JP3933829B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンター、電子写真複写機、ファクシミリ、これらの複合機、印刷機等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置本体からシートを排出するシート排出装置を有し、画像形成装置本体から排出されたシートを処理するシート後処理装置が装着可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の画像形成装置において、高速処理化、多機能化、機能複合化、ユーザーの要望等のため、様々な後処理装置がオプション等により選択可能になっている。特に最近の高速処理を行なう電子写真装置である画像形成装置では、低消費電力で多機能、高速処理が可能なもののニーズが高まっている。しかし、オプション装置を含めたシステム全体での使用電力を低下させた場合、高速処理になればなるほど現像されたトナー像を定着するための熱量が不足気味になり、また定着装置から奪う熱量が大きな厚いシートに対するトナーの定着性が劣るため、定着装置を通過したシートを搬送するローラ等へトナーが付着し易くなって、付着したトナーがシートに再付着してコロ跡が付き易くなるという不具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方従来のシート排出装置においては、特開平10−139251号公報等に記載されているように、薄い腰のないシートから厚いシートまで、シートにスジ跡、折れ跡をできるだけ残さずに、シートの腰折れや排紙トレイ上での不揃いを防止して整合性よく排出することを目的に形状や構成を工夫してきたが、この目的と、上述の高速処理化、低消費電力化等の市場のニーズを両立させることは困難であった。また、画像形成装置の高速処理化、多機能化、機能複合化等を望むユーザーにおいては多機能な後処理装置をオプションとして選択し、装着する場合がほとんどであり、画像形成装置本体のシート排出口がシートの最終排出口となることは少ない。
【0004】
本発明は、簡単な構成で、ユーザーが画像形成装置の後処理装置をオプションとして選択して装着する場合には、トナー付着によるコロ跡の他、スジ跡、折れ跡を発生させず、ユーザーが画像形成装置の排紙トレイをオプションとして選択して装着する場合には、排紙整合性を確保することができるシート排出装置を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、第1の回転軸に支持された第1のローラと、第1の回転軸に略平行な第2の回転軸に支持され第1のローラに係合した第2のローラとを有し、第1のローラと第2のローラとの間にシートを挾持して画像形成装置本体から排出するシート排出装置を有する画像形成装置において、第1のローラは弾性体であって、第2のローラが係合する円筒部と、この円筒部の少なくとも一方の端部に設けられ同円筒部より径が大きな蹴り出し部と、第1の回転軸の回りで上記蹴り出し部の端部側に設けられた筒状の凹部を有し、この凹部に着脱自在に係合する筒部材を有し、上記筒部材の第1のローラと反対側に、上記筒部材が上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、上記筒部材の移動を規制するための規制部材を有することを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、請求項1記載の画像形成装置において、上記筒部材は、第1のローラよりも硬質であることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記筒部材と上 記凹部とがしまりばめにより係合可能であることを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記筒部材と上記凹部との何れか一方に他方に係合する係合凸部を設け、他方にこの係合凸部を受け入れる係合凹部を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材と第1のローラとの熱膨張率の関係を、上記筒部材の熱膨張率を第1のローラの熱膨張率よりも大きくし、上記筒部材と第1のローラとの係合が強固となるようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材は、上記筒部材を上記凹部に着脱する際に把持するための把持部を有することを特徴とする。
【0011】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記規制部材は、上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態の上記筒部材を、上記凹部に近づく方向に付勢する付勢手段であることを特徴とする。
【0012】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材の、上記凹部から露出する部分に、画像形成装置本体に装着されるシート後処理装置に係合し同筒部材を上記凹部から第1の回転軸の軸方向に離脱させるための、同筒部材の回転に対してフリーな係合部材を有することを特徴とする。
【0013】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、上記第1のローラを複数有し、上記凹部を互いに対向するように設け、隣合う上記筒部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする。
【0014】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、上記付勢手段は、上記係合部材がシート後処理装置に係合し上記筒部材が上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、上記筒部材の移動を規制するための規制部材であることを特徴とする。
【0026】
【実施例】
図1に本発明を適用したシート排出装置1及びこれを有する画像形成装置100を示す。画像形成装置100は、潜像担持体としての感光体101と、感光体101を除電・帯電する除帯電装置102と、帯電後の感光体101に潜像を形成するレーザー光の光走査による露光装置103と、露光後の感光体101上の潜像を現像する現像手段としての現像装置106と、現像によって得られた感光体101上のトナー像を用紙Pに転写する転写装置104と、転写後の感光体101上に残留した未転写トナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニング装置105と、シートとしての用紙Pに転写されたトナー像を定着する定着装置108と、画像形成装置100本体下部に設けられ用紙Pを感光体101と転写装置104との間の転写部114に供給する給紙装置126と、画像形成装置100本体外部にオプションとして設けられ大量の用紙Pを収容でき用紙Pを転写部114に供給する給紙装置107と、定着装置108により定着後の用紙Pを反転し裏面側が感光体101に向くようにして転写部114に再び供給するための反転装置109と、画像形成装置100本体上部に設けられ、原稿を読み取るための、ADFを備えた画像読み取り装置110とを有している。
【0027】
符号111は給紙ローラを、符号112は各給紙装置126、107から給紙ローラ111を経て搬送された用紙Pを所定のタイミングで転写部114に給送するためのレジストローラ112を、符号113は給紙トレイを、符号115は定着装置108から搬送されてきた用紙Pを、シート排出装置1に搬送してそのまま画像形成装置100本体外に排出するか、反転装置109に向けて搬送するかを選択する分岐爪を、それぞれ示している。
【0028】
図1に示した画像形成装置100は、排出シートを受けるオプション装置として、排紙トレイ2を装着している場合を示しているが、画像形成装置100は図2に示すシート後処理装置としての後処理装置3をかかるオプション装置として装着することができる。後処理装置3は、用紙Pを穿孔する用紙穿孔装置であるロータリパンチユニット4と、固定されたプルーフトレイ5と、上下に変位可能なシフトトレイ6と、複数枚の用紙を一時的にスタックしステープラー7でステープルするためのステープルユニット8、用紙Pをプルーフトレイ5に排出するかシフトトレイ6に排出するかを選択するプルーフ分岐爪9、用紙Pをステープルせずにシフトトレイ6に排出するかステープルユニット8においてステープルしてからシフトトレイ6に排出するかを選択するステープル分岐爪10とを有している。後処理装置3を画像形成装置100に装着する場合は、図1に示す状態において排紙トレイ2を画像形成装置100本体から取り外してから、図3に示すように画像形成装置100本体に後処理装置3を装着する。
【0029】
図4に示すように、シート排出装置1は、第1の回転軸としての駆動軸11に支持された第1のローラとしての駆動ローラ12と、駆動軸11に略平行な第2の回転軸としての従動軸13に支持され駆動ローラ12に係合した第2のローラとしての従動ローラ14を有し、駆動ローラ12と従動ローラ14との間に用紙Pを挾持して画像形成装置100本体から排出するものである。駆動ローラ12は弾性体であって、従動ローラ14が係合する円筒部19と、この円筒部19の一方の端部に設けられ円筒部19より径が大きな蹴り出し部20と、図5に示すように駆動軸11の回りで蹴り出し部20の端部側に設けられた筒状の凹部15を有している。
【0030】
蹴り出し部20は、円筒部19と一体であり、円筒部19から離れるにつれて径が大きくなる截頭円錐状をなしており、その外周面には駆動軸11の軸方向(以下、単に「軸方向」という)に形成された複数の溝18を有しており、用紙Pへの摩擦力を高め、画像形成装置100本体外への排出を良好にしている。溝18は、蹴り出し部20の外周面に均等に配設されており、図28に示すように、蹴り出し部20は、溝18の位相が対向した各蹴り出し部20において互いに同位相となるように配設される。図4、28においては、蹴り出し部20が2つ、互いに対向するように配設されている場合を示しているが、シート排出装置1が蹴り出し部20を2つ以上有する場合には、全ての蹴り出し部20における溝18の位相が互いに同位相となるようにすることが望ましい。このことは後述するほかの実施例において同様である。駆動軸11は、図示しない駆動源により回転駆動され、用紙Pを画像形成装置100本体から排出する駆動力を得るものである。従動軸13は、画像形成装置100に備えられた図示しない不動部材に回転自在に支持されており、従動軸13上に一体回転する従動ローラ14が、駆動源によって回転駆動され駆動軸11上に一体回転する駆動ローラ12に従動回転するように支持している。
【0031】
凹部15には筒部材16が着脱自在に嵌合している。筒部材16は、駆動ローラ12よりも硬質であって用紙Pが蹴り出し部20に当接する程度の押圧力では変形せず、駆動軸11上を摺動することで凹部15に着脱されるようになっており、駆動軸11上に着脱自在に嵌合したスナップフィットの止め輪17(図7参照)により、図5(a)に示す凹部15に嵌合した状態と、図5(b)に示す凹部15から離脱した状態との何れかで位置決めされる。筒部材16は、画像形成装置100本体に排紙トレイ2を装着する際には、図5(a)に示す凹部15に嵌合した状態とされ、画像形成装置100本体に後処理装置3を装着する際には、図5(b)に示す凹部15から離脱した状態とされる。筒部材16を凹部15に着脱する際は、止め輪17を外し、筒部材16を駆動軸11に沿って摺動し、適当な位置に位置決めしてから止め輪17を駆動軸11に装着する。筒部材16の軸方向の長さは、凹部15の軸方向の深さよりも長く形成され、駆動ローラ12への着脱の際の作業性を向上している。
【0032】
シート排出装置1は以上のような構成であるから、ユーザーが画像形成装置100に排紙トレイ2を装着する際には、図5(a)に示すように、凹部15に筒部材16を嵌合した状態とする。これにより、定着装置108から送られてきた用紙Pは、図4に示すように、駆動ローラ12と従動ローラ14との間に挾持され、画像形成装置100本体外に排出されるのであるが、その際、凹部15には硬質の筒部材16が嵌合しているから、蹴り出し部19は、用紙Pにその搬送方向から見て山と谷を形成してコシ付けを行なうとともに、駆動源による回転駆動力を良好に伝達して蹴り出すことで、用紙Pがコシのない薄い紙であっても、画像形成装置100本体から安定的に排出され、その排出途中で用紙Pのコシ折れが生じて用紙Pが折れ曲がった状態で排紙トレイ2上に排出されることがなく、排紙トレイ2上に整合性よく積載される。特に、各蹴り出し部20において溝18が同位相であるから、用紙Pに係合する部分が各蹴り出し部20において揃うため、用紙Pは軸方向において均等に蹴り出され、用紙Pの斜行が防止される。
【0033】
一方、ユーザーが画像形成装置100に後処理装置3を装着する際には、図5(b)に示すように、凹部15から筒部材16を離脱した状態とする。これにより、定着装置108から送られてきた用紙Pは、駆動ローラ12と従動ローラ14との間に挾持され、画像形成装置100本体外に排出されるのであるが、その際、凹部15から筒部材16が離脱しているから、蹴り出し部19は、凹部15側に凹むように変形し易くなっており、用紙Pに対する過度のコシ付けを行なうことがなく、用紙Pへの当接圧が低下しているからトナー付着によるコロ跡の他、折れ跡、スジ跡を用紙Pに形成することなく、用紙Pは画像形成装置100本体から後処理装置3に受け渡される。後処理装置3を装着する場合に凹部15から筒部材16を離脱した状態とすることは、用紙Pをコシ付けしたり蹴り出したりする必要はないことにもかなっている。
