JP3354083B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JP3354083B2
JP3354083B2 JP21528297A JP21528297A JP3354083B2 JP 3354083 B2 JP3354083 B2 JP 3354083B2 JP 21528297 A JP21528297 A JP 21528297A JP 21528297 A JP21528297 A JP 21528297A JP 3354083 B2 JP3354083 B2 JP 3354083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水等の原水と
食塩水等の添加液との混合水を電気分解して電解水を生
成する電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の一つとして、水道水等の
原水に食塩水等の添加液をポンプにて圧送混合して得ら
れる混合水を電解槽にて電気分解して電解水を生成する
生成器本体とは別個に、前記食塩水等の添加液を貯留す
るタンクを設置して、生成器本体をコンパクト(小型)
とした電解水生成装置があり、例えば特開平8−215
682号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報の電解水生成装置においては、食塩水等の添加液を貯
留するタンクに、タンクからポンプに食塩水等の添加液
を導く吸込ホースが組付けられるとともに、タンク内の
水位を検出する水位センサが組付けられているため、タ
ンク内の添加液が消費されて添加液を補給する際には、
タンクから吸込ホースと水位センサを取り外して添加液
の充填されているタンクと交換し、交換後のタンクに吸
込ホースと水位センサを取付ける方法、或いはタンクを
交換せず、タンクの上部キャップを取り外して添加液を
タンク内に充填補給し、補給後に上部キャップを取り付
ける方法で、タンク内に添加液を補給する必要があっ
て、両方法ともに短時間に補給作業を完了することは難
しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、水道水等の原水に食
塩水等の添加液をポンプにて圧送混合して得られる混合
水を電解槽にて電気分解して電解水を生成する生成器本
体とは別個に、前記食塩水等の添加液を貯留するタンク
が設置されてなる電解水生成装置において、前記タンク
に脱着可能に組付けられて前記タンクから前記ポンプに
食塩水等の添加液を導く吸込ホースに、前記タンク内の
水位を検出する水位センサを一体的に組付けたことに特
徴がある。この場合において、前記タンク内にて前記吸
込ホースの先端吸入口より所定量上方に前記水位センサ
の検知部が配置される構成とすること、前記水位センサ
がそのリード線にて前記吸込ホースの外周に熱収縮チュ
ーブを用いて固定される構成とすること、前記吸込ホー
ス及び前記水位センサを前記タンクの上部に脱着可能に
組付けたキャップに上下動可能に組付けるとともに、前
記吸込ホース及び前記水位センサに前記キャップに対す
る差込量を規定するストッパを取付けること、前記吸込
ホースの先端吸込口にフィルタを取付けることも可能で
ある。
【0005】
【発明の作用効果】本発明においては、食塩水等の添加
液を貯留するタンクに脱着可能に組付けられる吸込ホー
スに、タンク内の水位を検出する水位センサが一体的に
組付けられるため、タンク内の添加液が消費されて添加
液を補給する際には、タンクから吸込ホース及び水位セ
ンサを一体的に取り外して添加液の充填されているタン
クと交換し、交換後のタンクに吸込ホース及び水位セン
サを一体的に取付けることで添加液の補給作業を完了す
ることができ、補給作業を容易かつ短時間に行うことが
できる。また、水位センサは吸込ホースに一体的に組付
けられた状態で補給作業が完了するため、電気的な接続
不良等のトラブルは全く生じない。
【0006】また、本発明の実施に際して、タンク内に
て吸込ホースの先端吸入口より所定量上方に水位センサ
