JP3351130B2 - 産業車両の運転制御装置 - Google Patents

産業車両の運転制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,産業車両の運転制御装
置に関するものであり,特にサービスマンによる故障修
復を容易とした運転制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】産業車両の運転制御装置90は,図5に示
すように,マイクロプロセッサ91にセンサ921,9
22やスイッチ923などの運転情報を取り込み,マイ
クロプロセッサ91の指令を駆動回路931に与えモー
タ93などのアクチュエータを操作する。マイクロプロ
セッサ91は,キースイッチ941の投入により作動
し,オペレータが必要とする情報はディスプレイ95に
表示される。
【0003】図5において,符号96はバッテリ電源,
符号942,943は保護用のヒューズであり,センサ
921はモータ93に流れる電流を検出する電流センサ
である。そして,車両に障害等が発生した場合には,デ
ィスプレイ95上にオペレータに対する指示情報や警報
等を表示する。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来の産業車
両の運転制御装置90においては,サービスマンのため
に必要な故障情報が充分に表示されないという問題があ
る。故障にはオペレータによって処置できるものと,サ
ービスマンによって処置すべきものがあり,また予防保
全に関する情報などオペレータに対して必要のないサー
ビス情報が多く存在する。
【0005】そして,サービスマンに必要な情報をディ
スプレイ95にすべて表示することは,オペレータにと
って煩わしさを生ずるから表示されない。その結果サー
ビスマンにとっては充分な情報が得られないという不具
合を生じている。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み
て,サービスマンに必要な故障情報をサービスマンに対
してだけ提供することのできる保守性に優れた運転制御
装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,産業車両の運転制御装置
であって,該運転制御装置は,運転制御情報を解析し故
障部位と故障内容とを判定する故障解析手段と,ここで
得られた故障情報を記憶する故障記憶手段と,情報を表
示する表示手段と,該表示手段に上記故障記憶手段の故
障情報を表示させる表示制御手段とを有しており,上記
故障情報はコード符号化した形態により上記故障記憶手
段に保存されており,上記表示制御手段は特別に設定さ
れたパスワードを入力することにより作動し,故障記憶
手段に保存された上記コード符号を上記表示手段に表示
させることを特徴とする産業車両の運転制御装置にあ
る。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,故
障情報を記憶する故障記憶手段を設けたこと,表示制御
手段はパスワードによって作動するようにしたこと,故
障情報はコード符号によって記憶され,また表示手段に
表示されるようにしたことである。
【0008】
【作用及び効果】本発明にかかる運転制御装置において
は,故障解析手段によって得られた故障情報はコード符
号化して故障記憶手段に保存される。そしてコード符号
化することにより,情報を圧縮し冗長性を少なくするこ
とができ,その結果,記憶容量を少なくすることができ
る。
【0009】また,上記故障情報はコード符号化された
状態のまま表示されるからオペレータには判読できず,
オペレータが取り扱うことのできない情報や誤解を生み
易い情報など不要な情報をオペレータに与えることがな
い。また,故障情報は,パスワードを入力することによ
ってのみ表示されるからオペレータを煩わせることもな
い。
【0010】一方,サービスマンは,豊富な故障情報を
表示手段を介して得ることができ,故障修復や予防保全
を極めて容易に行うことができる。上記のように,本発
明によれば,サービスマンに必要な故障情報をサービス
マンに対してだけ提供することのできる保守性に優れた
運転制御装置を提供することができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例にかかる運転制御装置につき
図1〜図4を用いて説明する。図1に示すように,本例
の運転制御装置10は,運転制御情報を解析し故障部位
と故障内容とを判定する故障解析手段11と,故障解析
手段11で得られた故障情報を記憶する故障記憶手段1
2と,情報を表示する表示手段13と,表示手段13に
上記故障記憶手段12の故障情報を表示させる表示制御
手段14とを有する。上記故障情報は,コード符号化し
た形態により故障記憶手段12に保存されており,表示
制御手段14は特別に設定されたパスワードを入力する
ことにより作動し,図3に示すように,コード符号13
5を表示手段13の画面に表示する。
【0012】運転制御装置10の制御部15は,図1に
示すように,各種のセンサ81,スイッチ82(含リミ
ットスイッチ)などから来る制御情報と操作情報をもと
に,例えばモータ83などのアクチュエータを制御す
る。同図において符号831は,モータ83を駆動する
駆動回路であり,符号832は,モータ83に流れる電
