JP3348418B2 - ハードディスク装置およびそれに用いる空気整流翼 - Google Patents

ハードディスク装置およびそれに用いる空気整流翼

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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングと、ハ
ウジング内に積み重ねた状態で回転可能に収納された複
数のディスクと、ハウジング内にディスク表面に対し移
動可能に収納された、先端にデータ読み書き用ヘッドを
有するアクチュエータとから構成されるハードディスク
装置およびそれに用いる空気整流翼に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ハウジングと、ハウジング内
に積み重ねた状態で回転可能に収納された複数のディス
クと、ハウジング内にディスク表面に対し移動可能に収
納された、先端にデータ読み書き用ヘッドを有するアク
チュエータとから構成されるハードディスク装置は、種
々の構成のものが知られている。このような従来の構成
のハードディスク装置において、複数のディスクは高速
回転をしているため、また、アクチュエータがディスク
間において障害物となるため、ディスク間に回転や障害
物に伴う乱気流が発生していた。ディスク間に乱気流が
発生すると、ディスク上で浮上させる必要のあるヘッド
の飛行が不安定となる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このヘッドの飛行が不
安定となる問題を解消するため、従来、ヘッドのデザイ
ンの変更、アクチュエータの形状の変更、ディスクの材
質の変更などにより、間接的に気流の乱れを抑えようと
したが、ヘッドの飛行を安定にするには不十分であっ
た。一方、ディスク間に整流用の部材を挿入する例とし
て、特開昭58−70459号公報において、風による
ジンバル部材の揺れを防止するためディスク間にスポイ
ラーを設ける例が、また、特開平3−83202号公報
において、ディスク間に回転により生じる気流の乱れを
整える整流板を設ける例が知られている。しかしなが
ら、これらの技術はいずれもアクチュエータの振動の防
止のみを考えているため、近年ますます高速回転が要求
されているディスク間でヘッドを安定に飛行させるには
不十分であった。
【0004】本発明の目的は上述した課題を解消して、
ディスク間の空気の流れの整流化とディスク及びアクチ
ュエータの振動を抑制することができるハードディスク
装置およびそれに用いる空気整流翼を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング
と、ハウジング内に積み重ねた状態で回転可能に収納さ
れた複数のディスクと、ハウジング内にディスク表面に
対し移動可能に収納された、先端にデータ読み書き用ヘ
ッドを有するアクチュエータとから構成されるハードデ
ィスク装置を対象とする。このハードディスク装置にお
いて、ディスク間であって、アクチュエータ先端のヘッ
ドがディスク上で移動する位置に対し、その先端外縁部
がアクチュエータ先端の回転軌跡に従って切り落とされ
た形状であり断面が流線形の空気整流翼を、この空気整
流翼の先端外縁部とアクチュエータ先端の回転軌跡との
間隔が一定間隔となるよう、ディスク回転方向の下流側
の直後に設けている。
【0006】本発明では、まず、断面が流線形の空気整
流翼をディスク間に設けることで、ディスク間の空気の
流れの良好な整流化を行うことができる。また、空気流
れのスムーズな領域の変化をもたらすと同時に、変化領
域内の整流された空気の圧力により、ディスクの振動を
押さえ込む事を実現することができる。さらに、空気整
流翼を、アクチュエータ先端のヘッドがディスク上で移
動する位置に対し、ディスク回転方向の下流側の直後に
一定間隔を開けて設けることで、アクチュエータ周りの
乱流が抑えられ、アクチュエータの振動を抑制してい
る。
【0007】本発明の好適例として、空気整流翼がハウ
ジングに対し脱着自在に構成され、ディスク間に後付け
可能に構成すると、空気整流翼をディスク間にセットす
る作業が簡単となり、また、空気整流翼の交換も簡単と
なる。また、複数の空気整流翼を、互いにディスク面と
は垂直方向に一定間隔をあけて一体に構成すると、複数
の空気整流翼のセットや交換をさらに簡単に行うことが
できる。さらに、アクチュエータ先端のヘッドと、空気
整流翼のアクチュエータ先端のヘッドと対向する外縁部
との間隔は、ハードディスク装置の大きさによって異な
るが、少なくとも4mmすなわち4mm以上とすること
で、ヘッドと空気整流翼との接触をなくすことができ
る。さらにまた、空気整流翼とディスクとの距離も、ハ
ードディスク装置の大きさによって異なるが、空気整流
翼の最大厚みの部分とディスクとの距離を、少なくとも
0.3mmすなわち0.3mm以上とすることで、空気
整流翼とディスクとの接触をなくすことができる。
【0008】また、本発明では、上述したハードディス
ク装置を達成するために、基板上に、複数の断面が流線
形の板状体を、その流線形の断面が基板と平行となるよ
う立設して構成した空気整流翼を利用する。上述した構
成の空気整流翼において、基板をハードディスク装置の
ハウジングに対し脱着自在とすることで、上述した簡単
な空気整流翼のハードディスク装置へのセットを達成で
きるため好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a)、(b)はそれぞれ本
発明のハードディスク装置の概念を示す図であり、図1
(a)はその平面図を示し、図1(b)は側面から見た
図を示す。図1(a)、(b)において、本発明のハー
ドディスク装置1は、ハウジング2と、ハウジング2内
に積み重ねた状態で回転可能に収納された複数のディス
ク3と、ハウジング2内にディスク3の表面に対し移動
可能に収納された先頭にデータ読み書き用ヘッド4を有
するアクチュエータ5と、ディスク3間に設けた空気整
流翼6とから構成されている。なお、図1(b)では、
図面を簡単にするため、ハウジング2とアクチュエータ
5を除いてある。
【0010】本発明の特徴は、ディスク3間に所定の空
気整流翼6を設けた点である。空気整流翼6は、断面
(図1(a)においてA−A線に沿った断面)が流線形
を有している。また、空気整流翼6は、アクチュエータ
5の先端のヘッド4がディスク3上移動する位置(図1
(a)において一点鎖線Cで示す位置)に対し、ディス
ク3の回転方向(図1(a)において矢印で示す方向)
の下流側の直後に一定間隔をあけて設けられている。こ
こで一定間隔の好ましい例では、アクチュエータ5の先
端のヘッド4と、空気整流翼6のアクチュエータ5の先
端のヘッド4と対向する外縁部6aとの間隔(これが一
定間隔となる)を4mm以上とする。これはヘッド4と
外縁部6aとの接触を完全に回避するためである。さら
に、空気整流翼6は後述するようにハウジング2に対し
脱着自在に構成され、ディスク3間に後付け可能に構成
されている。さらにまた、空気整流翼6とディスク3と
の距離を0.3mm以上とし、空気整流翼6とディスク
3との接触を完全に回避している。
【0011】図2は本発明のハードディスク装置に用い
る空気整流翼6の一例の構成を示す斜視図である。図2
において、空気整流翼6を、基板11上に、複数のここ
では4枚の空気整流翼6を、その流線形の断面が基板1
1と平行になるよう立設して設けることで一体化してい
る。また、図2に示す例では、基板11と空気整流翼6
との間に、セットした際にハウジングの壁部の一部とな
る中間部材12を設けている。空気整流翼6の外縁部6
aは、上述したように、アクチュエータ5のヘッド4の
移動軌跡に従って円弧状に切り落とされている。なお、
13はハウジング2にセットする際に利用する基板11
に設けた取り付け孔である。
【0012】図3(a)、(b)は、空気整流翼6用に
加工されたハウジング2をそれぞれ見る方向を変えて示
した斜視図であり、図4(a)、(b)は、空気整流翼
6をセットしたハウジング2をそれぞれ見る方向を変え
て示した斜視図である。図3(a)、(b)に示すよう
に、ハウジング2の側面に空気整流翼6をセットするた
めの開口部21を形成し、開口部21に設けた取り付け
孔22には予めネジを切っておき、これに基板11に設
けた取り付け孔13にボルトを通して締結する事で、空
気整流翼6をハウジング2にセットしている。そのた
め、ハードディスク装置1を組み立てた後、空気整流翼
6のみを簡単にセットすることができ、取り換えも簡単
である。
【0013】上述した本発明のハードディスク装置1お
よびそれに用いる空気整流翼6では、まず、断面が流線
形の空気整流翼6をディスク3間に設けることで、両端
がナイフの刃状の流線形の部分において、一方のナイフ
の刃状の部分から空気が入り他方のナイフの刃状の部分
に抜けるため、ディスク3間の空気の流れを整流するこ
とができる。また、空気整流翼6が断面流線形状を有す
るため、空気流れのスムーズな領域の変化をもたらすと
同時に、変化領域内の整流された空気の圧力により、デ
ィスク3の振動を押さえ込むことができる。さらに、ア
クチュエータ5の先端のヘッドがディスク3上で移動す
る位置に対し、ディスク回転方向の下流側の直後に一定
間隔をあけて設けているため、アクチュエータ5の周り
の乱流が抑えられ、アクチュエータ5の振動を抑制する
ことができる。
【0014】次に、本発明の効果を調べるため、実際に
空気整流翼を設けた本発明のハードディスク装置におけ
るヘッドの状態と空気整流翼を有さない従来のハードデ
ィスク装置におけるヘッドの状態との比較、空気整流翼
を有する本発明のハードディスク装置におけるアクチュ
エータの振動と空気整流翼を有さない従来のハードディ
スク装置におけるアクチュエータの振動との比較、およ
び、空気整流翼を有する本発明のハードディスク装置と
形状の異なる空気整流翼を有する従来のハードディスク
