JP3352929B2 - フィードフォワード増幅器 - Google Patents

フィードフォワード増幅器

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JP3352929B2
JP3352929B2 JP34348497A JP34348497A JP3352929B2 JP 3352929 B2 JP3352929 B2 JP 3352929B2 JP 34348497 A JP34348497 A JP 34348497A JP 34348497 A JP34348497 A JP 34348497A JP 3352929 B2 JP3352929 B2 JP 3352929B2
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正敏 中山
幸夫 池田
直 高木
晴康 千田
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3223Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward
    • H03F1/3229Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信、地上
マイクロ波通信、移動体通信等に使用される線形低歪増
幅器等のフィードフォワード増幅器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平1−198809
号公報に記載された第一の従来例のフィードフォワード
増幅器の基本構成を示す構成図であり、図において、1
は歪検出回路、2は歪除去回路であり、フィードフォワ
ード増幅器は主に歪検出回路1と歪除去回路2から構成
される。歪検出回路1において、3は主増幅器信号経
路、4は線形信号経路、8は方向性結合器であり、その
主増幅器信号経路3において、9は可変減衰手段、10
は可変位相手段、11は主増幅器、12は第一パイロッ
ト信号注入手段、また、線形信号経路4において、17
は遅延回路である。また、歪除去回路2において、5は
主増幅器出力経路、6は歪注入経路、15は方向性結合
器であり、その主増幅器出力経路5において、14は遅
延回路、また、歪注入経路6において、19は方向性結
合器、20は可変減衰手段、21は可変位相手段、22
は補助増幅器である。
【0003】また、23はこのフィードフォワード増幅
器の入力端子、24は出力端子、16は歪除去回路2と
出力端子24との間に設けられた方向性結合器である。
7は信号源25から発生された特定周波数の第一パイロ
ット信号を入力経路に注入する第一パイロット信号注入
手段、26は主増幅器信号経路3の第二パイロット信号
注入手段12に特定周波数の第二パイロット信号を発生
する信号源である。27は第一パイロット信号のレベル
を検出するために設けられ、歪注入経路6に挿入された
方向性結合器19の出力レベルを検出するレベル検出
器、28は第二パイロット信号のレベルを検出するため
に設けられ、方向性結合器16の出力レベルを検出する
レベル検出器である。29は制御回路であり、この制御
回路29は、電気的に制御可能な可変減衰手段9および
可変位相手段10をレベル検出器27の値が最小となる
ように制御すると共に、電気的に制御可能な可変減衰手
段20および可変位相手段21をレベル検出器28の値
が最小となるように制御するものである。
【0004】次に動作について説明する。歪検出回路1
において、入力端子23に入力された信号および信号源
25から発生され第一パイロット信号注入手段7によっ
て注入された特定周波数の第一パイロット信号は、方向
性結合器8によって主増幅器信号経路3と線形信号経路
4に分配される。主増幅器信号経路3の信号は可変減衰
手段9および可変位相手段10を介して、主増幅器11
により増幅される。線形信号経路4の信号は主増幅器信
号経路3と同じ遅延時間の遅延回路17を通過する。上
記2つの経路からの信号は方向性結合器13および18
によって歪除去回路2の歪注入経路6に入力され、その
中で方向性結合器19およびレベル検出器27により第
一パイロット信号が検出される。このとき、制御回路2
9によりレベル検出器27のレベルが最小となるように
可変減衰手段9および可変位相手段10を調整する。こ
こで、レベル検出器27のレベルを最小にするというこ
とは、上記2つの信号が方向性結合器13および18に
よって歪除去回路2の歪注入経路6に同振幅逆位相で合
成されるように可変減衰手段9および可変位相手段10
を調整することを意味している。この場合、主増幅器信
号経路3の信号は、線形増幅された信号と主増幅器11
の非線形歪成分の和であり、線形信号経路4の信号は線
形な信号のみであり、その2つの信号が同振幅逆位相で
合成されるため、歪注入経路6には主増幅器11で発生
した非線形歪成分のみが検出されることになる。
【0005】次に、歪除去回路2においては、主増幅器
出力経路5の信号は主増幅器11で線形増幅された信号
と非線形歪成分の信号と信号源26から発生され第二パ
イロット信号注入手段12によって注入された特定周波
数の第二パイロット信号の和であり、歪注入経路6の信
号は主増幅器11の非線形歪成分のみの信号と第二パイ
ロット信号の和である。遅延回路14の遅延量は歪注入
経路6の遅延量と一致する値に設定しておく。方向性結
合器15により上記2つの経路からの信号が合成され、
方向性結合器16およびレベル検出器28により第二パ
イロット信号が検出される。このとき、制御回路29に
よりレベル検出器28のレベルが最小となるように可変
減衰手段20および可変位相手段21を調整する。ここ
で、レベル検出器28のレベルを最小にするということ
は、方向性結合器15により上記2つの経路からの信号
が同振幅逆位相で合成されるように可変減衰手段20お
よび可変位相手段21を調整することを意味している。
この場合、主増幅器出力経路5の信号の中の非線形成分
と歪注入経路6の非線形歪成分が出力端子24において
相殺され、結果として主増幅器11によって線形増幅さ
れた信号のみが出力端子24から出力されることにな
る。
【0006】従って、制御回路29によって可変減衰手
段9,20、可変位相手段10,21を調整することに
より、温度変化、電源電圧変化等による主に主増幅器1
1および補助増幅器22の特性変化によるフィードフォ
ワード増幅器の歪特性劣化を抑えることが可能となる。
【0007】図13は特開平5−235790号公報に
記載された第二の従来例のフィードフォワード増幅器の
基本構成を示す構成図であり、このフィードフォワード
増幅器は上記第一の従来例のフィードフォワード増幅器
において、歪検出回路1における第一パイロット信号を
用いる代わりに、多数の変調信号から成る入力信号中の
1つのキャリアを使用したことを特徴としている。
【0008】移動通信においては、移動局が自分のゾー
ンを認識するために、基地局から送られてくる制御チャ
ネル(止まり木チャネル)と呼ばれるキャリアをサーチ
して、受信電界の最も強い基地局と交信を行う方法が取
られている。制御チャネルは、通常最大送信出力が一定
値で送信されているため、他の通話チャネルのキャリア
のように絶えず出カレベルが変動していない。
【0009】図13において、301 〜30n は、各々
変調器(MOD)であり、それぞれ異なる周波数f1〜
fnのキャリアで変調された変調信号F1〜Fnを出力
する。但し、第m変調器30m から出力される変調信号
Fmのキャリアが、先に説明した制御チャネルのキャリ
アに割り当てられているものとする。31は変調信号合
成部であり、各変調信号F1〜Fnを合成し、合成信号
としてフィードフォワード増幅器へ入力する。このフィ
ードフォワード増幅器では、方向性結合器19において
制御チャネルの変調信号Fmを検出し、制御回路29に
よりレベル検出器27のレベルが最小となるように可変
減衰手段9および可変位相手段10を調整する。これに
より、第一の従来例のフィードフォワード増幅器におい
て、歪検出回路1における第一パイロット信号を用いる
代わりに、多数の変調信号から成る入力信号中の1つの
キャリアを使用することで、第一の従来例のフィードフ
ォワード増幅器と同様な効果を得ることができる。
【0010】図14は特開平4−364602号公報に
記載された第三の従来例のフィードフォワード増幅器の
基本構成を示す構成図である。フィードフォワード増幅
器は信号相殺および歪相殺のための2つの干渉回路から
構成され、それらは図14に示すフィードフォワード干
渉回路としてモデル化できる。このフィードフォワード
干渉回路は、図12に示す第一の従来例のフィードフォ
ワード増幅器等における、歪検出回路1あるいは歪除去
回路2の回路を示したものである。入力端子23の入力
信号を2つの電力に分配する方向性結合器8と、その分
配出力が供給される2つの信号伝達経路53および54
と、それら2つの信号伝達経路53および54を電力合
成して出力端子24へ供給する方向性結合器15により
成り、信号伝達経路53は可変減衰手段9,可変位相手
段10および増幅器55から成り、信号伝達経路54は
遅延線路17と位相反転回路40から成る。ここで、上
記回路が歪検出回路の場合には増幅器55は主増幅器1
1と、歪除去回路2の場合には補助増幅器22とにそれ
ぞれ対応する。
【0011】また、信号源25からの第一パイロット信
号は変調部41で周波数拡散されて第一パイロット注入
手段7へ供給される。変調部41は、位相変調器43と
帯域ろ波器44とにより構成されている。また、復調部
42は、帯域ろ波器45,局部発振器46,位相変調器
47,ミクサ48およびパイロット帯域ろ波器49で構
成されている。さらに、疑似雑音符号(PN)発生器5
1からのPN信号が変調部41、復調部42へそれぞれ
注入され、その両注入PN信号の同期をとるため位相変
調器52が付加されている。
【0012】次に動作について説明する。信号源25か
らの単一周波数の第一パイロット信号を、位相変調器4
3で疑似雑音符号(PN)発生器51からのPN符号に
より位相変調して周波数拡散し、その拡散出力を第一パ
イロット注入手段7より入力信号に注入し、その出力を
方向性結合器8で信号伝達経路53,54に分配供給
し、信号伝達経路53,54の出力を方向性結合器15
で合成し、その出力の一部を方向性結合器16で抽出す
る。局部発振器46の出力を位相変調器47で疑似雑音
符号(PN)発生器51のPN符号により位相変調して
周波数拡散し、この出力を利用して周波数拡散された第
一パイロット信号を復調し、復調後の第一パイロット信
号のレベルをレベル検出器28で検出する。制御回路2
9では、その検出レベルが最小になるように可変減衰手
段9および可変位相手段10を制御する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィードフォワ
ード増幅器は以上のように構成されているので、歪検出
回路1あるいは歪除去回路2において、可変減衰手段
9,20および可変位相手段10,21の調整ためにパ
イロット信号を用いている。この構成では、パイロット
信号の検出レベルが最小となる場合が最適動作点となる
ため、検出感度を高めるためには、注入するパイロット
信号の電力レベルを増大する必要があり、これにより通
信品質が劣化するという課題があった。特に、歪検出回
路1にパイロット信号を用いる場合には、第一パイロッ
ト信号は歪除去回路2において除去されず、そのまま出
力信号に残るため、第一パイロット信号を除去するため
には新たな回路を別途付加しなければならず、回路構成
が大きくなるという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、小型、且つ高品質の増幅信号を得
ることができるフィードフォワード増幅器を得ることを
目的とする。
【0015】
【発明を解決するための手段】この発明に係るフィード
フォワード増幅器は、歪除去回路からの出力信号と歪検
出回路の第一線形信号経路からの信号とを逆相で合成す
ることにより、歪除去回路の変動により発生する出力誤
差電力を抽出する誤差電力抽出回路と、その抽出された
出力誤差電力を検出する第一レベル検出器と、その検出
される出力誤差電力が最小となるように歪除去回路に挿
入された第一可変減衰手段および第一可変位相手段を制
御する第一制御回路とを備えたものである。
【0016】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のキャリア周波数から成る
主信号を含む信号を入力信号として用いる場合にその制
御チャネル信号を抽出する誤差電力抽出回路と、その抽
出された制御チャネル信号を検出する第二レベル検出器
と、その検出される制御チャネル信号が最小となるよう
に誤差電力抽出回路に挿入された第二可変減衰手段およ
び第二可変位相手段を制御する第二制御回路とを備えた
ものである。
【0017】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のキャリア周波数から成る
主信号を含む信号を入力信号として用いる場合にその制
御チャネル信号を歪注入経路から検出する第三レベル検
出器と、その検出される制御チャネル信号が最小となる
ように歪検出回路に挿入された第三可変減衰手段および
第三可変位相手段を制御する第三制御回路とを備えたも
のである。
【0018】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のキャリア周波数から成る
主信号を含む信号を入力信号として用いる場合にその制
御チャネル信号を抽出する誤差電力抽出回路と、その抽
出された制御チャネル信号を検出する第二レベル検出器
と、その検出される制御チャネル信号が最小となるよう
に誤差電力抽出回路に挿入された第二可変減衰手段およ
び第二可変位相手段を制御する第二制御回路と、制御チ
ャネル信号を歪注入経路から検出する第三レベル検出器
と、その検出される制御チャネル信号が最小となるよう
に歪検出回路に挿入された第三可変減衰手段および第三
可変位相手段を制御する第三制御回路とを備えたもので
ある。
【0019】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のチャネルから成る主信号
を含むCDMA変調波信号を入力信号として用いる場合
にその制御チャネル信号に相当するCDMA変調波信号
を歪注入経路から抽出して復調し第三レベル検出器に出
力する第一復調回路を備えたものである。
【0020】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のチャネルから成る主信号
を含むCDMA変調波信号を入力信号として用いる場合
にその制御チャネル信号に相当するCDMA変調波信号
を抽出する誤差電力抽出回路と、その抽出されたCDM
A変調波信号を復調し第二レベル検出器に出力する第二
復調回路とを備えたものである。
【0021】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のチャネルから成る主信号
を含むCDMA変調波信号を入力信号として用いる場合
にその制御チャネル信号に相当するCDMA変調波信号
を歪注入経路または誤差電力抽出回路から選択して抽出
する切換回路と、その選択されたCDMA変調波信号を
復調する第四復調回路と、その復調されたCDMA変調
波信号を検出する第四レベル検出器と、切換回路が誤差
抽出検出回路を選択した場合に第四レベル検出器によっ
て検出されるCDMA変調波信号が最小となるように誤
差電力抽出回路に挿入された第二可変減衰手段および第
二可変位相手段を制御し、切換回路が歪注入経路を選択
した場合に第四レベル検出器によって検出されるCDM
A変調波信号が最小となるように歪検出回路に挿入され
た第三可変減衰手段および第三可変位相手段を制御する
第四制御回路とを備えたものである。
【0022】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のキャリア周波数から成る
主信号を含む信号を入力信号として用いる場合に制御チ
ャネル信号を歪注入経路から検出する第五レベル検出器
と、その検出される制御チャネル信号が最小となるよう
に歪検出回路に挿入された第四可変減衰手段および第四
可変位相手段を制御する第五制御回路と、歪除去回路の
出力信号を検出する第六レベル検出器と、その検出され
る出力信号が一定となるように歪検出回路に挿入された
第三可変減衰手段を制御する第六制御回路とを備えたも
のである。
【0023】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、制御チャネル信号と複数のチャネルから成る主信号
を含むCDMA変調波信号を入力信号として用いる場合
にその制御チャネル信号に相当するCDMA変調波信号
を抽出する誤差電力抽出回路と、その抽出されたCDM
A変調波信号を復調し第二レベル検出器に出力する第二
復調回路とを備えたものである。
【0024】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、歪検出回路の主増幅器信号経路に主増幅器の歪特性
を補償する第一リニアライザを備えたものである。
【0025】この発明に係るフィードフォワード増幅器
は、歪除去回路の歪注入経路に補助増幅器の歪特性を補
償する第二リニアライザを備えたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1によるフィードフォワード増幅器を示す構
成図であり、図において、1は歪検出回路、2は歪除去
回路、60は誤差電力抽出回路であり、フィードフォワ
ード増幅器は、主にこれら歪検出回路1,歪除去回路2
および誤差電力抽出回路60から構成されている。歪検
出回路1において、8は方向性結合器、3は主増幅器信
号経路、4は第一線形信号経路であり、主増幅器信号経
路3は主増幅器11によって構成され、第一線形信号経
路4は第一遅延回路17および方向性結合器58によっ
て構成されている。また、歪除去回路2において、5は
主増幅器出力経路、6は歪注入経路、15は主増幅器出
力経路5に歪注入経路6の信号を注入するための方向性
結合器、13および18は歪検出回路1と歪除去回路2
の間に挿入された方向性結合器であり、主増幅器出力経
路5は第二遅延回路14から構成され、歪注入経路6は
第一可変減衰手段20,第一可変位相手段21および補
助増幅器22から構成されている。
【0027】また、誤差電力抽出回路60において、6
1は第二線形信号経路、62は出力参照経路、64は第
二線形信号経路61と出力参照経路62からの出力を逆
相同振幅で合成する方向性結合器であり、第二線形信号
経路61は遅延回路63によって構成されている。66
はその合成出力を検出する第一レベル検出器(Pe)、
65は第一レベル検出器(Pe)66の検出値が最小と
なるように、電気的に制御可能な第一可変減衰手段20
および第一可変位相手段21を制御する第一制御回路で
ある。なお、23は入力端子、24は出力端子、59は
歪除去回路2と出力端子24との間に設けられた方向性
結合器である。
【0028】次に動作について説明する。歪検出回路1
において、入力端子23に入力された信号は、方向性結
合器8によって主増幅器信号経路3と第一線形信号経路
4に分配される。主増幅器信号経路3の信号は主増幅器
11により増幅される。また、第一線形信号経路4の信
号は主増幅器信号経路3と同じ遅延時間の第一遅延回路
17を通過する。上記2つの経路からの信号は、方向性
結合器13および方向性結合器18によって歪除去回路
2の歪注入経路6に同振幅逆位相で合成されて入力され
る。すなわち、主増幅器信号経路3の信号は、線形増幅
された信号と主増幅器11の非線形歪成分の和であり、
第一線形信号経路4の信号は線形な信号のみであるた
め、その2つの信号が同振幅逆位相で合成された場合、
歪注入経路6には主増幅器11で発生した非線形歪成分
のみが検出されることになる。
【0029】次に、歪除去回路2においては、主増幅器
出力経路5の信号は主増幅器11で増幅された信号であ
り、歪注入経路6の信号は主増幅器11の非線形歪成分
のみの信号である。第二遅延回路14の遅延量は歪注入
経路6の遅延量と一致する値に設定しておく。方向性結
合器15により上記2つの経路からの信号が同振幅逆位
相で合成されるように第一可変減衰手段20および第一
可変位相手段21の値を初期状態として設定する。ま
た、誤差電力抽出回路60では上記初期状態において、
遅延回路63の遅延量は歪注入経路6の遅延量と一致す
る値に設定し、且つ出力参照経路62と第二線形信号経
路61の出力とを方向性結合器64において同振幅逆位
相で合成して、この合成電力(Pe)を第一レベル検出
器(Pe)66に入力し、第一レベル検出器(Pe)6
6の検出値が常に最小となるように第一制御回路65に
より第一可変減衰手段20および第一可変位相手段21
を調整する。
【0030】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、パイロット信号を使用していないため、パイロット
信号を発生する信号源を省略でき、これにより装置を小
型化できる。また、温度変化および電源電圧変化等によ
る補助増幅器22の特性変化に対して、フィードフォワ
ード増幅器の歪特性を常に初期状態のレベル、すなわち
フィードフォワード増幅器における最善の歪特性を保つ
ことが可能となる。
【0031】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、図において、誤差電力抽出回路60の第二線形信号
経路61には、第二可変減衰手段69および第二可変位
相手段70が構成されている。また、67は制御チャネ
ル信号(Vc)と複数のキャリア周波数から成る主信号
(Vs)を含む信号を入力信号として用いる場合、方向
性結合器64によって逆相同振幅で合成されたその合成
出力に含まれる制御チャネル信号(Vc)を検出する第
二レベル検出器(Vc)、68は第二レベル検出器(V
c)67の検出値が最小となるように、電気的に制御可
能な第二可変減衰手段69および第二可変位相手段70
を制御する第二制御回路である。その他の構成は実施の
形態1と同等なのでその重複する説明を省略する。
【0032】次に動作について説明する。この実施の形
態2では、制御チャネル信号(Vc)と複数のキャリア
周波数から成る主信号(Vs)を含む信号を入力信号と
して用いる場合、誤差電力抽出回路60の方向性結合器
64において合成されたその合成出力に含まれる制御チ
ャネル信号(Vc)を第二レベル検出器(Vc)67に
より検出する。さらに、第二制御回路68により、その
第二レベル検出器(Vc)67の検出値が最小となるよ
うに第二可変減衰手段69および第二可変位相手段70
を調整する。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、出力参照経路62と第二線形信号経路61の出力が
方向性結合器64において常に同振幅逆位相で合成する
ことが可能となり、誤差電力抽出回路60における出力
参照経路62と第二線形信号経路61の特性変化による
振幅および位相誤差に拘らず第一レベル検出器(Pe)
66の精度を一定に維持でき、フィードフォワード増幅
器において最善の歪特性を保つことが可能となる。な
お、その他の効果は実施の形態1と同様である。
【0034】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、図において、歪検出回路1の主増幅器信号経路3に
は、第三可変減衰手段9および第三可変位相手段10が
構成されている。また、歪除去回路2の歪注入経路6に
は、方向性結合器57が構成されている。71は制御チ
ャネル信号(Vc)と複数のキャリア周波数から成る主
信号(Vs)を含む信号を入力信号として用いる場合、
方向性結合器57にて一部抽出され、この信号中に含ま
れる制御チャネル信号を検出する第三レベル検出器(V
c)、72はこの第三レベル検出器(Vc)71におけ
る検出値が最小となるように、電気的に制御可能な第三
可変減衰手段9および第三可変位相手段10を制御する
第三制御回路である。その他の構成は実施の形態1と同
等なのでその重複する説明を省略する。
【0035】次に動作について説明する。この実施の形
態3では、制御チャネル信号(Vc)と複数のキャリア
周波数から成る主信号(Vs)を含む信号を入力信号と
して用いる場合、方向性結合器57にて一部抽出され、
この信号中に含まれる制御チャネル信号を第三レベル検
出器(Vc)71により検出する。さらに、第三制御回
路72により、その第三レベル検出器(Vc)71の検
出値が最小となるように第三可変減衰手段9および第三
可変位相手段10を調整する。
【0036】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、主増幅器信号経路3と第一線形信号経路4の出力
は、歪除去回路2の歪注入経路6に常に同振幅逆位相で
合成されて入力することが可能となる。なお、その他の
効果は実施の形態1と同様である。
【0037】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、この実施の形態4の構成は、実施の形態2に示した
第二レベル検出器(Vc)67,第二制御回路68,第
二可変減衰手段69および第二可変位相手段70から成
る構成に、実施の形態3に示した方向性結合器57,第
三レベル検出器(Vc)71,第三制御回路72,第三
可変減衰手段9および第三可変位相手段10から成る構
成を加えたものである。その他の構成は実施の形態1と
同等なのでその重複する説明を省略する。
【0038】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、出力参照経路62と第二線形信号経路61の出力が
方向性結合器64において常に同振幅逆位相で合成する
ことが可能となり、誤差電力抽出回路60における出力
参照経路62と第二線形信号経路61の特性変化による
振幅および位相誤差に拘らず第一レベル検出器(Pe)
66の精度を一定に維持でき、フィードフォワード増幅
器において最善の歪特性を保つことが可能となる。ま
た、主増幅器信号経路3と第一線形信号経路4の出力
は、歪除去回路2の歪注入経路6に常に同振幅逆位相で
合成されて入力することが可能となる。なお、その他の
効果は実施の形態1と同様である。
【0039】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、図において、73は制御チャネル信号(Vc)と複
数のチャネルから成る主信号(Vs)を含むCDMA変
