JPS63153293A - 加工物の表面処理方法 - Google Patents

加工物の表面処理方法

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JPS63153293A
JPS63153293A JP30254286A JP30254286A JPS63153293A JP S63153293 A JPS63153293 A JP S63153293A JP 30254286 A JP30254286 A JP 30254286A JP 30254286 A JP30254286 A JP 30254286A JP S63153293 A JPS63153293 A JP S63153293A
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JP
Japan
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surface treatment
workpiece
electrolyte
wall
plating
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JP30254286A
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English (en)
Inventor
Hidenori Yagi
八木 英紀
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CHUGOKU DENKA KOGYO KK
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CHUGOKU DENKA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属等の加工物の表面処理方法に係り、より
詳細には、例えば、化学装置に8ける塔、種類の内面を
形成する大型部品等の金属表面のメッキ処理、あるいは
金属等の表面洗浄等の表面処理を行うための金属等の加
工物の表面処理方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
化学装置等における塔、種類は、内部に充填する薬品の
浸食作用から酸基、種類の内面を保護するために、該内
面を鏡面状に仕上処理しておく必要がある。そして、該
処理方法としては、電解メッキ、その他に機械研磨、化
学研磨および電解研磨が知られている。しかし、該処理
方法の場合、いずれも小型部品の加工処理には適してい
るものの大型部品の処理には、装置が太き(なり、真人
な設備費等が必要で、コスト面において問題がある。
そこで、かかる問題を解決するために、本発明者は、電
解研磨が最も有効な手段であることに着目して、先に、
電解液供給口に対向して研磨対象物(金属加工物)を配
設し、該電解液供給口より電解液を該加工物表面にシャ
ワー状に噴射し、該電解液供給口と加工物を各々陰極と
陽極になるように通電して該加工物表面を電解するよう
にした金属の表面処理方法を提案した(特願昭61−6
4456号参照)。そして、これにより従来不可能であ
った大型部品の研摩を比較的安価なコストで行なうこと
ができることになった。
しかし、上述した表面処理方法の場合、電解液を金属加
工物表面に電解液噴射口よりシャワー状に噴射する構成
であるので、該電解液が外部に流出するおそれがあり、
安全・衛生上の観点より問題がある。また、処理装置自
体が大型化するため、運搬等において不便であるという
不都合な点等の指摘がある。
そこで、本発明者は、以上の点に対処し、次ぎのような
表面処理方法を提案した(特願昭61−268378号
参照)。すなわち、該表面処理方法は、加工物表面と壁
体とにより表面処理室を形成すると共に、該表面処理室
に電解液、研磨材等の表面処理材を供給するための表面
処理材供給口と該表面処理室内の表面処理材を吸出する
ための吸込口を設け、該吸込口の先端部に陰極部材を配
役または形成し、表面処理材として電解液を用いる場合
は加工物が電解液を介して陽極となるように通電し、電
解液以外の表面処理材を用いる場合は、通電することな
く、該表面処理材を加工物表面に噴射し、該表面処理室
を形成する壁体と加工物表面とを相対的に移動させるこ
とにより加工物の電解を行うようにしたものであって、
前述した問題点を充分に解消できた。
しかし、上述表面処理方法は、電解研磨によるものであ
るため、例えば微小な凹凸を有する表面の凸部を研磨し
