JP3354245B2 - 電着塗装装置における電極析出スラッジの除去方法及び除去装置 - Google Patents

電着塗装装置における電極析出スラッジの除去方法及び除去装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電着塗装装置の電着槽
内に配設した電極に析出するスラッジを除去する方法
と、その方法を実施するための装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車体に下塗塗装を施す場
合に用いられる電着塗装装置においては、塗装時に電着
槽内に発生する酸を半透膜を介して外部に排出すること
により電着塗料のPHをコントロールしている。即ち、
隔膜装置内に収納した電極(陽極)に電着塗料に含まれ
る酸が吸引されると、この隔膜装置内の極液は極液槽に
排出され、そこで純水により希釈されて隔膜装置内に戻
される。これにより、電着塗料のPHが適正な値に維持
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電着槽内の
全ての電極に隔膜装置を設けると、電着塗料内の酸が過
剰に排出されてしまうため、従来は電極の一部(多くの
場合は電着槽の底部に配設された電極)を隔膜装置を持
たない裸電極として使用していた。
【0004】しかしながら、隔膜装置を持たない裸電極
の表面にスラッジが析出した場合、その電極から剥離し
たスラッジが電着塗料内に拡散して被塗装物に付着し、
塗装不良が発生する原因となる問題があった。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、電着槽内の配設した裸電極に析出するスラッジの電
着塗料内への拡散を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載に記載された電着塗装装置における電
極析出スラッジの除去方法は、電着塗料が貯蓄される電
着槽内に浸漬した被塗装物を一方の電極とし、電着槽の
側壁及び底壁に沿って他方の電極を配設し、前記一方及
び他方の電極に直流電圧を印加することにより被塗装物
を電着塗装する電着塗装装置において、少なくとも電着
槽の底壁に沿って配設した電極の周囲を電着塗料の通過
を許容して電極析出スラッジの通過を阻止する非導電性
の電極ケースで覆うとともに、この電極ケース内からポ
ンプで吸引した電極析出スラッジを含む電着塗料を、フ
ィルタを通過させて電極析出スラッジを濾過した後に電
着槽内に戻すことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載された電着塗装装置
における電極析出スラッジの除去装置は、電着塗料が貯
蓄される電着槽内に浸漬した被塗装物を一方の電極と
し、電着槽の側壁及び底壁に沿って他方の電極を配設
し、前記一方及び他方の電極に直流電圧を印加すること
により被塗装物を電着塗装する電着塗装装置において、
少なくとも電着槽の底壁に沿って配設した電極の周囲を
覆うように設けられ、電着塗料の通過を許容して電極析
出スラッジの通過を阻止する非導電性の電極ケースと、
この電極ケース内に一端が開口するとともに他端が電着
槽内に設けたライザに接続された電着塗料循環配管と、
この電着塗料循環配管に設けられて電極ケース内の電極
析出スラッジを含む電着塗料を吸引してライザに供給す
るポンプと、このポンプの下流側に設けられて電極析出
スラッジを濾過するフィルタとを備えたことを特徴とす
る。
【0008】また、請求項3に記載された電着塗装装置
における電極析出スラッジの除去装置は、請求項2の構
成に加えて、電着塗料循環配管のフィルタ下流位置から
分岐させた分岐配管を電極ケース内に開口させたことを
特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載された電着塗装装置
における電極析出スラッジの除去装置は、請求項2又は
3の構成に加えて、電極ケースが、多数の開口部を有す
る円筒状の支持枠と、この支持枠の外周に巻装した多孔
体とから構成されたことを特徴とする。
【0010】また、請求項5に記載された電着塗装装置
における電極析出スラッジの除去装置は、請求項4の構
成に加えて、支持枠の上半部に開口部を形成したことを
特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0012】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は電着塗装装置の全体構成図、図2は図1の
要部拡大図、図3は電極ケースの拡大斜視図である。
【0013】図1及び図2に示すように、ラク酸及びギ
酸よりなる極液を溶媒とする電着塗料が貯留される電着
