JP3343632B2 - ガス・エンジン用混合器 - Google Patents

ガス・エンジン用混合器

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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLPG、CNGのような
気体燃料をガス・エンジン用に供給するための混合器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】気体燃料をガス・エンジンに供給するに
あたって空気と混合させる混合器は、空気流量に対応し
た燃料を供給するため燃料流出用のノズル口を吸気通路
軸線に直角方向へ向けてベンチュリに開口させている。
【0003】一方、混合器の吸気通路に形成されるベン
チュリはガソリン・エンジン用気化器のベンチュリと同
様に、流量測定用の理想的なベンチュリとは異なり最狭
部下流の広がり角を大きくして吸気通路長を短縮し、場
所的制約に対応させなければならない。
【0004】ところが、気体燃料は液体燃料と比較して
容積流量が著しく大きいため大流量をノズル口から流出
させる必要があり、ノズル口を最狭部においてベンチュ
リ壁面上で開口させた場合は大流量の気体燃料が吸入空
気流と衝突して大きな混合損失を生じる。そこで、ノズ
ル口を最狭部よりも下流側に設けて吸入空気流の流線か
らノズル口を離すことにより混合損失を小さくするとい
う構成とするのが普通であり(特公昭49−9122号
公報の第1図、特公昭52−13580号公報の第1図
参照)、従ってベンチュリの広がり角を大きくすること
は混合器を設置場所の制約から解放させると同時に混合
損失を低減させるという効果をもたらす。
【0005】ここで、ベンチュリ内の空気流れを見る
と、最狭部で最大流速となった空気は広がり部で流速を
次第に低下するが、ベンチュリ壁面に接する部分および
その近くでは粘性により減速されて中心部よりも更に流
速を低下し境界層を形成する。この境界層は下流へ向か
うに従って流速が低下するため次第に拡大し、エンジン
へ向かう吸入空気の流れ、即ち主流を押しのけるように
働いて通気抵抗を発生するものであり、境界層が更に拡
大するとベンチュリ壁面に接する部分およびその近くの
空気流速がゼロとなり更に進んで流れ方向が逆となって
主流がベンチュリ壁面から剥離するに至り、通気抵抗を
増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、最狭部
下流の広がり角を大きくして吸気通路長を短縮させたベ
ンチュリ形状とし、且つ最狭部よりも下流側に気体燃料
のノズル口を開口させて混合損失の低減を計った構成と
したものにあっては、広がり部で境界剥離を生じて通気
抵抗増大によるエンジン出力低下を招くこととなるので
広がり角を充分大きくすることができない。即ち、本発
明が解決しようとする課題は従来の混合器においては広
がり角を大きくすると混合損失が低減される反面通気抵
抗が増大し、広がり角を小さくすると通気抵抗が低減さ
れる反面混合損失が増大する、という相反する性質をも
っており、混合損失および通気抵抗がともに小さいベン
チュリ構造を具えた混合器がこれまでなかった、という
点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
し、広がり角を大きくして吸気通路長を短縮し場所的制
約への対応を計ったベンチュリ形状としたものにおいて
も境界剥離による通気抵抗増大を招くことがなく、従っ
て混合損失および通気抵抗がともに小さいガス・エンジ
ン用混合器を提供することを目的とするものである。
【0008】即ち、そのために本発明は気体燃料のノズ
ル口をベンチュリ最狭部附近においてベンチュリ壁面上
で吸入空気の流れとほぼ平行な方向へ向けて設けるとと
もに、空気吹出し用のノズル口をベンチュリ広がり部に
おいてベンチュリ壁面上で吸入空気の流れとほぼ平行な
方向へ向けて設ける、という構成とした。気体燃料のノ
ズル口はベンチュリ最狭部またはそれよりも下流側或い
は上流側のいずれにも設けることができる。また、気体
燃料および空気のノズル口はともにベンチュリ全周に亘
るリング状に形成するのが好ましい。更に、ベンチュリ
は通路面積が縮小する入口部を形成する部片と広がり部
を形成する少なくとも二つの部片とを互いに隙間を設け
て積層した構成とし、入口部を形成する部片とこれに隣
り合って広がり部を形成する部片との隙間で気体燃料の
ノズル口を形成するとともに、広がり部を形成する部片
の互いの隙間によって空気のノズル口を形成するのが好
適である。
【0009】
【作用】エンジンに向かって吸入空気が流れるとき、ベ
ンチュリ最狭部で最大負圧が発生し、その附近に開口し
たノズル口から気体燃料が吸入空気流とほぼ平行に吸出
され殆んど衝突することなく合流して広がり部をエンジ
ンに向かって流れる。この流れは広がり部によって境界
層を発生するが、広がり部に設けられているノズル口か
ら空気が吸入空気および気体燃料の流れとほぼ平行に吹
出されることにより境界層は縮小し或いは消滅すること
となる。即ち、気体燃料と吸入空気との衝突による混合
損失、および境界層形成による通気抵抗がきわめて小さ
い値となる。また、気体燃料は最狭部を通過した吸入空
気とノズル口から吹出した空気とに挟まれてこれらと次
第に混合し、且つ吸気マニホルド内でも壁面流となら
ず、従ってエンジンに均一な混合気を供給することがで
きる。
【0010】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する
と、図1において、1は混合器本体、2は吸気通路、3
は絞り弁、4はベンチュリであって、ベンチュリ4は上
流側から第一のベンチュリ部片5、第二のベンチュリ部
片6および第三のベンチュリ部片7の三つを順に隙間を
与えて積重ねた構造となっている。
【0011】第一のベンチュリ部片5は通路面積が急激
に縮小する入口部5aと最狭部5bとベンチュリ4の広
がり部の一部分を形成する広がり始め部5cとを有して
いる。第二のベンチュリ部片6はベンチュリ4の広がり
部の中間部分を形成する広がり中間部6aを有している
とともに、外側周縁部にリング状の外壁部材8を気密に
固定して具えており、この外壁部材8から放射方向へ突
設した燃料導入管9が混合器本体1を貫通して第二のベ
ンチュリ部片6を混合器本体1の内部に同心に装入保持
させている。
【0012】第一のベンチュリ部片5は外側周縁部を外
壁部材8に気密に嵌装固定することにより第二のベンチ
ュリ部片6と隙間を有し且つこれと一体に混合器本体1
の内部に保持される。これらの二つのベンチュリ部片
5、6と外壁部材8とに囲まれたリング状の空間は燃料
導入管9と連通した燃料導入室10を形成している。ま
た、この燃料導入室10の内側周縁部分は、第一のベン
チュリ部片5の広がり始め部5cを内側周面に有する先
端部分の外側周面5dと、第二のベンチュリ部片6の広
がり中間部6aの基端最狭部6bから更に基端へ向かっ
て広がる内側周面6cとに挟まれた狭い隙間となってい
る。この隙間は吸入空気の流れ方向へ向かって斜めとさ
れ、吸気通路2へそのまま開口して気体燃料のノズル口
11を形成している。
【0013】気体燃料は図示しないベーパライザ(また
はレギュレータ)によって大気圧とほぼ等しい圧力に調
整され、燃料導入管9を通り燃料導入室10に入ってリ
ング状のノズル口11から吸入空気流とほぼ平行に吸出
されるものである。吸入空気は第一のベンチュリ部片5
の最狭部5bで最大流速且つ最大負圧となり、それより
流速を次第に低下しながら広がり部を流れ、その際に広
がりはじめ部5c、広がり中間部6aで境界層を形成す
る。気体燃料は第二のベンチュリ部片6の最狭部6bに
おける負圧とベーパライザ(またはレギュレータ)で調
節された圧力との圧力差でノズル口11から吸出されて
吸入空気を包み囲んだ状態でエンジンに向かって流れ、
境界層を一時的に縮小または消滅させるように働く。
【0014】第三のベンチュリ部片7はベンチュリ4の
広がり部の後半部分を形成する広がり終り部7aを有し
ており、混合器本体1に嵌込み固定されている。この第
三のベンチュリ部片7の広がり終り部7aの基端最狭部
7bから更に基端へ向かって広がる内側周面7cと、第
二のベンチュリ部片6の広がり中間部6aを内側周面に
有する先端部分の外側周面6dとの間は狭い隙間となっ
ている。この隙間は吸入空気の流れ方向へ向かって斜め
とされ、吸気通路2へそのまま開口して空気吹出し用の
ノズル口12を形成しているとともに、混合器本体1と
外壁部材8との環状の外周路13と連通している。
【0015】前述のように、ノズル口から吸出された気
体燃料によって一時的に縮小または消滅した境界層は吸
入空気と気体燃料とが広がり中間部6aを流れる間に再
び拡大するが、吸気通路2の入口から外周路13を通っ
て第三のベンチュリ部片7の最狭部7bにおける負圧に
よりノズル口12から吸出された空気が気体燃料を包み
囲んだ状態でエンジンに向かって流れ、境界層を再び縮
小または消滅させるように働く。
【0016】同心三層の流れが広がり終り部7aを通過
する間に境界層が更に再び拡大するが、通気抵抗を増大
するに至る前にベンチュリ4を通過し、絞り弁3の周囲
を通って吸気マニホルドに入りエンジンに供給されるこ
ととなる。この間、気体燃料は空気に挟まれた筒形の状
態で空気と次第に混合しながらエンジンに向かって流
れ、従って吸気マニホルド内で気体燃料が壁面流となら
ないのでエンジンに均一な混合気を供給することができ
る。
【0017】尚、本実施例ではベンチュリ4の広がり部
中間部分一個所に空気吹出し用のノズル口12を設けた
構成としたが、広がり角によっては第四のベンチュリ部
片を設けて第三のベンチュリ部片との間に第二の空気吹
出し用のノズル口を形成させることができ、このノズル
口も図示のノズル口12と同様の形状とされる。
【0018】また、本実施例では各ノズル口11,12
を全周に亘って吸気通路2に開口させたリング状に形成
したが、全周に亘って設けることなく周方向へ延び互い
に間隔を設けて配置した複数の円弧状に形成してもよ
い。或いは、気体燃料のノズル口11は全周均一大きさ
としたが、開口大きさを周方向で異ならせてもよく、こ
のように形成すると燃料流量が周方向で異なるようにな
ってエンジンが要求する燃料分配性能に応えることがで
きる。
【0019】更に、本実施例では三個のベンチュリ部片
5,6,7の広がり始め部5c、広がり中間部6a、広
がり終り部7aが全体としてなめらかな広がり部を形成
しており、このなめらかな壁面上でノズル口11,12
が吸入空気の流れと平行に近い斜め方向へ開口している
が、これらから吹出す気体燃料や空気が吸入空気と衝突
することによる混合損失を更に低減させるためには、こ
れらを流れの外側方で流れと平行に吸出させるのが好ま
しい手段である。更にまた、気体燃料は吸入空気の流れ
とほぼ平行に吸出されるので、ベンチュリ最狭部の下流
側に限らず高負圧が得られる位置にノズル口11を設け
ることができる。
【0020】図2以下はこれらの考えに基く実施例を示
すものである。即ち、図2では第一のベンチュリ部片5
の広がり始め部5cよりも外側方に第二のベンチュリ部
片6の広がり中間部6aを位置させるとともに、更にそ
れよりも外側方に第三のベンチュリ部片7の広がり終り
部7aを位置させることにより広がり部の壁面上に二つ
の段部を形成した。そしてこれらの段部において気体燃
料のノズル口11および空気吹出し用のノズル口12を
それぞれ吸入空気の流れと平行な方向へ向けて開口させ
たものである。
【0021】図3では第一のベンチュリ部片5を最狭部
5bが先端縁とされ広がり始め部をもたない形状とし、
この最狭部5bの外側方に広がり中間部6aを位置させ
るとともに、更にその外側方に広がり終り部7aを位置
させることによりベンチュリ壁面上に二つの段部を形成
した。そして、これらの段部において気体燃料のノズル
口11および空気吹出し用のノズル口12をそれぞれ吸
