JP3355256B2 - 電気錠装置 - Google Patents

電気錠装置

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JP3355256B2 JP32616594A JP32616594A JP3355256B2 JP 3355256 B2 JP3355256 B2 JP 3355256B2 JP 32616594 A JP32616594 A JP 32616594A JP 32616594 A JP32616594 A JP 32616594A JP 3355256 B2 JP3355256 B2 JP 3355256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅、ビルにおけるド
ア等の施錠、解錠を電気的に行なう電気錠装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、ドア等の施解錠を電気的に行なう電気錠装置が住
宅、ビル等において使用されている。図3は、従来の電
気錠装置を示す図である。この電気錠装置は外部に設置
された電気錠500、電気錠500に接続された2線変
換アタプタ400、及び2線変換アダプタ400と2線
で接続された居室ユニット300で構成される。
【0003】電気錠500は電気錠の種類に応じた電気
信号を印加することにより、ドアの施錠、解錠を行な
う。電気錠500の種類には、瞬時通電施解錠型と通電
時施解錠型とがあり、それぞれ動作に次の様な特徴があ
る。瞬時通電施解錠型は、施錠方向または解錠方向の極
性をもったパルス状の電流を通電することによって施錠
・解錠できる。電気錠500が施錠状態の時には、解錠
方向に瞬時通電すれば解錠され、施錠方向に通電しても
電気錠500の状態は変化しない。また、電気錠500
が解錠状態の時には、施錠方向に瞬時通電すれば施錠さ
れ、解錠方向に通電しても電気錠500の状態は変化し
ない。一方、通電時施解錠型は通電方向とは関係無く、
通電時のみ現在の電気錠500の状態を反転させるよう
に施錠・解錠でき、通電時間は任意に設定できる。電気
錠500が施錠状態の時には通電している間だけ解錠と
なり、電気錠500が解錠状態の時には通電すると施錠
となる。即ち、現状の電気錠500の状態と同じ方向に
通電したことによって電気錠500の状態が変化するも
のが通電時施解錠型、変化しないものが瞬時通電施解錠
型である。
【0004】2線変換アダプタ400は居室ユニット3
00からの信号によって電気錠の種類に応じた電気信号
を電気錠500に印加する。居室ユニット300は、電
気錠を施錠・解錠するための電気錠釦301、及び錠種
の設定をするためのディップスイッチ302を備えてい
る。電気錠釦301を押すことによって居室内で外部ド
アを解錠することができるが、この場合、接続される電
気錠500の種類に応じた電気信号を印加するためには
ディップスイッチ302の設定がされていることが必要
である。通常、電気錠装置を施工後ディップスイッチ3
02の設定をする。
【0005】このように、従来の電気錠装置では、電気
錠500を正しく動作させるために、施工後に、接続さ
れる電気錠500の種類に応じた電気信号を印加するた
めのディップスイッチ302を設定をする必要があっ
た。従って、利用者自らが煩雑な操作をしなければなら
ない場合もあり、錠の種類の自動判別機能が望まれてい
る。
【0006】
【発明の目的】本発明は上述した要求を満たすためにな
されたものであり、接続される電気錠の種類を自動判別
する手段を備えた電気錠装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電気錠装置は、ドアの施錠、解錠を行なうシ
リンダを動作させるアクチュエータ、該シリンダの施
錠、解錠に連動して施錠信号、解錠信号を発生する検出
スイッチを有する通電時施解錠型又は瞬時通電施解錠型
の電気錠と、該アクチュエータを駆動する通電電流の極
性を切換える通電方向切換回路および通電電流を0N、0F
Fさせる通電スイッチ、該検出スイッチに接続され該通
電方向切換回路を制御する制御回路(CPU)を有する
2線変換アダプタと、該2線変換アダプタに2線で接続
され該電気錠の施錠、解錠を行なう要求信号を該2線変
換アダプタに送出する電気錠釦を有する居室ユニットと
を備え、該制御回路は、該居室ユニットの該電気錠釦が
操作されたとき該シリンダの施錠、解錠にそれぞれ連動
して該検出スイッチにより発生する施錠信号、解錠信号
を読取り該電気錠の施錠、解錠を判断する施解錠判断手
段と、読取られた施錠信号、解錠信号に応じて該通電方
向切換回路を制御し該アクチュエータにそれぞれ施錠方
向、解錠方向に通電したとき、該シリンダの施錠、解錠
にそれぞれ連動して該検出スイッチにより発生する施錠
信号、解錠信号に変化があれば通電時施解錠型、変化が
なければ瞬時通電施解錠型として前記電気錠の錠種を判
別する錠種判別手段とを備えている。
【0008】好適には、該電気錠装置が、該錠種判別手
段で判別された該電気錠の錠種を記憶する記憶装置(R
AM)と、該居室ユニットの該電気錠釦が第2回目以降
に操作されたとき該記憶装置で記憶された該電気錠の錠
種に応じて該通電方向切換回路および該通電スイッチを
制御し該アクチュエータを駆動する駆動手段とを備えて
いることが好ましい。
【0009】
【作用】この電気錠装置において、2線変換アダプタに
存する制御回路は、居室ユニットの電気錠釦が操作され
たときシリンダの施錠、解錠にそれぞれ連動して検出ス
イッチにより発生する施錠信号、解錠信号を読取り、施
解錠判断手段において電気錠の施錠、解錠を判断する。
そして施錠の場合には、通電方向切換回路を制御しアク
チュエータに施錠方向に通電し、解錠の場合には通電方
向切換回路を制御しアクチュエータに解錠方向に通電す
る。ここで電気錠の種類が瞬時通電施解錠型であれば、
施錠時に施錠方向に通電しても又解錠時に解錠方向に通
電しても、いずれの場合にもシリンダは動作せず、検出
スイッチの発生する信号は変化しない。一方、電気錠が
通電時施解錠型の場合には、通電方向とは関係無く、通
電時のみ現在の電気錠の状態を反転させるように施錠・
解錠するので、アクチュエータへの通電によりシリンダ
が動作し、検出スイッチからの信号は施錠信号から解錠
信号へ或いは解錠信号から施錠信号へと変化する。
【0010】従って、施解錠判断手段は検出スイッチか
らの信号が変化しないことにより通電時施解錠型と判断
し、該信号が変化することにより瞬時通電施解錠型と判
断する。このように判別した後は、判別された電気錠の
錠種が記憶装置に記憶され、制御回路の駆動手段は、記
憶装置からの情報に基づき電気錠の種類に応じて通電方
向切換回路及び通電スイッチを制御しアクチュエータを
駆動する。
【0011】
【実施例】以下本発明を図1に示す実施例を参照して詳
述する。図1(a)は、電気錠装置の概観を示したもの
で、外部に設置された電気錠1、電気錠1に接続された
2線変換アタプタ2、及び2線変換アダプタ2と2線で
接続され、住居内に設置された居室ユニット3で構成さ
れる。
【0012】図1(a)の回路構成を詳述したものが図
1(b)である。図1(b)において、電気錠1は、ド
ア(図示せず)の施錠、解錠を行なうシリンダ(図示せ
ず)、シリンダを動作させるアクチュエータ12、シリ
ンダに接続された検出スイッチ13及びドアの開閉を検
出するドア検出スイッチ11を備えている。シリンダ
は、ドアを施錠又は解錠するための機械的な機構のもの
であるが、電気的には検出スイッチ13と連動してい
る。尚、ドア検出スイッチ11と制御回路23を接続し
ている信号線はドアの開閉を知らせるものである。アク
チュエータ12は2線変換アダプタ2と接続することに
よって電源供給され、シリンダを動作させる。図1
(b)ではアクチュエータ12はソレノイドで記載され
ているが、モーター等公知のアクチュエータを用いるこ
とができる。検出スイッチ13は、シリンダの施錠、解
錠に連動して動作し、信号を発生する。即ち、施錠の場
合には検出スイッチ13はC側に接続して施錠信号f1
を発生し、解錠の場合には検出スイッチ13はO側に接
続して解錠信号f2を発生する。該信号f1、f2は信号
線を介して2線変換アダプタ2のCPU23に入力され
る。ここで用いている電気錠1は、通電時施解錠型また
は瞬時通電施解錠型のいずれかである。
【0013】2線変換アダプタ2は、電源供給をする電
源回路21、電気錠1のアクチュエータ12に接続され
た通電方向切換回路RY1、電源回路21と通電方向切
換回路RY1とを接続する通電スイッチRY2、電源回路
21並びに居室ユニット3に接続された通信回路22、
及び通信回路22、検出スイッチ13並びにドアに接続
され、通電方向切換回路RY1並びに通電スイッチRY2
を制御するCPU23を備えている。図1(b)におい
て、通電方向切換回路RY1、通電スイッチRY2はそれ
ぞれ2ヵ所に記載されているが、実際には各1個存在す
るだけであり、図中下側に示したものは通電方向切換回
路RY1、通電スイッチRY2の詳細及びCPU23によ
る制御線との関係を明確にするために別に記載したもの
