JPS61227195A - 限外濾過装置 - Google Patents

限外濾過装置

Info

Publication number
JPS61227195A
JPS61227195A JP6669185A JP6669185A JPS61227195A JP S61227195 A JPS61227195 A JP S61227195A JP 6669185 A JP6669185 A JP 6669185A JP 6669185 A JP6669185 A JP 6669185A JP S61227195 A JPS61227195 A JP S61227195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtrate
tank
bath
electrodeposition
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6669185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hosoya
細谷 良明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6669185A priority Critical patent/JPS61227195A/ja
Publication of JPS61227195A publication Critical patent/JPS61227195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電着塗装を行なう際に用いられる電着塗装浴内
の塗料組成のバランスを維持するための限外濾過装置に
関する。
(従来の技術) 電着塗装は水系塗料が水中に分散あるいは水溶化した時
、塗料粒子が正または負に帯電していることを利用して
電気泳動させ、被塗物上に塗料を析出させる方法であり
、得られる塗膜の耐食性が優れているので、自動車の車
体や部品、電気冷蔵庫、電気洗濯機等の各種工業製品の
塗装に広く使用されている。
このような電着塗装を行なう場合には、被塗物が浸漬さ
れる電着塗装浴内の塗料組成のバランスを維持するため
に、限外濾過装置が用いられている。第2図は自動車車
体を被塗物としこれに電着塗装を行う際に、従来用いら
れている限外濾過装置を示す概略図であり、被塗物Wは
オーバーヘッドコンベア1に塗装ハンガー2により吊り
下げられて、゛脱脂処理、水洗処理、化成被膜処理、水
洗処理等の前処理を施した後、電着槽3内のアニオンま
たはカチオン電着塗装浴り内に連続的に浸漬される。
コンベアサイドに付設された集電バーによりハンガーに
取付けられた図示しない集電子にて被塗物Wには正また
は負の直流電流が供給される一方、電着槽3内の両側に
付設された図示しない対極に反対の直流電流を通電する
ことによって、帯電状態となった電着塗装浴し内の塗料
は反対の電荷を有する被塗物Wに向って泳動し、塗料が
被塗物の表面に付着することとなる。
電着槽3は電着槽本体3aとこれに隣接したオーバーフ
ロ一槽3bとからなり、電着槽本体3a内の電着塗装浴
しを攪拌するために、N着槽本体3aとオーバーフロ一
槽3bとの間には循環用導管4が接続されており、この
循環用導管4に設けられた循環用ポンプP1によりオー
バーフロ一槽3b内の電着塗装浴りは電着槽本体3a内
に送り込まれる。この循環用導管4には夾雑物除去のた
めのフィルター6と電着塗装浴りの温度制御のための熱
交換器7とが設けられている。
電着塗装を繰り返すことにより電着塗装浴り中の樹脂分
の濃度が低下し、しかも雑イオン等が混入してくるので
、電着槽3のオーバーフロ一槽3bに接続された流入用
導管8により、電着槽3内の電着塗装浴しは限外濾過装
置本体(UFモジュール)9に送り込まれて濃縮される
ようになっている。この限外濾過装置本体9において電
@塗装浴りは濃縮塗料と濾液とに分離され、濃縮塗料は
塗料用導管10によって電着槽3に戻される。そして、
分離された濾液は濾液用導管11によって濾液タンク1
2内に送られる。前記流入用導管8には濃縮塗料を送り
込むための供給用ポンプP2が設けられている。
前記電着槽3内において電着塗装が施された被塗物Wは
、その表面に余剰な塗料が付着しており、また、凹部に
も塗料が溜っているため、これを水洗いして除去する必
要がある。この水洗用の洗浄水として前記濾液を利用す
るために、濾液タンク12と電着槽3とを結ぶ濾液返流
用導管13から分岐された分岐導管14には、被塗物W
に洗浄水を吹付けるスプレィ15が設けられている。前
記濾液返流用導管13にはこの中を流れる濾液を送り出
すための濾液用ポンプP3が設けられ、更にこの濾液返
流用導管13の先端部には電着槽3内へ流入する濾液の
吐出を制御する開閉弁■1が設けられ、分岐導管14に
はスプレィ15から吐出される洗浄用濾液の吐出を制御
