JP3352582B2 - 電話番号ディレクトリを番号割り当てモジュールと関連づける方法 - Google Patents
電話番号ディレクトリを番号割り当てモジュールと関連づける方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の電話機能を
個々の番号割り当てモジュール(Number Assignment Mo
dule:以下「NAM」と略記)と関連づける方法に係
り、より詳細に言えば、セルラ電話機のような移動式通
信装置(以下「セルラ電話機」と総称)のユーザが、選
択された電子式電話帳(以下「電話帳」と略記)を、特
定の通信業者によって当該セルラ電話機に割り当てられ
た電話番号と自動的に関連づけることを可能にする方法
に係る。本発明の方法によれば、ユーザは、活動中のN
AMとは無関係に、任意の電話帳を必要に応じて容易に
参照することができる。
個々の番号割り当てモジュール(Number Assignment Mo
dule:以下「NAM」と略記)と関連づける方法に係
り、より詳細に言えば、セルラ電話機のような移動式通
信装置(以下「セルラ電話機」と総称)のユーザが、選
択された電子式電話帳(以下「電話帳」と略記)を、特
定の通信業者によって当該セルラ電話機に割り当てられ
た電話番号と自動的に関連づけることを可能にする方法
に係る。本発明の方法によれば、ユーザは、活動中のN
AMとは無関係に、任意の電話帳を必要に応じて容易に
参照することができる。
【0002】
【従来の技術】多くのセルラ電話システムでは、ユーザ
は、同じ又は異なった通信業者からの複数の電話番号を
単一の電話機に登録し、NAM内にこれらの電話番号を
格納することができる。また、これらのセルラ電話シス
テムでは、ユーザは、電話帳を作成することができる
し、1組の短縮ダイヤル番号を設定することもできる。
NAMに格納されている実際の電話番号は、通信業者が
この特定のセルラ電話機を識別するためのものであると
同時に、他のセルラ電話機(又は通常の有線式電話機)
がこの特定のセルラ電話機をアクセスできるようにする
ためのものである。単一のセルラ電話機に対して、NA
M内に格納された複数の電話番号を持たせると、ユーザ
は異なった電話番号を活動化することができる。この機
能は、多くの理由によって有用である。例えば、ユーザ
は、複数の電話番号を有し且つこれらの電話番号に対応
する別個の料金請求口座を有することができるので、1
つの電話番号を個人の通話用とし、他の電話番号をビジ
ネスの通話用として使用することができる。また、1台
のセルラ電話機に複数の電話番号を割り当てると、ユー
ザは、例えばフロリダ州、ニューヨーク州、カリフォル
ニア州などの異なった地域へ旅行した時には、その地域
の通信業者に切り換えることによって、その地域内の低
い電話料金を享受することができる。
は、同じ又は異なった通信業者からの複数の電話番号を
単一の電話機に登録し、NAM内にこれらの電話番号を
格納することができる。また、これらのセルラ電話シス
テムでは、ユーザは、電話帳を作成することができる
し、1組の短縮ダイヤル番号を設定することもできる。
NAMに格納されている実際の電話番号は、通信業者が
この特定のセルラ電話機を識別するためのものであると
同時に、他のセルラ電話機(又は通常の有線式電話機)
がこの特定のセルラ電話機をアクセスできるようにする
ためのものである。単一のセルラ電話機に対して、NA
M内に格納された複数の電話番号を持たせると、ユーザ
は異なった電話番号を活動化することができる。この機
能は、多くの理由によって有用である。例えば、ユーザ
は、複数の電話番号を有し且つこれらの電話番号に対応
する別個の料金請求口座を有することができるので、1
つの電話番号を個人の通話用とし、他の電話番号をビジ
ネスの通話用として使用することができる。また、1台
のセルラ電話機に複数の電話番号を割り当てると、ユー
ザは、例えばフロリダ州、ニューヨーク州、カリフォル
ニア州などの異なった地域へ旅行した時には、その地域
の通信業者に切り換えることによって、その地域内の低
い電話料金を享受することができる。
【0003】セルラ電話機を識別するために通信業者に
よって割り当てられた1つ以上の電話番号は、通常、N
AMと呼ばれるモジュール内に格納されている。NAM
は、セルラ電話機内に物理的に設けられたメモリ手段で
あって、当該セルラ電話機に専用の1組の電話番号を識
別する。NAMは、複数の電話番号を格納できるRA
M、ROM又はPROM型のメモリ・バンクであってよ
い。セルラ電話機は、或る時点では割り当てられた1つ
の電話番号の下でしか動作しないが、その通話が終了す
れば、割り当てられた他の電話番号に切り換えることが
できる。NAMを構成するには、指定されたキー・スト
ロークを使用するか、又は特定のNAMを活動化するた
めに「AT」コマンドを発行するようなアプリケーショ
ン・プログラムを使用すればよい。「AT」コマンド
は、モデムと通信するための標準的な手段である。AT
コマンドは、多くのアプリケーションのためにも使用さ
れている。この実現形態では、特定のATコマンドは、
特定のNAMを「活動的」にするためのスイッチとして
動作する。
よって割り当てられた1つ以上の電話番号は、通常、N
AMと呼ばれるモジュール内に格納されている。NAM
は、セルラ電話機内に物理的に設けられたメモリ手段で
あって、当該セルラ電話機に専用の1組の電話番号を識
別する。NAMは、複数の電話番号を格納できるRA
M、ROM又はPROM型のメモリ・バンクであってよ
い。セルラ電話機は、或る時点では割り当てられた1つ
の電話番号の下でしか動作しないが、その通話が終了す
れば、割り当てられた他の電話番号に切り換えることが
できる。NAMを構成するには、指定されたキー・スト
ロークを使用するか、又は特定のNAMを活動化するた
めに「AT」コマンドを発行するようなアプリケーショ
ン・プログラムを使用すればよい。「AT」コマンド
は、モデムと通信するための標準的な手段である。AT
コマンドは、多くのアプリケーションのためにも使用さ
れている。この実現形態では、特定のATコマンドは、
特定のNAMを「活動的」にするためのスイッチとして
動作する。
【0004】セルラ電話機内のマイクロプロセッサは、
割り当てられた電話番号を個々のNAMロケーション中
にプログラムする。最近のセルラ電話機は、通信業者に
よって割り当てられた複数の電話番号を格納するため
の、複数のNAMの選択番号によってプログラムされて
いるのが普通である。例えば、IBM社のCDPDモー
ビル通信モジュールに含まれているセルラ電話機は4つ
のNAMを有し、これらのNAMは4つまでの割り当て
られた電話番号を格納する。また、最近の多くのセルラ
電話機内のマイクロプロセッサは、ビジネス用及び個人
用の電話番号を格納するための電話帳を備えている。こ
のような電話帳を備えると、ユーザは、ダイヤル番号を
容易に参照できるし、短縮ダイヤル動作を行うことがで
きる。更に、最新型のセルラ電話機は、コンピュータと
の互換性を有するように設計されている。このような最
新型のセルラ電話機は、携帯用コンピュータ(以下「コ
ンピュータ」と略記)と電気的に接続するアダプタを有
しているので、かかるコンピュータ自身のマイクロプロ
セッサ及び電話帳を活用することができる。IBM社の
CDPDモービル通信モジュールは、コンピュータに適
合する電話機の1例である。この装置は、コンピュータ
に接続されるのではなく、モデムに接続される通常のセ
ルラ電話機とは異なっている。コンピュータに接続され
たセルラ電話機は、セルラ電話システムのネットワーク
を通してデータを転送するための、コンピュータ用の手
段を提供する。現在のところ、IBM社のCDPDモー
ビル通信モジュールだけが、この目的のために、コンピ
ュータを使用する。これらのセルラ電話機用の複数のN
AMは、対応するコンピュータ・ソフトウェアによって
定義される。セルラ電話機がそれ自身のマイクロプロセ
ッサを有しているか、又はこのセルラ電話機がコンピュ
ータにより動作されるか否かに拘わらず、多くのセルラ
電話機は、割り当てられた複数の電話番号を格納する能
力を有している。しかし、これらのセルラ電話機は、全
てのNAMに対して活動的な1つの電話帳だけに制限さ
れていた。その結果、ユーザが他のNAMに切り換える
時、短縮ダイヤル・ディレクトリ及び電話帳は、静的の
ままに留まっていた。
割り当てられた電話番号を個々のNAMロケーション中
にプログラムする。最近のセルラ電話機は、通信業者に
よって割り当てられた複数の電話番号を格納するため
の、複数のNAMの選択番号によってプログラムされて
いるのが普通である。例えば、IBM社のCDPDモー
ビル通信モジュールに含まれているセルラ電話機は4つ
のNAMを有し、これらのNAMは4つまでの割り当て
られた電話番号を格納する。また、最近の多くのセルラ
電話機内のマイクロプロセッサは、ビジネス用及び個人
用の電話番号を格納するための電話帳を備えている。こ
のような電話帳を備えると、ユーザは、ダイヤル番号を
容易に参照できるし、短縮ダイヤル動作を行うことがで
きる。更に、最新型のセルラ電話機は、コンピュータと
の互換性を有するように設計されている。このような最
新型のセルラ電話機は、携帯用コンピュータ(以下「コ
ンピュータ」と略記)と電気的に接続するアダプタを有
しているので、かかるコンピュータ自身のマイクロプロ
セッサ及び電話帳を活用することができる。IBM社の
CDPDモービル通信モジュールは、コンピュータに適
合する電話機の1例である。この装置は、コンピュータ
に接続されるのではなく、モデムに接続される通常のセ
ルラ電話機とは異なっている。コンピュータに接続され
たセルラ電話機は、セルラ電話システムのネットワーク
を通してデータを転送するための、コンピュータ用の手
段を提供する。現在のところ、IBM社のCDPDモー
ビル通信モジュールだけが、この目的のために、コンピ
ュータを使用する。これらのセルラ電話機用の複数のN
AMは、対応するコンピュータ・ソフトウェアによって
定義される。セルラ電話機がそれ自身のマイクロプロセ
ッサを有しているか、又はこのセルラ電話機がコンピュ
ータにより動作されるか否かに拘わらず、多くのセルラ
電話機は、割り当てられた複数の電話番号を格納する能
力を有している。しかし、これらのセルラ電話機は、全
てのNAMに対して活動的な1つの電話帳だけに制限さ
れていた。その結果、ユーザが他のNAMに切り換える
時、短縮ダイヤル・ディレクトリ及び電話帳は、静的の
ままに留まっていた。
【0005】従って、通常の電話帳及び短縮ダイヤルで
は、電話番号は、特定のNAMだけに関して構成される
に過ぎない。従って、ユーザがデフォルトNAMから補
助NAMに切り換えた時、短縮ダイヤル及び電話帳の機
能は、静的のままに留まり、その切り換えられたNAM
に対しては役に立たないか、又は不正確なものになるこ
とがある。個々のNAMが活動化された時、複数の電話
帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリをこれらのN
AMと関連づけるための方法又は装置が全く存在しない
ので、当該技術分野では、ユーザが、複数の電話帳及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを設定することを可
能にするとともに、これらの機能を選択された任意のN
AMと自動的に関連づけることを可能にするための方法
が要請されている。このような特徴は、異なった地域に
散在する複数の顧客を有するビジネス・ユーザや、選択
された地域の間で頻繁に旅行する人達にとって特に有用
である。
は、電話番号は、特定のNAMだけに関して構成される
に過ぎない。従って、ユーザがデフォルトNAMから補
助NAMに切り換えた時、短縮ダイヤル及び電話帳の機
能は、静的のままに留まり、その切り換えられたNAM
に対しては役に立たないか、又は不正確なものになるこ
とがある。個々のNAMが活動化された時、複数の電話
帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリをこれらのN
AMと関連づけるための方法又は装置が全く存在しない
ので、当該技術分野では、ユーザが、複数の電話帳及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを設定することを可
