JP3347459B2 - ファクシミリ装置およびその制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置およびその制御方法

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JP3347459B2
JP3347459B2 JP06800694A JP6800694A JP3347459B2 JP 3347459 B2 JP3347459 B2 JP 3347459B2 JP 06800694 A JP06800694 A JP 06800694A JP 6800694 A JP6800694 A JP 6800694A JP 3347459 B2 JP3347459 B2 JP 3347459B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理端末に接続可
能なファクシミリ装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理端末に接続され、該情報
処理端末からリモート操作可能なファクシミリ装置が実
施されている。このファクシミリ装置では、情報処理端
末からのタイマー送信指示等の時刻指定の指示を受けた
とき、内蔵されている時計手段の時刻に従い、送信制御
等の開始制御を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置においては、情報処理端末からタ
イマー送信指示等の時刻指定を受け付けた場合にも、フ
ァクシミリ装置の時計の表示時刻に従って送信制御が開
始されていたので、前記タイマー送信指示等を実行する
際に、情報処理端末とファクシミリ装置の表示時刻にず
れがある場合には、情報処理端末による指定時刻とは異
なる時刻に送信が開始される。
【0004】また、時差のある地域間でタイマー送信等
を行う場合には、通信相手先との時差を考慮した時刻設
定を行う必要がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、情報処理端末を介して開始時刻が指定され
た通信動作を、情報処理端末の時刻情報に従って開始す
ることができるファクシミリ装置およびその制御方法
提供することを第1の目的とする。
【0006】また、本発明は、情報処理端末を介して指
定された通信動作の開始時刻を、通信地域間の時差によ
り自動的に補正することができるファクシミリ装置およ
びその制御方法を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明のファクシミリ装置は、画像データを
通信する通信手段と、時刻情報を出力する時計手段と、
情報処理端末との各種情報の授受を媒介するインターフ
ェイス手段と、前記時計手段から出力される時刻情報を
監視して、情報処理端末を介して開始時刻が指定された
通信動作の開始を前記通信手段に対して指示する時刻指
定動作手段とを備えたファクシミリ装置において、前記
インターフェイス手段を介して情報処理端末の時刻情報
を取得する時刻情報取得手段と、前記時刻情報取得手段
により取得された情報処理端末の時刻情報を用いて、前
記時刻指定動作手段が指示する通信動作の開始時刻を補
正する時刻補正手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】また、同じ目的を達成する上で、前記時刻
補正手段は、前記時刻情報取得手段により取得された情
報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力した時刻情
報との差分時間を算出し、該算出された差分時間を用い
て、前記時刻指定動作手段が指示する通信動作の開始時
刻を補正することが好ましい。
【0009】また、同じ目的を達成する上で、前記時刻
補正手段により算出された差分時間を記憶する差分時間
記憶手段を設け、前記時刻補正手段は、前記差分時間記
憶手段に記憶された差分時間を用いて、前記時刻指定動
作手段が指示する通信動作の開始時刻を補正することが
好ましい。
【0010】また、同じ目的を達成する上で、前記時刻
補正手段は、前記時刻情報取得手段により取得された情
報処理端末の時刻情報を用いて、前記時計手段の時刻情
報を再設定することにより、前記時刻指定動作手段が指
示する通信動作の開始時刻を補正することが好ましい。
【0011】また、同じ目的を達成する上で、本発明の
ファクシミリ装置は、前記時刻情報取得手段により取得
された情報処理端末の時刻情報を用いて、通信管理情報
の時刻情報を補正して情報処理端末に出力する通信管理
情報補正手段を設けたことを特徴とする。
【0012】また、同じ目的を達成する上で、前記通信
管理情報補正手段は、前記時刻情報取得手段により取得
された情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力し
た時刻情報との差分時間を算出し、該算出された差分時
間を用いて、通信管理情報の時刻情報を補正することが
好ましい。
【0013】また、同じ目的を達成する上で、本発明の
ファクシミリ装置は、前記時刻情報取得手段により取得
