JP3355166B2 - 金属溶湯測温用熱電対 - Google Patents
金属溶湯測温用熱電対Info
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Description
湯を測温する積層構造の外側スリーブを備えた金属溶湯
測温用熱電対に関する。
ための熱電対は,材料として比較的に融点が高く,大気
中で安定であるPt−Rhを素線として使用し,該Pt
−Rh素線をアルミナシリカファイバー等の石英ガラス
から成るパイプに固定した構造のものが使用されてい
る。このような熱電対は,製鋼溶湯の測温を約1〜2回
程度行った後には正確な温度の測定が不能となり,廃棄
しているのが現状であり,熱電対を多数回にわたって反
復利用できずに熱電対そのものが極めて高価なものにな
っている。また,金属溶湯の熱電対としては.保護管を
サーメット,窒化ケイ素,アルミナ,炭化ケイ素等を材
料として作製し,該保護管の内部にPt−Rh線或いは
W−Re素線を内包した構造のものが知られている。こ
のような熱電対は,耐熱衝撃性が悪いため,測温時に予
熱等の処理を行う必要があった。
は,気密端子付シース型熱電対が開示されている。該熱
電対は,過渡的な温度変化等により,端子部に温度勾配
が生じても測定誤差を生じさせないものであり,アルメ
ル線とクロメル線の異種金属線からなる熱電対素線をス
テンレス製シース内に無機絶縁材と共に,相互に絶縁し
て収納し,シースの基端側を気密端子部により気密に封
止する。
管の耐熱衝撃性はSi3 N4 保護管の1.5倍の強度で
あり,Si3 N4 保護管の熱電対を1700℃以上の温
度の鉄溶湯に直接浸した場合には,比較的に短時間のう
ちに保護管に亀裂等が発生し,破損に至る。また,Pt
−Rh熱電対は,不活性ガス雰囲気での使用はできず,
大気中での使用可能温度は1500℃が限界温度であ
り,例えば,鉄溶湯の測温では,保証温度の上限を越え
ており,正確な温度測定ができない上,融点近傍の温度
であり寿命が短いという問題がある。Pt−Rh素線を
用いたPR熱電対の熱起電力は,CA熱電対の約1/1
5であり,W−Re熱電対の約1/7と小さいため,そ
れらの熱電対に比較して測温の精度が劣り,応答性が悪
いという問題を有している。そのため,現場において
は,溶鉱炉の溶湯を測温するため,作業者は溶解炉の近
傍で温度が安定するまでの約10〜15秒間,その測定
場所にいることを余儀なくされる。
不活性ガス雰囲気中での使用が可能であり,大気中での
使用可能温度は400℃が限界温度であり,不活性ガス
雰囲気中での使用可能温度は2300℃が限界温度であ
る。また,従来の熱電対は,溶湯の測温に際して,鉄の
溶湯が付着し易く,応答性が悪いという問題を有してい
る。熱電対のPt−Rh素線や保護管に,溶湯の鋳鉄が
付着し,それを除去するための工程は煩雑になり,しか
も現行品は寿命が2回程度の測温であり,熱電対の交換
作業も手間がかかるという問題がある。また,熱電対に
おけるW−Re素線は,大気中では酸化し易く,鋳鉄溶
湯の温度測定には使用できないものである。また,従来
の金属溶湯用熱電対は,1450℃以上の溶湯に浸漬し
た際に,熱衝撃により,数回で亀裂が発生して破壊に至
り,測温できなくなったり,溶融の金属,スラグ等が保
護管の外面に付着して応答性が低下し,耐久性も低下す
る等の問題が発生する。
の課題を解決するため,応答性を良好にし且つ耐久性を
向上させ,金属素線として,例えば,融点が2300℃
以上のタングステン−レニウム線を使用し,保護内管の
先端の受熱部を鉄と反応し難い材料のモリブデン基(M
o)を主成分とし,高熱伝導率の材料で被覆された保護
内管で構成し,保護内管の外側に耐熱性で特性の異なる
材料,特に,窒化ケイ素を主成分とする第1層と撥湯性
のBNを含んだ窒化ケイ素を主成分とする第2層とを交
互又はランダムに積層した積層構造の外側スリーブを配
置して熱衝撃に強い構造に構成し,測温性が良好で70
0回という多数回にわたって測温可能にした金属溶湯測
温用熱電対を提供することである。
料から成る保護内管,該保護内管に充填された耐熱セラ
ミックスから成る充填材,該充填材中に配置され且つ前
記受熱部の位置で端部が結線された測温部を構成する異
なる組成の一対の金属素線,及び前記保護内管の前記受
熱部以外の外側部分を覆っている外側スリーブを有し,
前記外側スリーブは,窒化ケイ素を主成分とする材料か
ら成る第1層と窒化ケイ素を主成分とする材料に撥湯性
のBNを10〜40vol%含有した材料から成る第2