能にするとともに、これらの機能を選択された任意のN
AMと自動的に関連づけることを可能にするための方法
が要請されている。このような特徴は、異なった地域に
散在する複数の顧客を有するビジネス・ユーザや、選択
された地域の間で頻繁に旅行する人達にとって特に有用
である。
【0006】これまで、複数の電話帳を任意所望のNA
Mと選択的に関連づけるという構想は、考えられたこと
がなかった。というのは、コンピュータとの互換性を有
し且つマイクロプロセッサを備えるセルラ電話機は、複
数の電話帳及び複数のNAMを組み入れることを可能に
するソフトウェアを搭載していなかったからである。従
って、複数の電話帳を複数のNAMと選択的に関連づけ
るというプロセスは、容易に発明することができるもの
ではない。後述するように、複数のNAMを走査し、電
話帳及び短縮ダイヤル情報にアクセスする幾つかのセル
ラ電話機が従来から存在する。しかし、これらのセルラ
電話機は、本発明によって示唆された問題を解決するも
のではない。複数の電話帳を複数のNAMと関連づける
という構想は、従来技術によって示唆されていない。更
に、従来のシステムは、ソフトウェア駆動型のものでは
ないから、電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクト
リを、必要に応じて、選択されたNAMと自由に関連づ
ける能力を有していない。
Mと選択的に関連づけるという構想は、考えられたこと
がなかった。というのは、コンピュータとの互換性を有
し且つマイクロプロセッサを備えるセルラ電話機は、複
数の電話帳及び複数のNAMを組み入れることを可能に
するソフトウェアを搭載していなかったからである。従
って、複数の電話帳を複数のNAMと選択的に関連づけ
るというプロセスは、容易に発明することができるもの
ではない。後述するように、複数のNAMを走査し、電
話帳及び短縮ダイヤル情報にアクセスする幾つかのセル
ラ電話機が従来から存在する。しかし、これらのセルラ
電話機は、本発明によって示唆された問題を解決するも
のではない。複数の電話帳を複数のNAMと関連づける
という構想は、従来技術によって示唆されていない。更
に、従来のシステムは、ソフトウェア駆動型のものでは
ないから、電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクト
リを、必要に応じて、選択されたNAMと自由に関連づ
ける能力を有していない。
【0007】例えば、米国特許第5259018号は、
着脱可能に装着されるハンドセットを有し、このハンド
セットを識別する電話番号を格納するためのNAMを含
む、無線式電話システムを開示している。この米国特許
は、単一のNAMを含むハンドセットに向けられている
に過ぎず、交換可能な複数の電話帳に対して、個々に関
連づけることのできる複数のNAMを有するセルラ電話
機には向けられていない。米国特許第4742560号
は、トラッキング交換機能及び格納済みの秘密番号を有
する、セルラ電話システム内の移動式無線ユニットを開
示している。この米国特許は、1つの電話帳を、複数の
NAMから選択された1つのNAMと交換可能に関連づ
ける技術を開示していない。米国特許第5020091
号は、通話するのに最も経済的な地域の電話番号を検出
するために、電話システム内に設けられた複数のNAM
を走査するためのプロセスを開示している。このプロセ
スは、複数の電話番号を、対応する複数のシステム識別
コードとともに複数のNAM内に格納し、通信チャネル
の全体を走査する時に、これらのシステム識別コード
を、メモリ内のコードと比較する。この比較の一致が検
出された時に、無線電話機は、必要に応じて新しい電話
番号を選択するように、ユーザに指示メッセージを提供
する。しかし、この米国特許は、選択された電話帳及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを、NAMの選択メ
ニューから選択された1つの対応するNAMと関連づけ
る技術を開示していない。米国特許第5247572号
は、電話機内に情報を格納する動作を制御する装置を開
示している。この装置に含まれている制御信号ジェネレ
ータは、ダイヤル・メモリを有する電話機の制御ユニッ
トに制御信号を供給することにより、電話帳又は短縮ダ
イヤル番号の情報が不注意により消去されるのを防止す
る。本発明とは対照的に、この米国特許は、電話帳を、
選択されたNAMと関連づける技術に向けられていな
い。最後に、米国特許第5303288号は、電話機の
ユーザに電話帳及び短縮ダイヤル・データを提供するた
めの、複数モードのセルラ制御装置及び方法を開示して
いる。この米国特許は、各電話番号に関連する短縮ダイ
ヤル・コード又は英字名の何れかによって、格納済みの
電話番号にアクセスするための選択可能なモードを提供
している。しかし、この米国特許は、複数の電話帳又は
複数組の短縮ダイヤル番号を、提供されたNAMのグル
ープからの個々のNAMと関連づけるための自動化され
た方法を開示していない。
着脱可能に装着されるハンドセットを有し、このハンド
セットを識別する電話番号を格納するためのNAMを含
む、無線式電話システムを開示している。この米国特許
は、単一のNAMを含むハンドセットに向けられている
に過ぎず、交換可能な複数の電話帳に対して、個々に関
連づけることのできる複数のNAMを有するセルラ電話
機には向けられていない。米国特許第4742560号
は、トラッキング交換機能及び格納済みの秘密番号を有
する、セルラ電話システム内の移動式無線ユニットを開
示している。この米国特許は、1つの電話帳を、複数の
NAMから選択された1つのNAMと交換可能に関連づ
ける技術を開示していない。米国特許第5020091
号は、通話するのに最も経済的な地域の電話番号を検出
するために、電話システム内に設けられた複数のNAM
を走査するためのプロセスを開示している。このプロセ
スは、複数の電話番号を、対応する複数のシステム識別
コードとともに複数のNAM内に格納し、通信チャネル
の全体を走査する時に、これらのシステム識別コード
を、メモリ内のコードと比較する。この比較の一致が検
出された時に、無線電話機は、必要に応じて新しい電話
番号を選択するように、ユーザに指示メッセージを提供
する。しかし、この米国特許は、選択された電話帳及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを、NAMの選択メ
ニューから選択された1つの対応するNAMと関連づけ
る技術を開示していない。米国特許第5247572号
は、電話機内に情報を格納する動作を制御する装置を開
示している。この装置に含まれている制御信号ジェネレ
ータは、ダイヤル・メモリを有する電話機の制御ユニッ
トに制御信号を供給することにより、電話帳又は短縮ダ
イヤル番号の情報が不注意により消去されるのを防止す
る。本発明とは対照的に、この米国特許は、電話帳を、
選択されたNAMと関連づける技術に向けられていな
い。最後に、米国特許第5303288号は、電話機の
ユーザに電話帳及び短縮ダイヤル・データを提供するた
めの、複数モードのセルラ制御装置及び方法を開示して
いる。この米国特許は、各電話番号に関連する短縮ダイ
ヤル・コード又は英字名の何れかによって、格納済みの
電話番号にアクセスするための選択可能なモードを提供
している。しかし、この米国特許は、複数の電話帳又は
複数組の短縮ダイヤル番号を、提供されたNAMのグル
ープからの個々のNAMと関連づけるための自動化され
た方法を開示していない。
【0008】本発明とは対照的に、前述のどの米国特許
にも、複数のNAM、複数の電話帳及び複数の短縮ダイ
ヤル番号を格納し、そして、所望の1つのNAMととも
に使用するために、特定の電話帳及び/又は短縮ダイヤ
ル・ディレクトリを活動化するための方法は開示されて
いない。このような方法は、複数のNAM及び複数の電
話帳を必要とするユーザに対して、有用で、便利で、経
済的な解決方法を提供する。本発明は、セルラ電話機の
使用効率を改良するための新規で有用な解決方法を提供
する。
にも、複数のNAM、複数の電話帳及び複数の短縮ダイ
ヤル番号を格納し、そして、所望の1つのNAMととも
に使用するために、特定の電話帳及び/又は短縮ダイヤ
ル・ディレクトリを活動化するための方法は開示されて
いない。このような方法は、複数のNAM及び複数の電
話帳を必要とするユーザに対して、有用で、便利で、経
済的な解決方法を提供する。本発明は、セルラ電話機の
使用効率を改良するための新規で有用な解決方法を提供
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザが複数のNAM間の切り替えを行う時、ユーザの必要
に応じて、セルラ電話機の選択された電話帳及び/又は
短縮ダイヤル機能を、個々のNAM(即ち、当該セルラ
電話機に割り当てられた複数の電話番号を格納するため
に使用されるモジュール)と関連づけるための自動化さ
れた方法を提供することにある。
ザが複数のNAM間の切り替えを行う時、ユーザの必要
に応じて、セルラ電話機の選択された電話帳及び/又は
短縮ダイヤル機能を、個々のNAM(即ち、当該セルラ
電話機に割り当てられた複数の電話番号を格納するため
に使用されるモジュール)と関連づけるための自動化さ
れた方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、短縮ダイヤル番号及
び/又は電話帳などの電話機能を失うことなく、セルラ
電話機のユーザが複数のNAM間の切り換えを自動的に
遂行できる方法を提供することにある。
び/又は電話帳などの電話機能を失うことなく、セルラ
電話機のユーザが複数のNAM間の切り換えを自動的に
遂行できる方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、ソフト
ウェア駆動型のセルラ電話機のユーザが、短縮ダイヤル
及び電話帳などの電話機能の有用性を失うことなく、複
数のNAMを自動的に変更することを可能にする。即
ち、本発明は、動的な電話帳及び短縮ダイヤル・ディレ
クトリを提供することにより、ユーザが、補助的な電話
帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリを、活動化された任
意のNAMと自由に関連づけることを可能にする。本発
明は、対応する数のNAM識別子を格納するための複数
のNAMを有するセルラ電話機について使用又は実現す
ることを意図している。複数のNAMを使用すると、ユ
ーザは、「ローミング」サービスの料金を支払うことな
く、「ホーム」サービスによる利益を享受することがで
きる。従って、ユーザが発呼地域を変更した時、ユーザ
は、その発呼地域に対応するNAMに切り換えることが
できる。これと同時に、ユーザは、従来技術とは異な
り、新しい又は予め構成された電話帳及び短縮ダイヤル
・ディレクトリを、活動化された任意のNAMと関連づ
けることができ、しかも、NAMを変更した時は、電話
帳間の切り換え及び/又は他の短縮ダイヤル・ディレク
トリ間の切り換えを行うことができる。また、任意のN
AMが活動的である間、ユーザは、特定の電話帳内の電
話番号が個々のNAMエントリに適切な地域内電話番号
と対応するように、新しい電話帳を作成したり、既存の
電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリを編集すること
ができる。
ウェア駆動型のセルラ電話機のユーザが、短縮ダイヤル
及び電話帳などの電話機能の有用性を失うことなく、複
数のNAMを自動的に変更することを可能にする。即
ち、本発明は、動的な電話帳及び短縮ダイヤル・ディレ
クトリを提供することにより、ユーザが、補助的な電話
帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリを、活動化された任
意のNAMと自由に関連づけることを可能にする。本発
明は、対応する数のNAM識別子を格納するための複数
のNAMを有するセルラ電話機について使用又は実現す
ることを意図している。複数のNAMを使用すると、ユ
ーザは、「ローミング」サービスの料金を支払うことな
く、「ホーム」サービスによる利益を享受することがで
きる。従って、ユーザが発呼地域を変更した時、ユーザ