された情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力し
た時刻情報との差分時間を算出し、該算出された差分時
間が所定時間を超える場合には、前記通信管理情報補正
手段による補正を禁止する第1の補正禁止手段を設けた
ことを特徴とする。
【0014】また、同じ目的を達成する上で、本発明の
ファクシミリ装置は、前記時刻情報取得手段により取得
された情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力し
た時刻情報との差分時間を算出し、該算出された差分時
間が所定時間を超える場合には、前記時刻補正手段によ
る補正を禁止する第2の補正禁止手段を設けたことを特
徴とする。
【0015】また、同じ目的を達成する上で、本発明の
ファクシミリ装置は、前記時刻情報取得手段により取得
された情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力し
た時刻情報との差分時間を算出し、該算出された差分時
間が所定時間を超える場合には、該超えたことを通知す
る通知手段を設けたことを特徴とする。
【0016】また、本発明のファクシミリ装置の制御方
法は、画像データを通信する通信手段と、時刻情報を出
力する時計手段と、情報処理端末との各種情報の授受を
媒介するインターフェイス手段と、前記時計手段から出
力される時刻情報を監視して、情報処理端末を介して開
始時刻が指定された通信動作の開始を前記通信手段に対
して指示する時刻指定動作手段とを備えたファクシミリ
装置の制御方法において、前記インターフェイス手段を
介して情報処理端末の時刻情報を取得する時刻情報取得
工程と、前記時刻情報取得工程において取得された情報
処理端末の時刻情報を用いて、前記時刻指定動作手段が
指示する通信動作の開始時刻を補正する時刻補正工程と
を設けたことを特徴とする。上記第2の目的を達成する
ために、本発明のファクシミリ装置は、画像データを通
信する通信手段と、時刻情報を出力する時計手段と、情
報処理端末との各種情報の授受を媒介するインターフェ
イス手段と、前記時計手段から出力される時刻情報を監
視して、情報処理端末を介して開始時刻が指定された通
信動作の開始を前記通信手段に対して指示する時刻指定
動作手段とを備えたファクシミリ装置において、前記イ
ンターフェイス手段を介して情報処理端末から地域間の
時差に関する情報を取得する時差情報取得手段と、前記
時差情報取得手段により取得された地域間の時差に関す
る情報を用いて、前記時刻指定動作手段が指示する通信
動作の開始時刻を補正する時刻補正手段とを設けたこと
を特徴とする。また、本発明のファクシミリ装置の制御
方法は、画像データを通信する通信手段と、時刻情報を
出力する時計手段と、情報処理端末との各種情報の授受
を媒介するインターフェイス手段と、前記時計手段から
出力される時刻情報を監視して、情報処理端末を介して
開始時刻が指定された通信動作の開始を前記通信手段に
対して指示する時刻指定動作手段とを備えたファクシミ
リ装置の制御方法において、前記インターフェイス手段
を介して情報処理端末から地域間の時差に関する情報を
取得する時差情報取得工程と、前記時差情報取得工程に
おいて取得された地域間の時差に関する情報を用いて、
前記時刻指定動作手段が指示する通信動作の開始時刻を
補正する時刻補正工程とを設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1のファクシミリ装置によれば、情報処
理端末の時刻情報が取得され、該取得された時刻情報を
用いて、情報処理端末を介して指定された通信動作の開
始時刻が補正される。
【0018】請求項2のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出され、該
算出された差分時間を用いて、情報処理端末を介して指
定された通信動作の開始時刻が補正される。
【0019】請求項3のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報と時計手段の時刻情報との差分時
間が差分時間記憶手段に記憶され、この差分時間記憶手
段に記憶されている差分時間を用いて、情報処理端末を
介して指定された通信動作の開始時刻が補正される。
【0020】請求項4のファクシミリ装置によれば、取
得された情報処理端末からの時刻情報を用いて、時計手
段の時刻情報が再設定され、再設定された時刻情報に基
づき情報処理端末を介して指定された通信動作の開始時
刻が補正される。
【0021】請求項5のファクシミリ装置によれば、通
信管理情報補正手段で、取得された情報処理端末からの
時刻情報を用いて、通信管理情報の時刻情報を補正し、
通信管理情報の時刻情報を情報処理端末に出力する。
【0022】請求項6のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出され、該
算出された差分時間を用いて、通信管理情報の時刻情報
が補正され、この補正された通信管理情報の時刻情報が
情報処理端末に出力される。
