JP3352382B2 - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP3352382B2
JP3352382B2 JP05857998A JP5857998A JP3352382B2 JP 3352382 B2 JP3352382 B2 JP 3352382B2 JP 05857998 A JP05857998 A JP 05857998A JP 5857998 A JP5857998 A JP 5857998A JP 3352382 B2 JP3352382 B2 JP 3352382B2
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roller
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sheet feeding
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙ローラを有す
る給紙手段によりシートを給紙する給紙装置及びこれを
備えた画像形成装置に関し、特に給紙ローラの清掃を行
う構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給紙ローラを有する給紙手段によ
りシートを給紙する給紙装置において、給紙ローラを清
掃するための清掃手段としてブラシ部材を備えたものが
あり、このブラシ部材は特開昭53−106130号
や、実開昭57−37942号に記載されているよう
に、給紙ローラに常時接触する形で配置されている。
【0003】図13は、このようなブラシ部材を装着し
た給紙装置の構成を示す図であり、同図において、10
0は給紙ローラである。ここで、この給紙ローラ100
は、ローラ表面を形成すると共に高い摩擦係数を持った
給紙ローラゴム105と、給紙ローラゴム105を固定
している給紙ローラカラー106と、給紙ローラカラー
106を保持し、かつ図示しない駆動手段、制御手段に
より、適宜回転する給紙角軸107と嵌合している給紙
カム108と、シート束Sの上面を最初に押し下げる給
紙コロ109と、給紙動作後に、図示しない搬送装置等
により搬送されていくシートの後端が給紙トレイ101
内に残っている間、シートと給紙ローラ100とを離間
し、かつ回動自在であることによりシートの受ける抵抗
力を最小にするアイドラコロ110とを備えている。
【0004】一方、同図において、118はブラシ部材
であるローラ清掃ブラシであり、このローラ清掃ブラシ
118により、給紙ローラゴム105の表面に付着し
た、繊維質、填料等で構成されたシート由来の紙粉を除
去するようにしている。なお、119は、ローラ清掃ブ
ラシ118を保持するブラシホルダーであり、このブラ
シホルダー119は画像形成装置の枠体120に取り付
けられている。
【0005】そして、このように給紙ローラゴム105
の表面に付着する繊維や填料からなる紙粉をローラ清掃
ブラシ118で拭き取ることにより、給紙ローラゴム1
05の給紙に必要な摩擦力を、ある程度の期間持続する
ことができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような従
来の給紙装置においては、既述したようにローラ清掃ブ
ラシ118は、給紙ローラ100に常時接触する形で配
置されているため、給紙動作毎に給紙ローラ100に付
着する紙粉がローラ清掃ブラシ118に付着することか
ら、給紙ローラ100の交換の際、ローラ清掃ブラシ1
18も同時に交換する必要があった。
【0007】しかし、例えば下部に給紙装置を配した構
成の画像形成装置の場合、給紙ローラは画像形成装置の
底部の奥に配置され、給紙ローラを清掃するローラ清掃
ブラシはさらに手の入りにくい位置に配置されることと
なる。このため、給紙ローラ及びローラ清掃ブラシの交
換は、画像形成装置を引き起こして、横置き、もしくは
ひっくり返した状態で行わなければならず、交換に手間
がかかるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、このような問題点を解
決するためになされたものであり、給紙ローラと清掃手
段の交換を簡単に行うことのできる給紙装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供することを第1の目的とす
る。また、給紙ローラ及び清掃手段の交換を少なくする
ことのできる給紙装置及びこれを備えた画像形成装置を
提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、給紙ローラを
有する給紙手段によりシートを給紙すると共に、前記給
紙ローラの表面を清掃する清掃手段を備えた給紙装置で
あって、前記給紙ローラが着脱自在に取り付けられ、該
給紙ローラを回転させる給紙角軸と、前記給紙ローラ
と、前記清掃手段と、前記清掃手段を前記給紙ローラに
圧接させるバネとを一体のユニットとして備え、かつ前
記給紙角軸に前記給紙ローラを介して着脱自在に取り付
けられる給紙ローラホルダと、を備え、前記給紙ローラ
ホルダを前記給紙角軸に着脱させるための開口部を該給
紙ローラホルダに形成し、かつ該給紙ローラホルダを前
記給紙角軸に着脱させる際には、前記清掃手段が前記バ
ネにより前記開口部側の前記給紙角軸に当たらない位置
に入り込むようにしたことを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記清掃手段を所定のタイ
ミングで前記給紙ローラに当接させる当接手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記当接手段は、選択的に
励磁されるソレノイドと、前記ソレノイドの励磁に伴っ
て前記清掃手段を前記給紙ローラの表面に当接させるよ
う移動するアームとを備えたものであることを特徴とす
るものである。
【0012】また本発明は、前記清掃手段を選択的に前
記給紙ローラに当接させるよう前記当接手段を制御する
制御装置を備え、該制御装置は、前記給紙ローラがリト
ライ動作を行ったとき、且つ/又は、前記給紙ローラに
より送り出すシートを収納する給紙トレイが着脱された
とき、且つ/又は、前記給紙ローラが所定の枚数シート
を送り出したときに前記当接手段を制御して前記清掃手
段を前記給紙ローラに当接させることを特徴とするもの
である。
【0013】また本発明は、前記清掃手段を、取り外し
て使用できるよう前記給紙ローラホルダに取り外し可能
に取り付けたことを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記清掃手段を清掃する二
次清掃手段を備え、前記二次清掃手段を前記給紙ローラ
ホルダに取り付けたことを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記給紙ローラホルダは、
取り外しの際、前記二次清掃手段を取り外すことにより
取り外しが可能となるように構成されていることを特徴
とするものである。
【0016】また本発明は、給紙ローラホルダは、取り
外しの際、前記二次清掃手段を所定位置まで移動させる
ことにより取り外しが可能となるように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記給紙ローラホルダの壁
面と前記給紙ローラとの間に形成される隙間の上方もし
くは該給紙ローラの外周面から垂直な方向を前記清掃手
段により覆うようにしたことを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記清掃手段に付着した
後、前記二次清掃手段により前記清掃手段から脱落して
来る紙粉等を収納する紙粉容器を前記給紙ローラホルダ
に一体に設けたことを特徴とするものである。
【0019】また本発明のように、給紙ローラを有する
給紙手段及び給紙ローラの表面を清掃する清掃手段を一
体のユニットとして構成すると共に、このユニットを取
り外すことにより給紙ローラと清掃手段の交換を同時に
行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
給紙装置の構成を示す概略断面図であり、図2は図1の
A方向側面図である。
【0022】図1及び図2において、1はシート束を給
紙装置にセットする際に給紙装置より取り外され、シー
ト束が入れられた後、再び給紙装置に装着される給紙ト
レイ、2は積載されたシート束Sを支持し、かつ給紙力
発生源である後述する給紙ローラ5の方向に加圧する中
板、3は中板2の下面を押圧して中板2を上方に押し上
げる中板ばね、4は最下面のシートとの摩擦力を発生
し、ラスト紙の重送を防止する分離シートである。
【0023】また、5は給紙ローラであり、この給紙ロ
ーラ5は、ローラ表面を形成すると共に高い摩擦係数を
持った給紙ローラゴム5Aと、給紙ローラゴム5Aを固
定している給紙ローラカラー6と、給紙ローラカラー6
を保持し、かつ図示しない駆動手段、制御手段により、
適宜回転する給紙角軸7と嵌合している第1及び第2給
紙カム8,25と、給紙動作後に、図示しない搬送装置
等により搬送されていくシートの後端が給紙トレイ1内
に残っている間、シートと給紙ローラゴム5Aとを離間
し、かつ回動自在であることによりシートの受ける抵抗
力を最小にする第1及び第2アイドラコロ11,26と
を備えている。
【0024】また、6a、6bは給紙ローラカラー6か
ら横方向に突設された第1及び第2リブであり、この第
1及び第2リブ6a,6bには給紙ローラゴム5Aの円
筒形状と同軸の摺動面を持った第1及び第2給紙ローラ
ジョイント9,24がそれぞれ嵌合されている。10は
給紙ローラホルダーであり、この給紙ローラホルダー1
0に第1及び第2給紙ローラジョイント9,24を介し
て給紙ローラ5は回転自在に保持されている。
【0025】27は給紙角軸7に第2アイドラコロ26
を取り付けるため、給紙角軸7と第2アイドラコロ26
との間に介装された第2コロホルダーである。なお、こ
の第2コロホルダー27はスナップフィット部27aを
有しており、このスナップフィット部27aにより、第
2アイドラコロ26の給紙角軸7に対するスラスト方向
の位置が決められている。
【0026】28は給紙角軸7に第1アイドラコロ11
を取り付けるため、給紙角軸7と第1アイドラコロ11