の検知部が配置される構成とした場合には、タンク内に
て吸込ホースの先端吸入口が空気に露呈する前に水位セ
ンサにて水位の減少を的確に検出することができ、これ
に基づいて生成器本体での電解水生成を停止させること
ができて、ポンプのエアーかみを防止することができ
る。
【0007】また、本発明の実施に際して、水位センサ
がそのリード線にて吸込ホースの外周に熱収縮チューブ
を用いて固定される構成とした場合には、水位センサの
リード線を吸込ホースの外周に容易、的確かつ強固に位
置決め固定できて、吸込ホースの先端吸入口に対して水
位センサの検知部を所定の位置に位置決め固定すること
ができるとともに、吸込ホース及び水位センサのタンク
への脱着に際して水位センサの吸込ホースに対する移動
を的確に規制できて、吸込ホース及び水位センサのタン
クへの脱着を容易かつスムーズに行うことができる。
【0008】また、本発明の実施に際して、吸込ホース
及び水位センサをタンクの上部に脱着可能に組付けたキ
ャップに上下動可能に組付けるとともに、吸込ホース及
び水位センサにキャップに対する差込量を規定するスト
ッパを取付けた場合には、添加液の補給に際してタンク
からキャップを取り外して添加液の充填されているタン
クと交換し、その後にキャップをタンクに取付け、最後
に吸込ホース及び水位センサをストッパにて規定される
まで差し込むことにより、添加液の補給作業を完了する
ことができ、簡単な作業にて容易かつ迅速に補給作業と
吸込ホース及び水位センサの的確な位置決め固定を行う
ことができる。
【0009】また、本発明の実施に際して、吸込ホース
の先端吸込口にフィルタを取付けた場合には、吸込ホー
スの先端吸込口がタンクの底壁近傍に配置されるように
取付けられるときにも、タンク底部に溜まる異物(例え
ば、食塩の粒やゴミ等)の吸込ホースへの混入を回避す
ることができて、生成器本体での異常停止を回避するこ
とができるとともに、異物混入状態での電気分解による
電解槽内電極への悪影響を回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図7に示した本発明による
電解水生成装置は、生成器本体10と濃塩水タンク20
とリモートコントローラ30等を備えていて、シンク4
0に付設されて使用されるようになっている。
【0011】生成器本体10は、図1〜図3に示したよ
うに、外箱11の内部に電解槽12を含む水路系部品
と、電気系部品を収容するコントローラボックス13と
を備えていて、外箱11には給水管51が接続される給
水口11aと、電解水取出ホース52,53が接続され
る導出口11b,11cとが設けられている。なお、給
水管51は図1に示したように手動開閉式の給水バルブ
61を介して水道管62に接続されていて、給水管51
には圧力計71,72と軟水器73とカートリッジ式の
フィルタ74と減圧弁75が介装されるとともに手動開
閉式の排水バルブ76を介装した排水管54が接続され
ている。
【0012】電解槽12は、図3にて概略的に示したよ
うに、一対の電極12a,12bを内部に収容し、希塩
水(水道水と濃塩水の混合水)を電気分解して電解水を
生成するそれ自体周知の有隔膜の電解槽であって、両電
極12a,12b間への正電圧印加または逆電圧印加及
び各印加状態での通電をコントローラボックス13内に
収容した電気制御装置13aによって制御されるように
なっている。また電解槽12は、隔膜12cを挟んで対
向配置した導入口12d,12e及び導出口12f,1
2gを有しており、各導入口12d,12eには希塩水
導入管14の分岐枝管部14a,14bが接続され、ま
た、各導出口12f,12gには導出管15,16が接
続されていて、希塩水導入管14はその基幹管部14c
にて水道水導入管17及び濃塩水供給管18に接続され
ている。
【0013】各導出管15,16は、電気制御装置13
aによって切換作動を制御される切換バルブV1を介し
てそれぞれ導出口11b,11cに接続されている。水
道水導入管17は、給水口11aに接続されていて、こ
の接続部近傍には電気制御装置13aによって開閉作動
