JP3349091B2 - カルボキシメチルセルロース塩の選択方法 - Google Patents

カルボキシメチルセルロース塩の選択方法

Info

Publication number
JP3349091B2
JP3349091B2 JP15438898A JP15438898A JP3349091B2 JP 3349091 B2 JP3349091 B2 JP 3349091B2 JP 15438898 A JP15438898 A JP 15438898A JP 15438898 A JP15438898 A JP 15438898A JP 3349091 B2 JP3349091 B2 JP 3349091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscosity
aqueous solution
fermented milk
milk
cmc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15438898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11346648A (ja
Inventor
恵一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS CO. LTD.
Original Assignee
DKS CO. LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DKS CO. LTD. filed Critical DKS CO. LTD.
Priority to JP15438898A priority Critical patent/JP3349091B2/ja
Publication of JPH11346648A publication Critical patent/JPH11346648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3349091B2 publication Critical patent/JP3349091B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dairy Products (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は醗酵乳飲料用安定剤
として使用されるカルボキシメチルセルロース塩の選択
方法に関する。さらに詳しくは、沈殿や分離が生じない
安定性の高い醗酵乳飲料の製造に用いる醗酵乳飲料用安
定剤として使用されるカルボキシメチルセルロース塩の
選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】醗酵乳飲料
には、カゼインを主体とする乳蛋白が含まれているが、
これは酸性域において凝集分離して沈殿する。醗酵乳飲
料中で前記凝集分離がおこれば、醗酵乳飲料の外観を損
い、商品価値が低下する。醗酵乳飲料の品質トラブルの
大半は凝集沈殿が原因である。
【0003】カゼインは単一タンパク質ではなく、超遠
心分離法によって測定した分子量の概数が75000〜
375000の分子の混合物であり、これ以上の集合が
おきない限り乳蛋白は沈殿しない。
【0004】しかし、乳酸菌などの繁殖により乳酸が生
産され、乳蛋白のpHがカゼインの等電点である4.6
に近づけば、電気的斥力が小さくなるため、ブラウン運
動による衝突の際に、分子引力も加わって集合し、大粒
子となったものから沈殿する。
【0005】また、カゼイン粒子がかなりの大きさをも
ち、ブラウン運動のみでは水中で重力に打ち勝つことが
できず、荷電粒子間の反発力の助けをえてようやく支え
られているものが混在するばあいには、等電点に近づい
てその電荷を失えば、前記大きなカゼイン粒子は集合し
なくても沈殿するものが生じる。
【0006】実際には、乳酸菌が繁殖してある程度乳酸
が生成すれば、含有されているカゼインが集合し、沈殿
凝固して、いわゆる醗酵乳を形成する。この醗酵乳を砕
いて撹拌すればカゼインの懸濁液がえられるが、これを
静置すれば、再び集合して沈殿する。
【0007】前記凝集分離を防止する方法としては、ペ
クチン、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロー
ス塩(CMC)などの安定剤を添加する方法があり、実
製造では、ほとんどのメーカーで採用されている。
【0008】しかし、醗酵乳飲料の凝集分離防止は、従
来の安定剤を添加する方法のみでは充分解決できるに至
っていない。その理由は、安定剤としての機能が安定剤
の種類によって、また、同じ安定剤であっても安定性に
対する効果がロットナンバーごとに大きく異なるからで
ある。たとえば一般の安定剤は、耐酸性がないため、p
Hが低いとカゼイン粒子表面に形成された安定剤の被膜
が破れ、カゼイン粒子は再び集合凝固する。また、たと
えば耐酸性に優れた安定剤であるCMCを用いると、液
の粘度が増加し、カゼイン粒子の表面に親水基をもつC
MCの被膜が生成し、安定したサスペンション(Sus
pension)となり、水で10倍に薄めて静置して
も沈殿しないようになるが、ロットナンバーが異なるこ
とによる性能のバラツキが大きい。
【0009】よって、耐酸性に優れたCMCを安定剤と
して使用することは大変有用なことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、醗酵乳飲
料の凝集分離防止が従来の安定剤を添加する方法のみで
は充分に解決できるに至っていないという問題を解決す
るために鋭意検討を重ねた結果、CMCのうちの特定の
ものが、醗酵乳飲料用安定剤として好ましい特性を有
し、かつロットナンバーが異なることによる性能のバラ
ツキが小さいことを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0011】すなわち、醗酵乳飲料用安定剤として使用
されるカルボキシメチルセルロース塩の選択方法であっ
て、エーテル化度が0.8〜1.2、1%(重量%、以
下同様)水溶液粘度が5〜50mPa・s、耐酸性が
0.5〜1.2のものを選ぶことを特徴とするカルボキ
シメチルセルロース塩の選択方法(請求項1)、および
耐酸性が、カルボキシメチルセルロース塩を無水物換算
で1.1%含む水溶液180mlに、25%酢酸水溶液
20mlを加えて均一水溶液にし、25℃恒温水槽に3
0分間おいたのちBM型粘度計で測定した粘度を粘度値
A、前記カルボキシメチルセルロース塩を無水物換算で
1%含む水溶液を25℃恒温水槽に30分間おいたのち
BM型粘度計で測定した粘度を1%水溶液粘度としたと
き、粘度値A/1%水溶液粘度で求められる請求項1記
載の方法(請求項2)に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明により選択された醗酵乳飲
料用安定剤は、乳蛋白原料を醗酵させて醗酵乳飲料を製
造するのに使用される。醗酵乳飲料に前記安定剤を含有
させることにより、醗酵乳飲料の凝集分離を充分に防止
することができ、かつロットナンバーが異なることによ
る性能のバラツキが小さくなるという効果がえられる。
【0013】前記安定剤は、エーテル化度が0.8〜
1.2、1%水溶液粘度が5〜50mPa・s、耐酸性
が0.5〜1.2のCMCである。
【0014】前記CMCのエーテル化度が0.8未満の
ばあいには、乳蛋白の凝集分離防止効果が充分でなくな
り、1.2をこえてもこの効果は薄れる。前記CMCの
粘度は目的とする醗酵乳飲料の粘度によって決まるもの
であるが、1%水溶液粘度が5〜50mPa・sと低粘
度品が好ましい。1%水溶液粘度が5mPa・s未満の
ばあい、醗酵乳飲料の凝集分離防止効果が小さく、50
mPa・sをこえると、醗酵乳原料に添加したとき粘稠
性が大きくなり、醗酵乳飲料の製造作業性が低下する。
【0015】また、醗酵乳は通常pH3.0〜4.5の
範囲になるので、使用するCMCが低pH域で粘度変化
してゲル化または粘度低下することは好ましくない。そ
れゆえ、低pH域で粘度変化の少ないものが好ましく、
耐酸性が0.5〜1.2の範囲であることが必要であ
る。CMCの耐酸性の評価方法については後述する。
【0016】本発明により選択されるCMCは従来公知
の方法で製造され、エーテル化度、1%水溶液粘度およ
び耐酸性が本発明で用いられるCMCの値になるものを
分別することによって選択される。
【0017】醗酵乳飲料用安定剤には、前記CMCが、
好ましくは50%以上、さらには70%以上、100%
以下含有される。CMCの含有率が低すぎるばあいに
は、安定剤の使用量が通常量であっても、前記CMCの
有用性が充分発揮できなくなる傾向が生じる。
【0018】前記CMC以外に含まれうる成分として
は、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロ
ピレングリコールエステルなどがあげられる。
【0019】前記安定剤の性状としては、通常、前記C
MCおよび必要により前記CMC以外に含まれる成分が
混合された粉末状である。また、前記CMCと前記CM
C以外に含まれる成分は、醗酵乳飲料を製造する際に水
溶液にするときに、それぞれ別々に添加して安定剤を形
成してもよい。
【0020】記安定剤の添加については、乳蛋白原料
を醗酵させて醗酵乳飲料を製造する際に、醗酵前、また
は醗酵中に乳蛋白原料に添加してもよく、また、醗酵後
に醗酵乳に添加してもよく、添加の方法についてはとく
に限定はないが、醗酵前に乳蛋白原料に添加するのが、
醗酵乳飲料を製造するときの乳蛋白の凝集分離を防止で
きる点から好ましい。
【0021】前記乳蛋白原料を醗酵させて醗酵乳飲料を
製造する方法には特別な限定はなく、従来から行なわれ
ている方法を、とくに限定なく用いることができる。具
体的には、たとえば以下のように製造される。
【0022】安定剤としてCMC100%品を使用する
ばあい、前記CMCを所定の脱脂粉乳に対する割合にな
るように水に溶解してCMC水溶液を調製し、えられた
CMC水溶液に、通常、50〜60℃程度で脱脂粉乳を
攪拌機を用いて溶解させて脱脂粉乳液を製造する。
【0023】つぎに、えられた脱脂粉乳液を通常の条件
でオートクレーブにかけて殺菌し、充分冷却したのち、
別に培養しておいた種菌(たとえば、醗酵乳菌であるL
ac・helveticusβ−1など)を加え、通
常、37℃で18〜20時間程度の乳酸菌醗酵を行ない
醗酵乳をうる。えられた醗酵乳は冷蔵庫で保存してお
く。
【0024】一方、目的とする醗酵乳飲料の配合にした
がって砂糖、オレンジ果汁、ブドウ糖などと水との混合
物を調製したのち、通常の条件で殺菌し、20℃まで冷
却する。
【0025】つぎに、前記混合物に、乳固形分が目的と
する割合になるように前記醗酵乳を加え、均一溶液に
し、クエン酸などでpH調整し、全量を水で調整し、1
50気圧でホモジナイザーにかけて目的とする乳固形分
の醗酵乳飲料をうる。
【0026】前記醗酵乳飲料は前記のとおり、乳製品を
乳酸菌で醗酵したものであり、糊状または液状のもので
ある。一般には、無脂乳固形分3.0%以上のものが醗
酵乳飲料とよばれ、水で3%未満にしたものは乳酸菌飲
料とよばれるが、本発明における醗酵乳飲料には両者と
も含まれる。
【0027】本発明における醗酵乳飲料に含まれる乳酸
菌は、生菌、殺菌のいずれでもよく、また、糖分、酸性
化剤、果汁、色素などの添加剤の種類、配合量などにも
とくに限定はない。
【0028】前記安定剤の添加量は、醗酵乳原料(固形
分)に対して固形分で1〜20%、好ましくは5〜10
%の範囲である。添加量は、醗酵乳原料の種類、乳固形
分濃度、醗酵の程度、その他の添加量の種類と量、醗酵
乳飲料のpH、粘度などによって決められるべきもので
あり、狭い範囲で限定することはできない。
【0029】このようにして製造される本発明による醗
酵乳飲料は乳蛋白の沈殿発生や長期間保存における乳蛋
白の凝集分離などによる商品価値の低下をきたすことが
ないという特徴を有するものである。
【0030】なお、本発明による醗酵乳飲料に、さらに
従来から添加されていたようなCMCや他の安定剤を追
添加しても何ら支障はない。
【0031】
【実施例】つぎに本発明により選択された醗酵乳飲料用
安定剤を用いた醗酵乳飲料の製法を実施例に基づき詳細
に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
【0032】なお、実施例および比較例で評価したエー
テル化度、1%水溶液粘度、耐酸性の評価方法を以下に
示す。
【0033】(エーテル化度)CMC(4水和物)1g
を精秤し、磁製るつぼにいれ、約600℃で灰化し、灰
化により生成した酸化ナトリウムに0.1N硫酸水溶液
を過剰に加え、フェノールフタレインを指示薬として過
剰の硫酸を0.1N水酸化カリウム水溶液で逆滴定し、
式(1):
【0034】
【数1】
【0035】から求めた。
【0036】(1%水溶液粘度)無水物換算したCMC
を1.0%含む水溶液200mlを調製し、均一水溶液
にしたのち、25℃恒温水槽に30分間おいたのちの粘
度をBM型粘度計で測定した。
【0037】(耐酸性)無水物換算したCMCを1.1
%含む水溶液180mlを調製し、これに25%酢酸水
溶液20mlを加えて均一水溶液にした(pH約4)。
【0038】前記酢酸水溶液の添加後スターラーで均一
溶液にしたのち、25℃恒温水槽に30分間おいたのち
の粘度をBM型粘度計で測定した(これを粘度値Aとす
る)。
【0039】えられた粘度値Aおよび前記1%水溶液粘
度を用いて、式(2):
【0040】
【数2】
【0041】から算出した。
【0042】実施例1〜9および比較例1〜6 表1に示した特性のCMCを表1に示した脱脂粉乳に対
する割合になるように水に溶解して全量が2000gに
なるようなCMC水溶液を調製した。用いたCMCの量
は、後述する脱脂粉乳500gに対して、たとえば5%
のばあいは25g、10%のばあいは50gである。
【0043】つぎに前記2000gのCMC水溶液に5
0〜60℃で脱脂粉乳500gを攪拌機を用いて溶解さ
せ、20%脱脂粉乳液をえた。
【0044】前記脱脂粉乳液を1000mlの三角フラ
スコ3個に分けて移し、綿栓をして、そのうえからアル
ミホイルで覆った。
【0045】前記脱脂粉乳液が入った三角フラスコを1
21℃、5分間オートクレーブにかけて殺菌したのち、
流水で充分冷却した。
【0046】冷却後、別に培養しておいた種菌(醗酵乳
菌、Lac・helveticusβ−1)を加え、綿
栓をして、アルミホイルをかぶせたのち、37℃で18
〜20時間乳酸菌醗酵を行ない、乳固形分5〜20%の
醗酵乳をえた。えられた醗酵乳は冷蔵庫で保存した。
【0047】一方、表2の配合にしたがって砂糖、オレ
ンジ果汁、ブドウ糖、水(全量2000gになるうちの
一部)の混合物を調製したのち、90℃で10分間殺菌
し、20℃まで冷却した。
【0048】つぎに、前記混合物に、乳固形分が表2記
載の割合になるように醗酵乳をそれぞれ加え、均一溶液
とし、これにクエン酸を添加してpHメーターでpH
3.4〜3.7になるように調整し、全量2000gに
なるように水を加えたのち、150気圧でホモジナイザ
ーにかけ、乳固形分の異なる2種の醗酵乳飲料をえた。
【0049】えられた醗酵乳飲料のそれぞれを100m
l容で高さ250mmの目盛りつきガラス円筒管にと
り、冷蔵庫中で5℃で14日間放置した。
【0050】14日間経過後、それぞれのガラス円筒管
中の状態を観察し、乳蛋白の沈殿量を沈殿量mlとして
読みとった。
【0051】結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】実施例10〜18 水2000gに50〜60℃で脱脂粉乳500gを攪拌
機を用いて溶解させ、安定剤を含まない20%脱脂粉乳
液をえた。
【0055】前記脱脂粉乳液を1000mlの三角フラ
スコ3個に分けて移し、綿栓をして、そのうえからアル
ミホイルで覆った。
【0056】前記脱脂粉乳液が入った三角フラスコを1
21℃、5分間オートクレーブにかけて殺菌したのち、
流水で充分冷却した。
【0057】冷却後、別に培養しておいた種菌(醗酵乳
菌、Lac・helveticusβ−1)を加え、綿
栓をして、アルミホイルをかぶせたのち、37℃で18
〜20時間乳酸菌醗酵を行ない、乳固形分5〜20%の
醗酵乳をえた。えられた醗酵乳を冷蔵庫で保存した。
【0058】一方、表2の配合にしたがって砂糖、オレ
ンジ果汁、ブドウ糖、水(全量2000gになるうちの
一部)の混合物を調製したのち、90℃で10分間殺菌
し、20℃まで冷却した。
【0059】つぎに、前記混合物に、乳固形分が表2記
載の割合になるように醗酵乳をそれぞれ加え、均一溶液
とし、ついで、表3に示した特性のCMCを表3に示し
た脱脂粉乳に対する割合になるように溶解した。これに
クエン酸を添加してpHメーターでpH3.4〜3.7
になるように調整し、全量2000gになるように水を
加えたのち、150気圧でホモジナイザーにかけ、乳固
形分の異なる2種の醗酵乳飲料をえた。
【0060】なお、CMCは乳固形分1.0%、5.0
%のそれぞれのばあいについて、えられた醗酵乳の乳固
形分からもとの脱脂粉乳の量を計算して、脱脂粉乳に対
する割合が5、8、10%になるように添加した。
【0061】えられた醗酵乳飲料のそれぞれを100m
l容で高さ250mmの目盛りつきガラス円筒管にと
り、冷蔵庫中で5℃で14日間放置した。
【0062】14日間経過後、それぞれのガラス円筒管
中の状態を観察し、乳蛋白の沈殿量を沈殿量mlとして
読みとった。
【0063】結果を表3に示す。
【0064】
【表3】
【0065】
【発明の効果】本発明の方法により選択した安定剤を添
加配合した醗酵乳飲料は、乳蛋白の沈殿発生、凝集分離
のない商品価値の高いものとなる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 醗酵乳飲料用安定剤として使用されるカ
    ルボキシメチルセルロース塩の選択方法であって、エー
    テル化度が0.8〜1.2、1重量%水溶液粘度が5〜
    50mPa・s、耐酸性が0.5〜1.2のものを選ぶ
    ことを特徴とするカルボキシメチルセルロース塩の選択
    方法
  2. 【請求項2】 耐酸性が、カルボキシメチルセルロース
    塩を無水物換算で1.1重量%含む水溶液180ml
    に、25重量%酢酸水溶液20mlを加えて均一水溶液
    にし、25℃恒温水槽に30分間おいたのちBM型粘度
    計で測定した粘度を粘度値A、前記カルボキシメチルセ
    ルロース塩を無水物換算で1重量%含む水溶液を25℃
    恒温水槽に30分間おいたのちBM型粘度計で測定した
    粘度を1重量%水溶液粘度としたとき、粘度値A/1重
    量%水溶液粘度で求められる請求項1記載の方法。
JP15438898A 1998-06-03 1998-06-03 カルボキシメチルセルロース塩の選択方法 Expired - Fee Related JP3349091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15438898A JP3349091B2 (ja) 1998-06-03 1998-06-03 カルボキシメチルセルロース塩の選択方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15438898A JP3349091B2 (ja) 1998-06-03 1998-06-03 カルボキシメチルセルロース塩の選択方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11346648A JPH11346648A (ja) 1999-12-21
JP3349091B2 true JP3349091B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=15583055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15438898A Expired - Fee Related JP3349091B2 (ja) 1998-06-03 1998-06-03 カルボキシメチルセルロース塩の選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3349091B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101522037B (zh) * 2006-10-11 2013-07-17 株式会社明治 发酵乳饮料或发酵乳饮料的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11346648A (ja) 1999-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0938266B1 (en) Gellan gum to improve physical stability of liquid nutritional products
CN101001538B (zh) 用于增强饮料中胶体稳定性的钙稳定的高酰基吉兰糖胶
KR100308533B1 (ko) 칼슘을강화한유산균음료류의제조방법과그제품
CN104304451A (zh) 一种褐色乳酸菌饮料稳定剂、杀菌型褐色乳酸菌饮料及其制备方法
JPH11332476A (ja) 酸性蛋白食品及びその製造法
JP4484992B2 (ja) 食品添加剤スラリー組成物及びパウダー組成物、並びにこれらを含有する食品組成物
JP4107380B2 (ja) 食品添加剤組成物、及びこれを含有する食品組成物
JP3349091B2 (ja) カルボキシメチルセルロース塩の選択方法
JP4316301B2 (ja) 層状デザートの製造方法
JP3706454B2 (ja) 酸性乳飲料用安定剤および酸性乳飲料
JP3462637B2 (ja) 安定剤およびそれを用いた酸性乳飲料ならびに乳酸菌飲料
JPH0515319A (ja) 水難溶性塩類の分散法およびそれを分散してなる飲用組成物
JP3090235B2 (ja) カルシウム強化食品及びその製造法
JP3853525B2 (ja) 積層デザートの製造法
JP3937095B2 (ja) 酸性乳飲料の製造方法
JP7349814B2 (ja) 液状発酵乳及びその製造方法
JP4187945B2 (ja) 酸性乳飲料及びその製造方法
JPH06169737A (ja) ココア飲料
JP4040919B2 (ja) 炭酸カルシウムスラリー組成物及びそれを配合したカルシウム強化飲料
JP3903452B2 (ja) 酸性乳飲料およびその製造方法
JP3009585B2 (ja) 酸性乳飲料安定化組成物および酸性乳飲料
JP2003047400A (ja) 発酵乳食品及びその製造方法
JPS62126932A (ja) 酸乳食品
JP3751948B2 (ja) 乳含有飲料用カルボキシメチルセルロースナトリウム
JPS5945335B2 (ja) 安定な乳酸菌飲料の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees