JP3350267B2 - 包装体及び包装体の製造方法 - Google Patents

包装体及び包装体の製造方法

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JP3350267B2 JP33960294A JP33960294A JP3350267B2 JP 3350267 B2 JP3350267 B2 JP 3350267B2 JP 33960294 A JP33960294 A JP 33960294A JP 33960294 A JP33960294 A JP 33960294A JP 3350267 B2 JP3350267 B2 JP 3350267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状であって一方に
凹面のくぼみがある物品、例えば皿状の物品、ガスレン
ジマットのような物品または表面の一部に凹面を有する
物品の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一方に凹面がある物品をシー
トで包装する場合に、物品の凹面がシートによって平面
となり、この包装体を積み重ねる場合に容積が数倍とな
り、輸送及び陳列に不便であった。例えば熱収縮フイル
ムを使用しても凹面とフイルムとの間に空間ができて、
皿状物品の上部凸部の上に他の物品の裏面の凹面を重ね
て効率的に包装体を積み重ねることはできなかった。物
品の表面の保護、宣伝の印刷、商品としての体裁の点か
ら包装される包装体の凹面が物品の形状に沿ってくぼん
でいると、包装体の積載形態の容積が数分の一に縮小さ
れるので、貯蔵、輸送及び陳列に便利である。さらに凹
面のある物品を包装すると包装フイルムが物品の表面か
ら浮き上がり物品の表面の意匠等の美観が損なわれる。
後者の場合は熱収縮フイルムを採用するとができるが、
この場合には包装フイルムに印刷することができないと
いう欠点が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、物品の凹面
に沿って包装用フイルムがへこんでいる状態で封印され
ている包装体を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、凹面を有す
る物品の包装体において、熱可塑性樹脂フイルムを包装
シートとして使用する場合に、包装体内部を脱気してフ
イルムを物品の凹面に添わせる方法によって目的を達成
した。すなわち、本発明は、次の各項の発明よりなる。 (1)一方に凹面を有する平板状物品の上下から2枚の
熱可塑性樹脂フイルムでサンドイッチ状に該物品を挟
み、該物品の周縁に沿って上下2枚のフイルムを熱熔断
してなる中間包装体の一縁から凸状に設けられた脱気孔
から脱気した状態で脱気孔を封印状態にすることによっ
て該凹面に対向する熱可塑性樹脂フイルムを該凹面に沿
った凹面に密着させて形成せしめたことを特徴とする包
装体。 (2)封印を脱気孔の熱シールにより行う項1記載の包
装体。 (3)封印を脱気孔に設けられた弁構造によって行う項
1記載の包装体。 (4)弁構造が2枚の積層フイルムを脱気孔フイルムの
内側に積層して形成したことを特徴とする項3記載の包
装体。 (5)2枚の長尺の熱可塑性樹脂フイルムの間に凹面を
有する平板状物品をサンドイッチ状に挟んだものを熔断
打ち抜き台にワンピッチ移送によって供給し、熔断打ち
抜き台上で、該物品の周縁に一致する形状に脱気孔の形
状を凸状に付加した形状の熔断打ち抜き刃によって、物
品の周囲を打ち抜いて熔断シールして中間包装体を一旦
形成し、該中間包装体の脱気孔から内部の空気を排出し
て脱気孔を封印状態に維持する包装体の製造方法。 (6)2枚の長尺の熱可塑性樹脂フイルムの間に凹面を
有する平板状物品をサンドイッチ状に挟み、さらに、脱
気孔を設ける側縁に2枚の弁フイルムテープを前記熱可
塑性樹脂フイルムの内側に積層したものを熔断打ち抜き
台に供給し、該物品の周縁に一致する形状に脱気孔の形
状を付加した形状の熔断打ち抜き刃によって、該物品の
周囲を打ち抜いて熔断シールして、脱気孔の内部に弁フ
イルムの積層がある中間包装体を一旦形成し、該中間包
装体の脱気孔を開放した状態で減圧室に入れて減圧脱気
して中間包装体内部の空気を排出して、弁フイルムによ
って自動的に脱気孔を封印させることを特徴とする包装
体の製造方法。本発明に用いる熱可塑性樹脂フイルム
は、薄手のフイルムであって、熱熔断によってシール可
能なものであれば特に制限なく使用することができる。
例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン(低密度、高密
度、中密度及びLLDPE)、エチレン共重合体、ポリ
エステル、ナイロンなどの熱可塑性樹脂フイルムを使用
することができる。特に、2種以上の樹脂のラミネート
フイルムによって、例えば包装表面は印刷性及び擦傷に
強いフイルムとして、内面を熱シール性及び密着性と良
いフイルムにすることができる。本発明包装体は、一旦
中間包装体を形成してから中間包装体の内部を脱気して
減圧として包装フイルムを物品の表面に密着させて製造
する。例えば、長尺の薄手の熱可塑性樹脂フイルムシー
トの上に乗せられた凹面を有する平板状物品の上面にか
ぶせるように別の長尺の熱可塑性樹脂フイルムを供給し
て、熱熔断台の上で物品の周縁に沿って熱熔断して物品
の周縁を脱気孔を残して物品の全周を熱シールすること
によって上下フイルムで一時的に中間包装体を形成す
る。この中間包装体を脱気して本発明包装体が得られ
る。本発明に採用できる物品は、一方の面が凹面となっ
ている物品であり、図1及び図2のような正方形の周縁
を有するガスレンジマット及び食器皿のような円形のも
の及び楕円型、星型、ハート型、十字型など、どのよう
な周縁形状の物品にも適用することができる。
【0005】本発明においては、熔断打ち抜き刃の形状
を物品の周縁の形状と一致したものを採用すれば本発明
の包装体を容易に製造することができる。熔断打ち抜き
刃の形状は物品の周縁より少し大きすぎても、これに施
工される減圧脱気の際に包装体のフイルムの弛みは消失
する。また、本発明に用いる熔断打ち抜き刃は物品形状
に一致する外周に脱気孔部分に相当する凸状部分を一縁
に設けた形状の熔断打ち抜き刃である。中間包装体の脱
気孔の出口を開放状態にするために、前もって長尺樹脂
フイルムの脱気孔の出口相当部分を機械的に切断してお
くか、又は熔断打ち抜き後に脱気孔の出口をワンピッチ
移送のコンベア上で機械的に切断することができる。次
いで、この包装体の脱気孔より減圧ポンプで空気を脱気
して封印し、凹面に包装フイルムがへばり付いた状態で
包装され本発明包装体を得ることができる。本発明の脱
気孔の封印は、脱気孔から空気を排気すれば自然に封印
される構造が望ましく、厳密な封印が必要でないとき
は、脱気孔の凸状部分を少し細長く形成しておけば、減
圧で脱気するだけで脱気孔を形成している2枚のフイル
ムの外側から大気圧力がかかって自然に密封される。こ
のために脱気孔は2cm以上好ましくは3cm以上の長さに
しておくのが望ましい。そして、この脱気孔の密封性は
脱気孔のフイルムとして、ラップフイルムに用いられる
密着性の大きいフイルム、例えばLLDPE、エチレン
−酢酸ビニル共重合体フイルムなどを脱気孔フイルム又
は脱気孔の内面のラミネートフイルムとして採用すれば
飛躍的に向上させることができる。このような配慮をす
れば、脱気孔の両側は熱熔断によって平面的に2枚のフ
イルムが平行に積層され、開口部は2枚重ねて機械的に
切断されているので、内部が減圧状態になっているとき
は、特に弁構造を脱気孔に設けなくとも脱気孔の2枚の
フイルムが弁機能を発揮して脱気された包装体に包装フ
イルムを密着させた状態を相当期間維持することができ
る。本発明の封印の態様としては、脱気後に脱気孔を熱
シールによって封印することができる。しかし、この熱
シール方式の場合は、バラバラの中間包装体を1個づつ
手作業で施工する点で手間がかかる。本発明の封印は、
脱気孔内側に弁機構、特に2枚のフイルムで形成した弁
機構を設けておくことによって実施することもできる。
この弁機構を設けた場合には、脱気するだけで自動的に
封印される点で熱シールとほぼ同一の完全な封印ができ
る点で便利である。このような弁機構で自然封印する場
合は封印の施工を1個づつ手作業で行う必要がないばか
りでなく、脱気工程においても中間包装体を減圧室に多
数まとめて収納して全部を同時に脱気できる点で効率的
である。
【0006】本発明を実施例の図面によって、さらに詳
細に説明する。本発明包装体は、図1及び図2に示され
るガスレンジマットは正方形の平板の中央部に円形の孔
3が空けられ、その孔の周囲が上部にマウンド1となっ
て盛り上がり、その結果マウンド1の裏面は凹面となっ
ている。このガスレンジマットは1枚の金属板をプレス
して製造しているので、凹面部分と他のガスレンジマッ
トの凸面部分がちょうど嵌合するので、このガスレンジ
マットを無包装のままで積み重ねると、マウンド1は上
に重ねられた他のガスレンジマットの凹面にマウンド1
が入り込み、周縁部2の部分では、単に金属板の2枚の
厚さになるに過ぎない。ところがこれを包装するとガス
レンジマットの凹面が包装シートで覆われて平面構造に
なるので、これを積み重ねるとマウンド1の厚さの2倍
となる上、積み重ね状態の安定性が非常に悪くなる。本