【0034】
画像形成装置100は数種類の用紙Pを用いることが可能であるが、画像形成装置100本体に排紙トレイ2を装着する場合において、用紙Pの種類にかかわらず蹴り出し部20による用紙Pへの当接圧、摩擦力を同じにしていたのでは、厚紙等のコシの強い用紙Pを排出する場合には、トナー付着によるコロ跡の他、折れ跡、スジ跡を用紙Pに形成するおそれがあるため、図6に示すように、筒部材16は、凹部15の内径と略同径の大径部21と、この大径部21よりも径が小さく大径部21と一体的且つ同軸的な小径部22とから構成してもよい。大径部21と小径部22との段差の高さはGであり、小径部22を凹部15に嵌合した場合には、凹部15の内周面と小径部との間に形成されるギャップの大きさはGとなる。画像形成装置100本体に排紙トレイ2を装着する場合において、用紙Pが通常の紙である場合には、図6(a)に示すように大径部21を凹部15に嵌合し、用紙Pが厚紙である場合には、図6(b)に示すように小径部22を凹部に15に嵌合する。Gの大きさは、用紙Pとして厚紙を排出する場合、凹部15の内周面が小径部22の外周面に当接する程度の大きさに設定されており、用紙Pの適度のコシ付けと蹴り出しを行なうようになっている。
【0035】
凹部15に大径部21、小径部22を選択的に嵌合するには、筒部材16が駆動軸11から着脱可能である必要があるため、筒部材16は図7に示すように、軸方向に平行な方向に分割された各部分16a、16bが、蝶番部24によって一体化されており、駆動軸11を貫通するための軸孔23が開放できるようになっている。蝶番部24の、小径部21周面からの径方向への高さは、G以下であって、より低い方が望ましい。画像形成装置100本体に後処理装置3を装着する場合には、筒部材16を凹部15から離脱するが、筒部材16の凹部15からの離脱は、図5(b)を参照して筒部材16を駆動軸11上に嵌合した状態としてもよいし、駆動軸11上から取り外した状態としてもよい。
【0036】
また、画像形成装置100本体に排紙トレイ2を装着する場合や後処理装置3を装着する場合において、筒部材16を凹部15から着脱する作業は煩雑であるうえ忘れるおそれがあり、排紙トレイ2又は後処理装置3を装着し終えてから筒部材16の状態が適切でないことに気付いた場合には排紙トレイ2又は後処理装置3を画像形成装置100本体から取り外す作業から始めなければならないから、これを防止するため、図8、図9に示すように、筒部材16の、凹部15から露出する部分に、画像形成装置100本体に装着される後処理装置3に係合し筒部材16を凹部15から軸方向に離脱させるための、筒部材16の回転に対してフリーな係合部材25を取り付けた構成とすることができる。
【0037】
図9に示すように、係合部材25は、筒部材16の、凹部15に嵌合する端部とは反対の端部の近傍に形成されたリング状の凹部26に係脱自在なスナップフィットの基部25aと、基部25aの外方へ突出した突起25bとを有しており、基部25aは筒部材16の回転に対してフリーであるとともに、突部25bの先端部25cには、画像形成装置100本体に固設された不動部材29が、後処理装置3が装着される側とは反対側で且つ駆動ローラ12の回転方向Bの下流側から当接しているから、突部25bはその自重により常に下方に位置している。突起25bは、図2に示す、後処理装置3の、用紙Pの入り口128の下方近傍に設けられた爪部材27に、基部25aと先端部25cとの間で係合可能である。
【0038】
図10に示すように、爪部材27は、後処理装置3の画像形成装置100本体への装着方向Aに対して軸方向に傾斜しており、突部25bに係合した後、後処理装置3と画像形成装置100本体との距離が接近するにつれて、筒部材16を凹部15から離脱する向きの力を与える傾斜部27aを有している。本実施例においては、シート排出装置1が駆動ローラ12を2つ有し、凹部15を互いに対向するように設けているから、筒部材16、16を凹部15、15から離脱する向きは、筒部材16、16を互いに近接させる向きであるため、傾斜部27a、27aは、後処理装置3本体側が連結したV字状をなしている。
【0039】
後処理装置3を画像形成装置100本体から離脱すれば、筒部材16、16が凹部15、15に嵌合するよう、筒部材16を互いに離間する方向に付勢する付勢手段としてのバネ28を駆動軸11上に巻き付けている。このような構成により、画像形成装置100本体に後処理装置3を装着する際には爪部材27がバネ28に抗して突部25bを矢印C方向に変位させるから筒部材16が自動的に凹部15から離脱し、画像形成装置100本体から後処理装置3を離脱する際にはバネ28が筒部材16を矢印D方向に押圧し変位させるから筒部材16が自動的に凹部15に嵌入する。
【0040】
図11ないし図15にシート排出装置の他の実施例を示す。本実施例のシート排出装置1は、図4ないし図10に示した上述の実施例に比して、駆動ローラの構成が異なっていること及び筒部材を備えていない点において相違し、他の点においては同様であるので、同様の構成については上述の実施例と同じ符号を付するに留め、相違する点について説明する。本実施例における第1のローラとしての駆動ローラ31は、従動ローラ14が係合する円筒部32と、この円筒部32の一方の端部に設けられ円筒部32と一体的に回転し円筒部32より径が大きく円筒部32から離脱可能な蹴り出し部33とを有している。蹴り出し部33は、円筒部32の一端に形成された、円筒部32本体よりも小径の円柱状をなした段部34に嵌合したリング状の部材であり、円筒部32から離れるにつれて径が大きくなる截頭円錐状をなし、図13に示すように、外周面には軸方向に形成された複数の溝36を有しており、用紙Pへの摩擦力を高め、画像形成装置100本体外への排出を良好にしている。
【0041】
段部34の、円筒部32本体と反対側の端部における周面の一部には切欠35が形成され、軸方向と垂直な方向における段部34の断面をD字型状としており、蹴り出し部33は、これに対応する突出部37を有しているから、蹴り出し部33が円筒部32に対し相対回転することはなく、また、蹴り出し部33を軸方向に関して逆方向に取り付けることが防止される。蹴り出し部33と円筒部32との摩擦力が高い場合等、蹴り出し部33を円筒部32に対し相対回転しないように取り付けることができるのであれば切欠35及び突出部37は必ずしも必要でない。円筒部32および蹴り出し部33は弾性体であり、蹴り出し部33は円筒部32よりも耐久性の高い弾性体で形成されている。画像形成装置100本体に排紙トレイ2を装着する場合には、駆動ローラ31は蹴り出し部33を有しており、画像形成装置100本体に後処理装置3を装着する場合には、符号39で示すように、蹴り出し部33を、その外周面と内周面とを結ぶようにカットし、円筒部32から取除く。蹴り出し部33が不要の場合には、蹴り出し部33を軸方向に変位させるのではなく、取り去るから、止め輪38は駆動軸11上に固定されているが、図5等に示したようにスナップフィットにしてもよい。