層とが交互又はランダムに密着して同心円状又は渦巻き
状に積層されていることから成る金属溶湯測温用熱電対
に関する。
リーブの前記第1層と前記第2層との厚みがそれぞれ3
0〜350μmの範囲であり,前記外側スリーブの最外
層には前記第2層が配置されている。
層と前記第2層とから成る前記外側スリーブの積層数
は,前記外側スリーブの外半径をR,内半径をr,平均
層厚さをSとした時に積層数が(R−r)/Sとなり,
10〜100層の範囲に積層されているものである。
は空気層が形成されている。両者間に空気層を設けるこ
とによって遮熱度をアップでき,金属溶湯から保護内管
を保護すると共に,保護内管自体の熱容量を低減でき,
測温応答性を向上できる。
ーブから突出する前記外側スリーブの開口部には,セラ
ミックファイバ等の耐熱セラミックスから成る固定部材
が配置されている。更に,前記固定部材は,リン酸アル
ミニウム,窒化ケイ素及び/又はマグネシアから形成さ
れている。
る材料で形成されている。また,前記保護内管に充填さ
れた前記充填材は,リン酸アルミニウム,窒化ケイ素及
び/又はマグネシアから形成されている。更に,前記金
属素線は,W−Re線から構成されている。
るため,前記受熱部を構成する前記保護内管の外面に
は,Mo−ZrB2 ,Mo−ZrN,Mo−ZrO2 等
のMoを主成分とする高熱伝導率の材料が被覆されてい
る。
熱伝導材から成る保護内管と該保護内管の外側の積層構
造の外側スリーブから構成し,保護内管の受熱部のみを
外側スリーブから突出させたので,保護内管を金属溶湯
の熱影響から保護でき,外側スリーブを積層構造によっ
て,熱衝撃より生じた亀裂が一気に内部まで進展せず,
前記第1層と前記第2層との境界層或いは隣接する層と
の境界層の部分で偏向し,破壊エネルギが増大するた
め,外側スリーブの寿命が改善され,保護内管の保護が
可能になる。また,外側スリーブの最外層をBNを含有
する窒化ケイ素で構成したので,金属溶湯が外側スリー
ブの外面に対して形成する接触角が大きくなり,外面が
金属溶湯を弾く撥湯現象が発生し,外面への金属溶湯の
付着が防止され,耐久性を向上させる。
による熱電対の実施例を説明する。図1はこの発明によ
る金属溶湯測温用熱電対の一実施例を示す断面図,図2
はこの発明による金属溶湯測温用熱電対の別の実施例を
示す断面図,図3は本発明の熱電対と従来の熱電対との
測温応答性を比較したグラフ,図4は本発明の熱電対と
従来の熱電対との測温可能回数による耐久性を比較した
グラフ,図5は溶融金属とBN添加量との接触角の関係
を示すグラフ,及び図6は接合強度とBN添加量との関
係を示すグラフである。
先端に受熱部4を備えた保護内管2,保護内管2内に充
填された耐熱性材料から成る充填材8,充填材8中に配
置され且つ端部が結線された測温部9を構成する異なる
組成の一対の金属素線6,7,及び保護内管2の受熱部
4以外の外側部分を覆っている外側スリーブ1を有す
る。特に,外側スリーブ1は,窒化ケイ素を主成分とす
る材料から成る第1層10と窒化ケイ素を主成分とする
材料に撥湯性のBNを10〜40vol%含有した材料
から成る第2層11とが交互又はランダムに密着して同
心円状又は渦巻き状に積層されている。また,保護内管
2の受熱部4は,金属溶湯等の材料の温度を測定する領
域であり,保護内管2の先端部が外側スリーブ1の開口
端部から突き抜けて外側に露出することによって構成さ
れている。
両者間の遮熱度をアップさせる空気層3が形成されてい
る。保護内管2は,窒化ケイ素を主成分とする材料で形
成されている。保護内管2に充填された充填材8は,リ
ン酸アルミニウム,窒化ケイ素及び/又はマグネシアか
ら形成されている。保護内管2の受熱部4の領域は,外
側スリーブ1から突出する外側スリーブの開口部12に
は,セラミックファイバ等の耐熱セラミックスから成る
固定部材5が配置されている。固定部材5は,リン酸ア
ルミニウム,窒化ケイ素及び/又はマグネシアから形成
されている。また,受熱部4を備えた保護内管2は,窒
化ケイ素を主成分とする耐熱性のセラミックスから形成
されている。更に,金属素線6,7は,配合割合の異な
るW−Re線から構成されている。例えば,金属素線6
はW−5Re線から成り,金属素線7はW−26Re線
から形成されている。充填材8は,空隙が発生しないよ
うに保護内管2内に充填され,金属素線6,7の酸化腐
食を防止している。
ブ1の第1層10と第2層11との厚みがそれぞれ30
〜350μmの範囲であり,外側スリーブ1の最外層に
は撥湯性のBNを含み第2層11が配置されている。ま
