JPH0382792A - 小径長尺パイプ内面のめっき方法及びそれに用いる用具 - Google Patents

小径長尺パイプ内面のめっき方法及びそれに用いる用具

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JPH0382792A
JPH0382792A JP22107089A JP22107089A JPH0382792A JP H0382792 A JPH0382792 A JP H0382792A JP 22107089 A JP22107089 A JP 22107089A JP 22107089 A JP22107089 A JP 22107089A JP H0382792 A JPH0382792 A JP H0382792A
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Muneyori Matsumura
宗順 松村
Atsuhiko Sato
敦彦 佐藤
Masuo Okada
岡田 益雄
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Uemera Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内径10〜500an、長さ工〜30mとい
った小径長尺パイプの内面に電気めっきする方法及びこ
れに用いるめっき用具に関する。
〔従来の技術〕
従来、パイプ内面を電気めっきする方法としては、パイ
プ内に軸方向に沿って陽極線を通すと共に、パイプ内に
電気めっき液を流しながらめっきする方法が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、かかる方法は、大径のパイプや小径の短寸パイ
プに対しては十分にめっきが可能であるが、上述した如
き小径長尺パイプの内面にめっきする場合は、パイプ内
に軸方向に沿って陽極線を配設することが困難で、陽極
線がたわんでパイプの軸方向中間部でパイプ内面と接触
し、ショートする場合があり、めっきがむら付きし、め
っき膜厚の均一性が損なわれる場合が多い。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、小径長尺パ
イプの内面を簡単、確実に、しかも均一かつ良好に電気
めっきすることができるめっき方法及びそれに用いるめ
っき用具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、被めっき物の小径
長尺パイプ内に電気めっき室を形成する2個のめっき室
用隔壁を互に所定間隔離間して液密かつ摺動可能に嵌挿
すると共に、上記前側のめっき室用隔壁の前方に該隔壁
と前処理室を形成する前処理室用隔壁を液密かっ摺動可
能に嵌挿し、かつ上記後側のめっき室用隔壁の後方に該
隔壁と後水洗室を形成する後水洗室用隔壁を液密かっ摺
動可能に嵌挿し、上記各隔室を互に連結する移動杆を設
け、上記前処理室に前処理液を導入する前処理液導入管
及び前処理液を排出する前処理液排出管をそれぞれ連通
し、上記電気めっき室に電気めっき液を導入するめっき
液導入管及び電気めっき液を排出するめっき液排出管を
それぞれ連通し、上記後水洗室に水洗水を導入する後水
洗水導入管及び水洗水を排出する後水洗水排出管をそれ
ぞれ連通し、電気めっき室に陽極体を設けて、上記移動
杆を引っ張って上記各隔壁を一体に連続的又は間欠的に
移動させながら、上記前処理室、電気めっき室、後水洗
室にそれぞれ前処理液、電気めっき液、水洗水を導入、
流動、排出させ、上記長尺パイプ内を前処理し、前処理
箇所を電気めっきし、電気めっき箇所を水洗することを
パイプの軸方向に沿って繰り返し、長尺パイプ内周面に
電気めっき膜を形成することを特徴とする小径長尺パイ
プ内面のめっき方法を提供する。
この場合、前処理室用隔壁を2個設け、前側の隔壁と後
側の隔壁との間に前処理液室を形成すると共に、後側の
隔壁と前側めっき室用隔壁とtの間に上記前処理液室に
て処理された長尺パイプ内の箇所を水洗する前水洗室を
