JPH07192410A - ディスク駆動装置 - Google Patents
ディスク駆動装置Info
- Publication number
- JPH07192410A JPH07192410A JP6212978A JP21297894A JPH07192410A JP H07192410 A JPH07192410 A JP H07192410A JP 6212978 A JP6212978 A JP 6212978A JP 21297894 A JP21297894 A JP 21297894A JP H07192410 A JPH07192410 A JP H07192410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- flag
- disk
- disk drive
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/22—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 記憶ディスクの回転による空力に応答して自
動的に釈放される掛金、空気羽根システムを提供する。 【構成】 アクチュエータ40組立体が静止、トランス
デューサが着陸区域に触座時には、アクチュエータ組立
体の運動方向に対して垂直に延びる掛止腕64を含む掛
金60を回転させる中心軸と、空気羽根62とを有す
る。掛止腕はその一端に、アクチュエータ組立体ピボッ
ト区域の周囲の切欠き50と係合する掛金指片61を有
する。中心軸から反対方向に延びる空気羽根は回転ディ
スク間の空間に近接してフラッグ66を有し、かつフラ
ッグの底部の近くで支持されかつディスク間の区域に挿
入されるフラッグ指片67を有し、ディスクの回転によ
る空気流が空気羽根を押圧し回転ディスクの縁から遠ざ
ける。
動的に釈放される掛金、空気羽根システムを提供する。 【構成】 アクチュエータ40組立体が静止、トランス
デューサが着陸区域に触座時には、アクチュエータ組立
体の運動方向に対して垂直に延びる掛止腕64を含む掛
金60を回転させる中心軸と、空気羽根62とを有す
る。掛止腕はその一端に、アクチュエータ組立体ピボッ
ト区域の周囲の切欠き50と係合する掛金指片61を有
する。中心軸から反対方向に延びる空気羽根は回転ディ
スク間の空間に近接してフラッグ66を有し、かつフラ
ッグの底部の近くで支持されかつディスク間の区域に挿
入されるフラッグ指片67を有し、ディスクの回転によ
る空気流が空気羽根を押圧し回転ディスクの縁から遠ざ
ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力低下状態が生じた時
に、ディスク駆動アクチュエータを一定位置に、釈放自
在に錠止する掛金に関する。この掛金は、アクチュエー
タを移動せしめることなく相当の衝撃に耐えるように
し、表面に被覆または析出せしめた磁性記憶媒体を有す
るデータ記憶ディスクの損傷を阻止するように設計され
ている。特に本発明はディスク駆動アクチュエータ組立
体に対する改良掛金で、記憶ディスクの回転によって生
じた空力に応答してアクチュエータ腕を自動的に釈放
し、かつこれを掛止して復帰せしめ、該腕およびこれに
よって支持されたトランスデューサを一定位置に保持す
る掛金に関する。
に、ディスク駆動アクチュエータを一定位置に、釈放自
在に錠止する掛金に関する。この掛金は、アクチュエー
タを移動せしめることなく相当の衝撃に耐えるように
し、表面に被覆または析出せしめた磁性記憶媒体を有す
るデータ記憶ディスクの損傷を阻止するように設計され
ている。特に本発明はディスク駆動アクチュエータ組立
体に対する改良掛金で、記憶ディスクの回転によって生
じた空力に応答してアクチュエータ腕を自動的に釈放
し、かつこれを掛止して復帰せしめ、該腕およびこれに
よって支持されたトランスデューサを一定位置に保持す
る掛金に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク駆動装置内のデータ記憶ディス
クが回転する時に空気流が生じることは技術的に周知で
ある。この空気流の特性は、従来の技術、たとえばウエ
ストウッドの米国特許4、647、997および、19
74年11月刊行、IBMジャーナル、Research and D
evelopemenntの480−488ページにおいて分析さ
れ、かつ論議されている。隔置されて、共通に装架され
た二つの回転ディスクが、単一の回転ディスクに比し
て、相当大きな空気流を発生させることは公知であり、
かつ空気の流量がディスクの直径および角速度の関数で
あることも知られている。空気流動力は回転ディスクの
周囲の近くで、特に二つの回転ディスクの間に画定され
る区域において最大となり、かつディスク周囲からの距
離の非線形関数として急激に減少する。
クが回転する時に空気流が生じることは技術的に周知で
ある。この空気流の特性は、従来の技術、たとえばウエ
ストウッドの米国特許4、647、997および、19
74年11月刊行、IBMジャーナル、Research and D
evelopemenntの480−488ページにおいて分析さ
れ、かつ論議されている。隔置されて、共通に装架され
た二つの回転ディスクが、単一の回転ディスクに比し
て、相当大きな空気流を発生させることは公知であり、
かつ空気の流量がディスクの直径および角速度の関数で
あることも知られている。空気流動力は回転ディスクの
周囲の近くで、特に二つの回転ディスクの間に画定され
る区域において最大となり、かつディスク周囲からの距
離の非線形関数として急激に減少する。
【0003】回転式の、取外し不能データディスク記憶
装置においては、データ読取書込トランスデューサは空
気クッション上を飛翔し、またはデータ面に極めて接近
した状態に維持される。極端に小形のものを含む多くの
ディスク駆動装置においては、トランスデューサは特に
前もって画定された着陸区域から離陸する。ディスク駆
動装置に衝撃が加えられた時には、トランスデューサが
ディスクの表面を横切って移動し、または跳返り、ディ
スク表面を被覆する磁気フイルムを侵食または損傷し、
データにエラーを発生させることがある。さらにトラン
スデューサの硬いヘッドは、駆動装置の乱暴な取扱いに
起因する震動力に応答してディスク面を凹ませることも
ある。
装置においては、データ読取書込トランスデューサは空
気クッション上を飛翔し、またはデータ面に極めて接近
した状態に維持される。極端に小形のものを含む多くの
ディスク駆動装置においては、トランスデューサは特に
前もって画定された着陸区域から離陸する。ディスク駆
動装置に衝撃が加えられた時には、トランスデューサが
ディスクの表面を横切って移動し、または跳返り、ディ
スク表面を被覆する磁気フイルムを侵食または損傷し、
データにエラーを発生させることがある。さらにトラン
スデューサの硬いヘッドは、駆動装置の乱暴な取扱いに
起因する震動力に応答してディスク面を凹ませることも
ある。
【0004】空力によって作動される掛金は前述のウエ
ストウッドの特許、および米国特許4、538、193
に記載されているが、このような掛金は極端に小形のデ
ィスク駆動装置の場合は、限られた空気流に対する感度
および応答性に欠けるために効果的ではない。このよう
な小形ディスク駆動装置内の空気流の値は注意深く検討
する必要があり、かつ多くの場合この値は、ディスクが
回転し始める時にアクチュエータを確実に、かつ効果的
に釈放させるには小さ過ぎる。さらにトランスデューサ
アクチュエータ組立体を着陸区域に保持するためのばね
の力を注意深く選択し、ディスクが運動し始める時に、
この力が打負かされるようにする必要がある。
ストウッドの特許、および米国特許4、538、193
に記載されているが、このような掛金は極端に小形のデ
ィスク駆動装置の場合は、限られた空気流に対する感度
および応答性に欠けるために効果的ではない。このよう
な小形ディスク駆動装置内の空気流の値は注意深く検討
する必要があり、かつ多くの場合この値は、ディスクが
回転し始める時にアクチュエータを確実に、かつ効果的
に釈放させるには小さ過ぎる。さらにトランスデューサ
アクチュエータ組立体を着陸区域に保持するためのばね
の力を注意深く選択し、ディスクが運動し始める時に、
この力が打負かされるようにする必要がある。
【0005】したがって小形ディスク駆動装置の場合
に、発生する空気流に応答し、アクチュエータ機構を確
実に掛止し、かつ釈放することができ、しかも該アクチ
ュエータが比較的大きな衝撃に耐え得るようになった掛
金機構が必要となる。
に、発生する空気流に応答し、アクチュエータ機構を確
実に掛止し、かつ釈放することができ、しかも該アクチ
ュエータが比較的大きな衝撃に耐え得るようになった掛
金機構が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般的目的
は、ディスク駆動装置内のトランスデューサ作動組立体
に対する、在来の空力作動式掛金の制限および欠点を除
去することである。
は、ディスク駆動装置内のトランスデューサ作動組立体
に対する、在来の空力作動式掛金の制限および欠点を除
去することである。
【0007】本発明の他の目的は、小形ディスク駆動装
置の、限られた空間内に効果的な空力トランスデューサ
掛止機構を設置することである。
置の、限られた空間内に効果的な空力トランスデューサ
掛止機構を設置することである。
【0008】本発明の他の目的は、効果的な、空力応答
トランスデューサ掛金で、80−100Gsまでの大き
な衝撃に応答して、アクチュエータ腕が着陸区域から非
制御的に外れるのを確実に阻止し得る掛金を提供するこ
とである。
トランスデューサ掛金で、80−100Gsまでの大き
な衝撃に応答して、アクチュエータ腕が着陸区域から非
制御的に外れるのを確実に阻止し得る掛金を提供するこ
とである。
【0009】本発明の他の目的は、ディスク駆動装置ア
クチュエータ腕と共働する低価格、小質量の、非電気的
に駆動される掛止機構で、その質量がアクチュエータ腕
の質量より著しく小さな場合においても、腕の運動を効
果的に抑制し得る掛止機構を提供することである。
クチュエータ腕と共働する低価格、小質量の、非電気的
に駆動される掛止機構で、その質量がアクチュエータ腕
の質量より著しく小さな場合においても、腕の運動を効
果的に抑制し得る掛止機構を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、効果的な空力掛止機
構で、回転ディスクの下方に極めて近接して取付けら
れ、または回転ディスクの下に配設された部分を有し、
該掛止機構に対して必要なハウジングの部分を最小とな
し得るような掛止機構の設計を採用することである。
構で、回転ディスクの下方に極めて近接して取付けら
れ、または回転ディスクの下に配設された部分を有し、
該掛止機構に対して必要なハウジングの部分を最小とな
し得るような掛止機構の設計を採用することである。
【0011】本発明の他の目的は掛止機構で、その抑制
腕がアクチュエータ腕に対して掛止されている時に、該
アクチュエータ腕が移動せんとする方向と、ほとんど平
行な抑制力を発生せしめ、アクチュエータ腕に最大の抑
制力が加えられるようにする掛止機構を提供することで
ある。
腕がアクチュエータ腕に対して掛止されている時に、該
アクチュエータ腕が移動せんとする方向と、ほとんど平
行な抑制力を発生せしめ、アクチュエータ腕に最大の抑
制力が加えられるようにする掛止機構を提供することで
ある。
【0012】本発明の他の目的は空力的に応答する掛止
機構で、掛金を収納するハウジングの設計を変えること
なく、該ハウジングの前もって画定された境界内に納め
得るようになった掛止機構を提供することである。
機構で、掛金を収納するハウジングの設計を変えること
なく、該ハウジングの前もって画定された境界内に納め
得るようになった掛止機構を提供することである。
【0013】
【問題を解決するための手段】本発明の空力的に作動さ
れる掛金は、室を画定する基礎鋳物と、スピンドルモー
タに応答して該基礎鋳物に対して回転するように軸支さ
れた複数の、または少なくとも二つの回転データ記憶デ
ィスクとを有するディスク駆動装置内に収納される。ト
ランスデューサアクチュエータ組立体は回転ディスクに
近接して、前記室内に装架され、かつ各ディスクの主デ
ータ面に近接して、データトランスデューサヘッドを支
持し、該ヘッドをディスクの表面においてトラックから
トラックへと移動させる。使用される新規な掛止機構
は、ディスクに近接して回転するように軸支された掛金
と、トランスデューサが着陸区域に触座し、アクチュエ
ータ腕が静止している時に、該アクチュエータ腕の運動
方向に対して実質的に垂直に延びる掛止腕とを有してい
る。腕はその端部に指片を有し、該指片はアクチュエー
タ腕の回転中心に近接するアクチュエータ腕ピボット区
域の半径上に形成された切欠きと係合し、空力的に作動
される掛金の回転中心から反対方向に延びる風羽根支持
腕は、二つの回転ディスク間の空間に近接する直立フラ