調波信号を入力として用いる場合に設けられるものであ
り、歪注入経路6の方向性結合器57にて一部抽出され
た制御チャネル信号(Vc)に相当するCDMA変調波
信号を復調する第一復調回路である。その他の構成は実
施の形態3と同等なのでその重複する説明を省略する。
【0040】次に動作について説明する。この実施の形
態5では、制御チャネル信号(Vc)と複数のチャネル
から成る主信号(Vs)を含むCDMA変調波信号を入
力として用いる場合に、第一復調回路73で制御チャネ
ル信号(Vc)に相当するCDMA変調波信号を復調し
た後、その復調したCDMA変調波信号を第三レベル検
出器(Vc)71に出力し、第三制御回路72により、
その第三レベル検出器(Vc)71の検出値が最小とな
るように第三可変減衰手段9および第三可変位相手段1
0を調整する。
【0041】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、制御チャネル信号(Vc)に相当するCDMA変調
波信号を利用することにより雑音等の干渉を受けにく
く、且つ制御チャネル信号(Vc)を検出感度高く検出
することができる。なお、その他の効果は実施の形態3
と同様である。
【0042】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、図において、74は制御チャネル信号(Vc)と複
数のチャネルから成る主信号(Vs)を含むCDMA変
調波信号を入力として用いる場合に設けられるものであ
り、誤差電力抽出回路60において方向性結合器64に
よって逆相同振幅で合成された合成出力を復調する第二
復調回路である。その他の構成は実施の形態4に第一復
調回路73を設けた構成と同等なのでその重複する説明
を省略する。
【0043】次に動作について説明する。この実施の形
態6では、制御チャネル信号(Vc)と複数のチャネル
から成る主信号(Vs)を含むCDMA変調波信号を入
力として用いる場合に、誤差電力抽出回路60におい
て、第二復調回路74により制御チャネル信号(Vc)
に相当するCDMA変調波信号を復調した後、その復調
したCDMA変調波信号を第二レベル検出器(Vc)6
7に出力し、第二制御回路68により、その第二レベル
検出器(Vc)67の値が最小となるように第二可変減
衰手段69および第二可変位相手段70を調整する。
【0044】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、制御チャネル信号(Vc)に相当するCDMA変調
波信号を利用することにより雑音等の干渉を受けにく
く、且つ制御チャネル信号(Vc)を検出感度高く検出
することができる。なお、その他の効果は実施の形態4
と同様である。
【0045】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、図において、75は制御チャネル信号(Vc)と複
数のチャネルから成る主信号(Vs)を含むCDMA変
調波信号を入力として用いる場合に設けられるものであ
り、方向性結合器64によって合成されたその合成出力
に含まれるCDMA変調波信号を選択するか、または、
方向性結合器57によって一部抽出され、この信号中に
含まれるCDMA変調波信号を選択するか、時間的に切
り換える切換回路である。76は切換回路75により選
択された制御チャネル信号(Vc)に相当するCDMA
変調波信号を復調する第四復調回路、77はその第四復
調回路76により復調されたCDMA変調波信号を検出
する第四レベル検出器(Vc)である。78は切換回路
75により方向性結合器64側のCDMA変調波信号を
選択した場合に、第四レベル検出器(Vc)77の値が
最小となるように第二可変減衰手段69および第二可変
位相手段70を調整し、また、切換回路75により方向
性結合器57側のCDMA変調波信号を選択した場合
に、第四レベル検出器(Vc)77の値が最小となるよ
うに第三可変減衰手段9および第三可変位相手段10を
調整する第四制御回路である。その他の構成は実施の形
態5および実施の形態6と同等なのでその重複する説明
を省略する。
【0046】次に動作について説明する。この実施の形
態7では、方向性結合器57および64からの出力を切
換回路75を通して、第四復調回路76で制御チャネル
信号(Vc)に相当するCDMA変調波信号を復調した
後、その復調したCDMA変調波信号を第四レベル検出
器(Vc)77により検出し、第四制御回路78によ
り、切換回路75において、方向性結合器64からの出
力を第四復調回路76に接続しているときには、第四レ
ベル検出器(Vc)77の値が最小となるように第二可
変減衰手段69および第二可変位相手段70を調整す
る。また、切換回路75において、方向性結合器57か
らの出力を第四復調回路76に接続しているときには、
第四レベル検出器(Vc)77の値が最小となるように
第三可変減衰手段9および第三可変位相手段10を調整
する。
【0047】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、主増幅器信号経路3と第一線形信号経路4の出力
は、歪除去回路2の歪注入経路6に常に同振幅逆位相で
合成されて入力することが可能となる。また、出力参照
経路62と第二線形信号経路61の出力が方向性結合器
64において常に同振幅逆位相で合成することが可能と
なる。また、誤差電力抽出回路60における出力参照経
路62と第二線形信号経路61の特性変化による振幅お
よび位相誤差に拘らず第一レベル検出器(Pe)66の
精度を一定に維持でき、フィードフォワード増幅器にお
いて最善の歪特性を保つことが可能となる。さらに、切
換回路75を利用することで、実施の形態6では重複し
ていた第一復調回路73および第二復調回路74を第四
復調回路76、第二レベル検出器(Vc)67および第
三レベル検出器71を第四レベル検出器(Vc)77
に、第二制御回路68および第三制御回路72を第四制
御回路78にまとめることが可能となり、装置の小型化
が実現できる。なお、その他の効果は実施の形態1と同
様である。
【0048】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、図において、第一線形信号経路4には第四可変減衰
手段80および第四可変位相手段81が構成されてい
る。82は制御チャネル信号(Vc)と複数のキャリア
周波数から成る主信号を含む信号を入力として用いる場
合、方向性結合器57にて一部抽出され、この信号中に
含まれる制御チャネル信号を検出する第五レベル検出器
(Pt)、83はその第五レベル検出器(Pt)82の
検出値が最小となるように、電気的に制御可能な第四可
変減衰手段80および第四可変位相手段81を制御する