との間に介装された第1コロホルダーである。なお、こ
の第1コロホルダー28はスナップフィット部28aを
有しており、このスナップフィット部28aにより、第
1アイドラコロ11の給紙角軸7に対するスラスト方向
の位置が決められている。
【0027】また、この第1アイドラコロ11には、ス
ナップフィット部28aの固定動作を解除するための操
作アーム28bが一体に形成されており、この操作アー
ム28bをユーザーが図2に示す矢印と反対方向に押す
ことによりスナップフィット部28aの固定動作が解除
されるようになる。そして、このようにスナップフィッ
ト部28aの固定動作を解除することにより、第1給紙
カム8、第1アイドラコロ11及び第1コロホルダー2
8を二点鎖線で示す位置まで移動させることができる。
【0028】一方、19は給紙ローラゴム5Aの表面に
付着した繊維質、填料等で構成されたシート由来の紙粉
を除去するローラ清掃ブラシであり、このローラ清掃ブ
ラシ19は、給紙ローラホルダー10にブラシ軸21を
介して回動自在に取り付けられたブラシホルダー20の
所定位置に接着等の手段により結合されている。
【0029】22は一端が給紙ローラホルダー10に、
他端がブラシホルダー20にそれぞれ係止され、ブラシ
ホルダー20を給紙角軸7の方向に押し付ける力を発生
するブラシバネ22であり、このブラシバネ22のばね
力によりブラシホルダー20に結合されたローラ清掃ブ
ラシ19は、給紙ローラゴム5Aに適切な圧で接触す
る。
【0030】なお、給紙ローラホルダー10の上端は、
少なくとも給紙ローラ5が回転している間は、その回転
トルクにより給紙装置の枠体23に突き当たるようにな
っており、これにより給紙時における給紙ローラホルダ
ー10の給紙装置内での姿勢は一定に保たれると共にロ
ーラ清掃ブラシ19の姿勢も一定に保たれる。
【0031】このように、本実施の形態においては、給
紙ローラホルダー10にローラ清掃ブラシ19と給紙ロ
ーラ5とを取り付けることにより、給紙ローラ5及びロ
ーラ清掃ブラシ19が一体となった給紙ローラユニット
Uが構成される。
【0032】なお、この給紙ローラユニットUを給紙装
置に着脱する際、給紙ローラユニットUの給紙角軸7に
対する着脱を可能とするよう後述する図3に示すように
給紙ローラカラー6、第1及び第2給紙ローラジョイン
ト9,24及び給紙ローラホルダー10は、それぞれ開
口部10A,6A,9A,24Aを有している。そし
て、給紙ローラユニットUを組み立てる場合は、これら
各開口部10A,6A,9A,24Aの向きが一致する
ように組み立てるようにしている。
【0033】一方、12はシートの重ね送りを防止する
分離パッド、13は分離パット12を保持する分離パッ
ドホルダー、14は一端が給紙トレイ1に保持され、他
端を分離パッドホルダー13に押し当て、分離パッド1
2を給紙角軸7の方向に押し付ける分離パッドばね、1
5、16はシートの搬送方向を決める第1及び第2搬送
ガイド、17は給紙されてきたシートを搬送する搬送ロ
ーラ、18は搬送ローラ17に対向しニップを形成する
搬送コロである。
【0034】次に、このように構成された給紙装置の給
紙動作について説明する。
【0035】ユーザーにより、抜去した給紙トレイ1の
中板2上にシート束Sが積載され、再び給紙トレイ1が
給紙装置に装着されることにより、シート束Sが給紙装
置にセットされる。なお、このようにセットされた状態
ではシート束Sは、中板ばね3の付勢力を受けて、第1
及び第2アイドラコロ11,26に接触する。
【0036】一方、この後、図示しない駆動装置及び後
述する図14に示す制御装置90の給紙動作が開始され
ると、給紙角軸7が回転し、これが第1及び第2給紙カ
ム8,25に伝達され、第1及び第2給紙カム8,25
と嵌合した給紙ローラカラー6、給紙ローラゴム5A、
即ち給紙ローラ5が同時に回転を始め、シートに接触す
る。
【0037】そして、この給紙ローラ5は中板ばね3に
よる付勢力により押し上げられているシート束Sの最上
面と接触し、最上面の1枚に摩擦力を加える。この力を
受けて、少なくとも最上面の1枚のシートが進みはじ
め、やがて給紙ローラ5と分離パッドばね14で付勢さ
れた分離パッド12とにより形成されるニップに到達す
る。
【0038】ここで、このニップにおいて分離パッド1
2の摩擦力とくさび形状による捌き効果により、最上面
の1枚以外のシートは停止する一方、最上面の1枚のみ
がその先に給送され、この後第1及び第2搬送ガイド1
5,16によりガイドされて搬送ローラ17と搬送コロ
18で構成されるニップに先端が入って強い搬送力を受
け、画像形成部等に搬送されていく。
【0039】ところで、給紙ローラゴム5Aに付着する
紙粉等は、ブラシバネ22のばね力により給紙ローラゴ
ム5Aに適切な圧で接触しているローラ清掃ブラシ19
により拭き取られる。
【0040】次に、給紙ローラ5及びローラ清掃ブラシ
19が一体となった給紙ローラユニットUの交換方法に
ついて説明する。
【0041】まず、第1コロホルダー28の操作アーム
28bを操作してスナップフィット部28aの固定動作
を解除し、第1給紙カム8、第1アイドラコロ11及び
