JP3353634B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3353634B2
JP3353634B2 JP03543097A JP3543097A JP3353634B2 JP 3353634 B2 JP3353634 B2 JP 3353634B2 JP 03543097 A JP03543097 A JP 03543097A JP 3543097 A JP3543097 A JP 3543097A JP 3353634 B2 JP3353634 B2 JP 3353634B2
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保 清水
栄二 行徳
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
ター等の画像形成装置において、像担持体に形成された
静電潜像を現像するのに使用する現像装置に係り、特
に、像担持体と対向する現像領域に現像剤を搬送する現
像剤担持体が設けられると共に、現像領域において現像
剤担持体と像担持体との間に電極部材が設けられてなる
現像装置において、現像剤担持体と電極部材との間にリ
ークが生じるということがなく、トナーの飛散や像担持
体へのキャリアの付着等が少なく良好な現像が行なえる
ようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置において、像担持体に形成された静電潜像を現
像するのに様々な現像装置が使用されていた。
【0003】ここで、このような現像装置の1つとし
て、図1に示すように、像担持体1と対向するようにし
て、内周側にマグネットローラ11aが設けられた円筒
状の現像剤担持体11を装置本体10に配し、この現像
剤担持体11の表面に装置本体10内に収容された現像
剤2をバケットローラ等の現像剤供給部材12によって
供給し、この現像剤2をマグネットローラ11aの磁気
力によって現像剤担持体11の表面に保持させ、この状
態で現像剤担持体11の回転により現像剤2を搬送さ
せ、現像剤担持体11と像担持体1とが対向する現像領
域に搬送される現像剤2の量を規制部材13によって規
制した後、この現像剤2を現像領域に導いて像担持体1
に形成された静電潜像を現像するようにしたものが存在
した。
【0004】また、上記のような現像装置において、像
担持体1に形成された静電潜像を効率よく現像すると共
に、像担持体1に形成されたトナー像が現像剤2の磁気
ブラシによって掻き取られたりするのを防止するため、
図1に示すように、現像剤担持体11に対して直流電源
14と交流電源15とから直流電圧と交流電圧とを重畳
させて印加し、現像剤担持体11と像担持体1とが対向
する現像領域に直流電界に交流電界が重畳された電界を
作用させて現像を行なうようにしたものが開発された。
【0005】しかし、このように現像剤担持体11と像
担持体1とが対向する現像領域に直流電界に交流電界が
重畳された電界を作用させて現像を行なうようにする
と、現像剤2中におけるトナーがパウダークラウド状態
になって装置本体10から外部に飛散しやすくなり、画
像形成装置内が飛散したトナーによって汚れたり、形成
される画像にかぶりが生じたり、また上記の交流電界の
作用によって現像剤2中におけるキャリアが像担持体1
の表面に付着しやすくなり、形成される画像にキャリア
かぶりが発生する等の問題があった。
【0006】このため、近年においては、特開昭59−
223467号公報に示されるように、現像剤担持体と
像担持体とが対向する現像領域において、この現像剤担
持体と像担持体との間に電極部材を設け、この電極部材
または現像剤担持体の少なくとも一方に交流電圧を印加
させ、交流電界下において現像を行なうようにしたもの
が提案された。
【0007】ここで、このように現像領域において、現
像剤担持体と像担持体との間に電極部材を設けて現像を
行なう場合、現像剤担持体と電極部材との間において現
像剤におけるトナーを効率良く分離させるためには、こ
の現像剤担持体に対して交流電圧を印加して現像剤担持
体と電極部材との間に交流電界を作用させることが好ま
しく、またこのように現像剤から分離されたトナーを効
率良く像担持体に供給して高画質の画像を得るために
は、この電極部材に交流電圧を印加して電極部材と像担
持体との間に交流電界を作用させることが好ましかっ
た。
【0008】しかし、このように現像剤担持体と電極部
材とにそれぞれ交流電圧を印加させる場合、現像剤担持
体と電極部材とに同じ周波数の交流電圧を同期させて印
加させると、現像剤担持体と電極部材との間における電
位差が一定した状態となり、現像剤担持体と電極部材と
の間に交流電界が作用されず、現像剤中におけるトナー
を効率よく分離させることができない一方、異なった周
波数の交流電圧を印加させると、現像剤担持体と電極部
材との間の電位差が一時的に非常に大きくなることがあ
り、現像剤担持体と電極部材との間でリークが発生する
という問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、複写機や
プリンター等の画像形成装置において、像担持体に形成
された静電潜像を現像するのに使用する現像装置におけ
る上記のような様々な問題を解決することを課題とする
ものである。
【0010】そして、この発明においては、上記のよう
に像担持体と対向する現像領域に現像剤を搬送する現像
剤担持体を設けると共に、現像領域においてこの現像剤
担持体と像担持体との間に電極部材を設けた現像装置に
おいて、現像剤担持体と電極部材とにそれぞれ交流電圧
を印加し、現像剤担持体と電極部材との間及び電極部材
と像担持体との間にそれぞれ交流電界を作用させて現像
を行なう場合に、現像剤担持体と電極部材との間におい
てリークが生じるということがなく、現像剤担持体によ
って現像領域に搬送された現像剤からトナーが効率良く
分離されると共に、このように分離されたトナーが効率
良く像担持体に供給されて、良好な画像形成が行なえる
ようにすることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における現像装
置においては、上記のような課題を解決するため、像担
持体と対向する現像領域に現像剤を搬送する現像剤担持
体が設けられると共に、現像領域においてこの現像剤担
持体と像担持体との間に電極部材が設けられてなる現像
装置において、上記の現像剤担持体と電極部材とにそれ
ぞれ交流電圧を印加させて、現像剤担持体と電極部材と
の間及び電極部材と像担持体との間に交流電界を作用さ
せるにあたり、上記の現像剤担持体と電極部材とにそれ
ぞれ交流電圧を印加させる作用期間と、交流電圧を印加
させない休止期間とを設け、現像剤担持体と電極部材と
のいずれか一方が作用期間である場合に、他方が休止期
間になるようにしたのである。
【0012】ここで、この発明における現像装置のよう
に、現像剤担持体と像担持体とが対向する現像領域にお
いて、現像剤担持体と像担持体との間に電極部材を設
け、この電極部材と現像剤担持体とにそれぞれ交流電圧
を印加させて、現像剤担持体と電極部材との間及び電極
部材と像担持体との間にそれぞれ交流電界を作用させる
と、現像剤担持体によって現像領域に搬送された現像剤
からトナーが効率良く分離されると共に、このように分
離されたトナーが効率良く像担持体に供給されるように
なり、トナーが現像装置から外部に飛散したり、現像剤
中におけるキャリアが像担持体の表面に付着するのが抑
制される。
【0013】また、この発明における現像装置のよう
に、現像剤担持体と電極部材とに交流電圧を印加させる
にあたり、それぞれ交流電圧を印加させる作用期間と交
流電圧を作用させない休止期間とを設け、現像剤担持体
と電極部材とのいずれか一方が作用期間である場合に、
他方が休止期間になるようにすると、現像剤担持体と電
極部材との間の電位差が極端に大きくなるということが
なく、現像剤担持体と電極部材との間でリークが生じる
ということがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
現像装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0015】(実施形態1)この実施形態における現像
装置においては、市販の複写機(ミノルタ社製:EP8
600)を図2に示すように改造した。
【0016】ここで、この実施形態の現像装置において
は、図2に示すように、内周側にマグネットローラ11
aが設けられた円筒状の現像剤担持体11を像担持体1
と対向するように設け、この現像剤担持体11を像担持
体1と対向する現像領域において像担持体1と同方向に
移動するように回転させ、この現像剤担持体11に供給
された現像剤をマグネットローラ11aの磁気力により
この現像剤担持体の表面に保持させ、この現像剤担持体
11の回転によって現像剤を像担持体1側に搬送し、現
像領域に搬送される現像剤の量を規制部材13により規
制した後、この現像剤を像担持体1と対向する現像領域
に導くようにした。
【0017】また、現像剤担持体11と像担持体1とが
対向する現像領域においては、この現像剤担持体11と
像担持体1との間に直径が80μmの電極部材16を2
本設けるようにした。
【0018】そして、上記の現像剤担持体11とこの電
極部材16とにそれぞれ直流電源14a,14bと交流
電源15a,15bとを接続させ、これらの直流電源1
4a,14bと交流電源15a,15bとから現像剤担
持体11と電極部材16とにそれぞれ直流電圧と交流パ
ルス電圧とを印加し、現像剤担持体11と電極部材16
との間及び電極部材16と像担持体1との間にそれぞれ
直流電界に交流電界が重畳された電界を作用させて現像
を行なうようにした。
【0019】ここで、この実施形態の現像装置において
は、上記のように直流電源14a,14bと交流電源1
5a,15bとから現像剤担持体11と電極部材16と
にそれぞれ直流電圧と交流パルス電圧とを印加させるに
あたり、図3(A),(B)に示すように、それぞれ交
流パルス電圧を印加させる作用期間Ta,Tbと、交流
パルス電圧を印加させない休止期間ta,tbとを交互
に繰り返すようにし、現像剤担持体11に交流パルス電
圧が印加されている作用期間Taにおいては、電極部材
16では交流パルス電圧が印加されていない休止期間t
bになるようにする一方、この電極部材16に交流パル
ス電圧が印加されている作用期間Tbにおいては、現像
剤担持体11に交流パルス電圧が印加されていない休止
期間taになるようにした。
【0020】次に、上記の実施形態に示す現像装置にお
いて、上記の現像剤担持体11と電極部材16とに作用
させる交流パルス電圧を変化させた実施例1,2の現像
装置と比較例1の現像装置とを比較するようにした。
【0021】(実施例1)この実施例1の現像装置にお
いては、現像剤として、平均粒径が35μmのバインダ
ー型キャリアと平均粒径が8μmのトナーとをトナー濃
度が13重量%になるように混合させたものを用い、上
記の像担持体1をその初期表面電位が−850Vになる
ように帯電させると共に、その露光された部分の電位が
−100Vになるようにし、システム速度200mm/
secでこの像担持体1を回転させるようにした。
【0022】一方、上記の現像剤担持体11について
は、現像領域において対向する像担持体1との間隔Ds
が0.70mmになるようにし、この現像剤担持体11
を像担持体1に対して1.8倍の周速比で回転させると
共に、この現像剤担持体11によって現像領域に搬送さ
れる現像剤の量を規制部材13により規制し、現像領域
に搬送される現像剤の量が4.5mg/cm2 になるよ
うにした。
【0023】また、上記の電極部材16については、上
記のように現像剤担持体11と像担持体1とが対向する
現像領域において現像剤担持体11とこの電極部材16
との間隔が0.3mmになるようにして、現像剤担持体
11と像担持体1との間に設けるようにした。
【0024】そして、上記の現像剤担持体11に対して
は、図3(A)に示すように、上記の直流電源14aか
ら−750Vの直流電圧Vb1を印加させると共に、作用
期間Taにおいては、上記の交流電源15aからピーク
・ピーク値Vppが1.5kVで、パルス幅が0.24
msになった1周期の交流パルス電圧を作用させ、その
後、交流パルス電圧を作用させない休止期間taを1.
6ms設け、このような作用期間Taと休止期間taと
を交互に繰り返すようにした。
【0025】一方、上記の電極部材16においては、図
3(B)に示すように、この電極部材16に上記の直流
電源14bから−750Vの直流電圧Vb2を印加させる
と共に、作用期間Tbにおいては、上記の交流電源15
bからピーク・ピーク値Vppが700Vで、パルス幅
が0.80msになった1周期の交流パルス電圧を作用
させ、その後、交流パルス電圧が作用されない休止期間
tbを0.48ms設け、このような作用期間Tbと休
止期間tbとを繰り返すようにした。
【0026】そして、図3(A),(B)に示すよう
に、現像剤担持体11に交流パルス電圧が印加されてい
る作用期間Taにおいては、電極部材16では交流パル
ス電圧が印加されていない休止期間tbになるようにす
る一方、この電極部材16に交流パルス電圧が印加され
ている作用期間Tbにおいては、現像剤担持体11では
交流パルス電圧が印加されていない休止期間taになる
ようにして、現像剤担持体11と電極部材16との間及
び電極部材16と像担持体1との間にそれぞれ交流電界
を作用させて現像を行なうようにした。
【0027】このようにして現像を行なうと、電極部材
16と現像剤担持体11との間においてリークが生じる
ということがなく、現像剤担持体11によって現像領域
に搬送された現像剤中のトナーが効率良く分離されると
共に、このように分離されたトナーが像担持体1に効率
良く供給され、キャリア付着やトナー飛散等がなく、高
画質な画像が得られるようになった。
【0028】(実施例2)この実施例においては、上記
の電極部材16を現像剤担持体11と像担持体1とが対
向する現像領域に設けるにあたり、現像剤担持体11と
像担持体1との間隔Dsが1.0mmになるようにする
と共に、電極部材16と現像剤担持体11との間隔が
0.4mmになるようし、上記の実施例1の場合と現像
剤担持体11と電極部材16とに作用させる交流パルス
電圧及びこれらの作用期間Ta,Tbと、休止期間t
a,tbを変更させるようにした。
【0029】ここで、この実施例2においては、現像剤
担持体11に対して、図4(A)に示すように、その作
用期間Taにおいては、上記の交流電源15aからピー
ク・ピーク値Vppが2kVでパルス幅が0.12ms
になった1周期の交流パルス電圧を作用させた後、交流
パルス電圧を作用させない休止期間taを0.64ms
設け、このような作用期間Taと休止期間taとを交互
に繰り返す一方、電極部材16に対しては、図4(B)
に示すように、その作用期間Tbにおいて、上記の交流
電源15bからピーク・ピーク値Vppが1kVでパル
ス幅が0.32msになった1周期の交流パルス電圧を
印加させた後、交流パルス電圧が印加されない休止期間
tbを0.32ms設け、このような作用期間Tbと休
止期間tbとを交互に繰り返すようにした。
【0030】そして、現像剤担持体11に交流パルス電
圧が印加されている作用期間Taにおいては、電極部材
16では交流パルス電圧が印加されていない休止期間t
bになるようにする一方、この電極部材16に交流パル
ス電圧が印加されている作用期間Tbにおいては、現像
剤担持体11では交流パルス電圧が印加されていない休
止期間taになるようにして、現像剤担持体11と電極
部材16との間及び電極部材16と像担持体1との間に
それぞれ交流電界を作用させて現像を行なうようにし
た。
【0031】この場合においても、上記の実施例1の場
合と同様に、電極部材16と現像剤担持体11との間に
おいてリークが生じるということがなく、現像剤担持体
11によって現像領域に搬送された現像剤中のトナーが
効率良く分離されると共に、このように分離されたトナ
ーが像担持体1に効率良く供給され、キャリア付着やト
ナー飛散等がなく、高画質な画像が得られるようになっ
た。
【0032】(比較例1)この比較例1においては、上
記の実施例1の場合と、交流電源15a,15bから現
像剤担持体11及び電極部材16に作用させる交流パル
ス電圧だけを変更させ、現像剤担持体11に対しては、
図5(A)に示すように、ピーク・ピーク値Vppが
1.5kVでパルス幅が0.24msになった交流パル
ス電圧を連続して印加させると共に、電極部材16に対
しては、図5(B)に示すように、ピーク・ピーク値V
ppが700Vでパルス幅が80msになった交流パル
ス電圧を連続して印加させて現像を行なうようにした。
【0033】このようにすると、現像剤担持体11と電
極部材16との間の電位差が一時的に大きくなってリー
クが発生し、適切な現像を行なうことができなかった。
【0034】(実施形態2)この実施形態における現像
装置においては、図6に示すように、現像剤担持体11
と像担持体1とが対向する現像領域において、現像剤担
持体11と像担持体1との間に設ける電極部材16の本
数を5本にし、それ以外については、上記の実施形態1
の現像装置と同様にした。
【0035】(実施例3)この実施例においては、上記
の実施形態2における現像装置を用い、それ以外は上記
の実施例1の場合と同じ現像条件で現像を行なうように
した。
【0036】この結果、この実施例3においても、上記
の実施例1の場合と同様に、電極部材16と現像剤担持
体11との間においてリークが生じるということがな
く、現像剤担持体11によって現像領域に搬送された現
像剤中のトナーが効率良く分離されると共に、このよう
に分離されたトナーが像担持体1に効率良く供給され、
キャリア付着やトナー飛散等がなく、高画質な画像が得
られるようになった。
【0037】(実施形態3)この実施形態の現像装置に
おいては、図7に示すように、現像剤担持体11と像担
持体1とが対向する現像領域において、この像担持体1
と現像剤担持体11との間に設ける電極部材16とし
て、50μmの線材で1mmの格子状に形成したものを
用いるようにし、それ以外については、上記の実施形態
1の現像装置と同様にした。
【0038】(実施例4)この実施例においては、上記
の実施形態3の現像装置を使用し、上記の格子状に形成
された電極部材16を現像剤担持体11と像担持体1と
が対向する現像領域において、現像剤担持体11との間
隔が0.3mmになるように設け、それ以外について
は、上記の実施例1の場合と同じ条件で現像を行なっ
た。
【0039】この結果、この実施例4においても、上記
の実施例1の場合と同様に、電極部材16と現像剤担持
体11との間においてリークが生じるということがな
く、現像剤担持体11によって現像領域に搬送された現
像剤中のトナーが効率良く分離されると共に、このよう
に分離されたトナーが像担持体1に効率良く供給され、
キャリア付着やトナー飛散等がなく、高画質な画像が得
られるようになった。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像装置においては、現像剤担持体と像担持体とが対向
する現像領域において、現像剤担持体と像担持体との間
に電極部材を設け、この電極部材と現像剤担持体とにそ
れぞれ交流電圧を印加させて、現像剤担持体と電極部材
との間及び電極部材と像担持体との間にそれぞれ交流電
界を作用させるようにしたため、現像剤担持体によって
現像領域に搬送された現像剤からトナーが効率良く分離
されると共に、このように分離されたトナーが効率良く
像担持体に供給されるようになり、トナーが現像装置か
ら外部に飛散したり、現像剤中におけるキャリアが像担
持体の表面に付着するのが抑制されるようになった。
【0041】また、この発明における現像装置において
は、現像剤担持体と電極部材とに交流電圧を印加させる
にあたり、それぞれ交流電圧を印加させる作用期間と交
流電圧を印加させない休止期間とを設け、現像剤担持体
と電極部材とのいずれか一方が作用期間である場合に、
他方が休止期間になるようにしたため、現像剤担持体と
電極部材との間の電位差が極端に大きくなるということ
がなく、現像剤担持体と電極部材との間でリークが生じ
るということがなかった。
【0042】この結果、この発明における現像装置を使
用して現像を行なうと、現像剤担持体と電極部材との間
においてリークが生じるということがなく、現像剤担持
体によって現像領域に搬送された現像剤からトナーが効
率良く分離されると共に、このように分離されたトナー
が効率良く像担持体に供給されるようになり、キャリア
付着やトナー飛散等がなく、高画質な画像が得られるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の現像装置によって現像を行なう状態を示
した概略説明図である。
【図2】この発明の実施形態1における現像装置によっ
て現像を行なう状態を示した概略説明図である。
【図3】実施形態1の現像装置を使用した実施例1にお
いて、現像剤担持体と電極部材とに印加させる直流電圧
と交流パルス電圧の状態を示した図である。
【図4】実施形態1の現像装置を使用した実施例2にお
いて、現像剤担持体と電極部材とに印加させる直流電圧
と交流パルス電圧の状態を示した図である。
【図5】比較例1において、現像剤担持体と電極部材と
に印加させる直流電圧と交流パルス電圧の状態を示した
図である。
【図6】この発明の実施形態2における現像装置によっ
て現像を行なう状態を示した概略説明図である。
【図7】この発明の実施形態3における現像装置によっ
て現像を行なう状態を示した概略説明図である。
【符号の説明】
1 像担持体 11 現像剤担持体 14a,14b 直流電源 15a,15b 交流電源 16 電極部材 Ta,Tb 作用期間 ta,tb 休止期間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/06 - 13/095 G03G 15/06 - 15/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と対向する現像領域に現像剤を
    搬送する現像剤担持体が設けられると共に、現像領域に
    おいてこの現像剤担持体と像担持体との間に電極部材が
    設けられてなる現像装置において、上記の現像剤担持体
    と電極部材とにそれぞれ交流電圧を印加させて、現像剤
    担持体と電極部材との間及び電極部材と像担持体との間
    に交流電界を作用させるにあたり、上記の現像剤担持体
    と電極部材とにそれぞれ交流電圧を印加させる作用期間
    と、交流電圧を印加させない休止期間とを設け、現像剤
    担持体と電極部材とのいずれか一方が作用期間である場
    合に、他方が休止期間になるようにしたことを特徴とす
    る現像装置。
JP03543097A 1997-01-28 1997-02-20 現像装置 Expired - Fee Related JP3353634B2 (ja)

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