JPS584929Y2 - 電着塗料の回収装置 - Google Patents
電着塗料の回収装置Info
- Publication number
- JPS584929Y2 JPS584929Y2 JP1977167241U JP16724177U JPS584929Y2 JP S584929 Y2 JPS584929 Y2 JP S584929Y2 JP 1977167241 U JP1977167241 U JP 1977167241U JP 16724177 U JP16724177 U JP 16724177U JP S584929 Y2 JPS584929 Y2 JP S584929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- coated
- electrodeposition
- water washing
- paint recovery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案に電着塗料の回収装置に関する。
更に詳しくは電着塗装系内の塗料回収水洗工程を通る被
塗装物に付着した塗料の回収装置に係る。
塗装物に付着した塗料の回収装置に係る。
従来から電着塗料中に被塗装物を陽極として浸漬し、他
に設けられた陰極との間に適当な電圧を印加することに
より、被塗装物上に電着塗膜を析出させる所謂、電気泳
動塗装方法が知られている。
に設けられた陰極との間に適当な電圧を印加することに
より、被塗装物上に電着塗膜を析出させる所謂、電気泳
動塗装方法が知られている。
該塗装方法は、均一な塗膜が得られること、あるいは狭
い間隙にも塗装が出来る等の利点により導電性の被塗装
物の下塗り塗料として広く用いられている。
い間隙にも塗装が出来る等の利点により導電性の被塗装
物の下塗り塗料として広く用いられている。
電着浴槽内で電気化学的処理により電着塗膜が析出され
た被塗装物は該欲槽から引き上げられ塗膜に付着りでい
る無数の細かい泡及び析出されたもの以外に余分に付着
している塗料等を取り除くために浴槽内の電着塗料を後
述する加圧口過装置に、かげその除土じる白液（回収液
）を吹き付ける塗料回収水洗工程、次いで水道水若しく
は純水を吹き付ける水洗工程及び空気を吹き付けて塗膜
上に残った水滴を吹き＊ばし最後に焼付乾燥炉に送られ
ひとつの電着塗膜が形成されるのであるが、前述の如く
被塗装物に出槽の際、余分な塗料が付着して出てくる関
係上、これを回収する必要がある。
た被塗装物は該欲槽から引き上げられ塗膜に付着りでい
る無数の細かい泡及び析出されたもの以外に余分に付着
している塗料等を取り除くために浴槽内の電着塗料を後
述する加圧口過装置に、かげその除土じる白液（回収液
）を吹き付ける塗料回収水洗工程、次いで水道水若しく
は純水を吹き付ける水洗工程及び空気を吹き付けて塗膜
上に残った水滴を吹き＊ばし最後に焼付乾燥炉に送られ
ひとつの電着塗膜が形成されるのであるが、前述の如く
被塗装物に出槽の際、余分な塗料が付着して出てくる関
係上、これを回収する必要がある。
その１つの手段として主に電着浴槽内の電着塗料濃度を
一定に保持するために用いられるもので電着浴槽と加圧
口過装置を連結し、加圧操作によって電着塗料を口過し
、その際発生する濃縮液は電着浴槽に戻す、一方白液（
回収液）を被塗装物に吹き付ける塗料回収水洗工程が採
用されている。
一定に保持するために用いられるもので電着浴槽と加圧
口過装置を連結し、加圧操作によって電着塗料を口過し
、その際発生する濃縮液は電着浴槽に戻す、一方白液（
回収液）を被塗装物に吹き付ける塗料回収水洗工程が採
用されている。
しかし、塗料回収水洗工程を通る被塗装物は、−・ンガ
ーによって搬送コンベアに対して略平行状態に保持搬送
されている関係上、被塗装物のフラットな部位、たとえ
ば自動車ボデーのフロアパネル↑、トラックのリヤフロ
アに回収液を吹き付けても十分流出しないので塗料回収
水洗工程を必要以上に長くしたり、また次工程（水洗工
程）へ回収液が持ち出されるため塗料回収率が下るとい
う問題点があった。
ーによって搬送コンベアに対して略平行状態に保持搬送
されている関係上、被塗装物のフラットな部位、たとえ
ば自動車ボデーのフロアパネル↑、トラックのリヤフロ
アに回収液を吹き付けても十分流出しないので塗料回収
水洗工程を必要以上に長くしたり、また次工程（水洗工
程）へ回収液が持ち出されるため塗料回収率が下るとい
う問題点があった。
本考案は係る問題点に鑑み、鋭意研究の結果、本考案を
完成するに至った。
完成するに至った。
即ち、被塗装物を塗料回収水洗工程で後方に傾斜させ回
収液を吹き付けるという極めて簡単な手段で諸種の効果
をあげようとするものである。
収液を吹き付けるという極めて簡単な手段で諸種の効果
をあげようとするものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明するわけであるが、
被塗装物の例として自動車ボデーをあげて説明していく
ことにする。
被塗装物の例として自動車ボデーをあげて説明していく
ことにする。
１は塗料回収水洗装置、２は電着塗装系に配置されてい
る搬送コンベア、３は・・ンガーで自動車ボデ４を保持
する一方、搬送コンベア２に係合されている。
る搬送コンベア、３は・・ンガーで自動車ボデ４を保持
する一方、搬送コンベア２に係合されている。
５は電着塗料を貯蔵する電着浴槽、６はオーバフロ一槽
、７は加圧口過装置で電着浴槽５とポンプを介してパイ
プで連結されており、電着塗料は該加圧口過装置７で加
圧口過され、濃縮液は、電着浴槽５若しくはオーバフロ
一槽６に戻される一方、その日液（回収液）はバイブ８
で送られ第２回収液槽９に貯えられる。
、７は加圧口過装置で電着浴槽５とポンプを介してパイ
プで連結されており、電着塗料は該加圧口過装置７で加
圧口過され、濃縮液は、電着浴槽５若しくはオーバフロ
一槽６に戻される一方、その日液（回収液）はバイブ８
で送られ第２回収液槽９に貯えられる。
１０は第２水洗ライザーで第２回収液槽９に連結されて
いる。
いる。
１１は第１回収液槽で第１水洗ライザ１２が連結されて
いる。
いる。
１３は回収液槽９，１１と水洗ライザー１０，１２間に
配置されたドレインで水洗ライザー１０．１２から吹き
付けられた回収液を集め、水洗浴槽９，１１に案内する
ものである。
配置されたドレインで水洗ライザー１０．１２から吹き
付けられた回収液を集め、水洗浴槽９，１１に案内する
ものである。
このような塗料回収水洗工程内の回収液槽の回収液濃度
は順次（図中の番号についていえばその番号が小さくな
る方向）低くなる。
は順次（図中の番号についていえばその番号が小さくな
る方向）低くなる。
なお、水洗ライザー、及び水洗浴槽の数、大きさ等は被
塗装物の大きさ、その他の設備との関係等を考慮して決
めればよい。
塗装物の大きさ、その他の設備との関係等を考慮して決
めればよい。
本考案は係る背景下のもとに、塗料回収水洗装置内で被
塗装物を後方に傾斜させて回収液を吹き付けるものであ
るが、その傾斜手段としては−・ンガーを傾斜させたり
、或はコンベア自体を傾斜させてもよく、要は、塗装系
内の他の設備を考慮して任意な手段を用いればよい。
塗装物を後方に傾斜させて回収液を吹き付けるものであ
るが、その傾斜手段としては−・ンガーを傾斜させたり
、或はコンベア自体を傾斜させてもよく、要は、塗装系
内の他の設備を考慮して任意な手段を用いればよい。
更にその傾斜角度は大きい程効果はあるといえるが、他
の設備との関連で５°乃至１０° が好ましい。
の設備との関連で５°乃至１０° が好ましい。
被塗装物に吹き付ける液体として限外白液を例にとって
説明したが、水洗水（純水）についても適用できること
は言うオでもない。
説明したが、水洗水（純水）についても適用できること
は言うオでもない。
かくすることによって、塗料の回収率がアップし、また
簡単な装置であるので既存設備に簡単に適用できる。
簡単な装置であるので既存設備に簡単に適用できる。
更に設備設置のため特別な敷地を要しないのでその実用
的効果は犬である。
的効果は犬である。
第１図：電着塗装系の要部を示す説明図。
１・・・・・・塗料回収水洗装置、１３・・・・・・ド
レイン。
レイン。
Claims (1)
- 無端的に連続して回転移動するコンベアとコンベアに−
・ンガーを介して懸垂され、被塗装物が移動して電着塗
膜が形成される電着浴槽と電着欲槽を出槽した被塗装物
に付着している電着塗料を回収水洗する塗料回収水洗装
置とからなる電着塗装装置であって、前記塗料回収水洗
装置のオーバーフロ一槽に後続する部分でコンベア又は
ハンガーを傾斜して被塗装物を後方に傾げ該被塗装物に
回収液又は水洗水を吹き付け、被塗装物に付着している
塗料を回収する電着塗料め回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977167241U JPS584929Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 電着塗料の回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977167241U JPS584929Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 電着塗料の回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5491474U JPS5491474U (ja) | 1979-06-28 |
| JPS584929Y2 true JPS584929Y2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=29167270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977167241U Expired JPS584929Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 電着塗料の回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584929Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017438A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-24 | ||
| JPS52105944A (en) * | 1976-03-03 | 1977-09-06 | Toyota Motor Corp | Method of preventing application defects in electrodeposition coating |
-
1977
- 1977-12-12 JP JP1977167241U patent/JPS584929Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017438A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-24 | ||
| JPS52105944A (en) * | 1976-03-03 | 1977-09-06 | Toyota Motor Corp | Method of preventing application defects in electrodeposition coating |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5491474U (ja) | 1979-06-28 |
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