第五制御回路である。また、84は歪除去回路2と出力
端子24との間に設けられた方向性結合器、85はその
方向性結合器84からフィードフォワード増幅器の出力
電力(Pout)を検出する第六レベル検出器(Pou
t)、86はその第六レベル検出器(Pout)85の
検出値が一定となるように歪検出回路1の主増幅器信号
経路3に設けられた第三可変減衰手段9を調整する第六
制御回路である。その他の構成は実施の形態2と同等な
のでその重複する説明を省略する。
【0049】次に動作について説明する。この実施の形
態8では、制御チャネル信号(Vc)と複数のキャリア
周波数からなる主信号を含む信号を入力として用いる場
合、方向性結合器57にて一部抽出され、この信号中に
含まれる制御チャネル信号を第五レベル検出器(Pt)
82により検出する。また、第五制御回路83により、
その第五レベル検出器(Pt)82の検出値が最小とな
るように第四可変減衰手段80および第四可変位相手段
81を調整する。さらに、出力端子24の直前の方向性
結合器84からフィードフォワード増幅器の出力電力
(Pout)を第六レベル検出器(Pout)85によ
り検出し、第六制御回路86により、その第六レベル検
出器(Pout)85の検出値が一定となるように歪検
出回路1の主増幅器信号経路3に挿入された第三可変減
衰手段9を調整する。
【0050】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、主増幅器信号経路3と線形信号経路4の出力は、歪
除去回路2の歪注入経路6に常に同振幅逆位相で合成さ
れて入力することが可能となる。また、第六レベル検出
器(Pout)85の検出値を一定にすることにより、
フィードフォワード増幅器の出力電力を常に一定に保つ
ことが可能となる。なお、その他の効果は実施の形態2
と同様である。
【O051】実施の形態9.図9はこの発明の実施の形
態9によるフィードフォワード増幅器を示す構成図であ
り、この実施の形態9の構成は、実施の形態8の構成に
実施の形態6で示した第二復調回路74を加えたもので
ある。
【0052】次に動作について説明する。この実施の形
態9では、制御チャネル信号(Vc)と複数のチャネル
から成る主信号(Vs)を含むCDMA変調波信号を入
力として用いる場合に、誤差電力抽出回路60におい
て、第二復調回路74により制御チャネル信号(Vc)
に相当するCDMA変調波信号を復調した後、その復調
したCDMA変調波信号を第二レベル検出器(Vc)6
7に出力し、第二制御回路68により、その第二レベル
検出器(Vc)67の値が最小となるように第二可変減
衰手段69および第二可変位相手段70を調整する。
【0053】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、制御チャネル信号(Vc)に相当するCDMA変調
波信号を利用することにより雑音等の干渉を受けにく
く、且つ制御チャネル信号(Vc)を検出感度高く検出
することができる。なお、その他の効果は実施の形態8
と同様である。
【0054】実施の形態10.図10はこの発明の実施
の形態10によるフィードフォワード増幅器を示す構成
図であり、図において、90は歪検出回路1の主増幅器
信号経路3に設けられ、主増幅器11の歪特性を補償す
る第一リニアライザである。その他の構成は実施の形態
1と同等なのでその重複する説明を省略する。
【0055】次に動作について説明する。この実施の形
態10では、歪検出回路1において、主増幅器信号経路
3の信号は第一リニアライザ90を通過した後、主増幅
器11により増幅される。このとき、第一リニアライザ
90では主増幅器11の振幅、位相特性と逆の特性を有
しているため、主増幅器11の歪特性を第一リニアライ
ザ90により補償することができる。
【0056】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、主増幅器11の歪特性を第一リニアライザ90によ
り補償することができ、これにより、フィードフォワー
ド増幅器の歪特性を改善することが可能となる。なお、
その他の効果は実施の形態1と同様である。
【0057】実施の形態11.図11はこの発明の実施
の形態11によるフィードフォワード増幅器を示す構成
図であり、図において、91は歪除去回路2の歪注入経
路6に設けられ、補助増幅器22の歪特性を補償する第
二リニアライザである。その他の構成は実施の形態10
と同等なのでその重複する説明を省略する。
【0058】次に動作について説明する。この実施の形
態11では、歪除去回路2において、歪注入経路6の信
号は第二リニアライザ91を通過した後、補助増幅器2
2により増幅される。このとき、第二リニアライザ91
では補助増幅器22の振幅、位相特性と逆の特性を有し
ているため、補助増幅器22の歪特性を第二リニアライ
ザ91により補償することができる。
【0059】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、補助増幅器22の歪特性を第二リニアライザ91に
より補償することができ、これにより、フィードフォワ
ード増幅器の歪特性を改善することが可能となる。な
お、その他の効果は実施の形態2と同様である。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、パイ
ロット信号を使用していないため、パイロット信号を発
生する信号源を省略でき、これにより装置を小型化でき
る。また、温度変化および電源電圧変化等による補助増
幅器の特性変化に対して、フィードフォワード増幅器の
歪特性を常に初期状態のレベル、すなわちフィードフォ
ワード増幅器における最善の歪特性を保つことができる
効果がある。
【0061】また、この発明によれば、歪除去回路から
の出力信号と第二線形信号経路の出力が誤差電力抽出回
路において常に同振幅逆位相で合成することが可能とな
り、誤差電力抽出回路における第二線形信号経路の特性
変化による振幅および位相誤差に拘らず第一レベル検出
器の精度を一定に維持でき、フィードフォワード増幅器
において最善の歪特性を保つことができる効果がある。
【0062】また、この発明によれば、主増幅器信号経
路と第一線形信号経路の出力を、歪除去回路の歪注入経
路に常に同振幅逆位相で合成されて入力することができ
る効果がある。
【0063】また、この発明によれば、歪除去回路から
の出力信号と第二線形信号経路の出力が誤差電力抽出回
路において常に同振幅逆位相で合成することが可能とな
り、誤差電力抽出回路における第二線形信号経路の特性
変化による振幅および位相誤差に拘らず第一レベル検出
器の精度を一定に維持でき、フィードフォワード増幅器
