JP3342605B2 - 媒体の印字位置出し機構 - Google Patents

媒体の印字位置出し機構

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JP3342605B2
JP3342605B2 JP15251195A JP15251195A JP3342605B2 JP 3342605 B2 JP3342605 B2 JP 3342605B2 JP 15251195 A JP15251195 A JP 15251195A JP 15251195 A JP15251195 A JP 15251195A JP 3342605 B2 JP3342605 B2 JP 3342605B2
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弘 島田
和広 知久
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Nippon Signal Co Ltd
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動改札機
における回数券の日付の印字、乗車券の乗車時間等の印
字において、媒体(回数券,乗車券等)の位置決め処理
速度の向上を図った媒体の印字位置出し機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における媒体の印字位置出しは、搬
送ベルトの駆動、およびプラテンとなる印字ローラの駆
動源を1つの駆動モータで併用し、およそ1m/秒の速
度で搬送ベルトで搬送されてきた媒体を印字ローラの上
方に位置するサーマルヘッドの手前(上流側)に配置さ
れているフォトセンサで検知し、該検知信号に基づき搬
送速度を落として一定時間搬送することで所定の印字位
置となるようモータ制御を行なっていた。
【0003】そして、媒体への印字は、媒体が所定位置
にきたことにより(搬送速度を落として一定時間経過す
ることにより)、サーマルヘッドに通電し、印字ローラ
がおよそ62.5mm/秒の速度で媒体を搬送すること
で印字を行なっていた。
【0004】すなわち、従来の媒体の搬送および印字速
度の駆動は併用する1つの駆動モータを制御することで
行なっていたため、媒体の搬送速度と印字速度間に大き
な差があり、これ以上の速度差を設けてモータ制御する
ことには、対応仕切れないというのが現状であった。
【0005】すなわち、印字速度はサーマルヘッドの通
電時間との関係もあり、前述したような62.5mm/
秒以上の速度で行なうことができず、よりスピード化を
図るには、媒体の搬送速度をより高めるしかないが、上
述したように搬送速度と印字速度との速度差が大きいと
1つのモータで対応することは非常に困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、媒体の印字位置出しまでの
時間を短縮して、つまり、媒体の搬送速度を高くしても
正確な印字位置出しが行なえ、印字位置出しまでの処理
速度をアップして高速処理を行なえる媒体の印字位置出
し機構を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、媒体(C)を搬送するための上搬送ベルト
(10)および下搬送ベルト(16)を駆動する搬送モ
ータ(22)と、前記上搬送ベルト(10)および下搬
送ベルト(16)の途中に配されている印字部(24)
の印字ローラ(28)を駆動する印字モータ(30)
と、前記印字部(24)の上流側に媒体(C)を検知す
るフォトセンサ(32)を配置し、前記印字部(24)
の下流側に媒体(C)の印字位置出しとなる位置に上下
動するストッパ(34)とを設け、前記フォトセンサ
(32)が媒体(C)を検知してから一定時間(t)経
過後に前記搬送モータ(22)が停止し、前記フォトセ
ンサ(32)が媒体(C)を検知することによりストッ
パ(34)が上昇し、上搬送ベルト(10)および下搬
送ベルト(16)の搬送速度により搬送されてきた媒体
(C)を、上昇したストッパ(34)により停止させた
後、前記印字モータ(30)を駆動して媒体(C)に印
字を行なうようにした媒体の印字位置出し機構とした。
【0008】
【作用】搬送されてきた媒体(C)が印字部(24)の
上流側の位置で検知されてからも速度を落とさず、2m
/秒の速度でそのまま搬送されるが、媒体(C)を検知
してから一定時間(t)経過後に搬送モータ(22)は
停止し、媒体(C)の搬送は停止する。搬送速度2m/
秒の媒体(C)が一定時間(t)搬送される距離の位置
にストッパ(34)が配置されており、媒体(C)の検
知によりストッパ(34)が上昇することにより、確実
に前記媒体(C)はそのストッパ(34)の位置で停止
される。すなわち、ストッパ(34)は、媒体(C)の
印字位置出しの位置となるよう配置されており、このス
トッパ(34)の存在により媒体(C)の搬送速度を落
とす必要がなく、媒体の印字位置決め処理速度が向上さ
れることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づき
詳細に説明する。図1は本発明に係る媒体の印字位置出
し機構の概略を示し、図2は搬送ベルトを断面にした図
1の概略正面図であり、図3は各部品の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0010】(10)は上搬送ベルトであり、2つのロ
ーラ(12,14)に掛け渡された無端状のベルトであ
る。また、(16)は下搬送ベルトであって、駆動ロー
ラ(18)とピンチローラ(20)間に掛け渡された無
端状のベルトである。各搬送ベルト(10,16)は図
2に示すように、左右に分れた幅の細い2本のベルトで
それぞれ対をなし、媒体(C)の両端を上下の搬送ベル
ト(10,16)で挟んだ状態で搬送するようにしてい
る。
【0011】前記駆動ローラ(18)は、搬送モータ
(22)により駆動され、上搬送ベルト(10)および
下搬送ベルト(16)は、およそ2m/秒のスピードで
媒体(C)を搬送する。
【0012】(24)は印字部であって、サーマルヘッ
ド(26)と、プラテンである印字ローラ(28)とを
有している。該印字ローラ(28)は、印字モータ(3
0)と連結され、およそ62.5mm/秒の速度で回転
するようになっている。
【0013】印字部(24)の手前側である上流側に
は、媒体(C)を検知する一対のフォトセンサ(32)
が配置されている。また、印字部(24)の下流側には
L字形をした媒体(C)の印字位置出し用のストッパ
(34)が配置されており、該ストッパ(34)は、電
磁ソレノイド(36)に連結されている。電磁ソレノイ
ド(36)は、前記フォトセンサ(32)が媒体(C)
を検知することにより作動してストッパ(34)を上昇
せしめ、前記サーマルヘッド(26)の印字終了(通電
終了)によりOFF状態となり、ストッパ(34)を下
降せしめる。
【0014】次に、媒体(C)の印字位置出しのタイミ
ングについて図1および図3のタイミングチャートに基
づき説明する。
【0015】回数券、乗車券等の媒体(C)が自動改札
機に投入されると、上搬送ベルト(10)および下搬送
ベルト(16)に挟まれて、図1において右側より左方
向に搬送される。この媒体(C)の搬送速度はおよそ2
m/秒の速度である。
【0016】搬送されてきた媒体(C)が印字部(2
4)に接近してくると、フォトセンサ(32)によって
媒体(C)の有無が検知される。つまり、一対のフォト
センサ(32)間に媒体(C)が位置することにより、
フォトセンサ(32)は通電状態(1の状態)から遮断
状態(0の状態)に変わることにより媒体(C)の有無
を検知する。
【0017】媒体(C)はフォトセンサ(32)により
検知されてからも速度を落とさず、2m/秒の速度でそ
のまま搬送されるが、フォトセンサ(32)の媒体
(C)を検知してから一定時間(t)経過後に搬送モー
タ(22)は停止し、媒体(C)の搬送は停止する。搬
送速度2m/秒の媒体(C)が一定時間(t)搬送され
る距離の位置に前記ストッパ(34)が配置されてお
り、前記フォトセンサ(32)の媒体(C)の検知によ
り電磁ソレノイド(36)が作動し、ストッパ(34)
が上昇することにより、確実に前記媒体(C)はそのス
トッパ(34)の位置で停止される。すなわち、ストッ
パ(34)は、媒体(C)の印字位置出しの位置となる
よう配置されており、このストッパ(34)の存在によ
り媒体(C)の搬送速度を落とす必要がない。
【0018】印字ローラ(28)は、通常、媒体(C)
のジャム防止のため上搬送ベルト(10)および下搬送
ベルト(16)の搬送速度よりも遅い1m/秒の速度で
印字モータ(30)により回転しているが、前記上搬送
ベルト(10)および下搬送ベルト(16)の搬送停止
(搬送モータの停止)により、印字モータ(30)は一
旦停止する。
【0019】媒体(C)の印字位置出しがストッパ(3
4)により確実に行なわれた後に、前記サーマルヘッド
(26)に印字のための通電が開始すると共に、前記印
字モータ(30)が回転し、印字ローラ(28)は、6
2.5mm/秒の速度で回転し媒体(C)に印字が開始
される。
【0020】サーマルヘッド(26)による媒体(C)
への印字が終了すると、この印字終了信号を受けて印字
モータ(30)は回転速度を速め、媒体(C)のジャム
防止のため印字ローラ(28)は、1m/秒で回転す
る。つまり、この実施例では印字モータ(30)は、印
字ローラ(28)を62.5mm/秒の速度と1m/秒
の速度で回転するよう制御される例を示しているが、媒
体(C)のジャム防止を考慮に入れなければ、印字ロー
ラ(28)をわざわざ2段階に速度制御する必要はな
く、印字ローラ(28)の2段階速度変化は本発明の必
須の要件ではなく、少なくとも、印字速度である62.
5mm/秒の速度でのみ回転するようにしてもよい
【0021】また、同様に搬送モータ(22)は、印字
終了信号を受けて回転し、上搬送ベルト(10)および
下搬送ベルト(16)は、2m/秒の速度で媒体(C)
を排出側に搬送する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字部の下流側において、媒体の印字位置出しとなる位置
にストッパを設け、搬送モータと印字モータとを併用せ
ずに別モータとするようにしたので、媒体の搬送速度を
従来の搬送速度よりも上げ、かつ該搬送速度を印字部付
近において落とすことなく、媒体の印字位置出しが確実
に行なえ、媒体の印字位置決め処理速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る媒体の印字位置出し機構を示した
概略図である。
【図2】図1において正面より見た概略図である。
【図3】本発明の印字位置出し機構のタイミングチャー
トを示す図である。
【符号の説明】
10 上搬送ベルト 16 下搬送ベルト 22 搬送モータ 24 印字部 26 サーマルヘッド 28 印字ローラ 30 印字モータ 32 フォトセンサ 34 ストッパ C 媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−138862(JP,A) 特開 平3−83669(JP,A) 特開 平4−143884(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/00 B41J 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体(C)を搬送するための上搬送ベル
    ト(10)および下搬送ベルト(16)を駆動する搬送
    モータ(22)と、 前記上搬送ベルト(10)および下搬送ベルト(16)
    の途中に配されている印字部(24)の印字ローラ(2
    8)を駆動する印字モータ(30)と、 前記印字部(24)の上流側に媒体(C)を検知するフ
    ォトセンサ(32)を配置し、 前記印字部(24)の下流側に媒体(C)の印字位置出
    しとなる位置に上下動するストッパ(34)とを設け、前記フォトセンサ(32)が媒体(C)を検知してから
    一定時間(t)経過後に前記搬送モータ(22)が停止
    し、 前記フォトセンサ(32)が媒体(C)を検知すること
    によりストッパ(34)が上昇し、 上搬送ベルト(10)および下搬送ベルト(16)の搬
    送速度により搬送されてきた媒体(C)を、上昇したス
    トッパ(34)により停止させた後、前記印字モータ
    (30)を駆動して媒体(C)に印字を行なうようにし
    たことを特徴とする媒体の印字位置出し機構。
  2. 【請求項2】 前記上搬送ベルト(10)および下搬送
    ベルト(16)による媒体(C)の搬送速度が2m/秒
    であり、前記印字ローラ(28)による媒体(C)の搬
    送速度が62.5mm/秒であることを特徴とする請求
    項1に記載の媒体の印字位置出し機構。
  3. 【請求項3】 前記印字ローラ(28)による媒体
    (C)の搬送速度が62.5mm/秒と1m/秒との2
    段階変速となるよう前記印字モータ(30)が制御され
    ることを特徴とする請求項1に記載の媒体の印字位置出
    し機構。
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JPH08318651A JPH08318651A (ja) 1996-12-03
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