JP3354833B2 - 空気調和構造及び空気吹出用パーテション - Google Patents

空気調和構造及び空気吹出用パーテション

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JP3354833B2 JP06799897A JP6799897A JP3354833B2 JP 3354833 B2 JP3354833 B2 JP 3354833B2 JP 06799897 A JP06799897 A JP 06799897A JP 6799897 A JP6799897 A JP 6799897A JP 3354833 B2 JP3354833 B2 JP 3354833B2
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法夫 志賀
史晃 川上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和構造及び空
気吹出用パーテションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空調方法は、在室者がどこにいて
も快適さが感じられるように、一つの空調機に対して吹
出口と吸込口とがそれぞれ取り付けられている。
【0003】このような空気調和構造において部屋をパ
ーテション23で区切ると、図10に示すように、吹出
口24と吸込口25とが分断されて、一方の部屋には吹
出口24のみが、また他方の部屋には吸込口25のみが
配置された状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような空気調和
構造において、部屋をパーテションで区切ると、吹出口
と吸込口とが分断されて、一方の部屋には吹出口のみ
が、また他方の部屋には吸込口のみが配置されるため在
室者が快適さを感じられなくなる虞があった。一方、こ
のように在室者の快適さのみを考慮すると、部屋が自在
に分割できず、例え分割できたとしても制約された分割
しかできないという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、部屋の自在な分割ができる
とともに、自在に分割した各部屋においても在室者が快
適さを感じらる空気調和構造及び空気吹出用パーテショ
ンを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めにの本発明の空気調和構造は、吊り天井の裏面に突出
され、かつ給気ダクトが接続された嵌合枠に、空気吹出
用パーテションの上部が嵌め込まれ、該空気吹出用パー
テションは、中空状でかつ上部が開いたり縮んだりし、
その開きすぎを防ぐ布蓋が上端部に取外自在に設けら
れ、前記上部に給気口が開口され、下部に吹出口が設け
られてなり、前記嵌合枠の両側の吊り天井には吸込口が
設けられたことを特徴とする。また空気吹出用パーテシ
ョンは、中空のパーテションの上端部が開口され、該開
口部の内側には外側へ押圧するバネが設けられ、該バネ
による開きすぎを防ぐ布蓋が取外自在に前記上端部に設
けられ、パーテションの上部に給気口が開口され、下部
には吹出口が設けられたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和構造及び
空気吹出用パーテション(以下単にパーテションとい
う)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
1は空気調和構造の第1の実施形態を示した縦断面図、
図2は同横断面図である。
【0008】空気調和構造は、建物1の部屋2における
吊り天井3の嵌合枠4にパーテション8が嵌合され、前
記嵌合枠4に、空調機7から伸びた給気ダクト5が接続
されて構成されている。また天井3全体が換気ダクトの
役割を果たし、その四隅に吸込口6が設けられている。
したがって、嵌合枠4に嵌合されたパーテション8で部
屋2が2分割されても、分割された各部屋2a、2aに
おいて均等な給気ができるようになっている。
【0009】前記嵌合枠4は、室内側が開口されて天井
3の裏面側に突出され、その内側には嵌合凹部9が設け
られ、該嵌合凹部9には開閉自在な蓋9aが取り付けら
れている。よって、ここにパーテション8が取り付けら
れると、ここから室内への給気が行われるようになって
