2 (en) * 2004-09-22 2009-09-22 Fueukawa Electric North America, Inc. System and method for manufacturing color-coated optical fiber

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0962009A (ja) 1997-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3245769B2 (ja) 液処理方法及びその装置
KR100803147B1 (ko) 도포장치 및 이를 이용한 처리액의 도포 방법
JP2004170451A (ja) 現像方法及び現像装置
JP4372984B2 (ja) 塗布装置及び塗布方法
TWI260686B (en) Coating film forming apparatus
JP3686822B2 (ja) 現像処理装置および現像処理方法
KR19980018527A (ko) 처리장치
JP3704064B2 (ja) 液処理装置および液処理方法
JP3355264B2 (ja) レジスト塗布装置
JP3926544B2 (ja) 現像処理装置
JP4353530B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP4428121B2 (ja) パターン形成方法及びパターン形成装置
JP3809798B2 (ja) 基板端部現像方法及びその現像装置
JP6783105B2 (ja) ノズル洗浄方法、塗布装置
JP2002334918A (ja) 処理装置
JPH11198354A (ja) スクリーン印刷用マスクのマスク清掃装置およびそれを備えたスクリーン印刷装置
JP3605541B2 (ja) 基板処理装置
JP5188926B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JPH1034874A (ja) 版胴運搬兼インキ装置
JP4715150B2 (ja) パターン形成方法及びパターン形成装置
JP3295620B2 (ja) 処理装置
KR100415407B1 (ko) 기판의 액처리방법
JP2002151404A (ja) 周縁除去装置及び処理装置
JP2854404B2 (ja) 平版印刷版現像装置
KR101016401B1 (ko) 인쇄장치

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130927

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees