JP3350198B2 - バックアップ機能付き記憶システム - Google Patents

バックアップ機能付き記憶システム

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JP3350198B2 JP00157194A JP157194A JP3350198B2 JP 3350198 B2 JP3350198 B2 JP 3350198B2 JP 00157194 A JP00157194 A JP 00157194A JP 157194 A JP157194 A JP 157194A JP 3350198 B2 JP3350198 B2 JP 3350198B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれがDRAM
(ダイナミックランダムアクセスメモリ)からなる複数
のメモリモジュールを有するとともに、そのうち少なく
とも一つが電池バックアップ機能付きのメモリモジュー
ルであるバックアップ機能付き記憶システムに関し、特
に、電池バックアップ機能付きのメモリモジュールを自
動的に認識し、停電時にメモリモジュールに対して自動
的にセルフリフレッシュ動作を行わせるようにしたバッ
クアップ機能付き記憶システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子計算機などの記憶装置と
してDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)
やSRAM(スタティックランダムアクセスメモリ)な
どの半導体記憶装置が使用されている。一般に、DRA
Mは単価が安く高密度化が可能であるが、常にリフレッ
シュを行う必要があるため、電池でバックアップする場
合には比較的容量の大きなバックアップ用電池を必要と
する。SRAMは単価が高く集積密度は低いが、リフレ
ッシュを必要としないため比較的小容量の電池でバック
アップすることができる。そのため、バックアップする
記憶装置にはSRAMを、通常動作で使用される記憶装
置にはDRAMを用いることが考えられる。この考えを
主記憶装置に適用して、主記憶装置を電池バックアップ
機能付きSRAM部分と電池バックアップ機能のないD
RAM部分の混在した構成にし、SRAM部分にハード
ディスクの一部の写しを持たせてファイルアクセスを高
速化するようにしたものが、例えば、特開平4−107
658号公報や特開平4−138540号公報に記載さ
れている。
【0003】SRAMとDRAMではインタフェース信
号が異なるため、一般的には同一の主記憶装置にSRA
MとDRAMを組み込むのは困難であるが、上記特開平
4−107658号公報に記載されたものでは、一方の
メモリ(例えば、SRAM)のインタフェース信号を他
方のメモリ(例えば、DRAM)のインタフェース信号
に変換することによって同一のインタフェース信号にし
て同一の主記憶装置に組み込むことを可能にしている。
また、上記特開平4−138540号公報では、電池の
正常性および電池バックアップ機能付きメモリの実装空
間を認識するためのデータを固定エリアに格納してお
き、それを参照して電池バックアップ機能付きメモリを
認識するようにした手段を設けている。
【0004】また、従来、複数のメモリモジュールで構
成した記憶装置をアクセスする場合、複数のメモリモジ
ュールに共通の制御信号を供給し、各メモリモジュール
毎に、自メモリモジュール内に設定されている固有のモ
ジュールアドレスと上記供給されたメモリのモジュール
アドレスとを比較し、一致した場合にのみ制御信号を取
り込むようにして、各メモリモジュール毎に別個の動作
が行えるようにしていた。しかしながら、近年、ワーク
ステーション(WS)、パーソナルコンピュータ(P
C)の分野では、メモリ素子の高集積化の必要性に伴
い、シングルインラインメモリモジュール(Single I
n-line Memory Module:以下SIMMという)の使用
が急速に広まっており、これに伴い、メモリ制御も、各
SIMM個別に制御信号を供給することが必要となって
きている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】主記憶装置を複数のS
IMMで構成する場合、上記特開昭4−107658号
公報の技術を適用し、電池バックアップ機能付きSRA
MからなるSIMMと電池バックアップ機能のないDR
AMからなるSIMMの混在した構成にし、SRAM部
分にハードディスクの一部の写しを持たせてファイルア
クセスを高速化するようにすると、一方のSIMM(例
えば、SRAM)のインタフェース信号を他方のSIM
M(例えば、DRAM)のインタフェース信号に変換し
なければならず、そのためのインタフェース信号変換回
路を一方のSIMM上に設ける必要があるため、SIM
Mによる小型化が困難になるという問題がある。また、
上記特開平4−138540号公報における電池バック
アップ機能付きメモリを用いる場合は、電池の正常性お
よび電池バックアップ機能付きメモリの実装空間を認識
するためのデータを格納する固定エリアを設けたり、そ
れを参照して電池バックアップ機能付きメモリを認識す
る手段を設ける必要があり、これも構成が複雑になり、
SIMMによる小型化がむずかしいという問題がある。
【0006】さらに、主記憶装置をDRAMで構成する
とともに、バックアップメモリとなる部分だけをチップ
内で自動的にリフレッシュ動作を行う機能(セルフリフ
レッシュ)を有するDRAMを使用することによってイ
ンタフェースの互換を保つことが考えられる。しかし、
電池バックアップ期間中はセルフリフレッシュ動作を行
うため制御信号のレベルを固定する必要があること、セ
ルフリフレッシュへの移行時およびセルフリフレッシュ
から通常モードへの移行時の制御信号の出力手順は決ま
っており、従来の共通信号を固有のモジュールアドレス
で取り込む方式ではセルフリフレッシュ用の専用外付け
回路を設ける必要があり、これもSIMMによる構成を
困難なものにしている。本発明は、上記問題点を解消
し、電池バックアップ機能付きメモリモジュールを搭載
したバックアップ機能付き記憶システムにおいて、電源
立ち上げ時に必要な設定を自動的に行うことにより誤動
作をなくすとともにメモリモジュールに専用回路を設け
ることを不要にしてメモリモジュールの小型化を図るこ
と、および、停電時にバックアップ状態(セルフリフレ
ッシュ状態)への移行を確実に行うことを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、マイクロプログラムによって制御される
マイクロプロセッサMPUと、それぞれがDRAM(ダ
イナミックランダムアクセスメモリ)で構成され、その
うちの少なくとも一つが電池バックアップ機能付きであ
る複数のメモリモジュールからなる記憶装置と、電源電
圧の変化を検出する電圧検出回路とを有するバックアッ
プ機能付き記憶システムにおいて、前記複数のメモリモ
ジュールの状態情報を格納する記憶手段(コントロール
レジスタ)を設け、前記マイクロプロセッサは、電源立
ち上げ時に前記複数のメモリモジュールのうちの一つの
メモリモジュールの特定アドレスに所定のデータを書き
込み、該メモリモジュールをセルフリフレッシュモード
とし、前記メモリモジュールのリフレッシュサイクル時
間以上待った後、前記特定アドレスの内容を読み取り、
該読み取った特定アドレスの内容と前記所定のデータと
比較し、該比較の結果、両者が等しければ、前記メモリ
モジュールを電池バックアップ機能付きメモリモジュー
ルであると認識して当該メモリモジュールを識別するた
めの状態情報を前記記憶手段に記憶するとともに、前記
メモリモジュール内にバックアップデータがあるかどう
かをチェックし、バックアップデータがあれば、そのデ
ータを退避し、前記電圧検出回路によって電源電圧の降
下が検出された場合に電池バックアップ機能付きメモリ
モジュールと認識されたメモリモジュールに対してセル
フリフレッシュ動作を行わせることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明は、複数のメモリモジュールの状態情報
を格納する記憶手段を設け、電源立ち上げ時にマイクロ
プロセッサによりメモリモジュールの状態をチェックし
て登録するようにしたため、専用外付けのハードウェア
を設ける必要がなくなりメモリモジュールの小型化が可
能になる。また、メモリモジュールの状態情報を格納す
る記憶手段を設けたので、電池バックアップ機能付きメ
モリか否かの判定は、該記憶手段を参照することによっ
て容易に行うことができる。さらに、電圧検出回路によ
って電源電圧の降下が検出された場合に電池バックアッ
プ機能付きメモリモジュールに対してセルフリフレッシ
ュ動作を行わせるようにしたことにより、バックアップ
状態への移行を確実に行なえ信頼性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す全体構成
図であり、SIMMのうちの1つを電池バックアップ機
能付きメモリモジュールにした例を示す図である。図1
において、1はマイクロプログラムにより制御されるマ
イクロプロセッサ(MPU)、2は主記憶装置を制御す
る主記憶制御装置(MCU)、3は割込みコントローラ
(PIC)、4は電圧検出回路、5は電池バックアップ
機能付きSIMM、6〜8はSIMM、9は停電予告割
込み信号である。また、10はマスタボードであり、上
述したマイクロプロセッサ1、主記憶制御装置2、割り
込みコントローラ3、電圧検出回路4、電池バックアッ
プ機能付きSIMM5、およびSIMM6〜8を搭載し
ている。11は本システムの主電源である。9は停電予
告割り込み信号、12はメモリ起動信号、13〜16は
制御信号、17は割り込み信号である。
【0010】図1を用いて、本発明の記憶制御システム
全体の動作を説明する。本発明のシステムにおいて、通
常動作時、MPU1からMCU2に対して、メモリ起動
信号12により、メモリへの書込み/読出しが行われ
る。前記通常動作時に、主電源11に障害が発生して電
源電圧が低下すると、電圧検出回路4はそれを検出し、
停電予告割込み信号9を発生する。MCU2は、電圧検
出回路4から送られた停電予告割込み信号9を受ける
と、現在実行中のアクセスの終了を待って、電池バック
アップ機能付きメモリSIMM5に対し、セルフリフレ
ッシュモードへの移行を行うため、制御信号13を出力
する。電池バックアップ機能付きメモリSIMM5は、
制御信号13により、通常動作状態からセルフリフレッ
シュモードに移行し、電池バックアップ状態となる。ま
た、MPU1は、PIC3が、停電予告割込み信号9を
受けて出力した割込み信号17を受けると、割込み内容
を解析し、停電割込みのとき現在実行中の処理を中止
し、停止処理を実行する。
【0011】次に、主記憶制御装置MCU2における動
作を詳細に説明する。図2は図1中の主記憶制御装置
(MCU)2の内部ブロック図を示したものである。図
2において、13〜16は図1の13〜16の制御信号
を具体的に表したもの、21はメモリアクセス制御ステ
ージ、22はメモリモジュール用制御信号生成装置、2
3はメモリ制御信号出力制御回路、24はメモリ制御信
号(RAS、CAS、WE)、25は停電予告割り込み
用フリップフロップ、31はコントロールレジスタ(記
憶手段)、40は停電予告割り込み信号である。
【0012】図3は図2中のメモリモジュール用制御信
号生成装置22の内部回路を詳細に示した図である。図
3において、9は停電予告割り込み信号、23はメモリ
制御信号出力制御回路、24はメモリ制御信号(RA
S、CAS、WE)、25は停電予告割り込み用フリッ
プフロップ、26はWE信号、27はCAS信号、28
はRAS信号、31はコントロールレジスタ、33はN
ANDゲート、34〜35はORゲート、36はAND
ゲート、37〜39はインバータ、40は停電予告割り
込み信号、41はSIMMへのアクセスを制御するアク
セス制御情報を示すビット(以下、BATENビットと
いう)、42は電池バックアップ機能付きのSIMMの
場合に“1”が設定される状態情報を示すビット(以
下、FAAビットという)である。
【0013】図4および図5は、電源立ち上げ時におい
て、各SIMMを検査して対応するコントロールレジス
タ31中のFAAビット42を設定する処理フローチャ
ートである。電源立ち上げ時(図4のステップ51)、
MCU2の各SIMMに対応するコントロールレジスタ
のBATENビットは、“0”となるよう設定しておく
(ステップ52)。電源立ち上げで、MPU1は自己診
断を行った後(ステップ53)、メモリのテストを行
う。テストするSIMMのコントロールレジスタのBA
TENビット41を“1”とし(ステップ54)、起動
処理(ステップ55)を行った後、電池バックアップ機
能付きメモリSIMMか否かを判定するため、特定アド
レスに対しユニークなデータを書込む(ステップ5
6)。ユニークなデータを書込んだ後、コントロールレ
ジスタのBATENビット41を“0”にしてセルフリ
フレッシュモードとする(ステップ57)。DRAMの
リフレッシュサイクルより長い時間後(ステップ5
8)、再び前記BATENビットを“1”としてセルフ
リフレッシュモードから通常モードに復帰させる(ステ
ップ59)。
【0014】起動処理を行った後(ステップ60)、前
記特定アドレスの内容を読出し(ステップ61)、前記
ステップ56で書込んだユニークなデータと比較する
(ステップ62:以降のステップは図5参照)。比較の
結果、両者が等しければ、そのSIMMは電池バックア
ップ機能付きメモリであると判断して前記コントロール
レジスタのFAAビットを“1”にする(ステップ6
3)。また、比較の結果等しくなければ、そのSIMM
は電池バックアップ機能付きメモリでないとみなして前
記コントロールレジスタのFAAビットを“0”に設定
する(ステップ64)。