た,外側スリーブ1を形成する第1層10と第2層11
とは,積層数が略10〜100層の範囲に交互又はラン
ダムに積層されている。即ち,第1層10と第2層11
とから成る外側スリーブ1の積層数は,外側スリーブ1
の外半径をR,内半径をr,平均層厚さをSとした時に
積層数が(R−r)/Sとなり,10〜100層の範囲
に積層されていることになる。例えば,外側スリーブ1
の外径を13mmに形成し,内径を7mmに形成する
と,外側スリーブ1の厚み〔(R−r)/S〕は3mm
になる。第1層10と第2層11との厚みが最小値30
μmであれば,100層(=3000/30)になり,
また,第1層10と第2層11との厚みが最大値350
μmであれば,9層(=3000/350)になる。
は,タングステン−レニウム合金線である。一方の金属
素線6の組成はW−5Reであり,また,他方の金属素
線7の組成はW−26Reである。W−5Re素線6と
W−26Re素線7は,保護内管2内の充填材8に埋設
された状態で隔置して延びるように配置されている。ま
た,金属素線6,7の各端部は,結線されて測温部9を
形成しており,測温部9は受熱部4領域の保護内管2の
内面に密着している。W−5Re素線6とW−26Re
素線7の他端部は,図示していないが,保護内管2の端
部の封止部材から延び出し,例えば,保護内管2の端部
にコレットチャックで固定されたステンレス製の支持棒
を通って測定機器に接続されている。
属溶湯測温用熱電対の別の実施例を説明する。この実施
例では,受熱部4を構成する保護内管2の外面15に皮
膜層13を設けた以外は,上記実施例と同一の構造を有
するので,同一部品には同一符号を付し,重複する説明
は省略する。保護内管1の外面14にコーティングした
皮膜層13は,Mo−ZrB2 ,Mo−ZrN,Mo−
ZrO2 等のMoを主成分とする高熱伝導率で,鉄と反
応し難い材料から構成されている。従って,保護内管1
の受熱部4が金属溶湯に浸漬されたとしても,皮膜層1
3のため鉄と反応することがなく,耐久性を向上させる
とができる。
少量の焼結助剤を添加した粉末を基本成分とした原料G
Aを,ドクターブレード装置を用いてシートAを作製し
た。また,シートAの原料GAに撥湯成分のBNを添加
した原料GBを,ドクターブレード装置を用いてシート
Bを作製した。この時,シートAとシートBとの一層の
それぞれの厚みは,40〜410μmの範囲であった。
シートAとシートBを用いて,これらを交互又はランダ
ムに積層し,層状で円筒形状に成形し,CIPにより2
次成形を行って外側スリーブ1を作製した。即ち,シー
トAとシートBとをCIPで加圧後に,荷重を解放した
際に,スプリングバックにより成形体が僅かに広がり,
ステンレス棒を成形体から引き抜き,次いで,成形体を
脱脂した後に,これを100atmの窒素雰囲気中にお
いて,1850℃で4時間焼成して多重層の積層構造か
ら成る外側スリーブ1を作製した。外側スリーブ1にお
ける第1層10はシートAから構成され,また,第2層
11はシートBから構成されている。また,第1層10
と第2層11との厚み(μm)は,表1に示すように,
13種類に分類した。更に,第1層10と第2層11と
の積層数は,実施例では30〜40層に調整した。
窒化ケイ素を主成分とする材料を成形し,100atm
の窒素雰囲気中において1850℃で4時間焼成して高
靱性窒化ケイ素製の保護内管2を作製した。次いで,保
護内管2を外側スリーブ1に空気層3を形成した状態に
挿入し,外側スリーブ1の開口部12から20mmだけ
突き出させ,更に,外側スリーブ1の端部の開口部12
と保護内管2との間のクリアランスには固定部材5を構
成するリン酸アルミニウム,窒化ケイ素及び/又はマグ
ネシア等のセラミックファイバを充填した。更に,保護
内管2内に,金属素線6,7を挿入すると共に,充填剤
8を構成するリン酸アルミニウム,窒化ケイ素及び/又
はマグネシアを充填し,金属溶湯測温用熱電対を作製し
た。
属溶湯測温用熱電対を用いて,1450℃の金属溶湯の
測温試験を行った。その結果を,表1及び図3〜図6に
示す。これらの熱電対(本発明)は,起電力が安定化す
るまでの時間は,図3に示すように,ほぼ8秒程度であ
った。また,これらの熱電対は,図4に示すように,7
00回の繰り返し測温を実行することができた。測温試
験の結果は,表1に示すように,外側スリーブ1の第1
層10と第2層11との厚みが30〜350μmの範囲
のものが,700回繰り返し使用した後でも,外側スリ
ーブ1は肉厚の途中でクラックが止まっており,破損及
