JP3354025B2 - エラー位置多項式の計算方法およびその装置 - Google Patents

エラー位置多項式の計算方法およびその装置

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JP3354025B2 JP32900994A JP32900994A JP3354025B2 JP 3354025 B2 JP3354025 B2 JP 3354025B2 JP 32900994 A JP32900994 A JP 32900994A JP 32900994 A JP32900994 A JP 32900994A JP 3354025 B2 JP3354025 B2 JP 3354025B2
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    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
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    • H03M13/151Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes using error location or error correction polynomials

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  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格納または伝送された
データ内のエラーを訂正する方法とその装置に関し、特
に、リード−ソロモン(Reed-Solomon)コードによる符号
化済みのデータのエラー訂正で用いられる、エラー位置
多項式の係数を特定する方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データを伝送、格納または引き出す過程
の際、発生するノイズは、伝送、格納または引出しのデ
ータ内にエラーを発生させうる。したがって、伝送また
は格納されるデータを符号化するための、エラー訂正能
力を備える多様な符号化方法が開発されてきた。
【0003】かかる符号化技法においては、一群のチェ
ックビットが一群のメッセージまたは情報ビットに付加
されて、コードワードを成す。符号化器で決定されるチ
ェックビットはエラーを検知し訂正するために用いられ
る。このような観点において、符号化器はメッセージビ
ットから成るビットなどを二進メッセージ多項式の係数
として、そのメッセージ多項式に乗法や加法を用いて生
成多項式G(X) を取り扱ってチェックビットを求める。
生成多項式は取り扱うコードワードに所望の特性を付与
して、そのコードワードが特定のエラー訂正の二進グル
ープコードに属するようにする(S.Linらの「エラー訂正
符号化;基本と応用(Error Control Coding:Fundamenta
ls and applications),Prentice-Hall」,1983 年参照)
【0004】エラー訂正コードの一類型が、周知のBC
H(Bose-Chaudhuri Hocquenghen)符号化であり、リード
−ソロモンコードがこれに当たる。リード−ソロモンコ
ードの数学的な基礎は、前提とするS.Lin らのものとBe
rlekamp との「数学的符号化論理(Algebraic Coding Th
eory) 」,McGraw-Hill,1968 年に開示されているが、こ
れはBerlekamp に付与された米国特許第4,162,480 号公
報に説明されている。
【0005】リード−ソロモンコードの生成多項式G
(X) は、以下の式(1) のように表される。
【数1】 ここで、aはガロア域(Galois Field)GF(2m )にお
ける基本元素であり、dは予め定められたコードの距離
である。
【0006】伝送されるまたは格納されたコードワード
を受信するかまたは引き出すプロセスにおいて、所定の
付随ノイズがコードワードのエラーパターンに変換され
る場合がある。一般に、リード−ソロモンコードに印加
されたエラーパターンを取り扱うために、4つのステッ
プの作業を行う。エラー訂正ステップを説明するため
に、n個のmビットシンボルからなるコードワードのリ
ード−ソロモンコードを考慮しなければならない(ここ
で、k個のシンボルは情報シンボルであり、n−k個の
シンボルはチェックシンボルである)。第1のエラー訂
正ステップとしてシンドローム値S0 ,S1 ,....,S
n-k-1 を計算する。第2のステップにおいては、シンド
ローム値を用いてエラー位置多項式σ(X) の係数を算出
する。第3ステップにおいては、受信されたコードワー
ドのエラー位置を表すエラー位置多項式σ(X) の根Xiを
求める。第4のステップにおいては、エラー位置Xiとシ
ンドローム値とを用いてエラー値を求める。シンドロー
ム値とエラー位置多項式の係数とへの数学的表現は、上
記Berlekamp に付与された米国特許第4,162,480 号明細
書に開示されている。
【0007】上述したエラー訂正ステップにおける第2
ステップ、即ち、エラー位置多項式の係数を求めるには
多くの作業量が必要とされる。Berlekamp-Masseyアルゴ
リズムは、公知のエラー位置多項式の係数を求めるアル
ゴリズムとして、上述した参考文献に説明されている。
【0008】このBerlekamp-Masseyアルゴリズムにおい
ては、エラー位置多項式を繰返し法により求める。特に
エラー位置多項式は、シンドローム値を用いて繰返し毎
に更新される。エラー位置多項式の係数を求めるため
に、訂正項、不一致項(discrepancy) などの多様な変数
が導入される。繰返し毎に変数やエラー位置多項式を更
新するために乗算器が用いられる。
【0009】t−エラー訂正リード−ソロモンコードの
場合、Berlekamp-Masseyアルゴリズムを用いてエラー位
置多項式を算出しようとすれば、6t個の乗算器を要す
る。ここでtはエラー訂正可能コードを表す。エラー位
置多項式の算出に用いるために、2シンボルクロックサ
イクル毎に、シンドローム値が入力されなければならな
い。換言すれば、各々の繰返しを行うために2クロック
サイクルを要する。
【0010】Berlekamp アルゴリズムは、Liu により変
形されたが、Liu アルゴリズムにおいては乗算器の数が
(4t+1)個になる反面、シンドローム値は3シンボ
ルクロックサイクル毎に入力される(K.Y.Liu の論文、
「リード−ソロモン復号化器のVLSIデザイン設計(Archi
tecture for VLSI Design of Reed-Solomon Docoders)
」,IEEE transactions on Computers,Vol.c-33,No.2.1
78-189 頁,1984 年2 月参照)、Liu アルゴリズムにお
いては、効率的な処理のために、Berlekamp-Masseyアル
ゴリズムに比べて、幾つかの変数などが変形されてい
た。
【0011】しかしながら、これらのアルゴリズムにお
けるエラー位置多項式を算出するために、多数の変数を
用いる必要がある。また、繰返し毎に、ある変数が他の
変数などより先に算出されるが、その理由は前者が後者
を算出するために用いられるためである。その結果、全
ての乗算器は各クロックサイクルで同時に用いられるの
ではない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
主な目的は、低減された数の乗算器を用いてエラー位置
多項式を計算でき、装置の製造コストおよびその処理期
間を低減できる改善された方法およびその装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、N番目の繰返しのエラー位置多
項式を提供するものであって、予め定められたシンドロ
ーム値と、不一致項およびエラー位置多項式を備える(n
-1) 番目の一群の変数と、(n-2) 番目の繰返しのエラー
位置多項式とに基づいて、リード−ソロモンコードを用
いて符号化済みの伝送信号を復号化する復号化システム
で用いるエラー位置多項式の計算方法であって、(a)(n-
1)番目の繰返しの不一致項および(n-2) 番目の繰返しの
エラー位置多項式に基づいて、臨時項を特定するステッ
プと、(b) シンドローム値および(n-1) 番目の繰返しの
エラー位置多項式に基づいて、n番目の繰返しの不一致
項を算出するステップと、(c) 前記臨時項および前記n
番目の繰返しの不一致項に基づいて、訂正項を特定する
ステップと、(d) 前記訂正項および前記(n-1) 番目の繰
返しのエラー位置多項式を用いて、n番目の繰返しのエ
ラー位置多項式を計算するステップとを含む。
【0014】
【実施例】以下、本発明のエラー位置多項式の計算方法
およびその装置について図面を参照しながらより詳しく
説明する。
【0015】図1(a)〜(c)には、各々Berlekamp-
Masseyアルゴリズム、Liu アルゴリズムおよび本発明の
エラー位置多項式を算出するための単純化されたフロー
チャートが示される。
【0016】エラー位置多項式を得るための全過程は、
多数(例えば、2t)の繰返しから成るが、ここでtは
コードのエラー訂正能力を表す。また、繰返し毎にエラ
ー位置多項式が一つずつ更新される(Berlekampの論文
「数学的符号化理論(AlgebraicCoding Theory) 」,McGr
aw-Hill,1968 年参照) 。エラー位置多項式は2t個の
シンドローム値を用いて特定されるが、そのシンドロー
ム値はリード−ソロモンコード(Reed-Solomon Code) で
符号化されて受けたコードワードから得られる。エラー
位置多項式の根は発生したエラーの位置を表す。
【0017】図1(a)〜(c)に示されるフローチャ
ートには、一回の繰返し、例えばn番目の繰返しで行わ
れる作業の一部だけを示したもので、算出量が多い作
業、例えばガロア域上の乗法だけを示したものである。
特に、同図に示される過程ではエラー位置多項式が下記
の式(2) のように更新される。
【0018】 σn(X)=σn-1(X)−dnXdn-1 -1σn-2(X) 式(2) ここで、nはn番目の繰返しを表し、dn はシンドロー
ム値と以前繰返しのエラー位置多項式とを用いて算出さ
れた不一致項を表し、またσ0(X)とσ1(X)は各々1およ
び1−d1Xである。図1(a)に示されるように、Berl
ekamp-Masseyアルゴリズムにて式(2) の算出が三つのス
テップに分けられる。特にステップS11で、シンドロ
ーム値と以前繰返しのエラー位置多項式σn-1(X)とを用
いて不一致項dn を算出する。ステップS12で、ステ
ップS11で求めた不一致項dnと訂正項とを用いてエ
ラー位置多項式を更新する。訂正項bn(X)は、上記式
(2)を分けるために導入され、次の式(3) に示すように
定義される。
【0019】bn(X)=dn -1・σn-1(X) 式(3) 以前繰返しからの訂正項、即ち、bn-1(X)がエラー位置
多項式σn(X)を求めるために用いられる。ステップS1
2にて、訂正項bn(X)も更新されて、次の繰返しのエラ
ー位置多項式の更新に用いられる。
【0020】図1(a)には、各ステップで更新された
値などが示されている。不一致項dn ,訂正項bn(X),
エラー位置多項式σn(X)を更新するために、その対応す
る括弧内の二つの値が乗算される。bn(X)のように多項
式で表現された各々の値は、その数が2t以下である一
群の変数を表示する。したがって、各値などを算出する
ためにはベクトル乗法を行わなければならないが、各値
を更新するに2t個の乗算器が必要であり、各乗算器は
ガロア域上の乗法を取り扱う。図1(a)に示すフロー
チャートの内容は、下記表1のように整理される。
【表1】 ここで、M11,M12およびM13は、各々ガロア域
における一群の2t個の乗算器を表す。エラー位置多項
式σn(X)および訂正項bn(X)の計算は、互いに相手方の
算出結果を用いないため、同一のクロックサイクルで行
ってもよい。Berlekamp Massy アルゴリズムでは全6t
個の乗算器が必要であり、各繰返しを行うために2クロ
ックサイクルが必要とされるということが分かる。
【0021】Berlekamp-Masseyアルゴリズムを変形した
Liu アルゴリズムにおいては、式(2) の算出が三つの部
分に分けられる。しかし、Berlekamp-Masseyアルゴリズ
ムで用いられた訂正項の代わりに中間項dn * が用いら
れる。中間項は次の式(4) に示すように定義される。
【0022】dn * =dn dn-1 -1 式(4) ここで、dn およびdn-1 は、各々現在繰返しと以前繰
返しとの不一致項を表す。
【0023】図1(b)は、Liu アルゴリズムにて各繰
返しの際、行われる過程を示した。特に注意すべきは、
不一致項dn が算出されるステップS21は、図1
(a)に示したステップS11と同じである。ステップ
S22においては、現在繰返しの不一致項dn と以前繰
返しの不一致項dn-1 とを用いて中間項dn * を算出す
る。ステップS23においては、ステップS22で求め
た中間項dn * と(n-2) 番目の繰返しのエラー位置多項
式σn-2(X)とを用いて、エラー位置多項式を更新する。
図1(b)の取扱いの結果は図1(a)に示すようにな
る。
【0024】図1(b)には各ステップで更新される値
などが示されている。不一致項dnとエラー位置多項式
σn(X)との算出には、ベクトル乗法が用いられる反面、
中間項dn * の算出にはスカラー乗法だけが必要であ
る。図1(b)のフローチャートで行われる取扱いが、
下記表2に整理されている。
【表2】 ここで、M21,M23は各々一群の2t個の乗算器を
表し、m22は一つのスカラー乗算器を表し、表2に特
定された三つの項の算出は、各々異なるクロックサイク
ルで行われるが、これはdn * およびσn(X)が、各々d
n およびdn * を求めたのち計算されるためである。Li
u アルゴリズムにおいては、(4t+1)個の乗算器が
必要であり、各繰返しに3クロックサイクルが必要であ
ることが分かる。
【0025】図1(c)を参照すれば、本発明と係わっ
て各繰返しの際、行われる過程が示されている。本発明
において、臨時項と変形された訂正項とが導入された。
また、式(2) の算出は四つの部分に分けられるが、この
うち、三つの部分だけがベクトル乗算を必要とする。こ
の臨時項Tn(X)は次の式(5) のように定義される。
【0026】Tn(X)=dn-1 -1σn-2(X) 式(5) ここで、dn-1 は以前(即ち、n-1 番目)繰返しの不一
致項であり、σn-2(X)はn-2 番目の繰返しのエラー位置
多項式である。変形された訂正項Cn(X)は次の式(6) の
ように定義される。
【0027】Cn(X)=dn ・Tn(X) 式(6) 特にステップS31においては、不一致項dn および臨
時項Tn(X)とが算出される。ステップS32において
は、ステップS31で求めた臨時項Tn(X)および不一致
項dn を用いて変形された訂正項Cn(X)が特定される。
ステップS33において、エラー位置多項式σn(X)は変
形された訂正項Cn(X)を用いて更新される。図1(c)
に示した取扱いの結果は、図1(a)および図1(b)
のものと同一である。
【0028】図1(c)において、各ステップで更新さ
れた値が示されている。不一致項dn ,臨時項Tn(X)お
よび変形済みの訂正項Cn(X)の計算にはベクトル乗法を
必要とする反面、エラー位置多項式σn(X)の更新にはベ
クトル加法のみが必要である。不一致項dn および臨時
項Tn(X)の計算は、互いに算出結果を必要としないの
で、互いに異なる乗算器を用いて同一のクロックサイク
ルで行いうることが分かる。さらに、ステップS32お
よびステップS33は、一つのクロックサイクルで行い
うるが、これは後者が乗法取扱いを必要としないためで
ある。図1(c)のフローチャートで行われる取扱いが
下記表3に整理されている。
【0029】
【表3】 第1のクロックサイクル 第2のクロックサイクル M31 dn M32 Tn(X)=dn-1 -1・σn-2(X) Cn(X)=dn ・Tn(X) A33 σn(X)=σn-1(X)-X・Cn(X) ここで、M31,M32は一群の2t個の乗算器を表
し、A33は一群の加法器を表す。本アルゴリズムにお
いては、ガロア域で4t個の乗算器が必要であり、各繰
返しは2クロックサイクルで行われることが分かる。
【0030】前述した取扱いは、図2(a)〜(c)に
整理、比較されている。Berlekamp-MasseyおよびLiu ア
ルゴリズムでは図2(a)〜(c)に示されるように、
相違する値を計算するには互いに異なる乗算器が用いら
れる。しかし、本発明では図2(c)に示されるよう
に、乗算器(即ち、M32)は二つの異なる値を各クロ
ックサイクルで交番的に計算するために用いられてお
り、これによって、乗算器の個数と各繰返し当たり必要
なクロックサイクル数とが減少される。
【0031】図3には、本発明と係わってエラー位置多
項式を更新するためのエラー位置多項式の計算装置1の
ブロック図が示されている。その装置1は二つの乗法ブ
ロック10,30、加法ブロック60を含むが、これは
各々表3に示したM31,M32およびA33に対応す
る。
【0032】第1の乗法ブロック10は、シンドローム
値Sと以前繰返しのエラー位置多項式σn-1(X)とを用い
て、不一致項dn を計算する。第2の乗法ブロック30
は各々dn-1 -1およびσn-2(X),Tn(X)およびdn に応
答して、臨時項Tn(X)と変形された訂正項Cn(X)を交番
的に生成する。加法ブロック60は変形された訂正項C
n(X)に応答して、エラー位置多項式σn(X)を更新する。
各々の乗法ブロック10,30は、各々ベクトル乗法に
よるガロア域上の2t個の乗算器を備える。加法ブロッ
ク60はベクトル加法のための2t個の加算器を備え