いる。
【0010】パーテション8は、図3及び図4に示すよ
うに、中空状でかつ上端部が開口され、該開口部の内側
に外側へ付勢するバネ10が設けられるとともに、開き
すぎを防止する布蓋10aが取外自在に設けられてい
る。したがって、パーテション8を嵌合枠4に取り付け
る際は、開口部を縮ませた状態にする。また上部には嵌
合凹部9に嵌合される嵌合突起11が突設され、該嵌合
突起11の上側には給気ダクト5からの空気を取り入れ
る給気口12が開口されている。パーテション8の下部
両側には給気口12からの空気を吹き出す吹出口13が
設けられ、吹出調整板14のスライドで開口率が調整で
きるようになっている。
【0011】開口率の調整は、開口率を示した数字に従
って作動摘み15を左右に動かして、吹出口13と吹出
調整板14の孔14aとを合致させて行う。またパーテ
ション8の下部には仕切壁16で調整体収納部17が形
成され、該調整体収納部17に調整体18が上下動自在
に収納されている。この調整体18を作動摘み19で上
下動させてパーテション8の長さを調整し、作動摘み1
9を締め付けることにより調整体18が所定の位置に固
定できるようになっている。
【0012】図6は、パーテション8を嵌合枠4に取り
付けて、部屋2を2つに分割した状態を示すものであ
り、図4に示すように、上部を内側に縮ませて開口部に
挿入すると、それがバネ10で開いて嵌合突起11が嵌
合凹部9に嵌合される。そして、パーテション8と床面
30との間に隙間ができたら、調整体18を床面30ま
で伸ばして隙間を塞ぐ。
【0013】このようにしてパーテション8が取り付け
られると、給気ダクト5からの空気が給気口12を介し
てパーテション内に給気されて吹出口13から吹き出さ
れる。この給気量は吹出口13の吹出調整板14で調整
され、片方の部屋2aを使用しない場合は吹出調整板1
4で片方の吹出口13を閉じた状態にする。そして部屋
2内に吹き出された空気は、吸込口6から吸い込まれ
る。
【0014】図7の(1)は、一つの部屋2に嵌合枠4
が十字状に設けられたものであり、空調機7から縦横方
向に伸びた給気ダクト5が、部屋2の縦方向及び横方向
に設けた嵌合枠4に接続されている。またこれらの嵌合
枠4で仕切られた仕切り部20にはそれぞれ吸込口6が
設けられている。したがって、これらの嵌合枠4にパー
テション8を取り付けると、一つの部屋2を4つに分割
することができ、かつ各部屋において給気と換気とを行
える。また同図の(2)のように嵌合枠4と給気ダクト
を配置することにより、一つの部屋を3つの均等な部屋
に分割できる。このように部屋をいくつに分割するかに
よって給気ダクトの配置が任意に設定できる。
【0015】図8及び9は、第2の実施の形態を示した
ものであり、パーテション8を直接給気ダクトに取り付
ける形態のものである。嵌合枠4の上部の給気ダクト5
には、パーテション8を取り付ける接続突部5aが形成
され、該接続部5aが嵌め合わされる接続凹部8aがパ
ーテション8の上部に形成されている。この接続部5a
は給気ダクト5が分離され、これらがバネ21aで互い
に押圧されて密接されている。この給気ダクト5の先端
部にははめ込み枠5bが設けられるとともに、給気ダク
ト5の接合端面にはゴムパッキン21が設けられてい
る。前記はめ込み枠5bは、接続部5aを両側に開き易
くするとともに、容易にパーテション8の接続凹部8a
にはめ込まれるように傘状に形成されている。そして図
9の(2)に示すように、パーテション8を嵌合枠4に
差し込むと、接続枠体22によって接続部5aが両側に
押し広げられてはめ込み枠5bが接続凹部8aにはめ込
まれる。これにより給気ダクト5とパーテション8が連
通され、給気ダクト5からの空気がパーテション8内を
通って吹出口13から吹き出される。またパーテション
8を嵌合枠4から引き抜くと、給気ダクト5のはめ込み
枠5bがパーテション8の接続凹部8aから外れて、給
気ダクト5が再び接続される。
【0016】図9の(3)は前記接合枠体22が左右に
移動できる状態を示したものであり、給気ダクト5の位
置がずれていても、これに対応してパーテション8が取
り付けられるように、上蓋8bが複数に分割してスライ
ドできるようになっている。例えば、接合枠体22を図
の右方向に移動させると、右側の上蓋8bが重なり合う