を制御される常閉型の電磁給水バルブV2が介装されて
いる。濃塩水供給管18は逆止弁V3を介装してなるも
のでポンプモータPを介して吸込ホース55に接続され
ていて、吸込ホース55は外箱11外に導出された部位
にて濃塩水タンク20に接続されている。
【0014】切換バルブV1は、電気モータ(図示省
略)によって駆動されて第1位置(図3の実線に示した
状態)または第2位置(図3の仮想線に示した状態)に
切換えられる4ポート2位置切換バルブであり、正電圧
印加による電解時には第1位置に保持され、逆電圧印加
による電解時には第2位置に保持されて、導出口11b
には常に酸性水が導かれ導出口11cには常にアルカリ
性水が導かれるように切換えが行われ、その切換作動は
電気制御装置13aによって制御されるようになってい
る。
【0015】ポンプモータPは、濃塩水タンク20から
吸込ホース55を通して吸い込まれる濃塩水を濃塩水供
給管18を通して希塩水導入管14の基幹管部14cに
向けて圧送供給する定量給水ポンプとその駆動モータで
あり、電解槽12への通電回路に分流器13bとともに
設けた電流計13c(電解電流値を検出するもの)の検
出値に基づいて電気制御装置13aによって作動をフィ
ードバック制御されるようになっていて、これにより希
塩水導入管14に供給される希塩水の塩濃度が設定範囲
に維持されるようになっている。
【0016】コントローラボックス13は、上述した電
気制御装置13a,分流器13b及び電流計13cを収
容するとともに、電解槽12の両電極12a,12b間
に直流電圧を正電圧(図3に示した状態)または逆電圧
で印加するための電源装置13d等を収容している。電
気制御装置13aは、リモートコントローラ30に設け
た注出スイッチ31または生成器本体10の前面上部に
設けた注出スイッチ10aの押動操作に基づいて、リモ
ートコントローラ30に設けた生成中ランプ(緑色ラン
プ)32及び生成器本体10の前面上部に設けた生成中
ランプ(緑色ランプ)10bの点灯・消灯、電解槽12
の両電極12a,12b間への通電の開始・停止、電源
装置13dの作動・停止(正電圧または逆電圧での通電
・非通電)、電磁給水バルブV2の開閉作動、切換バル
ブV1の切換作動及びポンプモータPの作動・停止を制
御するとともに、濃塩水タンク20内の水位を検出する
水位センサSの検出値に基づいて、リモートコントロー
ラ30に設けた塩補給ランプ(赤色ランプ)33及び生
成器本体10の前面上部に設けた塩補給ランプ(赤色ラ
ンプ)10cの点灯・消灯及び電解生成作動の停止を制
御するようになっている。
【0017】一方、濃塩水タンク20は、図1及び図5
に示したように、生成器本体10とは別個に配設されて
所定量の濃塩水を貯留するタンク本体21と、このタン
ク本体21の上部に脱着可能に螺着されたキャップ22
によって構成されていて、キャップ22の中心部を貫通
するようにして吸込ホース55と水位センサSが抜き差
し可能(脱着可能)かつ上下位置調整可能(キャップ2
2間に生じる摺動抵抗によって位置決め可能)に組付け
られている。
【0018】水位センサSは、図6にて示したように、
リード線S1にて熱収縮チューブ81を用いて吸込ホー
ス55の外周に一体的に固定されていて、先端の検知部
S2が吸込ホース55の先端吸込口55aに取付けたフ
ィルタFの先端開口より所定量L上方に配置されるよう
になっている。なお、先端の検知部S2はそれ自体公知
の電極式のものであり、検出電圧の値によって濃塩水が
あるかないかを判断するようになっている。
【0019】熱収縮チューブ81は、加熱されることに
より収縮するそれ自体公知のチューブであり、その収縮
によって水位センサSが吸込ホース55に対して移動不
能に固定されるようになっており、図6に示したように
外箱11に組付けたゴムシール19を貫通して外箱11
内に嵌入している。フィルタFは、図7にて詳細に示し
たように、吸込ホース55の先端吸込口55aに嵌合固
定される塩ビ製のボディF1と、このボディF1に組付
けられたテトロン製のメッシュF2と塩ビ製で筒状のキ