は、その発呼地域に対応するNAMに切り換えることが
できる。これと同時に、ユーザは、従来技術とは異な
り、新しい又は予め構成された電話帳及び短縮ダイヤル
・ディレクトリを、活動化された任意のNAMと関連づ
けることができ、しかも、NAMを変更した時は、電話
帳間の切り換え及び/又は他の短縮ダイヤル・ディレク
トリ間の切り換えを行うことができる。また、任意のN
AMが活動的である間、ユーザは、特定の電話帳内の電
話番号が個々のNAMエントリに適切な地域内電話番号
と対応するように、新しい電話帳を作成したり、既存の
電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリを編集すること
ができる。
【0012】これらのエントリは、アプリケーション・
プログラム又はセルラ電話機のキーパットを通して作成
又は編集することができる。従って、セールスマン又は
旅行者であるセルラ電話機のユーザが、幾つかの責任地
域又は頻繁に旅行する幾つかの地域を有している場合、
それらのユーザは、3つ以上のNAMを維持するように
選択することにより、これらの地域での電話連絡を満足
させることができる。そうするためには、通信業者にこ
れらのNAMをプログラムさせるか、又は通信業者の手
続き及び要件に依存して、通信業者の情報をセルラ電話
機のキーパッドを通して入力すればよい。従って、ユー
ザが所定の地域内にいる場合には、この地域に対応する
NAMに切り換えることによって、当該NAMが活動化
される。これらのNAMの各々ごとに、ユーザは、適切
な電話番号を有する電話帳を作成して、その電話帳を、
活動化された特定のNAMと関連づけることができる。
プログラム又はセルラ電話機のキーパットを通して作成
又は編集することができる。従って、セールスマン又は
旅行者であるセルラ電話機のユーザが、幾つかの責任地
域又は頻繁に旅行する幾つかの地域を有している場合、
それらのユーザは、3つ以上のNAMを維持するように
選択することにより、これらの地域での電話連絡を満足
させることができる。そうするためには、通信業者にこ
れらのNAMをプログラムさせるか、又は通信業者の手
続き及び要件に依存して、通信業者の情報をセルラ電話
機のキーパッドを通して入力すればよい。従って、ユー
ザが所定の地域内にいる場合には、この地域に対応する
NAMに切り換えることによって、当該NAMが活動化
される。これらのNAMの各々ごとに、ユーザは、適切
な電話番号を有する電話帳を作成して、その電話帳を、
活動化された特定のNAMと関連づけることができる。
【0013】割り当てられた電話番号の各々は、個々の
NAM内に格納される。ユーザは、セルラ電話機又はコ
ンピュータの表示スクリーン上に表示されたNAMの選
択メニューをプルアップ又はスクロールし、「実行」ボ
タンを押すことによって、そのうちの1つを活動化す
る。次に、本発明は、選択されたNAMを自動的に又は
ユーザの入力に応答して補足する、電話帳及び/又は短
縮ダイヤル・ディレクトリを活動化する。電話帳及び短
縮ダイヤル・ディレクトリは、自動的な設定処理の後に
変更することができ、そして、登録済みの任意のNAM
と対応するように交換可能に選択することができる。
NAM内に格納される。ユーザは、セルラ電話機又はコ
ンピュータの表示スクリーン上に表示されたNAMの選
択メニューをプルアップ又はスクロールし、「実行」ボ
タンを押すことによって、そのうちの1つを活動化す
る。次に、本発明は、選択されたNAMを自動的に又は
ユーザの入力に応答して補足する、電話帳及び/又は短
縮ダイヤル・ディレクトリを活動化する。電話帳及び短
縮ダイヤル・ディレクトリは、自動的な設定処理の後に
変更することができ、そして、登録済みの任意のNAM
と対応するように交換可能に選択することができる。
【0014】電話帳及び/又は他の短縮ダイヤル・ディ
レクトリを、特定のNAMと関連づけるために、ユーザ
は、先ず、NAMの1つを選択し、これを活動化する。
このNAMは、デフォルトNAM、補助NAM又は新し
く構成されるNAMであってよい。前述のように、これ
らのNAMは、セルラ電話機又はこのセルラ電話機の料
金請求口座を識別するために専用されるサービス又は通
信業者の番号を格納する番号割り当てモジュールそのも
のである。セルラ電話機の電源をオンにする時、デフォ
ルトNAMが自動的に活動化される。前述のように、補
助NAMを選択する方法は、例えばユーザが1つのNA
Mを選択し、「実行」ボタンを押すことである。
レクトリを、特定のNAMと関連づけるために、ユーザ
は、先ず、NAMの1つを選択し、これを活動化する。
このNAMは、デフォルトNAM、補助NAM又は新し
く構成されるNAMであってよい。前述のように、これ
らのNAMは、セルラ電話機又はこのセルラ電話機の料
金請求口座を識別するために専用されるサービス又は通
信業者の番号を格納する番号割り当てモジュールそのも
のである。セルラ電話機の電源をオンにする時、デフォ
ルトNAMが自動的に活動化される。前述のように、補
助NAMを選択する方法は、例えばユーザが1つのNA
Mを選択し、「実行」ボタンを押すことである。
【0015】所望のNAMを選択した後、そのNAMに
対応するデフォルト電話帳及びデフォルト短縮ダイヤル
・ディレクトリが、自動的に活動化される。実際には、
ユーザが、デフォルト電話帳及びデフォルト短縮ダイヤ
ル・ディレクトリを1つのNAMと事前に関連づけてい
るので、1つのNAMが選択される時、そのNAMに対
応する電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリが
活動化されるようになっている。しかし、ユーザには、
活動化すべき補助電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディ
レクトリを選択するという選択肢が与えられている。即
ち、ユーザは、デフォルトNAMに関連づけられている
デフォルト電話帳を選択するか、セルラ電話機又はコン
ピュータの表示スクリーン上に表示された電話帳の選択
メニューから任意の補助電話帳を選択するか、或いは新
しい電話帳を構成することができる。また、ユーザは、
短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニューから任意の
短縮ダイヤル・ディレクトリを選択してこれを活動化す
るか、又は単にデフォルト短縮ダイヤル・ディレクトリ
を利用することができる。従って、ユーザの自由裁量
で、任意の電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを選
択し、これを活動化された任意のNAMと関連づけるこ
とができる。通常、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレク
トリは、特定のNAMと対応するように構成され、そし
て短縮ダイヤル・ディレクトリは、特定の電話帳に対応
している。しかし、任意の短縮ダイヤル・ディレクトリ
は、任意の電話帳又はNAMと関連するように活動化す
ることができる。各電話帳及び各短縮ダイヤル・ディレ
クトリがどのNAMに最も便利に対応するかをユーザに
通知するために、各電話帳及び各短縮ダイヤル・ディレ
クトリ内に1つの標識(NAM識別子)を与えることが
できる。
対応するデフォルト電話帳及びデフォルト短縮ダイヤル
・ディレクトリが、自動的に活動化される。実際には、
ユーザが、デフォルト電話帳及びデフォルト短縮ダイヤ
ル・ディレクトリを1つのNAMと事前に関連づけてい
るので、1つのNAMが選択される時、そのNAMに対
応する電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリが
活動化されるようになっている。しかし、ユーザには、
活動化すべき補助電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディ
レクトリを選択するという選択肢が与えられている。即
ち、ユーザは、デフォルトNAMに関連づけられている
デフォルト電話帳を選択するか、セルラ電話機又はコン
ピュータの表示スクリーン上に表示された電話帳の選択
メニューから任意の補助電話帳を選択するか、或いは新
しい電話帳を構成することができる。また、ユーザは、
短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニューから任意の
短縮ダイヤル・ディレクトリを選択してこれを活動化す
るか、又は単にデフォルト短縮ダイヤル・ディレクトリ
を利用することができる。従って、ユーザの自由裁量
で、任意の電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを選
択し、これを活動化された任意のNAMと関連づけるこ
とができる。通常、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレク
トリは、特定のNAMと対応するように構成され、そし
て短縮ダイヤル・ディレクトリは、特定の電話帳に対応
している。しかし、任意の短縮ダイヤル・ディレクトリ
は、任意の電話帳又はNAMと関連するように活動化す
ることができる。各電話帳及び各短縮ダイヤル・ディレ
クトリがどのNAMに最も便利に対応するかをユーザに
通知するために、各電話帳及び各短縮ダイヤル・ディレ
クトリ内に1つの標識(NAM識別子)を与えることが
できる。
【0016】セルラ電話機の電源をオンにした時、デフ
ォルトNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
が活動化される。しかし、ユーザは、通信業者が設定し
た新しい料金請求口座に基づいて、新しいNAMを構成
し、そして新しい電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクト
リを構成することができる。全てのソフトウェアは、セ
ルラ電話機の機能キー又はコンピュータのキーボードを
使用し、ユーザに対し論理的な順序で複数の選択肢を指
示することによって駆動することができる。新しい及び
既存のNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
を選択し、編集し、構成するために使用されるアプリケ
ーション・プログラムは、通常、メニュー駆動形式のも
のである。従って、ユーザは、ソフトウェア内の任意の
選択メニュー(例えば、NAM、電話帳、又は短縮ダイ
ヤル・ディレクトリの選択メニュー)に何時でも入るこ
とができる。或いは、もしユーザの特定の要請に対し
て、デフォルトNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディ
レクトリが適当ならば、ユーザは、これらの全ての選択
メニューを完全にバイパスすることができる。もしデフ
ォルトNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
が適当ならば、ユーザは、セルラ電話機の電源を単にオ
ンにした後、電話番号に対してはデフォルト電話帳を参
照し、短縮ダイヤル機能に対しては短縮ダイヤル・ディ
レクトリを参照することにより、これらの初期設定値か
らセルラ電話機を動作させるか、或いは、目標の電話機
に送信を行うための通信接続を設定するために電話番号
を単に手動で入力する。
ォルトNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
が活動化される。しかし、ユーザは、通信業者が設定し
た新しい料金請求口座に基づいて、新しいNAMを構成
し、そして新しい電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクト
リを構成することができる。全てのソフトウェアは、セ
ルラ電話機の機能キー又はコンピュータのキーボードを
使用し、ユーザに対し論理的な順序で複数の選択肢を指
示することによって駆動することができる。新しい及び
既存のNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
を選択し、編集し、構成するために使用されるアプリケ
ーション・プログラムは、通常、メニュー駆動形式のも
のである。従って、ユーザは、ソフトウェア内の任意の
選択メニュー(例えば、NAM、電話帳、又は短縮ダイ
ヤル・ディレクトリの選択メニュー)に何時でも入るこ
とができる。或いは、もしユーザの特定の要請に対し
て、デフォルトNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディ
レクトリが適当ならば、ユーザは、これらの全ての選択
メニューを完全にバイパスすることができる。もしデフ
ォルトNAM、電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
が適当ならば、ユーザは、セルラ電話機の電源を単にオ
ンにした後、電話番号に対してはデフォルト電話帳を参
照し、短縮ダイヤル機能に対しては短縮ダイヤル・ディ
レクトリを参照することにより、これらの初期設定値か
らセルラ電話機を動作させるか、或いは、目標の電話機
に送信を行うための通信接続を設定するために電話番号
を単に手動で入力する。
【0017】同様に、短縮ダイヤル・ディレクトリを電
話帳と関連づけることにより、当該電話帳内に見出され
るような最も頻繁に使用される電話番号を、短縮ダイヤ
ル・ディレクトリに持たせることができる。短縮ダイヤ
ル・ディレクトリは、特定の電話帳の設定値と合致する
デフォルト設定値を含んでおり、これは転じて1つのN
AMと対応する。これらの短縮ダイヤル・ディレクトリ
は、それぞれの電話帳と対応するように構成されるが、
これらの短縮ダイヤル・ディレクトリは、任意の特定の
電話帳又はNAMと関連づけられたり、又はそれらとの
関連づけを解除することもできる。即ち、ユーザは、電
話帳には関係なしに、特定のNAM及びこれに対応する
短縮ダイヤル・ディレクトリを選択することにより、デ
フォルト電話帳に依存することができる。他方、ユーザ
は、特定のNAMを活動化し、これに対応する電話帳及
び短縮ダイヤル・ディレクトリとのリンクを設定した
後、補助短縮ダイヤル・ディレクトリを活動化すること
ができる。
話帳と関連づけることにより、当該電話帳内に見出され
るような最も頻繁に使用される電話番号を、短縮ダイヤ
ル・ディレクトリに持たせることができる。短縮ダイヤ
ル・ディレクトリは、特定の電話帳の設定値と合致する
デフォルト設定値を含んでおり、これは転じて1つのN
AMと対応する。これらの短縮ダイヤル・ディレクトリ
は、それぞれの電話帳と対応するように構成されるが、
これらの短縮ダイヤル・ディレクトリは、任意の特定の
電話帳又はNAMと関連づけられたり、又はそれらとの
関連づけを解除することもできる。即ち、ユーザは、電
話帳には関係なしに、特定のNAM及びこれに対応する
短縮ダイヤル・ディレクトリを選択することにより、デ
フォルト電話帳に依存することができる。他方、ユーザ
は、特定のNAMを活動化し、これに対応する電話帳及
び短縮ダイヤル・ディレクトリとのリンクを設定した
後、補助短縮ダイヤル・ディレクトリを活動化すること
ができる。
【0018】従って、本発明のアプリケーション・プロ
グラムは、3つのレベルの自由度を有する方法を提供す
る。即ち、任意の特定のNAMは、任意の電話帳又は短
縮ダイヤル・ディレクトリの組み合わせとともに動作す
ることができる。電話帳、短縮ダイヤル・ディレクトリ
及びNAMの関連づけと、それらとの関連づけの解除
は、ユーザの制御の下で行われる。本発明の方法は、幾
つかの異なった地域に頻繁に移動しなければならないセ
ルラ電話機のユーザにとって、極めて便利な機能を提供
する。
グラムは、3つのレベルの自由度を有する方法を提供す
る。即ち、任意の特定のNAMは、任意の電話帳又は短
縮ダイヤル・ディレクトリの組み合わせとともに動作す
ることができる。電話帳、短縮ダイヤル・ディレクトリ
及びNAMの関連づけと、それらとの関連づけの解除
は、ユーザの制御の下で行われる。本発明の方法は、幾
つかの異なった地域に頻繁に移動しなければならないセ
ルラ電話機のユーザにとって、極めて便利な機能を提供
する。
【0019】セルラ電話機が特定のNAMの下で活動的
である間に、電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリが
作成される時、この電話帳又は短縮ダイヤル・ディレク
トリは、その特定のNAMと自動的に関連づけられる。
従って、これらのディレクトリは、そのNAM用のデフ
ォルト・ディレクトリとなろう。更に、NAM及びこれ
に対応するディレクトリ又は選択されたディレクトリの
選択及び活動化は、制御用のソフトウェア、機能キー又
はアプリケーション・プログラムによって移動されるポ
インタを使用することによって達成することができ、そ
してセルラ電話機の電源がオンにされるか又はNAMが
活動化される時、このポインタは、最初の設定値又はデ
フォルト設定値を自動的に指し示すようにすることがで
きる。
である間に、電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリが
作成される時、この電話帳又は短縮ダイヤル・ディレク
トリは、その特定のNAMと自動的に関連づけられる。
従って、これらのディレクトリは、そのNAM用のデフ
ォルト・ディレクトリとなろう。更に、NAM及びこれ
に対応するディレクトリ又は選択されたディレクトリの
選択及び活動化は、制御用のソフトウェア、機能キー又
はアプリケーション・プログラムによって移動されるポ
インタを使用することによって達成することができ、そ
してセルラ電話機の電源がオンにされるか又はNAMが
活動化される時、このポインタは、最初の設定値又はデ
フォルト設定値を自動的に指し示すようにすることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図6は、ソフトウェア駆動
式の電話帳30及び短縮ダイヤル・ディレクトリ40
(図7)を自動的に選択し、編集し、そしてこれらを、
セルラ電話機10中にプログラムされたNAM20(図
7)と関連づけるための方法を示してい る。
式の電話帳30及び短縮ダイヤル・ディレクトリ40
(図7)を自動的に選択し、編集し、そしてこれらを、
セルラ電話機10中にプログラムされたNAM20(図
7)と関連づけるための方法を示してい る。
【0021】本発明は、NAM20、電話帳30及び短
縮ダイヤル・ディレクトリ40を追加し、編集し又は削
除するための方法と、活動化されたNAM20を、任意
の電話帳30又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40と選
択的に関連づけるための方法とを教示する。本発明が適
用されるセルラ電話機10は、2つ以上のNAM20及
びマイクロプロセッサ50を備えている。本発明は、個
々のNAMを電話帳機能と関連づけるとともに、複数の
電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリの各々が望まし
くはそれぞれのNAMに個別に対応するように、これら
の電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリをプログラム
し、格納するものである。即ち、1つのNAMが活動化
される時、これに対応する電話帳又は短縮ダイヤル・デ
ィレクトリも活動化されるということである(但し、こ
の電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリが変更されて
いないことを条件とする)。本発明は、選択されたNA
Mとともに動作させるために、当該選択されたNAM並
びに選択された電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレ
クトリを活動化する方法を提供する。また、本発明は、
先ず、デフォルトNAM、デフォルト電話帳及びデフォ
ルト短縮ダイヤル・ディレクトリを活動化するが、これ
らのうち任意のものを、何時でも変更可能な任意のNA
Mと自由に関連づけることを可能にする。
縮ダイヤル・ディレクトリ40を追加し、編集し又は削
除するための方法と、活動化されたNAM20を、任意
の電話帳30又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40と選
択的に関連づけるための方法とを教示する。本発明が適
用されるセルラ電話機10は、2つ以上のNAM20及
びマイクロプロセッサ50を備えている。本発明は、個
々のNAMを電話帳機能と関連づけるとともに、複数の
電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリの各々が望まし
くはそれぞれのNAMに個別に対応するように、これら
の電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリをプログラム
し、格納するものである。即ち、1つのNAMが活動化
される時、これに対応する電話帳又は短縮ダイヤル・デ
ィレクトリも活動化されるということである(但し、こ
の電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリが変更されて
いないことを条件とする)。本発明は、選択されたNA
Mとともに動作させるために、当該選択されたNAM並
びに選択された電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレ
クトリを活動化する方法を提供する。また、本発明は、
先ず、デフォルトNAM、デフォルト電話帳及びデフォ
ルト短縮ダイヤル・ディレクトリを活動化するが、これ
らのうち任意のものを、何時でも変更可能な任意のNA
Mと自由に関連づけることを可能にする。
【0022】全てのプログラミング機能、即ち、NA
M、電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリの編
集又はプログラミングは、コンピュータ内のアプリケー
ション・プログラム、セルラ電話機内のマイクロ・コー
ド又はマイクロプロセッサ50とともに動作するセルラ
電話機のキーパッドを通して行われる。通常、キーパッ
ドを有するユーザ・インタフェース60内の適当な機能
キーを活動化すると、これに対応する電話帳、短縮ダイ
ヤル・ディレクトリ又はNAMを選択するスイッチ又は
リレーがトリガされる。
M、電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリの編
集又はプログラミングは、コンピュータ内のアプリケー
ション・プログラム、セルラ電話機内のマイクロ・コー
ド又はマイクロプロセッサ50とともに動作するセルラ
電話機のキーパッドを通して行われる。通常、キーパッ
ドを有するユーザ・インタフェース60内の適当な機能
キーを活動化すると、これに対応する電話帳、短縮ダイ
ヤル・ディレクトリ又はNAMを選択するスイッチ又は
リレーがトリガされる。
【0023】図7を参照して説明すると、ユーザは、ユ
ーザ・インタフェース60を介して、電話帳30及び/
又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40の追加、削除及び
変更を行うとともに、NAM20を活動化する。この入
力は、マイクロプロセッサ50上で実行中のアプリケー
ション・プログラムによって受け取られ、マイクロプロ
セッサ50は、選択されたNAM、電話帳及び/又は短
縮ダイヤル・ディレクトリを活動させる適当なスイッチ
をトリガする。マイクロプロセッサ50は、その出力を
通してユーザに肯定応答を送信し且つユーザ・インタフ
ェース60上に選択された電話帳又は短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを表示することにより、選択された電話帳又
は短縮ダイヤル・ディレクトリが活動化されたことをユ
ーザに通知する。次に、ユーザは、NAM、電話帳及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを編集又は利用す
る。
ーザ・インタフェース60を介して、電話帳30及び/
又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40の追加、削除及び
変更を行うとともに、NAM20を活動化する。この入
力は、マイクロプロセッサ50上で実行中のアプリケー
ション・プログラムによって受け取られ、マイクロプロ
セッサ50は、選択されたNAM、電話帳及び/又は短