のに反して、左側の上蓋8bは伸びる。
【0017】
【発明の効果】吊り天井の裏面に突出され、かつ給気ダ
クトが接続された嵌合枠に、空気吹出用パーテションの
上部が嵌め込まれ、該空気吹出用パーテションは、中空
状でかつ上部が開いたり縮んだりし、その開きすぎを防
ぐ布蓋が上端部に取外自在に設けられ、前記上部に給気
口が開口され、下部に吹出口が設けられてなり、前記嵌
合枠の両側の吊り天井には吸込口が設けられたことによ
り、部屋の自在な分割ができるとともに、自在に分割し
た各部屋においても在室者が快適に感じられる空調がで
きる。
【0018】中空のパーテションの上端部が開口され、
該開口部の内側には外側へ押圧するバネが設けられ、該
バネによる開きすぎを防ぐ布蓋が取外自在に前記上端部
に設けられ、パーテションの上部に給気口が開口され、
下部には吹出口が設けられたことにより、給気を行える
パーテションが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和構造の縦断面図である。
【図2】空気調和構造の横断面図である。
【図3】空気吹出用パーテションの斜視図である。
【図4】空気吹出用パーテションの上部の断面図であ
る。
【図5】(1)は吹出口の正面図、(2)はA−A線断
面図である。
【図6】空気吹出用パーテションを嵌合枠に取り付けた
断面図である。
【図7】(1)は一つの部屋2に嵌合枠4が十字状に設
けられた空気調和構造の横断面図、(2)は一つの部屋
に3つの嵌合枠4が設けられた空気調和構造の横断面図
である。
【図8】第2の実施の形態の空気調和構造の横断面図で
ある。
【図9】(1)は接続突部の断面図、(2)は接続突部
が接続凹部に嵌合した断面図、(3)はパーテションの
接続突部の断面図である。
【図10】従来の空気調和構造の断面図である。
【符号の説明】
1 建物 2 部屋 3 吊り天井 4 嵌合枠 5 給気ダクト 6、25 吸込口 7 空調機 8、23 パーテション 9 嵌合凹部 10 バネ 11 嵌合突起 12 給気口 13、24 吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 史晃 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設 株式会社 東京支店内 (72)発明者 大城 慶明 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設 株式会社 東京支店内 (56)参考文献 特開 平5−118095(JP,A) 特開 平7−145959(JP,A) 実開 平2−9612(JP,U) 実開 昭62−67143(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/00 - 13/078

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り天井の裏面に突出され、かつ給気ダ
    クトが接続された嵌合枠に、空気吹出用パーテションの
    上部が嵌め込まれ、該空気吹出用パーテションは、中空
    状でかつ上部が開いたり縮んだりし、その開きすぎを防
    ぐ布蓋が上端部に取外自在に設けられ、前記上部に給気
    口が開口され、下部に吹出口が設けられてなり、前記嵌
    合枠の両側の吊り天井には吸込口が設けられたことを特
    徴とする空気調和構造。
  2. 【請求項2】 嵌合枠が交差して設けられたことを特徴
    とする請求項1に記載の空気調和構造。
  3. 【請求項3】 吊り天井の裏面に突出され、かつ給気ダ
    クトが接続された嵌合枠に嵌め込まれる中空のパーテシ
    ョンの上端部が開口され、該開口部の内側には外側へ押
    圧するバネが設けられ、該バネによる開きすぎを防ぐ布
    蓋が取外自在に前記上端部に設けられ、パーテションの
    上部に給気口が開口され、下部には吹出口が設けられた
    ことを特徴とする空気吹出用パーテション。
  4. 【請求項4】 吹出口はパーテションの両面に設けら
    れ、その開口率が任意に調節できることを特徴とする請
    求項3に記載の空気吹出用パーテション。
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