JP3348816B2 - 小型滑走艇の水ジェット推進装置 - Google Patents

小型滑走艇の水ジェット推進装置

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JP3348816B2 JP03871496A JP3871496A JP3348816B2 JP 3348816 B2 JP3348816 B2 JP 3348816B2 JP 03871496 A JP03871496 A JP 03871496A JP 3871496 A JP3871496 A JP 3871496A JP 3348816 B2 JP3348816 B2 JP 3348816B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型滑走艇の水ジェ
ット推進装置に関し、詳しくは該水ジェット推進装置の
船底開口部のグレートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水ジェット推進装置を備えた小型滑走艇
においては、吸入ダクトの船底開口部にグレートを設け
ることが行われている。このグレートは、通常、前後方
向に延びる複数本のロッドを有するすのこ部材で形成さ
れている。この種のグレートの従来例を開示する文献に
は、例えば実公昭54−31759号公報、実公昭55
−28640号公報などがある。
【0003】従来、上記グレートの取り付け方法とし
て、グレートの前端部を吸入ダクトの船底開口部の前端
縁部にボルト等で締結するとともに、グレートの後端部
は吸入ダクトの船底開口部の後端縁部を形成するリップ
部(吸水口リップ部)に対して下面からボルト等で締結
する取り付け方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のグレートの取り付け方法にあっては、グレートの後
端部に前記吸水口リップ部の先端形状と同じ形状を持た
せるか、あるいは該吸水口リップ部に前記グレートと嵌
合する溝を形成する必要があるため、該グレートと該吸
水口リップ部との間に段差及び隙間が生じやすく、ま
た、水ジェット推進装置の仕様変更等に対応して吸水口
リップ部のリップ形状を変更する必要があるが、その場
合、リップ形状の変更の度にグレートの形状も変更しな
ければならない。
【0005】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、吸水口リップ部とグ
レートとの間の段差及び隙間を無くすことができ、吸水
口リップ部の形状の変更を容易に行うことができ、しか
も吸入ダクト内の水流に対して整流作用を与えることが
できるグレート構造を有する小型滑走艇の水ジェット推
進装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンにより駆動されるポンプにより、船底に開口する吸
入ダクトを通して水を吸い込むとともに、吸い込んだ水
を加圧して船体後端部より後方へ噴出する小型滑走艇の
水ジェット推進装置において、前記吸入ダクトの船底開
口部にグレートを設け、該グレートの一端部を前記船底
開口部の前縁部に取り付けるとともに、該グレートの他
端部を前記吸入ダクトの上側又は側部に取り付け、該グ
レートは取り付け状態でその中間部が前記船底開口部の
後縁部に所定隙間を有して近接する構成とすることによ
り、上記目的を達成するものである。
【0007】請求項2の発明は、エンジンにより駆動さ
れるポンプにより、船底に開口する吸入ダクトを通して
水を吸い込むとともに、吸い込んだ水を加圧して船体後
端部より後方へ噴出する小型滑走艇の水ジェット推進装
置において、前記吸入ダクトの船底開口部にグレートを
設け、該グレートはその前部で前記吸入ダクトの前端近
傍に取り付けられ、該グレートは、取り付け状態で、そ
の中間部が前記船底開口部の後縁部に所定隙間を有して
近接するとともに、前記中間部で上向きに屈曲されて上
方へ延び出すことでその先端部が前記吸入ダクトの上側
又は側部に近接する構成とすることにより、上記目的を
達成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明を適用した小型滑走艇の
水ジェット推進装置の第1実施例の縦断面図であり、図
2は図1の水ジェット推進装置の底面図である。図1及
び図2において、船体10の後部船底には吸入ダクト1
1が形成されており、該吸入ダクト11は船底開口部
(吸水口)12から船尾開口部(不図示)へ至る前後方
向の水路を形成している。前記吸入ダクト11の内部に
軸流型のポンプ13が装着されている。
【0009】前記船体10はプラスチック成形品のデッ
キ及びハルを接合した中空殻構造をしており、この船体
10の内部にエンジン14が搭載されている。図示のエ
ンジン14は(減速機を含めた)駆動源ユニットを示し
ており、該エンジン(駆動源ユニット)14の出力軸に
はカップリング16を介してドライブシャフト17がト
ルク伝達可能に連結されている。
【0010】前記ドライブシャフト17は、船体10内
部から前記吸入ダクト11内部を通して前記ポンプ13
へ延在しており、その先端(後端)部の近傍に該ポンプ
のインペラ18が取り付けられている。また、前記ドラ
イブシャフト17は船体10内部に取り付けられた密封
軸受ユニット19により密封状態で軸支されており、そ
れによってドライブシャフト貫通孔から船体内部への水
の浸入防止が図られている。なお、前記密封軸受ユニッ
ト19は船体10の貫通孔周りに密封固着されたプラス
チック製ブラケット20に密封状態で取り付けられてい
る。
【0011】図1において、符号21はポンプ13のポ
ンプケースを示す。このポンプケース21は、前記イン
ペラ18を囲むダクト部分を形成するハウジング22と
インペラ18の後流側に位置する整流翼を形成するガイ
ドベーン23とポンプ中心部を形成するハブ24とを一
体に有する部材であり、例えばアルミの鋳造品で作られ
ている。前記ハブ24の中心穴に装着されたベアリング
25、25により、前記ドライブシャフト17の後端部
が回転自在に軸支されている。
【0012】前記ポンプケース21の後端面にはノズル
部材26が接続されている。このノズル部材26は前記
ハブ24の後部のコア形状27と協働して水噴出ノズル
を形成するものである。前記ノズル部材26の後端部に
は、左右方向に遠隔操作可能なダクト部材28が取り付
けられている。このダクト部材28は、小型滑走艇の操
向装置として使用されるものであり、運転者のハンドル
操作によって左右方向の向きをコントロールされる。
【0013】図1及び図2において、前記ポンプケース
21の前端面には封止材(シール材)29を介して円環
状のガイド部材30が装着されており、該ガイド部材3
0の下部(底部)には吸水口リップ部31が一体に形成
されている。この吸水口リップ部31は前記吸入ダクト
11の船底開口部12の後縁部を形成している。また、
前記ポンプ13の下側は板状のポンプカバー32によっ
て覆われている。
【0014】以上により、エンジン14により駆動され
るポンプ13により、船底に開口する吸入ダクト11を
通して水を吸い込むとともに、吸い込んだ水を加圧して
船体後端部より後方へ噴出する小型滑走艇の水ジェット
推進装置が構成されている。そして、前記吸入ダクト1
1の船底開口部(吸水口)12の近傍には、すのこ状を
したグレート40が取り付けられている。
【0015】図1及び図2において、前記グレート40
は、両端のブラケット41、42の間を前後方向に延び
る複数本(図示の例では4本)のロッド43a、43
b、43b、43aで連結した一体構造品で形成されて
いる。このグレート40の材質としては、通常、ステン
レス等の耐蝕性を有する金属が使用される。
【0016】図1及び図2の第1実施例においては、前
記グレート40の一端部を形成する前記ブラケット41
は前記船底開口部(吸水口)12の前縁部に取り付けら
れており、前記グレート40の他端部を形成する前記ブ
ラケット42は図示のように吸入ダクト11の上側の領
域に取り付けられている。なお、前記ロッド43が吸入
ダクト11の側部へ向けて延びるような場合には、グレ
ート40の他端部を形成する前記ブラケット42は吸入
ダクト11の側部の領域に取り付けられることもある。
【0017】そして、前記グレート40は、取り付け状
態において、そのロッド43a、43b、43b、43
aの中間部が図示のように前記船底開口部12の後縁部
(図示の例では吸水口リップ部31)に所定隙間を有し
て近接している。すなわち、図示の例では、各ロッド4
3a、43b、43b、43は、前下端のブラケット4
1から略水平方向後方へ船底開口部12を横切って後縁
部の吸水口リップ部31の近接位置まで延び出し、その
位置から上向きに屈曲して上方へ延び出し、吸入ダクト
11の上側又は側部に締結される後側のブラケット42
に至る形状をしている。
【0018】前記複数本のロッド43a、43b、43
b、43aは船体中心に関し左右対称の形状及び配置を
成しており、したがって、外側のロッド43a、43a
同士及び内側のロッド43b、43b同士はそれぞれ同
じ形状配置をしているが、前記船底開口部12の後縁部
が図示のように円弧状をしていることから、外側のロッ
ド43aと内側のロッド43bとでは異なる形状をして
いる。そして、各ロッド43a、43b、43b、43
aの中間部と前記船底開口部12の後縁部(吸水口リッ
プ部31)との隙間(最接近部での隙間)Gは、例えば
約1.0mm〜約15.0mm程度に選定される。
【0019】図1及び図2において、前記複数本のロッ
ド43は、前記ドライブシャフト17の位置(通常船体
中心部)を避ける配置であれば、適宜配置できるもので
ある。また、前記グレート40の両端のブラケット4
1、42は、図示のように、船体10内へ凹ました凹部
内に形成された取り付け座44、45に対し、該ブラケ
ット41、42のそれぞれの背面に形成された各ボス部
47を吸入ダクト11側からボルト46で締結すること
により、該吸入ダクト11の表面に凹凸を生じさせない
ようにして取り付けられている。前記ブラケット41、
42は、それぞれ、各ロッド43の間の3箇所づつ(図
2)で船体10に取り付けられている。
【0020】以上説明した実施例によれば、吸入ダクト
11の船底開口部(吸水口)12に設けるグレート40
の一端部を前記船底開口部12の前縁部に取り付けると
ともに、該グレート40の他端部を前記吸入ダクト11
の上側又は側部に取り付け、該グレート40の取り付け
状態で各ロッド部43の中間部が前記船底開口部12の
後縁部(吸水口リップ部)31に所定隙間を有して近接
するように構成したので、前記グレート40と前記吸水
口リップ部31との結合構造を無くすことができ、吸水
口リップ部31とグレート40との間の段差及び隙間を
無くすことができ、それによって、吸水口リップ部31
の形状変更をグレート40と関係なく自由にかつ容易に
行うことが可能になる。加えて、グレート40によって
吸入ダクト11内の水流に対して整流作用を与えること
ができる水ジェット推進装置の構成を得ることができ
る。
【0021】図3は本発明を適用した小型滑走艇の水ジ
ェット推進装置の第2実施例の縦断面図であり、図4は
図3の水ジェット推進装置の底面図である。本実施例
は、前述の第1実施例とグレート40の船体10への取
り付け構造の点で相違し、その他では実質上同じ構成を
している。すなわち、本実施例では、グレート40は、
その前部に設けられたブラケット48により、吸入ダク
ト11の前端近傍に片持梁の状態で取り付けられてい
る。
【0022】図3及び図4において、前記グレート40
のブラケット48は、水流方向に比較的長い寸法形状を
有し、水流方向所定間隔の複数位置(本実施例では2箇
所)で吸入ダクト11の前端近傍に取り付けられてい
る。すなわち、2箇所の取り付け位置のうち、一方は船
底開口部(吸水口)12の近傍に選定され、他方はそれ
より水流方向に所定距離離れた位置に選定されている。
【0023】前記ブラケット48からは一体の複数本
(図示の例では4本)のロッド49a、49b、49
b、49aが延び出しており、取り付け状態において、
各49は、その中間部が図示のように船底開口部12の
後縁部(図示の例では吸水口リップ部31)に所定隙間
を有して近接している。
【0024】図示の例では、各ロッド49a、49b、
49b、49は、前部のブラケット48から略水平方向
後方へ船底開口部(吸水口)12を横切って後縁部の吸
水口リップ部31の近接位置まで延び出し、さらにその
位置から上向きに屈曲して上方へ延び出し、先端が吸入
ダクト11の上側又は側部に近接するような形状をして
いる。
【0025】なお、各ロッド49a、49b、49b、
49の形状は、片持梁構造であることから、ブラケット
48に近接する根元部では図示ように大きな(水流方向
に長い)断面積を有し、そこから徐々に断面積を減じて
ロッド状になる形状になっている。本実施例は、以上の
点で図1及び図2の第1実施例と異なるが、その他の点
では実質上同じ構成をしており、それぞれ対応する部分
を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略する。
【0026】図3及び図4の第2実施例でも、複数本の
ロッド49a、49b、49b、49aは船体中心に関
し左右対称の形状及び配置を成しており、したがって、
外側のロッド49a、49a同士及び内側のロッド49
b、49b同士はそれぞれ同じ形状配置をしているが、
前記船底開口部(吸水口)12の後縁部が図示のように
円弧状をしていることから、外側のロッド49aと内側
のロッド49bとでは異なる形状をしている。そして、
各ロッド49a、49b、49b、49aの中間部(又
は後部)と前記船底開口部12の後縁部(吸水口リップ
部31)との隙間(最接近部での隙間)Gも、同様に、
例えば約1.0mm〜約15.0mm程度に選定され
る。
【0027】また、本実施例においても、複数本のロッ
ド49は、前記ドライブシャフト17の位置を避ける配
置であれば適宜配置することができる。また、前記ブラ
ケット48も、図示のように、船体10内へ凹ました凹
部50内に形成された取り付け座44、45に対し、該
ブラケット48の背面に形成された各ボス部47を吸入
ダクト11側からボルト46で締結することにより、該
吸入ダクト11の表面に凹凸を生じさせないようにして
取り付けられている。前記ブラケット48は、水流方向
所定間隔の位置で、各ロッド49の間の3箇所づつ(図
4)で船体10に取り付けられている。
【0028】以上図3及び図4で説明した第2実施例に
よっても、吸入ダクト11の船底開口部(吸水口)12
に設けられるグレート40の前部を前記吸入ダクト11
の前端近傍に取り付け、該グレート40の取り付け状態
で、各ロッド部49の中間部(後部)が前記船底開口部
12の後縁部(吸水口リップ部)31に所定隙間を有し
て近接するとともに、各ロッド部49が前記中間部で上
向きに屈曲されて上方へ延び出すことでその先端部が前
記吸入ダクト11の上側又は側部に近接するように構成
したので、前述の第1実施例の場合と同様、前記グレー
ト40と前記吸水口リップ部31との結合構造を無くす
ことができ、吸水口リップ部31とグレート40との間
の段差及び隙間を無くすことができ、それによって、吸
水口リップ部31の形状変更をグレート40と関係なく
自由にかつ容易に行うことが可能になる。加えて、グレ
ート40によって吸入ダクト11内の水流に対して整流
作用を与えることができる水ジェット推進装置の構成を
得ることができる。
【0029】以上説明した本発明は、モーターボート、
あるいは動力で走航する小型舟艇など、水ジェット推進
装置を備えた小型滑走艇であれば、種々の舟艇に対して
広く適用することができ、そのような応用範囲まで含む
ものである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、エンジンにより駆動されるポンプに
より、船底に開口する吸入ダクトを通して水を吸い込む
とともに、吸い込んだ水を加圧して船体後端部より後方
へ噴出する小型滑走艇の水ジェット推進装置において、
前記吸入ダクトの船底開口部にグレートを設け、該グレ
ートの一端部を前記船底開口部の前縁部に取り付けると
ともに、該グレートの他端部を前記吸入ダクトの上側又
は側部に取り付け、該グレートは取り付け状態でその中
間部が前記船底開口部の後縁部に所定隙間を有して近接
する構成としたので、グレートと船底開口部の後縁部と
の結合構造を無くすことにより、該後縁部の吸水口リッ
プ部と前記グレートとの間の段差及び隙間を無くすこと
ができ、それによって、該吸水口リップ部の形状の変更
を容易に行うことができ、しかも吸入ダクト内の水流に
対して整流作用を与えることができるグレート構造を有
する小型滑走艇の水ジェット推進装置が提供される。
【0031】請求項2の発明によれば、エンジンにより
駆動されるポンプにより、船底に開口する吸入ダクトを
通して水を吸い込むとともに、吸い込んだ水を加圧して
船体後端部より後方へ噴出する小型滑走艇の水ジェット
推進装置において、前記吸入ダクトの船底開口部にグレ
ートを設け、該グレートはその前部で前記吸入ダクトの
前端近傍に取り付けられ、該グレートは、取り付け状態
で、その中間部が前記船底開口部の後縁部に所定隙間を
有して近接するとともに、前記中間部で上向きに屈曲さ
れて上方へ延び出すことでその先端部が前記吸入ダクト
の上側又は側部に近接する構成としたので、グレートと
船底開口部の後縁部との結合構造を無くすことにより、
該後縁部の吸水口リップ部と前記グレートとの間の段差
及び隙間を無くすことができ、それによって、該吸水口
リップ部の形状の変更を容易に行うことができ、しかも
吸入ダクト内の水流に対して整流作用を与えることがで
きるグレート構造を有する小型滑走艇の水ジェット推進
装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した小型滑走艇の水ジェット推進
装置の第1実施例の縦断面図である。
【図2】図1の水ジェット推進装置の底面図である。
【図3】本発明を適用した小型滑走艇の水ジェット推進
装置の第2実施例の縦断面図である。
【図4】図3の水ジェット推進装置の底面図である。
【符号の説明】
10 船体 11 吸入ダクト 12 船底開口部(吸水口) 13 ポンプ 14 エンジン 17 ドライブシャフト 18 インペラ 21 ポンプケース 22 ハウジング 30 ガイド部材 31 吸水口リップ部 40 グレート 41 ブラケット 42 ブラケット 43 ロッド 48 ブラケット 49 ロッド G 隙間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動されるポンプによ
    り、船底に開口する吸入ダクトを通して水を吸い込むと
    ともに、吸い込んだ水を加圧して船体後端部より後方へ
    噴出する小型滑走艇の水ジェット推進装置において、 前記吸入ダクトの船底開口部にグレートを設け、該グレ
    ートの一端部を前記船底開口部の前縁部に取り付けると
    ともに、該グレートの他端部を前記吸入ダクトの上側又
    は側部に取り付け、該グレートは取り付け状態でその中
    間部が前記船底開口部の後縁部に所定隙間を有して近接
    することを特徴とする小型滑走艇の水ジェット推進装
    置。
  2. 【請求項2】 エンジンにより駆動されるポンプによ
    り、船底に開口する吸入ダクトを通して水を吸い込むと
    ともに、吸い込んだ水を加圧して船体後端部より後方へ
    噴出する小型滑走艇の水ジェット推進装置において、 前記吸入ダクトの船底開口部にグレートを設け、該グレ
    ートはその前部で前記吸入ダクトの前端近傍に取り付け
    られ、該グレートは、取り付け状態で、その中間部が
    記船底開口部の後縁部に所定隙間を有して近接するとと
    もに、前記中間部で上向きに屈曲されて上方へ延び出す
    ことでその先端部が前記吸入ダクトの上側又は側部に近
    接することを特徴とする小型滑走艇の水ジェット推進装
    置。
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