【0042】
本実施例においては、排紙トレイ2が画像形成装置100本体に装着されている場合には、定着装置108から送られてきた用紙Pは、図11に示すように、駆動ローラ31と従動ローラ14との間に挾持され、画像形成装置100本体外に排出されるのであるが、その際、円筒部32には蹴り出し部33が嵌合しているから、蹴り出し部33は、用紙Pにその搬送方向から見て山と谷を形成してコシ付けを行なうとともに、駆動源による回転駆動力を良好に伝達して蹴り出すことで、用紙Pがコシのない薄い紙であっても、画像形成装置100本体から安定的に排出され、用紙Pの後端が排紙トレイ2上を摺擦することがないように飛翔し、排紙トレイ2上に整合性よく積載される。蹴り出し部33は、用紙Pの排出の際、円筒部32よりも、用紙Pによる大きな摩擦力、当接力を受けるから、蹴り出し部33と円筒部32とを同じ素材で形成したとすれば、蹴り出し部33の交換頻度が円筒部32の交換頻度より大きくなるが、蹴り出し部33は円筒部32よりも耐久性の高い弾性体で形成されているため、蹴り出し部33の耐久性を、蹴り出し部33と円筒部32との交換頻度と同様になるように選択すれば、劣化による交換のメンテナンス回数を減じることができる。
【0043】
後処理装置3を画像形成装置100に装着する際には、蹴り出し部33をカットし、円筒部32から除去する。これにより、定着装置108から送られてきた用紙Pは、駆動ローラ12と従動ローラ14との間に挾持され、画像形成装置100本体外に排出される際、蹴り出し部33による摩擦力、圧力を加えられることがないから、トナー付着によるコロ跡の他、折れ跡、スジ跡を用紙Pに形成することなく、用紙Pは画像形成装置100本体から後処理装置3に受け渡される。後処理装置3を装着する場合に蹴り出し部33を除去した状態とすることは、用紙Pをコシ付けしたり蹴り出したりする必要はないことにもかなっている。
【0044】
図12、図13に示した蹴り出し部33は、段部34に嵌合するリング状であるから径方向の幅が小さく、1度カットして取り去ると、再び段部34に固定して使用することは難しく、画像形成装置100本体に後処理装置3を装着した状態から排紙トレイ2を装着した状態にするのに適していないが、図14に示す駆動ローラ41は、蹴り出し部43が円筒部42に着脱自在であって、画像形成装置100本体に対する排紙トレイ2と後処理装置3との交換の際の作業性を向上している。円筒部42は、蹴り出し部43と係合する側の端面の中心部に略円柱状の係合凹部44を有している。
【0045】
蹴り出し部43は、円筒部42から離れるにつれて径が大きくなる截頭円錐状をなしており、係合凹部44に嵌入する係合突部46と、駆動ローラ31と同様の溝36とを有している。係合突部46の周面の一部には切欠45が形成され、軸方向と垂直な方向における係合突部46の断面をD字型状としており、係合凹部44は、これに対応する突出部47を有しているから、蹴り出し部43が円筒部42に対し相対回転することはない。駆動ローラ31と同様に、蹴り出し部43は円筒部42よりも耐久性の高い弾性体で形成されている。画像形成装置100本体に排紙トレイ2を装着する場合には、駆動ローラ41は蹴り出し部43を有しており、画像形成装置100本体に後処理装置3を装着する場合には、スナップフィットの止め輪17を外し、蹴り出し部43を駆動軸11に沿って摺動し、係合凹部44から係合突部46を離脱し、符号39で示すように、蹴り出し部43をカットし、駆動軸11上から取り外す。
【0046】
蹴り出し部43は蹴り出し部33に比して径方向の幅が大きいため、カットして取り外した後再度装着しても、用紙Pの排出に支障となることはない。特に、係合突起46が係合凹部44に嵌入することによって、カットされた後に装着された蹴り出し部43は強度を維持できるようになっているが、蹴り出し部43を駆動軸11に対して相対回転しないように固定できるのであれば切欠45や係合突起46は必ずしも必要でない。蹴り出し部を円筒部に対し強固に嵌合することができるように、係合突起46、係合凹部44の形状、寸法、例えば当接面積を設定しておけば、蹴り出し部が円筒部から離脱したり円筒部に対して相対回転することを防止するように固定するための止め輪17等の特別な部材をも必要としない。
【0047】
蹴り出し部43は、画像形成装置100本体に排紙トレイ2が装着されることを想定して、画像形成装置100の出荷時には非装着状態とし、後処理装置3を装着するときに初めて円筒部42に装着するようにしてもよいが、この場合、蹴り出し部43は出荷時にあらかじめカットしておけば、その取り付け時の作業性が向上する。蹴り出し部43を、駆動軸11に沿って、用紙Pが通過する領域外に摺動させることができる場合には、蹴り出し部43をカットする必要はない。駆動ローラ41において蹴り出し部43を円筒部42に装着するか否かの選択は駆動ローラ31と同様に行なわれ、駆動ローラ41における蹴り出し部43と円筒部42との用紙Pの排出に関する作用は、駆動ローラ31のそれと同様である。なお蹴り出し部43を装着する際には、溝36の位相が各蹴り出し部43において互いに同位相となるようにすることが望ましい。
【0048】
以上実施例を説明したが、駆動ローラ及び従動ローラの組は、2組に限らず、1組以上であればよい。蹴り出し部は、円筒部の一端にのみ設けたが、両端に設けることもできる。蹴り出し部は、必ずしも互いに向かい合うように配置する必要はない。各ローラ及び蹴り出し部は、実施例のように、用紙Pの幅方向すなわち軸方向において、用紙Pの搬送中心に関して対称になるように配設することが望ましい。筒部材の硬さ、弾性力を適宜選択することにより、蹴り出し部のたわみ量を調整して、シートに応じてシートのコシ付けや搬送力を調整することができる。蹴り出し部を取り替えることができる場合には、蹴り出し部の硬さ、弾性力を適宜選択することにより、蹴り出し部のたわみ量を調整して、シートに応じてシートのコシ付けや搬送力を調整することができる。シートの駆動ローラを第1のローラでなく第2のローラとし、従動ローラを第2のローラでなく第1のローラとすることができる。
【0049】
図16に、筒部材16を用いたシート排出装置1とその周辺の構成を示す。筒部材16は凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態である。符号48は画像形成装置100本体に設けられた排紙カバーを、符号49はシート排出装置1に用紙Pを導くガイド板を示している。排紙カバー48は、駆動ローラ12および凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態の筒部材16の配設位置に対応して切り欠かれた切り欠き部48Aと、切り欠き部48Aの両側に位置し駆動軸11をカバーするカバー部48Bとを有している。カバー部48Bのうち、筒部材16の駆動ローラ12と反対側に位置するカバー部50(48B)は、凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態の筒部材16の移動を規制する規制部材として機能している。
