JP3345895B2 - 水道加圧装置 - Google Patents

水道加圧装置

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JP3345895B2 JP13614591A JP13614591A JP3345895B2 JP 3345895 B2 JP3345895 B2 JP 3345895B2 JP 13614591 A JP13614591 A JP 13614591A JP 13614591 A JP13614591 A JP 13614591A JP 3345895 B2 JP3345895 B2 JP 3345895B2
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康一 水野
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、市水を一旦貯めて、小
ビルなどの集合住宅にポンプを用いて給水する揚水型の
水道加圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、市水を一旦貯める受水槽の上部
にポンプを置き、ポンプでその水を吸い上げて各所に給
水できるようにした揚水型の水道加圧装置は、戸建の住
宅の給水用として使用されていたため、ポンプは1台で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、昨今、水道
加圧装置の便利性が認められて小ビルなどの集合住宅に
用いられることが多くなってきた。集合住宅の場合は、
一時的な使用水量の増加に対する問題や、ポンプの故障
による断水時の問題など、対策しなければならない問題
があった。すなわち、一時的な使用水量の増加に合わせ
てその1台のポンプにたとえば大型のポンプを選択する
と、通常時の運転に無駄が多くランニングコストの増加
となったり、また、そのポンプの故障によって水が使用
できないと、対象人員が多いだけに、過大な迷惑をかけ
ることがあった。
【0004】本発明はこのような従来の欠点を除去する
ものであり、使用水量の増減があってもランニングコス
トの安いしかも常に給水の可能な水道加圧装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の揚水型の水道加
圧装置は上記目的を達成するために、水を貯める受水槽
と、その受水槽の上部に設置され該受水槽から水を吸い
上げて揚水する2台のポンプと、その2台のポンプの吐
出管が合流する前の吐出管にそれぞれ設けられた圧力セ
ンサーおよび流量センサーと、さらに前記圧力センサー
と前記流量センサーからのそれぞれの信号を受け前記2
台のポンプに起動信号および停止信号を送る制御部とを
備え、前記2台のポンプに設けた前記圧力センサーの一
は所定の圧力値に、他方は前記一の圧力センサーの圧力
より低い所定の圧力値に設定され、前記2台のポンプに
設けた前記圧力センサーはそれぞれの設定された圧力値
より低い圧力でON信号を前記制御部に送り、前記流量
センサーは前記2台のポンプのそれぞれの吐出水量が設
定された一定量まで減少したとき前記制御部にOFF信
号を送って、前記制御部は前記一の圧力の設定値が高い
圧力センサーのON信号により前記2台のポンプに交互
に起動信号を送るとともに、前記他の圧力の設定値の低
い圧力センサーのON信号を受けたとき起動していない
他の1台の前記ポンプにも起動信号を送り、前記2台の
ポンプによる並列運転をさせるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、2台のポンプ
と、設定圧力を高くして高圧でONする一方の圧力セン
サーおよび低圧でONする他方の圧力センサーと、それ
ぞれのポンプの流量が設定流量まで減少したときはOF
F信号を送る流量センサーと、これらセンサーのON−
OFF信号によって2台のポンプの運転をそれぞれ制御
する制御部とを設けているため、使用水量の少ないとき
は吐出側の水圧が高圧域にあり、その後、一方の圧力セ
ンサーが所定の高圧となってONすればポンプを1台単
独運転させ、使用水量がさらに多くなって水圧が低圧域
に下がり、他方の圧力センサーが所定の低圧でONすれ
ば、他の1台のポンプも運転させて、2台のポンプによ
り並列運転をさせるのである。
【0007】また使用水量が少なくなり、他方の圧力セ
ンサーが所定の低圧より高くなれば、前記他の1台のポ
ンプが停止し、最初の1台だけの運転になる。さらに、
使用水量がより少なくなって所定の流量より少なくなれ
ば、流量センサーがOFFしてポンプが2台とも停止す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図3において、1は市水を貯める受水槽で、受
水槽1の上面には、2台のポンプ2、すなわち第1のポ
ンプ2aと第2のポンプ2bが搭載されている。第1の
ポンプ2aと第2のポンプ2bには、それぞれの入口側
に下方に垂下した吸水管3a,3bが接続されており、
受水槽1に貯められた水を吸い上げて各家庭に供給でき
るようにしている。また、第1のポンプ2aと第2のポ
ンプ2bにはそれぞれ図4に示すように、ポンプ2の吐
出側の圧力を感知する第1の圧力センサー4aおよび第
2の圧力センサー4bと、ポンプ2の吐出側の流量を感
知する第1の流量センサー5aおよび第2の流量センサ
ー5bとが設けられている。6aおよび6bは、ポンプ
2の各吐出管を接続するそれぞれのフランジで、それぞ
れの吐出管はフランジ6a,6bに近いところで合流し
て給水管に接続している。
【0009】また、第1のポンプ2aには制御部7が取
り付けてあり、図1に示すようにそれぞれの圧力センサ
ーと流量センサーの出力信号ポンプ2の起動・停止を制
御するようにしている。第1,第2の圧力センサー4
a,4bはともに吐出側の圧力が設定された各々の一定
圧よりそれぞれ低下したとき制御部7にON信号を送る
ようになっているが、圧力センサー4aの設定圧Paは
圧力センサー4bの設定圧Pbよりも高く(Pa>P
b)なっている。また、第1,第2の流量センサー5
a,5bはともに吐出側の流量が設定された各々の一定
流量よりそれぞれ減少したとき制御部7にOFF信号を
送るようにしている。ここで、第1,第2の流量センサ
ー5a,5bの各設定流量はほぼ同じに設定している。
【0010】制御部7は、第1の圧力センサー4aのO
N信号を受けたとき、第1のポンプ2aと第2のポンプ
2bに交互に起動信号を送り、第1,第2のポンプ2
a,2bを交互に運転させ、第2の圧力センサー4bの
ON信号を受けたとき、運転していないほうのポンプ2
に起動信号を送り2台とも運転させるようになってい
る。制御部7は流量がそれぞれ設定流量以下のとき、流
量センサー5a,5bよりOFF信号を受けて、それぞ
れ第1のポンプ2aおよび第2のポンプ2bに停止信号
を送りポンプ2を停止させるようにしている。
【0011】次に、図2を用いて上記構成の動作を説明
する。なお、図において( )はフローチャートステッ
プを示す。
【0012】初めに、第1の圧力センサー4aのON信
号により第1のポンプ2aが運転を開始する(1)。こ
のとき第1の流量センサー5aはONとなる。この状態
で、さらに第2の圧力センサー4bがON信号を出すと
(2)、第2のポンプ2bも運転を開始し(3)並列運
転となり、第2の流量センサー5bもONとなる。ポン
プ2の並列運転となったときは、第1,第2の圧力セン
サー4a,4bおよび第1,第2の流量センサー5a,
5bがすべてOFF信号を出したとき(4)、第1,第
2のポンプ2a,2bが停止し(5)最初の状態に戻
り、第1の圧力センサー4aのON信号を待つ。
【0013】また、第1のポンプ2aが運転している状
態で、第2の圧力センサー4bがOFFのままの場合は
(6)は、第1のポンプ2aの単独運転となり、第1の
圧力センサー4aと第1の流量センサー5aがOFFと
なったとき、第1のポンプ2aは停止する(7)。
【0014】次に第1の圧力センサー4aがON信号を
出すと、第2のポンプ2bが運転を開始する(8)。こ
のときは、第2の流量センサー5bがONとなる。この
状態で、さらに第2の圧力センサー4bがON信号を出
すと(9)、第1のポンプ2aも運転を開始し(10)
並列運転となり、第1の流量センサー5aもONとな
る。ポンプ2の並列運転となったときは、前記と同様、
第1,第2の圧力センサー4a,4bおよび第1,第2
の流量センサー5a,5bがすべてOFF信号を出した
ときに(11)、第1,第2のポンプ2a,2bが停止
し(12)最初の状態に戻り、第1の圧力センサー4a
のON信号を待つ。ただしこの場合は、その信号で第2
のポンプ2bが運転を開始する状態に戻る。
【0015】また、第2のポンプ2bが運転している状
態で、第2の圧力センサー4bがOFFのままの場合
(13)は、第2のポンプ2bの単独運転となり、第1
の圧力センサー4aと第2の流量センサー5bがOFF
となったとき、第2のポンプ2bは停止し(14)、初
期の状態に戻り、上記の動作を繰り返す。
【0016】以上のように給水量が比較的少ないとき、
すなわちポンプ2の運転圧が第2の圧力センサー4bの
設定圧Pbよりも高いときは、ポンプ2は単独で運転
し、給水量が増加し、ポンプ2の運転圧が第2の圧力セ
ンサー4bの設定圧Pbよりも低くなると、ポンプ2は
2台の並列運転となる。すなわち、設定圧力Pbを前後
して単独と並列の交互運転となる。また、2台の電気ポ
ンプ2のうちの1台が故障しても、片方の1台で給水す
るので、断水で困ることはない。
【0017】さらにこのような構成では、第2の圧力セ
ンサー4bの信号回路を外してやるだけで、並列運転を
しないで2台のポンプ2が単独で運転を繰り返す単独交
互運転とすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
水道加圧装置は、圧力センサーと流量センサーをそれぞ
れ備えた2台のポンプに、各センサーの信号でポンプの
運転を制御する制御部を設け、使用水量の増減で2台の
ポンプを単独と並列の交互運転または単独交互運転をさ
せることにより、小ビルなどの集合住宅用としてランニ
ングコストが安く、断水の心配のない実用上きわめて有
利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水道加圧装置の回路構成図
【図2】同水道加圧装置の動作を説明するためのフロー
チャート
【図3】同水道加圧装置の正面図
【図4】同水道加圧装置のポンプ部の一部断面側面図
【符号の説明】
1 受水槽 2 ポンプ 2a 第1のポンプ 2b 第2のポンプ 4a 第1の圧力センサー 4b 第2の圧力センサー 5a 第1の流量センサー 5b 第2の流量センサー 7 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05D 16/20 G05D 16/20 D (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 49/00 - 49/10 F04D 15/00 G05B 11/18 G05B 11/32 G05D 16/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を貯める受水槽と、その受水槽の上部
    に設置され該受水槽から水を吸い上げて揚水する2台の
    ポンプと、その2台のポンプの吐出管が合流する前の吐
    出管にそれぞれ設けられた圧力センサーおよび流量セン
    サーと、さらに前記圧力センサーと前記流量センサーか
    らのそれぞれの信号を受け前記2台のポンプに起動信号
    および停止信号を送る制御部とを備え、前記2台のポン
    プに設けた前記圧力センサーの一は所定の圧力値に、他
    方は前記一の圧力センサーの圧力より低い所定の圧力値
    に設定され、前記2台のポンプに設けた前記圧力センサ
    ーはそれぞれの設定された圧力値より低い圧力でON信
    号を前記制御部に送り、前記流量センサーは前記2台の
    ポンプのそれぞれの吐出水量が設定された一定量まで減
    少したとき前記制御部にOFF信号を送って、前記制御
    部は前記一の圧力の設定値が高い圧力センサーのON信
    号により前記2台のポンプに交互に起動信号を送るとと
    もに、前記他の圧力の設定値の低い圧力センサーのON
    信号を受けたとき起動していない他の1台の前記ポンプ
    にも起動信号を送り、前記2台のポンプによる並列運転
    をさせることを特徴とした揚水型の水道加圧装置。
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