JP3348908B2 - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP3348908B2
JP3348908B2 JP10691893A JP10691893A JP3348908B2 JP 3348908 B2 JP3348908 B2 JP 3348908B2 JP 10691893 A JP10691893 A JP 10691893A JP 10691893 A JP10691893 A JP 10691893A JP 3348908 B2 JP3348908 B2 JP 3348908B2
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和浩 山内
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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラへの搭載に好適
する赤外光多点アクティブ方式の測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被写体までの距離(焦点距離)
を測距する場合に、撮影画面内の被写体配置等により発
生する誤測距を少なくするために撮像画面内を多点にわ
たって測距する測距装置がある。
【0003】例えば、本出願人が出願した実願平4−0
11179号に提案する斜め投光横配置複数発光部方式
がある。また、特開昭62−223734号公報に提案
される水平投光縦配置複数受光部方式や、特公平3−2
245号公報に提案される複数の投光部からの信号光が
同一被写体距離で反射された場合に1つの受光部の異な
る位置に入射し、そのずれ量を補正し、同一距離と判定
する水平投光横配置単一受光部方式や、特開昭58−9
013号公報に提案される基線長方向に複数光ビームを
照射可能な投光部と1対1の関係位置に受光部を複数配
置する水平投光横配置複数受光部方式などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した各公
報に提案される従来例は、以下のような問題点を含んで
いる。まず、実願平4−0011179号に提案される
測距装置は、PSDのチップ面積が大きく、製造原価
(コスト)が高い。さらにパノラマ等の撮影を行うトリ
ミングカメラへの搭載には適していない。
【0005】また、特開昭62−223734号公報に
提案される測距装置は、カメラに搭載した際に投光部ま
たは受光部の配置位置が特定され、カメラを持つ撮影者
の手が投光部または受光部を覆いやすい位置となり、誤
測距を招きやすい。
【0006】さらに特公平3−2245号公報に提案さ
れる測距装置は、ノイズ光が増え、分解能が低下する。
さらに有害光を拾いやすい等の問題点がある。また、特
開昭58−9013号公報に提案される測距装置は、投
受光部の位置関係をデザインや機構部の配置などのため
に、任意に設計すると機能、性能、コストを満足しない
恐れがある。
【0007】そこで本発明は、撮影画面内の複数の点を
高精度に測距し、カメラに搭載しても機能及び性能の低
下を防止し、コストのアップを防止する測距装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の発光素子及びこの発光素子からの光
を集光し、基線方向に並列した複数の光を対象物に向け
て投光する投光レンズを含む投光手段と、上記投光レン
ズの光軸と所定の基線長隔置され、該投光レンズの光軸
と平行な光軸を有する受光レンズ及びこの受光レンズに
より上記対象物で反射した光が結像される複数の受光素
子を含む受光手段と、上記複数の受光素子が出力する距
離信号に基づいて、上記対象物との距離を演算する演算
手段と、を備え上記受光素子の間隔は、少なくとも上
記投光レンズの焦点距離上記受光レンズの焦点距離
上記基線長によって決定される測距装置を提供する。
【0009】さらに、複数の発光素子及びこの発光素子
からの光を集光し、基線方向に並列した複数の光を対象
物に向けて投光する投光レンズを一体に形成された投光
手段と、上記投光レンズの光軸と所定の基線長隔置さ
れ、該投光レンズの光軸と平行な光軸を有する受光レン
ズ及びこの受光レンズにより上記対象物で反射した光が
結像される複数の受光素子を含む受光手段と、上記複数
の受光素子が出力する距離信号に基づいて、上記対象物
との距離を演算する演算手段と、を備え、上記受光素子
の間隔は、少なくとも上記投光レンズの焦点距離、上記
受光レンズの焦点距離及び上記基線長によって決定され
る測距装置を提供する。上記受光素子の間隔は、さらに
上記投光レンズの像倍率を加味して決定される。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】以上のような構成の測距装置は、投光手段から
対象物へ複数の発光素子からの光を投光レンズで集光し
て投光し、対象物で反射した光を受光レンズを介して、
複数の受光素子で受光して、得られた距離信号に基づい
て演算手段により対象物までの距離が演算され、受光素
子は、投光レンズの光軸と所定の基線長方向に間隔をあ
けて配置され、それらの間隔は、少なくとも投光レンズ
の焦点距離、受光レンズの焦点距離及び基線長によって
決定される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には、本発明による第1実施例装置と
してのカメラに搭載される測距装置の概略的な構成を示
し説明する。
【0016】この測距装置は、図示しないカメラの上側
に配置され、投光レンズ2の光軸はカメラの撮影レンズ
の光軸と平行になるように配置される。そして赤外LE
D3は、撮影画面の略中央部を測距するための発光部3
−C、撮影画面の略左側部を測距するための発光部3−
L、撮影画面の略右側部を測距するための発光部3−R
の3つの発光部からなり基線方向に並置される。
【0017】これら3つの発光部からの測距用光は投光
レンズを介して、前方の3方向に投光される。この測距
用光が被写体1に照射される。前記被写体1からの反射
光をPSD5の受光面に結像させる受光レンズ4の光軸
は、投光レンズ2の光軸と平行で、その光軸間の距離す
なわち基線長はSとする。
【0018】前記PSD5は、撮影画面の略中央部を測
距するための受光部5−C、撮影画面の略左側部を測距
するための受光部5−L、撮影画面の略右側部を測距す
るための受光部5−Rの3つの受光部からなり基線方向
に並置されている。図2には、このPSD5の各受光部
とスポット像との関係を示す。
【0019】本実施例は、このように構成される測距装
置において、発光部、投光レンズ、受光部および受光レ
ンズをどのように配置すれば、機能,性能およびコスト
を最も満足するかを関係式によって示したものである。
【0020】以下、その関係式について説明する。ま
ず、撮影画面の略中央部を測距するための投受光部と撮
影画面の略左側部を測距するための投受光部の関係につ
いて説明する。
【0021】前記発光部3−Cの発光部中心と前記発光
部3−Lの発光部中心の間の距離をP1 、前記投光レン
ズ2の焦点距離をft とすると、投光レンズ光軸を通り
撮影画面の略中央部を測距する前記発光部3−Cからの
投光ビ−ムと、撮影画面の略左側部を測距する前記発光
部3−Lからの投光ビ−ムとのなす角度θ 1 は下記の式
で当てられる。
【0022】
【数7】 また、撮影画面の略中央部の最至近測距々離をL0min
最遠測距々離をL0maxとすると、被写体がL0minからL
0maxまで移動したときの前記受光部5−C上に結像して
いるスポット像の中心の基線方向の移動距離x0 は、下
記の式で与えられる。
【0023】
【数8】 また前記受光部5−C上に結像しているスポット像7−
Cの基線方向の幅をd0、受光部5−Cとスポット像7
−Cの基線方向の位置調整余裕をα0 とすると、受光部
5−Cの基線方向に最低限必要な長さT0 は下記の式で
与えられる。 T0 0 +2α0 +x0 …(3) この(3)式に(2)式を代入すると、
【0024】
【数9】 また図3に示すように、前記受光部5−L上に結像して
いるスポット像7−Lの基線方向の幅を 1 、受光部5
−Lとスポット像7−Lの基線方向の位置調整余裕をα
1 、電極8を設けるために必要な隣接する受光部の最小
必要間隔をβ、撮影画面の略左側部の最遠距々離をL
1max、前記受光レンズ4の光軸と前記PSD5の受光面
とが交わる位置をX点とすると、X点と受光部5−L上
に結像するL1maxからのスポット像中心との間の距離Q
1 は下記の式で与えられる。
【0025】
【数10】 そして、前記発光部3−Lから投光されて無限遠とみな
せる被写体からの反射光がPSD5の受光面に結像した
ときに、このスポット像をL1 からのスポット像とす
ると、L1 からのスポット像中心と受光部5−L上に
結像するL1maxからのスポット像中心との間の距離V1
は下記の式で与えられる。
【0026】
【数11】 従って、X点とL1 からのスポット像中心との間の距
離U1 は下記の式で与えられる。 U1 =Q1 −V1 …(7) (7)式に(5)式と(6)式を代入すると、
【0027】
【数12】 ここで、図1に示すように受光レンズ4の光軸とL1
らPSD5の受光面に結像する光ビ−ムとのなす角度