である。即ち、通電方向切換回路RY1はアクチュエー
タ12に接続され、通電スイッチRY2を介して電源回
路21に接続し、かつ、CPU23に接続され、CPU
23に制御されている。通電スイッチRY2は通電方向
切換回路RY1と電源回路21とを接続するとともに、
CPU23に接続され、CPU23に制御されている。
【0014】通電方向切換回路RY1は、アクチュエー
タ12を駆動する通電電流の極性を切換える。通電方向
切換回路RY1はアクチュエータ12のそれぞれの端子
に接続を切換えるスイッチRY1ー1、RY1ー2から構成さ
れ、一方を電源回路21に接続し、他方を接地する。即
ち、通電方向切換回路RY1-1のスイッチをa側と接続
し、通電方向切換回路RY1ー2のスイッチをc側と接続
すると、アクチュエータ12のa側と接続した側は電源
回路21と接続し、c側と接続した側はアース端子と接
続する。一方、通電方向切換回路RY1-1のスイッチを
b側と接続し、通電方向切換回路RY1ー2のスイッチを
d側と接続すると、アクチュエータ12のb側と接続し
た側はアース端子と接続し、d側と接続した側は電源回
路21と接続し、前者の接続時とは通電方向が切り換わ
る。従って、前者の接続時に施錠方向に通電されるなら
ば、後者の接続時には解錠方向に通電される。
【0015】通電スイッチRY2は、接続状態では電源
回路21から供給される電流をアクチュエータ12に通
電し、電気錠1の種類に応じてシリンダを動作させるこ
とができる。切断状態では電源回路21から供給される
電流をアクチュエータ12に通電しないため、シリンダ
は動作しない。。電源回路21は、上記電気錠駆動系統
の他、通信回路22、CPU23等にも電源を供給す
る。通信回路22は電気錠駆動要求信号f3等居室ユニ
ット3とCPU23との通信を介在する。
【0016】CPU23は、ドア11が施錠状態か解錠
状態かを判別する施解錠判断手段231、電気錠の種類
を判別する錠種判別手段232、電気錠の種類を記憶し
ておく記憶装置(RAM)233、電気錠を施錠解錠す
るために通電方向切換回路RY1及び通電スイッチRY2
を制御することによりアクチュエータ12を駆動する駆
動手段234、及び外部等との通信信号を制御する通信
手段235を備えている。
【0017】施解錠判断手段231は、シリンダの動き
に連動して検出スイッチ13で発生する施錠信号f1及
び解錠信号f2を受け、施錠状態か解錠状態かを判別す
ると共に、錠種判別手段232と相互に信号のやりとり
をし、駆動手段234に電気錠が施錠状態か解錠状態か
を知らせる。錠種判別手段232は施解錠判断手段23
1、RAM233及び駆動手段234との間で相互にや
りとりをし、施解錠判断手段231からの信号により電
気錠の種類を判別し、判別した結果をRAM233に保
存し、またRAM233から読み出して駆動手段234
に知らせる。駆動手段234は施解錠判断手段231、
錠種判別手段232又は通信手段235からの信号によ
り通電方向切換回路RY1、通電スイッチRY2を制御す
る。通信手段235は居室ユニット3からの電気錠駆動
要求信号f3を受けて駆動手段234に制御を渡す。
【0018】居室ユニット3は、居室内に設置され、2
線変換アダプタ2に2線で接続され、電気錠1の施錠・
解錠の要求をする信号f3を2線変換アダプタ2に送出
する電気錠釦31を備えている。電気錠釦31を押すこ
とによって、電気錠駆動要求信号f3が発生し、2線変
換アダプタ2内の通信回路22、CPU23中の通信手
段235、駆動手段234を介して、外部に設置された
電気錠1を解錠することができる。従来技術で必要であ
った電気錠の種類を設定するためのディップスイッチ
は、2線変換アダプタ2において電気錠の種類を判別す
る機構を有するため、本実施例では必要無い。
【0019】このような構成の電気錠装置の動作につい
て図2を参照しながら説明する。電源投入後(20
0)、電気錠釦31が押下されると電気錠駆動要求信号
f3が発生し、通信回路22、通信手段235を介して
駆動手段234に制御が渡る(201)。駆動手段23
4は電気錠の種類を錠種判別手段232に問い合せ、錠
種判別手段232はRAM233に錠種が既に記憶され
ているかどうかを調べる(202)。
【0020】RAM233に錠種が記憶されている場合
は、錠種判別手段232はRAM233に記憶されてい
る錠種を読みだして電気錠の種類を判断し、駆動手段2
34に送出する(203)。電気錠の種類が瞬時通電施
解錠型の場合、駆動手段234は、施錠状態であれば解
錠方向に通電方向切換回路RY1を制御し、通電スイッ