縮ダイヤル・ディレクトリを活動させる適当なスイッチ
をトリガする。マイクロプロセッサ50は、その出力を
通してユーザに肯定応答を送信し且つユーザ・インタフ
ェース60上に選択された電話帳又は短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを表示することにより、選択された電話帳又
は短縮ダイヤル・ディレクトリが活動化されたことをユ
ーザに通知する。次に、ユーザは、NAM、電話帳及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを編集又は利用す
る。
【0024】図1を参照すると、その流れ図100は、
電話帳30及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40
を設定し、これを1つ以上のNAMと関連づける方法を
示している。これらの電話帳及び/又は短縮ダイヤル・
ディレクトリ並びにNAMを設定するために、ユーザ
は、先ず、アプリケーション・プログラム又はセルラ電
話機のキーパッドを通して、1つのNAM(#xxx)
を活動化した後(ブロック110)、1組の電話帳及び
短縮ダイヤル・レコードを作成する(ブロック12
0)。ユーザが作成した電話帳及び短縮ダイヤル・ディ
レクトリの両方には、名前が与えられ、その名前の下
で、電話帳のログ・ファイル30及び短縮ダイヤル・デ
ィレクトリのログ・ファイル40に格納される(ブロッ
ク120)。ユーザが、電話帳及び/又は短縮ダイヤル
・ディレクトリを選択することを望んだ時、ユーザは、
ユーザ・インタフェース60を介して電話帳及び短縮ダ
イヤル・ディレクトリの名前を単にプルアップして、こ
れらのログ・ファイルを活動化するための選択を行う。
これらの電話番号ファイルは、セルラ電話機又はコンピ
ュータの表示スクリーンのメニュー領域内に表示され
た、それらの格納済みの名前を通してスクロールするこ
とができる。
電話帳30及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40
を設定し、これを1つ以上のNAMと関連づける方法を
示している。これらの電話帳及び/又は短縮ダイヤル・
ディレクトリ並びにNAMを設定するために、ユーザ
は、先ず、アプリケーション・プログラム又はセルラ電
話機のキーパッドを通して、1つのNAM(#xxx)
を活動化した後(ブロック110)、1組の電話帳及び
短縮ダイヤル・レコードを作成する(ブロック12
0)。ユーザが作成した電話帳及び短縮ダイヤル・ディ
レクトリの両方には、名前が与えられ、その名前の下
で、電話帳のログ・ファイル30及び短縮ダイヤル・デ
ィレクトリのログ・ファイル40に格納される(ブロッ
ク120)。ユーザが、電話帳及び/又は短縮ダイヤル
・ディレクトリを選択することを望んだ時、ユーザは、
ユーザ・インタフェース60を介して電話帳及び短縮ダ
イヤル・ディレクトリの名前を単にプルアップして、こ
れらのログ・ファイルを活動化するための選択を行う。
これらの電話番号ファイルは、セルラ電話機又はコンピ
ュータの表示スクリーンのメニュー領域内に表示され
た、それらの格納済みの名前を通してスクロールするこ
とができる。
【0025】電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを
関連づけるために、ユーザは、利用可能なNAM20の
選択メニューから、1つのNAMを活動化する(ブロッ
ク110)。その後、ユーザは、この活動化されたNA
Mに関連づけられるべきログ・ファイル30及び40か
ら、1つの電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクト
リを選択し、活動化する(ブロック130)。1つのN
AMを実際に活動化するために、ユーザは、利用可能な
NAM20の番号をスクロールするか、又は利用可能な
NAMの選択メニューから1つのNAMを選択した後、
マイクロプロセッサ50上で実行中のソフトウェアを通
して、そのNAMを活動化する。こうするには、アプリ
ケーション・プログラムを利用するか、又はユーザ・イ
ンタフェース60に設けられたキーパッドの適当な機能
キーを押せばよい。同様に、1つ以上の電話帳30及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40が選択され、活
動化される。即ち、ユーザは、電話帳ログ・ファイル3
0の選択メニューをプルアップし、適当な選択を行い、
その選択を入力することによって、選択された1つ以上
の電話帳を、活動化されたNAMと関連づける。また、
ユーザは、以前に設定された短縮ダイヤル・ディレクト
リ40の選択メニューから特定の短縮ダイヤル・ディレ
クトリを選択することによって、この短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを活動化し、これを活動化されたNAMと関
連づけることができる。最後に、個々の電話帳のログ・
ファイル及び短縮ダイヤル・ディレクトリのログ・ファ
イルは、デフォルトNAMと一致するデフォルト・ファ
イルとして選択することができる(ブロック140)。
関連づけるために、ユーザは、利用可能なNAM20の
選択メニューから、1つのNAMを活動化する(ブロッ
ク110)。その後、ユーザは、この活動化されたNA
Mに関連づけられるべきログ・ファイル30及び40か
ら、1つの電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクト
リを選択し、活動化する(ブロック130)。1つのN
AMを実際に活動化するために、ユーザは、利用可能な
NAM20の番号をスクロールするか、又は利用可能な
NAMの選択メニューから1つのNAMを選択した後、
マイクロプロセッサ50上で実行中のソフトウェアを通
して、そのNAMを活動化する。こうするには、アプリ
ケーション・プログラムを利用するか、又はユーザ・イ
ンタフェース60に設けられたキーパッドの適当な機能
キーを押せばよい。同様に、1つ以上の電話帳30及び
/又は短縮ダイヤル・ディレクトリ40が選択され、活
動化される。即ち、ユーザは、電話帳ログ・ファイル3
0の選択メニューをプルアップし、適当な選択を行い、
その選択を入力することによって、選択された1つ以上
の電話帳を、活動化されたNAMと関連づける。また、
ユーザは、以前に設定された短縮ダイヤル・ディレクト
リ40の選択メニューから特定の短縮ダイヤル・ディレ
クトリを選択することによって、この短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを活動化し、これを活動化されたNAMと関
連づけることができる。最後に、個々の電話帳のログ・
ファイル及び短縮ダイヤル・ディレクトリのログ・ファ
イルは、デフォルトNAMと一致するデフォルト・ファ
イルとして選択することができる(ブロック140)。
【0026】図2を参照すると、その流れ図200は、
本発明の基本的なステップを最も簡単な形式で示してい
る。ユーザは、先ず、セルラ電話機の電源をオンにしな
ければならない(ブロック210)。次に、ユーザは、
デフォルトNAMと、それに関連づけられた電話帳及び
短縮ダイヤル・ディレクトリとの下で、セルラ電話機を
動作させることができる。それらの電話帳及び短縮ダイ
ヤル・ディレクトリは、デフォルトNAMと関連づけら
れるべきデフォルト電話帳及び短縮ダイヤル・ディレク
トリとして予めプログラムされているので、自動的に活
動的となる(ブロック214)。しかし、ユーザは、セ
ルラ電話機を動作させるために、他のNAM、即ち補助
NAMに切り換えることができる(ブロック212)。
このNAMを選択し、活動化した後、ユーザは、活動化
されたNAMに予め関連づけられたデフォルト電話帳及
びデフォルト短縮ダイヤル・ディレクトリを使用する選
択肢を有している。通常、個々の補助NAMに関連づけ
られるように予めプログラムされた対応する電話帳及び
短縮ダイヤル・ディレクトリは、ユーザによって選択さ
れたNAMと一緒に活動化される。しかし、ユーザは、
この電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを、
代替的な補助電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレク
トリに変更することができる(ブロック218)。前述
のように、ユーザは、電話帳の選択メニューから1つの
電話帳30を選択して活動化し、短縮ダイヤル・ディレ
クトリの選択メニューから1つの短縮ダイヤル・ディレ
クトリ40を選択する。次に、ユーザは、セルラ電話機
のキーパッドの機能キーを使用するか、又はユーザをソ
フトウェアにインタフェースさせるアプリケーション・
プログラムの機能キーを使用して、所望の選択を行うこ
とにより、かかる電話帳30及び/又は短縮ダイヤル・
ディレクトリ40を、活動化されたNAMと関連づけ
る。活動化されたNAMが所望の電話帳30及び/又は
短縮ダイヤル・ディレクトリ40と関連づけられた後、
ユーザは、電話番号を自動的又は手動的にダイヤルし、
そしてソフトウェアはその電話番号をセルラ電話機に送
る。この場合、セルラ電話機は、その電話番号を使用し
て、目標の電話機との通信接続を設定する。従って、本
発明は、任意のNAMが、任意の電話帳、短縮ダイヤル
・ディレクトリ、又は何れかの電話機能と同時に活動化
されることを可能にする。
本発明の基本的なステップを最も簡単な形式で示してい
る。ユーザは、先ず、セルラ電話機の電源をオンにしな
ければならない(ブロック210)。次に、ユーザは、
デフォルトNAMと、それに関連づけられた電話帳及び
短縮ダイヤル・ディレクトリとの下で、セルラ電話機を
動作させることができる。それらの電話帳及び短縮ダイ
ヤル・ディレクトリは、デフォルトNAMと関連づけら
れるべきデフォルト電話帳及び短縮ダイヤル・ディレク
トリとして予めプログラムされているので、自動的に活
動的となる(ブロック214)。しかし、ユーザは、セ
ルラ電話機を動作させるために、他のNAM、即ち補助
NAMに切り換えることができる(ブロック212)。
このNAMを選択し、活動化した後、ユーザは、活動化
されたNAMに予め関連づけられたデフォルト電話帳及
びデフォルト短縮ダイヤル・ディレクトリを使用する選
択肢を有している。通常、個々の補助NAMに関連づけ
られるように予めプログラムされた対応する電話帳及び
短縮ダイヤル・ディレクトリは、ユーザによって選択さ
れたNAMと一緒に活動化される。しかし、ユーザは、
この電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリを、
代替的な補助電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレク
トリに変更することができる(ブロック218)。前述
のように、ユーザは、電話帳の選択メニューから1つの
電話帳30を選択して活動化し、短縮ダイヤル・ディレ
クトリの選択メニューから1つの短縮ダイヤル・ディレ
クトリ40を選択する。次に、ユーザは、セルラ電話機
のキーパッドの機能キーを使用するか、又はユーザをソ
フトウェアにインタフェースさせるアプリケーション・
プログラムの機能キーを使用して、所望の選択を行うこ
とにより、かかる電話帳30及び/又は短縮ダイヤル・
ディレクトリ40を、活動化されたNAMと関連づけ
る。活動化されたNAMが所望の電話帳30及び/又は
短縮ダイヤル・ディレクトリ40と関連づけられた後、
ユーザは、電話番号を自動的又は手動的にダイヤルし、
そしてソフトウェアはその電話番号をセルラ電話機に送
る。この場合、セルラ電話機は、その電話番号を使用し
て、目標の電話機との通信接続を設定する。従って、本
発明は、任意のNAMが、任意の電話帳、短縮ダイヤル
・ディレクトリ、又は何れかの電話機能と同時に活動化
されることを可能にする。
【0027】図3及び図4を参照すると、その流れ図3
00は、本発明の推奨処理方法を示している。ユーザ
は、所望の選択肢を選択することによって、NAM、電
話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを、何時でも、追
加、変更又は削除することができる。ユーザは、先ず、
