JP3342605B2 - 媒体の印字位置出し機構 - Google Patents
媒体の印字位置出し機構Info
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Description
における回数券の日付の印字、乗車券の乗車時間等の印
字において、媒体(回数券,乗車券等)の位置決め処理
速度の向上を図った媒体の印字位置出し機構に関する。
送ベルトの駆動、およびプラテンとなる印字ローラの駆
動源を1つの駆動モータで併用し、およそ1m/秒の速
度で搬送ベルトで搬送されてきた媒体を印字ローラの上
方に位置するサーマルヘッドの手前(上流側)に配置さ
れているフォトセンサで検知し、該検知信号に基づき搬
送速度を落として一定時間搬送することで所定の印字位
置となるようモータ制御を行なっていた。
にきたことにより(搬送速度を落として一定時間経過す
ることにより)、サーマルヘッドに通電し、印字ローラ
がおよそ62.5mm/秒の速度で媒体を搬送すること
で印字を行なっていた。
度の駆動は併用する1つの駆動モータを制御することで
行なっていたため、媒体の搬送速度と印字速度間に大き
な差があり、これ以上の速度差を設けてモータ制御する
ことには、対応仕切れないというのが現状であった。
電時間との関係もあり、前述したような62.5mm/
秒以上の速度で行なうことができず、よりスピード化を
図るには、媒体の搬送速度をより高めるしかないが、上
述したように搬送速度と印字速度との速度差が大きいと
1つのモータで対応することは非常に困難である。
してなされたものであって、媒体の印字位置出しまでの
時間を短縮して、つまり、媒体の搬送速度を高くしても
正確な印字位置出しが行なえ、印字位置出しまでの処理
速度をアップして高速処理を行なえる媒体の印字位置出
し機構を提供することを課題とするものである。
本発明は、媒体(C)を搬送するための上搬送ベルト
(10)および下搬送ベルト(16)を駆動する搬送モ
ータ(22)と、前記上搬送ベルト(10)および下搬
送ベルト(16)の途中に配されている印字部(24)
の印字ローラ(28)を駆動する印字モータ(30)
と、前記印字部(24)の上流側に媒体(C)を検知す
るフォトセンサ(32)を配置し、前記印字部(24)
の下流側に媒体(C)の印字位置出しとなる位置に上下
動するストッパ(34)とを設け、前記フォトセンサ
(32)が媒体(C)を検知してから一定時間(t)経
過後に前記搬送モータ(22)が停止し、前記フォトセ
ンサ(32)が媒体(C)を検知することによりストッ
パ(34)が上昇し、上搬送ベルト(10)および下搬
送ベルト(16)の搬送速度により搬送されてきた媒体
(C)を、上昇したストッパ(34)により停止させた
後、前記印字モータ(30)を駆動して媒体(C)に印
字を行なうようにした媒体の印字位置出し機構とした。
上流側の位置で検知されてからも速度を落とさず、2m
/秒の速度でそのまま搬送されるが、媒体(C)を検知
してから一定時間(t)経過後に搬送モータ(22)は
停止し、媒体(C)の搬送は停止する。搬送速度2m/
秒の媒体(C)が一定時間(t)搬送される距離の位置
にストッパ(34)が配置されており、媒体(C)の検
知によりストッパ(34)が上昇することにより、確実
に前記媒体(C)はそのストッパ(34)の位置で停止
される。すなわち、ストッパ(34)は、媒体(C)の
印字位置出しの位置となるよう配置されており、このス
トッパ(34)の存在により媒体(C)の搬送速度を落
とす必要がなく、媒体の印字位置決め処理速度が向上さ
れることとなる。
詳細に説明する。図1は本発明に係る媒体の印字位置出
し機構の概略を示し、図2は搬送ベルトを断面にした図
1の概略正面図であり、図3は各部品の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ーラ(12,14)に掛け渡された無端状のベルトであ
る。また、(16)は下搬送ベルトであって、駆動ロー
ラ(18)とピンチローラ(20)間に掛け渡された無
端状のベルトである。各搬送ベルト(10,16)は図
2に示すように、左右に分れた幅の細い2本のベルトで
それぞれ対をなし、媒体(C)の両端を上下の搬送ベル
ト(10,16)で挟んだ状態で搬送するようにしてい
る。
(22)により駆動され、上搬送ベルト(10)および
下搬送ベルト(16)は、およそ2m/秒のスピードで
媒体(C)を搬送する。
ド(26)と、プラテンである印字ローラ(28)とを
有している。該印字ローラ(28)は、印字モータ(3
0)と連結され、およそ62.5mm/秒の速度で回転
するようになっている。
は、媒体(C)を検知する一対のフォトセンサ(32)
が配置されている。また、印字部(24)の下流側には
L字形をした媒体(C)の印字位置出し用のストッパ
(34)が配置されており、該ストッパ(34)は、電
磁ソレノイド(36)に連結されている。電磁ソレノイ
ド(36)は、前記フォトセンサ(32)が媒体(C)
を検知することにより作動してストッパ(34)を上昇
せしめ、前記サーマルヘッド(26)の印字終了(通電
終了)によりOFF状態となり、ストッパ(34)を下
降せしめる。
ングについて図1および図3のタイミングチャートに基
づき説明する。
機に投入されると、上搬送ベルト(10)および下搬送
ベルト(16)に挟まれて、図1において右側より左方
向に搬送される。この媒体(C)の搬送速度はおよそ2
m/秒の速度である。
4)に接近してくると、フォトセンサ(32)によって
媒体(C)の有無が検知される。つまり、一対のフォト
センサ(32)間に媒体(C)が位置することにより、
フォトセンサ(32)は通電状態(1の状態)から遮断
状態(0の状態)に変わることにより媒体(C)の有無
を検知する。
検知されてからも速度を落とさず、2m/秒の速度でそ
のまま搬送されるが、フォトセンサ(32)の媒体
(C)を検知してから一定時間(t)経過後に搬送モー
タ(22)は停止し、媒体(C)の搬送は停止する。搬
送速度2m/秒の媒体(C)が一定時間(t)搬送され
る距離の位置に前記ストッパ(34)が配置されてお
り、前記フォトセンサ(32)の媒体(C)の検知によ