ャップF3によって構成されていて、ボディF1に対し
てメッシュF2がキャップF3を用いて固定されてい
る。
【0020】上記のように構成した電解水生成装置にお
いては、電解停止の状態にて注出スイッチ31または1
0aを押動操作すると、電磁給水バルブV2が開くとと
もにポンプモータPが起動して電解槽12に希塩水が供
給されるとともに、電源装置13dから電解槽12の両
電極12a,12bに直流電圧が印加されて、電解槽1
2にて酸性水及びアルカリ性水が生成され、酸性水及び
アルカリ性水は各導出管15,16と切換バルブV1と
各電解水取出ホース52,53を通してシンク40に供
給される。
【0021】この電解生成作動時において所期の酸性水
及びアルカリ性水が生成されているときには、生成中ラ
ンプ32及び10bが点灯し、また濃塩水タンク20内
の水位が補給水位にまで低下してこれを水位センサSが
検出すると、塩補給ランプ33及び10cが点灯すると
ともに、予め設定した停止モードにしたがって電解生成
作動が停止する。また、電解生成作動時には、設定時間
毎に電源装置13cから両電極12a,12bへの正電
圧印加と逆電圧印加が切り換えられるとともに、これに
伴って電磁給水バルブV2の開閉作動、切換バルブV1
の切換作動及びポンプモータPの作動・停止が制御され
る。なお、電解生成作動時において注出スイッチ31ま
たは10aを押動操作すると、電磁給水バルブV2が閉
じるとともにポンプモータPが停止して電解槽12への
給水が停止するとともに、電源装置13dから電解槽1
2の両電極12a,12bへの電圧印加が停止して、電
解槽12での酸性水及びアルカリ性水の生成が停止す
る。
【0022】ところで、この実施形態においては、濃塩
水を貯留する濃塩水タンク20に脱着可能に組付けられ
る吸込ホース55に、濃塩水タンク20内の水位を検出
する水位センサSが一体的に組付けられる構成が採用さ
れているため、濃塩水タンク20内の濃塩水が消費され
て濃塩水を補給する際(このときには、塩補給ランプ3
3及び10cが点灯するとともに、予め設定した停止モ
ードにしたがって電解生成作動が停止している)には、
濃塩水タンク20から吸込ホース55及び水位センサS
を一体的に取り外して(このときにキャップ22は取り
外しても取り外さなくてもよい)濃塩水の充填されてい
る濃塩水タンク20と交換し、交換後の濃塩水タンク2
0に吸込ホース55及び水位センサSを一体的に取付け
ることで濃塩水の補給作業を完了することができ、補給
作業を容易かつ短時間に行うことができる。また、水位
センサSは吸込ホース55に一体的に組付けられた状態
で補給作業が完了するため、電気的な接続不良等のトラ
ブルは全く生じない。
【0023】また、この実施形態においては、濃塩水タ
ンク20内にて吸込ホース55の先端吸入口55aに取
付けたフィルタFの先端開口より所定量L上方に水位セ
ンサSの検知部S2が配置されるように構成したため、
濃塩水タンク20内にて吸込ホース55の先端吸入口5
5aに取付けたフィルタFの先端開口が空気に露呈する
前に水位センサSの検知部S2にて水位の減少を的確に
検出することができ、これに基づいて塩補給ランプ33
及び10cを点灯させることができるとともに生成器本
体10での電解水生成を停止させることができて、ポン
プモータPのエアーかみを防止することができる。
【0024】また、この実施形態においては、水位セン
サSがそのリード線S1にて吸込ホース55の外周に熱
収縮チューブ81を用いて固定されるようにしたため、
水位センサSのリード線S1を吸込ホース55の外周に
容易、的確かつ強固に位置決め固定できて、吸込ホース
55の先端吸入口55aに取付けたフィルタFの先端開
口に対して水位センサSの検知部S2を所定の位置に位
置決め固定することができるとともに、吸込ホース55
及び水位センサSの濃塩水タンク20への脱着に際して
水位センサSの吸込ホース55に対する移動を的確に規
制できて、吸込ホース55及び水位センサSの濃塩水タ
ンク20への脱着を容易かつスムーズに行うことができ
る。
【0025】また、この実施形態においては、熱収縮チ
