JP3354059B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JP3354059B2
JP3354059B2 JP29970496A JP29970496A JP3354059B2 JP 3354059 B2 JP3354059 B2 JP 3354059B2 JP 29970496 A JP29970496 A JP 29970496A JP 29970496 A JP29970496 A JP 29970496A JP 3354059 B2 JP3354059 B2 JP 3354059B2
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正弘 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複写機、パーソナ
ルコンピュータ等のOA機器に用いられる電力変換装置
に関し、より詳細には圧電トランスを使用した電力変換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の小形化の要請に伴い、
高電圧発生用の電力変換装置に巻線トランスに代えて圧
電トランスが用いられつつある。
【0003】圧電トランスは、チタン酸バリウムやチタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電体の厚み方向及
び長さ方向に分極処理が施され、誘電体の長さ方向の一
方の側に形成された駆動部に交番電圧を与えると、電歪
効果及び圧電効果により、誘電体の長さ方向の他方の側
に形成された発電部から高電圧が出力される圧電トラン
スとして知られている(例えば、特開昭61−5468
6号公報参照)。この圧電トランスを駆動するために
は、駆動部の厚み方向(又は、分極方向)を挟むように
設けられた一対の入力電極を介して、駆動部に交番電圧
(又は交流電圧)を印加する駆動回路が必要である。
【0004】図8に、従来の圧電トランスの駆動回路例
を示す。図8において、圧電トランス1は図示する記号
+、−の方向に分極されているものとし、分極方向正側
(+)の入力電極111と分極方向負側(−)の入力電
極112に駆動回路300が接続されている。この状態
で、圧電トランス1の駆動部には正バイアスで駆動電圧
VB が印加される。
【0005】この駆動回路300は、プルアップ用のn
pn型バイポーラトランジスタ301とプルダウン用の
pnp型バイポーラトランジスタ302からなるプッシ
ュプル型のドライブ回路と、このnpn型又はpnp型
の各トランジスタ301及び302を相補的にスイッチ
ング動作させるための発振用IC素子(例えば、TL1
494)400を用いた発振回路とからなり、換言すれ
ば他励型の駆動回路構成が採られている。
【0006】次に、前記構成に基づく従来の電力変換装
置の動作を図8を参照して説明する。直流の入力電源V
P が与えられると、発振用IC素子400は可変抵抗4
07で調整される交番周波数の制御信号を前記npn型
及びpnp型の各トランジスタ301、302の共通接
続されたベース電極に出力する。このnpn型及びpn
p型の各トランジスタ301、302は、制御信号の極
性に従って交互にオンオフ動作し、入力電極111の電
位を相補的にプルアップ・プルダウン駆動により駆動電
圧VBを圧電トランス1へ出力する。この駆動電圧VB
の印加により、圧電トランス1の発電部に設けられた出
力電極121から高電圧の出力電圧VCが発生する。発
生した出力電圧VC は、整流回路108の全波整流作用
により脈流に変換され、平滑コンデンサ122を経て直
流に平滑された後に負荷4に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力変換装置は
以上のように構成されていたことから、駆動回路300
の回路構成が複雑であり、部品点数が多くなるという課
題を有する。すなわち、上述のように、駆動回路300
では、ドライブ回路にプッシュプル回路が用いられ、且
つ、各トランジスタ301及び302を動作させるため
の発振用IC素子400とその周辺回路素子が必要とな
り、回路パターンの複雑化、製作上の手間、製作コスト
の上昇は避けられないという課題を有する。
【0008】また、図9に示すような従来の電力変換装
置は、圧電トランス1の出力電極121から分岐して波
形成形部83を介して駆動回路300へ帰還し、この帰
還した制御信号により駆動回路300のFETQ3を駆
動制御して圧電トランス1を自励発振させる構成とする
こともできる。このように出力電極121から分岐して
制御信号を生成し、この制御信号の帰還により圧電トラ