【0023】請求項7のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出され、該
算出された差分時間が所定時間を越える場合には、通信
管理情報補正手段による補正が禁止される。
【0024】請求項8のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報と時計手段の時刻情報との差分時
間が算出され、該算出された差分時間が所定時間を越え
る場合には、時刻補正手段による補正が禁止される。
【0025】請求項9のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出され、該
算出された差分時間が所定時間を超える場合には、該超
えていることが通知される。
【0026】請求項10のファクシミリ装置によれば、
情報処理端末から通信地域間の時差に関する情報が取得
され、該取得された情報を用いて、情報処理端末を介し
て指定された通信動作の開始時刻が補正される。
【0027】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の各実施例
を詳述する。
【0028】〔第1実施例〕図1は、本発明の第1実施
例に係るファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図
である。
【0029】ファクシミリ装置1においては、システム
制御部としてのCPU(中央制御装置)2が、ROM
(リードオンリメモリ)3に格納されている制御プログ
ラムに従って、装置全体の制御を行う。
【0030】SRAM(スタティックランダムアクセス
メモリ)等で構成されるRAM4は、キーボード等から
成る操作部5を介してオペレータが登録する各種設定
値、装置の管理データ、各種ワーク用バッファ、および
プログラム制御変数等を格納する。
【0031】スキャナ6は、CSイメージセンサ、およ
び原稿搬送機構等で構成され、原稿を光学的に読み取
り、電気的な画像データに変換する。該スキャナ6によ
り読み取られた画像データは、画像処理部7において補
正処理され、高精細な画像データとなり、読取・記録用
符号化復号化処理部(読取・記録用コーデック)8にお
いて符号化処理され、DRAM(ダイナミックランダム
アクセスメモリ)等から成る画像メモリ9に蓄積され
る。該蓄積された画像データは通信用符号化復号化処理
部10において復号化処理され、MODEM(変復調装
置)11、NCU(網制御装置)12を介して通信回線
13に送出される。該MODEM11はファクシミリ装
置1が送受信する信号の変調処理及び復調処理を行い、
NCU12は、選択信号(ダイヤルパルス又はトーンダ
イヤル)を通信回線13に送出する機能を有し、呼び出
し音の検出による自動着信動作および回線制御動作を行
う。
【0032】通信回線13を介して本ファクシミリ装置
1に送信される画像データは、NCU12およびMOD
EM11を介して通信用符号化復号化処理部10に入力
され、該通信用符号化復号化処理部10において復号化
されて画像メモリ9に蓄積される。該蓄積された画像デ
ータは、読み取り・記録用符号化復号化処理部8におい
て復号化され、プリンタフォーマッタ14を介してプリ
ンタ15に入力され、該プリンタ15において記録紙に
記録される。該プリンタフォーマッタ14は、ワークス
テーション等からのファイルデータをプリントする際
に、プリンタ記述言語を解析して画像データに変換すべ
く機能する。また、本実施例においては、プリンタ15
としてLBP(レーザービームプリンタ)を用いる。
【0033】また、本ファクシミリ装置1をリモート操
作するためのアプリケーションソフトウェアがインスト
ールされた情報処理端末16から、ファクシミリ装置1
を介して転送される画像データは、本ファクシミリ装置
1を情報処理端末16に接続すべく機能するコンピュー
タインターフェイス(I/F)17、およびラインバッ
ファ18を介して読取・記録用符号化復号化処理部8に
入力され、該読取・記録用符号化復号化処理部8におい
て符号化されて、画像メモリ9に蓄積され、通信用符号
化復号化処理部10において復号化されて、MODEM
10、およびNCU11を介して通信回線12に送出さ
れる。
【0034】尚、本実施例においては、コンピュータイ
ンターフェイス17として双方向シリアルインターフェ
イス(例えば、RS232C)を用いるが、これに限ら
れるものではなく、LAN(構内情報通信網)を用いて
もよい。
【0035】時計制御部19は、リアルタイムクロック
等で構成され、ファクシミリ装置1の時刻情報を生成す
る。
【0036】次に、図2を参照してファクシミリ装置1
の動作を説明する。
【0037】図2は、情報処理端末16からの画像デー
タをファクシミリ装置1がタイマー送信により転送する
際の時差補正処理、および時刻補正処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【0038】まず、ファクシミリ装置1が転送する送信
原稿の画像データは、予め定められたコンピュータイン
ターフェイスプロトコルに従い、コンピュータインター