ューブ81にて一体化された吸込ホース55及び水位セ
ンサSを濃塩水タンク20のキャップ22に対して上下
位置調整可能に組付けるようにしたため、濃塩水の補給
に際して、濃塩水タンク20のタンク本体21からキャ
ップ22を取り外して濃塩水の充填されている濃塩水タ
ンク20のタンク本体21と交換し、その後にキャップ
22を濃塩水タンク20のタンク本体21に取付け、最
後に熱収縮チューブ81によって一体化されている吸込
ホース55及び水位センサSを規定位置まで移動するこ
とにより、或いは熱収縮チューブ81にて一体化された
吸込ホース55及び水位センサSを濃塩水タンク20の
キャップ22から抜き取って、空のキャップ22付き濃
塩水タンク20を濃塩水の充填されているキャップ22
付き濃塩水タンク20と交換し、この濃塩水タンク20
のキャップ22に熱収縮チューブ81によって一体化さ
れている吸込ホース55及び水位センサSを差し込んで
規定位置まで移動することにより、濃塩水の補給作業を
完了することができ、簡単な作業にて容易かつ迅速に補
給作業と吸込ホース55及び水位センサSの位置決め固
定を行うことができる。
【0026】また、この実施形態においては、吸込ホー
ス55の先端吸込口55aにフィルタFを取付けたた
め、吸込ホース55の先端吸込口55aが濃塩水タンク
20の底壁近傍に配置されるように取付けられるときに
も、タンク底部に溜まる異物(例えば、食塩の粒やゴミ
等)の吸込ホース55への混入を回避することができ
て、生成器本体10での異常停止を回避することができ
るとともに、異物混入状態での電気分解による電解槽1
2内の両電極12a,12bへの悪影響を回避すること
ができる。
【0027】上記実施形態においては、図6にて示した
ように吸込ホース55と水位センサSを長い熱収縮チュ
ーブ81にて一体的に固定する構成を採用して実施した
が、熱収縮チューブ81は高価であるため、図8にて示
したように吸込ホース55と水位センサSを短い熱収縮
チューブ81と長い安価なビニールチューブ82にて一
体的に固定する構成を採用して安価に実施することも可
能である。
【0028】また、上記実施形態においては、熱収縮チ
ューブ81にて一体化された吸込ホース55及び水位セ
ンサSを濃塩水タンク20のキャップ22に対して、熱
収縮チューブ81とキャップ22間に生じる摺動抵抗に
よって、上下位置調整可能に組付けるようにして実施し
たが、図9にて例示したように、吸込ホース55及び水
位センサSのキャップ22に対する差込量をキャップ2
2との当接により規定しストッパとして機能する市販の
樹脂製結束具(コンベックスといわれるもの)83を熱
収縮チューブ81の規定位置外周に固定して実施するこ
とも可能(図6に示した実施形態でも実施可能)であ
る。
【0029】この場合には、濃塩水の補給に際して濃塩
水タンク20のタンク本体21からキャップ22を取り
外して濃塩水の充填されている濃塩水タンク20のタン
ク本体21と交換し、その後にキャップ22を濃塩水タ
ンク20のタンク本体21に取付け、最後に吸込ホース
55及び水位センサSを結束具(ストッパ)83にて規
定される差込量まで差し込むことにより、濃塩水の補給
作業を完了することができ、簡単な作業にて容易かつ迅
速に補給作業と吸込ホース55及び水位センサSの的確
な位置決め固定を行うことができる。
【0030】なお、上記実施形態においては、吸込ホー
ス55の先端吸込口55aにフィルタFを取付けて実施
したが、フィルタFを取り外して実施することも可能で
ある。また、上記実施形態においては、吸込ホース55
と水位センサSを熱収縮チューブ81にて一体化するよ
うにしたが、他の部材にて吸込ホース55と水位センサ
Sを一体化して実施することも可能である。また、上記
実施形態においては、熱収縮チューブ81にて一体化さ
れた吸込ホース55及び水位センサSを濃塩水タンク2
0のキャップ22に脱着可能に組付けるようにしたが、
熱収縮チューブ81にて一体化された吸込ホース55及
び水位センサSを濃塩水タンク20のタンク本体21に