ンス1を自励発振させる場合には、出力電極121から
負荷4に印加される出力電圧VCが分岐する制御信号に
より影響を受け、負荷4へ出力電圧VCの総てを印加す
ることができないと共に、安定した波形の出力電圧VC
の供給ができないという課題を有する。
【0009】さらに、前記図9に示すような電力変換装
置の課題を解消するために制御信号を取り出す制御電極
を圧電トランス1に直接接続することも考えられるが、
この直接接続された制御電極が圧電トランス1の振動を
阻害して電力変換特性を悪化させると共に、接続された
制御電極が圧電トランス1からの脱落等により電力変換
装置自体の信頼性が低下するという課題を有する。
【0010】さらにまた、図10に示すような従来の電
力変換装置は、圧電トランス1の出力電圧VCを帰還回
路8を介して駆動回路300を自励発振により駆動制御
し、この圧電トランス1の出力電圧VCを電圧調整回路
6、電圧制御信号生成回路7及び発振回路8により電圧
値の昇圧・降圧が調整できる構成とされているが、前記
発振回路8を必要としていることから回路構成が複雑化
すると共に、経年変化等により圧電トランス1の交流出
力値と発振回路8の発振周波数との関係が変化して動作
特性の信頼性が低下し、装置自体のコストアップを伴う
という課題を有する。
【0011】特に、前記図8ないし図10に記載の各従
来の電力変換装置はいづれも圧電トランス1で電力変換
された後の高電圧を直接分岐する帰還回路で他励又は自
励発振を行なっていることから、この帰還回路を高電圧
耐圧の部品で構成しなければならないという課題を有す
る。
【0012】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、圧電トランスの出力電圧に影響を与えること
なく自励発振駆動ができると共に、装置の信頼性を簡略
な構成で向上させることができる電力変換装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】 本発明に係る電力変換
装置は、分極処理された板状体の誘電体に駆動部及び発
電部が設けられ、前記駆動部に設けられた一対又は複数
対の入力電極間に入力電圧を印加し、前記発電部に設け
られた出力電極から出力電圧を取り出すように構成され
た圧電トランスを有する電力変換装置において、制御電
極に与えられる帰還信号に応じて電源から供給される直
流電圧を交流電圧に変換し、当該変換された交流電圧を
前記入力電圧として誘電体の入力電極に印加する駆動手
段と、前記板状体の圧電トランスにおける発電部の表面
及び/又は裏面に対向して所定間隔を隔てて配設される
帰還電極と、前記帰還電極及び発電部の表面及び/又は
裏面の間に蓄積される電荷を前記駆動手段の制御電極に
帰還信号として帰還する帰還手段と、板状の圧電トラン
スを収納可能な収納凹部を有する板状部材からなる第1
の支持部材と、前記第1の支持部材の収納凹部の開口部
を塞ぐ板状部材からなる第2の支持部材とを備え、前記
第1の支持部材及び/又は第2の支持部材に、前記圧電
トランスの振動節部に対応する位置に弾性を有する支持
突部が設けられ、前記第1の支持部材及び/又は第2の
支持部材の前記圧電トランスの発電部に対応する位置に
前記帰還電極が配設され、前記支持突部により前記圧電
トランスの振動節部を挾持して発電部で生じる出力電圧
を前記帰還電極で検出するものである。
【0014】 このように本発明においては、圧電トラ
ンスを板状部材からなる第1及び第2の支持部材に収納
すると共に、この第1及び第2の支持部材の内側面から
突出する弾性を有する支持突部で圧電トランスの振動節
部材を挾持し、この第1及び第2の支持部材に配設され
た帰還電極で圧電トランスの発電部で生じる出力電圧を
検出するようにしているので、負荷側へ出力する出力電
圧に影響を与えることなく帰還信号を生成して圧電トラ
ンスの自励発振駆動ができると共に、圧電トランスに直
接電極を取付けることなく帰還信号を生成できるので圧
電トランスの振動を阻害することがなくなり、また発電
部となる誘電体と電極との間に絶縁物である第1又は第
2の支持部材となる板状部材を介在させることにより誘
電体と電極との間に蓄積される電荷容量を増大させて大
きな帰還信号を帰還できることとなり、装置自体の信頼
性を向上させると共に圧電トランスの振動を極力阻害す
ることなく、大きな電圧値の帰還信号で確実に自励発振
駆動ができる。
【0015】また、本発明に係る電力変換装置は必要に
応じて、帰還手段の後段側に接続され、帰還手段から帰
還される帰還信号に基づいて電圧制御信号を生成して出
力する電圧制御信号生成手段と、前記駆動手段の前段側