流を検出する電流センサである。
【0013】また,符号89はバッテリ電源,符号88
1はキースイッチ,符号882,883は保護用のヒュ
ーズである。故障解析手段11は,センサ81,832
やスイッチ82などの運転情報をもとに車両の故障部位
や故障の内容を判定する。
【0014】そして,故障解析手段11で得られた故障
情報は故障の発生した運転時間と共にコード符号化され
て故障記憶手段12に保存され,オペレータに必要な情
報は表示制御手段14を介して表示手段13に表示され
る。即ち,図4に示すように,オペレータに対しては,
例えば,オペレータをコールすべき旨の絵文字131,
故障の部位132,故障の発生した運転時間133及び
大括りされた2桁の故障コード134が表示される。
【0015】一方,サービスマンが,図示しないキーボ
ードから運転制御装置10にパスワードを入力した場合
には,表示制御手段14が作動する。そして,図3に示
すように,4桁の詳細故障コード135が発生した運転
時間133と共に表示手段13の画面に表示される。
【0016】図4に示したA6なる故障コード134
は,荷役スイッチのいずれかが異常であることを示すも
のであり,図3に示したA6−1,A6−2なる故障コ
ード135は,荷役スイッチのどのスイッチが異常であ
るかを示すものである。これらの処理は,いずれもマイ
クロプロセッサ100とそのアプリケーションプログラ
ムによって処理される。
【0017】上記プログラムの一例を荷役スイッチの診
断ルーチンを例に取って説明する。なお,荷役スイッチ
は,後述する6個が設けられているものとする。図2に
示すように,始めにステップ601において電源(バッ
テリ89)が投入されているか否かをチェックし,是
(Yes)であれば以下のルーチンを起動する。
【0018】ステップ602において,開であるべき荷
役スイッチの何れかがオンになっているようなことがな
いかどうかをチェックし,否(No)であれば,ステッ
プ651に進み,荷役スイッチの異常に関するエラーコ
ードA6−1〜A6−6をクリアする。そして,ステッ
プ616でバッテリプラグがオフでないことを確認し
て,通常の機台制御(ステップ652)を行う。
【0019】一方,上記ステップ602において是であ
れば,始めにステップ603においてリフトスイッチ1
がオンであるか否かをチェックし,是であればステップ
604でエラーコードA6−1をレジスタにセットした
後,また否であれば直ちにステップ605に進む。
【0020】同様の処理を,ステップ614まで6個の
荷役スイッチについてくり返す。そして,ステップ61
5においてレジスタにセットされたエラーコードを読み
だして,故障記憶手段12に転送して保存すると共に,
図3に示すようにエラーコードの上位2桁を他の情報と
共に表示手段13に表示する。
【0021】その後,ステップ616においてオペレー
タの操作によりバッテリ89のプラグが切られた場合に
は,ステップ617に示すように装置は停止し,ステッ
プ616においてバッテリ89が切られていない場合に
は,通常の機台制御が可能な状態(ステップ652)に
移行する。そして,前記のように,故障記憶手段12に
記憶された詳細なエラーコード情報(例えば「どの荷役
スイッチがどの運転時間にオンになったか」等)は,サ
ービスマンのパスワードの入力により表示手段13に表
示される。
【0022】そしてサービスマンは,詳細な故障情報を
知って確実に修復することができ,また予防保全の処置
などをすることができる。上記のように,本例によれ
ば,サービスマンに必要な故障情報をサービスマンに対
してだけ提供することのできる保守性に優れた運転制御
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の運転制御装置の接続図。
【図2】実施例の運転制御装置の故障処理プログラムの
一例。
【図3】実施例の運転制御装置の故障表示画面例(サー
ビスマン用)。
【図4】実施例の運転制御装置の故障表示画面例(オペ
レータ用)。
【図5】従来の運転制御装置の接続図。
【符号の説明】
10...運転制御装置, 11...故障解析手段, 12...故障記憶手段, 13...表示手段, 14...表示制御手段,

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業車両の運転制御装置であって,該運
    転制御装置は,運転制御情報を解析し故障部位と故障内
    容とを判定する故障解析手段と,ここで得られた故障情
    報を記憶する故障記憶手段と,情報を表示する表示手段
    と,該表示手段に上記故障記憶手段の故障情報を表示さ
    せる表示制御手段とを有しており,上記故障情報はコー
    ド符号化した形態により上記故障記憶手段に保存されて
    おり,上記表示制御手段は特別に設定されたパスワード
    を入力することにより作動し,故障記憶手段に保存され
    た上記コード符号を上記表示手段に表示させることを特
    徴とする産業車両の運転制御装置。
JP27024094A 1994-10-07 1994-10-07 産業車両の運転制御装置 Expired - Fee Related JP3351130B2 (ja)

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