JP3344032B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JP3344032B2 JP3344032B2 JP25818493A JP25818493A JP3344032B2 JP 3344032 B2 JP3344032 B2 JP 3344032B2 JP 25818493 A JP25818493 A JP 25818493A JP 25818493 A JP25818493 A JP 25818493A JP 3344032 B2 JP3344032 B2 JP 3344032B2
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- JP
- Japan
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- rice
- frequency
- rice cooker
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動炊飯機能を有する
炊飯器に関するものである。
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器では、炊飯を行う際には使
用者が自分で古米か新米を判断してキー入力を行い、炊
飯を行うものである。このため、使用者が新米か古米か
の判断を間違えて入力した場合でも設定通りの炊飯を行
うものである。
用者が自分で古米か新米を判断してキー入力を行い、炊
飯を行うものである。このため、使用者が新米か古米か
の判断を間違えて入力した場合でも設定通りの炊飯を行
うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、使用
者が新米か古米かの判断を間違えて入力した場合でも設
定通りの炊飯を行うため、入力を誤った場合にはご飯を
おいしく炊き上げることが出来なくなってしまうという
課題があった。
者が新米か古米かの判断を間違えて入力した場合でも設
定通りの炊飯を行うため、入力を誤った場合にはご飯を
おいしく炊き上げることが出来なくなってしまうという
課題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決しようとす
るもので、自動的に新米か古米かを判断して炊飯動作を
行える炊飯器の実現を目的としている。
るもので、自動的に新米か古米かを判断して炊飯動作を
行える炊飯器の実現を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、米や水が入れられる炊飯鍋と、前記炊飯鍋を
加熱する加熱手段と、炊飯を開始させる炊飯スイッチの
入力により前記加熱手段を作動させる加熱手段制御部
と、前記炊飯鍋内にある泡の破裂音の周波数を検知して
前記周波数に応じた出力を行う周波数検知部と、前記周
波数検知部からの出力に基づいて新米か古米かを判断す
る判断部とを備え、前記判断部は新米と判断したときは
前記加熱手段制御部を制御して前記加熱手段の火力を上
げさせ、古米と判断したときは火力を下げさせる機能を
具備するものである。
本発明は、米や水が入れられる炊飯鍋と、前記炊飯鍋を
加熱する加熱手段と、炊飯を開始させる炊飯スイッチの
入力により前記加熱手段を作動させる加熱手段制御部
と、前記炊飯鍋内にある泡の破裂音の周波数を検知して
前記周波数に応じた出力を行う周波数検知部と、前記周
波数検知部からの出力に基づいて新米か古米かを判断す
る判断部とを備え、前記判断部は新米と判断したときは
前記加熱手段制御部を制御して前記加熱手段の火力を上
げさせ、古米と判断したときは火力を下げさせる機能を
具備するものである。
【0006】
【作用】上記構成により、使用者が炊飯スイッチを押し
て炊飯を開始させると、加熱手段制御部は加熱手段を加
熱させ、炊飯行程に入る。前炊き工程が終了し、炊き上
げに移行するとき、炊飯の水の温度は100℃近くにな
って沸騰状態となり、米と水が混ざり合い炊飯が行われ
る。その時、音が発生する。
て炊飯を開始させると、加熱手段制御部は加熱手段を加
熱させ、炊飯行程に入る。前炊き工程が終了し、炊き上
げに移行するとき、炊飯の水の温度は100℃近くにな
って沸騰状態となり、米と水が混ざり合い炊飯が行われ
る。その時、音が発生する。
【0007】新米の時は、水の中に養分が良く出て粘り
気のある水分となる。泡が弾ける時、粘り気のある状態
で破裂する音が出る。そして、古米の時は、水の中に養
分が出にくく粘り気のない水分と成る。泡が弾ける時、
粘り気の無い状態で破裂する音が出る。これは、新米よ
り周波数が高い音が出る。
気のある水分となる。泡が弾ける時、粘り気のある状態
で破裂する音が出る。そして、古米の時は、水の中に養
分が出にくく粘り気のない水分と成る。泡が弾ける時、
粘り気の無い状態で破裂する音が出る。これは、新米よ
り周波数が高い音が出る。
【0008】その音の周波数を周波数検知部で検知し、
そして判断部で周波数の音に応じて新米、古米を判断す
る。さらに、判断部はこの判断に従って古米の時は火力
を下げるように加熱手段制御部を制御し、新米の時は火
力を下げるように加熱手段制御部を制御する。
そして判断部で周波数の音に応じて新米、古米を判断す
る。さらに、判断部はこの判断に従って古米の時は火力
を下げるように加熱手段制御部を制御し、新米の時は火
力を下げるように加熱手段制御部を制御する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1、図2
を参照しながら説明する。図1において、1は炊飯を開
始させる炊飯スイッチ、2は炊飯鍋、3は炊飯鍋2を加
熱する加熱手段であるヒータ、4は炊飯時の泡の破裂音
を収録するマイクロフォン、5はマイクロフォン4の増
幅部、6はマイクロフォン4で収録された音の周波数フ
ィルタ部、7は周波数フィルタ部の結果に基づき判断す
る判断部、8はヒータ3を制御する加熱手段制御部たる
ヒータ制御部である。そして、マイクロフォン4と増幅
部5とフィルタ部6とで周波数検知部を構成している。
を参照しながら説明する。図1において、1は炊飯を開
始させる炊飯スイッチ、2は炊飯鍋、3は炊飯鍋2を加
熱する加熱手段であるヒータ、4は炊飯時の泡の破裂音
を収録するマイクロフォン、5はマイクロフォン4の増
幅部、6はマイクロフォン4で収録された音の周波数フ
ィルタ部、7は周波数フィルタ部の結果に基づき判断す
る判断部、8はヒータ3を制御する加熱手段制御部たる
ヒータ制御部である。そして、マイクロフォン4と増幅
部5とフィルタ部6とで周波数検知部を構成している。
【0010】以下、上記構成における動作を説明する。
炊飯スイッチ1を押し、炊飯を開始させ、ヒータ制御部
8によりヒータ3を加熱し、炊飯に入る。前炊き工程が
終了し、炊き上げ工程に移行するとき、炊飯の水の温度
は100℃近くになり沸騰する。その時、米と水が混ざ
り合い炊飯が行われ、また泡の破裂音が発生する。
炊飯スイッチ1を押し、炊飯を開始させ、ヒータ制御部
8によりヒータ3を加熱し、炊飯に入る。前炊き工程が
終了し、炊き上げ工程に移行するとき、炊飯の水の温度
は100℃近くになり沸騰する。その時、米と水が混ざ
り合い炊飯が行われ、また泡の破裂音が発生する。
【0011】新米の時は、水の中に養分が良く出て粘り
気のある水分となる。泡が弾ける時、粘り気のある状態
で破裂する音が出る。そして、古米の時は、水の中に養
分が出にくく粘り気のない水分となる。泡が弾ける時、
粘り気の無い状態で破裂する音が出るが、この音は新米
より周波数が高いものである。
気のある水分となる。泡が弾ける時、粘り気のある状態
で破裂する音が出る。そして、古米の時は、水の中に養
分が出にくく粘り気のない水分となる。泡が弾ける時、
粘り気の無い状態で破裂する音が出るが、この音は新米
より周波数が高いものである。
【0012】これらの破裂音はマイクロフォン4で検知
され、周波数フィルタ部6を通り、特定の周波数が選別
される。そして、判断部7で低い周波数の音は新米、高
い周波数の音は古米と判断される。さらに判断部7は、
古米の時は沸騰維持工程で火力を下げ長時間で炊き上げ
お米を柔らかくする様にヒータ制御部9を制御し、新米
の時は沸騰維持工程で火力を上げ短時間で炊き上げお米
が柔らかく成りすぎるのを防ぐようにヒータ制御部9を
制御する。
され、周波数フィルタ部6を通り、特定の周波数が選別
される。そして、判断部7で低い周波数の音は新米、高
い周波数の音は古米と判断される。さらに判断部7は、
古米の時は沸騰維持工程で火力を下げ長時間で炊き上げ
お米を柔らかくする様にヒータ制御部9を制御し、新米
の時は沸騰維持工程で火力を上げ短時間で炊き上げお米
が柔らかく成りすぎるのを防ぐようにヒータ制御部9を
制御する。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
炊飯器は、炊飯動作中に生じる泡の破裂音の周波数を検
知して新米か古米かを判断し、この判断に従って炊飯鍋
の加熱を制御するので、使用者が新米か古米かを予め設
定しなくともご飯をおいしく炊き上げることが出来るも
のとなる。また、使用者が新米か古米かを予め設定する
必要がなくなるので、操作に手間がかからなくなり、便
利なものとなる。
炊飯器は、炊飯動作中に生じる泡の破裂音の周波数を検
知して新米か古米かを判断し、この判断に従って炊飯鍋
の加熱を制御するので、使用者が新米か古米かを予め設
定しなくともご飯をおいしく炊き上げることが出来るも
のとなる。また、使用者が新米か古米かを予め設定する
必要がなくなるので、操作に手間がかからなくなり、便
利なものとなる。
【図1】本発明の一実施例における炊飯器の要部ブロッ
ク図
ク図
【図2】同炊飯器の鍋底の温度特性を示す特性図
1 炊飯スイツチ 2 炊飯鍋 3 ヒータ 4 マイクロフォン 5 増幅器 6 フィルタ部 7 判断部 8 ヒータ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−197414(JP,A) 特開 平5−253054(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 109
Claims (1)
- 【請求項1】 米や水が入れられる炊飯鍋と、前記炊飯
鍋を加熱する加熱手段と、炊飯を開始させる炊飯スイッ
チの入力により前記加熱手段を作動させる加熱手段制御
部と、前記炊飯鍋内にある泡の破裂音の周波数を検知し
て前記周波数に応じた出力を行う周波数検知部と、前記
周波数検知部からの出力に基づいて新米か古米かを判断
する判断部とを備え、前記判断部は新米と判断したとき
は前記加熱手段制御部を制御して前記加熱手段の火力を
上げさせ、古米と判断したときは火力を下げさせる機能
を具備する炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25818493A JP3344032B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25818493A JP3344032B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111940A JPH07111940A (ja) | 1995-05-02 |
JP3344032B2 true JP3344032B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=17316685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25818493A Expired - Fee Related JP3344032B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344032B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5910346B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2016-04-27 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP25818493A patent/JP3344032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07111940A (ja) | 1995-05-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070830 Year of fee payment: 5 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830 Year of fee payment: 6 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830 Year of fee payment: 6 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830 Year of fee payment: 7 |
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