JP3347349B2 - 画像合成装置 - Google Patents

画像合成装置

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JP3347349B2
JP3347349B2 JP31389791A JP31389791A JP3347349B2 JP 3347349 B2 JP3347349 B2 JP 3347349B2 JP 31389791 A JP31389791 A JP 31389791A JP 31389791 A JP31389791 A JP 31389791A JP 3347349 B2 JP3347349 B2 JP 3347349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1原稿および第2原
稿の二つの原稿画像を合成する画像合成装置に関し、よ
り詳細には、第1原稿の画像データを第2原稿の色ある
いは輝度データを用いて生成し、この生成した画像デー
タと第2原稿の画像データとを合成する画像合成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機等の画像データをデジタ
ル化して取り扱う画像形成装置は、一般的に画像データ
を格納するメモリを備えており、容易に複数の原稿画像
を合成して出力する合成機能を持たせることができる
(以降、このような合成機能を備えたものを画像合成装
置と記す)。
【0003】図10は、合成機能を備えたデジタル複写
機の画像処理系のブロック図を示し、原稿画像をレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色に分けて
読み取るスキャナ1001と、スキャナ1001から出
力されるRGBデータに対してγ補正を施すγ補正部1
002と、γ補正部1002から出力されたRGBデー
タに対して色補正を行う色補正部1003と、画像出力
の際にシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(Bk)の各色に分けたγ補正を施す
γ補正部1004と、各色の濃度に対する処理を行う階
調処理部1005と、階調処理部1005の出力を入力
して記録紙上に画像形成を行う画像出力部1006と、
画像データを格納するメモリ1007とから構成されて
いる。
【0004】なお、γ補正部1002、色補正部100
3、γ補正部1004、および、階調処理部1005と
で画像処理部1008を構成している。
【0005】以上の構成において、二つの原稿画像を合
成する場合を例として画像合成処理について説明する
(以降、画像合成と記す場合、二つの原稿画像の合成を
いうものとする)。先ず、スキャナ1001で読み取っ
た一つめの原稿(第1原稿)の画像データに対して画像
処理部1008で処理を行い、画像処理部1008から
出力された画像データをメモリ1007に格納する。
【0006】続けて、二つめの原稿(第2原稿)画像を
スキャナ1001で読み取り、画像処理部1008から
出力される第2原稿の画像データと同期させて、メモリ
1007に格納している第1原稿の画像データを読み出
す。画像出力部1006は、この二つの画像データを加
算して新に作成した画像データを用いて画像形成を行う
か、あるいは、1枚の記録紙上にそれぞれの画像データ
を用いて重ねて画像形成を行う等により画像を合成して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像合成装置によれば、二つの原稿画像を合成する場
合、単に二つの画像データを加算した画像データを用い
て画像合成を行うか、あるいは、1枚の記録紙上にそれ
ぞれの画像データを用いて重ねて画像形成を行う等によ
り画像を合成しているため、一つの画像に二つの画像が
混在し、一方の画像の形状の輪郭等を認識し易いように
合成することができないという問題点があった。
【0008】上記した問題点を図11に示す従来におけ
る画像合成例を参照して説明する。図示の如く、白地に
青の領域1101aおよび赤の領域1101bを有した
カラー原稿である第1原稿1101と、白地に“祭”の
文字を有した白黒原稿である第2原稿1102とを画像
合成する場合、記録紙1103上の画像のように合成さ
れる。この合成は、第2原稿1102上の画像に対し、
第1原稿1101上の画像を重ねたものであり、このよ
うな合成を行った場合、第2原稿の画像である“祭”の
文字が認識し難くなっているのがわかる。
【0009】また、たとえば、一方の原稿画像を他方の
原稿画像に模様として画像合成を行う場合、この一方の
原稿画像の模様となる部分に他方の原稿画像の画像デー
タを入れ換える、所謂、画像編集を行わなければなら
ず、複雑な画像処理が必要となるため、装置が複雑化
し、コストの大幅な上昇を招く問題点がある。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、簡易な構成で一方の原稿画像に他方の原稿画像を模
