JP3345030B2 - 電子装置の信号シーケンス周波数監視用回路装置 - Google Patents

電子装置の信号シーケンス周波数監視用回路装置

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JP3345030B2
JP3345030B2 JP18605491A JP18605491A JP3345030B2 JP 3345030 B2 JP3345030 B2 JP 3345030B2 JP 18605491 A JP18605491 A JP 18605491A JP 18605491 A JP18605491 A JP 18605491A JP 3345030 B2 JP3345030 B2 JP 3345030B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置、例えばマイ
クロプロセッサの信号シーケンス周波数の監視用回路装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常ウォッチドッグとも称されるこの種
の回路装置は、多くの変形実施例で公知であり、電子装
置、例えばマイクロプロセッサの正常な機能を監視する
のに用いる。そのために、監視すべき装置の出力側にて
信号シーケンスを検査する。この信号シーケンスは例え
ばプログラム経過中に所定の間隔で出力側に信号を形成
するようにして作られる。プログラム経過が正常な際に
は、この信号は完全に所定の周波数を有していなければ
ならないか、または完全に所定の周波数帯域内になけれ
ばならない。しかしこの信号シーケンスは、例えばクロ
ック周波数または発振器から導出することもできる。許
容できない偏差が所定の周波数に検出されると、監視す
べき電子装置に対するリセット信号が形成され、この信
号は電子装置をリセットないし初期化する。このように
して、この電子装置をその再スタートによって再び正常
に動作させる手段が得られる。その他の場合には、例え
ば誤機能を表す信号が形成される。
【0003】この公知の装置の欠点はリセット信号のみ
が形成されることである。そのため、自動車の電子制御
装置の場合、送信機の障害電磁界を通過する際に、非常
動作から正規動作への再始動ないし再切換えが可能でな
い。さらに公知のウォッチドッグでは通常、上側限界周
波数を上回ること、または下側限界周波数を下回ること
のみが監視され、そのため監視すべき周波数のそれぞれ
監視しない方向への偏差を識別することができない。公
知のウォッチドッグはさらに、このウォッチドッグによ
って監視すべき電子装置の再スタートが試みられるのみ
であり、誤機能の作用を阻止しまたは緩和する手段が設
けられていないという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、許容
できない動作電圧が発生した際に、周波数発生器の出力
側でリセット信号を阻止するできるようにすることであ
る。これにより簡単に、電圧が許容できない場合にリセ
ット信号の阻止により電子装置の再スタートを阻止する
電圧監視が実現される。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、許容されない動作電圧を有する場合、周波数発生器
の出力側にてリセット信号を阻止する電圧監視回路が設
けられることによって解決される。
【0006】発明の利点 請求項1の特徴を有する本発明の回路装置は、許容され
ない動作電圧を有する場合、周波数発生器の出力側にて
リセット信号を阻止する電圧監視回路が設けられてお
り、これにより簡単に、電圧が許容できない場合にリセ
ット信号の阻止により電子装置の再スタートを阻止する
電圧監視が実現されるという利点を有する。
【0007】周波数発生器としては特にスタート−スト
ップ発振器が適している。
【0008】リセット信号シーケンスが信号間隔と比較
して格段に短いリセット信号を有し、信号間隔が被監視
電子装置の初期化フェーズの長さに少なくとも相応する
ように構成することによって、一方では被監視電子装置
を再び正常な機能にもたらすような試行が可能な限り頻
繁に連続して行われ、他方ではその初期化フェーズの終
了がそれぞれ待機される。というのは、通常そのような
場合に初めて周期的動作が開始されるからである。
【0009】有利には、所定の周波数が設定可能な偏差
を上回っている持続時間の間に静的エラー信号を形成す
るエラーメモリを設け、エラー信号を周波数発生器に対
する投入信号および/または電子装置に所属する出力段
に対する遮断信号とする。従い、静的エラー信号によっ
て、エラー信号またはリセット信号を周期的に形成する
