JP2952021B2 - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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JP2952021B2 JP27221890A JP27221890A JP2952021B2 JP 2952021 B2 JP2952021 B2 JP 2952021B2 JP 27221890 A JP27221890 A JP 27221890A JP 27221890 A JP27221890 A JP 27221890A JP 2952021 B2 JP2952021 B2 JP 2952021B2
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動給水装置に関し、特に、並列接続された
複数のポンプ、これらポンプの吐出側圧力が所定圧力以
下に降下したとき所望ポンプを起動させるための信号を
送出可能な圧力検出部、上記ポンプの吐出側流量に関連
してポンプ運転台数を制御するための信号を送出可能な
流量検出部および、これら両検出部と連携して上記ポン
プを発停制御可能な制御手段を有する自動給水装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の自動給水装置においては、第3図(本発明の実
施例におけると相対応する部分については第1図におけ
ると同一記号を付して示す)に例示するように並列接続
された複数(図は4台の場合)のポンプ1、これらポン
プ1の吐出側に設けられる圧力検出部2および流量検出
部3ならびに、これら検出部2,3と連携する制御手段4
等を備え、需要流量に応じてポンプの運転台数を自動制
御し得るように構成されている。
すなわち、上記制御手段4は上記圧力検出部2および
流量検出部3に接続された要求台数演算部5、この演算
部5に順に接続された増減台数制御部6、運転制御部7
および発停制御部8ならびに、上記運転制御部7に接続
された運転台数計数部9等を備えている。そして、装置
が停止している場合には吐出側圧力H(第2図参照)が
起動圧力H1以下に降下したとき圧力検出部2から送出さ
れる起動信号により、運転制御部7によって選択された
1台が先発ポンプとして起動され、その後は流量Qの増
減にともなって流量検出部3から送出される信号に応じ
要求台数演算部5において所要運転台数が演算される。
これにより増減台数制御部6から送出される増減台信号
に応じて運転制御部7は発停制御部8を介して適宜ポン
プを発停制御し、流量がQ≦Q1になると最後のポンプ1
が停止されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような従来例においては、たとえば運転中のポ
ンプが2台のときに何等かの原因で1台が揚水不能に陥
るような異常事態が発生すると、第2図に例示するよう
に吐出側圧力HがA点からB点に降下するため所望の給
水を行い得なくなる。
すなわち、この場合には需要流量がQ3>Q≧Q2である
から要求台数演算部5に入力される所要運転台数は実際
に運転状態にある台数に相等しい2であり、増減台制御
部6からは増台信号が送出されない。したがって、ポン
プの運転台数が自動的に増加されることはないから圧力
は降下したままであり、たとえば上層階等においては断
水状態になってしまう。
本発明は上述のような問題点を解決するためになされ
たもので、異常圧力降下に関連して自動的にポンプ運転
台数を増加することが可能で、運転中に揚液不能に陥る
ポンプが発生しても直ちに需要に応じ得るような自動給
水装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、並列接続された複数のポンプ、これらポン
プの吐出側圧力が所定圧力以下に降下したとき所望ポン
プを起動させるための信号を送出可能な圧力検出部、上
記ポンプの吐出側流量に関連してポンプ運転台数を増減
するために複数のON/OFF信号を送出可能な流量検出部お
よび、これら両検出部と連携して、圧力検出部からの起
動信号により上記ポンプを先発起動するとともに、吐出
側流量に応じた流量検出部のON信号をカウントして複数
台運転を行う制御手段を有する自動給水装置において、
運転中における上記吐出側圧力が圧力検出部の所定圧力
以下に降下したとき、異常降下と見なして、流量検出部
のON信号のカウント数よりポンプ運転台数をさらに増加
させるための信号を送出可能な応急手段を具備すること
を特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は上述のように構成されているので、通常は上
記従来例におけると同様に需要流量の増減に応じてポン
プ運転台数が自動制御される。また、運転中に揚水不能
に陥るポンプが発生した場合等には、これに基づく異常
圧力降下に関連して上記応急手段から送出される信号に
応じポンプ運転台数が自動的に増大される。
〔実施例〕
以下、本発明について図示の一実施例を参照しながら
説明する。
第1図に示す実施例は、並列接続された複数(図は4
台の場合)のポンプ1、これらポンプの吐出側圧力が所
定圧力以下に降下したとき所望ポンプを起動させるため
の信号を送出可能な圧力検出部2、上記ポンプの吐出側
流量に関連してポンプ運転台数を制御するための信号を
送出可能な流量検出部3ならびに、これら両検出部2,3
と連携して上記ポンプ1を発停制御可能な制御手段4を
備えている。
この制御手段4は、上記圧力検出部2および流量検出
部3と接続される要求台数演算部5、この演算部5と上
記ポンプ1との間に順に接続される増減台数制御部6、
運転制御部7および各ポンプ用の発停制御部8ならび
に、上記運転制御部7と上記要求台数演算部5および増
減台数制御部6との間に設けられた運転台数計数部9を
備え、さらに、運転中における上記吐出側圧力の異常降
下に関連してポンプ運転台数を増加させるための信号を
送出可能な応急手段10を備えている。この応急手段10
は、図示例においては上記圧力検出部2の出力信号に応
動する圧力降下検出部11および、この圧力降下検出部11
と連携して上記増減台数制御部6に修正信号を送出可能
な修正信号発生部12を備えている。
なお、図中13は水位検出部であって、貯水槽等の水位
が所望レベル以下に低下したとき全てのポンプを停止さ
せるための信号を送出し得るように構成されており、必
要に応じて設けられる。
つぎに、上述のように構成された装置の動作について
説明する(第2図参照)。
装置が休止中であれば運転台数計数部9から運転台数
n=0の信号が送出されている。この状態において吐出
側圧力がH≦H1に降下すると、要求台数演算部5は圧力
検出部2から入力される起動信号に応じて要求台数N=
1を計数する。この信号(N=1)が増減台数制御部6
に入力されると、運転台数計数部9からの信号(n=
0)との差(N−n=+1)に応じて増台信号(+1)
が運転制御部7に入力される。この運転制御部7は、各
ポンプの稼働歴や故障の有無など必要に応じて設定され
る条件に関連して起動および停止の順序を選択する機能
などを有し、要すれば故障機器の排除や予備機器の導入
などを行い得る適宜手段等をも備え、予め選択されたポ
ンプ1が当該発停制御部8を介して起動される。その結
果n=1、したがってN=nとなるから、状況変化がな
い限り1台運転が続けられる。
この状態(N=n=1)において流量が増大しQ≧Q2
になると、流量検出部3からの信号により要求台数演算
部5の計数値はN=2になるから、増減台数制御部6は
上述同様に(N−n=+1)の信号を送出し、新たに1
台増加されて2台運転(n=2)となる。もし、上記状
態(N=n=1)で流量がQ≦Q1と減少すれば、流量検
出部3からの信号により要求台数演算部5は計数値がN
=1になり、(N−n=−1)から減台信号(−1)を
送出する。したがって、装置は当初の休止状態(n=
0)に復帰する。また、(n=2)の状態で流量が増大
すれば、Q≧Q3,Q4となるごとにポンプ運転台数も3,4台
と増加され、さらにQ≦Q4,Q3と低下するごとに4,3台と
減少する。
いま、運転中のポンプが2台(n=2)で、その一方
が何等かの原因で揚水不能になったとすれば吐出側圧力
Hが降下するが、上述のようにH≦H1になると圧力検出
部2から起動信号が送出される。上記応急手段10におい
ては上記圧力降下検出部11がたとえば適宜の微分手段等
を備え、上記起動信号に対応するパルス信号を発生す
る。上記修正信号発生部12は、このパルス信号と停止状
態(n=0)における最初の起動信号とを識別し、運転
状態(n≧1)におけるパルス信号に関連して修正信号
(+1)を送出するようになっている。この場合、上記
要求台数演算部6には(n=2)の信号が入力されてい
るので、これにより修正信号(+1)、したがって新し
い要求台数3が減算されるのを防止するために、起動信
号が消滅してから所定時間(たとえば60 sec)が経過
するまでは減算処理を禁止する信号が修正信号発生部12
から増減台数制御部6に対して送出される。したがっ
て、増減台数制御部6は上記修正信号に関連する増台信
号(+1)を送出し、これにより3番目のポンプが起動
されるので、揚水不能になった1台がそのままでも支障
なく需要流量に応ずることができる。
また、上記圧力検出部2がH≦H1の状態にある間は起
動信号を送出し得るように構成されており、かつ圧力降
下検出部11には上記起動信号を所定時間(たとえば10se
c)ごとに検出する適宜手段が設けられているので、1
台が加算された直後にまた揚水不能事故が生じても続け
て加算処理を行うことができる。
そして、このように異常圧力降下に関連する増台運転
が行われた場合でも、要求流量に変動があれば流量検出
部3の出力信号に応じて通常の増減台運転が行われる。
すなわち、上述のように構成された装置においては、
通常は吐出側圧力が所定圧力以下に降下したとき所望ポ
ンプが起動されるとともに吐出側流量に関連してポンプ
運転台数が制御される。また、揚水不能などにより異常
圧力降下を生じた場合には、これを検出する圧力降下検
出部11と連携して修正信号発生部12から送出される修正
信号に関連しボンブが1台ずつ起動され、断水事故を生
ずることなく需要に応ずることができる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものでは
なく、たとえば上記異常圧力検出部11は上記圧力検出部
2とは別個に設けてもよく、かつその動作圧力や出力信
号の性質等はそれぞれ適宜に設定可能である。また、上
記修正信号発生部12は上述のような修正すべき加算台数
(+1)の代りに修正された要求台数(n+1)に対応
する信号を送出するようにしてもよい。その他、本発明
の要旨とするところの範囲内で種々の変更ないし応用が
可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上述のように異常圧力降下に関連し
て自動的にポンプ運転台数を増加することが可能で、運
転中に揚液不能に陥るポンプが発生しても直ちに需要に
応じ得るような自動給水装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
動作説明用のQ−H線図、第3図は従来例を示すブロッ
ク図である。 1……ポンプ、2……圧力検出部、3……流量検出部、
4……制御手段、5……要求台数演算部、6……増減台
数制御部、7……運転制御部、8……発停制御部、9…
…運転台数計数部。10……応急手段、11……圧力降下検
出部、12……修正信号発生部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列接続された複数のポンプ、これらポン
    プの吐出側圧力が所定圧力以下に降下したとき所望ポン
    プを起動させるための信号を送出可能な圧力検出部、上
    記ポンプの吐出側流量に関連してポンプ運転台数を増減
    するために複数のON/OFF信号を送出可能な流量検出部お
    よび、これら両検出部と連携して、圧力検出部からの起
    動信号により上記ポンプを先発起動するとともに、吐出
    側流量に応じた流量検出部のON信号をカウントして複数
    台運転を行う制御手段を有する自動給水装置において、 運転中における上記吐出側圧力が圧力検出部の所定圧力
    以下に降下したとき、異常降下と見なして、流量検出部
    のON信号のカウント数よりポンプ運転台数をさらに増加
    させるための信号を送出可能な応急手段を具備すること
    を特徴とする自動給水装置。
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