【0015】ステップ62での判定の結果、電池バック
アップ機能付きメモリSIMMの場合には、上述したよ
うに、ステップ63でコントロールレジスタのFAAビ
ットを“1”にした後、さらに、そのSIMMにバック
アップ中のデータがあるかないかを判定する(ステップ
65)。ステップ65での判定結果、バックアップ中の
データが残っていれば、データのチェック読出しを行い
(ステップ66)、エラーの有無をチェックする(ステ
ップ67)。その結果、エラーがあればエラー処理を行
い(ステップ68)、エラーがなければデータをディス
ク装置に退避(ステップ69)した後、そのSIMMに
対しメモリ書込み/読出しテストを行った後イニシャラ
イズし(ステップ70)、そのSIMMが最後のものか
を判定し(ステップ71)、最後のものであれば次の処
理に進む。SIMMがまだ残っていれば次のSIMMの
BATENビットを“1”に設定した後、ステップ55
の起動処理に戻り次のSIMMに対して同様の処理を繰
り返す。ステップ65での判定結果、バックアップ中の
データが残っていなければ、直ちに上述したステップ7
0に進む。
【0016】ステップ62での判定の結果、電池バック
アップ機能付きメモリSIMMでなければ、上述したよ
うにステップ64でFAAビットを“0”にした後、そ
のSIMMに対し、メモリ書込み/読出しテストを行っ
た後、直ちに上述したステップ70に進む。なお、メモ
リモジュールに不良部分が存在することがわかった場
合、コントロールレジスタ31の特定のビットにその旨
を登録しておき、それ以後、マイクロプロセッサの制御
によりその不良メモリモジュールを切り離すなどしてア
クセス不可能にしてシステムを立ち上げるようにしても
よい。
【0017】次に、図3を用いて制御信号13〜16の
生成手段および電池バックアップ機能付きSIMMにお
けるセルフリフレッシュの動作を詳細に説明する。コン
トロールレジスタ31は、マイクロプログラムによりM
PU1から設定可能な構成になっている。コントロール
レジスタ31のうち、電池バックアップ機能付きメモリ
SIMMを制御するビットすなわちBATENビット4
1は、電源立ち上げ後、マイクロプログラムにより
“1”にセットされる。本BATENビットが“1”に
なると、電圧検出回路の出力、すなわち、停電予告割込
み信号9をクロックCLKでサンプルして保持するFF
25の出力40と前記BATENビット41の内容がゲ
ート33においてNAND論理がとられ、そのNAND
出力が、ORゲート34、35に入力されて、それぞれ
他方の入力RAS、CASと論理和がとられ、インバー
タ37、38で反転された後に出力される。
【0018】正常電圧ならば停電予告割り込み信号9は
“H”であり、FF25にクロックCLKのタイミング
で“1”がセットされる。FF25の出力40が“1”
の場合は、電池バックアップ機能付きメモリSIMMで
FAAビット42が“1”であるから、NANDゲー
ト33の出力は“0”になり、ORゲート34、35は
メモリ制御信号24を通過させ、通常のメモリアクセス
が行われる(通常モード)。電源電圧の低下が検出され
ると、停電予告割り込み信号9が“L”になり、クロッ
クCLKのタイミングでFF25が“0”にリセットさ
れ、その出力40は“1”の状態から“0”の状態に変
化する。そのとき、NANDゲート33の出力は“1”
となり、ORゲート34、35の出力をメモリ制御信号
24であるRAS、CASの信号レベルにかかわりなく
“1”にし、アクセスをセルフリフレッシュモードに
定する。以上の説明によって、電池バックアップ機能付
きSIMMにおいて停電予告割り込み信号によってセル
フリフレッシュの動作が自動的に行われることがわか
る。
【0019】以上説明したように、本実施例では、複数
のメモリモジュールの状態情報を格納する記憶手段を設
け、電源立ち上げ時にマイクロプロセッサの制御によっ
てメモリモジュールの状態を検査して登録するようにし
たので、メモリモジュールに専用外付けのハードウェア
を設ける必要がなくなった。また、電池バックアップ機
能付きメモリか否かの判定は該記憶手段を参照すること
によって簡単に行うことができる。さらに、電圧検出回
路によって電源電圧の降下が検出された場合に電池バッ
クアップ機能付きメモリモジュールに対して自動的にセ
ルフリフレッシュ動作を行わせるようにしたのでバック
アップ状態への移行を確実に行なえ信頼性が向上する。
【0020】本実施例は、さらに次のような特徴を有し
ている。上記実施例で説明したように、コントロールレ
ジスタに、対応するメモリモジュールに対して通常のア
クセスを行うか、バックアップ(セルフリフレッシュ)