フェイス17を介して、情報処理端末16からファクシ
ミリ装置1に入力され、画像メモリ9に格納される(ス
テップS1)。
【0039】次に、相手先電話番号、通信モード、通信
開始時刻等の指示、および通信地域間の時差時間に関す
る情報等を内容とするタイマー送信指示が情報処理端末
16からコンピュータインターフェイス17を介してフ
ァクシミリ装置1に転送され、前記通信開始時刻は送信
開始時刻データTsとして、また、前記時差時間に関す
る情報は時差時間データTwとして各々RAM3に設定
される(ステップS2)。
【0040】次に、予め定められたコンピュータインタ
ーフェイスプロトコルに従い、コンピュータインターフ
ェイス17を介して、情報処理端末16の現在時刻情報
が取得され、この取得された現在時刻情報は、情報処理
端末時刻データTcとしてRAM4に格納される(ステ
ップS3)。
【0041】次に、前記時差時間データTwより、時差
補正の必要の有無が判定され(ステップS4)、時差補
正の必要がある場合には、RAM4内の送信開始時刻デ
ータTsに前記Tw値を加算することにより時差補正を
行う(ステップS5)。例えば、ステップS2において
指示された送信開始時刻データTsが「8:30」であ
り、時差時間データTwが「+2.5」時間(2時間3
0分)であれば、時差補正後の前記送信開始時刻データ
Tsは「11:00」に書き換えられる。また、時差補
正の必要が無い場合には、ステップS5における処理は
スキップされる。
【0042】次に、時計制御部19からファクシミリ装
置1の現在時刻情報が取得されて、該取得された時刻情
報がファクシミリ装置時刻データTfとしてRAM4に
格納され(ステップS6)、該格納されたTf値が前記
情報処理端末時刻データTc値から減算されてファクシ
ミリ装置1の現在時刻情報と情報処理端末16の現在時
刻情報との時間差が算出され、該算出された時間差が差
分時間データTdとしてRAM4に設定される(ステッ
プS7)。このTd値が送信開始時刻データTs値に加
算されて、送信開始時刻補正処理が行われる(ステップ
S8)。例えば、ステップS2で設定され、ステップS
5で必要に応じて時差補正された通信開始時刻Tsが
「22:00」であり、情報処理端末の現在時刻データ
Tcが「15:38」、ファクシミリ装置の現在時刻デ
ータTfが「15:52」である場合には、その差分時
間Tdは14分であるので、RAM4内の送信開始時刻
データTsは「22:14」に書き換えられる。
【0043】次に、前記ステップS8において補正され
たTs値がCPU2内のタイマー送信制御部に設定され
る(ステップS9)。
【0044】次に、時計制御部19から予め定められた
周期でファクシミリ装置時刻データTfが取得され(ス
テップS10)、該Tf値が前記タイマー送信制御部に
設定された補正後のTs値と比較されて、ファクシミリ
装置1の現在時刻が補正後の送信開始時刻Tsに到達し
たか否かが判定される(ステップS11)。到達してい
ない場合にはステップS10に戻り、到達した場合に
は、画像データの送信制御を開始して(ステップS1
2)、全ての処理を終了する。
【0045】次に、図3を参照して、ファクシミリ装置
1が出力する通信管理情報の時刻情報の補正処理を説明
する。
【0046】まず、通信管理情報の出力先が情報処理端
末16であるか否かが判定され(ステップS13)、情
報処理端末16である場合には、初めに、ファクシミリ
装置1が出力する通信管理情報のページヘッダの時刻情
報が、情報処理端末の時刻情報に一致するように補正さ
れる(ステップS14)。このページヘッダの時刻情報
には、時計制御部19からのファクシミリ装置時刻デー
タTfが設定されるが、その際、図2のステップS7で
RAM4に設定された前記差分時間データTd値を用い
て前記時刻情報の補正が行われる。
【0047】次に、ステップS15において、通信管理
情報の時刻補正が行われる。この通信管理情報の時刻補
正は、通信管理情報内の通信開始時刻等の時刻情報の補
正を行うものであり、前記差分時間データTdを用いて
おこなわれる。
【0048】次に、ステップS14およびS15におい
て補正された各時刻情報を用いて、通信管理情報のレポ
ートが作成され(ステップS16)、出力されて(ステ
ップS17)全ての処理を終了する。前記ステップS1
3において、通信管理情報の出力先がファクシミリ装置
1であると判断された場合には、ステップS14および
S15をスキップしてステップS16以降の各処理に進
む。
【0049】以上、詳述したように、本発明の第1実施
例に係るファクシミリ装置によれば、時差のある地域に
対してタイマー送信する場合にも、地域間の時差を考慮
して通信開始時刻の設定を行う必要がなく、情報処理端
末を介してタイマー送信指示した場合には、情報処理端
末の表示時刻に従って送信制御が開始される。また、通
信管理情報などの通信結果を情報処理端末を介して出力
する場合にも、情報処理端末の時刻情報が表示される。
【0050】尚、上述した時差補正制御は、例えば、事
業所毎に勤務開始時刻等が異なる場合にも適用し得るも
のである。
【0051】次に、図4を参照して、本発明の第2実施