て、該表面を平滑にする方法であるので、表面処理を行
うための加工物によっては適用できない場合がある。こ
のような場合は、例えばメッキ処理による表面処理方法
を用いるようにしている。しかし、今日、特に、塔、種
類の内面については、その作業性等よりメッキ処理でも
って表面処理する良い方法が提案されていないのが実情
である。また、仮に、従来の方法でもってメッキ処理を
したとしても、メッキ処理による表面処理を、酸基、種
類の内面その他加工物表面(一部)に部分的に施すこと
が困難であるという問題もある。
そこで、本□発明者は、塔、種類の内面のメッキ処理に
よる表面処理方法として好ましい方法がないものかにつ
いて検討していた処、前述した電解研磨による表面処理
方法の基本構成の一部を用いることで、メッキ処理によ
る該内面の表面処理の行えることを見出した。
本発明は、以上のような点に対処して創案したものであ
って、その目的とする処は、加工物表面に部分的にメッ
キ処理等の表面処理ができ、しかも電解液等の表面処理
材が外部に流出するおそれが回避でき安全・衛生上好ま
しい金属表面その他加工物表面におけるメッキ処理等に
よる表面処理方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 そして、上記目的を達成するための手段としての本発明
の加工物の表面処理方法は、加工物表面と壁体とにより
表面処理室を形成すると共に、該表面処理室に電解液、
研磨材等の表面処理材を供給するための表面処理材供給
口と該表面処理室内の表面処理材を吸出するための吸込
口を設け、該吸込口の先端部に陽極部材を配設または形
成し、表面処理材として電解液を用いる場合は加工物が
電解液を介して陰極となるように通電し、電解液以外の
表面処理材を用いる場合は、通電することなく、該表面
処理材を加工物表面に噴射し、該表面処理室を形成する
壁体と加工物表面とを相対的に移動させることにより加
工物のメッキ処理等の表面処理を行うようにした構成よ
りなる。
ここで、上記構成において、通常、電解液によるメッキ
処理の前工程として、加工物表面に表面処理材供給口を
介して研磨材、水、洗浄液等の表面処理材を供給し、加
工物表面前処理を行う構成を用いるようにしている。ま
た表面処理室を形成する壁体としては、断面倒立凹状体
で、加工物表面と接合する壁体の接合端部にシール材を
有する構成のものを用い、また、加工物が筒状加工物の
場合にあっては、壁体として、該筒状加工物の内径に合
致する前後一対のパツキン状摺動体よりなる構成のもの
を用いるようにしている。さらに、必要に応じて、表面
処理室に、セラミックヒータ−等による電解液加熱手段
を配設するようにした構成としてもよい。
〔作用〕
そして、以上の構成に基づく本発明の加工物の表面処理
方法は、壁体と加工物表面とにより形成する表面処理室
内で、電解メッキ処理が行われ、残余の表面処理材は吸
込口により循環するように作用する。
また、本発明の加工物の表面処理方法は、特に、壁体と
加工物表面とにより形成する表面処理室内で、電解メッ
キ処理が行われるので、加工物表面全体でなく、必要な
個所にのみ、容易にメッキ処理等の表面処理が行えるよ
うに作用する。
以上のように、本発明の加工物の表面処理方法は、壁体
を用い、該壁体と加工物表面とで表面処理室を形成する
と共に、該表面処理室内の表面処理材を吸込口で吸出で
きるようにし、表面処理材が流出しないようにした点で
、従来の金属等の加工物の表面処理方法とは相違する格
別な作用を有する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本発明の加工物の表面処理
方法を具体化した実施例について説明する。
ここに、第1図は本発明の実施例を示すフローシート図
、第2図は本発明の他の実施例を示すフローシート図で
ある。
一実施例1一 本実施例の加工物の表面加工方法は、表面処理材として
電解液を用い、また加工物表面として、大径の金属タン
ク内面等のゆるやかな一次曲面または平面のメッキ処理
による表面処理方法として具体化した実施例である。そ
して、具体的には、第1図に示す装置を用いている。
まず、本実施例の方法を具体化した第1図について説明
する。
金属加工物1の加工物表面(大径のタンク内面等のゆる
やかな一次曲面または平面)2には、断面凹状の壁体3
が、移動(摺動)自在に壁体下端に固着されたシール部
材4を介して、金属加工物表面2に配設され、金属加工
物表面2と断面凹状の壁体3とにより表面処理室(表面
処理室)5が形成されている。そして、表面処理室5を
形成する壁体3の上壁6には、表面処理室5内に電解液