動作を行うかなどを制御するためのアクセス制御情報を
持たせ、かつこのアクセス制御情報をマイクロプロセッ
サによって設定可能にしておくことによって、セルフリ
フレッシュ動作をさせるメモリモジュールを任意に選択
することができる。また、アクセスモードを切り替える
場合にメモリ情報の退避など必要な処理をマイクロプロ
セッサによって自動的に行わせることによりデータの喪
失を防止することができる。また、本発明はコントロー
ルレジスタを設ける位置を特に限定するものではない
が、上記実施例に示したように記憶制御装置内に設けれ
ばメモリモジュールの状態(電池バックアップ機能付き
メモリか否か、不良メモリか否かなど)を集中して管理
することができ、メモリモジュールを直接アクセスせず
に記憶制御装置内のコントロールレジスタだけを参照す
ることによって即座にその状態を知ることができ、制御
の単純化、高速化、効率化などに有効である。
【0021】
【発明の効果】本発明によると、メモリモジュールに専
用ハードウエアを設ける必要がなくなりメモリモジュー
ルの小型化を図ることができるとともに、停電時には自
動的にバックアップ状態(セルフリフレッシュ)に移行
できるため信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】主記憶制御装置(MCU)のうちメモリモジュ
ール別制御信号生成ブロックを示す図である。
【図3】メモリモジュール用制御信号生成装置の内部回
路を示す図である。
【図4】電源立ち上げ時における、各SIMMを検査し
て対応するコントロールレジスタ中のFAAビットを設
定するための処理フローチャートである。
【図5】電源立ち上げ時における、各SIMMを検査し
て対応するコントロールレジスタ中のFAAビットを設
定するための処理フローチャートの続きである。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 主記憶制御装置 3 割込みコントローラ 4 電圧検出回路 5 電池バックアップ機能付きメモリSIMM 6〜8 SIMM 9 停電予告割込み信号 10 マスタボード 11 主電源 13〜16 メモリ制御信号 17 割込み信号 31 コントロールレジスタ(記憶手段)
フロントページの続き (72)発明者 寺尾 益美 愛知県名古屋市中区栄三丁目10番22号 日立中部ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 井手 淳也 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (56)参考文献 特開 昭63−37893(JP,A) 特開 平1−154396(JP,A) 特開 昭63−205896(JP,A) 実開 平4−111095(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプログラムによって制御される
    マイクロプロセッサと、それぞれがDRAM(ダイナミ
    ックランダムアクセスメモリ)で構成され、そのうちの
    少なくとも一つが電池バックアップ機能付きである複数
    のメモリモジュールからなる記憶装置と、前記複数のメ
    モリモジュールの状態情報を格納する記憶手段と、電源
    電圧の変化を検出する電圧検出回路とを有するバックア
    ップ機能付き記憶システムであって、 前記マイクロプロセッサは、 電源立ち上げ時に前記複数のメモリモジュールのうちの
    一つのメモリモジュールの特定アドレスに所定のデータ
    を書き込み、該メモリモジュールをセルフリフレッシュ
    モードとし、前記メモリモジュールのリフレッシュサイ
    クル時間以上待った後、前記特定アドレスの内容を読み
    取り、該読み取った特定アドレスの内容と前記所定のデ
    ータと比較し、該比較の結果、両者が等しければ、前記
    メモリモジュールを電池バックアップ機能付きメモリモ
    ジュールであると認識して当該メモリモジュールを識別
    するための状態情報を前記記憶手段に記憶するととも
    に、前記メモリモジュール内にバックアップデータがあ
    るかどうかをチェックし、バックアップデータがあれ
    ば、そのデータを退避し、前記電圧検出回路によって電
    源電圧の降下が検出された場合に電池バックアップ機能
    付きメモリモジュールと認識されたメモリモジュール
    対してセルフリフレッシュ動作を行わせるものである
    とを特徴とするバックアップ機能付き記憶システム。
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