セルラ電話機の電源をオンにし(ブロック310)、デ
フォルトNAMを活動化する(ブロック312)。デー
タ、ファクシミリ、電話機、短縮ダイヤル及び/又は電
話帳を動作させるアプリケーション・プログラムは、N
AMの選択メニューに経路指定される(ブロック31
4)。こうするため、ユーザは、ユーザ・インタフェー
ス60に設けられた適当な機能キーを押すことによっ
て、肯定応答を入力する。NAMの選択メニューでは、
ソフトウェアは、利用可能なNAMを表示することによ
って、どのNAMを活動化するかを決定するように、セ
ルラ電話機上に指示メッセージを提供する(ブロック3
16)。ユーザは、ユーザ・インタフェース60から、
新しい補助NAMを選択し、これを活動化する(ブロッ
ク318、320)。多くのセルラ電話機は、NAM識
別子に対応する機能キーのようなキー・ストロークを通
してNAMを切り換えた後、これを活動化する。NA
M、電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを切り換え
るのに使用されるハードウェアは、任意の通常の装置で
よい。本発明は、電話帳、短縮ダイヤル・ディレクトリ
及び他の電話機能を、活動化された任意のNAMと自由
に関連づけることを意図するものである。もしユーザが
デフォルトNAMの下で動作するように決定したなら
ば、NAMの選択メニューは、バイパスすることができ
る。なぜなら、セルラ電話機をブートする時に、デフォ
ルトNAMが自動的に活動化されるからである。同様
に、通常はデフォルトとしてプログラムされたNAMに
基づき、所与の電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
が、デフォルト電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
としてプログラムされている。これらのデフォルトNA
M、電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリは、ユーザ
により、何時でも、新しいデフォルトNAM、電話帳又
は短縮ダイヤル・ディレクトリに変更することができ
る。
00は、本発明の推奨処理方法を示している。ユーザ
は、所望の選択肢を選択することによって、NAM、電
話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを、何時でも、追
加、変更又は削除することができる。ユーザは、先ず、
セルラ電話機の電源をオンにし(ブロック310)、デ
フォルトNAMを活動化する(ブロック312)。デー
タ、ファクシミリ、電話機、短縮ダイヤル及び/又は電
話帳を動作させるアプリケーション・プログラムは、N
AMの選択メニューに経路指定される(ブロック31
4)。こうするため、ユーザは、ユーザ・インタフェー
ス60に設けられた適当な機能キーを押すことによっ
て、肯定応答を入力する。NAMの選択メニューでは、
ソフトウェアは、利用可能なNAMを表示することによ
って、どのNAMを活動化するかを決定するように、セ
ルラ電話機上に指示メッセージを提供する(ブロック3
16)。ユーザは、ユーザ・インタフェース60から、
新しい補助NAMを選択し、これを活動化する(ブロッ
ク318、320)。多くのセルラ電話機は、NAM識
別子に対応する機能キーのようなキー・ストロークを通
してNAMを切り換えた後、これを活動化する。NA
M、電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリを切り換え
るのに使用されるハードウェアは、任意の通常の装置で
よい。本発明は、電話帳、短縮ダイヤル・ディレクトリ
及び他の電話機能を、活動化された任意のNAMと自由
に関連づけることを意図するものである。もしユーザが
デフォルトNAMの下で動作するように決定したなら
ば、NAMの選択メニューは、バイパスすることができ
る。なぜなら、セルラ電話機をブートする時に、デフォ
ルトNAMが自動的に活動化されるからである。同様
に、通常はデフォルトとしてプログラムされたNAMに
基づき、所与の電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
が、デフォルト電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリ
としてプログラムされている。これらのデフォルトNA
M、電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリは、ユーザ
により、何時でも、新しいデフォルトNAM、電話帳又
は短縮ダイヤル・ディレクトリに変更することができ
る。
【0028】図3のブロック322では、活動化された
NAMに基づいて、デフォルト電話帳が自動的に活動化
される。従って、もしデフォルトNAMがユーザによっ
て選択されたのであれば、NAMの選択メニューをバイ
パスすることを選択するユーザによって、そのデフォル
トNAMに関連づけられた電話帳が活動化されることに
なる。同様に、NAMの選択メニューにおいて、もし補
助NAMが選択されるならば、活動化された補助NAM
に対応するデフォルト電話帳が活動化されることになろ
う(ブロック322)。活動化された電話帳は、電話帳
の選択メニューに入ることによって、これを変更するこ
とができる(ブロック324)。もしユーザが、活動化
されたデフォルト電話帳を使用することを決定するなら
ば、この選択メニューはバイパスされ、ユーザは、短縮
ダイヤル・ディレクトリのような他の電話機能を使用す
るか、又は他の電話機能をバイパスすることによって所
望の電話番号を手動的に入力するという選択肢を有す
る。もしユーザが、電話帳の選択メニューにアクセスす
ることを決定するならば、その決定が、所定の機能キー
の操作を通して処理手段中に入力される(ブロック32
4)。次に、ユーザは、デフォルト電話帳をそのまま維
持するか、又は表示スクリーン上に表示される電話帳の
選択メニューに基づいて補助電話帳を選択し且つこれを
活動化するという選択肢を有する(図4のブロック22
6及び228)。もしユーザが、電話帳の選択メニュー
に基づいてデフォルト電話帳を維持することを決定する
ならば、ユーザは、電話帳の選択メニューをバイパスす
るか、又はデフォルト設定値を選択する。デフォルト設
定値を選択した後にデフォルト電話帳のエントリが表示
され、ユーザは、この表示をスクロールすることによっ
て、ダイヤルすべき電話番号を選択する(ブロック23
4)。しかし、もしユーザが、電話帳を補助電話帳に変
更するよう決定するならば、その肯定応答がユーザ・イ
ンタフェース60を介して入力される。その後、種々の
電話帳の選択メニューが表示され、対応する機能キーを
操作することによって1つの電話帳の選択が行われる
(ブロック230)。所望の電話帳を選択した後、この
電話帳のエントリが表示されるので、ユーザは、ダイヤ
ルすべき所望の電話番号を見い出すために、これらのエ
ントリの表示をスクロールすることができる(ブロック
232)。
NAMに基づいて、デフォルト電話帳が自動的に活動化
される。従って、もしデフォルトNAMがユーザによっ
て選択されたのであれば、NAMの選択メニューをバイ
パスすることを選択するユーザによって、そのデフォル
トNAMに関連づけられた電話帳が活動化されることに
なる。同様に、NAMの選択メニューにおいて、もし補
助NAMが選択されるならば、活動化された補助NAM
に対応するデフォルト電話帳が活動化されることになろ
う(ブロック322)。活動化された電話帳は、電話帳
の選択メニューに入ることによって、これを変更するこ
とができる(ブロック324)。もしユーザが、活動化
されたデフォルト電話帳を使用することを決定するなら
ば、この選択メニューはバイパスされ、ユーザは、短縮
ダイヤル・ディレクトリのような他の電話機能を使用す
るか、又は他の電話機能をバイパスすることによって所
望の電話番号を手動的に入力するという選択肢を有す
る。もしユーザが、電話帳の選択メニューにアクセスす
ることを決定するならば、その決定が、所定の機能キー
の操作を通して処理手段中に入力される(ブロック32
4)。次に、ユーザは、デフォルト電話帳をそのまま維
持するか、又は表示スクリーン上に表示される電話帳の
選択メニューに基づいて補助電話帳を選択し且つこれを
活動化するという選択肢を有する(図4のブロック22
6及び228)。もしユーザが、電話帳の選択メニュー
に基づいてデフォルト電話帳を維持することを決定する
ならば、ユーザは、電話帳の選択メニューをバイパスす
るか、又はデフォルト設定値を選択する。デフォルト設
定値を選択した後にデフォルト電話帳のエントリが表示
され、ユーザは、この表示をスクロールすることによっ
て、ダイヤルすべき電話番号を選択する(ブロック23
4)。しかし、もしユーザが、電話帳を補助電話帳に変
更するよう決定するならば、その肯定応答がユーザ・イ
ンタフェース60を介して入力される。その後、種々の
電話帳の選択メニューが表示され、対応する機能キーを
操作することによって1つの電話帳の選択が行われる
(ブロック230)。所望の電話帳を選択した後、この
電話帳のエントリが表示されるので、ユーザは、ダイヤ
ルすべき所望の電話番号を見い出すために、これらのエ
ントリの表示をスクロールすることができる(ブロック
232)。
【0029】この流れ図300において、ユーザは、補
助短縮ダイヤル・ディレクトリを活動化するという選択
肢も有している(ブロック238)。1つの電話帳が選
択された後、この活動化された電話帳に対応するデフォ
ルト短縮ダイヤル・ディレクトリが活動化される。この
短縮ダイヤル・ディレクトリは、特定の電話帳に対応す
る便利な高速アクセス・ファイルを提供する。即ち、こ
の短縮ダイヤル・ディレクトリは、これに関連づけられ
た電話帳からの最も頻繁にダイヤルされる電話番号や、
非常用電話番号などを保持することができる。しかし、
任意の補助短縮ダイヤル・ディレクトリを選択して、こ
れを選択された電話帳と関連づけることができる。もし
補助電話帳が選択されなければ、デフォルト短縮ダイヤ
ル・ディレクトリが、活動化されたNAMと関連づけら
れたデフォルト電話帳に対応することになろう(ブロッ
ク236)。もしユーザが、デフォルト短縮ダイヤル・
ディレクトリを維持することを決定するならば、短縮ダ
イヤル・ディレクトリの選択メニューはバイパスされ
る。ユーザは、肯定応答を機能キーから入力するか、 又
は適当な機能キーを操作することによって、短縮ダイヤ
ル・ディレクトリの選択メニューを活動化することがで
き、その結果、短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニ
ューが表示される(ブロック240)。かかる選択メニ
ューの表示に基づき、ユーザは、補助短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを選択するか、又はデフォルト短縮ダイヤル
・ディレクトリを維持することを決定する(ブロック2
42)。ユーザは、短縮ダイヤル・ディレクトリの選択
メニューをバイパスすることによってデフォルト短縮ダ
イヤル・ディレクトリを選択するか、又は単に補助短縮
ダイヤル・ディレクトリを選択する。ユーザは、適当な
機能キーを操作することによって短縮ダイヤル・ディレ
クトリのリストから1つの短縮ダイヤル・ディレクトリ
を選択し、その結果、この選択された補助短縮ダイヤル
・ディレクトリが活動化されることになる(ブロック2
44)。選択された短縮ダイヤル・ディレクトリに基づ
いて、対応する電話番号エントリが、ユーザの選択のた
めにユーザ・インタフェース上に表示される(ブロック
246)。短縮ダイヤル・ディレクトリからの電話番号
は、自動的に入力されるか、又は手動的に入力される
(ブロック248、250)。短縮ダイヤル番号を自動
的に入力するには、短縮ダイヤル・ディレクトリによっ
て指示された適当な機能キーを押すか、又はコンピュー
タのアプリケーション・プログラムによる場合には、表
示スクリーン上の適当な短縮ダイヤル番号を強調表示し
且つ実行ボタンを押せばよい。他方、電話番号を手動的
に入力するには、ユーザは、通常のように、電話番号を
セルラ電話機にキー入力すればよい。一旦、電話番号が
入力されると、この電話番号がダイヤルされ、送信され