チRY2を閉成し、瞬時通電することによりアクチュエ
ータ12を介してシリンダを駆動させドアの解錠し、ま
た、解錠状態であれば施錠方向に通電方向切換回路RY
1を制御し、通電スイッチRY2を閉成し、瞬時通電する
ことによりアクチュエータ12を介してシリンダを駆動
させドアの施錠をする(204)。電気錠の種類が通電
時施解錠型であれば、駆動手段234は通電方向切換回
路RY1を制御し、通電スイッチRY2を閉成し、設定時
間だけ通電することによりアクチュエータ12を介して
シリンダを駆動させ施錠状態であればドアの解錠をし、
解錠状態であればドアの施錠をする(205)。
【0021】一方、RAM233に錠種が記憶されてい
ない場合は、錠種判別手段232は駆動手段234にそ
の旨を伝達し、電気錠の種類を判定するための動作に移
る。電気錠の種類を判定するために、まず、錠種判別手
段232は施解錠判断手段231の状態を読取り、施錠
状態か解錠状態かを判断する(206)。駆動手段23
4は、施錠状態ならば施錠方向に通電方向切換回路RY
1を制御し、通電スイッチRY2を閉成し電源回路21か
ら通電し、アクチュエータ12を駆動する(207)。
この場合電気錠1が通電時施解錠型ならば通電方向とは
関係無く通電時のみ現在の電気錠の状態を反転させるよ
うに解錠できるので、シリンダは解錠し、シリンダの解
錠に連動して発生した解錠信号f2が施解錠判断手段2
31によって読取られる(208)。施解錠判断手段2
31は制御を錠種判別手段232に渡し、錠種判別手段
232は電気錠の状態が変化したことより、電気錠の種
類を通電時施解錠型と判定する(209)。錠種判別手
段232は判別された電気錠の種類をRAM233に記
憶する(210)。他方、電気錠1が瞬時通電施解錠型
ならば施錠方向に通電しても電気錠の状態は変化しない
ので、アクチュエータ12を駆動しても施錠したまま
で、シリンダの施錠に連動して発生する信号も施錠信号
f1のまま施解錠判断手段231によって読取られる
(208)。施解錠判断手段231は制御を錠種判別手
段232に渡し、錠種判別手段232は電気錠の状態が
変化しなかったことより、電気錠の種類を瞬時通電施解
錠型と判定する(211)。その後、錠種判別手段23
2は判別された電気錠の種類をRAM233に記憶する
(212)。
【0022】同様に施解錠判別手段231に読取られた
状態が解錠状態ならば、駆動手段234は、解錠方向に
通電方向切換回路RY1を制御し、通電スイッチRY2を
閉成し電源回路21から通電し、アクチュエータ12を
駆動する(213)。この場合電気錠1が通電時施解錠
型ならば通電方向とは関係無く通電時のみ現在の電気錠
の状態を反転させるように施錠できるので、シリンダは
施錠し、シリンダの施錠に連動して発生した施錠信号f
1が施解錠判断手段231によって読取られる(21
4)。施解錠判断手段231は制御を錠種判別手段23
2に渡し、錠種判別手段232は電気錠の状態が変化し
たことより、電気錠の種類を通電時施解錠型と判定する
(209)。錠種判別手段232は判別された電気錠の
種類をRAM233に記憶する(210)。他方、電気
錠1が瞬時通電施解錠型ならば施錠方向に通電しても電
気錠の状態は変化しないので、アクチュエータ12を駆
動しても解錠したままで、シリンダの解錠に連動して発
生する信号も解錠信号f2のまま施解錠判断手段231
によって読取られる(214)。施解錠判断手段231
は制御を錠種判別手段232に渡し、錠種判別手段23
2は電気錠の状態が変化しなかったことより、電気錠の
種類を瞬時通電施解錠型と判定する(211)。その
後、錠種判別手段232は判別された電気錠の種類をR
AM233に記憶する(212)。
【0023】錠種判別手段232は駆動手段234に電
気錠の種類を伝える。以降の電気錠駆動要求に対しては
RAM233の該データが参照される(202−20
3)。即ち、電気錠駆動要求信号f3に対して、駆動手
段234は電気錠の種類が瞬時通電施解錠型であれば、
解錠方向に通電方向切換回路RY1を制御し、通電スイ
ッチRY2を閉成し、瞬時通電することによりアクチュ
エータ12を介してシリンダを駆動させドア11の解錠
をする(204)。一方、電気錠の種類が通電時施解錠
型であれば、通電方向切換回路RY1を制御し、通電ス
イッチRY2を閉成し、設定時間だけ通電することによ
りアクチュエータ12を介してシリンダを駆動させドア
11の解錠をする(205)。
【0024】尚、以上の実施例では、通電方向切換回路
RY1、通電スイッチRY2は図1(b)に示すようなリ
レースイッチを用いた例を示したが、トランジスタスイ