に接続され、電源から供給される直流電圧の電圧レベル
を前記電圧制御信号生成手段から出力される電圧制御信
号に応じて調整し、当該調整された直流電圧を前記駆動
手段に出力する電圧調整手段とを備えるものである。こ
のように本発明においては、帰還手段の帰還信号に基づ
いて電圧制御信号生成手段が電圧制御信号を生成し、こ
の電圧制御信号により電源から供給される直流電圧の電
圧レベルを電圧調整手段が調整して駆動手段に出力する
ようにしているので、別途に発振装置等を含む出力調整
用の回路を設けることなく帰還手段の一部で圧電トラン
スの出力電圧を調整する電圧制御信号を生成でき、また
圧電トランスの振動を阻害することなく回路構成を簡略
化できる。
【0016】また、本発明に係る電力変換装置は必要に
応じて、電圧制御信号生成手段は、基準電圧の電圧値を
調整して設定する電圧設定部と、当該設定された基準電
圧及び前記帰還手段から出力される交流の帰還信号を比
較して電圧制御信号を生成する比較演算部とを備えるも
のである。このように本発明においては、電圧設定部で
設定される基準電圧の電圧値と帰還手段から出力される
交流の帰還信号とを比較演算部が比較して電圧制御信号
を生成するようにしているので、電圧設定部の基準電圧
の設定に基づいて電圧調整手段で調整する電圧のオン・
オフ周期に占めるオン状態(パルス幅)の割合を制御で
きることとなり、所定の昇圧比を有する圧電トランスの
出力調整を容易に行なえることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)以下、本発明の第1の実施
形態に係る電力変換装置を図1に基づいて説明する。こ
の図1は本実施形態に係る電力変換装置のブロック回路
構成図を示す。
【0018】同図において本実施形態に係る電力変換装
置は、平板状の誘電体を分極処理することにより駆動部
11及び発電部12が形成され、この駆動部11に設け
られた一対の入力電極111、112間に入力電圧VB
が印加され、前記発電部12の平板状端面に設けられた
出力電極121から出力電圧VCを出力する圧電トラン
ス1と、帰還信号に応じて直流電圧VPをを交流電圧に
変換し、当該変換された交流電圧を前記入力電圧VBと
して駆動部11の入力電極111、112に印加する駆
動回路3と、前記発電部12の表面に対向してに対向し
て所定間隔dの間隙20を隔てて帰還電極2が配設さ
れ、この帰還電極2及び発電部12の表面の間に蓄積さ
れた電荷を前記駆動回路3に帰還信号の駆動電圧VAと
して帰還する帰還回路8とを備える構成である。
【0019】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
電力変換装置の動作について説明する。まず、直流電圧
VPが駆動回路3に印加されると、この駆動回路3は圧
電トランス1の駆動部11に設けられた一対の入力電極
111、112間に入力電圧VBを印加することにより
駆動部11を振動させて発電部12に電圧を発生させ、
この発生した電圧を出力電極121から出力電圧VCと
して負荷4へ出力する。この出力電圧VCを発生する際
における発電部12の表面とこれに対向して間隙20が
形成されるように配設された帰還電極2との間に電荷が
蓄積され、この蓄積された電荷量に対応する電位の駆動
電圧VAが発生してこの駆動電圧VAが帰還回路8を介し
て駆動回路3に帰還される。この駆動回路3は帰還され
た駆動電圧VAに基づいて入力される直流電圧VPを交流
電圧の入力電圧VBに変換して圧電トランス1に再度入
力する。
【0020】このように圧電トランス1の出力電圧VC
に影響を与えることなく圧電トランス1の発電部12で
発生する電圧に比例した電圧を検出してこの電圧を駆動
電圧VAとして駆動回路3へ帰還させて電圧トランス1
を自励発振による駆動が可能となる。さらに、前記駆動
回路3へ帰還する駆動電圧VAを圧電トランス1の発電
部12に所定間隔dの間隙20だけ離反させて対向配設
された帰還電極8により検出していることから、圧電ト
ランス1の圧電特性を阻害することがなくなる。
【0021】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態に係る電力変換装置を図2ないし図4に基づ
いて説明する。この図2は本実施形態に係る電力変換装
置の回路構成図、図3は図2に記載の電力変換装置の分
解斜視図、図4は図3に記載の分解斜視図を組合せた場
合のA−A線断面図を示す。
【0022】前記各図において本実施形態に係る電力変
換装置は、前記図1に記載の電力変換装置と同様に圧電
トランス1、帰還回路8及び駆動回路3を共通して備
え、この構成に加え、前記圧電トランス1を収納する収