形成することができ、またこの際、前水洗室に連通され
る前水洗水排出管と後水洗水導入管を共通として、前水
洗室内の水洗水を後水洗室に導入することもできる。
本発明は、更にかかるめっき方法に使用する用具として
、被めっき物の小径長尺パイプ内に液密かつ摺動可能に
互に所定間隔離間して嵌挿され。
電気めっき室を形成する2個のめっき室用隔壁と、その
前側のめっき室用隔壁の前方に上記パイプ内に液密かつ
摺動可能に嵌挿され、該隔壁と前処理室を形成する前処
理室用隔壁と、上記後側のめっき室用隔壁の後方に上記
パイプ内に液密かつ摺動可能に嵌挿され、該隔壁と後水
洗室を形成する後水洗室用隔室と、これら隔壁を互に連
結する移動杆と、該移動杆を引っ張ることにより、移動
杆と一体に上記各隔壁を移動させる移動機構と、上記前
処理室に連通して設けられた前処理液を導入する前処理
液導入管及び前処理液を排出する前処理液排出管と、上
記電気めっき室に連通して設けられた電気めっき液を導
入するめつき液導入管及び電気めっき液を排出するめつ
き液排出管と、上記後水洗室に連通して設けられた水洗
水を導入する後水洗水導入管及び水洗水を排出する後水
洗水排出管と、上記電気めっき室内に設けられた陽極と
を具備してなることを特徴とする小径長尺パイプ内面め
っき用具を提供する。
この場合、前処理室用隔壁を2個設け、前側の隔壁と後
側の隔壁との間に前処理液室を形成すると共に、後側の
隔壁と前側めつき室用隔壁との間に上記前処理液室にて
処理された長尺パイプ内の箇所を水洗する前水洗室を形
成したり、この際。
前水洗室に連通される前水洗水排出管と後水洗水導入管
を共通とすることができる。
〔作 用〕
本発明のめっき方法は、上述しためっき用具の隔壁をめ
っきすべき小径長尺パイプ内に嵌挿し、移動杆を連続的
又は所定間隔毎に引っ張って各隔壁を一体にパイプの基
端から先端に向けて徐々に移動させると同時に、前処理
室、電気めっき室。
後水洗室にそれぞれ前処理液、電気めっき液、水洗水を
供給し、各室に対応したパイプ内面をそれぞれ前処理し
、電気めっきし、水洗する。この場合、各隔壁が移動し
、これと一体に各室が移動することにより、パイプ内面
のある箇所が順次前処理され、電気めっきされ、水洗さ
れる。従って、各隔壁(各室)がパイプの基端から先端
に移動することにより、パイプ内面全面が確実にめっき
される。
従って1本発明によれば、内径10〜500mm、長さ
工〜30mという小径パイプの内面を均一にめっきし得
、この場合、パイプ内のいずれの箇所も前処理され(こ
の場合、前処理として、脱脂或いは酸処理した後、水洗
するような処理を行なうことができる)、前処理された
部分が酸化、変色等する間もなく、直ちにめっきされる
ので、めっき膜のパイプ内面に対する密着性は良好であ
り、むら付きなどもない上、めっき後は直ちに水洗され
るので、めっき膜が変色等することもなく、良好なめつ
き膜が保持される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
図中1は本発明に係る小径長尺パイプ内面をめっきする
ために使用するめっき用具で、このめっき用具1は互に
所定間隔離間して並列された5個の円板状第1〜第5隔
壁2a〜2eを有する。これら第1〜第5隔壁2 a 
= Z eは、めっきすべき小径長尺パイプA内に液密
かつ摺動可能に嵌挿されるもので、その直径はパイプA
の内径とほぼ等しく形成されていると共に、各隔壁28
〜2eの外周面には耐薬品性弾性体(ネオプレン等)か
らなるリング状の摺動パツキン部材3がその外周面を露
呈させた状態で埋設されており、これら第1〜第5隔壁
2a〜2eをパイプA内に嵌挿した場合、先端側(図中
左側)から順次前処理液室4、前水洗室5、電気めっき
室6.後水洗室7が互に遮断されて形成されるようにな
っている。即ち。
本実施例においては第3、第4隔壁がめつき室用隔壁を
構成し、その前方の第1、第2隔壁がそれぞれ前処理室
用隔壁を構成し、第5隔壁が後水洗室用隔壁を構成して
おり、また前処理液室と前水洗室とで前処理室が構成さ
れている。
8は絶縁層9を介して外周面に金属層10a。
10bが形成された移動杆で、該移動杆8は上記第1〜
第5隔壁28〜2eの中心部を貫通してこれら隔壁28
〜2eと固着され、各隔壁28〜20間の所定間隔を固
定保持している。この場合、上記金属層10a、10b
は互に!1!1m隔離層11aにより離間しており、ま
た前処理液室4及び電気めっき室6に対応する部分全体
は露呈されているが、他の部分はシール層11bにより
絶縁被覆されており、上記金属/110の両露呈部分は
それぞれ陽極12.13を構成している。また、上記移
動杆8の先端部には移動ロープ14が連結され、該移動
ロープ14は能動装置(モータ)15の駆動により、そ
の翻動軸に取り付けられたプーリー16に巻き取られ、
ロープエ4の移動と一体に移動杆8、これに固定された
各隔壁28〜2eが移動し、用具上がパイプAの基端側
から先端側に移動し得るようになっている。
また、上記前処理液室4に連通ずるように前処理液導入
管17の一端部が第1隔壁2aを液密に貫通して配設さ
れていると共に、前処理液排出管18の一端部が第2隔
壁2b、更に第3〜第5隔壁2c〜2eを順次液密に貫
通して配設されており、前処理液導入管17の他端部及
び前処理液排出管18の他端部はそれぞれ前処理液が収
容された前処理槽t9内に配置されている。そして上記
前処理液導入管17にはポンプ20が介装され、ポンプ
20の作動により前処理槽19内の前処理液が導入管1
7を通って前処理液室4内に導入されると共に、前処理
液室4内から返送管18を通って前処理液が前処理槽1
9に返送されるようになっている。
ここで、前処理液は適宜選定されるが、例えば電解脱脂
液、電解酸洗液等とすることができる。
更に、上記前水洗室5に連通ずるように前水洗水導入管
21の一端部が第1及び第2隔壁2a。
2bを液密に貫通して配設され、また一端部が第3隔壁
2c、他端部が第4隔壁2dをそれぞれ液密に貫通して
前及び後水洗室5,7と連通し得る水洗水配送管22が
配設されていると共に、後水洗水排出管23の一端部が
第5隔壁2eを液密に貫通して後水洗室7に連通ずるよ
うに配設されている。即ち、本実施例では前水洗水導入
管及び水洗水配送管が後水洗水導入管と共通している。
なお、前水洗水導入管21の他端は水洗水供給源24に
、後水洗水排出管23の他端は水洗水廃棄槽25にそれ
ぞれ接続されている。従って、水洗水供給源24からの
水洗水が前水洗室5、後水洗室7を順次流れるようにな
っている。
また更に、上記電気めっき室6に連通ずるように、めっ
き液導入管26の一端部が第1〜第3隔壁2a〜2cを
順次液密に貫通して配設されていると共に、めっき液排
出管27の一端部が第4゜第5隔壁2d、2eを順次液
密に貫通して配設されている。上記めっき液導入管26
の他端部及びめっき液排出管27の他端部はそれぞれ電
気めっき液が収容されためっき槽28内に配置され、そ
して上記めっき液導入管26には濾過器29、熱交換器
30、ポンプ31が介装され、ポンプ3工の作動により
めっき槽28内の電気めっき液が導入管26を通ってめ
っき室6内に導入されると共に、めっき室6内から排出
管27を通って電気めっき液がめつき槽28に返送され
るようになっている。
ここで、本発明において、電気めっきの種類は特に制限
されず、銅、ニッケル、錫、亜鉛めっきなどを挙げるこ
とができる。
32は前処理用直流電源、33はめっき用直流電源で、
これら電源32.33の陽極端子はそれぞれ上記金属p
IJlOa、10bに接続されていると共に、陰極端子
はそれぞれパイプAに接続されている。
なお、34は揺動装置で、該揺動装置34の作動により
パイプAをその径方向に揺動し得るようになっている。
而して、上述しためっき用具1を用いて小径長尺パイプ
Aの内面をめっきする場合は、パイプAを若干先端側が
基端側より高くなるように傾斜して配設し、用具1をパ
イプAの基端部内にセットし、肚動装置15を連続的又
は適宜間隔毎に間欠的に作動させ、ロープ14をプーリ
ーエ6に巻き取りつつ用具1をパイプA内に摺動させる
。一方、ポンプ20、水洗水供給源24、ポンプ31を
作動させ、前処理液室4内に前処理液を、前及び後水洗