装置との比較、をそれぞれ行った。以下それらの結果に
ついて説明する。
【0015】空気整流翼を設けた本発明のハードディ
スク装置におけるヘッドの状態と空気整流翼を有さない
従来のハードディスク装置におけるヘッドの状態との比
較について:空気整流翼を設けた4台のハードディスク
装置(各10本ヘッド)を準備し、ヘッドの位置による
空気整流翼の効果を、ヘッドがディスクの外周部分に位
置する場合(OD)、ヘッドがディスクの中間部分に位
置する場合(MD)、ヘッドがディスクの内周部分に位
置する場合(ID)におけるRRO(Repeatable Runou
t )、Msigma 、Sigmaの性能向上率を比較することに
より評価した。
【0016】ここで、Sigma、Msigma 、RROは以下
の通りである。図5にディスクの一例を示すように、通
常のハードディスク装置においては、ディスクをセクタ
(Sector)毎に記憶し、セクタ一周分をシリンダ(Cyli
nder)と呼んでいる。図5を参考にして説明すると、ま
ず、Sigmaはヘッドの存在位置(シリンダ中心からの位
置ずれ)の標準偏差を意味する。つまり、測定回数×セ
クタ数分のヘッド位置の標準偏差がSigmaとなる。式の
意味から考えれば、Sigmaはあるシリンダにおけるヘッ
ドのふらつき度合いを表すことになる。次に、Msigma
は、各セクタにおけるヘッドの存在位置の標準偏差の平
均として算出される。セクタがN個あったとしてセクタ
iにおけるヘッドの存在位置の標準偏差をMsigma(i)と
すると、Msigma=(Msigma(1)+..+Msigma(N)/Nと定義
される。これから、Msigma はあるシリンダにおけるヘ
ッドの再現性の無いふらつき度合いを表すことになる。
最後に、RROはRRO=Sigma−Msigmaで定
義される。この式から、RROはあるシリンダにおける
ヘッドの再現性のあるふらつき度合いを表すことにな
る。これは、ふらつきを振動周波数で解析した場合に、
常にある周波数で同じような振動レベルを持つものとし
て示される。また、評価の指標としての性能向上率は、
空気整流翼を有さない従来のハードディスク装置におけ
る各測定値に対する空気整流翼を有する本発明のハード
ディスク装置における各測定値の性能向上の割合を
(%)の単位で示して求めた。
【0017】図6に外周部分(OD)における測定結果
を、図7に中間部分(MD)における測定結果を、図8
に内周部分(ID)における測定結果を、それぞれ示
す。図6〜図8の結果から、外周部分、中間部分、内周
部分のいずれの部分においても性能は向上し、いずれの
部分においてもヘッドへの気流の影響を減少できること
がわかった。また、各部のうち外周部分の性能向上が大
きいことから、ヘッドが最も気流の影響を受けやすいと
される外周部分において、空気整流翼が大きく効いてい
ることがわかった。
【0018】空気整流翼を有する本発明のハードディ
スク装置におけるアクチュエータの振動と空気整流翼を
有さない従来のハードディスク装置におけるアクチュエ
ータの振動との比較について:空気整流翼を有する本発
明のハードディスク装置と空気整流翼を有さない従来の
ハードディスク装置とにおいて、それぞれのアクチュエ
ータの振動レベルを測定し、各周波数毎に空気整流翼を
有する本発明のハードディスク装置における振動レベル
をW(n)、空気整流翼を有さない従来のハードディスク装
置における振動レベルをD(n)としたときに、振動レベル
の改善比率を100-W(n)/D(n)*100 として求め評価した。
図9に結果を示す。図9の結果から、ほとんどの周波数
において改善比率は大幅なプラスとなり、アクチュエー
タの振動の低減に空気整流翼が効いている事が分かっ
た。
【0019】空気整流翼を有する本発明のハードディ
スク装置と形状の異なる空気整流翼を有する従来のハー
ドディスク装置との比較について:断面が流線形の空気
整流翼を有する本発明のハードディスク装置と断面が四
角形で平板状の空気整流翼を有する従来のハードディス
ク装置とにおいて、それぞれディスクの外周部(OD)
における上述したSigma、Msigma 、RROを測定し、
空気整流翼を有さないハードディスク装置におけるそれ
らの値に対する性能向上率を求めた。図10に結果を示
す。図10の結果から、空気整流翼を設けた例でも、そ
の断面形状によって性能向上率が大きく異なり、本発明
のように断面が流線形の空気整流翼でないとディスクの
ふらつきを十分に抑えることができないことがわかっ
た。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、断面が流線形の空気整流翼をディスク間に設
けているため、ディスク間の空気の流れの良好な整流化
を行うことができる。また、空気流れのスムーズな領域
の変化をもたらすと同時に、変化領域内の整流された空
気の圧力により、ディスクの振動を押さえ込む事を実現
することができる。さらに、空気整流翼を、アクチュエ
ータ先端のヘッドがディスク上で移動する位置に対し、
ディスク回転方向の下流側の直後に一定間隔を開けて設
けているため、アクチュエータ周りの乱流が抑えられ、
アクチュエータの振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハードディスク装置の概念を示す図
であり、(a)はその平面図であり、(b)は側面から
見た図である。
【図2】 本発明のハードディスク装置に用いる空気整
流翼の一例の構成を示す斜視図である。
【図3】 (a)、(b)は空気整流翼用に加工された
ハウジングをそれぞれ見る方向を変えて示した斜視図で
ある。
【図4】 (a)、(b)は空気整流翼をセットしたハ
ウジングをそれぞれ見る方向を変えて示した斜視図であ
る。
【図5】 ディスクの構成の一例を示す図である。
【図6】 外周部分におけるRRO、Msigma 、Sigma
の性能向上率を示すグラフである。
【図7】 中間部分におけるRRO、Msigma 、Sigma
の性能向上率を示すグラフである。
【図8】 内周部分におけるRRO、Msigma 、Sigma
の性能向上率を示すグラフである。
【図9】 アクチュエータの振動レベルを評価するため
の周波数と所定のマグニチュード改善比率との関係を示
すグラフである。
【図10】 空気整流翼の形状を評価するための、断面
が流線形の空気整流翼と断面が四角形の平板状の空気整
流翼において、外周部分におけるPRO、Msigma 、S
igmaの性能向上率を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ハードディスク装置、2 ハウジング、3 ディス
ク、4 ヘッド、5 アクチュエータ、6 空気整流
翼、6a 外縁部、11 基板、12 中間部材、1
3、22 取り付け孔、21 開口部
フロントページの続き (72)発明者 柿崎 吉孝 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 中本 辰雄 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 竹内 晃一 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本ア イ・ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−94273(JP,A) 特開 平1−290185(JP,A) 特開 平11−144439(JP,A) 実開 昭61−72775(JP,U) 実開 平2−92861(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 25/04 101 G11B 33/14 501

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジング内に積み重ね
    た状態で回転可能に収納された複数のディスクと、ハウ
    ジング内にディスク表面に対し移動可能に収納された、
    先端にデータ読み書き用ヘッドを有するアクチュエータ
    とから構成されるハードディスク装置において、ディス
    ク間であって、アクチュエータ先端のヘッドがディスク
    上で移動する位置に対し、その先端外縁部がアクチュエ
    ータ先端の回転軌跡に従って切り落とされた形状であり
    断面が流線形の空気整流翼を、この空気整流翼の先端外
    縁部とアクチュエータ先端の回転軌跡との間隔が一定間
    隔となるよう、ディスク回転方向の下流側の直後に設け
    たことを特徴とするハードディスク装置。
  2. 【請求項2】 空気整流翼がハウジングに対し脱着自在
    に構成され、ディスク間に後付け可能である請求項1記
    載のハードディスク装置。
  3. 【請求項3】 複数の空気整流翼が、互いにディスク面
    とは垂直方向に一定間隔をあけて一体に構成されている
    請求項1記載のハードディスク装置。
  4. 【請求項4】 アクチュエータ先端のヘッドと、空気整
    流翼のアクチュエータ先端のヘッドと対向する外縁部と
    の間隔を4mm以上とする請求項1記載のハードディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】 空気整流翼とディスクとの距離を0.3
    mm以上とする請求項1記載のハードディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のハ
    ードディスク装置に用いる空気整流翼であって、基板上
    に、複数の断面が流線形の板状体を、その流線形の断面
    が基板と平行となるよう立設して構成したことを特徴と
    する空気整流翼。
  7. 【請求項7】 基板が、ハードディスク装置のハウジン
    グに対して脱着自在に構成される請求項6記載の空気整
    流翼。
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