JP3347255B2 - 運転台ガードリンク機構 - Google Patents

運転台ガードリンク機構

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JP3347255B2
JP3347255B2 JP09043796A JP9043796A JP3347255B2 JP 3347255 B2 JP3347255 B2 JP 3347255B2 JP 09043796 A JP09043796 A JP 09043796A JP 9043796 A JP9043796 A JP 9043796A JP 3347255 B2 JP3347255 B2 JP 3347255B2
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Inventor
信吾 湯口
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日本輸送機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーダピッカー車の運
転台に配された運転台後部ガードと左右の運転台側面ガ
ードの運転台上部の収納位置、或いは作業者の周りを保
護する位置への回動に大きな場所を必要としないリンク
機構を用い、各運転台ガードを一度に連動して上下させ
ることを目的とする運転台ガードリンク機構に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、オーダピッカー車の運転台ガード
は各図面に示すように、上方の運転台ガード両側面に設
置した2つの回転軸を中心に回動する運転台後部ガー
ド、運転台両側面に個別に設置した回転軸を中心に回動
する運転台左側ガード、および運転台右側ガードの3つ
の運転台ガードにて構成されている。
【0003】一例として平行リンクを利用した運転台ガ
ードリンク機構における従来の技術では、図5から図6
に示すように運転台ガードの回転軸21にて運転台後部
ガード22と左右それぞれの運転台側面ガード23を平
行リンク24にて結ぶ方法が主である。また左右の運転
台側面ガード23と運転台4の間にはガススプリング2
5が配されており、各運転台ガードを上部及び下部にて
固定、保持するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように各運転台ガ
ードのリンク機構に平行リンクを用いた場合、図からも
明らかなようにリンク機構が大型なものとなり、運転、
作業の邪魔となっていた。さらに、リンク機構操作時に
作業者の手や指などが挟まる可能性もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体、マスト
及び作業者を乗せてマストに沿って上下動する運転台か
らなり、該運転台には後部に運転台後部ガード、左右に
運転台側面ガードにて形成される運転台ガードを配し、
該運転台ガードは運転台側面の回転軸を中心に作業者乗
降時は上部に移動、収納でき、作業者作業時には下部に
移動し、作業者の周りを保護するオーダピッカー車にお
いて、前記運転台後部ガードと左右の運転台側面ガード
それぞれの回転軸と同軸にスプロケットホイールを配
し、運転台後部ガードと左、或いは右の運転台側面ガー
ドのスプロケットホイールを、チェーン掛にて連結し、
該チェーンと運転台側面をガススプリングで結んでなる
運転台ガードリンク機構とし、この機構を運転台側面を
形成する中空パイプ内に収納したオーダピッカー車の運
転台ガードリンク機構とする。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施の形態の一例を図面に基づ
き説明する。各図面においてオーダピッカー車1は、車
体2、車体2中央にマスト3及び車体2後方に作業者を
乗せてマスト3に沿って上下動する運転台4とからな
る。
【0007】運転台4は上部にヘッドガード5、前部に
運転台前壁6、左右に運転台側面7から形成されてお
り、左右の運転台側面7には運転台後部ガード8、左、
或いは右の運転台側面7には運転台側面ガード9がそれ
ぞれ回転自在に軸支されている。
【0008】図1から図4に示すように本実施例を実施
する運転台後部ガード8はガード部10、左右それぞれ
にガード部10根本のボス部11、ボス部11外側のス
プロケットホイール12、ボス部11及びスプロケット
ホイール12を軸支する回転軸13からなり、左右の運
転台側面ガード9も同様にガード部14、ボス部15、
スプロケットホイール16、回転軸17から形成されて
いる。
【0009】本装置の特徴であるリンク装置は運転台後
部ガード8及び運転台側面ガード9の同側面に配された
スプロケットホイール12および16をチェーン18に
て結んだものであり、例えば運転台後部ガード8を下部
から上部に持ち上げた場合に左右の運転台側面ガード9
もチェーン18を介して上部に自動的に持ち上がること
が可能となっているものである。さらに上部から下部に
降ろした時、或いは運転台側面ガード9を上下させた時
にも同様の効果が得られる。
【0010】上述の実施例に加えて、ガススプリング1
9をチェーン連結部20と運転台側面7に配し、各運転
台ガードを上方、或いは下方にて固定、保持することも
可能である。
【0011】さらには図1から図4にもあるように、運
転台側面7を中空パイプとし、チェーン18および、ス
プロケットホイール12、16、ガススプリング19を
該中空パイプ内に収納することも可能である。
【0012】
【発明の効果】上述の如く本発明の運転台ガードは前記
構成を備えることにより、小型のリンク機構を用いて、
3つの運転台ガードの上下を一度に行うことが可能とな
る。また、小型のために、運転台側面に収納することも
可能であり、従来の平行リンクのように、リンク機構内
に手や指を挟み込むこともなくなり、外観上も非常にす
っきりとしたもとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した運転台ガード下部の時の側面
図である。
【図2】本発明を実施した運転台ガード下部の時の後面
図である。
【図3】本発明を実施した運転台ガード上部の時の側面
図である。
【図4】本発明を実施した運転台ガード上部の時の後面
図である。
【図5】従来の運転台ガード下部の時の側面図である。
【図6】従来の運転台ガード下部の時の後面図である。
【図7】オーダピッキング車の側面図である
【図8】オーダピッキング車の後面図である
【符号の説明】
1 オーダピッカー車 2 車体 3 マスト 4 運転台 5 ヘッドガード 6 運転台前壁 7 運転台側面 8 運転台後部ガード 9 運転台側面ガード 10 ガード部 11 ボス部 12 スプロケットホイール 13 回転軸 14 ガード部 15 ボス部 16 スプロケットホイール 17 回転軸 18 チェーン 19 ガススプリング 20 チェーン連結部 21 回転軸 22 運転台後部ガード 23 運転台側面ガード 24 平行リンク 25 ガススプリング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体、マスト及び作業者を乗せてマストに
    沿って上下動する運転台からなり、該運転台には後部に
    運転台後部ガード、左右に運転台側面ガードにて形成さ
    れる運転台ガードを配し、 該運転台ガードは運転台側面の回転軸を中心に作業者乗
    降時は上部に移動、収納でき、作業者作業時には下部に
    移動し、作業者の周りを保護するオーダピッカー車にお
    いて、 前記運転台後部ガードと左右の運転台側面ガードそれぞ
    れの回転軸と同軸にスプロケットホイールを配し、 運転台後部ガードと左、或いは右の運転台側面ガードの
    スプロケットホイールを、チェーンにて連結してなるオ
    ーダピッカー車の運転台ガードリンク機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の運転台ガードリンク機構に
    おいて、 チェーンと運転台の間ににガススプリングを設置し、運
    転台ガードを上部及び下部で固定、保持してなる運転台
    ガードリンク機構。
  3. 【請求項3】請求項1及び請求項2記載の運転台ガード
    リンク機構において、 運転台側面を中空パイプとし、運転台ガードリンク機構
    を該中空パイプ内に収納してなる運転台ガードリンク機
    構。
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CN102556897B (zh) * 2011-12-14 2014-05-28 浙江中力机械有限公司 电动拣选车

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