第1コロホルダー28を既述した図2の二点鎖線で示す
位置まで移動させる。次に、給紙ローラユニットUを同
図の矢印で示す右方向にずらす。これにより、給紙ロー
ラカラー6と第2給紙カム25との嵌合が解除され、給
紙ローラ5を給紙角軸7に対して回転可能にすることが
できる。
【0042】図3は、このようにして回転可能となった
給紙ローラ5を、図1に示す状態より180°程度回転
させた時の状態である。そして、このように給紙ローラ
5を回転させると、給紙ローラユニットUは、既述した
ように給紙ローラカラー6の開口部6A、第1及び第2
給紙ローラジョイント9,24の開口部9A,24A及
び給紙ローラホルダー10の開口部10Aの向きが一致
するように組立られているので、給紙ローラユニットU
を図3の矢印に示す方向に引き出せば、簡単に取り外す
ことができる。
【0043】ここで、このように給紙ローラユニットU
を取り外す際、ローラ清掃ブラシ19及びブラシホルダ
ー20の先端はブラシバネ22のばね力により同図に示
すように給紙ローラカラー6の開口部内に入り込むよう
になる。これにより、給紙ローラユニットUを矢印方向
に引き抜く際、ローラ清掃ブラシ19及びブラシホルダ
ー20が給紙角軸7に当たることがなくなり、給紙ロー
ラユニットUの取り外しに支障が生じるのを防ぐことが
できる。
【0044】一方、新しい給紙ローラユニットUを装着
する場合は、給紙ローラカラー6の開口部6A、第1及
び第2給紙ローラジョイント9,24の開口部9A,2
4A及び給紙ローラホルダー10の開口部10Aの向き
が一致するように組立られている給紙ローラユニットU
を、図3の矢印と反対方向に押し込んだ後、給紙ローラ
5を180°程度回転させる。
【0045】その後、給紙ローラユニットUを図2の矢
印と反対方向に移動させ、次に第1給紙カム8及び第1
アイドラコロ11を同方向に移動させることにより、給
紙ローラユニットUの装着は完了する。
【0046】このように、給紙ローラ5とローラ清掃ブ
ラシ19とを一体化し、この給紙ローラ5とローラ清掃
ブラシ19とが一体化した給紙ローラユニットUを交換
することにより、給紙ローラ5とローラ清掃ブラシ19
の交換を同時に行うことができる。
【0047】また、画像形成装置を引き起こしたりする
ことなくローラ清掃ブラシ19を着脱することができ、
給紙ローラ5とローラ清掃ブラシ19の交換を簡単に行
うことができる。さらに、清掃効果の高いローラ清掃ブ
ラシ19は、紙粉等の汚れをその繊維の中に保持してし
まい、その結果清掃効果が大幅に落ちる傾向があるが、
給紙ローラ5と同時に交換する構成であれば、清掃効果
の高いブラシ材質を採用することができる。
【0048】またさらに、このように給紙ローラ5とロ
ーラ清掃ブラシ19とを一体化することにより、紙粉の
発生が非常に多い紙が多用されている国や地域に限定し
て給紙ローラユニットUとして投入する、または対策品
として供給することが容易にできるようになる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0050】図4は、本実施の形態に係る給紙装置の概
略断面図であり、同図において、図1と同一符号は、同
一又は相当部分を示している。
【0051】同図において、31は給紙ローラホルダ
ー、20aはブラシホルダー20に形成されたバネフッ
クである。35はローラ清掃ブラシ19を給紙ローラゴ
ム5Aから、離間する方向に力を加えるブラシ離間バネ
であり、このブラシ離間バネ35は一端が給紙ローラホ
ルダー31に形成された係止部31aに、他端がブラシ
ホルダー20のバネフック20aにそれぞれ係止されて
いる。
【0052】36は制御装置90(図14参照)に制御
されたソレノイド、37はソレノイド36の電磁力を受
けて作動し、即ち下方回動してブラシホルダー20をブ
ラシ離間バネ35のばね力に抗して押し下げるアーム、
38はソレノイド36と制御装置90を接続するハーネ
スである。
【0053】ここで、同図は、ローラ清掃ブラシ19
が、ブラシ離間バネ35により給紙ローラゴム5Aから
離間する位置に保持された状態を示している。なお、こ
の位置は、給紙ローラユニットUを着脱する際、ローラ
清掃ブラシ19が給紙ローラユニットUの着脱の妨げに
ならない位置である。
【0054】そして、このような構成の給紙装置におい
ては、制御装置90の制御の下で、必要に応じてもしく
は定期的にソレノイド36が励磁され、これに伴いソレ
ノイド36と共に当接手段を構成するアーム37が、図
5に示すように下方回動してブラシホルダー20を押し
下げると、ローラ清掃ブラシ19が給紙ローラゴム5A
に接触し、給紙ローラゴム5A上に付着する紙粉等が除
去される。
【0055】なお、清掃終了後は所定のタイミングでソ
レノイド36の励磁が解除され、これに伴いローラ清掃
ブラシ19はブラシ離間バネ35のばね力により図4に
示す給紙ローラゴム5Aから離間した位置に戻る。
【0056】ここで、この清掃のタイミングとしては、
1度の給紙動作で搬送ローラ対17,18にシートの先
端が到達しなかった際にもう一度給紙動作を行うリトラ
イ動作が発生したのを制御装置90が検知したとき、給
紙不良が発生したとき、給紙トレイ1が着脱されたと
