JP2008007209A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 排紙ローラを介して排紙される記録紙の腰付け、記録紙の排紙トレイへのスタック性の向上及び記録紙の排出効果の向上を可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 記録紙Pが搬送される搬送路1の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸13に所定間隔で複数の排紙ローラ本体2Aが設けられてなる排紙ローラ2と、駆動軸13に並行して回転自在に設けられたローラ軸14に所定間隔で複数のプレスローラ本体3Aが設けられてなるプレスローラ3とを有し、記録紙Pを排紙ローラ2とプレスローラ3とにより挟持して搬送路1の外部に排出する画像形成装置100において、プレスローラ本体3Aのローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして硬度が20゜以上40゜以下のゴム部材3Bが設けられている。
【選択図】図3
【解決手段】 記録紙Pが搬送される搬送路1の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸13に所定間隔で複数の排紙ローラ本体2Aが設けられてなる排紙ローラ2と、駆動軸13に並行して回転自在に設けられたローラ軸14に所定間隔で複数のプレスローラ本体3Aが設けられてなるプレスローラ3とを有し、記録紙Pを排紙ローラ2とプレスローラ3とにより挟持して搬送路1の外部に排出する画像形成装置100において、プレスローラ本体3Aのローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして硬度が20゜以上40゜以下のゴム部材3Bが設けられている。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、記録紙を搬送路の外部に排出する排紙ローラ及びプレスローラを具備する画像形成装置に関する。
スキャナー、コピー機、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置は、給紙トレイより供給される記録紙を感光体ドラムへ搬送し、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙へ転写する。トナー像が転写された記録紙は、ヒータを内蔵する定着ローラで圧力と熱を印加することにより記録紙上のトナーが定着され、その後搬送路に沿って下流へと搬送され、排紙ローラを介して排紙トレイへ排出される。
特開2002―87676号公報
特開2006−89184号公報
上記画像形成装置では、記録紙上のトナーを定着ローラで定着する際、圧力と熱を記録紙に印加するため、トナー定着後の記録紙は、搬送路の外部へ排出される際に湾曲した状態となる場合がある。このような状態の記録紙が排紙ローラを介して排紙トレイへ排出されると、特に厚さの薄い記録紙の場合には、先端が垂れ下がった腰の無い記録紙が排紙トレイへ排出されこととなり、それにより記録紙の折れ曲がりや排出トレイに積層されている記録紙への潜り込みが生じるといった記録紙の排紙トレイへのスタック性において問題点がある。また上記画像形成装置では、排紙ローラと排紙用プレスローラとにより記録紙を挟持させて排紙トレイへ排出させるが、記録紙を挟持させる際に所定の摩擦力を記録紙に作用させなければ、記録紙の排出効果が低下するといった問題点もある。
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、排紙ローラを介して排紙される記録紙の腰付け、記録紙の排紙トレイへのスタック性の向上及び記録紙の排出効果の向上を可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
当該目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、記録紙が搬送される搬送路の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラと、前記駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラとを有し、前記記録紙を前記排紙ローラと前記プレスローラとにより挟持して前記搬送路の外部に排出する画像形成装置において、前記プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして硬度が20゜以上40゜以下のゴム部材が設けられたことを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、記録紙が搬送される搬送路の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラと、前記駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラとを有し、前記記録紙を前記排紙ローラと前記プレスローラとにより挟持して前記搬送路の外部に排出する画像形成装置において、前記プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして中空のゴム部材が設けられ、前記ゴム部材のローラ軸方向外側部がローラ軸方向内側部より肉薄に形成されたことを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、記録紙が搬送される搬送路の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラと、前記駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラとを有し、前記記録紙を前記排紙ローラと前記プレスローラとにより挟持して前記搬送路の外部に排出する画像形成装置において、前記プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして表面に凹凸が施されているゴム部材が設けられたことを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記凹凸がローラ軸方向に延びる複数本の突条により形成されたことを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記凹凸が複数個の突起により形成されたことを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにしてゴム部材が設けられていることから、記録紙に波打ちを与えて排出することができるため、排紙ローラを介して排紙される記録紙の腰付け及び記録紙の排紙トレイへのスタック性の向上が可能な画像形成装置を提供することができる。また、硬度が20゜以上40゜以下のゴム部材が設けられていることから、記録紙が排紙ローラとプレスローラとにより挟持され搬送路の外部へ排出される際に、ゴム部材が記録紙の紙質に応じて変形するため、記録紙搬送時にプレスローラ端部が記録紙に接触することにより生じる記録紙の折れの発生を防止可能な画像形成装置を提供することができる。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにしてゴム部材が設けられていることから、記録紙に波打ちを与えて排出することができるため、排紙ローラを介して排紙される記録紙の腰付け及び記録紙の排紙トレイへのスタック性の向上が可能な画像形成装置を提供することができる。また中空のゴム部材のローラ軸方向外側部がローラ軸方向内側部より肉薄に形成されていることから、記録紙が排紙ローラとプレスローラとにより挟持され搬送路の外部へ排出される際に、ゴム部材が記録紙の紙質に応じて変形するため、記録紙搬送時にプレスローラ端部が記録紙に接触することにより生じる記録紙の折れの発生を防止可能な画像形成装置を提供することができる。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにしてゴム部材が設けられていることから、記録紙に波打ちを与えて排出することができるため、排紙ローラを介して排紙される記録紙の腰付け及び記録紙の排紙トレイへのスタック性の向上が可能な画像形成装置を提供することができる。また、ゴム部材の表面に凹凸が施されていることから、記録紙に適度な摩擦力を作用することができるため、用紙を確実に搬送することが可能な画像形成装置を提供することができる。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、請求項3に記載の画像形成装置において、ゴム部材の表面に施された凹凸がローラ軸方向に延びる複数本の突条により形成されていることから、記録紙に適度な摩擦力を作用することができるため、用紙を確実に搬送することが可能な画像形成装置を提供することができる。
請求項5に記載の画像形成装置によれば、請求項3に記載の画像形成装置において、ゴム部材の表面に施された凹凸が複数個の突起により形成されていることから、記録紙に適度な摩擦力を作用することができるため、用紙を確実に搬送することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置100についての内部構成の概略縦断面図である。以下に述べる画像形成装置100の例としては、スキャナー、コピー機、ファクシミリ及びこれらの複合機が挙げられる。画像形成装置100は、記録紙が搬送される搬送路1の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラ2と、駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラ3とを備えたものである。また画像形成装置100は、記録紙を供給する給紙トレイ4と、帯電装置5によって均一に帯電された表面にLEDヘッド6から画像情報に基づいた光像を露光して静電潜像を形成する感光体ドラム7と、感光体ドラム7上のトナー像と逆極性の電圧を印加することにより感光体ドラム7の表面に形成されたトナー像を記録紙へ転写する転写ローラ8と、トナー像が転写された記録紙に圧力と熱を印加することより記録紙上のトナーを記録紙に定着する定着ローラ9とを有する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置100についての内部構成の概略縦断面図である。以下に述べる画像形成装置100の例としては、スキャナー、コピー機、ファクシミリ及びこれらの複合機が挙げられる。画像形成装置100は、記録紙が搬送される搬送路1の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラ2と、駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラ3とを備えたものである。また画像形成装置100は、記録紙を供給する給紙トレイ4と、帯電装置5によって均一に帯電された表面にLEDヘッド6から画像情報に基づいた光像を露光して静電潜像を形成する感光体ドラム7と、感光体ドラム7上のトナー像と逆極性の電圧を印加することにより感光体ドラム7の表面に形成されたトナー像を記録紙へ転写する転写ローラ8と、トナー像が転写された記録紙に圧力と熱を印加することより記録紙上のトナーを記録紙に定着する定着ローラ9とを有する。
画像形成装置100は、給紙トレイ4に載置された記録紙がピックアップローラ10により取り出されて搬送路1へ送り出され、適宜配置された搬送ローラ11により搬送路1に沿って感光体ドラム7へ搬送される。感光体ドラム7へ搬送された記録紙は転写ローラ8によって感光体ドラム7に押圧され、感光体ドラム7の表面に形成されたトナー像が転写される。トナー像が転写された記録紙は、搬送路1に沿って定着ローラ9へ搬送され、ヒータを内蔵する定着ローラ9によって記録紙上のトナーが定着される。トナーが定着した記録紙は、搬送路1に沿ってさらに排紙ローラ2へ搬送され、排紙ローラ2とプレスローラ3とにより挟持され搬送路1の外部である排紙トレイ12へ排出される。
定着ローラ9は、定着ローラ9a及び定着用プレスローラ9bの2つのローラで構成されている。定着ローラ9aはローラ内部にヒータを有し、ローラ内部から記録紙に熱を印加する構成となっている。一方、定着用プレスローラ9bは定着ローラ9aに対向した位置に固定して設置されている。定着ローラ9aが定着用プレスローラ9bを押し付けることで、定着ローラ9へ搬送される記録紙をニップするとともに、記録紙に圧力を印加することで記録紙上のトナーを定着させる。さらに定着ローラ9a内臓のヒータにより記録紙に熱を印加することで記録紙上のトナーを定着させる。このように、定着ローラ9を通過した記録紙は、記録紙自体に熱及び圧力が印加される。
定着ローラ9を通過した記録紙は、搬送路1に沿って搬送路1の終端へ搬送されるが、記録紙は、定着ローラ9aにより片側面のみが加熱されることで湾曲し、腰の無い状態で搬送される。そして、排紙トレイ12へ排出される時には記録紙の先端が垂れ下がった状態となる。このような状態で記録紙が排紙ローラ2を介して排紙トレイ12へ排出されると、排紙トレイ12に積層される際に記録紙の折れ曲がりや先に積層している記録紙への潜り込みが起こり、記録紙の排紙トレイ12へのスタック性が悪くなる。画像形成装置100は、このような状態を回避するために、以下のような排紙ローラ2及びプレスローラ3からなる記録紙排紙部200を具備する。以下に、画像形成装置100が具備する記録紙排紙部200の実施例を示す。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100が具備する記録紙排紙部200を排紙トレイ12側から見た概略斜視図であり、図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100が具備する記録紙排紙部200における排紙ローラ2及びプレスローラ3近傍の概略拡大図である。
記録紙排紙部200は、図2に示すように、回転駆動される駆動軸13に所定間隔で複数の排紙ローラ本体2Aが設けられてなる排紙ローラ2と、駆動軸13に並行して回転自在に設けられたローラ軸14に所定間隔で複数のプレスローラ本体3Aが設けられてなるプレスローラ3と、排紙ローラ本体2Aの間で駆動軸13に設けられたフリーローラ15とを具備する。記録紙排紙部200は、搬送路1の終端に設けられ、定着ローラ9を介して搬送路1より搬送される記録紙を排紙トレイ12へ排出する。
排紙ローラ2は、図2に示すように、円筒状の排紙ローラ本体2Aを備えている。排紙ローラ本体2Aは駆動軸13に所定間隔で複数個設けられ、駆動軸13を回転させることで回転する。なお、駆動軸13は駆動モータ(図示せず)により回転する。
プレスローラ3は、図3に示すように、円筒状のプレスローラ本体3Aを備えている。プレスローラ本体3Aは、ローラ軸14方向両端部にプレスローラ本体3Aの径方向に突出するように設けられたゴム部材3Bが装着されている。またプレスローラ3は、各プレスローラ本体3Aが排紙ローラ2の各排紙ローラ本体2Aに圧接するようにローラ軸14に設けられ、排紙ローラ2の回転に従って回転する。すなわち下側の排紙ローラ2が駆動ローラとして回転し、上側のプレスローラ3が従動ローラとして排紙ローラ2の回転に従って回転する。
ゴム部材3Bは、図3に示すように、略均一の厚みを有し、プレスローラ本体3Aのローラ軸方向両端部に設置され、プレスローラ本体3Aの径方向に突出している。またゴム部材3Bは、硬度が20°以上40°以下のものからなり、特に硬度が30°のものが最適である。ゴム部材3Bの硬度を20°以上40°以下とすることで、記録紙が排紙ローラ2とプレスローラ3とにより挟持され排紙トレイ12へ排出される際に、ゴム部材3Bが記録紙の紙質に応じて変形するため、記録紙搬送時にプレスローラ端部が記録紙に接触することにより生じる記録紙の折れの発生を防止することができる。
フリーローラ15は、図3に示すように、駆動軸13に所定間隔で複数個設けられ、かつ排紙ローラ本体2Aと交互に配置されている。またフリーローラ15は、駆動軸13を回転させることで回転する。
記録紙排紙部200は、図3に示すように、搬送路1より搬送された記録紙Pを排紙ローラ2とプレスローラ3とにより挟持して排紙トレイ12へ排出する。この際、記録紙Pは、プレスローラ本体3Aの径方向に突出するように設けられたゴム部材3B及びフリーローラ15と接触しながら排出されるため、記録紙Pの排出方向に対して直交する方向の断面が波形となる。このように断面が波形の状態で記録紙Pが排出されることから、記録紙Pに腰を与えることができ、また排紙トレイ12に積層される際の記録紙Pの折れ曲がりや先に排紙トレイ12に積層されている記録紙への潜り込みを防止することができる。
プレスローラ3にゴム部材3Bを設けることで、記録紙搬送時にプレスローラ端部が記録紙に接触することにより生じる記録紙の折れの発生を防止することができるが、ゴム部材3Bを以下に示す実施例のようにすることで、さらに防止効果が向上する。以下に、記録紙排紙部200が具備するプレスローラ30の実施例を示す。
図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100が具備する記録紙排紙部200におけるプレスローラ30のゴム部材30B近傍の概略縦断面図である。ゴム部材30Bは、図4に示すように、プレスローラ本体3Aの端部に挿入可能な挿入部30Cと、挿入部30Cに一体形成されプレスローラ本体3Aの径よりも径の大きい拡径部30Dとから構成されている。さらに固定部材3Cが拡径部30D外側端部からゴム部材30Bに装着されている。
固定部材3Cは、円筒状の部材であり、例えばポリアセタール(POM)などの樹脂で構成されている。また、固定部材3Cは、拡径部30D外側端部からゴム部材30Bに装着されることで、拡径部30Dのローラ軸方向外側部の形状を保持する。
