JP2006027792A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷媒体に折れ目や皺を発生させないこと。
【解決手段】 用紙トレイ3は、印刷媒体を収納し、給紙ローラ5は、用紙トレイ3が収納する印刷媒体に当接し、所定の回転軸を中心にして回動し、該印刷媒体を繰り出し、媒体分離部7との間に、回転軸方向の両端部分に全周に亘って、印刷媒体分離部7との圧接を回避する圧接回避空隙形成部を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 用紙トレイ3は、印刷媒体を収納し、給紙ローラ5は、用紙トレイ3が収納する印刷媒体に当接し、所定の回転軸を中心にして回動し、該印刷媒体を繰り出し、媒体分離部7との間に、回転軸方向の両端部分に全周に亘って、印刷媒体分離部7との圧接を回避する圧接回避空隙形成部を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられる給紙装置、及び、該給紙装置を用いた画像形成装置に関するものである。
プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置には、給紙トレイに積載された用紙を1枚づつ分離して画像形成部に給紙する給紙装置が配設される。従来の給紙装置の概要について図を用いて説明する(例えば特許文献1参照)。
図8は、従来の給紙装置の正面図である。
図9は、従来の給紙装置の側面図である。
図に示すように、従来の給紙装置では、給紙ローラ200が、用紙トレイ206に積載された用紙205に当接し、1枚づつ分離して画像形成部(図示しない)に給紙する。給紙ローラ200にはローラ支持部材201が嵌入装着されている。このローラ支持部材201の軸を中心にして給紙ローラ200は回動する。
図9は、従来の給紙装置の側面図である。
図に示すように、従来の給紙装置では、給紙ローラ200が、用紙トレイ206に積載された用紙205に当接し、1枚づつ分離して画像形成部(図示しない)に給紙する。給紙ローラ200にはローラ支持部材201が嵌入装着されている。このローラ支持部材201の軸を中心にして給紙ローラ200は回動する。
給紙ローラ200には、バネ204の付勢力によって支持部材203を介して摩擦部材202が圧接している。摩擦部材202は、摩擦係数の大きい部材であり、この摩擦部材202と給紙ローラ200との間に供給された用紙205は、摩擦部材202と給紙ローラ200との摩擦係数の差によって1枚ずつ分離され、上記のように画像形成部(図示しない)に給紙される。
図10は、従来の給紙装置の給紙中に於ける正面図である。
図11は、図10のA部拡大図である。
図に示すように、給紙中に於ける用紙205は、給紙ローラ200と、摩擦部材202との間に挟入された状態になる。従って、用紙205には、挟入された部分と挟入されていない部分との境界に、A部拡大図に示すように、歪みが発生しやすくなる。
実開平5−16748号公報
図11は、図10のA部拡大図である。
図に示すように、給紙中に於ける用紙205は、給紙ローラ200と、摩擦部材202との間に挟入された状態になる。従って、用紙205には、挟入された部分と挟入されていない部分との境界に、A部拡大図に示すように、歪みが発生しやすくなる。
解決しようとする問題点は、上記従来の給紙装置では、給紙中に於ける用紙205は、給紙ローラ200と、摩擦部材202との間に挟入された状態になり、用紙205には、挟入された部分と挟入されていない部分との境界に、A部拡大図に示すように、歪みが発生し易くなる点である。この歪みは、折れ目や皺に成りやすく、折れ目や皺の部分にはトナーが付着し難く、画質が低下する恐れがあるからである。
給紙ローラの回転軸方向両端部分のかど部に全周に亘って、印刷媒体分離部との圧接を回避する圧接回避空隙形成部を設けることを最も主要な特徴とする。
圧接回避空隙形成部を設けることによって、用紙が、給紙ローラと摩擦部材との間に挟入されている部分と、挟入されていない部分との境界近傍において、加圧される圧力の急激な変化を回避することが出来るので、用紙に折れ目や皺が発生し難くなる。その結果、画質の低下を防止することが出来るという効果を得る。
圧接回避空隙形成部を設けるために、給紙ローラの回転軸方向両端のかど部分に全周に亘って、面取り加工、又は、R取り加工を施した。
図1は、実施例1の給紙装置の正面図である。
図2は、実施例1の給紙装置の側面図である。
図3は、実施例1の給紙ローラ正面図である。
図2は、実施例1の給紙装置の側面図である。
図3は、実施例1の給紙ローラ正面図である。
図に示すように、本実施例の給紙装置1は、用紙トレイ3と、給紙ローラ5と、媒体分離部7と、押し上げバネ9とを備える。
各構成部分の詳細な説明に入る前に、本発明が適応される画像形成装置の全体構成、及び動作の概要について説明する。
各構成部分の詳細な説明に入る前に、本発明が適応される画像形成装置の全体構成、及び動作の概要について説明する。
図4は、画像形成装置の側面透視図である。
この図は、本発明が適応される画像形成装置の全体構成、及び動作の概要について説明するために主要構成部分のみを側面から透視したイメージ図である。
この図は、本発明が適応される画像形成装置の全体構成、及び動作の概要について説明するために主要構成部分のみを側面から透視したイメージ図である。
図に示すように、画像形成装置100は、用紙Pを積載した用紙トレイ3を備えている。用紙Pは、給紙ローラ5と、媒体分離部7によって一枚ずつ分離して給紙され、給紙センサ107に到達する。給紙センサ107によって確認された用紙Pは、レジストローラ108によって搬送路109へ送られる。
用紙Pが、通過センサ110を通過すると、画像形成部111が、トナー画像の形成を開始する。このトナー画像は、転写ローラ112によって、搬送されてくる用紙Pの上に転写される。
画像形成部111内部でのトナー画像の形成は、以下のようにして行われる。図中矢印の方向に回転する感光体ドラム113の表面が、帯電ローラ114によって負に帯電される。この負に帯電された部分が露光ヘッド115の下にくると、露光ヘッド115が露光し、帯電された部分に画像データに基づく静電潜像を形成する。
この静電潜像は、現像ローラ117によって現像されトナー画像となる。そして転写ローラ112によって用紙P上に転写されたトナー画像は、ヒートローラ119、バックアップローラ120によって高温高圧定着処理される。トナー画像が定着された用紙Pは、排出ローラ301と、従動ローラ303によって排出スタッカ122に排出される。
以上で、本発明が適応される画像形成装置の全体構成、及び動作の概要について説明を終了し、再度、図1、図2、図3に戻って、本実施例について詳細に説明する。
用紙トレイ3は、用紙Pを積載して収納するカセットであり、用紙Pの最上紙に給紙ローラ5が当接する位置に配設される。更に、この用紙トレイ3は、押し上げバネ9を有し、これによって、積載している用紙Pを給紙ローラ5に押圧する。
用紙トレイ3は、用紙Pを積載して収納するカセットであり、用紙Pの最上紙に給紙ローラ5が当接する位置に配設される。更に、この用紙トレイ3は、押し上げバネ9を有し、これによって、積載している用紙Pを給紙ローラ5に押圧する。
給紙ローラ5は、図示していない駆動源からローラ支持部材14を介して回転駆動力を受け入れて、図中矢印方向へ回転しながら、用紙トレイ3に積載されている用紙Pの最上紙を一枚ずつ送り出して、画像形成装置100(図4)の搬送路109(図4)へ給紙するローラである。給紙ローラ5には、回転軸となる上記ローラ支持部材14が嵌入装着されている。ローラ支持部材14の両端部分は、画像形成装置本体構成枠の所定の位置に回動可能に軸止されている。
給紙ローラ5の回転軸方向の両端部分、即ち、ローラ周面の端部Eは、全周に亘って面取り加工(図3(a))又は、R取り加工(図3の(b))されている。この全周に亘って面取り加工(図3(a))又は、R取り加工(図3の(b))された部分が、給紙ローラ5に圧接して配設される印刷媒体分離部7との間で圧接回避空隙Sを形成することになる。ここでR取り加工(図3の(b))とは、ローラ端部Eを所定の曲率を持つ断面にかど取りする加工をさすものとする。
媒体分離部7は、摩擦部材11と、支持部材13と、加圧バネ15とからなり、給紙ローラ5に対向する位置に配設される。加圧バネ15は、その付勢力によって、支持部材13を介して摩擦部材11を給紙ローラ5に向けて付勢する。その結果、給紙ローラ5と共に用紙を挟圧し、一枚ずつに分離することが可能になる。
ここで、給紙ローラ5は、摩擦係数の大きな弾性材料、例えばゴム材等で構成されることが望ましい。又、摩擦部材11は、ゴム材、コルク材等、所望の弾性係数を持つ弾性部材で構成され、接着剤や両面テープ等で支持部材13に張り付けられる。その幅は、給紙ローラ5の幅よりも大きい幅で形成される。給紙ローラ5が、必ず摩擦部材11の面内で接触する相対位置を確保するためである。
更に、摩擦部材11は、給紙ローラ5と共に、用紙Pを一枚ずつ分離して給紙する役目を持っている。この役目を果たすためには、摩擦部材11、給紙ローラ5、及び用紙P、それぞれの間に次の条件が必要になる。摩擦部材11の用紙Pに対する摩擦係数をf1、用紙P相互間の摩擦係数をf2、給紙ローラ5の用紙Pに対する摩擦係数をf3、と定めたときに、(1)f1>f2かつf3>f2、及び、(2)又f3>f1を満足することが必要になる。
(1)の条件によって、例えば、用紙P間の摩擦係数が、設計時の想定値よりも高くなって、用紙Pが、重なって給紙ローラ5と、摩擦部材11との間に送り込まれる場合が発生しても、重なった用紙Pのうち、下側の用紙Pは、摩擦部材11との摩擦力によって搬送を阻止され、用紙Pの最上紙は、給紙ローラ5との回転摩擦力によって下側の用紙Pの上を滑りながら画像形成装置本体へ搬送されることになる。又(2)の条件によって、一枚ずつ給紙される用紙Pは、給紙ローラ5との回転摩擦力によって摩擦部材11の用紙Pの上を滑りながら画像形成装置本体へ搬送されることになる。
次に、本実施例の動作について説明する。
図2に於いて、用紙トレイ3に積載された用紙Pの最上紙は、押し上げバネ9によって給紙ローラ5に圧接されている。従って、給紙ローラ5が、ローラ支持部材14を介して、図示しない駆動力を受け入れて図中矢印の方向に回転を開始すると、用紙Pの最上紙は画像形成装置本体へ向けて送り出される。給紙ローラ5と、摩擦部材11との挟圧部分に侵入した用紙Pの先端部は、摩擦部材11によって一枚ずつ分離される。更に、給紙ローラ5と、摩擦部材11とによって挟持されながら画像形成装置本体へ向けて搬送される。
図2に於いて、用紙トレイ3に積載された用紙Pの最上紙は、押し上げバネ9によって給紙ローラ5に圧接されている。従って、給紙ローラ5が、ローラ支持部材14を介して、図示しない駆動力を受け入れて図中矢印の方向に回転を開始すると、用紙Pの最上紙は画像形成装置本体へ向けて送り出される。給紙ローラ5と、摩擦部材11との挟圧部分に侵入した用紙Pの先端部は、摩擦部材11によって一枚ずつ分離される。更に、給紙ローラ5と、摩擦部材11とによって挟持されながら画像形成装置本体へ向けて搬送される。
搬送中に用紙に発生する歪について以下に説明する。
図5は、用紙の歪説明図である。
この図は、本実施例の給紙装置の主要部分正面図である。
図に示すように、本実施例による給紙装置では、給紙ローラ5の回転軸線方向の両端部分にローラの全周に亘って面取り加工(図3(a))又は、R取り加工(図3(b))された加工部分Jが存在する。
図5は、用紙の歪説明図である。
この図は、本実施例の給紙装置の主要部分正面図である。
図に示すように、本実施例による給紙装置では、給紙ローラ5の回転軸線方向の両端部分にローラの全周に亘って面取り加工(図3(a))又は、R取り加工(図3(b))された加工部分Jが存在する。
この加工部分Jが存在するために給紙ローラ5と印刷媒体分離部7との間に圧接回避空隙S(図3(a)又は図3(b))が形成される。圧接回避空隙Sが形成されることによって、給紙ローラ5の軸線平行部Fによって印加される用紙Pへの押圧力が、回転軸方向の両端部分で急激に開放されることが無くなる。その結果、用紙Pに歪みが生じないので折り目や皺が発生しなくなる。尚、(図3(a))、及び(図3(b))では、加工部分Jの形状を誇張して表現したものであり、現実には適宜調整して最適設計がなされる。
実験結果では、給紙ローラ5の回転軸線方向の両端部と摩擦部材11との間隙を0.5mm以上確保することによって、用紙Pに折り目や皺がほとんど発生しなくなることを確認することが出来た。但し、給紙ローラ5は、加圧バネ15の押圧力によって弾性変形するので、上記、間隙0.5mmの値は、給紙ローラ5に加圧バネ15によって所定の押圧力を印加した状態で設定しなければ成らないことに注意を要する。
間隙設定の一例について示す。
給紙ローラのゴム硬度JIS30(A)、給紙ローラ外形φ36mm、摩擦材ゴム硬度JIS70(A)、加圧バネの押圧力450g、の場合に、面取り加工に於ける面取り寸法1mm以上、又はR取り加工に於けるR寸法1mm以上が適正であることを確認出来た。
給紙ローラのゴム硬度JIS30(A)、給紙ローラ外形φ36mm、摩擦材ゴム硬度JIS70(A)、加圧バネの押圧力450g、の場合に、面取り加工に於ける面取り寸法1mm以上、又はR取り加工に於けるR寸法1mm以上が適正であることを確認出来た。