例を説明する。尚、本実施例に係るファクシミリ装置の
概略構成は、第1の実施例と同一であるので図1を流用
する。
【0052】図4は、本実施例における時刻補正制御の
流れを示すフローチャートである。まず、予め定められ
たコンピュータインターフェイスプロトコルに従い、コ
ンピュータインターフェイス17を介して情報処理端末
16の現在時刻情報が取得されて、情報処理端末時刻デ
ータTcとしてRAM4に格納され(ステップS1
8)、時計制御部19からファクシミリ装置1の現在時
刻情報が取得されて、ファクシミリ装置時刻データTf
としてRAM3に格納され(ステップS19)、前記T
c値とTf値との差分時間Tdが算出されて、差分時間
データTdとしてRAM4に設定される(ステップS2
0)。
【0053】次に、予めRAM4に登録された最大補正
時間Tm(例えば、Tm=0.5)と前記Td値とが比
較され(ステップS21)、該Td値がTm値を越える
場合には、エラーメッセージを不図示の表示部に表示し
て(ステップS22)、全ての処理を終了する。この場
合には、ファクシミリ装置1の設定時刻、もしくは情報
処理端末16の設定時刻のいずれか、又は両方の設定時
刻を修正する必要がある。
【0054】前記ステップS21で、Td値がTm値を
超えない場合には、コンピュータインターフェイス17
を介して取得した情報処理端末16の現在時刻情報によ
り時計制御部19の表示時刻を再設定する(ステップS
23)。
【0055】次に、ステップS20でRAM4に設定さ
れた差分時間データTdを用いて、通信管理情報の時刻
情報を補正して、全ての処理を終了する。
【0056】以上、述べたように、本発明の第2実施例
に係るファクシミリ装置によれば、情報処理端末を介し
てタイマー送信指示を受け付けた場合には、ファクシミ
リ装置の表示時刻が情報処理端末の表示時刻と一致する
ように再設定されるので、情報処理端末の時刻情報に従
ったタイマー送信が行えると共に、通信管理情報などの
通信結果も、情報処理端末の時刻情報が表示されて出力
される。
【0057】尚、上述した各実施例においては、情報処
理端末からのタイマー送信指示に対する時刻補正制御に
ついて説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、定時刻レポート出力や、定時刻ポーリングに適用す
ることも可能である。
【0058】また、上述した各実施例においては、時刻
補正制御を情報処理端末からタイマー送信指示を受け付
けた際に行っていたが、これに限られるものではなく、
予め定められた周期で時刻補正制御を行うことも可能で
ある。
【0059】更に、上述した各実施例においては、時刻
補正制御を分単位で行っていたが、これに限られるもの
ではなく、秒単位で行ってもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置によれば、情報処理端末を介して指定さ
れた通信動作の開始時刻が、情報処理端末の時刻情報に
より補正されるので、情報処理端末からタイマー送信等
の指示を受け付けた場合には、該指示による通信を情報
処理端末の時刻情報に従って開始することができる。
【0061】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、情報処理端末の時刻情報が取得されて、情報処理端
末の時刻情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出
され、該算出された差分時間を用いて、情報処理端末を
介して開始時刻が指定された通信動作の開始時刻が補正
されるので、請求項1と同様の効果が得られる。
【0062】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、情報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末
の時刻情報と時計手段の時刻情報との差分時間記憶さ
れ、該記憶された差分時間を用いて通信動作の開始時刻
が補正され、該補正された時刻に基づき、情報処理端末
を介して開始時刻が指定された通信動作が開始されるの
で、請求項1と同様の効果が得られる。
【0063】請求項4記載のファクシミリ装置によれ
ば、取得された情報処理端末からの時刻情報を用いて、
時計手段の時刻情報が再設定され、再設定された時計手
段の時刻情報に基づき情報処理端末を介して開始時刻が
指定された通信動作が開始されるので、請求項1と同様
の効果が得られる。
【0064】請求項5記載のファクシミリ装置によれ
ば、情報処理端末の時刻情報が取得され、該取得された
情報を用いて、通信管理情報の時刻情報が補正され、情
報処理端末に出力されるので、情報処理端末の時刻情報
による通信管理情報が取得できる。
【0065】請求項6記載のファクシミリ装置によれ
ば、情報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末
の時刻情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出さ
れ、該算出された差分時間を用いて、通信管理情報の時