様として画像合成を行うことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、カラー原稿画像が読み取り可能な読取手
段を備え、第1原稿および第2原稿の二つの原稿画像を
合成する画像合成装置において、読取手段により読み取
った第1原稿および第2原稿の画像データから色データ
および輝度データを算出する算出手段と、算出手段が算
出した第1原稿の色データを記憶する記憶手段と、記憶
手段に記憶した第1原稿の色データと算出手段で算出し
た第2原稿の輝度データとから画像データを生成する生
成手段と、生成手段により生成された画像データと第2
原稿の画像データとを合成する合成手段とを具備したこ
とを特徴とする画像合成装置を提供するものである。な
お、前述した構成において、生成手段が生成する画像デ
ータは、RGBデータであることが望ましい。
【0012】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、カラー原稿画像が読み取り可能な読取手段を備え、
第1原稿および第2原稿の二つの原稿画像を合成する画
像合成装置において、読取手段により読み取った第1原
稿および第2原稿の画像データから色データおよび輝度
データを算出する算出手段と、算出手段の算出結果に基
づいてカラー原稿か否かを判断する判断手段と、前記判
断手段による判断結果に基づき、算出手段が算出した第
1原稿の色データあるいは輝度データを記憶する記憶手
段と、記憶手段に記憶した第1原稿の色データあるいは
輝度データと算出手段で算出した第2原稿の色データあ
るいは輝度データとから画像データを生成する生成手段
と、生成手段により生成された画像データと第2原稿の
画像データとを合成する合成手段とを具備したことを特
徴とする画像合成装置を提供するものである。
【0013】
【作用】本発明による画像合成装置において、二つの原
稿画像を合成する場合、第1原稿の画像データをその原
稿画像の色データと第2原稿の画像の輝度データとから
生成し、この生成した画像データと第2原稿の画像デー
タとを合成する。
【0014】また、本発明による画像合成装置におい
て、二つの原稿画像を合成する場合、この二つの原稿の
種類を色データに基づいて判断し、カラー原稿か否かの
判断結果に基づき、第1原稿の色あるいは輝度データを
記憶手段に記憶する。第1原稿画像の画像データの生成
は、記憶手段に記憶されたデータと第2原稿の種類を判
断した結果により選択されるデータ(色あるいは輝度デ
ータ)とから行い、この生成した画像データと第2原稿
の画像データとを合成する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、第1の実施
例、第2の実施例の順序で図面を参照しながら説明す
る。
【0016】図1は、第1の実施例による画像合成装置
(デジタル複写機)の画像処理系のブロック図を示し、
原稿画像をレッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)の各色に分けて読み取るスキャナ101と、スキ
ャナ101から出力されるRGBデータに対してγ補正
を施すγ補正部102と、γ補正部102から出力され
たRGBデータから輝度および色データを算出する輝度
・色分離部103と、輝度・色分離部103から出力さ
れた色データを格納するメモリ104と、メモリ104
に格納された色データをRGBデータに生成する生成部
105と、γ補正部102からの出力と生成部105か
らの出力を選択あるいは加算することにより合成するセ
レクタ106と、セレクタ106から出力されたRGB
データに対して色補正を行う色補正部107と、画像出
力の際にシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(Bk)の各色に分けたγ補正を施す
γ補正部108と、各色の濃度に対する処理を行う階調
処理部109と、階調処理部109の出力を入力して記
録紙上に画像形成を行う画像出力部110とから構成さ
れている。
【0017】なお、γ補正部102、輝度・色分離部1
03、生成部105、セレクタ106、色補正部10
7、γ補正部108、および、階調処理部109とで画
像処理部111を構成している。
【0018】図2は、データの流れを説明するための回
路図を示し、同図を参照して画像合成におけるその動作
を説明する。図示の如く、γ補正部102から輝度・色
分離部103およびセレクタ106に各8ビットのRG
Bデータが出力され、輝度・色分離部103からメモリ
104に各8ビットの色データが出力される。
【0019】副走査カウンタ201は、スキャナ101
で原稿画像を読み取る際の副走査方向のライン数をLS
YNC(副走査方向クロック)を入力することによりカ
ウントし、該カウント値をメモリ104に出力する。同
様に、主走査カウンタ202は、主走査方向の画素数を
CLK(主走査方向クロック)を入力することによりカ
ウントし、該カウント値をメモリ104に出力する。メ
モリ104は、これらのカウント値により指定されるア
ドレスに、輝度・色分離部103から入力される色デー