する開閉弁■2が設けられている。
スプレィ15から被塗物Wに吹き付けられた洗浄水は水
槽16から導管17によりオーバーフロ一槽3bに戻さ
れるが、この洗浄水を濾液タンク12に戻すようにして
もよい。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の限外濾過装置にあって
は、電着槽3内の電着塗装用浴を塗料用導管10によっ
て、常時限外濾過装置本体9に供給するために、供給用
ポンプP2を常に作動させている。したがって、スプレ
ィ15によって被塗物Wの洗浄を行なう必要がない場合
には、濾液返流用導管13から濾液を電着槽3に戻して
いる。
このため、電着塗装浴を分離する必要がない時でも、常
に限外濾過装置本体9を作動させており、これを作動さ
せるための運転費が無駄になるだけでなく、装置本体9
の濾過モジュールの寿命が短くなるという問題点がある
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされ
たものであり、限外濾過装置本体により分離された濾液
を収容する濾液タンクの液位に応じて必要時にのみ限外
濾過装置本体を駆動することにより、装置のランニング
コストを軽減しつつ限外濾過装置本体の寿命を伸すこと
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、被塗物が浸漬され
る電着塗装浴を有する電着槽に、前記塗装浴を攪拌する
循環用導管を取付けると共に当該循環用導管に循環用ポ
ンプを設け、前記塗装浴を濃縮塗料と濾液とに分離する
限外濾過装置本体と、前記循環用導管のうち前記ポンプ
の吐出側とを流入用導管によって接続し、前記濃縮塗料
を案内する塗料用導管を前記限外濾過装置本体と前記電
着槽との間に接続し、前記濾液を案内する濾液用導管を
前記限外濾過装置本体と濾液タンクとの間に接続し、前
記流入用導管に設けられた供給用ポンプの駆動を、前記
濾液タンク内の濾液の液位を検知する液面センサからの
信号により制御する制御手段を有することを特撮とする
限外濾過装置である。
(作用) 限外濾過装置本体によって分離された濾液は濾液タンク
内に収容され、電着塗装がなされた後の被塗物を洗浄す
るためにこの濾液が使用されることとなるが、濾液タン
ク内の濾液の液位に応じて限外濾過装置本体を駆動させ
ることにより、常時装置本体を駆動させる必要がなくな
り、装置本体の寿命を増大させることが可能となる。
(実施例) 以下、第1図に示す本発明の一実施例について説明する
。尚、第1図において第2図に示す部位と共通する部位
には同一の符号を付しである。
被塗物Wが浸漬されて電着塗装を行なう電着塗装浴[−
を有する電着槽3は、電着槽本体3aとオーバーフロ一
槽3bとを有し、この電着槽3には塗装浴りを攪拌する
循環用導管4が取付けられ、この導管4には循環用ポン
プP1が塗装浴りを濃縮塗料と濾液とに分離する限外濾
過装置本体(UFモジュール)9と、循環用導管4のう
ち循環用ポンプP1の吐出側とが流入用導管8によって
接続されている。この限外濾過装置本体9により分離さ
れた濃縮塗料は、電着槽3に接続された塗料用導管10
によって電着槽3に送られる。
一方、限外濾過装置本体9により分離された濾液は、濾
液タンク12に接続された濾液用導管11によって濾液
タンク12内に供給される。濾液タンク12と電着槽3
とを結び、濾液用ポンプP3を有する濾液返流用導管1
3にはこれから分岐した分岐導管14が取付けられ、こ
の分岐導管14には被塗物Wに洗浄水を吹き付けるスプ
レィ15が取付けられている。また、濾液返流用導管1
3の先端部には開閉弁■1が取付けられ、分岐導管14
には開閉弁v2が取付けられている。
濾液タンク12には液面センサ20が設けられ、この液
面センサ20からの信号を受けて、濾液の液面が下限液
位(LL) 、及び基準液位()−iL)となるに従っ
て、供給用ポンプP2の作動を制御するための制御手段
21が設けられている。つまり、液面が下限液位(LL
)となると液面センサ20からの信号により供給用ポン
プP2が作動し、液面が基準液位(HL)となると供給
用ポンプP2が停止するように制御手段21により制御
される。
次に作用について説明すると、電着槽3内の電着塗装浴
りは、これの本体部3aとオーバーフロ一槽3bとを結
ぶ循環用導管4を通って攪拌ポンプP1によって常に循
環している。これにより電着塗料は攪拌されて塗料の沈
降不良が防止される。
流入用導管8に接続された供給用ポンプP2が停止して
いても、流入用導管8は循環用導管4のうち循環用ポン
プP1の吐出側に接続されているため、僅かの量の電着
塗装浴りが限外濾過装置本体9に流入することとなる。
したがって、この場合には循環用ポンプP1が限外濾過
装置本体9に電W塗装液りを供給するためのポンプとし
ても機能することとなり、濾液タンク12内の液面は徐
々に上昇することとなる。ただし、供給される液の量は
僅かである。
スプレィ15から吐出する洗浄水による被塗物Wへの洗
浄は、電着槽3において電着塗装がなされた後の被塗物
Wがスプレィ15に近付いたことを図示しないセンサが
検知すると、そのセンサにより開閉弁v2が開き、スプ
レィ15から吐出する濾液により被塗物Wの洗浄がなさ
れる。このときには、開閉弁v1は閉じている。
濾液タンク12内の濾液の液位が下限液位LLの液位と
なると、これを液面センサ20が検知し、制御手段21
によって供給用ポンプP2が作動して限外濾過装置本体
9に導入用導管8から電着塗装浴が供給される。そして
、濾液用導管11から濾液タンク12内への濾液が上限
液位となると液位センサ20からの信号によって供給用
ポンプP2が停止する。
また、濾液タンク12内の液位が上限液位(HHL)と
なると、開閉弁v1が開き、開閉弁v2が閉じることに
より、濾液用ポンプP3の作動によって濾液タンク12
内の濾液は濾液返流用導管13により電着槽3へ戻され
て濾液タンク12のオーバーフローが防止される。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、被塗物が浸漬される電
着塗装浴を有する電着槽に、前記塗装浴を攪拌する循環
用導管を取付けると共に当該循環用導管に循環用ポンプ
を設け、前記塗装浴を濃縮塗料と濾液とに分離する限外
濾過装置本体と、前記循環用導管のうち前記ポンプの吐
出側とを流入用導管によって接続し、前記濃縮塗料を案
内する塗料用導管を前記限外濾過装置本体と前記電着槽
との間に接続し、前記濾液を案内する濾液用導管を前記
限外濾過装置本体と濾液タンクとの間に接続し、前記流
入用導管に設けられた供給用ポンプの駆動を、前記濾液
タンク内の濾液の液位を検知する液面センサからの信号
により制御する制御手段を有するので、濾液タンク内の
濾液の液位に応じて供給用ポンプを作動させ、濾液タン
ク内の濾液が下限位置となった場合のみ供給用ポンプを
作動させて限外濾過装置本体を作動させることができる
とここなり、限外濾過装置を間欠的に運転することが可
能となり、限外濾過装置の運転に要する費用が少なくな
るのみでなく、限外濾過装置本体の限外濾過モジュール
の寿命を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る限外濾過装置を示す概
略図、第2図は従来の限外濾過装置を示す概略図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被塗物が浸漬される電着塗装浴を有する電着槽に、前記
    塗装浴を攪拌する循環用導管を取付けると共に当該循環
    用導管に循環用ポンプを設け、前記塗装浴を濃縮塗料と
    濾液とに分離する限外濾過装置本体と、前記循環用導管
    のうち前記ポンプの吐出側とを流入用導管によって接続
    し、前記濃縮塗料を案内する塗料用導管を前記限外濾過
    装置本体と前記電着槽との間に接続し、前記濾液を案内
    する濾液用導管を前記限外濾過装置本体と濾液タンクと
    の間に接続し、前記流入用導管に設けられた供給用ポン
    プの駆動を、前記濾液タンク内の濾液の液位を検知する
    液面センサからの信号により制御する制御手段を有する
    ことを特徴とする限外濾過装置。
JP6669185A 1985-04-01 1985-04-01 限外濾過装置 Pending JPS61227195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6669185A JPS61227195A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 限外濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6669185A JPS61227195A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 限外濾過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61227195A true JPS61227195A (ja) 1986-10-09

Family

ID=13323211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6669185A Pending JPS61227195A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 限外濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61227195A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02268890A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Tokyu Constr Co Ltd 中空糸膜による汚水処理方法および装置
