JPH07155764A - 酸性イオン水生成装置 - Google Patents

酸性イオン水生成装置

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JPH07155764A
JPH07155764A JP32965993A JP32965993A JPH07155764A JP H07155764 A JPH07155764 A JP H07155764A JP 32965993 A JP32965993 A JP 32965993A JP 32965993 A JP32965993 A JP 32965993A JP H07155764 A JPH07155764 A JP H07155764A
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JP
Japan
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water
electrodes
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salt
salt water
Prior art date
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Pending
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JP32965993A
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English (en)
Inventor
Toru Matsui
透 松井
Fumio Nakagawa
文雄 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生成した酸性イオン水の水質を常に一定に保
持する。 【構成】 塩水10を貯留した塩水タンク9と、塩水1
0を給水する給水ポンプ12と、ポンプ12からの塩水
10と水との混合水が供給される電解槽13と、電解槽
13に設けられ混合水に接触した一対の電極15,16
と、両電極15,16に通電する電解電源23とを備え
た酸性イオン水生成装置において、両電極15,16間
の電流を一定に調整する調整手段24と、両電極15,
16間の電圧を測定し電圧測定値を出力する測定手段3
3と、測定値と基準値とを比較し比較値を出力する比較
手段25と、比較値に基づいてポンプ12を制御する給
水ポンプ制御手段26とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水と塩水との混合
水を電気分解して酸性イオン水を生成する酸性イオン水
生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種酸性イオン水生成装置は、
例えば特開平4−330987号公報(C02F 1/
46)に示すように、電解槽内を隔膜で陽極室と陰極室
とに区切り、両室内に導入した塩水と水との混合水を電
気分解して酸性イオン水を生成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、塩水タンクに貯留された塩水の濃度は、作業者の生
成ミス,水の蒸発,室温,水質等により変化するため、
濃度を一定に保持することが困難であり、この不安定な
濃度の塩水を常に一定量供給すると、電解槽に給水され
る混合水の塩水の濃度が変化し、両電極間の電流を一定
にした場合、生成した酸性イオン水の水素イオン濃度
(pH)値,酸化還元電位(Eh)値,次亜塩素酸濃度
値が変化し、生成した酸性イオン水の水質が不安定にな
るという問題点がある。さらに、例えば、次亜塩素酸濃
度値が異常に高くなると、塩素ガスが大量に発生し、人
体的影響を与える恐れがある。本発明は、前記の点に留
意し、塩水タンクに貯留された塩水の濃度が変化して
も、電解槽への塩水と水との混合水の塩分濃度を一定に
保持し、生成した酸性イオン水の水質を常に一定に保持
できる酸性イオン水生成装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のイオン水生成装置は、塩水を貯留した塩水
タンクと、塩水を給水する給水ポンプと、ポンプからの
塩水と水との混合水が供給される電解槽と、電解槽に設
けられ混合水に接触した一対の電極と、両電極に通電す
る電解電源とを備えた酸性イオン水生成装置において、
両電極間の電流を一定に調整する調整手段と、両電極間
の電圧を測定し電圧測定値を出力する測定手段と、前記
測定値と基準値とを比較し比較値を出力する比較手段
と、比較値に基づいてポンプを制御する給水ポンプ制御