ための周波数発生器の動作を保持することができる。ま
たは、電子装置のエラーのある動作の不利な影響を阻止
するために所属の出力段を遮断することができる。ここ
では特に問題となる経路および機能領域を遮断すること
ができる。勿論、静的エラー信号が2つの機能を同時に
果すこともできる。
【0010】エラー信号またはリセット信号を形成する
ための手段が帯域通過特性を有し、監視すべき信号シー
ケンスの周波数が帯域通過フィルタの周波数帯域外にあ
るときに、エラー信号またはリセット信号をトリガする
と特に有利である。これにより、両方向への正常周波数
値の偏差を監視することができ、監視時に最高の確実性
が達成される。
【0011】帯域通過フィルタの上側限界周波数を監視
するために、被監視信号シーケンスによりトリガ可能な
第1の単安定スイッチ段を設け、その調整可能な保持時
間を上側限界周波数の持続期間に相応するようにする。
帯域通過フィルタの下側限界周波数を監視するために有
利には、単安定スイッチ段の出力側に接続された記憶素
子を設け、その記憶内容が単安定スイッチ段の出力信号
の持続中は一方の方向に、信号休止の持続中は他方の方
向に変化するようにする。その際、記憶素子の記憶内容
を監視する閾値段を設ける。その閾値は、被監視信号シ
ーケンスの周波数が許容される際、変化する記憶内容の
変動領域内で下側限界周波数の上側にあるようにする。
その際、記憶素子をコンデンサとして構成し、そのコン
デンサに放電抵抗を接続すれば、この放電抵抗と第1の
単安定スイッチ段の保持時間を調整する抵抗を変化する
ことにより両方の限界周波数を調整することができる。
すなわち、単に2つの抵抗の変化により調整することが
できる。
【0012】静的エラー信号を形成するには、例えば閾
値段の出力によりトリガされる第2の単安定スイッチ段
が適している。このスイッチ段は有利には第2のエラー
メモリを構成する。
【0013】周波数発生器の出力側に発生する信号は、
一方のエラーメモリをエラー状態に初期化する、このエ
ラーメモリの初期化入力側に供給され、被監視電子装置
をそれぞれ後続のリセットパルスの前に確実に初期化フ
ェーズにもたらす。それにより所定の再投入接続が散在
性の障害の場合にも可能である。
【0014】電圧監視回路の簡単な構成は、一方で定電
圧が供給され、他方で被監視動作電圧の供給されるコン
パレータにより実現される。このコンパレータの出力
は、最大許容電圧を上回る際に周波数発生器の出力側を
阻止電位、有利には零電位にする。
【0015】確実性を高めるために有利には、リセット
信号および/または許容できない動作電圧の発生中に、
外部構成群に対して遮断信号を形成する遮断回路を設け
る。この遮断回路は、特に許容できない動作電圧の際の
誤機能を阻止する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例が図面に示されており、以下
詳細に説明する。
【0017】被監視マイクロコンピュータ11のポート
10には所定の周波数を有する信号シーケンスが印加さ
れる。この信号シーケンスはマイクロコンピュータ11
内でプログラム制御されて形成される。プログラムが正
常に経過すれば、この信号シーケンスは所定の周波数を
有するか、または所定の周波数帯域内にある。通常、ウ
ォッチドッグと称される、この信号シーケンスの周波数
監視用回路装置の役目は、規定の周波数からの所定の偏
差を検出することである。これはマイクロコンピュータ
11のリセット入力側12におけるリセット信号によっ
て行われる。
【0018】ポート10は再トリガ可能な単安定スイッ
チ段13のトリガ入力側と接続されており、トリガは下
降縁により行われる。単安定スイッチ段13の保持時間
を調整するために、抵抗14とコンデンサ15の直列回
路が用いられる。この直列回路は供給電圧Uvの正極に
接続された端子16とアースとの間に配置されている。
コンデンサ15から取り出される電圧は単安定スイッチ
段13の保持時間の調整に用いられる。それによりこの
スイッチ段は抵抗14の変化により間接的に簡単に調整
することができる。
【0019】反転出力側Q ̄は減結合ダイオード17を
介して充電抵抗18、コンデンサ19およびアースと接
続されている。コンデンサ19に並列に放電抵抗20が
接続されている。減結合ダイオード17と充電抵抗18
との間のタップは演算増幅器21の反転入力側と接続さ
れている。演算増幅器21の切り換え閾値は、2つの抵
抗22、23からなる分圧器のタップにより、非反転入
力側にて設定される。分圧器22、23は端子16とア
ースの間に接続されている。抵抗24を介した演算増幅