納ケース5を備えると共に、この収納ケース5の外側に
配設されて前記帰還回路8に接続される帰還電極2を備
える構成である。この収納ケース5は前記圧電トランス
1を収納する凹溝部を有する第1の支持部材5aと、こ
の第1の支持部材5aの凹溝部の開口部を閉塞する第2
の支持部材5bとを備える構成である。この第1及び第
2の各支持部材5a、5bは絶縁体で形成され、圧電ト
ランスと帰還電極2との間で誘電体として作用する。
【0023】前記第1支持部材5aは、例えば、ポリエ
ステル系樹脂等の可撓性あるいは弾性を有する板状の板
体に形成され、中央部には圧電トランス1の幅方向及び
長手方向に適当な隙間を置いて圧電トランス1を収納可
能な大きさの収納凹部50が形成される構成である。こ
の収納凹部50の底部には、圧電トランス1の振動節部
またはその近傍位置に当接可能に、第2支持部材5bに
向かって突出する半円筒状の節部支持突部51、52が
形成され、この各節部支持突部の半円筒状周面に入力電
極111、112が配設される構成である。この節部支
持突部51、52は、適当な弾性を有し、この先端に配
設される入力電極111、112が圧電トランス1の表
面に線接触(または点接触)で当接する構成である。こ
の第1及び第2の各支持部材5a、5bは、その形状自
体に基づいて生じる弾性力を有し、又はその材質自体に
基づいて生じる弾性力を有する場合もある。
【0024】前記収納凹部50の幅方向の内側面には、
圧電トランス1の振動節部またはその近傍位置に当接可
能に、互いに相対向する二対の幅方向支持突部53a、
53b及び53c、53dがそれぞれ形成される。この
幅方向支持突部53a、53b及び53c、53dは、
適当な弾性を有し、それらの先端が圧電トランス1の表
面に線接触(または点接触)で当接する構成である。
【0025】前記収納凹部50の長手方向内側面には、
互いに相対向する一対の長手方向支持突部54a、54
bが形成される。この長手方向支持突部54a、54b
は適当な弾性を有し、それらの先端が圧電トランス1の
表面に線接触(または点接触)で当接する構成である。
【0026】前記第2支持部材5bは、例えば、ポリエ
ステル系樹脂等の可撓性あるいは弾性を有するように形
成され、圧電トランス1の振動節部またはその近傍位置
に当接可能に、第1支持部材5aに向かって突出する節
部支持突部55、56が形成さる構成である。この節部
支持突部55、56は、適当な弾性を有し、その先端が
圧電トランス1の表面に線接触(または点接触)で当接
する構成である。
【0027】前記帰還回路8は、圧電トランス1の発電
部12の表面に対して間隙20を介して配設された帰還
電極2と駆動回路3との間に接続され、発電部12の表
面及び帰還電極2の間の電荷により生じる交流の制御信
号を波形成形して駆動電圧VAとして帰還出力する構成
である。
【0028】この帰還電極2は、第1支持部材5aの外
側面における圧電トランス1の発電部12に対向する位
置に、導電性の薄膜を貼着又は導電性材を付着させるこ
とにより形成される構成である。
【0029】また、前記圧電トランス1の発電部12の
端面は、出力電極121として形成され、この出力電極
121に引出し線121aがはんだ付け等により接続さ
れ、この引出し線121aを介して前記負荷4に接続さ
れる構成である。次に、前記構成に基づく本実施形態に
係る電力変換装置の形成動作及び昇圧動作について説明
する。
【0030】まず、本実施形態装置の形成動作は、第1
支持部材5a及び第2支持部材5bはフィルム状あるい
はシート状の板材を例えばプレス加工することにより形
成される。その他の加工方法としては、射出成形を用い
ることができる。このように形成された第1及び第2の
各支持部材5a、5bの所定箇所に帰還電極2及び入力
電極111、112が形成されると共に、駆動回路3、
帰還回路8を含む半導体チップ57がマウントされ、こ
の半導体チップ57と前記帰還電極2、入力電極11
1、112及び入出力端子58との間を接続する接続線
路(図示を省略)がパターンとして形成される。
【0031】この第1支持部材5aの収納凹部50内に
圧電トランス1を収納し、この圧電トランス1を収納し
た第1支持部材5aに第2支持部材5bを互いに合せ面
を接着剤若しくは両面テープ等により接着し、又は加熱
等による溶着により一体化する。
【0032】次に、本実施形態装置の昇圧動作について
は、前記図1に記載する電力変換装置と同様に駆動回路
3を介して収納ケース5の第1及び第2の各支持部材5
a、5bに形成された入力電極111、112を介して
圧電トランス1に入力電圧VBが印加される。この駆動
回路3はスイッチング素子、例えばFET(Field Efec
t Transister;電界効果トランジスタ,以下FET)Q3
を中心として構成され、このFETQ3と共に抵抗R3
コイルL3、コンデンサC3、ツェナーダイオードD3
備え、FETQ3のドレイン電極にはコイルL3を介して
入力電圧VPが印加され、またゲート電極には抵抗R3
介して起動当初に入力電圧VPが起動電圧として印加さ
れる。このコイルL3にはFETQ3のターンオンの時
に、入力電圧VPに相当するエネルギが蓄積される。こ
のコイルL3に蓄積されたエネルギはFETQ3のターン
オフ時に前記入力電圧VPに重畳され、入力電圧VB
(+)として圧電トランス1の入力電極111に印加さ
れる。なお、FETQ3に並列に接続されたコンデンサ
3及びツェナーダイオードD3は入力電圧VPが所定値
以上の電圧値となった場合に圧電トランス1及びFET
3を保護する作用を有する。
【0033】このようにして起動された電圧トランス1
は出力電極121から出力電圧VCを負荷に供給し、こ
の出力電圧VCに比例した電荷が電圧トランス1の発電
部12と帰還電極2との間の間隙20に蓄積される。即
ち、前記発電部12の表面と帰還電極2との間の間隙2
0には空気層と収納ケース5とからなる誘電体が介在し
てコンデンサとして作用することとなる。
【0034】この発電部12及び帰還電極2の間に蓄積
された電荷に対応する電圧が生じて、この電圧信号が帰
還回路8により波形が成形された後に駆動電圧VAとし
て駆動回路3に帰還出力される。この駆動回路3におけ
るFETQ3のゲート電極に駆動電圧VAが印加されて自
励発振による駆動が開始される。
【0035】このように、圧電トランス1は、収納ケー
ス5の収納凹部50内に収納され、その内部において幅
方向に幅方向支持突部53a、53b及び53c、53
dにより挟持され、長手方向において長手方向支持突部
54a、54bにより挟持され、さらに、厚さ方向に節
部支持突部51、52、55、56により弾性的(柔構
造もしくは軟構造)で挟持されることになり、従来の基
板を必要とすることなく、振動周波数の変動に伴う振動
節部位置に変動もしくは振動振幅の増大に際してもフレ
キシブルに支持することができ、振動節部を拘束して振
動を無理に抑制したり、圧電トランス1を破壊すること
を防止することができる。
【0036】特に、自励発振駆動に必要とされる出力電
圧VCを検出する帰還電極2を圧電トランス1に接触さ
せることなく、出力電圧VCに関連する電荷の変化をコ
ンデンサの作用により帰還の制御電圧を発生させるよう
にしているので、出力電圧VCに影響を与えることなく
駆動電圧VAを生成できると共に、前記収納ケース5に
よる弾性的な圧電トランス1の支持と相俟って圧電トラ
ンス1の圧電作用を阻害することを極力防止できること
となる。
【0037】(本発明の第3の実施形態)図5は第3の
実施形態に係る電力変換装置の回路構成図を示す。同図
において本実施形態に係る電力変換装置は、前記図2に
記載の実施形態装置と同様に圧電トランス1を収納ケー
ス5内に収納し、この収納ケース5に帰還電極21a、
21b(図2においては2に相当)を配設し、この帰還
電極21a、21bから出力される駆動電圧VAに基づ
いて駆動回路3を駆動させて自励発振する構成とし、前
記帰還電極21a、21bの配設構成及び駆動回路3の
回路構成を異にすると共に、帰還回路8が波形成形(図
2を参照)を行なうことなく駆動電圧VAを帰還する構
成とされる。
【0038】前記帰還電極21a、21bは、収納ケー
ス5の上面及び下面の各外側に対向して配設され、この
収納ケース5内に収納された圧電トランス1における発
電部12の表裏面の相互間で発電部12で発生する出力
電圧VCに対応する電荷を各々蓄積する構成である。
【0039】前記駆動回路3は、ダーリントン接続され
た二つのバイポーラトランジスタQ31、Q32を中心とし
て、抵抗R31、スイッチS3、コイルL3、コンデンサC
3及び抵抗R32、を有する構成である。このようにダー
リントン接続された二つのバイポーラトランジスタ
31、Q32により、帰還回路8から帰還される駆動電圧
VAを大きく増幅して駆動制御できることとなり、帰還
回路8に波形成形を行なう付属回路が不用となる。
【0040】(本発明の第4の実施形態)図6は第4の
実施形態に係る電力変換装置のブロック回路構成図、図
7は図6に記載の電力変換装置における詳細回路構成図
を示す。前記各図において本実施形態に係る電力変換装
置は、前記図1に記載の実施形態装置と同様に圧電トラ
ンス1、帰還回路8及び駆動回路3により電源VPから
の直流電圧を所定の交流電圧に変換し、この圧電トラン