JPH02268892A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Tokyu Constr Co Ltd 中空糸膜による汚水処理方法および装置
JPH02268889A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Tokyu Constr Co Ltd 中空糸膜による汚水処理方法
US5009758A (en) * 1988-08-16 1991-04-23 Mazda Motor Manufacturing (Usa) Corp. Closed noncontinuous electrodeposition painting system
JP2007105572A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Teraoka Seiko Co Ltd 逆浸透膜式浄水装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5009758A (en) * 1988-08-16 1991-04-23 Mazda Motor Manufacturing (Usa) Corp. Closed noncontinuous electrodeposition painting system
JPH02268890A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Tokyu Constr Co Ltd 中空糸膜による汚水処理方法および装置
JPH02268892A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Tokyu Constr Co Ltd 中空糸膜による汚水処理方法および装置
JPH02268889A (ja) * 1989-04-11 1990-11-02 Tokyu Constr Co Ltd 中空糸膜による汚水処理方法
JP2007105572A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Teraoka Seiko Co Ltd 逆浸透膜式浄水装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4879015A (en) Method and manual apparatus for the semimechanical galvanizing of sheet metal surfaces
JPS61227195A (ja) 限外濾過装置
KR100493343B1 (ko) 양이온 전착 공정에 있어서의 폐수 처리 방법 및 장치
US5009758A (en) Closed noncontinuous electrodeposition painting system
US20190338437A1 (en) Installation and method for coating objects
GB2111080A (en) Electrodeposition bath treatment
US4581111A (en) Treatment of ultrafiltrate by electrodialysis
JP3807068B2 (ja) 電着塗装装置および電着塗装方法
JPS5989798A (ja) 電着塗装装置
JP3832546B2 (ja) 表面処理装置
JPH11342361A (ja) 洗浄液の膜濾過によるリサイクル方法及び装置
CN212865028U (zh) 一种电泳涂装系统的除杂装置
JPS6351971A (ja) 限外濾過液で洗浄する後工程を有する液体コ−ティング材料を用いて物体を浸漬コ−ティングする方法およびそれに用いる装置
JP3959879B2 (ja) 電着塗装装置
CN109594115A (zh) 一种电泳线电泳回收装置
KR102008381B1 (ko) 수세수의 사용량을 절감할 수 있는 전착도장장치
JPS63153293A (ja) 加工物の表面処理方法
JPS58123900A (ja) 電着被塗物の水洗方法
JP2621107B2 (ja) 隔膜電極装置の極液管理方法
CN207176097U (zh) 电泳涂装系统中电泳槽与超滤液一槽间的电泳漆回收装置
JPS6226456Y2 (ja)
JPH11106996A (ja) 電着塗装装置およびこれを用いた電着塗装方法
JPH0419320B2 (ja)
JPH07113197A (ja) 電着塗装方法
JPS6063397A (ja) 電着塗装におけるコンベア停止時の塗装不良防止方法