り電磁ソレノイド(36)が作動し、ストッパ(34)
が上昇することにより、確実に前記媒体(C)はそのス
トッパ(34)の位置で停止される。すなわち、ストッ
パ(34)は、媒体(C)の印字位置出しの位置となる
よう配置されており、このストッパ(34)の存在によ
り媒体(C)の搬送速度を落とす必要がない。
のジャム防止のため上搬送ベルト(10)および下搬送
ベルト(16)の搬送速度よりも遅い1m/秒の速度で
印字モータ(30)により回転しているが、前記上搬送
ベルト(10)および下搬送ベルト(16)の搬送停止
(搬送モータの停止)により、印字モータ(30)は一
旦停止する。
4)により確実に行なわれた後に、前記サーマルヘッド
(26)に印字のための通電が開始すると共に、前記印
字モータ(30)が回転し、印字ローラ(28)は、6
2.5mm/秒の速度で回転し媒体(C)に印字が開始
される。
への印字が終了すると、この印字終了信号を受けて印字
モータ(30)は回転速度を速め、媒体(C)のジャム
防止のため印字ローラ(28)は、1m/秒で回転す
る。つまり、この実施例では印字モータ(30)は、印
字ローラ(28)を62.5mm/秒の速度と1m/秒
の速度で回転するよう制御される例を示しているが、媒
体(C)のジャム防止を考慮に入れなければ、印字ロー
ラ(28)をわざわざ2段階に速度制御する必要はな
く、印字ローラ(28)の2段階速度変化は本発明の必
須の要件ではなく、少なくとも、印字速度である62.
5mm/秒の速度でのみ回転するようにしてもよい
終了信号を受けて回転し、上搬送ベルト(10)および
下搬送ベルト(16)は、2m/秒の速度で媒体(C)
を排出側に搬送する。
字部の下流側において、媒体の印字位置出しとなる位置
にストッパを設け、搬送モータと印字モータとを併用せ
ずに別モータとするようにしたので、媒体の搬送速度を
従来の搬送速度よりも上げ、かつ該搬送速度を印字部付
近において落とすことなく、媒体の印字位置出しが確実
に行なえ、媒体の印字位置決め処理速度が向上する。
概略図である。
トを示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 媒体(C)を搬送するための上搬送ベル
ト(10)および下搬送ベルト(16)を駆動する搬送
モータ(22)と、 前記上搬送ベルト(10)および下搬送ベルト(16)
の途中に配されている印字部(24)の印字ローラ(2
8)を駆動する印字モータ(30)と、 前記印字部(24)の上流側に媒体(C)を検知するフ
ォトセンサ(32)を配置し、 前記印字部(24)の下流側に媒体(C)の印字位置出
しとなる位置に上下動するストッパ(34)とを設け、前記フォトセンサ(32)が媒体(C)を検知してから
一定時間(t)経過後に前記搬送モータ(22)が停止
し、 前記フォトセンサ(32)が媒体(C)を検知すること
によりストッパ(34)が上昇し、 上搬送ベルト(10)および下搬送ベルト(16)の搬
送速度により搬送されてきた媒体(C)を、上昇したス
トッパ(34)により停止させた後、前記印字モータ
(30)を駆動して媒体(C)に印字を行なうようにし
たことを特徴とする媒体の印字位置出し機構。 - 【請求項2】 前記上搬送ベルト(10)および下搬送
ベルト(16)による媒体(C)の搬送速度が2m/秒
であり、前記印字ローラ(28)による媒体(C)の搬
送速度が62.5mm/秒であることを特徴とする請求
項1に記載の媒体の印字位置出し機構。 - 【請求項3】 前記印字ローラ(28)による媒体
(C)の搬送速度が62.5mm/秒と1m/秒との2
段階変速となるよう前記印字モータ(30)が制御され
ることを特徴とする請求項1に記載の媒体の印字位置出
し機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15251195A JP3342605B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 媒体の印字位置出し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15251195A JP3342605B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 媒体の印字位置出し機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08318651A JPH08318651A (ja) | 1996-12-03 |
JP3342605B2 true JP3342605B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=15542057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15251195A Expired - Lifetime JP3342605B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 媒体の印字位置出し機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3342605B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007060787A1 (de) * | 2007-12-17 | 2009-06-18 | Francotyp-Postalia Gmbh | Transportvorrichtung für zu bedruckende flache Güter |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP15251195A patent/JP3342605B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08318651A (ja) | 1996-12-03 |
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