ス1の発電部12に対向して離隔配設された帰還電極2
からの帰還信号に基づいて自励発振により圧電トランス
1を駆動制御する構成とし、この構成に加え、前記電源
VPから供給される直流電圧の電圧レベルを電圧制御信
号に応じて調整し、この調整された直流電圧を前記駆動
回路3に出力する電圧調整回路6と、前記帰還回路8と
電圧調整回路6との間に接続され、帰還回路8から帰還
される帰還信号に基づいて電圧制御信号を生成し、この
電圧制御信号を前記電圧調整回路6へ出力する電圧制御
信号生成回路7とを備える構成である。
【0041】前記帰還電極2は、圧電トランス1の発電
部12における一側面に間隙20aを隔てて対向して配
設される第1の帰還電極22aと、前記圧電トランス1
の発電部12における他側面に間隙20bを隔てて対向
して配設される第2の帰還電極22bを備える構成であ
る。この第1及び第2の各帰還電極22a、22bは、
発電部12に対向する電極の面積を同じに構成した場合
には同じ電圧値の駆動電圧VA1、VA2を出力でき、また
電極の面積を異なるように構成した場合にはこの面積の
比率に応じた電圧値の駆動電圧VA1、VA2を出力できる
こととなる。
【0042】前記電圧調整回路6は、コイルL6及びF
ETQ6によりチョッパ回路を構成し、このFETQ6
対してダイオードD6及びコンデンサC6の直列回路を並
列に接続し、このFETQ6のゲート端子に前記電圧制
御信号生成回路7から出力される電圧制御信号VDが入
力される構成である。
【0043】前記電圧制御信号生成回路7は、調整可能
な基準電圧VREFを任意の値に設定して出力する可変電
源EVと、帰還回路8の波形成形部82bから出力され
る波形成形された駆動電圧VA2が正側の入力端子に入力
されると共に、可変電源EVにより設定された基準電圧
RFEが負側の入力端子に入力され、この基準電圧VR EF
と前記駆動電圧VA2とを比較して所定パルス幅の電圧制
御信号を生成する比較演算器OP7とを有する構成であ
る。
【0044】帰還回路8は、第1の帰還電極22aから
出力される帰還信号の出力波形を波形成形及び増幅して
駆動電圧VA1を前記駆動回路3に出力する波形成形部8
2aと、第2の帰還電極22bから出力される帰還信号
の出力波形を波形成形して駆動電圧VA2を前記電圧制御
信号生成回路7に出力する波形成形部82bとを備える
構成である。
【0045】なお、この帰還回路8(又は、波形成形部
82a、82b)と帰還電極2(又は第1・第2の帰還
回路22a、22b)との間にバッファ回路を接続する
こともできる。このバッファ回路は後段側とのインピー
ダンスマッチングをとることができ、また帰還電極2、
22a、22bから出力される帰還信号に重畳されるノ
イズ、波形歪等が後段側に与える影響を防ぐように作用
する。さらに、このバッファ回路をFETで形成するこ
ともでき、このFETのゲート端子に帰還信号を入力し
てFETのON・OFFにより流れる電流を駆動電圧V
A、VA1、VA2として後段側へ出力する構成とすること
もできる。
【0046】次に、前記各構成に基づく本実施形態に係
る電力変換装置の自励発振及び出力調整の各動作につい
て説明する。まず、電源VPより所定電圧値の直流電圧
がコイルL6、ダイオードD6及びコイルL6の直列回路
を介して圧電トランス1の駆動部11に入力電圧VBと
して印加されると、この圧電トランス1の発電部12に
所定電圧値の電圧が発生し、この発生した電圧を出力電
極121から出力電圧VCとして負荷4へ出力する。こ
の出力電圧VCを発生する際における発電部12の表面
とこれに対向して間隙20(20a、20b)が形成さ
れるように配設された帰還電極2(22a、22b)と
の間に電荷が蓄積され、この蓄積された電荷量に対応す
る電位の駆動電圧VA(VA1、VA2)を発生させ、この
駆動電圧VA(VA1、VA2)が波形成形部82a、82
bで波形成形された後に帰還回路8を介して駆動回路3
及び電圧制御信号生成回路7に帰還される。
【0047】この電圧制御信号生成回路7は圧電トラン
ス1から出力させようとする電圧値に対応する基準電圧
REFと前記波形成形部82bにより波形形成される交
流電圧の駆動電圧VAとを比較演算器OP7が比較し、
所定のパルス幅の電圧制御信号VDを出力する。
【0048】この電圧制御信号VDが電圧調整回路6に
おけるFETQ6のゲート電極に印加され、電圧制御信
号VDのパルス幅に基づいてFETQ6が駆動制御され
る。このFETQ6はコイルL6と共にチョッパ回路を形
成していることから、電源VPからの直流電圧を所定の
電圧に昇圧する。
【0049】このように昇圧された直流電圧VP1は駆動
回路3へ入力され、この駆動回路3は前記波形成形部8