は、投光レンズ2の光軸と受光レンズ4の光軸が平行で
あることから、距離Q1 に等しいものとする。従って、
距離Q1 は下記の式でも与えられる。
【0028】
【数13】 また、(1)式と(9)式とから下記の式が成り立つ。
【0029】
【数14】 次に撮影画面の略中央部を測距するための投受光手段と
撮影画面の略右側部を測距するための投受光手段の関係
について説明する。
【0030】前記発光部3−Cの発光部中心と前記発光
部3−Rの発光部中心の間の距離をP-1とすると、投光
レンズ光軸を通り撮影画面の略中央部を測距する前記発
光部3−Cからの投光ビ−ムと撮影画面の略右側部を測
距する前記発光部3−Rからの投光ビ−ムとのなす角度
θ -1は下記の式で与えられる。
【0031】
【数15】 また撮影画面の略右側部の最至近測距々離をL-1min
最遠測距々離をL-1maxとすると、被写体がL-1min
らL-1max まで移動したときの前記受光部5−R上に結
像しているスポット像の中心の基線方向の移動距離x-1
は下記の式で与えられる。
【0032】
【数16】 また前記受光部5−R上に結像しているスポット像7−
Rの基線方向の幅を -1、受光部5−Rとスポット像7
−Rとの基線方向の位置調整余裕をα-1とすると、受光
部5−Rの基線方向に最低限必要な長さT-1は下記の式
で与えられる。
【0033】
【数17】 (13)式に(12)式を代入すると、
【0034】
【数18】 また、前記発光部3−Cから投光されて無限遠とみなせ
る被写体からの反射光がPSD5の受光面に結像したと
きの光ビ−ム、つまりL0 からの光ビ−ムと受光レン
ズ4の光軸とは同一直線上にあるのでX点と受光部5−
C上に結像するL0maxからのスポット像中心との間の距
離V0 は下記の式で与えられる。
【0035】
【数19】 従って、前記発光部3−Rから投光されて無限遠とみな
せる被写体からの反射光がPSD5の受光面に結像した
ときのスポット像つまりL-1 からのスポット像中心と
X点との間の距離U-1は下記の式で与えられる。
【0036】
【数20】 (16)式に(15)式を代入すると、
【0037】
【数21】 ここで(9)式と同様に下記の式が成り立つ。
【0038】
【数22】 また(11)式と(18)式から下記の式が成り立つ。
【0039】
【数23】 以上、本実施例では、3つの発光部と3つの受光部によ
り撮影画面の3方向を測距する場合の測距装置について
説明してきたが、発光部と受光部が更に増えても同様の
関係式が成り立つ。
【0040】例えば、図4に示すように、5つの発光部
と5つの受光部により撮影画面の5方向を測距する場合
の測距装置について、撮影画面の最も外側を測距するた
めの投受光手段の関係式は、(10)式及び(19)式
と同様に、下記の式で与えられる。
【0041】
【数24】 また同様に、前記関係式を一般的な式で表すために複数
の光ビ−ムのうち前方略中央部に投光する光ビ−ムを0
番目とし、投光レンズからみて受光レンズ側とは反対の
方向、つまり投光レンズが前方に向かって左側、受光レ
ンズが前方に向かって右側にある場合は、左側の方向に
1ずつ増加し、受光レンズの方向には1ずつ減少する整
数をnとしたときに0番目の投光ビ−ムの発光部中心と
n番目の投光ビ−ムの発光部中心の間の距離をPn 、n
番目の投光ビ−ムで測距する最至近測距々離をLnmin
最遠測距距離をLnmax、n番目の投光ビ−ムが受光部上
に結像したときのスポット像の基線方向の幅をdn 、n
番目の投光ビ−ムを受光を受光部とそこに結像するスポ
ット像の基線方向の位置調整余裕をαn とすると下記の
式が成り立つ。nが正のときは、
【0042】
【数25】 次に前述した関係式が成り立たない場合を考えてみる。
先に図1乃至図3に示した実施例において、簡略化して
考えてみるために、図5に示すように、3方向の最遠測
距距離を全て無限遠とした場合を例として説明する。こ
のとき(10)式と(19)式はそれぞれ下記の式とな
る。
【0043】
【数26】 そして受光面上に結像しているスポット像の基線方向の
幅dn は、投受光レンズの収差が無い理想的な状態では
前記発光部の基線方向の幅をdn * とした場合下記の式
で与えられる。
【0044】
【数27】 従って、(24)式、(25)式に(26)式を代入す
ると下記の式になる。
【0045】
【数28】 ここで、(27)式と(28)式が成り立つように投受
光手段が構成されている状態からfj のみを変更した場
合を考えてみる。
【0046】まず、fj が短くなってfj となった場
合であるが、(27)式、(28)式より( α0 +α1
+β) および( α0 +α-1+β) が同様に小さくならな