室5,7内に水洗水を、めっき室6内に電気めっき液を
それぞれ流すと共に、電@32.33によりパイプAと
陽極12.13との間に所定電圧を印加する。これによ
り、前処理液室4、前及び後水洗室5,7、めっき室6
にそれぞれ対応するパイプAの内面が前処理され、水洗
され、電気めっきされるものであるが、この場合用具1
はパイプA内を基端部から先端部に向けて徐々に移動し
ていくものであるから、パイプA内のある部分は用具1
の移動につれ、j@次前処理され、水洗され、1!気め
っきされ、水洗されるもので、従ってこのようにしてパ
イプ内面全面に密着よく均一にかつ簡単確実に良好な電
気めっき膜が形成されるものである。
以下、この点につき下記の実験例により更に具体的に説
明する。
失抜盤 長さ18m、内径32.3mm、外径34.5mmのス
テンレススチール製パイプ内にアルカリ脱脂液を通し、
次いで水洗した後、第1図に示した如き用具を用いてパ
イプ内面に電気めっきを施した。
この場合、用具の寸法は下記の通りである。
用具の長さ     4800nn 前処理液室の長さ   400nn 前水洗室の長さ    150mm めっき室の長さ   4000mm 後水洗室の長さ    150mm また、前処理液、電気めっき液としては、下記組成の電
解酸洗液、硫酸銅めっき液を用いた。
電   ゛      ・ 硫酸   5Vo1.% インヒビター    3d/u 温度   25℃ 陰極電流密度    5 A / d+++2全電流 
      200A 酸 めっき 組 ・めっき Cu S O4・5 Hz 0  220 g / Q
H2SO460 市販光沢剤     5.5d/Q 温度   25℃ 陰極電流密度    10 A / dIlz全電流 
      400A 更に、用具は80mm/分の速度で連続的に移動させ(
用具がパイプ内を通過する時間は210分)、電解酸洗
時間を5分、めっき時間を50分として処理した。
以上の結果、パイプ内面に厚さ↓00Pで均一に硫酸銅
めっき膜が形成された。
なお、本発明は上記実施例に制限されるものではない。
例えば前処理は電解的に行なう場合に限られず、浸漬用
脱脂液、酸洗液を流すようにしてもよい。従って、この
場合前処理用のPJh極12の形成、電−g32の配設
は省略し得る。また、前水洗室からの水洗水は後水洗室
に導入することなくそのまま系外に排出することができ
る。従って、この場合抜水洗室に直接水洗水を導入する
後水涜水導入管を配設する。
また、上記実施例では、前処理室として前処理液室と前
水洗室との2室を形成したが、1室のみの構成とするこ
とができるにの場合、各隔室を間欠的に移動させると共
に、隔室の移動が停止している間に1例えばまず前処理
室に脱脂液、酸洗液等の前処理薬品を所定時間流通させ
た後、その流通を停止し、次いで前処理室に水洗水を所
定時間流通させて前水洗し、しかる接客隔室を所定距離
移動することにより、王室の前処理室で複数の処理を行
なうことができる。
更に、前処理室は3室以上とすることもでき、上記前処
理液室に加え、別の前処理液室を必要により水洗室を介
してその前又は後に形成することもできる。
また、後水洗室の後に適宜な後処理室を形成することが
でき、なおまためっき室は必要により水洗室、酸洗室、
水洗室を介して2個以上形成することもできる。
また更に、その他の構成についても本発明の要旨の範囲
内で種々変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、小径長尺パイプ内面に密着よく、均一
にむらなく、シかも簡単かつ確実に良好なめっき膜を形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第工図は本発明に係るめっき用具の一実施例を示す一部
省略断面図、第2図は同用具を用いてパイプ内のめっき
を行なう場合のフローシート図である。 1・・・めっき用具。 28〜2e・・・第1〜第5隔壁、 4・・・前処理液室、 5・・・前水洗室、6・・・電
気めっき室、 7・・・後水洗室。 8・・・移動杆、 13・・・陽極、 14・・・移動ロープ、  17・・・前処理液導入管