手段とを備えたものである。また、本発明は、測定手段
の電圧測定値と比較手段の基準値とのずれが所定時間継
続した場合に、警報を発生する警報発生手段を備えたも
のである。
【0005】
【作用】前記のように構成された本発明の酸性イオン水
生成装置は、両電極間の電流を一定に調整し、両電極間
の電圧測定値と基準値とを比較し、その比較値に基づい
て給水ポンプを制御し、両電極間電圧を基準値と等しく
なるように塩水の給水量を調節するようにしたため、塩
水タンクに貯留された塩水の濃度が変化しても、電解槽
への塩水と水との混合水の塩分濃度を一定に保持でき、
生成した酸性イオン水の水質が常に一定に保持される。
【0006】また、両電極間の電圧測定値と基準値との
ずれが所定時間継続した場合に、警報を発生するように
したため、電解槽への通水塩分濃度が異常に高い場合又
は低い場合の不安定な水質の酸性イオン水の生成が防止
される。
【0007】
【実施例】1実施例について図1ないし図4を参照して
説明する。まず、全体の構成を示した図1において、1
は水道管、2は一端が止水栓3を介して水道管1に連結
され,他端が混合室4に連結された入水管、5,6,
7,8は入水管2に順次設けられた減圧弁,逆止弁,電
磁弁,流量センサである。
【0008】9は塩水タンク、10は使用者がある一定
の濃度に生成してタンク9に貯留された塩水、11は一
端がタンク9に,他端が混合室4に連結された塩水給水
管、12は給水管11に設けられた給水ポンプ、13は
電解槽、14は電解槽13内を仕切った隔膜、15,1
6は電解槽13内に配設された正の電極,負の電極、1
7は一端が混合室4に連結され,他端が電解槽13に連
結された混合水給水管であり、混合水給水管17により
混合室4内の塩水と水道水との混合水が電解槽13に供
給され、両電極15,16が混合水に接触している。
【0009】18は一端が電解槽13に連結された酸性
イオン水給水管であり、電解槽13内の混合水を電気分
解して得られた酸性イオン水を給水する。19は電解槽
13に連結されたアルカリ水排水管であり、酸性イオン
水と同時に得られたアルカリ水を排水する。20は酸性
イオン水タンクであり、酸性イオン水給水管18の他端
が接続され、酸性イオン水21を貯留している。22は
制御部である。
【0010】つぎに制御部22について説明する。23
は両電極15,16に通電する電解電源、24は電解電
源23の出力を制御し,電極15,16間の電流を一定
に調整する調整手段、25は比較手段であり、調整手段
24により両電極15,16間の電流が調整された時の
両電極15,16間の電圧測定値と予め設定された基準
値とを比較し、その比較値を出力する。26は比較手段
25の比較値に基づいて給水ポンプ12を制御する給水
ポンプ制御手段、27は警報発生手段であり、比較手段
25における測定値と比較値とのずれが所定時間継続し
た場合に警報を発生する。
【0011】つぎに、制御部22の一部の構成を詳細に
示した図2において、28は比較手段25に設けられた
中央演算処理装置(以下CPUという)、29は比較器
であり、+側端子がD/A変換器30を介してCPU2
8に接続され、出力端子がCPU28及び抵抗31を介
して+5V電源に接続されている。32はCPU28に
接続され,調整手段24等から構成された制御手段であ
り、内部の調整手段24の+側端子が電解槽13の正の
電極15に接続され、−側端子が負の電極16に接続さ
れている。33は直列に接続された抵抗34,35から
なる測定手段であり、一端が正の電極15に接続され、
他端が接地され、抵抗34と抵抗35との接続点が比較
器29の−側端子に接続されている。
【0012】そして、電解槽13への通水塩分濃度が変
化すると、両電極15,16間の抵抗が変化する。この
時、制御手段32内の調整手段24により両電極15,
16間の電流が一定に調整され、測定手段33の抵抗3
4の電圧が測定値として比較器29の−側端子に入力さ
れ、同時に、CPU28より予め設定された基準値がD
/A変換器30を介して比較器29の+側端子に入力さ
れ、比較器29において測定値と基準値とが比較され、
その比較値が出力されてCPU28に入力され、CPU
28はその比較値に基づいて制御手段32を制御する。
【0013】つぎに、制御部22のブロック図を示した
図3において、制御部22の入力部には、流量センサ
8,電源スイッチ36,塩分タンク9内の塩水10の水
位を検知する塩水タンク水位センサ37,酸性イオン水
タンク20内の酸性イオン水21の水位を検知する酸性
イオン水タンク水位センサ38からの信号が入力され、
これらの入力信号を基に出力部から、水道水を制御する
電磁弁7,塩水10を給水する給水ポンプ12,電解槽