【0050】
このカバー部48Bの規制部材としての機能は、駆動ローラ12が蹴り出し部33または43を有し、円筒部32または42からかかる離脱し蹴り出し部を駆動軸11上に支持した場合において同様である。図8に示したバネ28も、係合部材25が爪部材27に係合し筒部材16が凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態において筒部材16の移動を規制していることから、規制部材としての機能を有する。筒部材16が凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態において、筒部材16が駆動ローラ12から離れることを防止して位置決めするべく、図5等に示した止め輪17のような構成を用いるとすると、かかる止め輪を装着するためには駆動軸11に固定溝を形成する必要があり、駆動軸11の強度が低下して撓みやすくなり、用紙Pの搬送力不足や用紙コシ付け不足による排紙整合性不良になる場合があるが、カバー部50はその固定のために駆動軸11の強度を弱めることがなく、かかる排紙整合性不良等を生じることがない。
【0051】
また、図29に示すように、規制部材として、カバー部48Bを形成する代わりに、駆動軸11上に、付勢手段としてのバネ60を巻き付けても良い。バネ60は、図30に示すように、両端にフランジ61を一体的に有し、図31に示すように、このフランジ61が筒部材16のC方向端面に当接することにより、筒部材16をD方向に付勢する。但し、バネ60は、図29、31に示す状態において略自然長であり、C方向に移動する筒部材16をD方向に付勢し、筒部材16がC方向に移動することを規制するものである。なお、バネ60をD方向に移動することにより、凹部15から離脱した筒部材16を凹部15に嵌合することができ、操作性がよい。フランジ61は必ずしも必要でないが、フランジ61を有する場合、上記嵌合操作の際にバネ16を把持する代わりにフランジ61を把持することができ、さらに操作性が増す。
【0052】
図17、18に示すように、筒部材16は駆動軸11を挿通するための孔51を有しており、孔51の径は駆動軸11の径よりも大きく設定されている。これにより、図17に示すように、筒部材16は、凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態においては、下方端が駆動ローラ12の端面に突き当たる状態となり、凹部15に係合することがないとともに、カバー部50が配設されている場合には、駆動ローラ12から離れる向きの変位も規制される。また駆動軸11の径よりも大きく設定された孔51を有することによって、筒部材16を駆動軸11に対して容易に変位することができ、筒部材16の凹部15への着脱が容易となる。孔51の径は、筒部材16が凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態において駆動軸11の径より大きければよく、孔51の径を駆動軸11の径より大きくする程度は、筒部材16が凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態において、凹部15に係合することがない程度とされる。この孔51は、駆動ローラ12が蹴り出し部43を有する場合において、蹴り出し部43にこれを設けた場合において同様の機能を有する。図5等に示した止め輪17も筒部材16が凹部15から離脱し駆動軸11に支持された状態において、筒部材16が凹部15に係合することを防止する機能を有するが、止め輪17を装着するためには駆動軸11に固定溝を形成する必要があり、駆動軸11の強度が低下して撓みやすくなり、用紙Pの搬送力不足や用紙コシ付け不足による排紙整合性不良になる場合がある。これに対し、孔51は駆動軸11の強度を弱めることがなく、かかる排紙整合性不良等を生じることがない。
【0053】
図19ないし22に、図4に示した筒部材16に孔51を設けたものであって、さらに筒部材16に、筒部材16を凹部15に着脱する際に把持するための把持部52を、筒部材16が凹部15に装着された状態で露出する部位に一体に設け、かつ筒部材16と凹部15とがしまりばめ、すなわち圧入により係合可能であり、かつ筒部材16に係合突部としての断続的な突条53を一体に設け凹部15に突条53を受け入れる係合凹部としてのリング状の溝54を設けた場合を示す。図19に示した筒部材16は図6に示した大径部21、小径部22を有するものであるが、筒部材16は図5に示したように略均一の径を有するものであっても良い。
【0054】
筒部材16が大径部21、小径部22を有する場合、把持部52は少なくとも大径部21を凹部15に嵌合した場合に露出する部位に設けることが望ましい。図19に示した場合において把持部52は、大径部21の近傍に設けているが、小径部22の端面近傍に設けても良く、また突条状をなすのではなく図23に示すように、円周上に突起状に設けても良い。小径部21を凹部15に嵌合した際に把持部52が凹部15内に位置する場合には、把持部52の高さはG(図6参照)以下であることが望ましいが、把持部52が常に凹部15外に露出する場合には把持部52の高さはGより大きくて良い。
【0055】
筒部材16と凹部15とがしまりばめになるということは、筒部材16の径が凹部15の径よりも大きいということであるが、筒部材16が大径部21、小径部22を有する場合には、大径部21の径が凹部15の径よりも大きくなるようになされる。図24に示すように、凹部15内に駆動軸11周りに円筒状のボス部55を設け、筒部材16にボス部55を受け入れる孔56を設けることができるが、この場合におけるしまりばめは、ボス部55の径が孔56の径よりも大きいこと、孔56を有する部分の筒部材16の厚さがボス55の周面と凹部15の内周面との間の距離よりも大きいこと、の少なくとも一方の要件を満たすことによりなされる。これら径の差は、着脱の際にさほど大きな力が必要でなくその作業が困難でない程度であって、筒部材が意図しない場合に離脱しない程度に設定されている。
【0056】
なおこのボス部55は、図5、6に示した筒部材16に適用できる。また、しまりばめは、図13に示した蹴り出し部33と円筒部32とを係合するための構成、図14に示した蹴り出し部43と円筒部42とを係合するための構成に適用可能であり、前者の場合には段部34の径を蹴り出し部33の内周径よりも大きくすることにより、後者の場合には係合突部46の径を係合凹部44の径よりも大きくすることにより、しまりばめにすることができる。