ッチを用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、CP
Uの機能として電気錠が施錠状態か解錠状態かを判別す
る施解錠判断手段、電気錠の種類を判別する錠種判断手
段を備え、ドアの施錠・解錠を行なうシリンダに連動し
て施錠信号・解錠信号を発生させる機構を備えたことに
よって、接続される電気錠の種類を自動判別することが
できる。
【0026】また、電気錠の種類を記憶しておくRA
M、通電方向の切換等のスイッチを制御する駆動手段を
備えることにより、自動判別した結果によって電流の通
電を自動制御することができる。このため、電気錠種設
定のためのスイッチを設ける必要が無く、接続して使用
する電気錠の種類を設定するという煩雑な操作から使用
者又は施工者を解放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は概観図であり、(b)は本発明の一実
施例を表す詳細なブロック図である。
【図2】本発明の動作を説明するフローチャート図であ
る。
【図3】従来の電気錠装置を表す概観図である。
【符号の説明】
1・・・・・・電気錠 2・・・・・・2線変換アダプタ 3・・・・・・居室ユニット 12・・・・・・アクチュエータ 13・・・・・・検出スイッチ RY1・・・・・・通電方向切換回路 RY2・・・・・・通電スイッチ 23・・・・・・CPU(制御回路) 231・・・・・・施解錠判別手段 232・・・・・・錠種判別手段 233・・・・・・RAM(記憶装置) 234・・・・・・駆動手段 31・・・・・・電気錠釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−93286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 - 49/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの施錠、解錠を行なうシリンダを動作
    させるアクチュエータ(12)、前記シリンダの施錠、
    解錠に連動して施錠信号(f1)、解錠信号(f2)を発
    生する検出スイッチ(13)を有する通電時施解錠型ま
    たは瞬時通電施解錠型の電気錠(1)と、前記アクチュ
    エータを駆動する通電電流の極性を切換える通電方向切
    換回路(RY1)および通電電流を0N、0FFさせる通電ス
    イッチ(RY2)、前記検出スイッチに接続され前記通
    電方向切換回路を制御する制御回路(23)を有する2
    線変換アダプタ(2)と、前記2線変換アダプタに2線
    で接続され前記電気錠の施錠、解錠を行なう要求信号
    (f3)を前記2線変換アダプタに送出する電気錠釦
    (31)を有する居室ユニット(3)とを備え、 前記制御回路は、前記居室ユニットの前記電気錠釦が操
    作されたとき前記シリンダの施錠、解錠にそれぞれ連動
    して前記検出スイッチにより発生する施錠信号、解錠信
    号を読取り前記電気錠の施錠、解錠を判断する施解錠判
    断手段(231)と、読取られた施錠信号、解錠信号に
    応じて前記通電方向切換回路を制御し前記アクチュエー
    タにそれぞれ施錠方向、解錠方向に通電したとき、前記
    シリンダの施錠、解錠にそれぞれ連動して前記検出スイ
    ッチにより発生する施錠信号、解錠信号に変化があれば
    前記通電時施解錠型、変化がなければ前記瞬時通電施解
    錠型として前記電気錠の錠種を判別する錠種判別手段
    (232)とを備えていることを特徴とする電気錠装
    置。
  2. 【請求項2】前記錠種判別手段で判別された前記電気錠
    の錠種を記憶する記憶装置(233)と、前記居室ユニ
    ットの前記電気錠釦が第2回目以降に操作されたとき前
    記記憶装置で記憶された前記電気錠の錠種に応じて前記
    通電方向切換回路および前記通電スイッチを制御し前記
    アクチュエータを駆動する駆動手段(234)とを備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の電気錠装置。
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JP5313445B2 (ja) * 2006-11-06 2013-10-09 パナソニック株式会社 電気錠コントローラ

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