2aで波形成形されて帰還された駆動電圧VA1に基づい
て入力される直流電圧VP1を交流電圧の入力電圧VBに
変換して圧電トランス1に再度入力する。
【0050】このように圧電トランス1の出力電圧VC
を別途発振器等の付属回路を接続することなく、任意の
電圧値に調整できることとなり、またこの出力電圧VC
に影響を与えることなく圧電トランス1の発電部12で
発生する電圧に関連した電圧を検出してこの電圧を駆動
電圧VA1として駆動回路3へ帰還させて電圧トランス1
を自励発振による駆動が可能となる。さらに、前記駆動
回路3へ帰還する駆動電圧VA1と、電圧制御信号生成回
路7へ出力する駆動電圧VA2とを、圧電トランス1の発
電部12に所定間隔dの間隙20だけ離反させる非接触
に対向配設された帰還電極2(22a、22b)により
検出していることから、圧電トランス1の圧電特性を阻
害することがなくなる。
【0051】また、前記各実施形態においては2次ロー
ゼン(Rosen)型の圧電トランスを用いる構成とした
が、対称3次ローゼン型圧電トランス又は厚み幅横効果
型圧電トランス等の他の方式を用いて構成することもで
きる。このいづれの場合においても圧電トランスにおけ
る発電部の片面又は両面に所定間隔を隔てて帰還電極を
対向状態で配設する構成となる。
【0052】
【発明の効果】 以上のように本発明においては、圧電
トランスを板状部材からなる第1及び第2の支持部材に
収納すると共に、この第1及び第2の支持部材の内側面
から突出する弾性を有する支持突部で圧電トランスの振
動節部材を挾持し、この第1及び第2の支持部材に配設
された帰還電極で圧電トランスの発電部で生じる出力電
圧を検出するようにしているので、負荷側へ出力する出
力電圧に影響を与えることなく帰還信号を生成して圧電
トランスの自励発振駆動ができると共に、圧電トランス
に直接電極を取付けることなく帰還信号を生成できるの
で圧電トランスの振動を阻害することがなくなり、また
発電部となる誘電体と電極との間に絶縁物である第1又
は第2の支持部材となる板状部材を介在させることによ
り誘電体と電極との間に蓄積される電荷容量を増大させ
て大きな帰還信号を帰還できることとなり、装置自体の
信頼性を向上させると共に圧電トランスの振動を極力阻
害することなく、大きな電圧値の帰還信号で確実に自励
発振駆動ができるという効果を奏する。また、本発明に
おいては、圧電トランスを板状部材からなる第1及び第
2の支持部材に収納すると共に、この第1及び第2の支
持部材の内側面から突出する弾性を有する支持突部で圧
電トランスの振動節部を挾持し、この第1及び第2の支
持部材に配設された帰還電極で圧電トランスの発電部で
生じる出力電圧を検出するようにしているので、発電部
となる誘電体と電極との間に絶縁物である第1又は第2
の支持部材となる板状部材を介在させることにより誘電
体と電極との間に蓄積される電荷容量を増大させて大き
な帰還信号を帰還できることとなり、圧電トランスの振
動を極力阻害することなく自励発振駆動ができるという
効果を有する。また、本発明においては、帰還手段の制
御信号に基づいて電圧制御信号生成手段が電圧制御信号
を生成し、この電圧制御信号により電源から供給される
直流電圧の電圧レベルを電圧調整手段が調整して駆動手
段に出力するようにしているので、別途に発振装置等を
含む出力調整用の回路を設けることなく帰還回路の一部
で圧電トランスの出力電圧を調整する電圧制御信号を生
成でき圧電トランスの振動を阻害することなく回路構成
を簡略化できるという効果を有する。また、本発明にお
いては、電圧設定部で設定される基準電圧の電圧値と帰
還手段から出力される交流の制御信号とを比較演算部が
比較して電圧制御信号を生成するようにしているので、
電圧設定部の基準電圧の設定に基づいて電圧調整手段で
調整する電圧のオン・オフ周期に占めるオン状態(パル
ス幅)の割合を制御できることとなり、所定の昇圧比を
有する圧電トランスの出力調整を容易に行なえることと
なるという効果を有する。圧電トランスを板状部材から
なる第1及び第2の支持部材に収納すると共に、この第
1及び第2の支持部材の内側面から突出する弾性を有す
る支持突部で圧電トランスの振動節部材を挾持し、この
第1及び第2の支持部材に配設された帰還電極で圧電ト
ランスの発電部で生じる出力電圧を検出する装置自体の
信頼性を向上させると共に圧電トランスの振動を極力阻
害することなく、大きな電圧値の帰還信号で確実に自励
発振駆動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置の
ブロック構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置の