【0057】
突条53と溝54とは、これらが係合することにより筒部材16と凹部15との係合を強固なものとし、意図しない場合にこれらの嵌め合いが解除されることを防止するものである。突条53と溝54とは、筒部材16と凹部15との何れかにそれぞれ設けられればよいので、図25ないし27に示すように、筒部材16に溝54を設け、凹部15に突条53を設けても良い。凹部15に突条53を設ければ、弾性変形しやすい駆動ローラ12の強度が向上し、その経時的変形や破損を防止できる。また突条53は断続的なものでなく、リング状のものでも良いし、突条53に代えて、突起を用いても良いが、突条状のもの、突起状のものの方が凹部内周面への摩擦力が少ない点で有効であり、またこれらが係合する溝は、溝54のようにリング状であることが、その嵌合の際の作業性から望ましい。
【0058】
これら突条もしくは突起と、溝とにより係合を強化する構成は、図13に示した蹴り出し部33と円筒部32とを係合するための構成、図14に示した蹴り出し部43と円筒部42とを係合するための構成に適用可能であり、前者の場合には段部34に突条もしくは突起を設けるとともに蹴り出し部33の内周面に溝を設けることまたは段部34に溝を設けるとともに蹴り出し部33の内周面に突条もしくは突起を設けることで、後者の場合には係合突部46に突条もしくは突起を設けるとともに係合凹部44に溝を設けることまたは係合突部46に溝を設けるとともに係合凹部44に突条もしくは突起を設けることでこれをなすことができる。
【0059】
筒部材16と凹部15との係合、蹴り出し部33と円筒部32との係合、もしくは蹴り出し部43と円筒部42との係合を強化するための他の手段として、シート排出装置1の稼働時には加熱された用紙Pの通過や駆動ローラと従動ローラとの摩擦熱等により、これらの部材の温度が上昇することに鑑み、これらの素材の線膨張係数すなわち熱膨張率を利用することができる。互いに係合する2つの部材のうち、一方の部材すなわち回転中心側に位置する部材の熱膨張率を、他方の部材の熱膨張率よりも大きくすることにより、これらの部材の係合を強固とすることができる。筒部材16と凹部15との係合においては筒部材16の熱膨張率を駆動ローラ12の熱膨張率よりも大きくすることにより、蹴り出し部33と円筒部32との係合においては円筒部32の熱膨張率を蹴り出し部33の熱膨張率よりも大きくすることにより、蹴り出し部43と円筒部42との係合においては蹴り出し部43の熱膨張率を円筒部42の熱膨張率よりも大きくすることにより、これら部材の温度が上昇するにつれ、これら部材の係合が強固なものとなる。またボス部55を用いた係合の場合には、ボス部55側の部材の熱膨張率を他方の部材の熱膨張率よりも大きくすることで同様の機能を持たせることができる。
【0060】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、第1の回転軸に支持された第1のローラと、第1の回転軸に略平行な第2の回転軸に支持され第1のローラに係合した第2のローラとを有し、第1のローラと第2のローラとの間にシートを挾持して画像形成装置本体から排出するシート排出装置を有する画像形成装置において、第1のローラは弾性体であって、第2のローラが係合する円筒部と、この円筒部の少なくとも一方の端部に設けられ同円筒部より径が大きな蹴り出し部と、第1の回転軸の回りで上記蹴り出し部の端部側に設けられた筒状の凹部を有し、この凹部に着脱自在に係合する筒部材を有するので、簡単な構成で、ユーザーが画像形成装置の後処理装置をオプションとして選択して装着する場合には、筒部材を離脱することにより、シートの圧接力で蹴り出し部がたわむからシートに過度の圧力を加えることがなく、トナー付着によるコロ跡の他、スジ跡、折れ跡を発生させず、またユーザーが画像形成装置の排紙トレイをオプションとして選択して装着する場合には、筒部材が凹部に嵌合しているから、シートに良好なコシ付けを行なうとともにシートを画像形成装置本体外に蹴りだすので、シートがコシのないものであっても画像形成装置本体外に安定的に排出され、排紙整合性を確保することができるシート排出装置を有する画像形成装置であって、高速処理化、多機能化、機能複合化、低消費電力化を達成できる画像形成装置を提供することができる。
また、請求項1記載の発明によれば、上記筒部材の第1のローラと反対側に、上記筒部材が上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、上記筒部材の移動を規制するための規制部材を有するので、筒部材が凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、筒部材が第1のローラから離れることを防止して位置決めするべく、止め輪のような構成を用いるとすると、かかる止め輪を装着するためには第1の回転軸に固定溝を形成する必要があり、第1の回転軸の強度が低下して撓みやすくなり、シートの搬送力不足やシートコシ付け不足による排紙整合性不良になる場合があるが、規制部材を第1の回転軸とは異なる部材に固定すれば第1の回転軸の強度を弱めることがなく、かかる排紙整合性不良等を生じることがないとともに、簡単な構成で筒部材が第1のローラから離間する方向に移動することを防止して位置決めすることができるシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、上記筒部材は、第1のローラよりも硬質であるので、筒部材を凹部に嵌合した場合には、蹴り出し部が過剰にたわむことがなく、シートに良好なコシ付け及び搬送力を与えることができるシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0062】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記筒部材と上記凹部とがしまりばめにより係合可能であるので、止め輪を用いて筒部材が凹部から離脱することを防止する構成とすると止め輪を装着するために第1の回転軸に固定溝を形成すると第1の回転軸の強度が低下して撓みやすくなり、シートの搬送力不足やシートコシ付け不足による排紙整合性不良になる場合があるも、しまりばめによれば第1の回転軸の強度を弱めることなく筒部材が凹部から離脱することを防止でき、かかる排紙整合性不良等を生じることがないとともに、何等追加部品を用いず、簡単な構成により、ユーザーが画像形成装置の排紙トレイをオプションとして選択して装着する場合には、筒部材が凹部に嵌合した状態が確実に保たれ、シートに良好なコシ付けを行なうとともにシートを画像形成装置本体外に蹴りだすので、シートがコシのないものであっても画像形成装置本体外に安定的に排出され、排紙整合性を確保することができる信頼性の高いシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0063】