き、或は一定枚数のシートを給送した後等が挙げられ
る。
【0057】そして、このように所定のタイミングで給
紙ローラ5の清掃を行うことにより、ローラ清掃ブラシ
19との接触による給紙ローラ5の摩耗を最小限にする
ことができるので、給紙ローラユニットUの耐久性を向
上することができ、給紙ローラ5及びローラ清掃ブラシ
19の交換を少なくすることができる。また、既述した
ように給紙ローラユニットUの着脱のときには、給紙ロ
ーラ5を半周分程度回転させる必要があるが(図3参
照)、その際のブラシ接触による負荷が無くなり、交換
が容易となる。
【0058】なお、本実施の形態ではソレノイド36を
用いて電気的に清掃動作を制御しているが、例えば給紙
トレイ1が外されたときに1回のみローラ清掃ブラシ1
9が給紙ローラ5に接触することができるような機構を
用いた場合でも、本実施の形態と同等の効果を得ること
ができる。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0060】図6は、本実施の形態に係る給紙装置の概
略断面図であり、同図において、図1と同一符号は、同
一又は相当部分を示している。
【0061】同図において、40は給紙ローラホルダ
ー、42はローラ清掃ブラシ19を保持するブラシハン
ドルである。そして、このブラシハンドル42は、給紙
ローラホルダー40に形成された図示しない取り付け穴
に嵌入されるボス43と、ボス43のスラスト方向の移
動を弾性により可能とするアーム44と、このアーム4
4の移動端側に形成され、給紙ローラホルダー40に設
けられた図中点線で示す角穴40Aに係止される係止爪
45とを備えている。
【0062】そして、通常、アーム44の弾性により係
止爪45を給紙ローラホルダー40の角穴40Aに係止
することにより、ローラ清掃ブラシ19は給紙ローラホ
ルダー40に保持されるようになっている。なお、これ
らブラシハンドル42、ボス43、アーム44、係止爪
45は一体のモールドで形成されている。
【0063】ここで、本実施の形態において、給紙動作
及び給紙ローラユニット着脱動作は第1の実施の形態と
同等であるが、給紙ローラゴム5Aの清掃は、給紙ロー
ラユニットUを外した後、ブラシハンドル42をアーム
44の弾性に抗して給紙ローラホルダー40より外し
て、手で給紙ローラゴム5Aの表面をユーザーの手によ
り行うようになっている。
【0064】なお、このように給紙ローラユニットUを
取り外した後、手で給紙ローラ5の清掃を行うことによ
り、実際に給紙性能が低下したときのみ、清掃動作を行
うことになるので、給紙ローラ5の摩耗を加速させるこ
とがない。これにより、給紙ローラ5及びローラ清掃ブ
ラシ19の交換を少なくすることができる。
【0065】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0066】図7は、本実施の形態に係る給紙装置の概
略断面図であり、同図において、図1と同一符号は、同
一又は相当部分を示している。
【0067】同図において、50は給紙ローラホルダ
ー、51はローラ清掃ブラシ、52はローラ清掃ブラシ
51を保持するブラシホルダーであり、このブラシホル
ダー52は給紙ローラホルダー50に固定されているブ
ラシ軸53により回動自在に給紙ローラホルダー50に
支持されている。
【0068】また、54はローラ清掃ブラシ51を給紙
ローラゴム5Aに圧接させるブラシバネであり、このブ
ラシバネ54は一端が給紙ローラホルダー50に、他端
がブラシホルダー52にそれぞれ支持されている。
【0069】55は給紙ローラ5に設けられ、給紙ロー
ラ5の回転毎にローラ清掃ブラシ51を清掃する二次清
掃手段であるスクレーパー、56はスクレーパー55を
保持するスクレーパーホルダー、57は給紙ローラカラ
ー6に一体に設けられた軸であり、スクレーパーホルダ
ー56はこの軸57に回動可能でかつ着脱可能な状態で
保持されている。
【0070】また、58はスクレーパーホルダー56と
一体に形成された引っかけ部であり、この引っかけ部5
8は第1給紙カム8が組み付けられた際に、第1給紙カ
ム8の図示しない引っ掛け面に引っ掛かり、スクレーパ
ーホルダー56を回動不能に固定するものである。
【0071】そして、このように第1給紙カム8により
スクレーパーホルダー56を固定することにより、本実
施の形態においては、給紙ローラ5、ローラ清掃ブラシ
19及びスクレーパー55が一体となった給紙ローラユ
ニットU1が構成される。
【0072】なお、この給紙ローラユニットU1は、既
述した例えば第1の実施の形態の給紙ローラユニットU
と同様、給紙ローラカラー6の開口部6A、第1及び第
2給紙ローラジョイント9,24の開口部9A,24A
及び給紙ローラホルダー10の開口部10Aの向きが一
致するように組立られている。また、本実施の形態にお
ける給紙動作及び給紙ローラ5を清掃する動作は第1の
実施の形態と同等である。
【0073】一方、本実施の形態においては、ローラ清
掃ブラシ51の清掃は以下のように行われる。
【0074】今、給紙ローラ5が図8に示す矢印方向に
回転してシートS1 を搬送すると、これに伴いローラ清
掃ブラシ51はブラシバネ54の力で給紙ローラゴム5
Aの表面形状に追従して当たって行くが、給紙ローラゴ
ム5Aの範囲が終わると、次にスクレーパー55に当た
るようになる。
【0075】この時、ブラシバネ54で決まる押圧力と
給紙ローラ5の回転によるスクレーパー55の移動で、
ローラ清掃ブラシ51に付着した紙粉等は掃き飛ばされ
る。これにより、ローラ清掃ブラシ51の表面に付着す
る給紙ローラ5から清掃された紙粉等は定期的に除去さ
れていく。
【0076】次に、給紙ローラユニットU1の交換方法
について説明する。
【0077】まず、既述した第1の実施の形態と同様に
して第1給紙カム8、第1アイドラコロ11等を図2の
二点鎖線で示す位置にまで移動させる。次に、図9に示
すように給紙ローラ5を180°程度回転させた後、ス
クレーパーホルダー56を、軸57を支点として給紙ロ
ーラカラー6の開口部6A、第1及び第2給紙ローラジ
ョイント9,24の開口部9A,24A及び給紙ローラ
ホルダー10の開口部10Aを開口する方向に回動さ
せ、この後、給紙ローラユニットU1を矢印に示す方向
に引き抜く。
【0078】これにより、給紙ローラユニットU1を簡
単に取り外すことができる。なお、給紙ローラユニット
U1を取り外す際、ローラ清掃ブラシ51及びブラシホ
ルダー52の先端は同図に示すようにブラシバネ54の
ばね力により給紙ローラカラー6の開口部内に入り込む
ようになる。
【0079】一方、交換後の新しい給紙ローラユニット
U1を装着する場合は、給紙ローラカラー6の開口部6
A、第1及び第2給紙ローラジョイント9,24の開口
部9A,24A及び給紙ローラホルダー10の開口部1
0Aの向きが一致するように組立られている給紙ローラ
ユニットU1を、図9の矢印と反対方向に押し込んだ
後、スクレーパーホルダー56を、軸57を支点として
給紙ローラカラー6の開口部6A等を閉鎖する方向に回
動させる。
【0080】その後、給紙ローラ5を180°程度回転
させると共に既述した図2の矢印と反対方向に移動さ
せ、次に第1給紙カム8及び第1アイドラコロ11を同
方向に移動させることにより、給紙ローラユニットU1
の装着は完了する。 このように、給紙ローラ5とロー
ラ清掃ブラシ19とスクレーパー55を一体化した給紙
ローラユニットU1を交換するようにすることにより、
給紙装置に対して一体の状態で給紙ローラ5、ローラ清
掃ブラシ19及びスクレーパー55を簡単に交換装着す
ることができる。
【0081】また、スクレーパー55を回動させるので
はなく事前に給紙ローラユニットU1より外すようにす
れば、給紙ローラ5を半回転させるだけで、給紙ローラ
ユニットU1は自重落下するようになり、容易に外すこ
とができる。
【0082】また、一体の給紙ローラユニットU1の形
でサービスパーツ化して供給する事により、構造を簡単
にすることができ、市場におけるサービス作業のミスの
誘発を防ぐことができ、ミスによるトラブルを未然に防
止することが可能となる。
【0083】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。
【0084】図10は、本実施の形態に係る給紙装置の
概略断面図であり、同図において、図7と同一符号は、
同一又は相当部分を示している。
【0085】同図において、62はブラシホルダーであ
り、このブラシホルダー62は、図10におけるB部の
詳細図である図11に示すように、枠体である給紙ロー
ラホルダー50の壁面とブラシホルダー62の先端とが
鉛直方向にオーバーラップするように先端部が延出形成
されている。
【0086】なお、ブラシホルダー62の上部にはブラ
シ軸53を軸支するよう軸穴61が形成されているが、
この軸穴61はブラシホルダー62の上下方向の移動が
確保できるよう上下方向に長い長穴形状を有している。
そして、このように軸穴61を長穴形状とすることによ
り、給紙ローラユニットU1を交換する際、ブラシホル
ダー62を上方に移動させることができ、これにより先
端が給紙ローラカラー6に干渉することなく既述した図
9に示すように給紙ローラカラー6の開口部内にブラシ
ホルダー62が入り込むことができるようになる。
【0087】なお、本実施の形態における給紙動作、給
紙ローラ5の清掃動作及びローラ清掃ブラシの清掃動作
は、第4の実施の形態と同等である。
【0088】ところで、第4の実施の形態で実際に紙粉
等を多く発生する紙を多量に通紙試験した結果、ローラ
清掃ブラシ51からスクレーパー55により掃き飛ばさ
れた紙粉等は、ブラシ周辺を浮遊し、風の流れの弱いと
ころ、例えばブラシホルダー62の給紙ローラ5に面す
る側と反対側である上面に堆積して行くことが判明して
いる。
【0089】しかし、このようにブラシホルダー62の
上面に紙粉が堆積し、やがてこの紙粉塊がブラシホルダ
ー62の先端から落下しても、本実施の形態において
は、既述したように給紙ローラホルダー50の壁面とブ
ラシホルダー62の先端とが鉛直方向にオーバーラップ
しているので、給紙ローラAに直接堆積した紙粉塊が落
下することはない。
【0090】これにより、給紙ローラ5に付着した紙粉
等が、給紙ローラ5の表面に再付着することを防止する