回路構成図である。
【図3】図2に記載の電力変換装置の分解斜視図であ
る。
【図4】図3に記載の分解斜視図を組合わせた場合のA
−A線断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置の
回路構成図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の
ブロック回路構成図である。
【図7】図6に記載の電力変換装置における詳細回路構
成図である。
【図8】従来の圧電トランスの駆動回路図である。
【図9】従来の電力変換装置の回路構成図である。
【図10】他の従来の電力変換装置の回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1 圧電トランス 2 帰還電極 3、300 駆動回路 4 負荷 5 収納ケース 5a 第1支持部材 5b 第2支持部材 6 電圧調整回路 7 電圧制御信号生成回路 8 帰還回路 11 駆動部 12 発電部 20、20a、20b 間隙 82 帰還部 21、21a、21b、22a、22b 帰還電極 50 収納凹部 51、52、55、56 節部支持突部 53a、53b、53c、53d 幅方向支持突部 54a、54b 長手方向支持突部 57 半導体チップ 58 入出力端子 82a、82b、83 波形成形部 111、112 入力電極 121 出力電極 121a 引出し線 122 平滑コンデンサ 301、302、Q31、Q32 バイポーラトランジスタ 400 発振用IC素子 407 可変抵抗 L3、L6 コイル Q3、Q6 FET d 所定間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 1/00 - 11/00 H01L 21/00 - 49/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分極処理された板状体の誘電体に駆動部
    及び発電部が設けられ、前記駆動部に設けられた一対又
    は複数対の入力電極間に入力電圧を印加し、前記発電部
    に設けられた出力電極から出力電圧を取り出すように構
    成された圧電トランスを有する電力変換装置において、 制御電極に与えられる帰還信号に応じて電源から供給さ
    れる直流電圧を交流電圧に変換し、当該変換された交流
    電圧を前記入力電圧として誘電体の入力電極に印加する
    駆動手段と、 前記板状体の圧電トランスにおける発電部の表面及び/
    又は裏面に対向して所定間隔を隔てて配設される帰還電
    極と、 前記帰還電極及び発電部の表面及び/又は裏面の間に蓄
    積される電荷を前記駆動手段の制御電極に帰還信号とし
    て帰還する帰還手段と 板状の圧電トランスを収納可能な収納凹部を有する板状
    部材からなる第1の支持部材と、 前記第1の支持部材の収納凹部の開口部を塞ぐ板状部材
    からなる第2の支持部材とを備え、 前記第1の支持部材及び/又は第2の支持部材に、前記
    圧電トランスの振動節部に対応する位置に弾性を有する
    支持突部が設けられ、 前記第1の支持部材及び/又は第2の支持部材の前記圧
    電トランスの発電部に対応する位置に前記帰還電極が配
    設され、 前記支持突部により前記圧電トランスの振動節部を挾持
    して発電部で生じる出力電圧を前記帰還電極で検出する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電力変換装置にお
    いて、前記帰還手段の後段側に接続され、帰還手段から帰還さ
    れる帰還信号に基づいて電圧制御信号を生成して出力す
    る電圧制御信号生成手段と、 前記駆動手段の前段側に接続され、電源から供給される
    直流電圧の電圧レベルを前記電圧制御信号生成手段から
    出力される電圧制御信号に応じて調整し、当該調整され
    た直流電圧を前記駆動手段に出力する電圧調整手段とを
    備える ことを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の電力変換装置にお
    いて、前記電圧制御信号生成手段は、基準電圧の電圧値を調整
    して設定する電圧設定部と、当該設定された基準電圧及
    び前記帰還手段から出力される交流の帰還信号を比較し
    て電圧制御信号を生成する比較演算部とを備える ことを
    特徴とする電力変換装置。
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