以上説明したように、給紙ローラと印刷媒体分離部との間に圧接回避空隙Sを形成させることによって、用紙が、給紙ローラと摩擦部材との間に挟入されている部分と、挟入されていない部分との境界近傍において、加圧される圧力の急激な変化を回避出来るので、用紙に折れ目や皺が発生し難くなり、その結果、画質の低下を防止することが出来るという効果を得る。
図6は、実施例2の給紙装置の正面図である。
この図は、用紙搬送方向から給紙装置を見た正面図である。
実施例2の給紙装置の側面図は、実施例1の側面図(図2)と同様なので図2を併用する。
実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同様の部分には同一の符合を付し説明を省略する。
この図は、用紙搬送方向から給紙装置を見た正面図である。
実施例2の給紙装置の側面図は、実施例1の側面図(図2)と同様なので図2を併用する。
実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同様の部分には同一の符合を付し説明を省略する。
図に示すように、本実施例の給紙装置2は、用紙トレイ3(図2)と、給紙ローラ20と、媒体分離部7と、押し上げバネ9(図2)とを備える。
給紙ローラ20は、図示していない駆動源からローラ支持部材21を介して回転駆動力を受け入れて、図中矢印方向(図2)へ回転しながら、用紙トレイ3(図2)に積載されている用紙Pの最上紙を一枚ずつ送り出して、画像形成装置100(図4)の搬送路109(図4)へ給紙するローラである。給紙ローラ20は、円筒パイプ状の弾性材料を一定幅に輪切りしたローラ部材を回転軸となる上記ローラ支持部材21に嵌入装着されている。ローラ支持部材21の両端部分は、画像形成装置本体構成枠の所定の位置に回動可能に軸止されている。
給紙ローラ20は、図示していない駆動源からローラ支持部材21を介して回転駆動力を受け入れて、図中矢印方向(図2)へ回転しながら、用紙トレイ3(図2)に積載されている用紙Pの最上紙を一枚ずつ送り出して、画像形成装置100(図4)の搬送路109(図4)へ給紙するローラである。給紙ローラ20は、円筒パイプ状の弾性材料を一定幅に輪切りしたローラ部材を回転軸となる上記ローラ支持部材21に嵌入装着されている。ローラ支持部材21の両端部分は、画像形成装置本体構成枠の所定の位置に回動可能に軸止されている。
このローラ支持部材21の形状について詳細に説明する。
図7は、実施例2の給紙ローラの断面図である。
この図は、ローラ支持部材21を中心軸に沿って切断した切断図である。
ローラ支持部材21は、給紙ローラ20に図示していない駆動源から回転駆動力を伝達する回転駆動軸であり、図に示すように、その駆動軸の一部には、給紙ローラ20を支持するために所定の段差を持つ、同心のローラ装着部22が設けられている。
図7は、実施例2の給紙ローラの断面図である。
この図は、ローラ支持部材21を中心軸に沿って切断した切断図である。
ローラ支持部材21は、給紙ローラ20に図示していない駆動源から回転駆動力を伝達する回転駆動軸であり、図に示すように、その駆動軸の一部には、給紙ローラ20を支持するために所定の段差を持つ、同心のローラ装着部22が設けられている。
ローラ装着部22の両端部分には、給紙ローラ20の軸方向への移動を防止するための同心状の鍔Hが設けられている。ローラ装着部22のローラ部材が嵌入装着されている部分の両端に、全周に亘って、鍔Hに近づくに従って徐徐に外徑が小さくなる、全周に亘るくぼみKが設けられている。
このローラ装着部22に、一定幅に輪切りしたローラ部材が嵌入装着され、給紙ローラ20が形成される。
このローラ装着部22に、一定幅に輪切りしたローラ部材が嵌入装着され、給紙ローラ20が形成される。
従って、図に示すように、給紙ローラ20は、回転軸方向の両端部分に、ローラ装着部22の形状と、ローラ部材の弾性率に応じて、所定の曲面が形成される。その結果、給紙ローラ20に圧接して配設される印刷媒体分離部7との間で圧接回避空隙Sが形成されることになる。その他の部分については実施例1と同様なので説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、実施例1の効果に加えて、弾性率の大きいローラ部材を面取り加工、又はRとり加工する難しさから開放され、製品精度を向上させることが出来るという効果を得る。更に、給紙ローラを別途加工する必要が無くなるので、従来品の給紙ローラを本実施例に転用することが出来るという効果を得る。尚、上記両実施例の説明では、ローラ周面の端部の形状に基づいて圧接回避空隙形成部を設ける場合のみについて説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、支持部材又は摩擦部材を加工しても同様の効果を得ることが出来る。