ことができる。また、給紙ローラユニットU1の着脱の
際、紙粉が自重で落下してくるため、機体内の清掃作業
も不要となる。
【0091】なお、本実施の形態では、鉛直方向から見
てオーバーラップした構成について説明したが、本発明
はこれに限らず、給紙ローラ5の外周面に直行する方向
から見てオーバーラップする構成であっても、同様の効
果が得られる事は自明である。
【0092】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。
【0093】図12は、本実施の形態に係る給紙装置の
概略断面図であり、同図において、図10と同一符号
は、同一又は相当部分を示している。
【0094】同図において、71は給紙ローラホルダ
ー、72はブラシホルダー62の上面に溜まる紙粉塊を
一時的に保持可能な紙粉ブロックである。73は、紙粉
ブロック72に一時的に溜まった後、自重もしくは衝撃
等で下方に落ちて来る紙粉塊74を保持する紙粉容器で
あり、この紙粉容器73は給紙ローラホルダー71に、
即ち給紙ローラユニットU1に一体に取り付けられてい
る。
【0095】そして、このように構成することにより、
ローラ清掃ブラシ51からスクレーパー55により掃き
飛ばされた後、一時周辺を浮遊し、紙粉ブロック72で
仕切られた範囲内で付着した紙粉が、ある程度の大きさ
の紙粉塊まで成長し、この紙粉塊74が自重もしくは衝
撃等で下方に落ちて紙粉容器73に溜まっていくように
なる。
【0096】そして、この後、給紙ローラユニットU1
を交換するようにすれば、給紙ローラ5、ローラ清掃ブ
ラシ51、スクレーパー55及び紙粉の溜まった紙粉容
器73を同時に交換することができる。また、紙粉塊7
4の落下する場所を確定でき、かつ保持することができ
るため、紙粉汚染の恐れをなくすことができる。
【0097】なお、図14は、既述した第1〜第6の実
施の形態のいずれかに係る給紙装置を備えた画像形成装
置の構成を示す図である。
【0098】ここで、このような画像形成装置において
は、給紙トレイ1から給紙ローラ5によって1枚ずつ給
送されたシートは、第1及び第2搬送ガイド15,16
によりガイドされて搬送ローラ17と搬送コロ18で構
成されるニップに先端が入って強い搬送力を受け、レジ
ストローラ80に搬送されるようになっている。
【0099】この後、感光ドラム81上に形成された現
像画像の先端位置が感光ドラム81と転写ローラ82と
が接触する転写ニップ部の位置に到達したときに、レジ
ストローラ80の回転を制御してシートの先端が転写ニ
ップ部に搬送するようにタイミングを取る。なお、感光
ドラム81および転写ローラ82などによって画像形成
部が構成される。
【0100】このようにして転写ニップ部において、感
光ドラム81上の現像画像をシートに転写させた後、シ
ートは感光ドラム81から分離し、搬送ベルト83によ
り定着装置84へ搬送される。この定着装置84では、
シートが加熱部材85と加圧ローラ86との間に挟圧さ
れ、シートに転写されている未定着画像を定着させる。
この後、トナー画像が定着されたシートを、搬送路Bを
通過させて排紙ローラ対87によって画像形成装置本体
88のトレイ89へ排出する。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、給
紙手段と、清掃手段(及び二次清掃手段)とが一体とな
ったユニットを交換することにより、給紙ローラと清掃
手段を同時に交換することができ、給紙ローラと清掃手
段の交換を簡単に行うことができる。
【0102】また、給紙ローラの清掃を選択的に行うこ
とにより、給紙ローラ及び清掃手段の交換を少なくする
ことができる。また、紙粉容器が一体となったユニット
を交換することにより、紙粉容器、給紙ローラ及び清掃
手段を同時に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す概略断面図。
【図2】図1のA方向側面図。
【図3】上記給紙装置の給紙ローラユニットの装着方法
を示した概略断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す概略断面図。
【図5】上記第2の実施の形態に係るローラ清掃ブラシ
の給紙ローラ清掃動作を説明する図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す概略断面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る給紙装置の構
成を示す概略断面図。
【図8】上記第4の実施の形態に係るスクレーパーの動
作を説明する図。
【図9】上記第4の実施の形態に係る給紙ローラユニッ
トの装着方法を示した概略断面図。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る給紙装置の
構成を示す概略断面図。
【図11】上記第5の実施の形態に係る給紙装置の部分
詳細図。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係る給紙装置の
構成を示す概略断面図。
【図13】従来の給紙装置の構成を示す概略断面図。