槽1の上部には、被塗装物Wである自動車の車体をハン
ガー2に搭載して前記電着塗料に浸漬るオーバーヘッド
コンベア3が配設される。電着槽1の左右の内部側壁に
は一対の側部電極4,4が沿設され、また電着槽1の内
部底壁には底部電極5が沿設される。オーバーヘッドコ
ンベア3のハンガー2は整流器6のマイナス極に接続さ
れており、これにより被塗装物Wはプラスに帯電した塗
料粒子を吸着すべくマイナスに帯電される。一方、側部
電極4,4及び底部電極5は、電着塗料に含まれるマイ
ナスの極液イオンを吸引すべく整流器6のプラス極に接
続される。
【0014】側部電極4,4の外周は、イオンや低分子
は通過できるが塗料粒子のような高分子は通過できない
隔膜(イオン交換膜)よるなる容器状の隔膜装置7,7
で覆われる。隔膜装置7,7の内部は極液排出配管8を
介して極液槽9に接続され、この極液槽9はポンプ10
を介装した極液供給配管11を介して前記隔膜装置7,
7の内部に接続される。また、前記極液槽9には、アク
チュエータ12で駆動されるモータバルブ13を介装し
た純水供給配管14を介して純水タンク15が接続され
る。極液槽9に設けられた電離度計16からの信号は制
御装置17に入力され、この制御装置17からの指令に
よって前記モータバルブ13が開閉制御される。
【0015】電着槽1に連設されたオーバーフロー槽1
8には、ポンプ19、フィルタ20及び流量調整バルブ
21を介装した第1電着塗料循環配管22が接続されて
おり、この第1電着塗料循環配管19は電着槽1の底部
近傍に配設された多数のノズル231 …を有する第1ラ
イザ23に接続される。
【0016】図3を併せて参照すると明らかなように、
電着槽1の底部に配設された底部電極5は、非導電体に
より形成された電極ケース24の内部に収納される。電
極ケース24は概略円筒状の支持枠25を備えており、
その支持枠25の一端に形成された端壁251 には第2
電着塗料循環配管26が接続され、また他端は電着槽1
内に開放される。支持枠25の周壁の上半部には多数の
開口部252 …が形成されており、その外側に50μm
〜500μmメッシュ相当の網よりなる多孔体27が巻
装される。
【0017】一端が前記電極ケース24に接続された第
2電着塗料循環配管26にはポンプ28、フィルタ29
及び流量調整バルブ30が介装されており、その他端は
電着槽1の底部近傍に配設された多数のノズル311
を有する第2ライザ31に接続される。
【0018】次に、前述の構成を備えた本発明の第1実
施例の作用のついて説明する。
【0019】電着塗料に含まれる極液イオンが側部電極
4,4に吸引されることにより電離度が上昇した隔膜装
置7,7内の極液は、該隔膜装置7,7からオーバーフ
ローして極液槽9に供給される。極液槽9内の極液の電
離度は電離度計16によって検出され、その出力に基づ
いて制御装置17がモータバルブ13の開度を調整す
る。その結果、純水タンク15から供給される純水によ
って極液の電離度が適切な値に調整され、電離度を調整
された極液は極液供給配管11に設けたポンプ10によ
って隔膜装置7,7内に戻される。このように、被塗装
物Wに塗着する塗料粒子の量に見合った量の極液イオン
を排出することにより、電着槽1内の電着塗料のPHを
一定値に保持し、被塗装物Wの表面に肌不良が発生する
不具合を防止することができる。
【0020】一方、オーバーフロー槽18内の電着塗料
は第1電着塗料循環配管22に設けたポンプ19によっ
て吸引され、フィルタ20を通過してスラッジ等の不純
物を濾過された清浄な電着塗料が、第1ライザ23のノ
ズル231 …から電着槽1内に噴出する。これにより、
電着槽1内の電着塗料の攪拌が行われ、電着塗料中の顔
料成分の沈降が防止される。
【0021】ところで、電着塗料が接触する側部電極
4,4及び底部電極5の表面にはスラッジが析出し、こ
のスラッジはやがて側部電極4,4及び底部電極5の表
面から電着塗料中に剥離する。このとき、側部電極4,
4は隔膜装置7,7によって電着槽1の内部と隔離され
ているため、該側部電極4,4から剥離したスラッジが
電着塗料に混入して被塗装物Wに付着する虞はない。
【0022】一方、隔膜装置を持たない底部電極5から
剥離したスラッジは電着槽1内の電着塗料に混入する可
能性があるが、底部電極5の周囲が多孔体27を巻装し
た電極ケース24で覆われており、しかも電極ケース2
4内の電着塗料が第2電着塗料循環配管26に設けたポ
ンプ28によって吸引されるため、底部電極5から剥離
したスラッジは電着槽1内に拡散することなく電着塗料
と共に第2電着塗料循環配管26に流入する。そして電
着塗料と共に吸引されたスラッジはフィルタ29におい
て濾過され、清浄な電着塗料のみが第2ライザ31のノ