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記筒部材と上記凹部との何れか一方に他方に係合する係合凸部を設け、他方にこの係合凸部を受け入れる係合凹部を設けたので、止め輪を用いて筒部材が凹部から離脱することを防止する構成とすると止め輪を装着するために第1の回転軸に固定溝を形成すると第1の回転軸の強度が低下して撓みやすくなり、シートの搬送力不足やシートコシ付け不足による排紙整合性不良になる場合があるも、係合凸部と係合凹部との係合によれば第1の回転軸の強度を弱めることなく筒部材が凹部から離脱することを防止でき、かかる排紙整合性不良等を生じることがないとともに、何等追加部品を用いず、簡単な構成により、ユーザーが画像形成装置の排紙トレイをオプションとして選択して装着する場合には、筒部材が凹部に嵌合した状態が確実に保たれ、シートに良好なコシ付けを行なうとともにシートを画像形成装置本体外に蹴りだすので、シートがコシのないものであっても画像形成装置本体外に安定的に排出され、排紙整合性を確保することができるシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0064】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材と第1のローラとの熱膨張率の関係を、上記筒部材の熱膨張率を第1のローラの熱膨張率よりも大きくし、上記筒部材と第1のローラとの係合が強固となるようにしたので、加熱されたシートの通過や第1のローラと第2のローラとの摩擦熱等により、これらの部材の温度が上昇することを利用し、その駆動時における筒部材と第1のローラとの係合を強固とすることができ、何等追加部品を用いず、簡単な構成により、ユーザーが画像形成装置の排紙トレイをオプションとして選択して装着する場合には、筒部材が凹部に嵌合した状態が確実に保たれ、シートに良好なコシ付けを行なうとともにシートを画像形成装置本体外に蹴りだすので、シートがコシのないものであっても画像形成装置本体外に安定的に排出され、排紙整合性を確保することができるシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0065】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材は、上記筒部材を上記凹部に着脱する際に把持するための把持部を有するので、何等追加部品を用いず、簡易な構成で、筒部材が摩擦係数の低い部材であっても、また筒部材が凹部に強固に嵌合している場合でも、把持が容易になるから、筒部材を凹部に着脱する際の作業性を向上したシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0066】
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記規制部材は、上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態の上記筒部材を、上記凹部に近づく方向に付勢する付勢手段であるので、第1の回転軸の強度を弱めることがなく、かかる排紙整合性不良等を生じることがないとともに、簡単な構成で筒部材が第1のローラから離間する方向に移動することを防止して位置決めすることができるとともに、筒部材を凹部に装着する際の作業性を向上したシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0067】
請求項8記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材の、上記凹部から露出する部分に、画像形成装置本体に装着されるシート後処理装置に係合し同筒部材を上記凹部から第1の回転軸の軸方向に離脱させるための、同筒部材の回転に対してフリーな係合部材を有するので、シート後処理装置を画像形成装置本体に装着するのに連動して係合部材が筒部材を凹部から離脱するから、筒部材を凹部から離脱する作業を忘れることを防止することができるとともに、同作業を行なう煩雑さを解消することができるので、ユーザーにとって使い勝手がよく、信頼性の高いシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0068】
請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の画像形成装置において、上記第1のローラを複数有し、上記凹部を互いに対向するように設け、隣合う上記筒部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段を有するので、シート後処理装置を画像形成装置本体から離脱するのに連動して付勢手段が筒部材を凹部に嵌合するから、筒部材を凹部に嵌合する作業を忘れることを防止することができるとともに、同作業を行なう煩雑さを解消することができるので、ユーザーにとってさらに使い勝手がよく、信頼性の高いシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【0069】
請求項10記載の発明によれば、請求項9記載の画像形成装置において、上記付勢手段は、上記係合部材がシート後処理装置に係合し上記筒部材が上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、上記筒部材の移動を規制するための規制部材であるので、筒部材が凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、筒部材が第1のローラから離れることを防止して位置決めするべく、止め輪のような構成を用いるとすると、かかる止め輪を装着するためには第1の回転軸に固定溝を形成する必要があり、第1の回転軸の強度が低下して撓みやすくなり、シートの搬送力不足やシートコシ付け不足による排紙整合性不良になる場合があるが、付勢手段を規制部材として用いるので、第1の回転軸の強度を弱めることがなく、かかる排紙整合性不良等を生じることがないとともに、簡単な構成で筒部材が第1のローラから離間する方向に移動することを防止して位置決めすることができるシート排出装置を有する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシート排出装置を有する画像形成装置であって排紙トレイを装着した状態を示す概略図である。
【図2】 図1に示した画像形成装置に装着可能なシート後処理装置を示す概略図である。
【図3】 図1に示した画像形成装置において排紙トレイに変えて図2に示したシート後処理装置を装着した状態を示す概略図である。