入空気の流れと平行な方向へ向けて開口させたものであ
り、気体燃料のノズル口11はベンチュリ最狭部におい
て開口している。
【0022】図4では第一のベンチュリ部片5を入口部
5aのみからなる構造とし、第二のベンチュリ部片6の
広がり内側周面6cと協働して最狭部6bに至るなめら
かな壁面を形成するように配置するとともに、広がり中
間部6aの外側方に広がり終り部7aを位置させること
により広がり部の壁面上に一つの段部を形成した。そし
て、気体燃料のノズル口11を前記のなめらかな壁面上
で吸入空気の流れに対し斜めに閉口させ、且つ空気吹出
し用のノズル口12を段部において吸入空気の流れと平
行な方向へ向けて閉口させたものであり、第二のベンチ
ュリ部片6の最狭部6bがベンチュリ最狭部を形成しそ
の上流側に気体燃料のノズル口11が開口している。
尚、段部に位置させるノズル口は広がり部に沿って気体
燃料や空気が吸出されるように斜め外側方へ向けて開口
させることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上から明らかなように、気体燃料のノ
ズル口をベンチュリ最狭部附近において吸入空気の流れ
とほぼ平行な方向へ向けて設けるとともに、空気吹出し
用のノズル口をベンチュリ広がり部において吸入空気の
流れとほぼ平行な方向へ向けて設ける構成とした本発明
によると、各ノズル口から吹出される気体燃料および空
気は吸入空気流と殆んど衝突することなく合流してエン
ジンに向かって流れることとなり、混合損失を大幅に小
さくすることができる。そして、ベンチュリ広がり部に
おいてノズル口から供給される空気は境界層を縮小或い
は消滅させる働きをするので、広がり角を大きくして吸
気通路長を短縮し混合器設置の場所的制約への対応を計
っても通気抵抗をきわめて小さい値に押えるばかりか、
吸入空気との間に気体燃料を挟んで次第に混合しながら
吸気マニホルドを経てエンジンに送られるので、気体燃
料を壁面流とすることなくエンジンに均一な混合気を供
給するものであり、その結果エンジンの出力向上や排気
状態の改善がもたらされるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図。
【図2】本発明の異なる実施例を示す縦断面部分図。
【図3】本発明の更に異なる実施例を示す縦断面部分
図。
【図4】本発明の更にまた異なる実施例を示す縦断面部
分図。
【符号の説明】
1 混合器本体, 2 吸気通路, 3 絞り弁, 4
ベンチュリ, 5,6,7 ベンチュリ部片, 11
気体燃料のノズル口, 12 空気のノズル口,

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体燃料のノズル口がベンチュ最狭部附
    近においてベンチュリ壁面上で吸入空気の流れとほぼ平
    行な方向へ向けて設けられているとともに、空気吹出し
    用のノズル口が前記ノズル口よりも下流のベンチュリ広
    がり部においてベンチュリ壁面上で吸入空気の流れとほ
    ぼ平行な方向へ向けて設けられていることを特徴とする
    ガス・エンジン用混合器。
  2. 【請求項2】 気体燃料のノズル口と空気のノズル口と
    がベンチュリ全周に亘るリング状に形成されている請求
    項1記載のガス・エンジン用混合器。
  3. 【請求項3】 ベンチュリが通路面積を縮小する入口部
    を形成するベンチュリ部片と広がり部を形成する少なく
    とも二つのベンチュリ部片とを互いに隙間を設けて積層
    した構成であり、前記入口部を形成するベンチュリ部片
    とこれに隣り合って広がり部を形成するベンチュリ部片
    との隙間によって気体燃料のノズル口が形成され、前記
    広がり部を形成するベンチュリ部片の互いの隙間によっ
    て空気のノズル口が形成されている請求項1記載のガス
    ・エンジン用混合器。
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