ズル311 …から噴出して電着槽1内に戻される。
【0023】上述のように、裸電極である底部電極5か
ら剥離したスラッジを、電着槽1内に拡散させることな
く第2電着塗料循環配管26に設けたフィルタ29によ
って補集しているので、スラッジが被塗装物Wに付着す
ることによる塗装不良の発生を確実に防止することがで
きる。また、電極ケース24の支持枠25の上半部に開
口部252 …を設けたことにより、電着槽1の上層部か
ら電着塗料を積極的に吸引して攪拌効果を高めることが
できる。
【0024】次に、図4に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0025】この第2実施例は、第2電着塗料循環配管
26のフィルタ29下流位置から、流量調整バルブ32
を有する分岐配管33を分岐させ、この分岐配管33を
電極ケース24の支持枠25における第2電着塗料循環
配管26の接続部の反対側端面に接続している。その他
の構成は前記第1実施例と同一である。
【0026】而して、上記第2実施例によれば、第2電
着塗料循環配管26のフィルタ29を通過した電着塗料
の全てを第2ライザ31に供給するのではなく、その一
部を分岐配管33を介して電極ケース24の内部に還流
させることにより、前記フィルタ29によって除去しき
れなかったスラッジの一部が再度フィルタ29を通過す
ることになり、これによりスラッジの除去効率を向上さ
せることができる。
【0027】次に、図5に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
【0028】この第3実施例は、オーバーフロー槽18
から延びる第1電着塗料循環配管22及び該第1電着塗
料循環配管22に介装されるポンプ19及びフィルタ2
0を廃止し、その代わりに第2電着塗料循環配管26の
ポンプ28上流位置を分岐させて前記オーバーフロー槽
18に接続している。そして、第2電着塗料循環配管2
6から分岐配管34を分岐させ、その分岐配管34を流
量調整バルブ21を介して第1ライザ23に、また第2
電着塗料循環配管26を流量調整バルブ30を介して第
2ライザ31にそれぞれ接続している。その他の構成は
前記第1実施例と同一である。
【0029】而して、上記第3実施例によれば、オーバ
ーフロー槽18内の電着塗料の吸引及び電極ケース24
内の電着塗料の吸引を、共通の第2電着塗料循環配管2
6に設けたポンプ28及びフィルタ29を介して第1ラ
イザ23及び第2ライザ31に循環させているので、第
1電着塗料循環配管22とそこに介装されるポンプ19
及びフィルタ20を廃止して部品点数を削減することが
できる。
【0030】次に、図6に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
【0031】この第4実施例は、前記第2実施例と第3
実施例とを組み合わせたもので、第2電着塗料循環配管
26から第1ライザ23に連なる分岐配管34が分岐し
た下流から、更に電極ケース24の反対側端面に接続す
る分岐配管33を分岐させたものである。
【0032】而して、上記第4実施例によれば、前記第
2実施例及び第3実施例の効果を併せ持たせることが可
能となる。
【0033】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことができる。
【0034】例えば、電極ケース24の支持枠25に巻
装される多孔体27は、電着塗料の通過を許容してスラ
ッジの通過を阻止するものであれば良く、実施例の網以
外に隔膜等を使用することができる。また、底部電極5
に加えて複数の側部電極4,4のうちの一部を裸電極と
した場合には、その側部電極に電極ケースを装着してス
ラッジの拡散を防止すれば良い。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、少なくとも電着槽の底壁に沿って配設した
電極の周囲を電着塗料の通過を許容して電極析出スラッ
ジの通過を阻止する非導電性の電極ケースで覆い、この
電極ケース内からポンプで吸引した電着塗料をフィルタ
を通過させた後に電着槽内に戻すことにより、前記電極
から剥離した電極析出スラッジをフィルタで補集して電
着槽内に拡散するのを防止することができる。これによ
り、電着塗料内の電極析出スラッジが被塗装物に付着し
て塗装不良が発生する不具合が未然に防止される。
【0036】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の発明の効果に加えて、電着塗料循環配管が電
着槽内に設けたライザに接続されているので、ライザか
ら噴出する電着塗料によって電着槽内の電着塗料を攪拌
し、顔料成分の沈降を防止することができる。
【0037】また請求項3に記載された発明によれば、
電着塗料循環配管のフィルタ下流位置から分岐させた分
岐配管を電極ケース内に開口させたので、電極析出スラ
ッジを含む電着塗料が電着塗料循環配管のフィルタを複
数回通過して効果的に浄化される。
【0038】また請求項4に記載された発明によれば、
多数の開口部を有する円筒状の支持枠と、この支持枠の
外周に巻装した多孔体とから電極ケースを構成したの
で、電極から剥離した電極析出スラッジの拡散を効果的
に防止しながら電着塗料を電着塗料循環配管に導くこと
ができる。
【0039】また請求項5に記載された発明によれば、
支持枠の上半部に開口部を形成したことにより、電着槽
の上層部の電着塗料を積極的に吸引して電着塗料の攪拌
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による電着塗装装置の全体構成図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】電極ケースの拡大斜視図
【図4】第2実施例による電着塗装装置の要部拡大図
【図5】第3実施例による電着塗装装置の要部拡大図
【図6】第4実施例による電着塗装装置の要部拡大図
【符号の説明】
1 電着槽 4 側部電極(電極) 5 底部電極(電極) 24 電極ケース 25 支持枠 252 開口部 26 第2電着塗料循環配管(電着塗料循環配
管) 27 多孔体 28 ポンプ 29 フィルタ 31 ライザ 33 分岐配管 W 被塗装物(電極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 13/24 301

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電着塗料が貯蓄される電着槽(1)内に
    浸漬した被塗装物を一方の電極(W)とし、電着槽
    (1)の側壁及び底壁に沿って他方の電極(4,5)を
    配設し、前記一方及び他方の電極(W,4,5)に直流
    電圧を印加することにより被塗装物を電着塗装する電着
    塗装装置において、 少なくとも電着槽(1)の底壁に沿って配設した電極
    (5)の周囲を電着塗料の通過を許容して電極析出スラ
    ッジの通過を阻止する非導電性の電極ケース(24)で
    覆うとともに、この電極ケース(24)内からポンプ
    (28)で吸引した電極析出スラッジを含む電着塗料
    を、フィルタ(29)を通過させて電極析出スラッジを
    濾過した後に電着槽(1)内に戻すことを特徴とする、
    電着塗装装置における電極析出スラッジの除去方法。
  2. 【請求項2】 電着塗料が貯蓄される電着槽(1)内に
    浸漬した被塗装物を一方の電極(W)とし、電着槽
    (1)の側壁及び底壁に沿って他方の電極(4,5)を
    配設し、前記一方及び他方の電極(W,1,2)に直流
    電圧を印加することにより被塗装物を電着塗装する電着
    塗装装置において、 少なくとも電着槽(1)の底壁に沿って配設した電極
    (5)の周囲を覆うように設けられ、電着塗料の通過を
    許容して電極析出スラッジの通過を阻止する非導電性の
    電極ケース(24)と、この電極ケース(24)内に一
    端が開口するとともに他端が電着槽(1)内に設けたラ
    イザ(31)に接続された電着塗料循環配管(26)
    と、この電着塗料循環配管(26)に設けられて電極ケ
    ース(24)内の電極析出スラッジを含む電着塗料を吸
    引してライザ(31)に供給するポンプ(28)と、こ
    のポンプ(28)の下流側に設けられて電極析出スラッ
    ジを濾過するフィルタ(29)とを備えたことを特徴と
    する、電着塗装装置における電極析出スラッジの除去装
    置。
  3. 【請求項3】 電着塗料循環配管(26)のフィルタ
    (29)下流位置から分岐させた分岐配管(33)を電
    極ケース(24)内に開口させたことを特徴とする、請
    求項2記載の電着塗装装置における電極析出スラッジの
    除去装置。
  4. 【請求項4】 電極ケース(24)が、多数の開口部
    (252 )を有する円筒状の支持枠(25)と、この支
    持枠(25)の外周に巻装した多孔体(27)とから構
    成されたことを特徴とする、請求項2又は3記載の電着
    塗装装置における電極析出スラッジの除去装置。
  5. 【請求項5】 支持枠(25)の上半部に開口部(25
    2 )を形成したことを特徴とする、請求項4記載の電着
    塗装装置における電極析出スラッジの除去装置。
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