刻情報が補正され、情報処理端末に出力されるので、請
求項5と同様の効果が得られる。
【0066】請求項7記載のファクシミリ装置によれ
ば、時刻情報取得手段で取得された情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が所定時間を超
える場合には、通信管理情報補正手段による補正が禁止
されるので、誤った時刻補正を禁止することができる。
【0067】請求項8記載のファクシミリ装置によれ
ば、時刻情報取得手段で取得された情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が所定時間を超
える場合には、時刻補正手段による補正が禁止されるの
で、誤った時刻補正を禁止することができる。
【0068】請求項9のファクシミリ装置によれば、情
報処理端末の時刻情報が取得され、情報処理端末の時刻
情報と時計手段の時刻情報との差分時間が算出され、該
算出された差分時間が所定時間を越える場合には、該越
えていることが通知されるので、ユーザは情報処理端
末、若しくは時計手段の表示時刻を正しく再設定するこ
とができる。
【0069】請求項10のファクシミリ装置によれば、
情報処理端末から通信地域間の時差に関する情報が取得
され、該取得された情報を用いて、情報処理端末を介し
て開始時刻が指定された通信動作の開始時刻が補正され
るので、情報処理端末を介して開始時刻が指定された通
信動作の開始時刻を、通信地域間の時差により自動的に
補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るファクシミリ装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】同装置による時刻補正制御の流れを示すフロー
チャートである。
【図3】同装置による通信管理情報出力制御の流れを示
すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例に係るファクシミリ装置に
よる時刻補正制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 12 NCU 16 情報処理端末 17 コンピュータインターフェイス 19 時計制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−125145(JP,A) 特開 平4−282492(JP,A) 特開 平5−252326(JP,A) 特開 平5−225151(JP,A) 特開 平2−23724(JP,A) 特開 平2−7656(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 106 H04N 1/00 107 H04N 1/32

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを通信する通信手段と、時刻
    情報を出力する時計手段と、情報処理端末との各種情報
    の授受を媒介するインターフェイス手段と、前記時計手
    段から出力される時刻情報を監視して、情報処理端末を
    介して開始時刻が指定された通信動作の開始を前記通信
    手段に対して指示する時刻指定動作手段とを備えたファ
    クシミリ装置において、前記インターフェイス手段を介
    して情報処理端末の時刻情報を取得する時刻情報取得手
    段と、前記時刻情報取得手段により取得された情報処理
    端末の時刻情報を用いて、前記時刻指定動作手段が指示
    する通信動作の開始時刻を補正する時刻補正手段とを設
    けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記時刻補正手段は、前記時刻情報取得
    手段により取得された情報処理端末の時刻情報と前記時
    計手段が出力した時刻情報との差分時間を算出し、該算
    出された差分時間を用いて、前記時刻指定動作手段が指
    示する通信動作の開始時刻を補正することを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記時刻補正手段により算出された差分
    時間を記憶する差分時間記憶手段を設け、前記時刻補正
    手段は、前記差分時間記憶手段に記憶された差分時間を
    用いて、前記時刻指定動作手段が指示する通信動作の開
    始時刻を補正することを特徴とする請求項2記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記時刻補正手段は、前記時刻情報取得
    手段により取得された情報処理端末の時刻情報を用い
    て、前記時計手段の時刻情報を再設定することにより、
    前記時刻指定動作手段が指示する通信動作の開始時刻を
    補正することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記時刻情報取得手段により取得された
    情報処理端末の時刻情報を用いて、通信管理情報の時刻