【図14】上記第1〜第6の実施の形態のいずれかに係
る給紙装置を備えた画像形成装置の構成を示す図。
【符号の説明】
5 給紙ローラ 5A 給紙ローラゴム 6 給紙ローラカラー 7 給紙角軸 10,31,40,50,71給紙ローラホルダー 19,51 ローラ清掃ブラシ 20,52,62ブラシホルダー 36 ソレノイド 37 アーム 55 スクレーパー 75 紙粉容器 81 感光ドラム 82 転写ローラ 88 画像形成装置本体 S シート束 U,U1 給紙ローラユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−230433(JP,A) 特開 平4−3743(JP,A) 特開 平7−109044(JP,A) 実開 昭62−53256(JP,U) 実開 平1−85347(JP,U) 実開 昭62−53255(JP,U) 実開 昭57−37942(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙ローラを有する給紙手段によりシー
    トを給紙すると共に、前記給紙ローラの表面を清掃する
    清掃手段を備えた給紙装置であって、前記給紙ローラが着脱自在に取り付けられ、該給紙ロー
    ラを回転させる給紙角軸と、 前記給紙ローラと、前記清掃手段と、前記清掃手段を前
    記給紙ローラに圧接させるバネとを一体のユニットとし
    備え、かつ前記給紙角軸に前記給紙ローラを介して着
    脱自在に取り付けられる給紙ローラホルダと、 を備え、 前記給紙ローラホルダを前記給紙角軸に着脱させるため
    の開口部を該給紙ローラホルダに形成し、かつ該給紙ロ
    ーラホルダを前記給紙角軸に着脱させる際には、前記清
    掃手段が前記バネにより前記開口部側の前記給紙角軸に
    当たらない位置に入り込むようにした ことを特徴とする
    給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記清掃手段を所定のタイミングで前記
    給紙ローラに当接させる当接手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記当接手段は、選択的に励磁されるソ
    レノイドと、前記ソレノイドの励磁に伴って前記清掃手
    段を前記給紙ローラの表面に当接させるよう移動するア
    ームとを備えたものであることを特徴とする請求項2記
    載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃手段を選択的に前記給紙ローラ
    に当接させるよう前記当接手段を制御する制御装置を備
    え、該制御装置は、前記給紙ローラがリトライ動作を行
    ったとき、且つ/又は、前記給紙ローラにより送り出す
    シートを収納する給紙トレイが着脱されたとき、且つ/
    又は、前記給紙ローラが所定の枚数シートを送り出した
    ときに前記当接手段を制御して前記清掃手段を前記給紙
    ローラに当接させることを特徴とする請求項2記載の給
    紙装置。
  5. 【請求項5】 前記清掃手段を、取り外して使用できる
    よう前記給紙ローラホルダに取り外し可能に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記清掃手段を清掃する二次清掃手段を
    備え、 前記二次清掃手段を前記給紙ローラホルダに取り付けた
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記給紙ローラホルダは、取り外しの
    際、前記二次清掃手段を取り外すことにより取り外しが
    可能となるように構成されていることを特徴とする請求
    項6記載の給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記給紙ローラホルダは、取り外しの
    際、前記二次清掃手段を所定位置まで移動させることに
    より取り外しが可能となるように構成されていることを
    特徴とする請求項6記載の給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記給紙ローラホルダの壁面と前記給紙
    ローラとの間に形成される隙間の上方もしくは該給紙ロ
    ーラの外周面から垂直な方向を前記清掃手段により覆う
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の給紙装置。
  10. 【請求項10】 前記清掃手段に付着した後、前記二次
    清掃手段により前記清掃手段から脱落して来る紙粉等を
    収納する紙粉容器を前記給紙ローラホルダに一体に設け
    たことを特徴とする請求項6記載の給紙装置。
  11. 【請求項11】 画像形成部と、給紙装置とを備えた画
    像形成装置において、 前記給紙装置が前記請求項1乃至10のいずれかに記載
    の給紙装置であることを特徴とする画像形成装置。
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