【図4】 図1に示したシート排出装置であって、第1のローラに着脱自在な筒部材を有するシート排出装置の正面図である。
【図5】 図4に示した第1のローラ及び筒部材であって筒部材の第1のローラへの着脱態様を示す正断面図である。
【図6】 他の筒部材の第1のローラへの着脱態様を示す正断面図である。
【図7】 さらに他の筒部材及び止め輪を示す斜視図である。
【図8】 筒部材を円筒部から離脱するための係合部材及び筒部材を円筒部に嵌合するための付勢手段を示す正面図である。
【図9】 図8に示した係合部材を示す側断面図である。
【図10】 図9に示した、係合部材に係合し筒部材を円筒部から離脱するための爪部材を示す斜視図である。
【図11】 図1に示したシート排出装置であって、蹴り出し部が離脱可能な第1のローラを有するシート排出装置を示す概略図である。
【図12】 図11に示した第1のローラであって蹴り出し部が装着された第1のローラの正断面図である。
【図13】 図12に示した第1のローラを示す側断面図である。
【図14】 他の蹴り出し部が装着された他の第1のローラの正断面図である。
【図15】 図14に示した他の蹴り出し部を示す側断面図である。
【図16】 本発明を適用したシート排出装置とその周辺の構成を示す斜視図である。
【図17】 第1の回転軸の径よりも大きな径の孔を設けた筒部材の正断面図である。
【図18】 図17に示した筒部材が第1のローラから離脱され、第1のローラと規制部材との間で位置決めされている状態を示す正断面図である。
【図19】 把持部を設けた筒部材を第1のローラにしまりばめにより装着した状態を示す斜視図である。
【図20】 図19に示した筒部材と第1のローラとであって筒部材を第1のローラから離脱した状態の正断面図である。
【図21】 図19に示した第1のローラの断面であって係合凹部を説明するための斜視図である。
【図22】 図19に示した筒部材であって係合凸部を説明するための斜視図である。
【図23】 把持部の別の態様を示す斜視図である。
【図24】 しまりばめの別の態様を説明するための側断面図である。
【図25】 係合凸部と係合凹部との別の形成態様を示した筒部材と第1のローラとの正断面図である。
【図26】 図25に示した第1のローラの断面であって係合凸部を説明するための斜視図である。
【図27】 図15に示した筒部材であって係合凹部を説明するための斜視図である。
【図28】 複数の蹴り出し部に形成された溝の位相が互いに同位相となっていることを説明するための正面図である。
【図29】 規制部材として付勢手段を用いた場合を示す斜視図である。
【図30】 図29に示した付勢手段の拡大斜視図である。
【図31】 図29に示した付勢手段と筒部材との係合の様子を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
1 シート排出装置
3 シート後処理装置
11 第1の回転軸
12、31、41 第1のローラ
13 第2の回転軸
14 第2のローラ
15 凹部
16 筒部材
19 円筒部
20、33、43 蹴り出し部
20 筒部材と一体の蹴り出し部
21 大径部
22 小径部
25 係合部材
28 付勢手段、規制部材としての付勢手段
33、43 少なくとも離脱可能な蹴り出し部
43 着脱自在の蹴り出し部
50 規制部材
51 第1の回転軸の径よりも大きい孔
52 把持部
53 係合凸部
54 係合凹部
60 付勢手段である規制部材
100 画像形成装置
C、D 第1の回転軸の軸方向
D 隣合う筒部材を互いに離間する方向
P シート

Claims (10)

  1. 第1の回転軸に支持された第1のローラと、第1の回転軸に略平行な第2の回転軸に支持され第1のローラに係合した第2のローラとを有し、第1のローラと第2のローラとの間にシートを挾持して画像形成装置本体から排出するシート排出装置を有する画像形成装置において、
    第1のローラは弾性体であって、第2のローラが係合する円筒部と、この円筒部の少なくとも一方の端部に設けられ同円筒部より径が大きな蹴り出し部と、第1の回転軸の回りで上記蹴り出し部の端部側に設けられた筒状の凹部を有し、
    この凹部に着脱自在に係合する筒部材を有し、
    上記筒部材の第1のローラと反対側に、上記筒部材が上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、上記筒部材の移動を規制するための規制部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、上記筒部材は、第1のローラよりも硬質であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記筒部材と上記凹部とがしまりばめにより係合可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、上記筒部材と上記凹部との何れか一方に他方に係合する係合凸部を設け、他方にこの係合凸部を受け入れる係合凹部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材と第1のローラとの熱膨張率の関係を、上記筒部材の熱膨張率を第1のローラの熱膨張率よりも大きくし、上記筒部材と第1のローラとの係合が強固となるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材は、上記筒部材を上記凹部に着脱する際に把持するための把持部を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記規制部材は、上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態の上記筒部材を、上記凹部に近づく方向に付勢する付勢手段であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、上記筒部材の、上記凹部から露出する部分に、画像形成装置本体に装着されるシート後処理装置に係合し同筒部材を上記凹部から第1の回転軸の軸方向に離脱させるための、同筒部材の回転に対してフリーな係合部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8記載の画像形成装置において、上記第1のローラを複数有し、上記凹部を互いに対向するように設け、隣合う上記筒部材を互いに離間する方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9記載の画像形成装置において、上記付勢手段は、上記係合部材がシート後処理装置に係合し上記筒部材が上記凹部から離脱し第1の回転軸に支持された状態において、上記筒部材の移動を規制するための規制部材であることを特徴とする画像形成装置。
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