において最善の歪特性を保つことができる効果がある。
また、主増幅器信号経路と第一線形信号経路の出力を、
歪除去回路の歪注入経路に常に同振幅逆位相で合成され
て入力することができる効果がある。
【0064】また、この発明によれば、制御チャネル信
号に相当するCDMA変調波信号を利用することにより
雑音等の干渉を受けにくく、且つ制御チャネル信号の検
出感度を高くすることができる効果がある。
【0065】また、この発明によれば、制御チャネル信
号に相当するCDMA変調波信号を利用することにより
雑音等の干渉を受けにくく、且つ制御チャネル信号の検
出感度を高くすることができる効果がある。
【0066】また、この発明によれば、歪除去回路から
の出力信号と第二線形信号経路の出力が誤差電力抽出回
路において常に同振幅逆位相で合成することが可能とな
り、誤差電力抽出回路における第二線形信号経路の特性
変化による振幅および位相誤差に拘らず第一レベル検出
器の精度を一定に維持でき、フィードフォワード増幅器
において最善の歪特性を保つことができる効果がある。
また、主増幅器信号経路と第一線形信号経路の出力を、
歪除去回路の歪注入経路に常に同振幅逆位相で合成され
て入力することができる効果がある。さらに、切換回路
を利用することで、重複していた第一復調回路および第
二復調回路を第四復調回路にまとめ、第二レベル検出器
および第三レベル検出器を第四レベル検出器にまとめ、
第二制御回路および第三制御回路を第四制御回路にまと
めることが可能となり、装置の小型化が実現できる効果
がある。
【0067】また、この発明によれば、歪除去回路から
の出力信号と第二線形信号経路の出力が誤差電力抽出回
路において常に同振幅逆位相で合成することができる効
果がある。また、第六レベル検出器の検出値を一定にす
るこよにより、フィードフォワード増幅器の出力電力を
常に一定に保つことができる効果がある。
【0068】また、この発明によれば、制御チャネル信
号に相当するCDMA変調波信号を利用することにより
雑音等の干渉を受けにくく、且つ制御チャネル信号の検
出感度を高くすることができる効果がある。
【0069】また、この発明によれば、主増幅器の歪特
性を第一リニアライザにより補償することができ、これ
により、フィードフォワード増幅器の歪特性を改善する
ことができる効果がある。
【0070】また、この発明によれば、補助増幅器の歪
特性を第二リニアライザにより補償することができ、こ
れにより、フィードフォワード増幅器の歪特性を改善す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態8によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態9によるフィードフォ
ワード増幅器を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態10によるフィード
フォワード増幅器を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態11によるフィード
フォワード増幅器を示す構成図である
【図12】 第一の従来例のフィードフォワード増幅器
の基本構成を示す構成図である。
【図13】 第二の従来例のフィードフォワード増幅器
の基本構成を示す構成図である。
【図14】 第三の従来例のフィードフォワード増幅器
の基本構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 歪検出回路、2 歪除去回路、3 主増幅器信号経
路、4 第一線形信号経路、5 主増幅器出力経路、6
歪注入経路、9 第三可変減衰手段、10第三可変位
相手段、11 主増幅器、14 第二遅延回路、17
第一遅延回路、20 第一可変減衰手段、21 第一可
変位相手段、22 補助増幅器、60誤差電力抽出回
路、61 第二線形信号経路、65 第一制御回路、6
6 第一レベル検出器、67 第二レベル検出器、68
第二制御回路、69 第二可変減衰手段、70 第二
可変位相手段、71 第三レベル検出器、72 第三制
御回路、73 第一復調回路、74 第二復調回路、7
5 切換回路、76 第四復調回路、77 第四レベル
検出器、78 第四制御回路、80 第四可変減衰手
段、81 第四可変位相手段、82 第五レベル検出
器、83 第五制御回路、85 第六レベル検出器、8
6 第六制御回路、90 第一リニアライザ、91 第
二リニアライザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 直 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 千田 晴康 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−336153(JP,A) 特開 平8−321725(JP,A) 特開 平5−235790(JP,A) 特開 平6−85548(JP,A) 特開 平1−200807(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/32

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主増幅器を有する主増幅器信号経路、お
    よび第一遅延回路を有する第一線形信号経路から成り、
    その主増幅器の非線形歪成分を検出する歪検出回路と、
    第二遅延回路を有する主増幅器出力経路、および第一可
    変減衰手段,第一可変位相手段,補助増幅器を有する歪
    注入経路から成り、上記歪検出回路により検出された非
    線形歪成分をその補助増幅器により増幅し上記主増幅器
    の出力に再び注入することによりその主増幅器から発生
    した非線形歪成分を相殺する歪除去回路と、その歪除去
    回路からの出力信号と上記歪検出回路の上記第一線形信
    号経路からの信号とを逆相で合成することにより、その
    歪除去回路の変動により発生する出力誤差電力を抽出す
    る誤差電力抽出回路と、その誤差電力抽出回路により抽
    出された出力誤差電力を検出する第一レベル検出器と、
    その第一レベル検出器によって検出される出力誤差電力
    が最小となるように上記歪除去回路に挿入された第一可
    変減衰手段および第一可変位相手段を制御する第一制御
    回路とを備えたフィードフォワード増幅器。
  2. 【請求項2】 第一線形信号経路に接続され、第二可変
    減衰手段および第二可変位相手段を有する第二線形信号
    経路から成り、制御チャネル信号と複数のキャリア周波
    数から成る主信号を含む信号を入力信号として用いる場
    合にその制御チャネル信号を抽出する誤差電力抽出回路
    と、その誤差電力抽出回路により抽出された制御チャネ
    ル信号を検出する第二レベル検出器と、その第二レベル
    検出器によって検出される制御チャネル信号が最小とな
    るようにその誤差電力抽出回路に挿入された第二可変減
    衰手段および第二可変位相手段を制御する第二制御回路
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のフィードフ
    ォワード増幅器。
  3. 【請求項3】 主増幅器,第三可変減衰手段,第三可変
    位相手段を有する主増幅器信号経路から成る歪検出回路
    と、制御チャネル信号と複数のキャリア周波数から成る
    主信号を含む信号を入力信号として用いる場合にその制
    御チャネル信号を歪注入経路から検出する第三レベル検
    出器と、その第三レベル検出器により検出される制御チ
    ャネル信号が最小となるように上記歪検出回路に挿入さ
    れた第三可変減衰手段および第三可変位相手段を制御す
    る第三制御回路とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載のフィードフォワード増幅器。
  4. 【請求項4】 第一線形信号経路に接続され、第二可変
    減衰手段および第二可変位相手段を有する第二線形信号
    経路から成り、制御チャネル信号を抽出する誤差電力抽
    出回路と、その誤差電力抽出回路により抽出された制御
    チャネル信号を検出する第二レベル検出器と、その第二
    レベル検出器によって検出される制御チャネル信号が最
    小となるようにその誤差電力抽出回路に挿入された第二
    可変減衰手段および第二可変位相手段を制御する第二制
    御回路とを備えたことを特徴とする請求項3記載のフィ
    ードフォワード増幅器。
  5. 【請求項5】 制御チャネル信号と複数のチャネルから
    成る主信号を含むCDMA変調波信号を入力信号として
    用いる場合にその制御チャネル信号に相当するCDMA
    変調波信号を歪注入経路から抽出して復調し第三レベル
    検出器に出力する第一復調回路を備えたことを特徴とす
    る請求項3記載のフィードフォワード増幅器。
  6. 【請求項6】 制御チャネル信号と複数のチャネルから
    成る主信号を含むCDMA変調波信号を入力信号として
    用いる場合にその制御チャネル信号に相当するCDMA
    変調波信号を抽出する誤差電力抽出回路と、その誤差電
    力抽出回路により抽出されたCDMA変調波信号を復調
    し第二レベル検出器に出力する第二復調回路とを備えた
    ことを特徴とする請求項4記載のフィードフォワード増
    幅器。
  7. 【請求項7】 主増幅器,第三可変減衰手段,第三可変
    位相手段を有する主増幅器信号経路から成る歪検出回路
    と、第一線形信号経路に接続され、第二可変減衰手段お
    よび第二可変位相手段を有する第二線形信号経路から成
    る誤差電力抽出回路と、制御チャネル信号と複数のチャ
    ネルから成る主信号を含むCDMA変調波信号を入力信
    号として用いる場合にその制御チャネル信号に相当する
    CDMA変調波信号を歪注入経路または誤差電力抽出回
    路から選択して抽出する切換回路と、その切換回路によ
    り選択されたCDMA変調波信号を復調する第四復調回
    路と、その第四復調回路により復調されたCDMA変調
    波信号を検出する第四レベル検出器と、上記切換回路が
    上記誤差抽出検出回路からのCDMA変調波信号を選択
    した場合に上記第四レベル検出器によって検出されるC
    DMA変調波信号が最小となるようにその誤差電力抽出
    回路に挿入された第二可変減衰手段および第二可変位相
    手段を制御し、その切換回路が上記歪注入経路からのC
    DMA変調波信号を選択した場合に上記第四レベル検出
    器によって検出されるCDMA変調波信号が最小となる
    ように上記歪検出回路に挿入された第三可変減衰手段お
    よび第三可変位相手段を制御する第四制御回路とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のフィードフォワード
    増幅器。
  8. 【請求項8】 主増幅器,第三可変減衰手段を有する主
    増幅器信号経路、および第四可変減衰手段,第四可変位
    相手段,第一遅延回路を有する第一線形信号経路から成
    る歪検出回路と、制御チャネル信号と複数のキャリア周
    波数から成る主信号を含む信号を入力信号として用いる
    場合にその制御チャネル信号を歪注入経路から検出する
    第五レベル検出器と、その第五レベル検出器により検出
    される制御チャネル信号が最小となるように上記歪検出
    回路に挿入された第四可変減衰手段および第四可変位相
    手段を制御する第五制御回路と、歪除去回路の出力信号
    を検出する第六レベル検出器と、その第六レベル検出器
    により検出される出力信号が一定となるように上記歪検
    出回路に挿入された第三可変減衰手段を制御する第六制
    御回路とを備えたことを特徴とする請求項2記載のフィ
    ードフォワード増幅器。
  9. 【請求項9】 制御チャネル信号と複数のチャネルから
    成る主信号を含むCDMA変調波信号を入力信号として
    用いる場合にその制御チャネル信号に相当するCDMA
    変調波信号を抽出する誤差電力抽出回路と、その誤差電
    力抽出回路により抽出されたCDMA変調波信号を復調
    し第二レベル検出器に出力する第二復調回路とを備えた
    ことを特徴とする請求項8記載のフィードフォワード増
    幅器。
  10. 【請求項10】 歪検出回路の主増幅器信号経路に主増
    幅器の歪特性を補償する第一リニアライザを備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1
    項記載のフィードフォワード増幅器。
  11. 【請求項11】 歪除去回路の歪注入経路に補助増幅器
    の歪特性を補償する第二リニアライザを備えたことを特
    徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項
    記載のフィードフォワード増幅器。
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