びスラグの付着は見られず,良好であることが確認され
た。表1に示すように,層の厚みが10〜30mmのも
のは,層の減肉が激しく発生し,耐久性の点で問題があ
った。また,層の厚みが350〜410mmのものは,
一気にクラックが進展し,層の破壊が発生した。
角の関係が示されている。窒化ケイ素を主成分とする材
料にBNを10vol%以下含有させた材料では,接触
角は小さく,金属溶湯の撥湯現象が現れず,外側スリー
ブ1の外面14に金属溶湯が付着する状態が発生した。
従って,外側スリーブ1を形成する材料は,窒化ケイ素
にはBNを10vol%以上含有させる必要がある。ま
た,図6には,BN添加量と接合強度との関係が示され
ている。窒化ケイ素を主成分とする材料にBNを40v
ol%以上含有させた材料では,接合強度が急激に低下
し,第1層10と第2層11とを積層した場合に,強固
な積層強度を確保できないことが分かった。従って,窒
化ケイ素へのBNの添加量は,接触角と接合強度を考慮
すれば,10〜40vol%が適正な範囲であることが
分かる。
電力が安定化するまでの時間は,図3に示すように,ほ
ぼ10秒であった。また,従来の熱電対は,100回繰
り返して測温すると,熱衝撃により亀裂が発生して破損
し,測温不能になった。
は,上記のように構成したので,耐久性を向上させる外
側スリーブと測温応答性を向上させる保護内管とを一体
に構成して耐久性と測温応答性との機能を分担させるこ
とによって,耐久性を向上させ,測温応答性を良好に
し,繰り返しの使用を可能にさせることができる。
一実施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
を比較したグラフである。
数による耐久性を比較したグラフである。
グラフである。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 先端に受熱部を備えた耐熱材料から成る
保護内管,該保護内管に充填された耐熱セラミックスか
ら成る充填材,該充填材中に配置され且つ前記受熱部の
位置で端部が結線された測温部を構成する異なる組成の
一対の金属素線,及び前記保護内管の前記受熱部以外の
外側部分を覆っている外側スリーブを有し,前記外側ス
リーブは,窒化ケイ素を主成分とする材料から成る第1
層と窒化ケイ素を主成分とする材料に撥湯性のBNを1
0〜40vol%含有した材料から成る第2層とが交互
又はランダムに密着して同心円状又は渦巻き状に積層さ
れていることから成る金属溶湯測温用熱電対。 - 【請求項2】 前記外側スリーブの前記第1層と前記第
2層との厚みがそれぞれ30〜350μmの範囲であ
り,前記外側スリーブの最外層には前記第2層が配置さ
れていることから成る請求項1に記載の金属溶湯測温用
熱電対。 - 【請求項3】 前記第1層と前記第2層とから成る前記
外側スリーブの積層数は,前記外側スリーブの外半径を
R,内半径をr,平均層厚さをSとした時に積層数が
(R−r)/Sとなり,10〜100層の範囲に積層さ
れていることから成る請求項1に記載の金属溶湯測温用
熱電対。 - 【請求項4】 前記保護内管と前記外側スリーブとの間
には空気層が形成されていることから成る請求項1に記
載の金属溶湯測温用熱電対。 - 【請求項5】 前記保護内管は,窒化ケイ素を主成分と
する材料で形成されていることから成る請求項1に記載
の金属溶湯測温用熱電対。 - 【請求項6】 前記保護内管の前記受熱部が前記外側ス
リーブから突出する前記外側スリーブの開口部には,セ
ラミックファイバ等の耐熱セラミックスから成る固定部
材が配置されていることから成る請求項1に記載の金属
溶湯測温用熱電対。 - 【請求項7】 前記固定部材は,リン酸アルミニウム,
窒化ケイ素及び/又はマグネシアから形成されているこ
とから成る請求項6に記載の金属溶湯測温用熱電対。 - 【請求項8】 前記保護内管に充填された前記充填材
は,リン酸アルミニウム,窒化ケイ素及び/又はマグネ
シアから形成されていることから成る請求項1に記載の
金属溶湯測温用熱電対。 - 【請求項9】 前記受熱部を構成する前記保護内管の外
面には,Mo−ZrB2 ,Mo−ZrN,Mo−ZrO
2 等のMoを主成分とする高熱伝導率の材料が被覆され
ていることから成る請求項1に記載の金属溶湯測温用熱
電対。 - 【請求項10】 前記金属素線は,W−Re線から構成
されていることから成る請求項1に記載の金属溶湯測温
用熱電対。
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