13の両電極15,16,電源リレー39,警報を発生
する警報発生手段27,複数個のLEDからなるLED
表示部40に制御信号が出力される。
【0014】つぎに、動作を示した図4において、ま
ず、止水栓3を開いて電磁弁7を開くと、水道水が混合
室4に給水され、この給水と同時に流量センサ8が水道
水の流れを検知し、制御部22が作動し、給水ポンプ制
御手段26により給水ポンプ12が制御され、塩水10
が混合室4に給水され、塩水10と水道水との混合水が
電解槽13に給水される。
【0015】そして、図4Aに示すように、電解槽13
への通水塩分濃度が上昇し、両電極15,16間の抵抗
が低下すると、調整手段24により両電極15,16間
の電流が一定にされ、両電極15,16間の電圧が低下
し、測定手段33の測定値aが比較手段25の基準値b
より小さく(a<b)なり、給水ポンプ制御手段26に
より給水ポンプ12の塩水給水量が減少され、通水塩分
濃度が低下する。
【0016】また、図4Bに示すように、通水塩分濃度
が低下し、両電極15,16間の抵抗が上昇すると、調
整手段24により両電極15,16間の電流が一定にさ
れ、両電極15,16間の電圧が上昇し、測定手段33
の測定値aが比較手段25の基準値bより大きく(a>
b)なり、給水ポンプ制御手段26により給水ポンプ1
2の塩水給水量が増加され、通水塩分濃度が上昇する。
【0017】したがって、測定値aと基準値bとが等し
く(a=b)なるように、塩水給水量が調節され、電解
槽13への通水塩分濃度が一定に保持され、生成した酸
性イオン水21の水質が常に一定に保持される。
【0018】そして、通水塩分濃度が異常に高く又は低
くて、給水ポンプ12を制御しても測定手段33の測定
値aと比較手段25の基準値bとのずれが所定時間継続
した場合には、給水ポンプ12を停止し、電磁弁7を閉
じて給水を停止し、両電極15,16間の電圧をオフに
し、警報発生手段27により警報を発生し、不安定な水
質の酸性イオン水21の生成を防止している。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の酸
性イオン水生成装置は、両電極15,16間の電流を一
定に調整し、両電極15,16間の電圧測定値と基準値
とを比較し、その比較値に基づいて給水ポンプ12を制
御し、両電極15,16間電圧を基準値と等しくなるよ
うに塩水10の給水量を調節するようにしたため、塩水
タンク9に貯留された塩水10の濃度が変化しても、電
解槽13への塩水10と水との混合水の塩分濃度を一定
に保持することができ、生成した酸性イオン水21の水
質を常に一定に保持することができる。
【0020】また、両電極15,16間の電圧測定手段
33の測定値と基準値とのずれが所定時間継続した場合
に、警報を発生するようにしたため、電解槽13への通
水塩分濃度が異常に高い場合又は低い場合の不安定な水
質の酸性イオン水の生成を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の全体構成図である。
【図2】図1の一部の詳細回路図である。
【図3】図1の一部のブロック図である。
【図4】A,Bは塩分濃度が上昇時及び低下時の各種説
明図である。
【符号の説明】 9 塩水タンク 10 塩水 12 給水ポンプ 13 電解槽 15 電極 16 電極 23 電解電源 24 調整手段 25 比較手段 26 給水ポンプ制御手段 27 警報発生手段 33 測定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩水を貯留した塩水タンクと、前記塩水
    を給水する給水ポンプと、該ポンプからの塩水と水との
    混合水が供給される電解槽と、該電解槽に設けられ前記
    混合水に接触した一対の電極と、該両電極に通電する電
    解電源とを備えた酸性イオン水生成装置において、 前記両電極間の電流を一定に調整する調整手段と、前記
    両電極間の電圧を測定し電圧測定値を出力する測定手段
    と、前記測定値と基準値とを比較し比較値を出力する比
    較手段と、前記比較値に基づいて前記ポンプを制御する
    給水ポンプ制御手段とを備えた酸性イオン水生成装置。
  2. 【請求項2】 測定手段の電圧測定値と比較手段の基準
    値とのずれが所定時間継続した場合に、警報を発生する
    警報発生手段を備えた請求項1記載の酸性イオン水生成
    装置。
JP32965993A 1993-11-30 1993-11-30 酸性イオン水生成装置 Pending JPH07155764A (ja)

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