以上の説明では、本発明をプリンタに適応させた場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ファクシミリ装置や、複写機などにも適応可能である。
1 給紙装置
3 用紙トレイ
5 給紙ローラ
7 媒体分離部
9 押し上げバネ
11 摩擦部材
13 支持部材
14 ローラ支持部材
15 加圧バネ
20 給紙ローラ
21 ローラ支持部材
22 ローラ装着部
E ローラ端部
F 軸線平行部
J 加工部分
H 鍔
K かど落とし寸法
P 用紙
3 用紙トレイ
5 給紙ローラ
7 媒体分離部
9 押し上げバネ
11 摩擦部材
13 支持部材
14 ローラ支持部材
15 加圧バネ
20 給紙ローラ
21 ローラ支持部材
22 ローラ装着部
E ローラ端部
F 軸線平行部
J 加工部分
H 鍔
K かど落とし寸法
P 用紙
Claims (5)
- 印刷媒体を収納する印刷媒体収納部と、該印刷媒体収納部が収納する前記印刷媒体に当接し、所定の回転軸を中心にして回動し、該印刷媒体を繰り出す繰り出しローラと、該繰り出しローラに圧接して配設される印刷媒体分離部とを有する給紙装置であって、
前記繰り出しローラには、
前記回転軸方向の両端部分の全周に亘って、前記印刷媒体分離部との圧接を回避する圧接回避空隙形成部が設けられていることを特徴とする給紙装置。 - 請求項1に記載の給紙装置に於いて、
前記圧接回避空隙形成部は、
ローラ外周かど部分の面取り加工に基づく空隙であることを特徴とする給紙装置。 - 請求項1に記載の給紙装置に於いて、
前記圧接回避空隙形成部は、
ローラ外周かど部分のR取り加工に基づく空隙であることを特徴とする給紙装置。 - 請求項1に記載の給紙装置に於いて、
前記繰り出しローラは、
前記所定の回転軸の所定の位置に設けられるローラ装着部と、該ローラ装着部に嵌合装着されるローラ部材を含み、
前記圧接回避空隙形成部は、前記ローラ装着部の形状加工に基づく空隙であることを特徴とする給紙装置。 - 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の給紙装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004207382A JP2006027792A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | 給紙装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004207382A JP2006027792A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | 給紙装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006027792A true JP2006027792A (ja) | 2006-02-02 |
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ID=35894601
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JP (1) | JP2006027792A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010105774A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Duplo Seiko Corp | 給紙装置 |
JP7164830B2 (ja) | 2018-03-26 | 2022-11-02 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体給送装置、画像読取装置 |
-
2004
- 2004-07-14 JP JP2004207382A patent/JP2006027792A/ja active Pending
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