ければならない。ところがαn は受光面とそこに結像す
るスポット像の位置調整余裕なのでこれを小さくすると
歩留りが悪くなって生産が出来なくなってしまう。また
βは隣接する受光部の最小必要間隔なのでこれをこれ以
上小さくすることは出来ない。つまりfj だけを短くす
ると正確に測距できる距離範囲が狭くなってしまい測距
装置としての機能を満足しなくなってしまう。
【0047】次にfj が長くなってfj となった場合
であるが、前記(27)式、(28)より、( α0
α1 +β) および( α0 +α-1+β) が、同様に大きく
ならなければならない。ところが、これらαn またはβ
を大きくすることは、PSDのチップサイズを大きくす
ることになり、コストが高くなってしまう。
【0048】また、必要以上にαn を大きくすること
は、ノイズとなる背景光電流を増加し、また測距分解能
も低下させることになるため、結果的に測距装置として
の性能を悪化させてしまうことになる。
【0049】つまり(22)式、(23)式を満足する
ように、投受光部を配置すれば機能、性能およびコスト
を最も満足する測距装置を得ることが出来る。次に図6
には、本発明による第2実施例としてのカメラに搭載さ
れる発光部にレンズが設けらた測距装置の概略的な構成
を示し説明する。図6はレンズ付の赤外LEDを示し、
発光部3−R、3−C、3−Lからの赤外光を集光する
ためのレンズを一体に形成している樹脂パッケ−ジ9が
設けられている。このパッケ−ジレンズの像倍率をγと
すると発光部3−Cの発光部3−Lの発光部中心の間の
見かけ上の距離P1 ′および発光部3−Cの発光部中心
と発光部3−Rの発光部中心の間の見かけ上の距離
-1′はそれぞれ下記の式で与えられる。
【0050】 P1 ′=γP1 …(29) P-1′=γP-1 …(30) 従って、この実施例では、(22)式および(23)式
の左辺をγPn /ftとして考えれば良い。
【0051】次に図7には、本発明による第3実施例と
して、1つの発光部で複数の方向に光ビ−ムを投光する
場合について説明する。図7は、発光部が1つの赤外L
ED10が基線方向に移動して、前方3方向に向けて光
ビ−ムを投光している状態を示す図である。
【0052】前方略中央部に光ビ−ムを投光する位置を
C、前方略左側部に光ビ−ムを投光する位置をL、前方
略右側部に光ビ−ムを投光する位置をRとする。この場
合CからLへ移動した距離をP1 、CからRへ移動した
距離をP-1として考えれば、図1乃至図3で前述した第
1実施例と同様に、投受光レンズの関係式を導き出すこ
とができる。
【0053】以上説明したように、本実施例に示す関係
式により投受光手段の配置を決定すれば機能、性能、コ
ストを満足する多点測距装置を実現することができる。
また、この測距装置をカメラに用いた場合、撮影画面中
央部に主要被写体がない場合のいわゆる中ぬけを防止す
ることができる等の有用な利点がある。また本発明は、
前述した実施例に限定されるものではなく、他にも発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や応用が可能であ
ることは勿論である。以上の実施形態について説明した
が、本明細書には以下のような発明も含まれている。 (1)複数の発光素子からなる発光手段と、前記発光素
子からの光を集光し基線方向に並列した複数の光を対象
物に向けて投光する投光レンズと、この投光レンズの光
軸と所定の基線長隔置され、該投光レンズの光軸と平行
な光軸を有する受光レンズと、この受光レンズにより前
記対象物で反射した光を結像される、複数の受光素子か
らなる受光手段と、前記複数の受光素子が出力する距離
信号の内一つを選択し、前記対象物との距離を演算する
演算手段と、を具備しており、前記投光レンズの焦点距
離をft 、受光レンズの焦点距離をfj 、基線長を
S、前記複数の発光素子の内の、中央の発光素子中心と
受光部側で隣接する発光素子中心との距離をP1 、前
記複数の発光素子の内の、中央の受光素子に結像する前
記反射光像の基線方向の巾をdO 、前記複数の受光素
子の内の、投光素子とは反対側に隣接する受光素子に結
像する反射光像の、基線方向の巾をd1 、前記複数の
受光素子の内の、中央の受光素子とこれに結像する反射
光像の、基 線方向の位置調整余裕をα0 、前記複数の
受光素子の内の、投光素子とは反対側の受光素子とこれ
に結像する反射光像の、基線方向の位置調整余裕をα1
、前記隣接する複数の受光素子の最小必要間隔をβ、
前記中央の受光素子にて測定できる対象物の最至近距離
をLomin、前記複数の発光素子の内の、投光素子と
は反対側で隣接する受光素子にて測定できる対象物の最
遠距離をL1max、とした場合、
【数1】 の条件を満足することを特徴とする測距装置。 (2) さらに前記複数の発光素子の内の、中央の発光
素子中心と受光部とは反対側で隣接する発光素子中心と
の距離をP−1、前記複数の発光素子の内の、投光素子
側に隣接する受光素子に結像する反射光像の、基線方向
の幅をd−1、前記複数の受光素子の内の、投光素子側
の受光素子とこれに結像する反射光像の、基線方向の位
置調整余裕をα−1、前記中央の受光素子にて測定でき
る対象物の最遠距離をL0max、前記複数の発光素子
の内の、投光素子側で隣接する受光素子にて測定できる
対象物の最至近距離をL−1min 、とした場合、
【数2】 の条件を満足することを特徴とする、上記(1)項に記
載の測距装置。 (3) 前記基線方向の画面中心から画面両端までの撮
影範囲画角をθTL、 前記複数の発光素子の内、中央の
発光素子と最も外側にある発光素子中心との距離をPn
、とした場合、
【数3】 の条件を満足することを特徴とする、上記(1)項に記
載の測距装置。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、撮
影画面内の複数の点を高精度に測距し、カメラに搭載し
ても機能及び性能の低下を防止し、コストのアップを防
止する測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例装置としてのカメラに
搭載される測距装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】図1に示したPSDの各受光部とスポット像と
の関係を示す図である。
【図3】被写体からの反射光の入射と受光部の位置の関
係を示す図である。
【図4】撮影画面の5方向を測距する測距装置の構成例
を示す図である。
【図5】3方向の最遠測距距離を全て無限遠とした場合
の例を示す図である。
【図6】本発明による第2実施例として発光部にレンズ
が設けらた構成例を示す図である。
【図7】本発明による第3実施例として、1つの発光部
で複数の方向に光ビ−ムを投光する構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…被写体、2…投光レンズ、3…赤外LED、3−
C,3−L,3−R…発光部、4…受光レンズ、5…P
SD、5−C,5−L,5−R…受光部、6…処理回
路、7−C,7−L,7−R…スポット像、8…電極、
9…樹脂パッケ−ジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/00 G03B 13/36 G01C 3/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光素子及びこの発光素子からの
    光を集光し、基線方向に並列した複数の光を対象物に向
    けて投光する投光レンズを含む投光手段と、 上記投光レ
    ンズの光軸と所定の基線長隔置され、該投光レンズの光
    軸と平行な光軸を有する受光レンズ及びこの受光レンズ
    により上記対象物で反射した光が結像される複数の受光
    素子を含む受光手段と、上記 複数の受光素子が出力する距離信号に基づいて、
    対象物との距離を演算する演算手段と、 を備え、 上記受光素子 の間隔は、少なくとも上記投光レンズの焦
    点距離上記受光レンズの焦点距離及び上記基線長に
    って決定されることを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 複数の発光素子及びこの発光素子からの
    光を集光し、基線方向に並列した複数の光を対象物に向
    けて投光する投光レンズを一体に形成された投光手段
    と、 上記投光レンズの光軸と所定の基線長隔置され、該投光
    レンズの光軸と平行な光軸を有する受光レンズ及びこの
    受光レンズにより上記対象物で反射した光が結像される
    複数の受光素子を含む受光手段と、 上記複数の受光素子が出力する距離信号に基づいて、上
    記対象物との距離を演算する演算手段と、 を具備しており、 上記受光素子の間隔は、少なくとも上記投光レンズの焦
    点距離、上記受光レンズの焦点距離及び上記基線長によ
    って決定されることを特徴とする測距装置。
  3. 【請求項3】 上記受光素子の間隔は、さらに上記投光
    レンズの像倍率を加味して決定されることを特徴とする
    請求項2に記載の測距装置。
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