ッグ部材で、フラッグの底部の近くに支持され、かつデ
ィスク間の区画に挿入された指片を備えたフラッグ部材
を有し、ディスクの回転によって生じた空気流が風羽根
を押圧し、該羽根をその回転中心の周りにおいて、回転
ディスクの縁から移動させるようになっている。このよ
うにしてディスクの回転は掛止指片を、アクチュエータ
腕の回転軸線上において、切欠きから離れるように動か
し、アクチュエータ腕を釈放して、トランスデューサが
ディスクの表面を横切って動くようにする。
れる掛金は、室を画定する基礎鋳物と、スピンドルモー
タに応答して該基礎鋳物に対して回転するように軸支さ
れた複数の、または少なくとも二つの回転データ記憶デ
ィスクとを有するディスク駆動装置内に収納される。ト
ランスデューサアクチュエータ組立体は回転ディスクに
近接して、前記室内に装架され、かつ各ディスクの主デ
ータ面に近接して、データトランスデューサヘッドを支
持し、該ヘッドをディスクの表面においてトラックから
トラックへと移動させる。使用される新規な掛止機構
は、ディスクに近接して回転するように軸支された掛金
と、トランスデューサが着陸区域に触座し、アクチュエ
ータ腕が静止している時に、該アクチュエータ腕の運動
方向に対して実質的に垂直に延びる掛止腕とを有してい
る。腕はその端部に指片を有し、該指片はアクチュエー
タ腕の回転中心に近接するアクチュエータ腕ピボット区
域の半径上に形成された切欠きと係合し、空力的に作動
される掛金の回転中心から反対方向に延びる風羽根支持
腕は、二つの回転ディスク間の空間に近接する直立フラ
ッグ部材で、フラッグの底部の近くに支持され、かつデ
ィスク間の区画に挿入された指片を備えたフラッグ部材
を有し、ディスクの回転によって生じた空気流が風羽根
を押圧し、該羽根をその回転中心の周りにおいて、回転
ディスクの縁から移動させるようになっている。このよ
うにしてディスクの回転は掛止指片を、アクチュエータ
腕の回転軸線上において、切欠きから離れるように動か
し、アクチュエータ腕を釈放して、トランスデューサが
ディスクの表面を横切って動くようにする。
【0014】空力式掛金はさらにコイルばねを含み、該
ばねはディスクのハウジングによって支持された、少な
くとも一つの端部を有し、該ばねの力が空力掛金の掛止
腕を、アクチュエータピボットの周囲に形成された係合
切欠きの方に偏倚せしめるようになっており、この偏倚
ばねの力は、ディスク駆動装置の使用を可能にするため
に、常態速度におけるディスクの回転によって発生され
る有効力より小となるようにされる。
ばねはディスクのハウジングによって支持された、少な
くとも一つの端部を有し、該ばねの力が空力掛金の掛止
腕を、アクチュエータピボットの周囲に形成された係合
切欠きの方に偏倚せしめるようになっており、この偏倚
ばねの力は、ディスク駆動装置の使用を可能にするため
に、常態速度におけるディスクの回転によって発生され
る有効力より小となるようにされる。
【0015】風羽根フラッグは、好ましくは回転ディス
クの縁の輪郭に従うように成形され、かつその一端がハ
ウジングの側壁の近くまで延び、ディスクの回転によっ
て発生する有効風量を最大とするようになっている。
クの縁の輪郭に従うように成形され、かつその一端がハ
ウジングの側壁の近くまで延び、ディスクの回転によっ
て発生する有効風量を最大とするようになっている。
【0016】本発明の好適な実施例においては、空力的
に作動される掛金に対する支持腕金は、掛金の回転中心
を画定するピンの頂部および底部を支持し、該掛金に対
する垂直な回転軸線を画定し、さらに前記支持腕金は、
風に応答するフラッグの延長指片に近接して直立腕を備
え、風に応答するフラッグが、風羽根とディスクの縁面
とを接触させることなく、該ディスクの湾曲面に近接し
て装架されるようにする。
に作動される掛金に対する支持腕金は、掛金の回転中心
を画定するピンの頂部および底部を支持し、該掛金に対
する垂直な回転軸線を画定し、さらに前記支持腕金は、
風に応答するフラッグの延長指片に近接して直立腕を備
え、風に応答するフラッグが、風羽根とディスクの縁面
とを接触させることなく、該ディスクの湾曲面に近接し
て装架されるようにする。
【0017】本発明の他の目的、利点および特色は、添
付図面によって次に説明する実施例によって明らかとな
る。
付図面によって次に説明する実施例によって明らかとな
る。
【0018】
【実施例】本発明の原理によって構成された小形ディス
ク駆動装置1は、図1の拡大平面図および図2の切欠平
面図に示されている。
ク駆動装置1は、図1の拡大平面図および図2の切欠平
面図に示されている。
【0019】図1はさらに羽根を備えた掛金の基本部材
が掛止位置にある状態を平面で示したものである。この
図はなお、矢印Aの方向に回転したディスク10が移動
空気の薄膜を形成し、該薄膜が羽根62に作用し、アク
チュエータ腕を釈放するに十分な力を加えるようになっ
た図2と較べて見る必要がある。
が掛止位置にある状態を平面で示したものである。この
図はなお、矢印Aの方向に回転したディスク10が移動
空気の薄膜を形成し、該薄膜が羽根62に作用し、アク
チュエータ腕を釈放するに十分な力を加えるようになっ
た図2と較べて見る必要がある。
【0020】ディスク駆動装置は一体構造のハウジング
3と、回転軸線7を有するディスク軸5を含んでいる。
軸5は電子的に整流されるブラシレスDCスピンドルモ
ータ(図示せず)に直接連結され、該モータは基礎鋳物
4によって支持され、かつ定速度で回転し、データ記憶
ディスク10を矢印Aの方向に回転させる。この回転は
矢印Aによって示される如く反時計方向で、所定の時点
で一定の角速度で起こる。
3と、回転軸線7を有するディスク軸5を含んでいる。
軸5は電子的に整流されるブラシレスDCスピンドルモ
ータ(図示せず)に直接連結され、該モータは基礎鋳物
4によって支持され、かつ定速度で回転し、データ記憶
ディスク10を矢印Aの方向に回転させる。この回転は
矢印Aによって示される如く反時計方向で、所定の時点
で一定の角速度で起こる。
【0021】データ記憶ディスク10は、該ディスク1
0の上面および下面上の、全体が20によって示された
トラックのデータ記憶区域に、データ記憶面を有してい
る。このデータ記憶面は技術的に周知の適当な材料より
なる磁気記憶媒体を有し、該材料はディスクの表面に被
覆、鍍金または析出せしめられる。典型的なディスク駆
動装置はディスク10、30の表面22、24、26、
28上に、定様式利用者データを少なくともほぼ40メ
