JP3349996B2 - チップパッドの検索方法 - Google Patents

チップパッドの検索方法

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JP3349996B2
JP3349996B2 JP23319599A JP23319599A JP3349996B2 JP 3349996 B2 JP3349996 B2 JP 3349996B2 JP 23319599 A JP23319599 A JP 23319599A JP 23319599 A JP23319599 A JP 23319599A JP 3349996 B2 JP3349996 B2 JP 3349996B2
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寿子 杉本
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
    • H01L2224/491Disposition
    • H01L2224/4912Layout
    • H01L2224/49171Fan-out arrangements

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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチップパッドの検索
方法に関し、特にCADによるASIC等の少量生産の
半導体集積回路の設計におけるI/Oバッファの配置位
置と治工具を考慮したチップパッドの検索方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ASIC等少量生産の大規模半導体集積
回路(以下、LSI)では、製造工程における特性試験
等に用いる治工具作成のための工数や製作費等の費用削
減のため、予め準備されている治工具である例えば汎用
のテストボード(DUTボード)を使用する。そのた
め、設計対象のLSI内部における内部回路、特に電源
ブロックの配置位置は、治工具の電源供給端子位置を含
む治工具情報より読み込んだリードの属性に依存する。
【0003】特開平10−320445号公報(文献
1)記載の従来のチップパッドの検索方法は、IOバッ
ファを含む内部回路についての情報、リードを含むリー
ドフレームの情報及びボンディングワイヤ実装基準から
使用するIOバッファ、チップパッドを算出し、チップ
パッドに対するボンディングワイヤ実装基準を満足する
リードを検索している。
【0004】文献1記載の従来のチップパッドの検索方
法をフローチャートで示す図9を参照して、この従来の
チップパッドの検索方法について説明すると、まず、検
索対象のマスタスライス型LSIのマスタスライスのI
Oバッファを含む内部回路についての情報であるベース
アレイ情報を読み込み(ステップP1)、また、このベ
ースアレイ情報に組み合わせる1つのリードフレーム情
報を読み込む(ステップP2)。さらに、ステップP2
で読み込んだリードフレームに対応するボンディングワ
イヤ実装基準情報を読み込む(ステップP3)。
【0005】ステップP1,P2で読み込まれたベース
アレイ情報とリードフレーム情報に基づき、IOバッフ
ァの位置及びそれに対応するボンディングパッドの位置
を算出し、さらに、このボンディングパッドとこれに対
応させるべきリードとの最適な1組の組み合わせを算出
するとともに、算出結果がステップP3で読み込まれた
ボンディングワイヤ実装基準を満足するか否かを判定す
る(ステップP4)。
【0006】否の場合、ボンディングワイヤ経路群の出
力はなく、諾の場合のみ上記基準を満たすボンディング
ワイヤ経路群データを出力する(ステップP5)。
【0007】データ出力は、実装基準を満たすボンディ
ングワイヤ群から成る経路情報、及びそのボンディング
ワイヤ経路群を構成するリードフレームが組み合わされ
たマスタスライス特定用のベースアレイ組み合わせ識別
情報を含む(ステップP6)。
【0008】データ出力がないとき、あるいは処理対象
のデータベースの最後のリードフレームであるかを判定
(ステップP7)し、否の場合はステップP2に戻り、
諾の場合ステップP8に進む。
【0009】ステップP8では、マスタスライスが最後
の検索対象マスタスライスであるかの判定し、諾の場合
は、処理を終了し、否の場合は、ステップP1に戻り次
のマスタスライスについて上記処理を行う。
【0010】これにより、IOバッファを含む内部回路
を考慮したリードとチップパッドの組み合わせを検索す
ることは可能である。
【0011】しかし、この従来技術では、予め準備され
ている治工具の治工具情報から読み込んだリードの属性
により配置対象LSIの電源バッファの配置位置を特に
検索しておらず、設計対象のLSIの内部回路情報から
リードの属性を算出している。このため、上記内部回路
の電源位置は電源バッファの配置が上記治工具が準備し
ている試験対象LSIの内部回路の電源位置と一致する
とは限らない。設計対象のLSIの内部回路の電源位
置、すなわち、対応する電源バッファの配置が、試験対
象LSIの電源位置対応の電源バッファの配置と異なる
場合は、必要とするテストボードも当然異なり、このテ
ストボード、すなわち、治工具を新規に作成しなければ
ならず、治工具作成の工数・費用を削減することができ
ない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のチップ
パッドの検索方法は、予め準備されている治工具の治工
具情報から読み込んだリードの属性により配置対象のL
SIの電源バッファの配置位置を特に検索しておらず、
設計対象のLSIの内部回路情報のみからリードの属性
を算出しているため、設計対象LSIの電源バッファの
配置位置が上記治工具が準備している試験対象LSIの
内部回路の電源バッファの配置位置と一致するとは限ら
ず、これら電源バッファの配置位置が相互に異なる場合
は、必要とするテストボードも当然異なり、このテスト
ボード、すなわち、治工具を新規に作成しなければなら
ず、治工具作成の工数・費用を削減することができない
という欠点があった。
【0013】本発明の目的は、上記問題点を解決し、治
工具で予め設定している電源バッファの位置と設計対象
のLSIの電源バッファの位置とを一致させ、新たな治
工具作成の必要をなくすことにより、治工具作成の工数
費用を削減できるチップパッドの検索方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明のチップパッ
ドの検索方法は、テープ方式のパッケージを使用するL
SIの検索対象のLSIチップのデータを含むLSIチ
ップ情報と、内部リードのデータを含むパッケージ情報
と、内部リードの属性を含む治工具情報と、電源バッフ
ァの使用基本セル数を含む電源バッファ情報と、IO領
域のセルサイズを含むIO領域情報と、配置対象のIO
バッファのデータを含む内部回路情報と、内部リードと
チップパッドの組み合わせるための組み合わせ検索条件
とをそれぞれ格納した各ファイルから所定のデータを読
み込むデータ入力ステップと、入力された前記データを
用いて内部リードとチップパッドを組み合せる組み合わ
せ検索ステップとから成り、前記内部リードと前記チッ
プパッドとの最適な組み合わせを得るチップパッドの検
索方法において、前記組み合わせ検索ステップが、前記
入力データから前記内部リードに対する最適な組み合わ
せの内部リード接続チップパッドを自動的に算出する仮
組み合わせ検索ステップと、電源属性を持つ内部リード
に電源バッファを配置する電源バッファ配置ステップ
と、多セル及び1セル各構成バッファを配置するための
IO領域を配置する内部回路配置ステップと、所定の絶
縁バッファを配置する絶縁バッファ配置ステップと、I
Oバッファの端子の位置と組み合わせ検索条件より前記
内部リードに対する内部リード接続用の接続チップパッ
ドの組み合わせを修正する組み合わせ修正ステップと、
組み合わせ修正後の組み合わせチェックステップと、を
有することを特徴とするものである。
【0015】また、前記LSIチップ情報が、LSIチ
ップのレイアウトと形状データとチップパッド中心の
x,y座標及びチップサイズの各データを有し、前記パ
ッケージ情報が、内部リード形状とこの内部リードの本
数及びこの内部リードのボンディング座標の各データを
有し、前記電源バッファ情報が、電源バッファが使用す
るLSIチップ上の基本セル数と端子位置の各データを
有し、前記IO領域情報が、IO領域のx,yサイズと
基本セルの大きさとコーナバッファ配置領域の大きさの
各データを有し、前記内部回路情報が、配置対象のIO
バッファが使用する基本セル数及び端子位置の各データ
を有し、前記組み合わせ検索条件が、内部リードを接続
不可能なチップパッドと内部リードの最低連続接続本数
及び空チップパッドの最高連続個数の各データを有する
ものでも良い。
【0016】さらに、前記仮組み合わせ検索ステップ
が、前記データ入力ステップで入力したLSIパッケー
ジ情報と、LSIチップ情報と、組み合わせ検索条件と
から、全てのチップパッドのうち内部リードが接続可能
なチップパッドである接続チップパッドのうちの最左端
及び最右端の各接続チップパッドの座標を求め、これら
最左端及び最右端の各接続チップパッドの座標からこれ
ら最左端及び最右端の各接続チップパッドを含むこれら
最左端及び最右端の各接続チップパッド間の領域である
接続チップパッド領域を算出する第1のステップと、前
記第1のステップで算出した前記接続チップパッド領域
内の全てのチップパッド数である接続チップパッド数を
カウントする第2のステップと、前記第2のステップで
算出した前記接続チップパッド数より、前記内部リード
の本数を引いて内部リードが接続されない空チップパッ
ドの数である空チップパッド数を算出する第3のステッ
プと、前記接続チップパッド領域を前記空チップパッド
数で除算し分割して分割領域を算出する第4のステップ
と、前記第4のステップにて算出した前記分割領域内に
属するチップパッドを算出する第5のステップと、チッ
プ内のセル配置領域のコーナ部分の領域であるコーナ領
域に一番近い前記分割領域内のチップパッドを空チップ
パッドになるよう検索する第6のステップと、前記空チ
ップパッド以外の前記接続チップパッドを前記内部リー
ドと組合わせる第7のステップと、前記第7のステップ
にて算出した前記内部リードと前記接続チップパッドの
組み合わせが前記組み合わせ条件を満たすかどうかのチ
ェックを行なう第8のステップと、前記第8のステップ
のチエック結果から組み合わせを変更する前記内部リー
ドと前記接続チップパッドに対し、一番近い前記空チッ
プパッド位置を検索し、この検索した前記空チップパッ
ドの位置まで前記内部リードと前記接続チップパッドの
組み合わせを前記空チップパッド方向に1チップパッド
分の距離だけずらす第9のステップと、を有するもので
も良い。
【0017】第2の発明のチップパッドの検索方法は、
リードフレームを有するパッケージを使用するLSIの
検索対象のLSIチップのデータを含むLSIチップ情
報と、リードのデータを含むパッケージ情報と、リード
の属性を含む治工具情報と、電源バッファの使用基本セ
ル数を含む電源バッファ情報と、IO領域のセルサイズ
を含むIO領域情報と、配置対象のIOバッファのデー
タを含む内部回路情報と、リードとチップパッドの組み
合わせるための組み合わせ検索条件とをそれぞれ格納し
た各ファイルから所定のデータを読み込むデータ入力ス
テップと、入力された前記データを用いてリードとチッ
プパッドを組み合せる組み合わせ検索ステップとから成
り、前記リードと前記チップパッドとの最適な組み合わ
せを得るためのチップパッドの検索方法において、前記
組み合わせ検索ステップが、前記入力データから前記リ
ードに対する最適な組み合わせのリード接続チップパッ
ドを自動的に算出する仮組み合わせ検索ステップと、電
源属性を持つリードに電源バッファを配置する電源バッ
ファ配置ステップと、多セル及び1セル各構成バッファ
を配置するためのIO領域を配置する内部回路配置ステ
ップと、所定の絶縁バッファを配置する絶縁バッファ配
置ステップと、IOバッファの端子の位置と組み合わせ
検索条件より前記リードに対するリード接続用の接続チ
ップパッドの組み合わせを修正する組み合わせ修正ステ
ップと、組み合わせ修正後の組み合わせチェックステッ
プとを有することを特徴とするものである。
【0018】また、前記LSIチップ情報が、LSIチ
ップのレイアウトと形状データとチップパッド中心の
x,y座標及びチップサイズの各データを有し、前記パ
ッケージ情報が、リード形状とこのリードの本数及びこ
のリードのボンディング座標の各データを有し、前記電
源バッファ情報が、電源バッファが使用するLSIチッ
プ上の基本セル数と端子位置の各データを有し、前記I
O領域情報が、IO領域のx,yサイズと基本セルの大
きさとコーナバッファ配置領域の大きさの各データを有
し、前記内部回路情報が、配置対象のIOバッファが使
用する基本セル数及び端子位置の各データを有し、前記
組み合わせ検索条件が、リードフレームの最大ワイヤ長
と最小ワイヤ長とワイヤ角度とリードを接続不可能なチ
ップパッドとリードの最低連続接続本数及び空チップパ
ッドの最高連続個数の各データを有するものでも良い。
【0019】さらに、前記仮組み合わせ検索ステップ
が、前記データ入力ステップで入力したLSIパッケー
ジ情報と、LSIチップ情報と、組み合わせ検索条件と
から、左右のコーナ領域に一番近接した外部接続用のリ
ードに対し、前記組み合わせ検索条件を満たすとともに
前記コーナ領域に一番近いコーナチップパッドを算出
し、前記リードが接続可能なチップパッド領域であるリ
ード接続チップパッド領域を算出する第1のステップ
と、前記第1のステップで算出した前記リード接続チッ
プパッド領域内の接続チップパッド数をカウントする第
2のステップと、前記第2のステップで算出した前記チ
ップパッド数より前記リードの本数を引いて前記リード
が接続されない空チップパッドの数である空チップパッ
ド数を算出する第3のステップと、前記リード接続チッ
プパッド領域を前記空チップパッド数で除算し分割して
分割領域を算出する第4のステップと、前記第4のステ
ップにて算出した前記分割領域内に属するチップパッド
を算出する第5のステップと、チップ内のセル配置領域
のコーナ部分の領域であるコーナ領域に一番近い左右両
端の前記分割領域内の各々のチップパッドを空チップパ
ッドになるよう検索する第6のステップと、前記空チッ
プパッド以外の前記リード接続チップパッドを前記リー
ドと組合わせる第7のステップと、前記第7のステップ
にて算出した前記リードと前記リード接続チップパッド
の組み合わせが前記組み合わせ条件を満たすかどうかの
チェックを行なう第8のステップと、前記第8のステッ
プのチエック結果から組み合わせを変更する前記リード
と前記リード接続チップパッドに対し、一番近い前記空
チップパッド位置を検索し、この検索した前記空チップ
パッドの位置まで前記リードと前記リード接続チップパ
ッドの組み合わせを前記空チップパッド方向に1チップ
パッド分の距離だけずらす第9のステップと、を有する
ものでも良い。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0021】本実施の形態では、CADによるLSIの
設計におけるI/Oバッファ、特に電源バッファの配置
位置と治工具の試験対象として設定しているLSIの電
源バッファ位置を考慮したチップパッドの検索方法を説
明する。
【0022】次に、本発明の第1の実施の形態をフロー
チャートで示す図1を参照すると、この図に示す本実施
の形態のチップパッドの検索方法は、TAB方式のLS
Iのように、テープ(TAPE)パッケージを使用する
LSIの場合における内部リードとチップパッドの組み
合わせ検索方法の処理フローを示し、LSIチップ情
報、パッケージ情報、治工具情報、電源バッファ情報、
IO領域情報、内部回路情報、組み合わせ検索条件等を
格納した各ファイルからデータを読み込むデータ入力ス
テップS1と、入力されたデータを用いて内部リードと
チップパッドを組み合せる組み合わせ検索ステップS2
とから構成される。
【0023】テープパッケージの代表であるTAB方式
は、公知のように、LSIのチップからリードを取り出
すための接続技術の1つであり、薄型・小型の高密度実
装を可能とするのみならず、例えば100ピン程度以上
の多ピン一括ボンディングが可能であることから、生産
性の向上に適している等、多くの特徴を有する。TAB
方式では、LSIチップ上にチップパッドであるバンプ
を、TABテープに内部リードをそれぞれ設け、これら
バンプと内部リードを内部リードボンディング工程で全
組一括ボンディングする。従って一般的なLSIパッケ
ージにおけるようなリードフレームやボンディングワイ
ヤは不要である。
【0024】データ入力ステップS1では、LSIチッ
プ情報CJ、LSIパッケージ情報PJ、治工具情報D
J、電源バッファ情報BJ、IO領域情報IOJ、内部
回路情報KJ、組み合わせ検索条件SJを入力する。
【0025】組み合わせ検索ステップS2は、入力デー
タから内部リード13に対する最適な組み合わせの内部
リード接続チップパッド11を自動的に算出する仮組み
合わせ検索ステップS21と、電源属性ZDを持つ内部
リードに電源バッファ22を配置する電源バッファ配置
ステップS22と、多セル及び1セル各構成バッファを
配置するためのIO領域を配置する内部回路配置ステッ
プS23と、所定の絶縁バッファ23を配置する絶縁バ
ッファ配置ステップS24と、IOバッファの端子26
の位置と組み合わせ検索条件より内部リード13に対す
る内部リード接続チップパッド11の組み合わせを修正
する組み合わせ修正ステップS25と、組み合わせ修正
後の組み合わせチェックステップS26とから成る。
【0026】仮組み合わせ検索ステップS21では、ス
テップS1にて入力したLSIチップ情報CJ、LSI
パッケージ情報PJ、IO領域情報IOJ、組み合わせ
検索条件を用いて内部リード13に対する最適な組み合
わせの内部リード接続チップパッド11を自動的に算出
する。
【0027】電源バッファ配置ステップS22では、ス
テップS1にて入力した電源バッファ情報BJと、リー
ド属性を含む治工具情報DJとを用いてGND,VDD
等の電源属性ZDを持つ内部リードに電源バッファ22
を配置する。
【0028】内部回路配置ステップS23では、ステッ
プS1にて入力した内部回路情報から、使用する多セル
構成バッファ及び1セル構成バッファを読み込み、IO
バッファの端子位置25と内部リード接続チップパッド
の位置と、ステップS22で配置した電源バッファの配
置位置とから多セル構成バッファ及び1セル構成バッフ
ァをそれぞれ配置するために必要なIO領域を算出し、
上記各バッファを算出したIO領域に配置する。
【0029】絶縁バッファ配置ステップS24では、電
源属性ZDのチェックを行い、電源電圧、極性が異なる
バッファが隣接し絶縁を行なう場合は絶縁バッファ23
を配置する。
【0030】組み合わせ修正ステップS25では、ステ
ップS22〜S24にて配置したIOバッファの端子位
置26と組み合わせ検索条件とから、内部リード13に
対する内部リード接続チップパッド11の組み合わせを
修正する。
【0031】組み合わせチェックステップS26では、
ステップS25で修正した内部リード13と内部リード
接続チップパッド11の組み合わせが組み合わせ条件S
Jを満たすかどうかのチェックを行なう。
【0032】組み合わせ修正ステップS25と、組み合
わせチェックステップS26は組み合わせ条件SJを満
たすまで繰り返し行なう。
【0033】次に、図1、内部リードとチップパッドの
仮組み合わせ検索方法をフローチャートで示す図2及び
テープパッケージを使用する場合の内部リードに対する
チップパッドの仮組み合わせを示す検索図である図3を
参照して本実施の形態のステップS21の処理について
詳細に説明すると、まず、データ入力ステップS1で
は、上述したように、LSIチップ情報CJ、LSIパ
ッケージ情報PJ、治工具情報DJ、電源バッファ情報
BJ、IO領域情報IOJ、内部回路情報KJ、組み合
わせ検索条件SJを入力する。これら各情報の格納ファ
イルはそれぞれ以下のデータを格納している。
【0034】LSIチップ情報CJ格納ファイルは、L
SIチップのレイアウトと、形状データと、チップパッ
ド中心のx,y座標、及びチップサイズの各データを格
納している。
【0035】LSIパッケージ情報PJ格納ファイル
は、内部リード形状と、内部リード本数、及び内部リー
ドのボンディング座標の各データを格納している。
【0036】治工具情報DJ格納ファイルは、内部リー
ドの属性ZLのデータを格納している。
【0037】電源バッファ情報DJ格納ファイルは、電
源バッファが使用するLSIチップ上の基本セル数、端
子位置の各データを格納している。
【0038】IO領域情報IOJ格納ファイルは、IO
領域のx,yサイズ、基本セルの大きさ、コーナバッフ
ァ配置領域の大きさの各データを格納している。
【0039】内部回路情報KJ格納ファイルは、配置対
象のIOバッファが使用する基本セル数、及び端子位置
の各データを格納している。
【0040】組み合わせ検索条件SJ格納ファイルは、
内部リードを接続できないチップパッドと、内部リード
の最低連続接続本数、及び空チップパッドの最高連続個
数の各データを格納している。
【0041】次に、チップパッド領域算出ステップS2
11で、データ入力ステップS1で入力したLSIパッ
ケージ情報PJ、LSIチップ情報CJ、組み合わせ検
索条件SJから、全てのチップパッドのうち、内部リー
ドが接続可能なチップパッド(以下、内部リード接続チ
ップパッド)11のうちの最左端及び最右端(以下、左
右端)の各内部リード接続チップパッド11の座標を求
め、これらの座標からこれら左右端の各内部リード接続
チップパッド11を含む左右端接続チップパッド間の領
域である内部リードが接続可能なチップパッド領域(以
下、接続チップパッド領域)10を算出する。なお、接
続チップパッド領域の外側、すなわち、最左端接続チッ
プパッドの左側及び最右端接続チップパッドの右側のチ
ップパッドは内部リードが接続不可能なチップパッド
(以下、接続不可チップパッド)12である。
【0042】チップパッドカウントステップS212
で、ステップS211で算出した接続チップパッド領域
10内の全てのチップパッド数である内部リード接続チ
ップパッド数をカウントする。
【0043】空チップパッド算出ステップS213で、
ステップS212で算出し内部リードた接続チップパッ
ド数より、内部リードの本数を引いて内部リードが接続
されない空チップパッド数を算出する。
【0044】チップパッド領域分割ステップS214
で、バランス良く内部リード13とチップパッドの組み
合わせを検索出来るよう空チップパッドをバランス良く
配置する必要があるため、接続チップパッド領域10を
空チップパッド数で除算し分割して分割領域15を算出
する。
【0045】分割領域チップパッド算出ステップS21
5で、ステップS214にて算出した分割領域15内に
属するチップパッドを算出する。このとき、2つの分割
領域15にまたがるチップパッドが存在する場合は、チ
ップパッドの中心座標がどちらの領域にあるかで属する
領域を判断する。また、2つの分割領域15にまたがる
チップパッドの中心座標が分割領域間の境界にある場合
は、チップ内のセル配置領域のコーナ部分の領域である
コーナ領域16に近い分割領域に属すると判断する。
【0046】空チップパッド指定ステップS216で、
空チップパッドの自動検索をするために、分割領域内の
コーナ領域16に一番近いチップパッドを空チップパッ
ド14になるよう検索する。
【0047】内部リード接続ステップS217で、空チ
ップパッド14以外の内部リード接続チップパッド11
を内部リード13と組合わせる。
【0048】仮組み合わせチェックステップS218
で、ステップS217にて算出した内部リード13と内
部リード接続チップパッド11の組み合わせが組み合わ
せ条件SJを満たすかどうかのチェックを行なう。
【0049】仮組み合わせ修正ステップS219で、ス
テップS218のチェック結果から組み合わせを変更す
る内部リード13と内部リード接続チップパッド11に
対し、一番近い空チップパッド14位置を検索し、この
検索した空チップパッド14の位置まで内部リード13
と内部リード接続チップパッド11の組み合わせを空チ
ップパッド14方向に1チップパッド分の距離だけずら
す。
【0050】仮組み合わせチェックステップS218
と、仮組み合わせ修正ステップS219を組み合わせ条
件SJを満たすまで繰り返し行なう。
【0051】次に、テープパッケージを使用する場合の
IOバッファを含み、内部回路、治工具を考慮した内部
リードに対するチップパッドの組み合わせを示す検索図
である図4を併せて参照して、電源バッファ配置ステッ
プS22と、内部回路配置ステップS23と、絶縁バッ
ファ配置ステップS24と、組み合わせ修正ステップS
25、及び組み合わせチェックステップS26の詳細動
作について説明すると、まず、電源バッファ配置ステッ
プS22で、データ入力ステップS1にて入力したIO
バッファ情報を基にIO領域を基本セルである1セルバ
ッファ領域21の大きさに分割し、GND(接地),V
DD(正電源)等の電源属性ZDを読み込み、電源バッ
ファ情報より電源属性ZDの内部リードに配置する電源
バッファを読み込み、この電源バッファを電源属性ZD
の内部リードに対するチップパッドに一番近いIO領域
に配置する。
【0052】内部回路配置ステップS23で、ステップ
S1にて入力した内部回路情報より使用する多セル構成
バッファ25,1セル構成バッファ24を読み込み、I
Oバッファの端子26の位置、リード接続チップパッド
19の位置、電源バッファ配置(ステップS22)で配
置した電源バッファ22の配置位置より多セル構成バッ
ファ25,1セル構成バッファ24を配置出来るIO領
域を算出し、このIO領域に多セル構成バッファ25,
1セル構成バッファ24を配置する。
【0053】多セル構成バッファ25の配置位置の検索
方法は、多セル構成バッファ25の端子26の位置、及
び個数より多セル構成バッファ25が使用する基本セル
数、、すなわち、1セルバッファ領域21の個数及びチ
ップパッド数を算出する。電源ブロックが配置されてい
ないIO領域において、多セル構成バッファ25が使用
する基本セル数、及びチップパッド数の分の連続使用可
能な領域を検索し、この領域に多セル構成バッファ25
配置する。
【0054】絶縁バッファ配置ステップS24で、電源
属性ZDのチェックを行い、電圧や極性が異なる電源バ
ッファが隣接し、絶縁を行なう場合は絶縁バッファ23
を配置する。
【0055】組み合わせ修正ステップS25で、ステッ
プS22〜S24にて配置したIOバッファの端子位置
26より内部リード13と内部リード接続チップパッド
11の組み合わせ修正箇所を算出し、IOブロックの配
置位置に合わせて内部リード13と内部リード接続チッ
プパッド11の組み合わせLPを変更しする。
【0056】組み合わせチェックステップS26で、ス
テップS25で修正した内部リード13と内部リード接
続チップパッド11の組み合わせLPが組み合わせ条件
SJを満たすかどうかのチェックを行なう。
【0057】組み合わせ修正ステップS25及び組み合
わせ修正ステップS26は組み合わせLPが組み合わせ
条件SJを満たすまで繰り返し行なう。
【0058】以上説明したように、本実施の形態のチッ
プパッドの検索方法は、以下に記載するような効果を奏
する。
【0059】第1の効果は、すでに準備されている治工
具のデータを入力して内部リードとチップパッドの組み
合わせを検索することにより、治工具で予め設定してい
る電源配置に対応する電源バッファの位置と設計対象の
LSIの電源配置対応の電源バッファの位置とを一致さ
せることが可能であるので、新たな治工具を作成する必
要がなくなり、治工具作成の工数費用を削減できること
である。
【0060】第2の効果は、治工具のデータを入力して
内部リードとチップパッドの組み合わせを検索すること
により、IOバッファの配置位置を入力しているのでチ
ップサイズや、治工具が変更になった場合でも内部リー
ドとチップパッドと組み合わせの変更を容易にできるこ
とである。
【0061】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。本実施の形態は一般的なリードフレームを有
するパッケージ(以下、リードフレームパッケージ)を
使用する場合に適用するものである。
【0062】図1、図2と共通の処理には共通の参照文
字/数字を付して同様にフローチャートで示す図5、図
6と、リードフレームパッケージを使用する場合のリー
ドに対するチップパッドの仮組み合わせを示す検索図で
ある図7及びIOバッファを含み、内部回路、治工具を
考慮した内部リードに対するチップパッドの組み合わせ
を示す検索図である図8を参照して、本実施の形態の動
作について第1の実施の形態との相違点を重点的に説明
すると、まず、データ入力ステップS1Aで、LSIチ
ップ情報CJA、LSIパッケージ情報PJA、治工具
情報DJA、電源バッファ情報BJA、IO領域情報I
OJA、内部回路情報KJA、組み合わせ検索条件SJ
Aを入力する。
【0063】LSIチップ情報CJA格納ファイルは、
LSIチップのレイアウトと、形状データと、チップパ
ッド中心のx,y座標、及びチップサイズの各データを
格納している。
【0064】LSIパッケージ情報PJA格納ファイル
は、リード形状と、リード本数、及びリードのボンディ
ング座標の各データを格納している。
【0065】治工具情報DJA格納ファイルは、リード
の属性のデータを格納している。
【0066】電源バッファ情報DJA格納ファイルは、
電源バッファが使用するLSIチップ上の基本セル数、
端子位置の各データを格納している。
【0067】IO領域情報IOJA格納ファイルは、I
O領域のx,yサイズ、基本セルの大きさ、コーナバッ
ファ配置領域の大きさの各データを格納している。
【0068】内部回路情報KJA格納ファイルは、配置
対象のIOバッファが使用する基本セル数、及び端子位
置の各データを格納している。
【0069】組み合わせ検索条件SJA格納ファイル
は、リードフレームの最大ワイヤー長と、最小ワイヤー
長と、ワイヤー角度と、リードを接続できないチップパ
ッドと、リードの最低連続接続本数、及び空チップパッ
ドの最高連続個数の各データを格納している。
【0070】次に、組み合わせ検索ステップS21Aを
実行する。チップパッド領域算出ステップS211A
で、ステップS1で入力したLSIパッケージ情報P
J、LSIチップ情報CJ、組み合わせ検索条件SJA
から、左右のコーナ領域16に一番近接した外部接続用
のリード18に対し、組み合わせ検索条件SJを満たす
とともにコーナ領域16に一番近いコーナチップパッド
17を算出し、リード18が接続可能なチップパッド領
域であるリード接続チップパッド領域20を算出する。
【0071】チップパッドカウントステップS212A
で、ステップS211Aで算出したリード接続チップパ
ッド領域20内のチップパッド数をカウントする。
【0072】空チップパッド算出ステップS213A
で、ステップS212Aで算出したチップパッド数よ
り、リード18の本数を引いて空チップパッド14の数
を算出する。
【0073】チップパッド領域分割ステップS214A
で、バランス良くリード18とチップパッドの組み合わ
せを検索出来るよう空チップパッド14をバランス良く
配置する必要があるため、リード接続チップパッド領域
20を空チップパッド数で除算し分割して分割領域27
を算出する。
【0074】分割領域チップパッド算出ステップS21
5Aで、ステップS214Aにて算出した分割領域27
内に属するチップパッドを算出する。このとき、2つの
分割領域27にまたがるチップパッドが存在する場合
は、チップパッドの中心座標がどちらの領域にあるかで
属する領域を判断する。また、2つの分割領域27にま
たがるチップパッドの中心座標が分割領域間の境界にあ
る場合は、チップ内のセル配置領域のコーナ部分の領域
であるコーナ領域16に近い分割領域に属すると判断す
る。
【0075】空チップパッド指定ステップS216A
で、空チップパッドの自動検索をするために左右両端の
分割領域内のコーナ領域16にそれぞれ一番近いチップ
パッドを空チップパッド14になるよう検索する。
【0076】内部リード接続ステップS217Aで、空
チップパッド14以外のリード接続チップパッド19と
リード18とを組合わせる。
【0077】仮組み合わせチェックステップS218A
で、ステップS217Aにて算出したリード18とリー
ド接続チップパッド19の組み合わせが組み合わせ条件
SJを満たすかどうかのチェックを行なう。
【0078】仮組み合わせ修正ステップS219Aで、
ステップS218Aのチェック結果から組み合わせを変
更するリード18とリード接続チップパッド19に対
し、一番近い空チップパッド14の位置を検索し、この
空チップパッド14の位置までリード18とリード接続
チップパッド19の組み合わせを空チップパッド14方
向に1チップパッド分の距離だけずらす。
【0079】仮組み合わせチェックステップS218
A、及び仮組み合わせ修正ステップS219Aは組み合
わせ条件SJを満たすまで繰り返し行なう。
【0080】電源バッファ配置ステップS22で、デー
タ入力ステップS1にて入力したIOバッファ情報を基
にIO領域を基本セルである1セルバッファ領域21の
大きさに分割し、GND(接地),VDD(正電源)等
の電源属性ZDを読み込み、電源バッファ情報より電源
属性ZDの内部リードに配置する電源バッファを読み込
み、この電源バッファを電源属性ZDの内部リードに対
するチップパッドに一番近いIO領域に配置する。
【0081】内部回路配置ステップS23Aで、ステッ
プS1にて入力した内部回路情報より使用する多セル構
成バッファ25,1セル構成バッファ24を読み込み、
IOバッファの端子26の位置、リード接続チップパッ
ド19の位置、電源バッファ配置(ステップS22A)
で配置した電源バッファ22の配置位置より多セル構成
バッファ25,1セル構成バッファ24を配置出来るI
O領域を算出し、このIO領域に多セル構成バッファ2
5,1セル構成バッファ24を配置する。
【0082】多セル構成バッファ24の配置位置の検索
方法は、多セル構成バッファ25の端子26の位置、及
び個数より多セル構成バッファ25が使用する基本セル
数、、すなわち、1セルバッファ領域21の個数及びチ
ップパッド数を算出する。電源ブロックが配置されてい
ないIO領域において、多セル構成バッファ25が使用
する基本セル数、及びチップパッド数の分の連続使用可
能な領域を検索し、この領域に多セル構成バッファ25
配置する。
【0083】絶縁バッファ配置ステップS24で、電源
属性ZDのチェックを行い、電圧や極性が異なる電源バ
ッファが隣接し、絶縁を行なう場合は絶縁バッファ23
を配置する。
【0084】組み合わせ修正ステップS25Aで、ステ
ップS22、ステップS23A、ステップS24にて配
置したIOバッファの端子26の位置からリード18と
リード接続チップパッド19の組み合わせMPの修正箇
所を算出し、IOブロックの配置位置に合わせてリード
18とリード接続チップパッド19の組み合わせMPを
変更する。
【0085】組み合わせチェックステップS26Aで、
ステップS25Aで修正したリード18とリード接続チ
ップパッド19の組み合わせMPが組み合わせ条件SJ
Aを満たすかどうかのチェックを行なう。
【0086】組み合わせ修正ステップS25A及び組み
合わせ修正ステップS26Aは組み合わせMPが組み合
わせ条件SJAを満たすまで繰り返し行なう。
【0087】なお、このようにして得た組み合わせMP
は、実際のLSIでは対応するボンディングワイヤの配
線経路に相当する。
【0088】このように、本実施の形態では、IOバッ
ファを含む内部回路と治工具の情報を入力しているの
で、IOバッファの配置位置と治工具を考慮したリード
フレームパッケージのリードに対するチップパッドの組
み合わせを算出することができるという効果が得られ
る。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチップパ
ッドの検索方法は、組み合わせ検索ステップが、入力デ
ータから内部リードに対する最適な組み合わせの内部リ
ード接続チップパッドを自動的に算出する仮組み合わせ
検索ステップと、電源属性ZDを持つ内部リードに電源
バッファを配置する電源バッファ配置ステップと、多セ
ル及び1セル各構成バッファを配置するためのIO領域
を配置する内部回路配置ステップと、所定の絶縁バッフ
ァを配置する絶縁バッファ配置ステップと、IOバッフ
ァの端子の位置と組み合わせ検索条件より内部リードに
対する内部リード接続チップパッドの組み合わせを修正
する組み合わせ修正ステップと、組み合わせ修正後の組
み合わせチェックステップとを有し、すでに準備されて
いる治工具のデータを入力して内部リードとチップパッ
ドの組み合わせを検索することにより、治工具で予め設
定している電源配置に対応する電源バッファの位置と設
計対象のLSIの電源配置対応の電源バッファの位置と
を一致させることが可能であるので、新たな治工具を作
成する必要がなくなり、治工具作成の工数費用を削減で
きるという効果がある。
【0090】また、治工具のデータを入力して内部リー
ドとチップパッドの組み合わせを検索することにより、
IOバッファの配置位置を入力しているのでチップサイ
ズや、治工具が変更になった場合でも内部リードとチッ
プパッドと組み合わせの変更を容易にできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチップパッドの検索方法の第1の実施
の形態を示すフローチャートである。
【図2】図1に示す仮組み合わせ検索の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本実施の形態の内部リードに対するチップパッ
ドの仮組み合わせを示す検索図である。
【図4】本実施の形態の内部リードに対するチップパッ
ドの組み合わせを示す検索図である。
【図5】本発明のチップパッドの検索方法の第2の実施
の形態を示すフローチャートである。
【図6】図5に示す仮組み合わせ検索の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本実施の形態の内部リードに対するチップパッ
ドの仮組み合わせを示す検索図である。
【図8】本実施の形態の内部リードに対するチップパッ
ドの組み合わせを示す検索図である。
【図9】従来のチップパッドの検索方法の一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 接続チップパッド領域 11 内部リード接続チップパッド 12 接続不可チップパッド 13 内部リード 14 空チップパッド 15,27 分割領域 16 コーナ領域 17 コーナチップパッド 18 リード 19 リード接続チップパッド 20 リード接続チップパッド領域 21 1セルバッファ領域 22 電源バッファ 23 絶縁バッファ 24 1セル構成バッファ 25 多セル構成バッファ 26 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82 G06F 17/50

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ方式のパッケージを使用するLS
    Iの検索対象のLSIチップのデータを含むLSIチッ
    プ情報と、内部リードのデータを含むパッケージ情報
    と、内部リードの属性を含む治工具情報と、電源バッフ
    ァの使用基本セル数を含む電源バッファ情報と、IO領
    域のセルサイズを含むIO領域情報と、配置対象のIO
    バッファのデータを含む内部回路情報と、内部リードと
    チップパッドの組み合わせるための組み合わせ検索条件
    とをそれぞれ格納した各ファイルから所定のデータを読
    み込むデータ入力ステップと、入力された前記データを
    用いて内部リードとチップパッドを組み合せる組み合わ
    せ検索ステップとから成り、前記内部リードと前記チッ
    プパッドとの最適な組み合わせを得るチップパッドの検
    索方法において、 前記組み合わせ検索ステップが、前記入力データから前
    記内部リードに対する最適な組み合わせの内部リード接
    続チップパッドを自動的に算出する仮組み合わせ検索ス
    テップと、 電源属性を持つ内部リードに電源バッファを配置する電
    源バッファ配置ステップと、 多セル及び1セル各構成バッファを配置するためのIO
    領域を配置する内部回路配置ステップと、 所定の絶縁バッファを配置する絶縁バッファ配置ステッ
    プと、 IOバッファの端子の位置と組み合わせ検索条件より前
    記内部リードに対する内部リード接続用の接続チップパ
    ッドの組み合わせを修正する組み合わせ修正ステップ
    と、 組み合わせ修正後の組み合わせチェックステップと、 を有することを特徴とするチップパッドの検索方法。
  2. 【請求項2】 前記LSIチップ情報が、LSIチップ
    のレイアウトと形状データとチップパッド中心のx,y
    座標及びチップサイズの各データを有し、 前記パッケージ情報が、内部リード形状とこの内部リー
    ドの本数及びこの内部リードのボンディング座標の各デ
    ータを有し、 前記電源バッファ情報が、電源バッファが使用するLS
    Iチップ上の基本セル数と端子位置の各データを有し、 前記IO領域情報が、IO領域のx,yサイズと基本セ
    ルの大きさとコーナバッファ配置領域の大きさの各デー
    タを有し、 前記内部回路情報が、配置対象のIOバッファが使用す
    る基本セル数及び端子位置の各データを有し、 前記組み合わせ検索条件が、内部リードを接続不可能な
    チップパッドと内部リードの最低連続接続本数及び空チ
    ップパッドの最高連続個数の各データを有することを特
    徴とする請求項1記載のチップパッドの検索方法。
  3. 【請求項3】 前記仮組み合わせ検索ステップが、前記
    データ入力ステップで入力したLSIパッケージ情報
    と、LSIチップ情報と、組み合わせ検索条件とから、
    全てのチップパッドのうち内部リードが接続可能なチッ
    プパッドである接続チップパッドのうちの最左端及び最
    右端の各接続チップパッドの座標を求め、これら最左端
    及び最右端の各接続チップパッドの座標からこれら最左
    端及び最右端の各接続チップパッドを含むこれら最左端
    及び最右端の各接続チップパッド間の領域である接続チ
    ップパッド領域を算出する第1のステップと、 前記第1のステップで算出した前記接続チップパッド領
    域内の全てのチップパッド数である接続チップパッド数
    をカウントする第2のステップと、 前記第2のステップで算出した前記接続チップパッド数
    より、前記内部リードの本数を引いて内部リードが接続
    されない空チップパッドの数である空チップパッド数を
    算出する第3のステップと、 前記接続チップパッド領域を前記空チップパッド数で除
    算し分割して分割領域を算出する第4のステップと、 前記第4のステップにて算出した前記分割領域内に属す
    るチップパッドを算出する第5のステップと、 チップ内のセル配置領域のコーナ部分の領域であるコー
    ナ領域に一番近い前記分割領域内のチップパッドを空チ
    ップパッドになるよう検索する第6のステップと、 前記空チップパッド以外の前記接続チップパッドを前記
    内部リードと組合わせる第7のステップと、 前記第7のステップにて算出した前記内部リードと前記
    接続チップパッドの組み合わせが前記組み合わせ条件を
    満たすかどうかのチェックを行なう第8のステップと、 前記第8のステップのチエック結果から組み合わせを変
    更する前記内部リードと前記接続チップパッドに対し、
    一番近い前記空チップパッド位置を検索し、この検索し
    た前記空チップパッドの位置まで前記内部リードと前記
    接続チップパッドの組み合わせを前記空チップパッド方
    向に1チップパッド分の距離だけずらす第9のステップ
    と、 を有することを特徴とする請求項1記載のチップパッド
    の検索方法。
  4. 【請求項4】 リードフレームを有するパッケージを使
    用するLSIの検索対象のLSIチップのデータを含む
    LSIチップ情報と、リードのデータを含むパッケージ
    情報と、リードの属性を含む治工具情報と、電源バッフ
    ァの使用基本セル数を含む電源バッファ情報と、IO領
    域のセルサイズを含むIO領域情報と、配置対象のIO
    バッファのデータを含む内部回路情報と、リードとチッ
    プパッドの組み合わせるための組み合わせ検索条件とを
    それぞれ格納した各ファイルから所定のデータを読み込
    むデータ入力ステップと、入力された前記データを用い
    てリードとチップパッドを組み合せる組み合わせ検索ス
    テップとから成り、前記リードと前記チップパッドとの
    最適な組み合わせを得るためのチップパッドの検索方法
    において、 前記組み合わせ検索ステップが、前記入力データから前
    記リードに対する最適な組み合わせのリード接続チップ
    パッドを自動的に算出する仮組み合わせ検索ステップ
    と、 電源属性を持つリードに電源バッファを配置する電源バ
    ッファ配置ステップと、 多セル及び1セル各構成バッファを配置するためのIO
    領域を配置する内部回路配置ステップと、 所定の絶縁バッファを配置する絶縁バッファ配置ステッ
    プと、 IOバッファの端子の位置と組み合わせ検索条件より前
    記リードに対するリード接続用の接続チップパッドの組
    み合わせを修正する組み合わせ修正ステップと、 組み合わせ修正後の組み合わせチェックステップとを有
    することを特徴とするチップパッドの検索方法。
  5. 【請求項5】 前記LSIチップ情報が、LSIチップ
    のレイアウトと形状データとチップパッド中心のx,y
    座標及びチップサイズの各データを有し、 前記パッケージ情報が、リード形状とこのリードの本数
    及びこのリードのボンディング座標の各データを有し、 前記電源バッファ情報が、電源バッファが使用するLS
    Iチップ上の基本セル数と端子位置の各データを有し、 前記IO領域情報が、IO領域のx,yサイズと基本セ
    ルの大きさとコーナバッファ配置領域の大きさの各デー
    タを有し、 前記内部回路情報が、配置対象のIOバッファが使用す
    る基本セル数及び端子位置の各データを有し、 前記組み合わせ検索条件が、リードフレームの最大ワイ
    ヤ長と最小ワイヤ長とワイヤ角度とリードを接続不可能
    なチップパッドとリードの最低連続接続本数及び空チッ
    プパッドの最高連続個数の各データを有することを特徴
    とする請求項4記載のチップパッドの検索方法。
  6. 【請求項6】 前記仮組み合わせ検索ステップが、前記
    データ入力ステップで入力したLSIパッケージ情報
    と、LSIチップ情報と、組み合わせ検索条件とから、
    左右のコーナ領域に一番近接した外部接続用のリードに
    対し、前記組み合わせ検索条件を満たすとともに前記コ
    ーナ領域に一番近いコーナチップパッドを算出し、前記
    リードが接続可能なチップパッド領域であるリード接続
    チップパッド領域を算出する第1のステップと、 前記第1のステップで算出した前記リード接続チップパ
    ッド領域内の接続チップパッド数をカウントする第2の
    ステップと、 前記第2のステップで算出した前記チップパッド数より
    前記リードの本数を引いて前記リードが接続されない空
    チップパッドの数である空チップパッド数を算出する第
    3のステップと、 前記リード接続チップパッド領域を前記空チップパッド
    数で除算し分割して分割領域を算出する第4のステップ
    と、 前記第4のステップにて算出した前記分割領域内に属す
    るチップパッドを算出する第5のステップと、 チップ内のセル配置領域のコーナ部分の領域であるコー
    ナ領域に一番近い左右両端の前記分割領域内の各々のチ
    ップパッドを空チップパッドになるよう検索する第6の
    ステップと、 前記空チップパッド以外の前記リード接続チップパッド
    を前記リードと組合わせる第7のステップと、 前記第7のステップにて算出した前記リードと前記リー
    ド接続チップパッドの組み合わせが前記組み合わせ条件
    を満たすかどうかのチェックを行なう第8のステップ
    と、 前記第8のステップのチエック結果から組み合わせを変
    更する前記リードと前記リード接続チップパッドに対
    し、一番近い前記空チップパッド位置を検索し、この検
    索した前記空チップパッドの位置まで前記リードと前記
    リード接続チップパッドの組み合わせを前記空チップパ
    ッド方向に1チップパッド分の距離だけずらす第9のス
    テップと、 を有することを特徴とする請求項4記載のチップパッド
    の検索方法。
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