発明が適用できる物品は、ガスレンジマットのような正
方形のものに限らず、円形、楕円形その他複雑な形状で
あっても略平板形状のものであれば特に制限なく適用で
きる。本発明包装体は、例えば一方に凹面を有する平面
状物品と2枚の長尺の熱可塑性樹脂フイルムシートを用
いて連続的に製造することができる。まず、熱可塑性樹
脂フイルムシートを連続的に供給してその上に被包装物
品であるガスレンジマットを置き、さらにガスレンジマ
ットの上に長尺の熱可塑性樹脂フイルムシートを連続的
に供給して被包装物品を上下フイルムシートでサンドイ
ッチ状に挟んだ状態でワンピッチ移送で熔断打ち抜き台
に送り込む。このとき、ワッピッチ移動させるコンベア
にワッピッチの距離間隔毎にガスレンジマットの凸面に
一致する凹面を設け、ガスレンジマットを裏返してこの
コンベアの凹面に嵌合させることもできる。この状態の
被覆物品が熔断打ち抜き工程台にワンピッチ移送で供給
されたときに、該物品の外郭形状に脱気孔4に相当する
幅1cmで高さ5cmの凸形状を付加した形状の熔断打ち抜
き刃によって、物品の周囲を打ち抜くように熔断して物
品の周囲をシールして図3の中間包装体5を長尺フイル
ムシートから打ち抜いて形成する。このとき中間包装体
5の周縁6は熔断によって長尺フイルムシートから分離
するとともに融着シールされている。そのとき、熔断打
ち抜き刃の形状はガスレンジマットの周縁よりやや大き
い正方形の一縁に脱気孔4の形状の凸状部が設けられた
ものを使用して図3のように脱気孔4が形成される。こ
のような形状に熔断台で打ち抜かれた中間包装体5はワ
ンピッチ移動でコンベア上を移動して減圧工程に移行す
る。打ち抜かれた後の残余の長尺フイルムシートは包装
体から上方に外れて連続的にロールに巻き取られる。中
間包装体の脱気孔4の先端7は、熔断打ち抜き工程の前
又は後で機械的に高さ4cmの位置で切断して脱気孔先端
が残余フイルムシートから切り離されて脱気孔先端が開
放される。従って、脱気孔の先端は重ねて機械的に切断
された直後は2枚のフイルムは物理的に密着しているが
脱気孔の先端のフイルムの間隙からは、外気を減圧にす
ると内部の空気は排出される。かくして得られた中間包
装体を多数集めて減圧室に収納して、減圧ポンプで中間
包装体内部の空気を真空ポンプで排気する。減圧程度は
低いほど望ましいが、100mmHg以下が望ましい。この
減圧室に収納するときガスレンジマットの中間包装体を
積層して力で押し付けて脱気孔から一部の空気を排出さ
せ減圧室に積載状態を安定させて収納すると、減圧ポン
プで減圧にしたときに包装体の積載状態が圧縮された形
で取り出すことができ、そのまま梱包することができ
る。
【0007】脱気孔に弁機構のある場合は取り出しのと
きに大気圧に復元しても脱気孔の封印は維持される。ま
た、弁機構のない場合も、脱気孔の通路を3cm以上長く
形成するか、脱気孔のフイルム材質を軟質の薄いものを
用いることによって、脱気孔4が弁作用を発揮するの
で、ガスレンジマットを積み重ねて梱包するまで包装フ
イルムはガスレンジマットの表面、特に凹面に十分に密
着している。このように包装体の凹面に他の包装体の凸
部を収納できるので、多数の同一物品の包装体を包装が
ないときと同様に安定に重ねて保存することができる
上、積載保存空間を大きく減少させることができる。本
発明包装体の弁機構を有する態様として、包装すべき物
品の脱気孔4を設ける側の縁に弁用のフイルムテープ8
及び9を図4のように供給して、図3と同様に物品の周
縁を熔断打ち抜き刃で打ち抜くと図5のように脱気孔4
のフイルムの内面に2枚のフイルム8及び9で構成され
る弁機構10を形成することができる。このとき、図5
のようにフイルム8及びフイルム9でガスレンジマット
の基板部2の端を表裏から挟むように供給するのが望ま
しい。この弁機構を有する脱気孔4の先端7は、図3と
同じく熔断打ち抜き工程の前又は後に機械的に切断して
おくことができる。減圧ポンプで脱気すると、脱気後に
熱シールを施工しなくとも、弁機構によって包装体の封
印が維持される。脱気孔に弁機構を有する包装体の脱気
は脱気孔4に減圧ポンプを一々接続する必要はなく、多
数の中間包装体を減圧室に入れて減圧室を減圧にしてま
とめて多数の中間包装体を脱気することができる。脱気
室では、脱気孔の弁フイルムの間隙から中間包装体内部
の空気は排出されて、外気を常圧に戻したときは脱気孔
内の積層弁フイルムに外側から圧力がかかり、弁フイル
ムの間隙は堅く閉じて減圧状態の封印がそのまま維持さ
れる。弁機構に用いるフイルムを包装フイルムより薄く
柔らかいフイルムにすることは、弁機構の点から望まし
い。例えば通常10〜60μm、好ましくは20〜40
μm程度の厚さのポリエチレン、ポリプロピレンフイル
ムなどを使用することができる。特に粘着性と熱シール
性の良好なLLDPEなどが熱シール性とかねて弁フイ
ルムとして望ましい。本発明包装体には、常法によっ
て、上縁にヘッダー部を取り付けることができるほか、
また、常法によって包装フイルムとして印刷フイルムを
使用することができる。
【0008】
【発明の効果】本発明包装体は、包装体に物品と同一形
状の凹面が形成されて包装されるので、包装体を積み重
ねて保存する場合に、積み重ね状態が安定し、積み重ね
容積を著しく減少できるので、保存、輸送、陳列の際に
便利である。本発明包装体の製造方法は、連続的に中間
包装体を製造することができる上に、減圧を効率よく実
施できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明実施例に用いる凹面のあるガス
レンジマットの平面図である。
【図2】図2は、本発明実施例に用いるガスレンジマッ
トの断面図である。
【図3】図3は、本発明実施例の脱気孔つき中間包装体
の平面図である。
【図4】図4は、本発明実施例の脱気孔に弁機構を有す
る中間包装体の部分平面図である。
【図5】図5は、本発明実施例の弁機構を有する中間包
装体の弁フイルムの積層構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガスレンジマットの凸部 2 ガスレンジマットの基板部 3 孔 4 脱気孔 5 中間包装体 6 熔断シール縁 7 脱気孔の先端 8 弁フイルム 9 弁フイルム 10 弁機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−32226(JP,A) 特開 平2−45373(JP,A) 特開 平5−16924(JP,A) 特開 昭61−244718(JP,A) 実開 昭62−99534(JP,U) 実開 昭63−32147(JP,U) 実開 平4−109040(JP,U) 実開 昭57−98258(JP,U) 実開 昭61−175154(JP,U) 実公 昭61−28725(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 77/20 B65D 75/38 B65D 81/20 B65B 31/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹面を有する平板状物品の上下から2枚の
    熱可塑性樹脂フイルムでサンドイッチ状に該物品を挟
    み、該物品の周縁に沿って上下2枚のフイルムを熱熔断
    してなる中間包装体の一縁から凸状に設けられた脱気孔
    から脱気した状態で脱気孔を封印状態にすることによっ
    て該凹面に対向する熱可塑性樹脂フイルムを該凹面に沿
    った凹面に密着させて形成せしめたことを特徴とする包
    装体。
  2. 【請求項2】封印を脱気孔の熱シールにより行う請求項
    1記載の包装体。
  3. 【請求項3】封印を脱気孔に設けられた弁構造によって
    行う請求項1記載の包装体。
  4. 【請求項4】弁構造が2枚の積層フイルムを脱気孔フイ
    ルムの内側に積層して形成したことを特徴とする請求項
    3記載の包装体。
  5. 【請求項5】2枚の長尺の熱可塑性樹脂フイルムの間に
    凹面を有する平板状物品をサンドイッチ状に挟んだもの
    を熔断打ち抜き台にワンピッチ移送によって供給し、熔
    断打ち抜き台上で、該物品の周縁に一致する形状に脱気
    孔の形状を凸状に付加した形状の熔断打ち抜き刃によっ
    て、物品の周囲を打ち抜いて熔断シールして中間包装体
    を一旦形成し、該中間包装体の脱気孔から内部の空気を
    排出して脱気孔を封印状態に維持する包装体の製造方
    法。
  6. 【請求項6】2枚の長尺の熱可塑性樹脂フイルムの間に
    凹面を有する平板状物品をサンドイッチ状に挟み、さら
    に、脱気孔を設ける側縁に2枚の弁フイルムテープを前
    記熱可塑性樹脂フイルムの内側に積層したものを熔断打
    ち抜き台に供給し、該物品の周縁に一致する形状に脱気
    孔の形状を付加した形状の熔断打ち抜き刃によって、該
    物品の周囲を打ち抜いて熔断シールして、脱気孔の内部
    に弁フイルムの積層がある中間包装体を一旦形成し、該
    中間包装体の脱気孔を開放した状態で減圧室に入れて減
    圧脱気して中間包装体内部の空気を排出して、弁フイル
    ムによって自動的に脱気孔を封印させることを特徴とす
    る包装体の製造方法。
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