ガバイト記憶することができ、これら表面は図5の垂直
断面に示さるように、ディスク駆動装置内に形成されて
いる。
0の上面および下面上の、全体が20によって示された
トラックのデータ記憶区域に、データ記憶面を有してい
る。このデータ記憶面は技術的に周知の適当な材料より
なる磁気記憶媒体を有し、該材料はディスクの表面に被
覆、鍍金または析出せしめられる。典型的なディスク駆
動装置はディスク10、30の表面22、24、26、
28上に、定様式利用者データを少なくともほぼ40メ
ガバイト記憶することができ、これら表面は図5の垂直
断面に示さるように、ディスク駆動装置内に形成されて
いる。
【0022】回転アクチュエータ腕組立体40が設けら
れ、該組立体は両方向に回転することができ、かつ回転
軸線42によって、基礎鋳物4に軸支されている。アク
チュエータ40は両方向において、図1の矢印Cによっ
て示される如く、ほぼ30度の円弧に沿った範囲で運動
することができる。このアクチュエータ腕組立体40
は、全体が44によって示される区域内の、予磁化され
た永久磁石の上方近くに位置するコイル(図示せず)を
有している。このコイルを付勢すれば、アクチュエータ
腕を、矢印Cによって示される2方向通路に沿って選択
的に移動せしめ、トランスデューサ支持腕46を運動さ
せることができる。
れ、該組立体は両方向に回転することができ、かつ回転
軸線42によって、基礎鋳物4に軸支されている。アク
チュエータ40は両方向において、図1の矢印Cによっ
て示される如く、ほぼ30度の円弧に沿った範囲で運動
することができる。このアクチュエータ腕組立体40
は、全体が44によって示される区域内の、予磁化され
た永久磁石の上方近くに位置するコイル(図示せず)を
有している。このコイルを付勢すれば、アクチュエータ
腕を、矢印Cによって示される2方向通路に沿って選択
的に移動せしめ、トランスデューサ支持腕46を運動さ
せることができる。
【0023】トランスデューサ支持腕46は各ディスク
の表面上に延び、かついわゆるウインチェスター形また
はフライングヘッド形のトランスデューサ摺動組立体4
8を支持し、該摺動組立体はトランスデューサを、ディ
スクの回転によって生じる空気ベヤリングまたは空気ク
ッション上において、データ面上方15マイクロインチ
の所まで飛翔させる。
の表面上に延び、かついわゆるウインチェスター形また
はフライングヘッド形のトランスデューサ摺動組立体4
8を支持し、該摺動組立体はトランスデューサを、ディ
スクの回転によって生じる空気ベヤリングまたは空気ク
ッション上において、データ面上方15マイクロインチ
の所まで飛翔させる。
【0024】この実施例におけるアクチュエータ組立体
はさらに、トランスデューサ支持体46の回転中心の近
くに切欠き50を有し、この切欠きは本発明の空力掛金
60の掛金係合腕64の掛止指片61と係合し、ディス
ク駆動装置を使用しない時に、アクチュエータ腕40
を、ディスク10に対する一定位置に保持するようにな
っている。掛止指片61は図1−5に示されている。
はさらに、トランスデューサ支持体46の回転中心の近
くに切欠き50を有し、この切欠きは本発明の空力掛金
60の掛金係合腕64の掛止指片61と係合し、ディス
ク駆動装置を使用しない時に、アクチュエータ腕40
を、ディスク10に対する一定位置に保持するようにな
っている。掛止指片61は図1−5に示されている。
【0025】各データ記憶面は多重の、典型的には61
2個の同心環状データトラックを有している。全体が5
2によって表された内方着陸区域は、トランスデューサ
摺動組立体48の着陸および離陸用区域よりなってい
る。同心環状データトラックよりなるディスク面の残余
の区域は、アクチュエータ組立体40の運動によって正
確にアクセスされ、トランスデューサ摺動組立体48
が、データトラックの一つの上に位置決めされるように
する。ディスク駆動装置を使用しない時には、技術的に
周知のアクチュエータ腕(図示せず)が、トランスデュ
ーサ摺動組立体48を、着陸区域52に着陸せしめ、デ
ィスク10の表面に触座させる。この点において、空力
掛金60の掛金係合腕64は切欠き50と係合し、この
小形ディスク駆動装置に対する衝撃が大なる場合におい
ても、トランスデューサが釈放されて、ディスクの表面
を摺動し、ディスクおよびトランスデューサの片方また
は両方の表面を損傷することがないようにする。
2個の同心環状データトラックを有している。全体が5
2によって表された内方着陸区域は、トランスデューサ
摺動組立体48の着陸および離陸用区域よりなってい
る。同心環状データトラックよりなるディスク面の残余
の区域は、アクチュエータ組立体40の運動によって正
確にアクセスされ、トランスデューサ摺動組立体48
が、データトラックの一つの上に位置決めされるように
する。ディスク駆動装置を使用しない時には、技術的に
周知のアクチュエータ腕(図示せず)が、トランスデュ
ーサ摺動組立体48を、着陸区域52に着陸せしめ、デ
ィスク10の表面に触座させる。この点において、空力
掛金60の掛金係合腕64は切欠き50と係合し、この
小形ディスク駆動装置に対する衝撃が大なる場合におい
ても、トランスデューサが釈放されて、ディスクの表面
を摺動し、ディスクおよびトランスデューサの片方また
は両方の表面を損傷することがないようにする。
【0026】図1は掛止位置にある掛金60を示し、ア
クチュエータ腕が、トランスデューサをトラックからト
ラックに自由に動かす非掛止位置における掛金は図2に
示されている。二つの図を比較することによって明らか
な如く、掛金60はその第1可動部材としての、係合ま
たは掛止腕64を有する両頭空気羽根62と、上向きに
延びるフラッグ66を備えたフラッグ腕65よりなって
いる。掛止腕64および剛直フラッグ66は羽根62の
反対端部に位置し、該羽根62自体は回転軸線70を有
する柱68によって軸支されている。柱68自体は図5
に示される如く、基礎鋳物4に固定されている。掛金の
これら重要部材はすべて図3の展開図に示されている。
クチュエータ腕が、トランスデューサをトラックからト
ラックに自由に動かす非掛止位置における掛金は図2に
示されている。二つの図を比較することによって明らか
な如く、掛金60はその第1可動部材としての、係合ま
たは掛止腕64を有する両頭空気羽根62と、上向きに
延びるフラッグ66を備えたフラッグ腕65よりなって
いる。掛止腕64および剛直フラッグ66は羽根62の
反対端部に位置し、該羽根62自体は回転軸線70を有
する柱68によって軸支されている。柱68自体は図5
に示される如く、基礎鋳物4に固定されている。掛金の
これら重要部材はすべて図3の展開図に示されている。
【0027】掛金60は図4に示された円筒形の軸72
によって柱68の周りに軸支され、これによって掛金6
0は、ディスク駆動装置が始動または停止する時に、自
由に移動することができる。
によって柱68の周りに軸支され、これによって掛金6
0は、ディスク駆動装置が始動または停止する時に、自
由に移動することができる。
【0028】特にディスクが矢印Aの方向に回転する時
は、該ディスクの回転によって生じた風が、空気羽根6
2によって支持された直立フラッグ66に衝当し、この
直立フラッグは直にディスクに近づき、かつ図5に示さ
れる如く二つのディスクの間に支持される。風はさら
に、全体が水平にディスクの間に延びる(図1および2
参照)フラッグ指片67(図3および4によってフラッ
グ指片67およびフラッグ66の関係が明らかとなる)
によって、フラッグ66の方に偏倚する。ディスクが矢
印Aの方向に回転すれば、風が発生して指片67に衝当
し、かつ上方に向かって、ディスク間の開口69と整合
する(図5)フラッグ66の方に偏倚する。風がフラッ
グ66に衝当すれば、該フラッグは矢印Bの方向に移動
し、掛金係合腕64を切欠き50から外す。アクチュエ
ータ腕40が、トランスデューサ摺動組立体48を着陸
区域52から動かすのを阻止するのは、掛金係合腕64
および切欠き50の係合であり、指片が矢印Bの方向に
移動すれば、図2に示される如く、空気羽根62および
掛金係合腕64が切欠き50から離れ、アクチュエータ
腕を釈放し、モータ44からの指令に応答して、トラン
スデューサ摺動組立体48が、ディスクの表面を横切っ
て自由に動くようにする。
は、該ディスクの回転によって生じた風が、空気羽根6
2によって支持された直立フラッグ66に衝当し、この
直立フラッグは直にディスクに近づき、かつ図5に示さ
れる如く二つのディスクの間に支持される。風はさら
に、全体が水平にディスクの間に延びる(図1および2
参照)フラッグ指片67(図3および4によってフラッ
グ指片67およびフラッグ66の関係が明らかとなる)
によって、フラッグ66の方に偏倚する。ディスクが矢
印Aの方向に回転すれば、風が発生して指片67に衝当
し、かつ上方に向かって、ディスク間の開口69と整合
する(図5)フラッグ66の方に偏倚する。風がフラッ
グ66に衝当すれば、該フラッグは矢印Bの方向に移動
し、掛金係合腕64を切欠き50から外す。アクチュエ
ータ腕40が、トランスデューサ摺動組立体48を着陸
区域52から動かすのを阻止するのは、掛金係合腕64
および切欠き50の係合であり、指片が矢印Bの方向に
移動すれば、図2に示される如く、空気羽根62および
掛金係合腕64が切欠き50から離れ、アクチュエータ
腕を釈放し、モータ44からの指令に応答して、トラン
スデューサ摺動組立体48が、ディスクの表面を横切っ
て自由に動くようにする。
【0029】掛金を図1の閉鎖、係合位置に偏倚せし
め、衝撃が相当大なる場合においても、アクチュエータ
腕の係合を確実にするような装置が設けられている。
め、衝撃が相当大なる場合においても、アクチュエータ
腕の係合を確実にするような装置が設けられている。
【0030】図4に示される如く、円筒形の軸72を囲
繞し、かつチャンネルを画定し、その中に堅く巻かれた
ばね76を位置決めするようになったフランジ74が設
けられている。一端がディスク駆動装置の基礎によって
支持された柱68に触圧し、かつ他端が前述のチャンネ
ル(図4)の端部に触圧する前記ばねは、偏倚部材であ
り、常態では風羽根掛金を、図1に示された閉鎖位置の
方に偏倚させる。閉鎖位置とは掛金係合腕64が切欠き
50と係合し、風羽根フラッグ66がディスク駆動装置
のディスク10、30に近接し、かつアクチュエータ組
立体40がトランスデューサ摺動組立体48を着陸区域
52に動かした位置を意味する。本装置のこの点に関す
る設計は図6に示されており、図示の如くばねの補償効
果および空気羽根フラッグ66に対する空気の吹付けが
図表的に表されている。図によって明らかな如く、ばね
はあるレベルのばね予荷重を有し、これは摩擦効果と共
に空気羽根フラッグをその閉鎖、または原位置に維持
し、掛金係合腕64がアクチュエータ組立体を、係合切
欠き50と確実に係合させるようになっている。ディス
クが矢印Aの方向に回転し始め、かつ空気が空気羽根フ
ラッグ66を押圧すれば、羽根は矢印Bの方向に移動す
る(図1)。
繞し、かつチャンネルを画定し、その中に堅く巻かれた
ばね76を位置決めするようになったフランジ74が設
けられている。一端がディスク駆動装置の基礎によって
支持された柱68に触圧し、かつ他端が前述のチャンネ
ル(図4)の端部に触圧する前記ばねは、偏倚部材であ
り、常態では風羽根掛金を、図1に示された閉鎖位置の
方に偏倚させる。閉鎖位置とは掛金係合腕64が切欠き
50と係合し、風羽根フラッグ66がディスク駆動装置
のディスク10、30に近接し、かつアクチュエータ組
立体40がトランスデューサ摺動組立体48を着陸区域
52に動かした位置を意味する。本装置のこの点に関す
る設計は図6に示されており、図示の如くばねの補償効
果および空気羽根フラッグ66に対する空気の吹付けが
図表的に表されている。図によって明らかな如く、ばね
はあるレベルのばね予荷重を有し、これは摩擦効果と共
に空気羽根フラッグをその閉鎖、または原位置に維持
し、掛金係合腕64がアクチュエータ組立体を、係合切
欠き50と確実に係合させるようになっている。ディス
クが矢印Aの方向に回転し始め、かつ空気が空気羽根フ
ラッグ66を押圧すれば、羽根は矢印Bの方向に移動す
る(図1)。
【0031】言うまでもなく、ディスクの回転速度が同
じであれば、羽根がディスクの縁から離れれば離れるほ
ど、フラッグ66に対する空気吹付け効果は分散し、し
たがってフラッグに対する空気のトルクは漸次減少す
る。同様に掛金係合腕64が矢印Bと反対の方向に移動
し、かつその掛止位置から外れれば、ばね76はさらに
堅く巻かれ、ばねがアクチュエータ40を掛止または閉
鎖位置に復帰せしめんとする時に、該ばねによって加え
られるトルクを増加させる。もちろん利用可能ばねトル
クと風トルクとの間に、常にある限界84を維持し、ば
ねのトルクが完全に打負かされることのないようにする
ことが重要である。ディスクの回転によって生じる風が
フラッグに対する効果を失えば、ばねはフラッグをその
原位置に復帰させる。特に掛金係合腕64が切欠き50
と係合し、かつこの時掛金係合腕と切欠きの間の摩擦効
果に打勝つ必要のある時に、フラッグに対する風の効果
を最大とするためには、ばねの力の他に、図5に示され
る如くフラッグが、二つの回転ディスクの間の空間に重
なって位置するようにせねばならぬ。ディスクは空気流
をフラッグに対して集束せしめ、フラッグ指片67はさ
らに空気流をフラッグに対して導き、空気羽根62を矢
印Bの方向に動かす。
じであれば、羽根がディスクの縁から離れれば離れるほ
ど、フラッグ66に対する空気吹付け効果は分散し、し
たがってフラッグに対する空気のトルクは漸次減少す
る。同様に掛金係合腕64が矢印Bと反対の方向に移動
し、かつその掛止位置から外れれば、ばね76はさらに
堅く巻かれ、ばねがアクチュエータ40を掛止または閉
鎖位置に復帰せしめんとする時に、該ばねによって加え
られるトルクを増加させる。もちろん利用可能ばねトル
クと風トルクとの間に、常にある限界84を維持し、ば
ねのトルクが完全に打負かされることのないようにする
ことが重要である。ディスクの回転によって生じる風が
フラッグに対する効果を失えば、ばねはフラッグをその
原位置に復帰させる。特に掛金係合腕64が切欠き50
と係合し、かつこの時掛金係合腕と切欠きの間の摩擦効
果に打勝つ必要のある時に、フラッグに対する風の効果
を最大とするためには、ばねの力の他に、図5に示され
る如くフラッグが、二つの回転ディスクの間の空間に重
なって位置するようにせねばならぬ。ディスクは空気流
をフラッグに対して集束せしめ、フラッグ指片67はさ
らに空気流をフラッグに対して導き、空気羽根62を矢
印Bの方向に動かす。
【0032】要約すれば、図4に示される如く、ばね7
6は円筒形の軸72と、フランジ74によって画定され
たチャンネル77内に保持される。ばねはそのコイル部
分を保持するチャンネルの両端において、円弧に沿って
外方に延びる二つの端部を有しており、これら端部は基
礎鋳物によって支持されたピンにより、全風羽根掛金に
対するチャンネル77の縁に対して保持され、適当なば
ねトルクを維持するようになっている。
6は円筒形の軸72と、フランジ74によって画定され
たチャンネル77内に保持される。ばねはそのコイル部
分を保持するチャンネルの両端において、円弧に沿って
外方に延びる二つの端部を有しており、これら端部は基
礎鋳物によって支持されたピンにより、全風羽根掛金に
対するチャンネル77の縁に対して保持され、適当なば
ねトルクを維持するようになっている。
【0033】図3には本願のさらに重要な二つの部材が
示されており、該部材は支持腕金80および、アクチュ
エータ腕40と同じ枢軸の周りに装架された錠止リング
90とよりなっている。支持腕金80は、基礎鋳物4を
通って上向きに延びるピン81、空気羽根62および上
方腕金102と共動し、空気羽根62を回転ディスクの
側部に近接した状態に保持し、かつ羽根がディスクの方
に、またはディスクから離れるように回転する時に、描
く円弧の長さを画定する。支持腕金80は三つの別個の
区域として曲成された単一の平らな金属片よりなってい
る。図示の如く、直立区画100および水平羽根支持区
画102よりなる腕が曲成され、空気羽根62を通して
挿入されるピンが水平支持区画102の頂部を通って上
向きに延びるようになっている。空気羽根に対するこの
支持構造は重要である。その理由は羽根、特にそのフラ
ッグ66を、ディスク側部に近接する垂直面内に維持す
る必要があるからである。
示されており、該部材は支持腕金80および、アクチュ
エータ腕40と同じ枢軸の周りに装架された錠止リング
90とよりなっている。支持腕金80は、基礎鋳物4を
通って上向きに延びるピン81、空気羽根62および上
方腕金102と共動し、空気羽根62を回転ディスクの
側部に近接した状態に保持し、かつ羽根がディスクの方
に、またはディスクから離れるように回転する時に、描
く円弧の長さを画定する。支持腕金80は三つの別個の
区域として曲成された単一の平らな金属片よりなってい
る。図示の如く、直立区画100および水平羽根支持区
画102よりなる腕が曲成され、空気羽根62を通して
挿入されるピンが水平支持区画102の頂部を通って上
向きに延びるようになっている。空気羽根に対するこの
支持構造は重要である。その理由は羽根、特にそのフラ
ッグ66を、ディスク側部に近接する垂直面内に維持す
る必要があるからである。
【0034】回転ディスクの速度によって発生せしめら
れる空気流はそれほど大きくはなく、羽根62、特にフ
ラッグ66と、ディスクの方に延び、かつ図1および2
に示される如く、実際にディスクの間を摺動する空気偏
向フラッグ指片67に対する空気の衝撃が、風羽根の面
に対する空気流の衝撃を最適化するようになっているこ
とが重要である。なお図1の頂部に示される如く、羽根
に対する空気の流動効果を考えて、羽根66は該羽根を
回転通過するディスクの縁と、実質的に平行な円弧を有
するように設計されている。さらに図1の頂部平面図か
ら明らかなように、空気羽根がディスクの縁に近づき過
ぎて、該ディスクの縁に衝当しないようになるのを阻止
することも重要である。したがって図3に示される如く
支持腕金上に、典型的には羽根62の前方からフラッグ
指片67が突出する位置の近くにおいて、直立部分10
4と、この場合懸架部分106とを含む、第2の小さな
腕が形成される。図1によって明らかな如く、空気羽根
フラッグ指片67の先導縁は、該羽根がばねの作用によ
って閉鎖または錠止位置に復帰せしめられる時に、保持
腕104に対して衝当せしめられる。したがって羽根は
ディスクの縁に対して緊密に押圧される。この羽根は離
れ過ぎて、掛金係合腕64が、錠止リング90の切欠き
50から釈放されることがないようにするべきで、もし
羽根がディスクの縁に近づき過ぎれば、羽根に対するデ
ィスクの回転によって発生される空気流動の効果は減少
し、アクチュエータ保持切欠き50からの風羽根掛金の
確実な解錠が望めなくなる。
れる空気流はそれほど大きくはなく、羽根62、特にフ
ラッグ66と、ディスクの方に延び、かつ図1および2
に示される如く、実際にディスクの間を摺動する空気偏
向フラッグ指片67に対する空気の衝撃が、風羽根の面
に対する空気流の衝撃を最適化するようになっているこ
とが重要である。なお図1の頂部に示される如く、羽根
に対する空気の流動効果を考えて、羽根66は該羽根を
回転通過するディスクの縁と、実質的に平行な円弧を有
するように設計されている。さらに図1の頂部平面図か
ら明らかなように、空気羽根がディスクの縁に近づき過
ぎて、該ディスクの縁に衝当しないようになるのを阻止
することも重要である。したがって図3に示される如く
支持腕金上に、典型的には羽根62の前方からフラッグ
指片67が突出する位置の近くにおいて、直立部分10
4と、この場合懸架部分106とを含む、第2の小さな
腕が形成される。図1によって明らかな如く、空気羽根
フラッグ指片67の先導縁は、該羽根がばねの作用によ
って閉鎖または錠止位置に復帰せしめられる時に、保持
腕104に対して衝当せしめられる。したがって羽根は
ディスクの縁に対して緊密に押圧される。この羽根は離
れ過ぎて、掛金係合腕64が、錠止リング90の切欠き
50から釈放されることがないようにするべきで、もし
羽根がディスクの縁に近づき過ぎれば、羽根に対するデ
ィスクの回転によって発生される空気流動の効果は減少
し、アクチュエータ保持切欠き50からの風羽根掛金の
確実な解錠が望めなくなる。
【0035】なお図3に示される如く切欠き50は、ア
クチュエータ腕40に対する支持ピボットを形成する堆
積内に挿入された、薄いリング90に沿って設けること
が望ましい。リング90はアクチュエータ腕の下方にお
いて、ピボット孔堆積に挿入される。図1によって明ら
かな如く、掛金60が切欠き50に接触すれば、該掛金
60は実質的に、アクチュエータ腕40の縦軸線に対し
て垂直となり、該腕に対する錠止力を最大とするように
なっている。
クチュエータ腕40に対する支持ピボットを形成する堆
積内に挿入された、薄いリング90に沿って設けること
が望ましい。リング90はアクチュエータ腕の下方にお
いて、ピボット孔堆積に挿入される。図1によって明ら
かな如く、掛金60が切欠き50に接触すれば、該掛金
60は実質的に、アクチュエータ腕40の縦軸線に対し
て垂直となり、該腕に対する錠止力を最大とするように
なっている。
【0036】風羽根掛金の動作は次のように要約するこ
とができる。スピンドルモータ機構からの力を除去すれ
ば、回転ディスクおよび軸内に貯蔵された運動エネルギ
ーは、スピンドルモータによって電気に変換される。発
生した電気エネルギーはアクチュエータに加えられ、ト
ランスデューサ48を着陸区域52(図1)に移動させ
る。トランスデューサが図示の如く着陸区域52に達す
れば、ばねの偏倚作用は、ディスクの回転速度の減少が
風羽根62に対する風力を減少させると言う事実とあい
まって該風羽根部分を矢印Bの方に動かし、かつ掛金係
合腕64を切欠き50と係合させる(図1)。このよう
にしてトランスデューサは着陸区域に掛止される。
とができる。スピンドルモータ機構からの力を除去すれ
ば、回転ディスクおよび軸内に貯蔵された運動エネルギ
ーは、スピンドルモータによって電気に変換される。発
生した電気エネルギーはアクチュエータに加えられ、ト
ランスデューサ48を着陸区域52(図1)に移動させ
る。トランスデューサが図示の如く着陸区域52に達す
れば、ばねの偏倚作用は、ディスクの回転速度の減少が
風羽根62に対する風力を減少させると言う事実とあい
まって該風羽根部分を矢印Bの方に動かし、かつ掛金係
合腕64を切欠き50と係合させる(図1)。このよう
にしてトランスデューサは着陸区域に掛止される。
【0037】スピンドルモータに再び力を加えれば、デ
ィスクがAの方向に回転することによって、空気流が発
生する。図5によってさらに明らかな如く、風羽根は二
つのディスクの間の開口に近接して直接支持され、ディ
スクの回転によって発生した空気流を羽根62およびフ
ラッグ66に衝当させるようになり、この時空気はディ
スク間の溝孔の方に向いた、突出フラッグ指片67によ
ってフラッグ66に対し、効果的に指向される。したが
って羽根はディスクの縁から、矢印Bの方に移動し(図
1)、指片64を切欠き50から釈放する。これによっ
てアクチュエータ腕40はトランスデューサ摺動組立体
48を、着陸区域52から離し、ディスクの表面上にく
るようにする。
ィスクがAの方向に回転することによって、空気流が発
生する。図5によってさらに明らかな如く、風羽根は二
つのディスクの間の開口に近接して直接支持され、ディ
スクの回転によって発生した空気流を羽根62およびフ
ラッグ66に衝当させるようになり、この時空気はディ
スク間の溝孔の方に向いた、突出フラッグ指片67によ
ってフラッグ66に対し、効果的に指向される。したが
って羽根はディスクの縁から、矢印Bの方に移動し(図
1)、指片64を切欠き50から釈放する。これによっ
てアクチュエータ腕40はトランスデューサ摺動組立体
48を、着陸区域52から離し、ディスクの表面上にく
るようにする。
【0038】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
の目的が完全に達成されたことが分かると共に、熟練技
術者は本発明の範囲を離れることなく、種々の変型を行
い得ることを理解できる。図によって以上に示した実施
例は制限的意味を有するものではない。
の目的が完全に達成されたことが分かると共に、熟練技
術者は本発明の範囲を離れることなく、種々の変型を行
い得ることを理解できる。図によって以上に示した実施
例は制限的意味を有するものではない。
【図1】本発明の原理による小形ディスク駆動装置の線
図的拡大平面図で、掛金が係合位置にある状態を示す。
図的拡大平面図で、掛金が係合位置にある状態を示す。
【図2】図1に示されたディスク駆動装置の部分的平面
図で、掛金が釈放位置にあり、かつアクチュエータ腕が
トランスデューサを、ディスクの着陸区域から、ディス
クの表面を横切って動かした状態を示す。
図で、掛金が釈放位置にあり、かつアクチュエータ腕が
トランスデューサを、ディスクの着陸区域から、ディス
クの表面を横切って動かした状態を示す。
【図3】空気によって効果的に動かされる風羽根掛金
の、重要部分の展開図。
の、重要部分の展開図。
【図4】本発明の風羽根の、図3の透視図とは異なる展
開図で、偏倚ばねが風羽根に近接して位置し、該ばねを
風羽根内に装架するようになった状態を示す。
開図で、偏倚ばねが風羽根に近接して位置し、該ばねを
風羽根内に装架するようになった状態を示す。
【図5】図1の線5ー5に沿って取られた部分的断面
図。
図。
【図6】ばねトルクと空力風羽根トルクとの関係、およ
び風羽根掛金を作動するに必要な力を適当に平衡させる
場合における、これらの相関関係を表す図表。
び風羽根掛金を作動するに必要な力を適当に平衡させる
場合における、これらの相関関係を表す図表。
1 ディスク駆動装置 3 ハウジング 4 基礎鋳物 5 軸 10 ディスク 20 トラック 22、24、26、28 表面 30 ディスク 40 アクチュエータ腕組立体 46 トランスデューサ支持腕 48 トランスデューサ摺動組立体 50 切欠き 60 掛金 61 掛止指片 62 空気羽根 64 係合腕 65 フラッグ腕 66 フラッグ 67 指片 69 開口 76 ばね 80 支持腕金 90 錠止リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランゴパル,バツ アメリカ合衆国カリフォルニア州カノガ パーク,エルクウッド ストリート 20220 (72)発明者 ローレンス ダブリュ.ゴールバック アメリカ合衆国カリフォルニア州フェント ン,エル ソルヨ ハイツ 1145
Claims (14)
- 【請求項1】 ディスク駆動装置で、アクチュエータ腕
と共働する、空力的に作動される掛金を有し、軸線の周
りを回転する該アクチュエータ腕が、該軸線上に支持さ
れた掛金と係合するための装置を有し、ディスク駆動装
置の非作動状態においては、該掛金がアクチュエータ腕
の回転を阻止するようになっており、前記アクチュエー
タ組立体が、前記少なくとも二つの共通に装架された回
転ディスクに対する室を画定するハウジングの基礎鋳物
に装架され、アクチュエータ腕が前記各ディスクの主デ
ータ面に近接してデータトランスデューサを支持し、か
つ該トランスデューサを、アクチュエータモータに対す
る指令に応答して、ディスク表面上のトラックからトラ
ックに動かすようになっているディスク駆動装置におい
て、前記空力的に作動される掛金が、 前記ディスクに近接して位置し、掛金を回転自在に軸支
する中心軸と、 掛金係合腕で、アクチュエータ腕が静止して、トランス
デューサが前記ディスクの着陸区域に触座している時
に、アクチュエータ腕に対して実質的に垂直に延び、か
つその一端に掛止指片を有し、アクチュエータ腕の回転
中心に近接するアクチュエータ腕ピボット区域の半径上
の切欠きと係合するようになっている掛金係合腕と、 前記掛金係合腕および中心軸から反対方向に延びる空気
羽根で、二つの回転ディスク間の空間に近接するフラッ
グを有し、該フラッグがディスクの回転によって発生し
た風に応答して、前記掛金指片を前記切欠きから外し、
かつアクチュエータ腕を釈放して、前記ディスクの表面
を横切って前記トランスデューサを移動させるようにな
った空気羽根とを有していることを特徴とするディスク
駆動装置。 - 【請求項2】 前記空気羽根がさらにフラッグ指片で、
ディスクの回転によって生じた風がフラッグを押圧する
個所で、該フラッグの側部に支持され、かつディスク間
の空間に挿入され、ディスクの回転によって生じた空気
流が空気羽根を効果的に押圧し、該空気羽根を前記中心
軸の周りで、回転ディスクの縁から移動させるようにな
っている、請求項1記載のディスク駆動装置。 - 【請求項3】 さらに前記掛止指片を偏倚させて前記切
欠きと係合させる偏倚装置を有し、常態では前記空力的
に作動される掛金を、前記アクチュエータ腕と係合せし
め、かつその回転を阻止するようになっている、請求項
1記載のディスク駆動装置。 - 【請求項4】 前記偏倚装置がさらにコイルばねで、少
なくともその一端がディスク駆動装置のハウジングによ
って支持されるコイルばねを有し、該コイルばねの力が
空力的掛金の掛金係合腕を、切欠きの方に偏倚させる力
を発生させるようになっている、請求項3記載のディス
ク駆動装置。 - 【請求項5】 コイルばねの力が、ディスク駆動装置の
使用を可能にする常態速度において、ディスクの回転に
よって生じる風の有効力より小さくなるように画定され
ている、請求項4記載のディスク駆動装置。 - 【請求項6】 前記空気羽根が回転ディスクの縁の輪郭
に従うような形を有し、かつ前記中心軸から離れて位置
する一端を有し、ハウジングの側壁の近くまで延び、デ
ィスクの回転によって生じる有効風量の最大量を捕捉す
るようになっている、請求項3記載のディスク駆動装
置。 - 【請求項7】 前記ディスクの間を延びる前記フラッグ
指片が、相反する表面を有し、該表面が前記ディスクの
中心に近接するフラッグ指片区画から、フラッグに近接
する区画まで、前記フラッグおよび円弧の方に向かっ
て、相互に離れるように湾曲し、それによって前記ディ
スクの回転によって生じた風を捕捉し、かつ風羽根フラ
ッグの方に案内するように成形されている、請求項6記
載のディスク駆動装置。 - 【請求項8】 フラッグ指片がフラッグの底部に近接し
て支持されている、請求項2記載のディスク駆動装置。 - 【請求項9】 掛金の円弧を画定し、かつ閉鎖位置にお
いて、フラッグをディスクと接触することなく、ディス
クの周囲に近接して位置決めせしめ得るようになってい
る、請求項2記載のディスク駆動装置。 - 【請求項10】 ディスク駆動装置に使用する掛金シス
テムで、アクチュエータ腕の枢動装置に結合された切欠
き装置を有する掛金システムにおいて、掛金が掛金指片
を有する掛金係合腕で、ディスクが回転していない時
は、掛金指片が切欠きと係合する掛金係合腕と、 フラッグを有する空気羽根で、該フラッグがディスクの
中心から、ディスクの半径より大なる距離を置いて位置
する空気羽根と、 掛金係合腕および空気羽根に結合された中心軸で、掛金
の回転を可能にし、ディスクの回転によってフラッグを
押圧する風が生じた時に、該フラッグがディスクから離
れ、かつ掛金指片が切欠きから釈放されるようにする中
心軸とを有する掛金システム。 - 【請求項11】空気羽根がさらにフラッグの側部に位置
するフラッグ指片を有し、該フラグ指片が、ディスクの
回転によって生じた風と接触し、かつディスク面に対し
て直角な空間内に挿入され、風をフラッグの方に案内す
るようになっている、請求項10記載の掛金システム。 - 【請求項12】 フラッグ指片が、ディスク駆動装置の
基礎ハウジングに近接して、フラッグの表面によって支
持されている、請求項11記載の掛金システム。 - 【請求項13】 さらに掛金を位置決めする偏倚装置を
有し、ディスクの回転によって風が発生されない時は、
フラッグがディスクと接触することなく、かつ掛金指片
が切欠きと係合することなく、ディスクの周囲の方に移
動するようになっている、請求項10記載の掛金システ
ム。 - 【請求項14】 さらにフラッグがディスクと接触する
のを阻止する抑制装置を有する、請求項10記載の掛金
システム。
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