、工8・・・前処理液排出管、 21・・・前水洗水導入管、 23・・・後水洗水排出管、 26・・・めっき液導入管、 27・・・めっき液排出管、 28・・・めっき槽、 33・・・めっき用電源。 19・・・前処理槽、 22・・・水洗水配送管、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被めっき物の小径長尺パイプ内に電気めっき室を形
    成する2個のめっき室用隔壁を互に所定間隔離間して液
    密かつ摺動可能に嵌挿すると共に、上記前側のめっき室
    用隔壁の前方に該隔壁と前処理室を形成する前処理室用
    隔壁を液密かつ摺動可能に嵌挿し、かつ上記後側のめっ
    き室用隔壁の後方に該隔壁と後水洗室を形成する後水洗
    室用隔壁を液密かつ摺動可能に嵌挿し、上記各隔室を互
    に連結する移動杆を設け、上記前処理室に前処理液を導
    入する前処理液導入管及び前処理液を排出する前処理液
    排出管をそれぞれ連通し、上記電気めっき室に電気めっ
    き液を導入するめっき液導入管及び電気めっき液を排出
    するめっき液排出管をそれぞれ連通し、上記後水洗室に
    水洗水を導入する後水洗水導入管及び水洗水を排出する
    後水洗水排出管をそれぞれ連通し、電気めっき室に陽極
    体を設けて、上記移動杆を引っ張って上記各隔壁を一体
    に連続的又は間欠的に移動させながら、上記前処理室、
    電気めっき室、後水洗室にそれぞれ前処理液、電気めっ
    き液、水洗水を導入、流動、排出させ、上記長尺パイプ
    内を前処理し、前処理箇所を電気めっきし、電気めっき
    箇所を水洗することをパイプの軸方向に沿って繰り返し
    、長尺パイプ内周面に電気めっき膜を形成することを特
    徴とする小径長尺パイプ内面のめっき方法。 2、前処理室用隔壁を2個設け、前側の隔壁と後側の隔
    壁との間に前処理液室を形成すると共に、後側の隔壁と
    前側めっき室用隔壁との間に上記前処理液室にて処理さ
    れた長尺パイプ内の箇所を水洗する前水洗室を形成した
    請求項1記載の方法。 3、前水洗室に連通される前水洗水排出管と後水洗水導
    入管を共通として、前水洗室内の水洗水を後水洗室に導
    入した請求項1記載の方法。 4、被めっき物の小径長尺パイプ内に液密かつ摺動可能
    に互に所定間隔離間して嵌挿され、電気めっき室を形成
    する2個のめっき室用隔壁と、その前側のめっき室用隔
    壁の前方に上記パイプ内に液密かつ摺動可能に嵌挿され
    、該隔壁と前処理室を形成する前処理室用隔壁と、上記
    後側のめっき室用隔壁の後方に上記パイプ内に液密かつ
    摺動可能に嵌挿され、該隔壁と後水洗室を形成する後水
    洗室用隔室と、これら隔壁を互に連結する移動杆と、該
    移動杆を引っ張ることにより、移動杆と一体に上記各隔
    壁を移動させる移動機構と、上記前処理室に連通して設
    けられた前処理液を導入する前処理液導入管及び前処理
    液を排出する前処理液排出管と、上記電気めっき室に連
    通して設けられた電気めっき液を導入するめっき液導入
    管及び電気めっき液を排出するめっき液排出管と、上記
    後水洗室に連通して設けられた水洗水を導入する後水洗
    水導入管及び水洗水を排出する後水洗水排出管と、上記
    電気めっき室内に設けられた陽極とを具備してなること
    を特徴とする小径長尺パイプ内面めっき用具。 5、前処理室用隔壁を2個設け、前側の隔壁と後側の隔
    壁との間に前処理液室を形成すると共に、後側の隔壁と
    前側めっき室用隔壁との間に上記前処理液室にて処理さ
    れた長尺パイプ内の箇所を水洗する前水洗室を形成した
    請求項4記載の用具。 6、前水洗室に連通される前水洗水排出管と後水洗水導
    入管を共通とした請求項5記載の用具。
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