て、目標の電話機との通信接続を設定する(ブロック2
52及び254)。
助短縮ダイヤル・ディレクトリを活動化するという選択
肢も有している(ブロック238)。1つの電話帳が選
択された後、この活動化された電話帳に対応するデフォ
ルト短縮ダイヤル・ディレクトリが活動化される。この
短縮ダイヤル・ディレクトリは、特定の電話帳に対応す
る便利な高速アクセス・ファイルを提供する。即ち、こ
の短縮ダイヤル・ディレクトリは、これに関連づけられ
た電話帳からの最も頻繁にダイヤルされる電話番号や、
非常用電話番号などを保持することができる。しかし、
任意の補助短縮ダイヤル・ディレクトリを選択して、こ
れを選択された電話帳と関連づけることができる。もし
補助電話帳が選択されなければ、デフォルト短縮ダイヤ
ル・ディレクトリが、活動化されたNAMと関連づけら
れたデフォルト電話帳に対応することになろう(ブロッ
ク236)。もしユーザが、デフォルト短縮ダイヤル・
ディレクトリを維持することを決定するならば、短縮ダ
イヤル・ディレクトリの選択メニューはバイパスされ
る。ユーザは、肯定応答を機能キーから入力するか、 又
は適当な機能キーを操作することによって、短縮ダイヤ
ル・ディレクトリの選択メニューを活動化することがで
き、その結果、短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニ
ューが表示される(ブロック240)。かかる選択メニ
ューの表示に基づき、ユーザは、補助短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを選択するか、又はデフォルト短縮ダイヤル
・ディレクトリを維持することを決定する(ブロック2
42)。ユーザは、短縮ダイヤル・ディレクトリの選択
メニューをバイパスすることによってデフォルト短縮ダ
イヤル・ディレクトリを選択するか、又は単に補助短縮
ダイヤル・ディレクトリを選択する。ユーザは、適当な
機能キーを操作することによって短縮ダイヤル・ディレ
クトリのリストから1つの短縮ダイヤル・ディレクトリ
を選択し、その結果、この選択された補助短縮ダイヤル
・ディレクトリが活動化されることになる(ブロック2
44)。選択された短縮ダイヤル・ディレクトリに基づ
いて、対応する電話番号エントリが、ユーザの選択のた
めにユーザ・インタフェース上に表示される(ブロック
246)。短縮ダイヤル・ディレクトリからの電話番号
は、自動的に入力されるか、又は手動的に入力される
(ブロック248、250)。短縮ダイヤル番号を自動
的に入力するには、短縮ダイヤル・ディレクトリによっ
て指示された適当な機能キーを押すか、又はコンピュー
タのアプリケーション・プログラムによる場合には、表
示スクリーン上の適当な短縮ダイヤル番号を強調表示し
且つ実行ボタンを押せばよい。他方、電話番号を手動的
に入力するには、ユーザは、通常のように、電話番号を
セルラ電話機にキー入力すればよい。一旦、電話番号が
入力されると、この電話番号がダイヤルされ、送信され
て、目標の電話機との通信接続を設定する(ブロック2
52及び254)。
【0030】従って、ユーザは、アプリケーション・プ
ログラムが活動的である時は、何時でもNAM間の切り
換えを行うことができる。もしユーザが、NAMを変更
するならば、アプリケーション・プログラムは、これに
関連づけられた電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレ
クトリの初期設定値、又はそれらの最初にプログラムさ
れた識別コード(NAM識別子)に基づいて、これらの
電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリに対して
チェックを行う。NAM、電話帳及び/又は短 縮ダイヤ
ル・ディレクトリの各々は、これらのNAMを、最も論
理的な態様で電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレク
トリとを関連づけるために、アプリケーション・プログ
ラムの入力又は機能キーの操作によって切り換えられ
る。しかし、ユーザは、デフォルトの関連づけから逸脱
することができる。即ち、電話帳及び短縮ダイヤル・デ
ィレクトリの各々は標識を有しているので、ユーザは、
その必要性に応じてこれらの電話帳及び短縮ダイヤル・
ディレクトリを識別することができる。例えば、これら
の標識は、当該電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリ
と関連づけられる、NAMの識別子とすることができ
る。セルラ電話機のユーザは、電話帳の選択メニュー及
び短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニューを通して
スクロールし、そして特定の標識を有する最適の電話帳
及び短縮ダイヤル・ディレクトリを、活動化されたNA
Mと関連づけることができる。電話帳の選択メニュー又
は短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニューに入るた
めに、ユーザは、肯定応答を入力してこれらの選択メニ
ューを活動化する。しかし、ユーザは、これらの選択メ
ニューの一方又は両方をバイパスすることができる。
ログラムが活動的である時は、何時でもNAM間の切り
換えを行うことができる。もしユーザが、NAMを変更
するならば、アプリケーション・プログラムは、これに
関連づけられた電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレ
クトリの初期設定値、又はそれらの最初にプログラムさ
れた識別コード(NAM識別子)に基づいて、これらの
電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレクトリに対して
チェックを行う。NAM、電話帳及び/又は短 縮ダイヤ
ル・ディレクトリの各々は、これらのNAMを、最も論
理的な態様で電話帳及び/又は短縮ダイヤル・ディレク
トリとを関連づけるために、アプリケーション・プログ
ラムの入力又は機能キーの操作によって切り換えられ
る。しかし、ユーザは、デフォルトの関連づけから逸脱
することができる。即ち、電話帳及び短縮ダイヤル・デ
ィレクトリの各々は標識を有しているので、ユーザは、
その必要性に応じてこれらの電話帳及び短縮ダイヤル・
ディレクトリを識別することができる。例えば、これら
の標識は、当該電話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリ
と関連づけられる、NAMの識別子とすることができ
る。セルラ電話機のユーザは、電話帳の選択メニュー及
び短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニューを通して
スクロールし、そして特定の標識を有する最適の電話帳
及び短縮ダイヤル・ディレクトリを、活動化されたNA
Mと関連づけることができる。電話帳の選択メニュー又
は短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニューに入るた
めに、ユーザは、肯定応答を入力してこれらの選択メニ
ューを活動化する。しかし、ユーザは、これらの選択メ
ニューの一方又は両方をバイパスすることができる。
【0031】何れにしても、ユーザは、活動化された任
意のNAMとともに動作するように、任意の電話帳又は
短縮ダイヤル・ディレクトリを交換することができる。
代替実施例では、ユーザは、特定のNAMに対応する電
話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリの初期設定値を、
何時でも変更することができる。こうするには、特定の
NAMと関連づけられた電話帳及び短縮ダイヤル・ディ
レクトリのデフォルト設定値を修正すればよい。最も重
要である点は、ユーザにとって、完全な柔軟性が利用可
能であるのが望ましい、ということである。従って、標
識付きの電話帳の選択メニューをユーザに提示すること
により、使用される電話帳又は短縮ダイヤル・ディレク
トリと関連づけるべき最も実際的なNAMを、ユーザに
通知することが望ましい。しかし、電話帳及び短縮ダイ
ヤル・ディレクトリを(その標識と一致するNAM識別
子を有する)特定のNAMと関連づけるためのスキーム
を持つように、セルラ電話機を予めプログラムすること
が、通常、好ましいモードである。それにも拘わらず、
ユーザには、依然として、活動化された任意所望のNA
Mと関連づけるべき電話帳及び/又は短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを選択的に交換可能であるという選択肢が存
在する。
意のNAMとともに動作するように、任意の電話帳又は
短縮ダイヤル・ディレクトリを交換することができる。
代替実施例では、ユーザは、特定のNAMに対応する電
話帳又は短縮ダイヤル・ディレクトリの初期設定値を、
何時でも変更することができる。こうするには、特定の
NAMと関連づけられた電話帳及び短縮ダイヤル・ディ
レクトリのデフォルト設定値を修正すればよい。最も重
要である点は、ユーザにとって、完全な柔軟性が利用可
能であるのが望ましい、ということである。従って、標
識付きの電話帳の選択メニューをユーザに提示すること
により、使用される電話帳又は短縮ダイヤル・ディレク
トリと関連づけるべき最も実際的なNAMを、ユーザに
通知することが望ましい。しかし、電話帳及び短縮ダイ
ヤル・ディレクトリを(その標識と一致するNAM識別
子を有する)特定のNAMと関連づけるためのスキーム
を持つように、セルラ電話機を予めプログラムすること
が、通常、好ましいモードである。それにも拘わらず、
ユーザには、依然として、活動化された任意所望のNA
Mと関連づけるべき電話帳及び/又は短縮ダイヤル・デ
ィレクトリを選択的に交換可能であるという選択肢が存
在する。
【0032】図5及び図6を参照すると、電話帳、短縮
ダイヤル・ディレクトリ及び他の電話機能を、NAMと
関連づけるための方法を単純化して示した、本発明の他
の実施例が示されている。セルラ電話機の電源がオンに
された後(ブロック410)、ユーザは、ユーザ・イン
タフェース60上の機能キー又はアプリケーション・プ
ログラムを介して、NAMの選択メニューに入る(ブロ
ック412)。NAMの選択メニューにおいて、ユーザ
は、新しい1つのNAMを構成するか、デフォルトNA
Mを使用するか、又は1つの補助NAMを使用するとい
う選択肢を有する(ブロック414、416及び41
8)。全ての実施例と同じように、各NAMは、識別コ
ード、ソフトウェアの分野で広く使用されている記述フ
ィールド又は機能キーの何れかによって識別される。1
つのNAMを選択する時、そのコードは、その識別子に
従って当該NAMを単に選択して活動化する。そのセル
ラ電話機を動作させるべき1つのNAMを選択した後、
ユーザは、電話帳の選択メニューにアクセスすることが
できる(ブロック420)。ユーザは、電話帳の選択メ
ニューを直接にバイパスして他の選択メニューに入る
か、又は電話番号を手動的にダイヤルすることができ
る。しかし、電話帳を活動化されたNAMと関連づける
ための電話帳の選択メニューにアクセスするために、ユ
ーザは、肯定応答コマンドを送信する。この肯定応答コ
マンドの送信は、通常、メニューの選択、アプリケーシ
ョン・プログラムからの質問又は機能キーの操作の何れ
かに応答して行われる(ブロック420及び422)。
電話帳の選択メニューは、ユーザの選択肢として、新し
い電話帳を構成すること(ブロック424)、デフォル
ト電話帳を活動化すること(ブロック430)、又は選
択のために補助電話帳を表示すること(ブロック426
及び428)を提示する。デフォルト電話帳は、通常、
活動化されたNAMに対応している。即ち、選択された
実際のNAMが活動化される時、電話帳内の標識がこの
NAMの識別子と一致している。しかし、依然として、
新しい電話帳を形成するための選択肢と、活動化された
NAMとともに使用すべき補助電話帳を選択するための
選択肢とが存在する。電話帳の選択メニュー内に表示さ
れる電話帳は、ユーザが目視できる標識を保持している
ので、活動化されたNAMに基づいてユーザが指示され
た決定を行うことを容易にする。一旦、電話帳が選択さ