を供給するための表面処理材供給ロアが穿設されると共
に、表面処理室5内の電解液を吸出するための吸込口8
が、金属加工物表面2に対向するようにして突設されて
いる。
吸込口8は、下端に網状の陽極電極(ここでは鉛、白金
、鉛合金等の不溶解性電極を使用)9が金属加工物表面
2と僅かに離間して配設されている。また、吸込口8の
上端は、管路10によりバキュームポンプ11を介して
表面処理材貯蓄タンク12に接続されている。
表面処理材貯蓄タンク12は、供給ロアより高い位置に
配設され、表面処理材貯蓄タンク12の下部に穿設さて
いる表面処理材出口13で供給ロアと管路14により連
結され、表面処理材貯蓄タンク12内の電解液を表面処
理室5内に供給できるようにしている。
なお、金属加工物表面2は、負に帯電するようにしてい
る。
そして、以上の装置を用いて、本実施例の金属加工物の
メッキ処理方法を説明する。
すなわち、まず、表面処理室5内に水、洗浄液を表面処
理材供給口(電解液の供給口とは別に配設してもよい)
7より供給して、加工物表面に付着等している油脂、酸
化物、その他の汚れを洗浄・脱脂・除去する(必要に応
じて、研磨材を供給して付着する汚れを除去し)と共に
、該処理水、洗浄液を吸込口8よりバキュームポンプ1
1等を介して除去する。続いて、電解貯蓄タンク12内
の電解液を管路14を通じて、電解貯蓄タンク12の下
側に位置する電解供給ロアに落下させて表面処理室5内
を電解液で充満する。
次ぎに、電解液は、負に帯電した金属加工物表面2と、
吸込口8の先端に配設した一極電極9間を流動し、吸込
口8よりバキュームポンプ11、電解貯蓄タンク12を
介して、管路10.14を通り、電解供給ロアより表面
処理室5内に供給されて、循環する。
そして、その間の通電により、負に帯電した被金属加工
物表面2に電解により金属が析出し、金属加工物表面2
の必要な個所に(表面全体でな(部分的に)のみメッキ
処理が行われるように作用する。
一実施例2一 本実施例の金属表面の処理方法は、実施例1と同様に表
面処理材として電解液を用い、また加工物表面として、
配管材等に使用される比較的小径の金属管体内面のメッ
キ処理方法として具体化した実施例である。そして、具
体的には、第2図に示す装置を用いている。
本実施例の方法は、第2図に具体化した装置で実施する
が、電解液の循環経路については前述した実施例1と同
様であるので、相違する構成について説明する。
金属加工物1の金属加工物内(表)面(小径の管体)2
には、パツキン状の一対の壁体3a、3bが、摺動・移
動自在に内挿され、金属加工物表面2と壁体3a、3b
とにより表面処理室5が形成されている。そして、表面
処理室5を形成する一方の壁体3aの中心部には、表面
処理室5内に電解液を供給するための表面処理材供給ロ
アが穿設されると共に、表面処理室5内の電解液を吸出
するための吸込口8が、他方の壁体3bに対向するよう
にして突設され、その先端には網状の陽極電極9が配設
されている。
そして、実施例1と同様にして、電解液が表面処理室5
、吸込口8、バキュームポンプ11.管路10、表面処
理材貯□蓄タンク12、管路14、表面処理材供給ロア
を途中に外部に流出しないようにして循環し、通電によ
り小径の管体よりなる金属加工物内(表)面の研磨加工
(処理方法)が行えるようにしている。
ところで、上述した実施例1.2においては、金属加工
物表面の電解処理をするにあたって、表面処理室を形成
する壁体を金属加工物表面に沿って移動させるようにし
た構成で説明したが、壁体をそのままにして、金属加工
物表面を移動させるようにした構成としてもよい。
また、前述した実施例2においては、表面処理材として
、直ちに電解液を用いて加工物表面のメッキ処理を行う
ようにした構成で説明したが、実施例1と同様に、研磨
材、水、洗浄材等の液体等を用い、前処理をするように
した構成としてもよい。すなわち、メッキ処理工程にお
いて、最初、水や研磨材を表面処理材として用い、該表
面処理材の表面処理材供給口よりの噴射、吸込口による
吸い込みでもって前処理をした後、電解液(または電解
液を併用して)を介して電気メッキを行うようにしても
よい。この方法の場合、研磨材等により一層優れた電解
が得られる。また、加工物としては、金属加工物の他に
プラスチックその他の材質よりなる加工物であっても本
発明の方法でもってメッキ処理等の表面処理できること
は当然である。
また、実施例1.2において、メッキ処理の他に、電極
に通電することなく、単に洗浄、研磨等の表面処理を行
うようにしてもよい。
さらに、前述した実施例1においては、表面処理室を形