脱着可能に組付けるようにして実施することも可能であ
る。また、上記実施形態においては、添加液として濃塩
水が使用される電解水生成装置に本発明を実施したが、
本発明は濃塩水以外の液体が添加液として使用される電
解水生成装置にも同様に実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電解水生成装置の一実施形態を
示す全体構成図である。
【図2】 図1に示した生成器本体の斜視図である。
【図3】 図1及び図2に示した生成器本体及び図1に
示した濃塩水タンクの内部構造を概略的に示す図であ
る。
【図4】 図1に示したリモートコントローラの斜視図
である。
【図5】 図1に示した濃塩水タンクの一部破断斜視図
である。
【図6】 図1に示した生成器本体の外箱と水位センサ
と吸込ホースとの関係を示す図である。
【図7】 図5及び図6に示したフィルタの断面図であ
る。
【図8】 水位センサを吸込ホースの外周に熱収縮チュ
ーブとビニールチューブを用いて固定した実施形態を示
す図である。
【図9】 図8に示した実施形態に結束具(ストッパ)
を組付けた実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10…生成器本体、11…外箱、12…電解槽、12
a,12b…電極、13…コントローラボックス、13
a…電気制御装置、13b…分流器、13c…電流計、
13d…電源装置、20…濃塩水タンク、21…タンク
本体、22…キャップ、30…リモートコントローラ、
31…注出スイッチ、32…生成中ランプ、33…塩補
給ランプ、55…吸込ホース、55a…先端吸入口、8
1…熱収縮チューブ、82…ビニールチューブ、83…
結束具(ストッパ)、P…ポンプモータ、S…水位セン
サ、S1…リード線、S2…検知部、F…フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−204649(JP,A) 特開 平7−155764(JP,A) 特開 平7−227594(JP,A) 特開 平6−246268(JP,A) 特開 平5−185094(JP,A) 実開 平7−31190(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水等の原水に食塩水等の添加液をポ
    ンプにて圧送混合して得られる混合水を電解槽にて電気
    分解して電解水を生成する生成器本体とは別個に、前記
    食塩水等の添加液を貯留するタンクが設置されてなる電
    解水生成装置において、前記タンクに脱着可能に組付け
    られて前記タンクから前記ポンプに食塩水等の添加液を
    導く吸込ホースに、前記タンク内の水位を検出する水位
    センサを一体的に組付けたことを特徴とする電解水生成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記タンク内にて前記吸込ホースの先端
    吸入口より所定量上方に前記水位センサの検知部が配置
    される構成としたことを特徴とする請求項1記載の電解
    水生成装置。
  3. 【請求項3】 前記水位センサがそのリード線にて前記
    吸込ホースの外周に熱収縮チューブを用いて固定される
    構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の電
    解水生成装置。
  4. 【請求項4】 前記吸込ホース及び前記水位センサを前
    記タンクの上部に脱着可能に組付けたキャップに上下動
    可能に組付けるとともに、前記吸込ホース及び前記水位
    センサに前記キャップに対する差込量を規定するストッ
    パを取付けたことを特徴とする請求項1,2または3記
    載の電解水生成装置。
  5. 【請求項5】 前記吸込ホースの先端吸込口にフィルタ
    を取付けたことを特徴とする請求項1,2,3または4
    記載の電解水生成装置。
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