タの書き込みを行う。なお、図中のSTARTはスター
トキー押下によりコピー開始時にHIGHとなる信号で
あり、START、LSYNC、CLKの関係は図4に
示すようになる。
【0020】メモリ104に格納する色データは第1原
稿のものである。格納された色データの読み出しは、ス
キャナ101による第2原稿の画像の読み取りに対応し
て、副走査カウンタ201と主走査カウンタ202の出
力によって指定されたアドレスから順次行われる。この
読み出された色データは、現在スキャナ101で読み取
り中の原稿画像の輝度データを用いて生成部105でR
GBデータに生成される。生成部105は、この生成し
た画像(RGB)データをセレクタ106に出力する。
【0021】セレクタ106は、合成ON/OFF信号
により切換制御される。即ち、合成ON/OFF信号が
LOWの場合、γ補正部102からの入力をそのまま出
力し、合成ON/OFF信号がHIGHの場合、γ補正
部102と生成部105からの入力を加算(合成)して
出力する。
【0022】次に、RGBデータからの色データおよび
輝度データの算出方法について説明する。表色系には様
々な種類があり、本実施例では、YIQ表色系を用いて
色および輝度データを算出している。このYIQ表色系
の場合、RGBデータと色データI、Qおよび輝度デー
タYは数1に示す関係にある。
【0023】〔数1〕 Y=0.299R+0.587G+0.114B I=R−Y Q=B−Y
【0024】ここで、第1の実施例では輝度データYを
数2のように近似している。〔数2〕 Y=0.299R+0.587G+0.114B ≒0.3125R+0.5625G+0.125B =(2-2+2-4)R+(2-1+2-4)G+2-3
【0025】数2のように近似すると、RGBデータは
各8ビットであるので、図4(a)に示す回路図のよう
に4つのフルアダー401、402、403、および、
404を用いて輝度データYを算出することができる。
即ち、Gデータの2ビットシフトした値と4ビットシフ
トした値とをフルアダー401で加算し、Rデータの1
ビットシフトした値と4ビットシフトした値とをフルア
ダー402で加算する。このフルアダー401および4
02の加算結果をフルアダー403で加算し、フルアダ
ー403の加算結果とBデータの3ビットシフトした値
とをフルアダー404で加算することによって、輝度デ
ータYを求めることができる。
【0026】色データIおよびQは、図4(b)に示す
ように二つのフルアダー405および406を用いて算
出する。即ち、輝度データYの出力を各反転させた値と
Rデータとをフルアダー405で加算して色データIを
算出し、輝度データYの出力を各反転させた値とBデー
タとをフルアダー406で加算して色データQを算出す
る。
【0027】輝度・色分離部103は、図4(a)およ
び(b)に示す回路を備えて構成されており、輝度デー
タYを生成部105に、色データI、Qをメモリ104
にそれぞれ出力する。
【0028】一方、色データI、Qおよび輝度データY
からRGBデータに生成するためには、輝度・色分離部
103による上記した演算の逆を行えばよいことにな
る。このため、生成部105には、図5(a)、
(b)、および、(c)に示す回路を備えて構成されて
いる。
【0029】図5(a)は、RおよびBデータを算出す
る回路図を示す。図示の如く、Rデータはフルアダー5
01を用いて輝度データYと色データIとを加算するこ
とにより、Bデータはフルアダー502を用いて輝度デ
ータYと色データQとを加算することにより算出する。
ここで、色データI、Qはメモリ104に格納されてい
る第1原稿のデータであり、輝度データYはメモリ10
4に格納された原稿と異なる第2原稿のデータである。
【0030】図5(b)および(c)は、Gデータを算
出する回路図を示す。Gデータは数3に示すようにして
算出される。 〔数3〕 Y=(2-2+2-4)R+(2-1+2-4)G+2-3B (2-1+2-4)G=9/16G=A=Y−(2-2+2-4)R−2-3B G=16/9A=(1+(1/2+1/4)(1+1/32))A
【0031】数3におけるAの値は、次のようにして算
出する。図6(b)は、Aの値を算出する回路図を示
す。フルアダー503でRデータの2ビットシフトした
値と4ビットシフトした値とを加算し、フルアダー50
3の出力とBデータの3ビットシフトした値とをフルア
ダー504で加算する。フルアダー504の出力を反転
させた値と輝度データYの値とをフルアダー505で加
算することによりAの値を算出する。
【0032】図6(c)は、Aの値からGデータを算出
する回路図を示す。Aの1ビットシフトした値と2ビッ
トシフトした値とをフルアダー506で加算し、フルア
ダー506の出力値とその出力の5ビットシフトした値
とをフルアダー507で加算する。その後、フルアダー
507の出力値とAの値とをフルアダー508で加算す
ることによってGデータを算出する。
【0033】このように生成部105で生成されたRG
Bデータと、γ補正部102から出力されるRGBデー
タとをセレクタ106で合成(加算)する。図11に示
す第1原稿1101と第2原稿1102とで合成を行っ
た場合、図6に示すように第1原稿が第2原稿の模様と
して形成されることになり、簡易な構成で第1原稿の画
像を第2原稿の画像に模様として画像合成することがで
きる。ただし、第1原稿1101の画像を第2原稿11
02の画像に模様として画像合成することができるの
は、第2原稿1102の文字部”祭”の黒が輝度「0」
の場合ではなく、輝度が「0」より大きい場合(例え
ば、輝度が中間レベル(この場合は、薄いグレーとな
る))である。
【0034】次に、第2の実施例について説明する。第
2の実施例は、第1の実施例と略同様の構成をしている
が、原稿の種類(カラー原稿あるいは白黒原稿)を判断
する原稿判断部700を備えて構成されている。
【0035】図7は、第2の実施例による原稿判断部7
00の構成を示す回路図である。第2の実施例では、原
稿の種類を判断するためにプレスキャンを行っており、
このプレスキャンにより読み取った画像データから輝度
・色分離部103が色データを算出する。輝度・色分離
部103から出力された色データIおよびQは、それぞ
れコンパレータ701および702に入力される。コン
パレータ701、702は、それぞれ色データIおよび
Qの閾値となる所定の値のデータITHR 、QTHR を入力
しており、これらの閾値よりも大きな色データの入力が
あったときにHIGHの信号を出力する。
【0036】カウンタ703、704は、コンパレータ
701、702からのHIGHの信号の数をカウント
し、該カウント値をコンパレータ705、706に出力
する。コンパレータ705、706は、色データI、Q
のカウント値の閾値となる所定の値のデータIC 、QC
が入力され、それぞれカウント値が閾値よりも大きい場
合にHIGHの信号を出力する。負論理AND回路70
7の出力BLKは、これらの出力を入力することによっ
て、色データI、Qのカウント値がそれぞれ閾値IC
C よりも小さかった場合のみHIGHとなる。
【0037】負論理AND回路707の出力BLKは、
START信号が再びHIGHになるまで、即ち、画像
合成が終了するまでホールドされる。この出力BLKを
反転させた出力と各色データの各ビットとがAND回路
に入力し(図8参照)、即ち、出力BLKがHIGHの
場合、色データI、Qは0とすることにより、メモリ1
04にデータを選択して格納できるようにしている。こ
れは、メモリ104の必要とする容量を小さくするため
である。
【0038】ここで、第1原稿および第2原稿の種類に
よる、メモリ104に格納された第1原稿の画像データ
の生成について説明する、第2の実施例では、第1原稿
がカラー原稿で第2原稿が白黒あるいはカラー原稿の場
合、第1原稿の色データと第2原稿の輝度データとで第
1原稿の画像データを生成し、第1原稿が白黒原稿で第
2原稿がカラー原稿の場合、第1原稿の輝度データと第
2原稿の色データとで第1原稿の画像データを生成し、
この生成された第1原稿の画像データと第2原稿の画像
データをセレクタ106で合成している。
【0039】なお、第1原稿および第2原稿とも白黒原
稿の場合、第1原稿の画像データを生成せず、第1原稿
と第2原稿の輝度データをセレクタ106で合成してい
る。
【0040】このように第2の実施例では、第1の実施
例と比較して原稿の種類に応じた幅広い画像合成を行う
ことができる。また、第2の実施例は、図9に示す操作
パネル900を備えており、操作パネル900に設けた
タッチパネル901によりメモリ104に格納する第1
原稿のデータの種類を選択できるようになっている。即
ち、タッチパネル901により“輝度信号”を指定した
場合、メモリ104に輝度データを格納し、“色信号”
を指定した場合、メモリ104に色データを格納する。
“自動選択”を指定した場合、前述したように原稿判断
部700で原稿の種類を判断してメモリ104にデータ
を格納する。
【0041】このように第2の実施例では、第1の実施
例と同様の効果を得ることができる他に、原稿の種類に
応じて、あるいは、状況に応じた所望の画像合成を行う
ことができるので、第1の実施例と比較して原稿の種類
に応じた幅広い画像合成を行うことができ、利便性を向
上させることができる。このとき、メモリに第1原稿の
色および輝度データの両方を格納し、第2原稿に対して
所望の組み合わせで第1原稿の画像データを生成できる
ようにすれば、更に利便性を向上させることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像合成装
置は、カラー原稿画像が読み取り可能な読取手段を備
え、第1原稿および第2原稿の二つの原稿画像を合成す
る画像合成装置において、読取手段により読み取った第
1原稿および第2原稿の画像データから色データおよび
輝度データを算出する算出手段と、算出手段が算出した
第1原稿の色データを記憶する記憶手段と、記憶手段に
記憶した第1原稿の色データと算出手段で算出した第2
原稿の輝度データとから画像データを生成する生成手段
と、生成手段により生成された画像データと第2原稿の
画像データとを合成する合成手段とを具備したため、簡
易な構成で一方の原稿画像に他方の原稿画像を模様とし
て画像合成を行うことができる。
【0043】また、本発明の画像合成装置は、カラー原
稿画像が読み取り可能な読取手段を備え、第1原稿およ
び第2原稿の二つの原稿画像を合成する画像合成装置に
おいて、読取手段により読み取った第1原稿および第2
原稿の画像データから色データおよび輝度データを算出
する算出手段と、算出手段の算出結果に基づいてカラー
原稿か否かを判断する判断手段と、算出手段が算出した
第1原稿の色データあるいは輝度データを記憶する記憶
手段と、記憶手段に記憶した第1原稿の色データあるい
は輝度データと算出手段で算出した第2原稿の色データ
あるいは輝度データとから画像データを生成する生成手
段と、生成手段により生成された画像データと第2原稿
の画像データとを合成する合成手段とを具備したため、
簡易な構成で一方の原稿画像に他方の原稿画像を模様と
して画像合成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例による画像合成装
置の画像処理系を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例によるデータの流れを説明するた
めの回路図である。
【図3】各信号の関係を示す説明図である。
【図4】輝度・色分離部の構成を示す回路図である。
【図5】生成部の構成を示す回路図である。
【図6】第1の実施例による画像合成例を示す説明図で
ある。
【図7】第2の実施例による原稿判別部の構成を示す回
路図である。
【図8】第2の実施例による原稿の種類による色データ
出力を示す説明図である。
【図9】第2の実施例による操作パネルを示す説明図で
ある。
【図10】従来における画像合成装置の画像処理系を示
すブロック図である。
【図11】従来における画像合成例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
103 輝度・色分離部 104 メモリ 105 生成部 106 セレクタ 401〜406 フルアダー 501〜506 フルアダー 507、508 フルアダー 700 原稿判断部 701、702 コンパレータ 703、704 カウンタ 705、706 コンパレータ 707 負論理AND回路 900 操作パネル 901 タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/38 - 1/409 G06T 1/00 - 1/40 G06T 3/00 - 5/50 G06T 9/00 - 9/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー原稿画像が読み取り可能な読取手
    段を備え、第1原稿および第2原稿の二つの原稿画像を
    合成する画像合成装置において、 前記読取手段により読み取った第1原稿および第2原稿
    の画像データから色データおよび輝度データを算出する
    算出手段と、 前記算出手段が算出した第1原稿の色データを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した第1原稿の色データと前記算出
    手段で算出した第2原稿の輝度データとから画像データ
    を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された画像データと第2原稿の
    画像データとを合成する合成手段と、 を具備することを特徴とする画像合成装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段が生成する画像データは、
    RGBデータであることを特徴とする請求項1に記載の
    画像合成装置。
  3. 【請求項3】 カラー原稿画像が読み取り可能な読取手
    段を備え、第1原稿および第2原稿の二つの原稿画像を
    合成する画像合成装置において、 前記読取手段により読み取った第1原稿および第2原稿
    の画像データから色データおよび輝度データを算出する
    算出手段と、 前記算出手段の算出結果に基づいてカラー原稿か否かを
    判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果に基づき、前記算出手段が
    算出した第1原稿の色データあるいは輝度データを記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した第1原稿の色データあるいは輝
    度データと前記算出手段で算出した第2原稿の色データ
    あるいは輝度データとから画像データを生成する生成手
    段と、 前記生成手段により生成された画像データと第2原稿の
    画像データとを合成する合成手段と、 を具備することを特徴とする画像合成装置。
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