器21の帰還結合および抵抗25を介した演算増幅器2
1と端子16との接続により全体でコンパレータ26が
形成される。
【0020】コンパレータ26の出力側は第2のトリガ
可能単安定スイッチ段27のトリガ入力側と接続されて
いる。スイッチ段27は上昇縁によりトリガされる。こ
の第2の単安定スイッチ段27の保持時間は、第1の単
安定スイッチ段13の場合と同様に相応に接続された抵
抗28およびコンデンサ29により調整される。単安定
スイッチ段27の反転出力側Q ̄と出力側Qの信号は、
障害の場合に、図示しない出力段、メモリ構成素子およ
び/または安全論理回路の遮断に用いる。これはプログ
ラム経過が正常でない場合に誤機能が外部素子の損傷に
至ることを阻止するためである。
【0021】単安定スイッチ段27の出力側Qは抵抗3
0を介してスタート−ストップ発振器31の制御入力側
と接続されている。この発振器は実質的に、演算増幅器
32からなり、この演算増幅器の非反転入力側は制御入
力側として抵抗33を介して端子16と接続されてい
る。この演算増幅器31は抵抗34を介して帰還結合さ
れている。3つの抵抗35〜37からなる分圧器は端子
16とアースの間に接続されている。抵抗35と36の
間の結合点はスタート−ストップ発振器31の出力側を
形成し、演算増幅器32の出力側と接続されている。抵
抗36と37の結合点は演算増幅器32の反転入力側
と、並びにコンデンサ38を介してアースと接続されて
いる。説明したスタート−ストップ発振器31の回路は
それ自体公知であるから、詳細は省略する。発振時定数
は実質的に抵抗36、37およびコンデンサ38により
抵抗33と34との共働で調整される。原則的に、説明
したスタート−ストップ発振器の代わりに、相応に制御
可能で相応の出力信号を送出する別のマルチバイブレー
タ回路を使用することも勿論できる。
【0022】2つの抵抗40、41からなり、端子16
とアースとの間に接続された分圧器のタップは、コンパ
レータとして使用される演算増幅器42の反転入力側に
接続される。演算増幅器の非反転入力側には定電圧が印
加される。定電圧はZダイオード43から取り出され
る。片側がアースされたこのZダイオード43は抵抗4
5を介して基準電圧Ubに接続されている。演算増幅器
42の出力側はスタート−ストップ発振器42の出力側
と共にマイクロコンピュータ11のリセット入力側12
と接続されている。さらにこの出力側は単安定スイッチ
段27のリセット入力側Rと接続されている。
【0023】コンパレータとして使用される別の演算増
幅器46は、電圧低下の際に図示しない端末構成素子の
遮断に用いる。その非反転入力側は演算増幅器42の出
力側と接続されており、一方Zダイオード43のゼナー
電圧はその反転入力側に印加される。
【0024】図1に示されたウォッチドッグの実施例の
作用を以下、図2に示された信号線図に基づき説明す
る。ここで符号Uの後のそれぞれの数字は、図示された
電圧Uの印加される構成素子ないし電圧Uを出力する構
成素子を表す。
【0025】領域Aには、ポート10の信号シーケンス
U10の周波数が許容できないほど低い場合が示されて
いる。信号U10の各下降縁により単安定スイッチ段1
3がトリガされ、それによりスイッチ段の出力側に信号
シーケンスU13が形成される。信号U13の間にコン
デンサ19がそれぞれ充電され、信号休止の間に放電抵
抗20を介して放電される。生成された電圧U17はコ
ンパレータ26に供給され、そこで2つの抵抗22、2
3により設定された比較電圧Sと比較される。信号シー
ケンスU10が過度に低い周波数を有している場合、信
号シーケンスU13の信号対信号休止の比は、電圧値S
が電圧U17により常に上回られるほど大きい。従っ
て、コンパレータ26の出力電圧U26は常に低信号レ
ベルにあり、信号エッジが発生せず、単安定スイッチ段
27をトリガすることができない。相応して出力側Q ̄
とQに形成される信号U27とU ̄27は図示しない出
力段を遮断する。
【0026】信号U27によりスタート−ストップ発振
器31は投入接続され、この発振器はそれにより周期的
なリセット信号U31を形成する。これは信号線図の一
番下に示されている。この信号U31によりマイクロコ
ンピュータ11は周期的にリセットされ、それぞれ新た
に初期化フェーズを実行する。この初期化フェーズは零
レベルを有する2つのリセット信号U31の間の信号間
隔よりも短くなければならない。初期化が行われれば、
既に説明したようにそれに続くリセット信号を阻止する
ことができる。
【0027】信号線図の中央領域Bには、信号シーケン
スU10が過度に高い周波数を有する場合が示されてい
る。2つの信号シーケンスU10間の信号間隔は、再ト
リガ可能単安定スイッチ段13の保持時間よりも小さい
から、このスイッチ段をリセットすることはもはやでき
ず、連続的な信号U13が発生する。それによりコンデ
ンサ19は電圧値Sよりも低い0Vに放電される。これ
によりコンパレータ26の出力信号U26はハイレベル
を有し、それにより再び単安定スイッチ段27のトリガ
が阻止される。結果は同じである。すなわち、再び信号
シーケンスU31が発生する。
【0028】このようにして、例えば上側限界周波数は
抵抗14によってのみ、下側限界周波数は抵抗18によ
ってのみ調整され、ウォッチドッグの帯域通過特性を簡
単に調整することができる。勿論、周波数帯域の幅は抵
抗20、22、23およびコンデンサ19、20によっ
ても調整することができる。
【0029】信号線図の領域Cには、信号シーケンスU
10が許容周波数帯域内にある場合が示されている。単
安定スイッチ段13は周期的にトリガされ、再び信号シ
ーケンスU13が発生する。しかし今度は次のようなデ
ューティ比を有している。すなわち、電圧U17が電圧
値Sを規則的に上回ったり下回ったりするようなデュー
ティ比を有している。これによりコンパレータ26の出
力側には信号シーケンスU26が形成される。これによ
り、周期的にトリガされる単安定スイッチ段27の保持
時間は信号シーケンスU26の2つの上昇縁間の間隔よ
りも大きいから、出力Qは常に高信号レベルに留まる。
そのためスタート−ストップ発振器31は投入接続され
ず、結果としてリセット信号をリセット入力側12に形
成することができない。上に述べた場合に関連する、単
安定スイッチ段27の出力側QおよびQ ̄での反転信号
レベルにより、出力段が遮断されたり、遮断が中止され
たりする。
【0030】演算増幅器42により過電圧の監視が行わ
れ、演算増幅器46により電圧低下の監視が行われる。
端子16の供給電圧Uvが設定したウィンドの外にある
と、この演算増幅器42、46出力側の信号レベルが高
電位から低電位に交番する。ウィンドは抵抗41の電圧
降下をZダイオード43のゼナー電圧と比較することに
より設定される。オープンコレクタ出力側により信号シ
ーケンスU31は抑圧され、それにより持続的にリセッ
ト信号がマイクロコンピュータに印加される。同時に、
過電圧の際に誤機能を阻止するため、演算増幅器46の
出力側と接続されている端末構成素子が遮断される。最
低電圧を下回ることは電圧供給部ICにより監視され、
スタート−ストップ発振器31の出力側との結合部を介
してリセット信号がトリガされる。
【0031】電圧低下の監視の代わりに、それぞれ付加
的または選択的に、過電圧の監視を同じように行うこと
ができる。または反対に行うことができる。
【0032】マイクロコンピュータ11のリセット入力
側12から単安定スイッチ段27のリセット入力側Rへ
の線路により、この単安定スイッチ段は投入接続の際に
所定の開始状態にセットされる。付加的にこれにより電
圧低下ないし過電圧の発生時の(演算増幅器42の出力
側における)零レベルを次のことに用いることができ
る。すなわち、単安定スイッチ段27を静的にリセット
し、それにより図示しない出力段をこの単安定スイッチ
段27の出力側QおよびQ ̄を介して遮断するのに用い
るのである。
【0033】2つの単安定スイッチ段13を実現するた
めに、例えば集積回路74HC4538Tを用いること
ができ、また演算増幅器を実現するのに集積回路LM2
903を用いることができる。その際、一方では演算増
幅器21と32に対し、他方では演算増幅器42、46
に対してそれぞれ1つの集積回路が必要である。周波数
帯域に対する典型的な構成は、例えば570〜1400
Hzまたは940〜1060Hzである。
【0034】以下本発明の有利な実施形態をまとめる。
【0035】周波数発生器31をスタート−ストップ発
振器として構成する。
【0036】リセット信号シーケンスU31が信号間隔
に対して格段に短いリセット信号を有し、信号間隔が監
視すべき電子装置11の初期化フェーズの長さに少なく
とも対応するようにする。
【0037】所定の周波数が設定可能な偏差を上回る持
続時間中、静的エラー信号を形成するエラーメモリ27
が設けられており、エラー信号を周波数発生器31に対
する投入接続信号として、および/または電子装置11
に所属する出力段に対する遮断信号として用いる。
【0038】エラー信号またはリセット信号を形成する
ための手段が帯域通過特性を有し、被監視信号シーケン
スU10の周波数が帯域通過フィルタの周波数帯域外に
ある際、エラー信号またはリセット信号を形成する。
【0039】帯域通過フィルタの上側限界周波数を監視