    情報を補正して情報処理端末に出力する通信管理情報補
    正手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記通信管理情報補正手段は、前記時刻
    情報取得手段により取得された情報処理端末の時刻情報
    と前記時計手段が出力した時刻情報との差分時間を算出
    し、該算出された差分時間を用いて、通信管理情報の時
    刻情報を補正することを特徴とする請求項5記載のファ
    クシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記時刻情報取得手段により取得された
    情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力した時刻
    情報との差分時間を算出し、該算出された差分時間が所
    定時間を超える場合には、前記通信管理情報補正手段に
    よる補正を禁止する第1の補正禁止手段を設けたことを
    特徴とする請求項5又は6記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記時刻情報取得手段により取得された
    情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力した時刻
    情報との差分時間を算出し、該算出された差分時間が所
    定時間を超える場合には、前記時刻補正手段による補正
    を禁止する第2の補正禁止手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至7記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記時刻情報取得手段により取得された
    情報処理端末の時刻情報と前記時計手段が出力した時刻
    情報との差分時間を算出し、該算出された差分時間が所
    定時間を超える場合には、該超えたことを通知する通知
    手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至8記載のフ
    ァクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 画像データを通信する通信手段と、時
    刻情報を出力する時計手段と、情報処理端末との各種情
    報の授受を媒介するインターフェイス手段と、前記時計
    手段から出力される時刻情報を監視して、情報処理端末
    を介して開始時刻が指定された通信動作の開始を前記通
    信手段に対して指示する時刻指定動作手段とを備えたフ
    ァクシミリ装置において、前記インターフェイス手段を
    介して情報処理端末から地域間の時差に関する情報を取
    得する時差情報取得手段と、前記時差情報取得手段によ
    り取得された地域間の時差に関する情報を用いて、前記
    時刻指定動作手段が指示する通信動作の開始時刻を補正
    する時刻補正手段とを設けたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  11. 【請求項11】 画像データを通信する通信手段と、時
    刻情報を出力する時計手段と、情報処理端末との各種情
    報の授受を媒介するインターフェイス手段と、前記時計
    手段から出力される時刻情報を監視して、情報処理端末
    を介して開始時刻が指定された通信動作の開始を前記通
    信手段に対して指示する時刻指定動作手段とを備えたフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、前記インターフェ
    イス手 段を介して情報処理端末の時刻情報を取得する時
    刻情報取得工程と、前記時刻情報取得工程において取得
    された情報処理端末の時刻情報を用いて、前記時刻指定
    動作手段が指示する通信動作の開始時刻を補正する時刻
    補正工程とを設けたことを特徴とするファクシミリ装置
    の制御方法。
  12. 【請求項12】 画像データを通信する通信手段と、時
    刻情報を出力する時計手段と、情報処理端末との各種情
    報の授受を媒介するインターフェイス手段と、前記時計
    手段から出力される時刻情報を監視して、情報処理端末
    を介して開始時刻が指定された通信動作の開始を前記通
    信手段に対して指示する時刻指定動作手段とを備えたフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、前記インターフェ
    イス手段を介して情報処理端末から地域間の時差に関す
    る情報を取得する時差情報取得工程と、前記時差情報取
    得工程において取得された地域間の時差に関する情報を
    用いて、前記時刻指定動作手段が指示する通信動作の開
    始時刻を補正する時刻補正工程とを設けたことを特徴と
    するファクシミリ装置の制御方法。
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