れ、活動化されると、その電話帳内の電話番号が、大き
な表示スクリーンの場合にはメニュー形式で表示され、
通常のセルラ電話機のような小さな表示スクリーンの場
合には一行ずつスクロールする形式で表示される(ブロ
ック432)。
ダイヤル・ディレクトリ及び他の電話機能を、NAMと
関連づけるための方法を単純化して示した、本発明の他
の実施例が示されている。セルラ電話機の電源がオンに
された後(ブロック410)、ユーザは、ユーザ・イン
タフェース60上の機能キー又はアプリケーション・プ
ログラムを介して、NAMの選択メニューに入る(ブロ
ック412)。NAMの選択メニューにおいて、ユーザ
は、新しい1つのNAMを構成するか、デフォルトNA
Mを使用するか、又は1つの補助NAMを使用するとい
う選択肢を有する(ブロック414、416及び41
8)。全ての実施例と同じように、各NAMは、識別コ
ード、ソフトウェアの分野で広く使用されている記述フ
ィールド又は機能キーの何れかによって識別される。1
つのNAMを選択する時、そのコードは、その識別子に
従って当該NAMを単に選択して活動化する。そのセル
ラ電話機を動作させるべき1つのNAMを選択した後、
ユーザは、電話帳の選択メニューにアクセスすることが
できる(ブロック420)。ユーザは、電話帳の選択メ
ニューを直接にバイパスして他の選択メニューに入る
か、又は電話番号を手動的にダイヤルすることができ
る。しかし、電話帳を活動化されたNAMと関連づける
ための電話帳の選択メニューにアクセスするために、ユ
ーザは、肯定応答コマンドを送信する。この肯定応答コ
マンドの送信は、通常、メニューの選択、アプリケーシ
ョン・プログラムからの質問又は機能キーの操作の何れ
かに応答して行われる(ブロック420及び422)。
電話帳の選択メニューは、ユーザの選択肢として、新し
い電話帳を構成すること(ブロック424)、デフォル
ト電話帳を活動化すること(ブロック430)、又は選
択のために補助電話帳を表示すること(ブロック426
及び428)を提示する。デフォルト電話帳は、通常、
活動化されたNAMに対応している。即ち、選択された
実際のNAMが活動化される時、電話帳内の標識がこの
NAMの識別子と一致している。しかし、依然として、
新しい電話帳を形成するための選択肢と、活動化された
NAMとともに使用すべき補助電話帳を選択するための
選択肢とが存在する。電話帳の選択メニュー内に表示さ
れる電話帳は、ユーザが目視できる標識を保持している
ので、活動化されたNAMに基づいてユーザが指示され
た決定を行うことを容易にする。一旦、電話帳が選択さ
れ、活動化されると、その電話帳内の電話番号が、大き
な表示スクリーンの場合にはメニュー形式で表示され、
通常のセルラ電話機のような小さな表示スクリーンの場
合には一行ずつスクロールする形式で表示される(ブロ
ック432)。
【0033】図6を参照すると、ユーザは、1つのNA
Mを選択した後に直接に又は1つの電話帳を選択した後
に、短縮ダイヤル・ディレクトリをアクセスし且つこれ
を活動化することができる。ユーザは、ブロック450
へ直接に進むことによって、短縮ダイヤル・ディレクト
リの選択メニューをバイパスして、メモリから、1つの
電話番号又は短縮ダイヤル番号をダイヤルするという選
択肢を有している。短縮ダイヤル・ディレクトリを選択
するために、ユーザは、前と同じように、短縮ダイヤル
・ディレクトリの選択メニューに入る(ブロック43
6)。ユーザは、新しい短縮ダイヤル・ディレクトリを
構成すること(ブロック444)、デフォルト短縮ダイ
ヤル・ディレクトリを使用すること(ブロック44
2)、又は補助短縮ダイヤル・ディレクトリを選択する
こと(ブロック440)の何れかを選ぶことができる。
1つの電話帳が選択された場合には、その標識との比較
を行うことによって、デフォルトの短縮ダイヤル・ディ
レクトリが、自動的に活動化される。他方、如何なる補
助電話帳も選択されない場合には、NAMの識別子に基
づいて、デフォルトの短縮ダイヤル・ディレクトリが、
自動的に活動化される。前述のように、短縮ダイヤル・
ディレクトリの各々は、電話帳の標識及びNAMの識別
子と対応する標識を有している。従って、もし如何なる
補助電話帳も選択されなければ、デフォルト電話帳がN
AM設定値に基づいて自動的に活動化され、その結果、
対応する短縮ダイヤル・ディレクトリが活動化される。
ユーザは、短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニュー
の表示中に指示された短縮ダイヤル・ディレクトリを選
ぶことによって、補助短縮ダイヤル・ディレクトリを選
択することができる(ブロック430及び440)。ア
プリケーション・プログラム又はセルラ電話機の機能キ
ーを介して短縮ダイヤル・ディレクトリを選択した後、
選択された短縮ダイヤル・ディレクトリの電話番号が表
示される。次に、1つの電話番号が選択され、手動的に
又は自動的に入力される(ブロック452及び44
8)。この電話番号を自動的に入力するには、機能キー
を操作するか、又はこの電話番号を強調表示し且つこの
強調表示された電話番号を実行キーを押せばよい。その
後、この電話番号がダイヤルされ、送信されて、目標の
電話機との通信接続が設定される(ブロック454及び
456)。
Mを選択した後に直接に又は1つの電話帳を選択した後
に、短縮ダイヤル・ディレクトリをアクセスし且つこれ
を活動化することができる。ユーザは、ブロック450
へ直接に進むことによって、短縮ダイヤル・ディレクト
リの選択メニューをバイパスして、メモリから、1つの
電話番号又は短縮ダイヤル番号をダイヤルするという選
択肢を有している。短縮ダイヤル・ディレクトリを選択
するために、ユーザは、前と同じように、短縮ダイヤル
・ディレクトリの選択メニューに入る(ブロック43
6)。ユーザは、新しい短縮ダイヤル・ディレクトリを
構成すること(ブロック444)、デフォルト短縮ダイ
ヤル・ディレクトリを使用すること(ブロック44
2)、又は補助短縮ダイヤル・ディレクトリを選択する
こと(ブロック440)の何れかを選ぶことができる。
1つの電話帳が選択された場合には、その標識との比較
を行うことによって、デフォルトの短縮ダイヤル・ディ
レクトリが、自動的に活動化される。他方、如何なる補
助電話帳も選択されない場合には、NAMの識別子に基
づいて、デフォルトの短縮ダイヤル・ディレクトリが、
自動的に活動化される。前述のように、短縮ダイヤル・
ディレクトリの各々は、電話帳の標識及びNAMの識別
子と対応する標識を有している。従って、もし如何なる
補助電話帳も選択されなければ、デフォルト電話帳がN
AM設定値に基づいて自動的に活動化され、その結果、
対応する短縮ダイヤル・ディレクトリが活動化される。
ユーザは、短縮ダイヤル・ディレクトリの選択メニュー
の表示中に指示された短縮ダイヤル・ディレクトリを選
ぶことによって、補助短縮ダイヤル・ディレクトリを選
択することができる(ブロック430及び440)。ア
プリケーション・プログラム又はセルラ電話機の機能キ
ーを介して短縮ダイヤル・ディレクトリを選択した後、
選択された短縮ダイヤル・ディレクトリの電話番号が表
示される。次に、1つの電話番号が選択され、手動的に
又は自動的に入力される(ブロック452及び44
8)。この電話番号を自動的に入力するには、機能キー
を操作するか、又はこの電話番号を強調表示し且つこの
強調表示された電話番号を実行キーを押せばよい。その
後、この電話番号がダイヤルされ、送信されて、目標の
電話機との通信接続が設定される(ブロック454及び
456)。
【図1】電話帳及び短縮ダイヤル・ディレクトリを設定
し、これを個々のNAMと関連づけるための、本発明の
処理方法を示す流れ図である。
し、これを個々のNAMと関連づけるための、本発明の
処理方法を示す流れ図である。
【図2】電話帳、短縮ダイヤル・ディレクトリ及びNA
Mの間の切り換えを行うための、本発明の基本的な処理
方法を示す流れ図である。
Mの間の切り換えを行うための、本発明の基本的な処理
方法を示す流れ図である。
【図3】マイクロプロセッサを有するセルラ電話機内で
実施される、本発明の推奨処理方法を示す流れ図であ
る。
実施される、本発明の推奨処理方法を示す流れ図であ
る。
【図4】マイクロプロセッサを有するセルラ電話機内で
実施される、本発明の推奨処理方法を示す流れ図であ
る。
実施される、本発明の推奨処理方法を示す流れ図であ
る。
【図5】マイクロプロセッサを有するセルラ電話機内で
実施される、本発明の他の処理方法を示す流れ図であ
る。
実施される、本発明の他の処理方法を示す流れ図であ
る。
【図6】マイクロプロセッサを有するセルラ電話機内で
実施される、本発明の他の処理方法を示す流れ図であ
る。
実施される、本発明の他の処理方法を示す流れ図であ
る。
【図7】セルラ電話機内に設けられたマイクロプロセッ
サ及びメモリ装置の間の相対的な通信接続を示すブロッ
ク図である。
サ及びメモリ装置の間の相対的な通信接続を示すブロッ
ク図である。
10 セルラ電話機 20 番号割り当てモジュール(NAM) 30 電話帳 40 短縮ダイヤル・ディレクトリ 50 マイクロプロセッサ 60 ユーザ・インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−305159(JP,A) 特開 平7−312630(JP,A) 特開 昭51−148305(JP,A) 実開 平5−82148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/26 - 1/57 H04Q 7/38
Claims (3)
- 【請求項1】 プログラム可能な移動式セルラ通信装置
が、複数の電話番号を格納するための複数の電話帳及び
これに対応する複数の短縮ダイヤル・ディレクトリ(以
下「電話帳」及びこれに対応する「短縮ダイヤル・ディ
レクトリ」の組み合わせを「ディレクトリ」と総称)
と、複数の番号割り当てモジュール(以下「NAM」と
表記)とでプログラムされており、前記複数のNAMの
うち1つのNAMがデフォルトNAMであり、他のNA
Mが補助NAMであり、前記NAMの各々が通信業者に
よって割り当てられた電話番号を格納しており、該電話
番号の下で前記通信装置が識別され且つ動作されるよう
に、1つの前記NAMが活動化される時に少なくとも1
つの前記ディレクトリを当該活動化された1つのNAM
と関連づける方法であって、 (a)前記通信装置の電源をオンにする時、前記デフォ
ルトNAMを自動的に活動化するステップと、 (b)前記活動化されたデフォルトNAMの下で前記通
信装置を動作させる時、前記複数のディレクトリからの
少なくとも1つのデフォルト・ディレクトリ内に格納さ
れている電話番号がアクセス可能となるように、前記活
動化されたデフォルトNAMと関連づけられる前記少な
くとも1つのデフォルト・ディレクトリを自動的に活動
化するステップと、 (c)前記デフォルトNAMとは異なる1つの補助NA
Mの下で前記通信装置を動作させるように、前記他のN
AMから当該1つの補助NAMを選択し且つ活動化する
オプションを提供するステップと、 (d)1つの補助NAM内に格納されている前記通信業
者によって割り当てられた電話番号の下で前記通信装置
を動作させるために、前記他のNAMから当該1つの補
助NAMを選択するステップと、 (e)前記選択された1つの補助NAMを活動化するス
テップと、 (f)前記選択された1つの補助NAMの活動化に応答
して、当該1つの補助NAMに対応する前記複数のディ
レクトリからの少なくとも1つの補助ディレクトリを自
動的に活動化するステップと、 を含む前記方法。 - 【請求項2】 前記少なくとも1つの補助ディレクトリ
を活動化する時、前記活動化された少なくとも1つのデ
フォルト・ディレクトリを不活動化するステップを含
む、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記活動化されたデフォルトNAMと関
連づけるようにプログラムされた前記少なくとも1つの
デフォルト・ディレクトリを検出するために、前記複数
のディレクトリ内に格納されているNAM識別子を前記
活動化されたデフォルトNAMの識別子と比較するステ
ップを含む、請求項1記載の方法。
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