するため、被監視信号シーケンス10によりトリガ可能
な第1の単安定スイッチ段13が設けられており、この
スイッチ段の調整可能な保持時間は上側限界周波数の周
期持続時間に相応するようにする。
【0040】帯域通過フィルタの下側限界周波数を監視
するため、単安定スイッチ段13の出力側に接続された
記憶素子19が設けられており、この記憶素子の記憶内
容は、単安定スイッチ段13の出力信号の持続中に一方
の方向へ、かつ信号休止の持続中に他方の方向へ変化
し、記憶素子19の記憶内容を監視する閾値段26が設
けられており、この閾値段の閾値は、監視信号シーケ
ンスU10の周波数が許容内である際、変化する記憶内
容の振動領域中の下側限界周波数の上側にあるようにす
る。
【0041】記憶素子19は、放電抵抗20に接続され
たコンデンサである。
【0042】放電抵抗20はコンデンサに並列に接続さ
れており、減結合ダイオード17が第1の単安定スイッ
チ段13とコンデンサ19との間に設けられている。
【0043】閾値段26の出力によりトリガ可能な第2
の単安定スイッチ段27が設けられており、このスイッ
チ段はトリガされた状態で出力側に静的エラー信号を形
成する。
【0044】エラーメモリ27が第2の単安定スイッチ
段により構成されている。
【0045】周波数発生器31の出力側に発生する信号
が、エラーメモリ27の初期化入力側に供給され、エラ
ーメモリ27の一方をエラー状態へ初期化する。
【0046】許容されない動作電圧が存在する場合、周
波数発生器31の出力側にてリセット信号を阻止する電
圧監視回路40〜45が設けられている。
【0047】一方で定電圧が印加され、他方で監視動
作電圧が印加されるコンパレータが設けられており、こ
のコンパレータの出力は、最大許容電圧を上回る際に、
および/または最小電圧を下回る際に、周波数発生器3
1の出力側に遮断電位、有利には零電位を印加する。
【0048】リセット信号および/または許容されない
動作電圧の発生中に、外部構成群に対して遮断信号を形
成する遮断スイッチ回路46が設けられている。
【0049】遮断スイッチ回路46は、定電圧を電圧監
視回路の出力信号と比較するコンパレータとして構成さ
れている。
【0050】
【発明の効果】本発明の回路装置は、被監視信号シーケ
ンス周波数偏差という形で現れる誤機能が発生した際
に、周期的なエラー信号またはリセット信号が連続的に
形成され、電子装置を再び正常機能にもたらすという利
点がある。
【0051】なお、本明細書において、「Q ̄」なる表
記は、
【0052】
【数1】
【0053】を表わす。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロコンピュータ監視のための実施例の回
路図である。
【図2】本発明の作用を説明するための信号線図であ
る。
【符号の説明】
10 ポート 11 マイクロコンピュータ 12 リセット入力側 13 単安定スイッチ段 14 抵抗 15 コンデンサ 16 端子 17 減結合ダイオード 18 充電抵抗 21演算増幅器 26 コンパレータ 27 単安定スイッチ段 31 スタート−ストップ発振器 32 演算増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス シュナイダー ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン 1 グリムシュトラーセ 10 (56)参考文献 特開 平2−181839(JP,A) 実開 昭59−88748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/24 G06F 11/30

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置から出力された信号シーケンス
    周波数の監視用回路装置であって、前記信号シーケンスの 所定の周波数が設定可能な偏差を
    上回る際に周期的なエラー信号またはリセット信号を電
    子装置に対して形成する周波数発生器(31)を有する
    形式の回路装置において、許容されない動作電圧を有する場合、前記周波数発生器
    (31)の出力側にてリセット信号を阻止する電圧監視
    回路(40〜45)が設けられている ことを特徴とする
    電子装置から出力された信号シーケンス周波数の監視用
    回路装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数発生器(31)はスタート−
    ストップ発振器として構成されている 請求項1に記載の
    回路装置。
  3. 【請求項3】 リセット信号シーケンス(U31)は、
    前記信号シーケンスの信号間隔に対して格段に短いリセ
    ット信号を有し、 前記信号間隔が、監視すべき電子装置(11)の初期化
    フェーズの長さに少なくとも対応するようにされている
    請求項1または2に記載の回路装置。
  4. 【請求項4】 所定の周波数が設定可能な偏差を上回る
    持続時間中、静的エラー信号を形成するエラーメモリ
    (27)が設けられており、 前記エラー信号を、周波数発生器(31)に対する投入
    接続信号として、および/または前記電子装置(11)
    に所属する出力段に対する遮断信号として使用する 請求
    項1から3までのいずれか1項に記載の回路装置。
  5. 【請求項5】 エラー信号またはリセット信号を形成す
    る周波数発生器(31)は帯域通過特性を有しており、
    被監視信号シーケンス(U10)の周波数が前記帯域通
    過フィルタの周波帯域外にある際にだけエラー信号また
    はリセット信号を形成する 請求項1から4までのいずれ
    か1項に記載の回路装置。
  6. 【請求項6】 前記帯域通過フィルタの上側限界周波数
    を監視するため、被監視信号シーケンス(U10)によ
    りトリガ可能な第1の単安定スイッチ段(13)が設け
    られており、 該単安定スイッチ段の調整可能な保持時間は、上側限界
    周波数の周期に相応するようにされている 請求項5に記
    載の回路装置。
  7. 【請求項7】 前記帯域通過フィルタの下側限界周波数
    を監視するため、前記単安定スイッチ段(13)の出力
    側に接続された記憶素子(19)が設けられており、該
    記憶素子の記憶内容は、単安定スイッチ段(13)の出
    力信号の持続中に一方の方向へ、かつ信号休止の持続中
    に他方の方向に変化し、 前記記憶素子(19)の記憶内容を監視する閾値段(2
    6)が設けられており、 該閾値段の閾値は、被監視信号シーケンス(U10)の
    周波数が許容内である際、変化する記憶内容の振動領域
    中の下側限界周波数の上側にあるようにされる 請求項6
    に記載の回路装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶素子(19)は、放電抵抗(2
    0)が接続されたコンデンサである 請求項7に記載の回
    路装置。
  9. 【請求項9】 前記放電抵抗(20)は前記コンデンサ
    に並列に接続されており、 減結合ダイオード(17)が第1単安定スイッチ段(1
    3)とコンデンサ(19)との間に設けられている 請求
    項8に記載の回路装置。
  10. 【請求項10】 前記閾値段(26)の出力によりトリ
    ガ可能な第2の単安定スイッチ段(27)が設けられて
    おり、 該第2単安定スイッチ段は、トリガされた状態で出力側
    に静的エラー信号を形成する 請求項7から9までのいず
    れか1項に記載の回路装置。
  11. 【請求項11】 前記エラーメモリ(27)は、第2の
    単安定スイッチ段に よって構成されている 請求項4から
    10までのいずれか1項に記載の回路装置。
  12. 【請求項12】 周波数発生器(31)の出力側に発生
    する信号は、エラーメモリ(27)の初期化入力側に供
    給され、当該エラーメモリ(27)をエラー状態に初期
    化する 請求項4から11までのいずれか1項に記載の回
    路装置。
  13. 【請求項13】 一方では定電圧が印加され、他方では
    被監視動作電圧が印加されるコンパレータ装置が電圧監
    視スイッチとして設けられており、 該コンパレータ装置の出力側は、最大許容電圧を上回る
    際に、および/または最小電圧を下回る際に、周波数発
    生器(31)の出力側を遮断電位、有利には零電位にす
    請求項1から12までのいずれか1項に記載の回路装
    置。
  14. 【請求項14】 リセット信号および/または許容され
    ない動作電圧の発生中に外部構成群に対して遮断信号を
    形成する遮断スイッチ回路(46)が設けられている
    求項13に記載の回路装置。
  15. 【請求項15】 前記遮断スイッチ回路(46)は、定
    電圧を前記電圧監視回路の出力信号と比較するコンパレ
    ータとして構成されている 請求項14に記載の回路装
    置。
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