成する壁体でもって、表面処理材供給口を形成した構成
で説明したが、該壁体でもって、吸込口を形成し、該吸
込口の内部に表面処理材供給口を配設するようにした構
成としてもよい。
さらにまた、前述した実施例において、電解液は表面処
理室内にセラミックヒータ−等の加熱機構を配設するこ
とによって加熱して用いることが好ましい。また、該室
全体を加熱してもよく、また配管内の電解液を加熱して
もよい。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく
、本発明の要旨を変更しない範囲内で変形実施できるも
のを含むものである。
〔発明の効果〕
以上の記載より明らかなように、本発明の加工物の表面
処理方法によれば、壁体と加工物表面とより表面処理室
を形成し、壁体と加工物表面とを相対的に移動可能な構
成としたので、メッキ処理等の表面処理を、パイプ等の
加工物の表面(内面)に部分的(一部)に実施できると
いう効果を有する。従って、加工物の必要な個所(例え
ば、小さい部分や、補修個所等のみ)にのみメッキ処理
等の表面処理を施すことができるので、例えば、大きな
加工物に対しても小さい装置、%を源、電解液(メッキ
液)でもって表面処理を行うことができ、結果として省
エネルギー、省資源を計ることができるという効果を有
する。また、加工物の大きさに拘らず、コストが安く、
小型で、かつ運搬に便利な加工物のメッキ処理等の表面
処理装置を提供できるという効果をも有する。
また、本発明の加工物の表面処理方法によれば、壁体と
加工物表面とにより表面処理室を形成し、該表面処理室
内の表面処理材を吸込口で循環できるようにしたので、
表面処理材が外部に流出するおそれが少なく、従って、
安全で、しかも衛生上好ましい加工物の表面処理方法を
提供できるという効果を有する。
また、本発明の加工物の表面処理方法によれば、表面処
理材として電解液の他に研磨材、洗浄材を使用すること
でもって、単に加工物表面のメッキ処理ができるだけで
なく、一つの装置でもって該加工物表面の洗浄・脱脂等
ができ、さらにメッキ処理の前工程として洗浄・脱脂等
をすることによって、より優れたメッキ処理等の表面処
理が行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すフローシート図、第2図
は本発明の他の実施例を示すフローシート図である。 1・・・加工物、2・・・加工物表面、3・・・壁体、
4・・・シール部材、5・・・表面処理室、7・・・表
面処理材供給口、8・・・吸込口時 許 出願人 中国
電化工業株式会社代理人 弁理士  吉 村 博 文 第1図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工物表面と壁体とにより表面処理室を形成する
    と共に、該表面処理室に電解液、研磨材等の表面処理材
    を供給するための表面処理材供給口と該表面処理室内の
    表面処理材を吸出するための吸込口を設け、該吸込口の
    先端部に陽極部材を配設または形成し、表面処理材とし
    て電解液を用いる場合は加工物が電解液を介して陰極と
    なるように通電し、電解液以外の表面処理材を用いる場
    合は、通電することなく、該表面処理材を加工物表面に
    噴射し、該表面処理室を形成する壁体と加工物表面とを
    相対的に移動させることにより加工物のメッキ処理等の
    表面処理を行うようにしたことを特徴とする加工物の表
    面処理方法。
  2. (2)電解液によるメッキ処理の前工程として、加工物
    表面に表面処理材供給口を介して研磨材、水、洗浄液等
    の表面処理材を供給し、加工物表面前処理を行うように
    した特許請求の範囲第1項に記載の加工物の表面処理方
    法。
  3. (3)表面処理室を形成する壁体が、断面倒立凹状体よ
    り、かつ加工物表面と接合する壁体の接合端部にシール
    材を有する特許請求の範囲第1項に記載の加工物の表面
    処理方法。
  4. (4)壁体が、筒状加工物の内径に合致する前後一対の
    パッキン状摺動体よりなる特許請求の範囲第1項に記載
    の加工物の表面加工方法。
  5. (5)壁体が、吸込口を形成している特許請求の範囲第
    1項に記載の加工物の表面加工方法。
  6. (6)表面処理室に、セラミックヒーター等による電解
    液加熱手段を有する特許請求の範囲第1項に記載の加工
    物の表面加工方法。
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