拡径部30Dのローラ軸方向外側部は、図4に示すように、拡径部30Dのローラ軸方向内側部より肉薄に形成されている。これにより、固定部材3Cにより形状保持された拡径部30Dのローラ軸方向外側部により搬送される記録紙を、安定した形状で搬送することができ、ローラ軸方向内側部の肉厚部によって、記録紙の紙質に応じたゴム部材3Bの変形が容易に行えることから、記録紙P排出時にプレスローラ30端部が記録紙Pに接触することにより発生する折れ等の発生を防止することができる。
記録紙排紙部200は、プレスローラ30にゴム部材30Bを設けることで、記録紙Pに適度な摩擦力を作用し記録紙Pを効率よく排出することができるが、さらに記録紙Pの搬送能力を向上させるために、ゴム部材の径方向外側表面に凹凸を施す場合がある。以下に、記録紙排紙部200が具備するプレスローラ31の実施例を示す。
図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100が具備する記録紙排紙部200におけるプレスローラ31の斜視図である。プレスローラ31は、ゴム部材31Bの径方向外側表面にゴム部材31Bのローラ軸14方向に延びた突条31Hを有する。突条31Hはゴム部材31Bの径方向外側表面に一定の間隔でローラ軸14方向に複数本施されている。ゴム部材31Bの表面に突条31Hを施すことで、ゴム部材31Bの表面を平坦にした場合と比べ、記録紙Pに摩擦力を作用する効果が向上し、記録紙Pを確実に搬送することができる。
ゴム部材の径方向外側表面に凹凸を施したプレスローラとしてはプレスローラ31以外にも以下のようなものがある。以下に、記録紙排紙部200が具備するプレスローラ32の実施例を示す。
図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100が具備する記録紙排紙部200におけるプレスローラ32の斜視図である。プレスローラ32は、ゴム部材32Bの径方向外側表面に突起32Jを有する。突起32Jはゴム部材32Bの径方向外側表面に複数個施されている。ゴム部材32Bの表面に突起32Jを施すことで、ゴム部材32Bの表面を平坦にした場合と比べ、記録紙Pに摩擦力を作用する効果が向上し、記録紙Pを確実に搬送することができる。
本発明の実施形態は記録紙排紙部のプレスローラに限定しているが、本発明は記録紙排紙部のプレスローラに限定されるものではなく、定着用プレスローラ等においても実施可能である。
1 搬送路
2 排紙ローラ
2A 排紙ローラ本体
3、30、31、32 プレスローラ
3A プレスローラ本体
3B、30B、31B、32B ゴム部材
31H 突条
32J 突起
13 駆動軸
14 ローラ軸
100 画像形成装置
P 記録紙
2 排紙ローラ
2A 排紙ローラ本体
3、30、31、32 プレスローラ
3A プレスローラ本体
3B、30B、31B、32B ゴム部材
31H 突条
32J 突起
13 駆動軸
14 ローラ軸
100 画像形成装置
P 記録紙
Claims (5)
- 記録紙が搬送される搬送路の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラと、
前記駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラとを有し、
前記記録紙を前記排紙ローラと前記プレスローラとにより挟持して前記搬送路の外部に排出する画像形成装置において、
前記プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして硬度が20゜以上40゜以下のゴム部材が設けられたことを特徴とする画像形成装置。 - 記録紙が搬送される搬送路の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラと、
前記駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラとを有し、
前記記録紙を前記排紙ローラと前記プレスローラとにより挟持して前記搬送路の外部に排出する画像形成装置において、
前記プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして中空のゴム部材が設けられ、
前記ゴム部材のローラ軸方向外側部がローラ軸方向内側部より肉薄に形成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 記録紙が搬送される搬送路の終端に設けられ、回転駆動される駆動軸に所定間隔で複数の排紙ローラ本体が設けられてなる排紙ローラと、
前記駆動軸に並行して回転自在に設けられたローラ軸に所定間隔で複数のプレスローラ本体が設けられてなるプレスローラとを有し、
前記記録紙を前記排紙ローラと前記プレスローラとにより挟持して前記搬送路の外部に排出する画像形成装置において、
前記プレスローラ本体のローラ軸方向端部にその径方向に突出するようにして表面に凹凸が施されているゴム部材が設けられたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記凹凸がローラ軸方向に延びる複数本の突条により形成されたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記凹凸が複数個の突起により形成されたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013241256A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録媒体排出装置及び画像形成装置 |
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-
2006
- 2006-06-27 JP JP2006176158A patent/JP2008007209A/ja active Pending
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