る。
【0033】特に、シンドローム値Sおよび以前繰返し
のエラー位置多項式σn-1(X)は、第1の乗法ブロック1
0に連結されて不一致項dn を提供する。この不一致項
dnは遅延および逆ブロック20に連結されて、以前繰
返しの不一致項の逆であるdn-1 -1をマルチプレクサ2
5を通じて第2乗法ブロック30へ提供する。現在繰返
しの不一致項dn もマルチプレクサ25を通じて第2の
乗法ブロック30へ提供される。マルチプレクサ25に
おいては、入力値のうちの一つ、即ち、dn またはdn-
1 -1が選択されて第2乗法ブロック30へ提供される。
特に各繰返しの第1クロックサイクルにおいては、dn-
1 -1が選択されると共に、第2クロックサイクルにおい
ては、dn が選択される。σn-2(X)およびTn(X)も交番
的に第2乗法ブロック30に入力されて、臨時項Tn(X)
と変形された訂正項Cn(X)とをディマルチプレクサ40
へ提供する。臨時項Tn(X)はディマルチプレクサ40か
らマルチプレクサ50へ入力されて、第2乗法ブロック
30に第2クロックサイクル上に提供される。変形済み
の訂正項Cn(X)はディマルチプレクサ40から加法ブロ
ック60へ入力される。加法ブロック60においては、
エラー位置多項式がディマルチプレクサ40からの変形
済みの訂正項Cn(X)と、遅延ブロック80から提供され
る以前繰返しのエラー位置多項式σn-1(X)とを用いて、
エラー位置多項式を更新する。以前繰返しのエラー位置
多項式σn-1(X)は、遅延ブロック70を経てマルチプレ
クサ50へも連結されて、次の繰返しの臨時項の計算の
ための乗法ブロック30へ提供される。
【0034】前述した装置を用いて、エラー位置多項式
を2クロックサイクルで更新できる。
【0035】上記において、本発明の実施例について説
明したが、本発明の範囲を逸脱することなく、当業者は
種々の改変をなし得るであろう。
【0036】
【発明の効果】したがって、本発明の装置によれば、格
納または伝送されたデータにおけるエラーをエラー位置
多項式方法で2クロックサイクルで更新することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はBerlekamp-Masseyアルゴリズムにてエ
ラー位置多項式を求めるフローチャート、(b)はLiu
アルゴリズムにてエラー位置多項式を求めるフローチャ
ート、(c)は本発明のエラー位置多項式を算出するた
めの単純化されたフローチャートを示す。
【図2】本発明のエラー位置多項式を求めるためのタイ
ミング図である。
【図3】本発明と係わってエラー位置多項式を求める装
置のブロック図である。
【符号の説明】
10,30 第1および第2乗法ブロック 20 遅延および逆ブロック 25,50 マルチプレクサ 40 ディマルチプレクサ 60 加法ブロック 70,80 遅延ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−21048(JP,A) 特開 平6−104773(JP,A) 欧州特許出願公開496157(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G06F 11/10 330 H04L 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N番目の繰返しのエラー位置多項式を提
    供するものであって、予め定められたシンドローム値
    と、不一致項およびエラー位置多項式を備える(n−
    1)番目の一群の変数と、(n−2)番目の繰返しのエ
    ラー位置多項式とに基づいて、リード−ソロモンコード
    を用いて符号化済みの伝送信号を復号化する復号化シス
    テムで用いるエラー位置多項式の計算方法であって、 (a)(n−1)番目の繰返しの不一致項および(n−
    2)番目の繰返しのエラー位置多項式に基づいて、臨時
    項を特定するステップと、 (b)シンドローム値及び(n−1)番目の繰返しのエ
    ラー位置多項式に基づいて、n番目の繰返しの不一致項
    を算出するステップと、 (c)前記臨時項および前記n番目の繰返しの不一致項
    に基づいて、訂正項を特定するステップと、 (d)前記訂正項および前記(n−1)番目の繰返しの
    エラー位置多項式を用いて、n番目の繰返しのエラー位
    置多項式を計算するステップとを含み、 前記ステップ(a)における前記臨時項の特定および前
    記ステップ(c)における前記訂正項の特定とは、同一
    のベクトル乗算器を1クロックサイクル毎交互に使用し
    て算出される ことを特徴とするエラー位置多項式の計算
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)および(b)が同一
    のクロックサイクルで実行され、 前記ステップ(c)および(d)が次の同一のクロック
    サイクルで実行され、n番目の繰り返しのエラー位置多
    項式の計算が2クロックサイクルで 行われることを特徴
    とする請求項1記載のエラー位置多項式の計算方法。
  3. 【請求項3】 前記臨時項T(X) は、下記式のように、 T(X) =dn-1 -1・σn-2(X) と表示され、dn-1 およびσn-2(X)は、(n-1) 番目の繰
    返しの不一致項および(n-2) 番目の繰返しのエラー位置
    多項式であり、 前記訂正項C(X) は、下記式のように、 C(X) =dn ・T(X) と表示され、dn はn番目の繰返しの不一致項であり、 n番目の繰返しのエラー位置多項式σn(X)は、下記式の
    ように、 σn(X)=σn-1(X)−X ・C(X) と表示され、σn+1(X)が(n-1) 番目の繰返しのエラー位
    置多項式であることを特徴とする請求項1記載のエラー
    位置多項式の計算方法。
  4. 【請求項4】 N番目の繰返しのエラー位置多項式を提
    供するものであって、予め定められたシンドローム値
    と、不一致項およびエラー位置多項式を備える(n−
    1)番目の一群の変数と、(n−2)番目の繰返しのエ
    ラー位置多項式とに基づいて、リード−ソロモンコード
    を用いて符号化済みの伝送信号を復号化する復号化シス
    テムで用いるエラー位置多項式の計算装置であって、 シンドローム値及び(n−1)番目の繰返しのエラー位
    置多項式に基づいて、n番目の繰返しの不一致項を算出
    する第1の乗法ブロックと、 (n−1)番目の繰返しの不一致項および(n−2)番
    目の繰返しのエラー位置多項式に基づいて、臨時項と、
    前記臨時項および前記n番目の繰返しの不一致項に基づ
    いて訂正項とを特定する第2の乗法ブロックと、前記n番目の繰り返しの不一致項または前記(n−1)
    番目の繰り返しの不一致項の逆のいずれかを選択して前
    記第2の乗法ブロックに供給する第1のマルチプレクサ
    と、 前記臨時項または前記(n−2)番目の繰り返しのエラ
    ー位置多項式のいずれかを選択して前記第2の乗法ブロ
    ックに供給する第2のマルチプレクサと、 前記訂正項および前記(n−1)番目の繰返しのエラー
    位置多項式を用いて、n番目の繰返しのエラー位置多項
    式を計算する加法ブロックとを含み、前記第2の乗法ブロックは、前記臨時項および前記訂正
    項とを、1クロックサイクル毎交互に算出する ことを特
    徴とするエラー位置多項式の計算装置。
  5. 【請求項5】 前記n番目の繰返しのエラー位置多項式
    が、第1および第2クロックサイクルを備える二つの一
    群のクロックサイクルに提供される装置であって、n番
    目の繰返しの不一致項および臨時項が第1クロックサイ
    クルのあいだ、第1および第2乗法ブロックで算出さ
    れ、訂正項が第2クロックサイクルのあいだ第2乗法ブ
    ロックで算出され、n番目の繰返しのエラー位置多項式
    が第2クロックサイクルのあいだ、加法ブロックで計算
    されることを特徴とする請求項4記載のエラー位置多項
    式の計算装置。
  6. 【請求項6】 前記臨時項T(X) は、下記式のよう
    に、 T(X) =dn-1 -1・σn-2(X) と表示され、dn-1 およびσn-2(X)は、(n-1) 番目の繰
    返しの不一致項および(n-2) 番目の繰返しのエラー位置
    多項式であり、 前記訂正項C(X) は、下記式のように、 C(X) =dn ・T(X) と表示され、dn はn番目の繰返しの不一致項であり、 前記n番目の繰返しのエラー位置多項式σn(X)は、下記
    式のように、 σn(X)=σn-1(X)−X ・C(X) と表示され、σn+1(X)が(n-1) 番目の繰返しのエラー位
    置多項式であることを特徴とする請求項4記載のエラー
    位置多項式の計算装置。
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