JP3340272B2 - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents

固体電解質型燃料電池

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JP3340272B2
JP3340272B2 JP00296995A JP296995A JP3340272B2 JP 3340272 B2 JP3340272 B2 JP 3340272B2 JP 00296995 A JP00296995 A JP 00296995A JP 296995 A JP296995 A JP 296995A JP 3340272 B2 JP3340272 B2 JP 3340272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部マニホールド型の
固体電解質型燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内部マニホールド型の固体電解質
型燃料電池の分解構成図を図3に示す。この従来例で
は、2つの単電池Dを積層しており、1は金属部材の集
電板(溝付きバイポーラ板)、2は発電部を形成する発
電用セル、3は金属部材のセパレータ(溝付きバイポー
ラ板)であり、単電池Dは、発電用セル2を集電板1と
セパレータ3に挟んで構成されている。
【0003】集電板1と発電用セル2とセパレータ3の
四隅の一方の対向位置には、水素系の燃料ガスAを供給
・排出する入口用ガス孔5Aと出口用ガス孔5Bが設け
られるとともに、他方の対向位置には、酸素系の空気ガ
スBを供給・排出する入口用ガス孔5Cと出口用ガス孔
5Dが設けられている。そして、集電板1の発電用セル
2に対向する面と、セパレータ3の両面には、これら入
口用ガス孔5A,5Cに連通する入口用マニホールド溝
6A,6Cと、出口用ガス孔5B,5Dに連通する出口
用マニホールド溝6B,6Dが形成されている。そし
て、入口用マニホールド溝6A,6Cと出口用マニホー
ルド溝6B,6D間に、対角線に平行で、発電用セル2
に燃料ガスAまたは空気ガスBを分配・供給する複数の
ガス分配溝7A,7Bが異なる平面で互いに交差する方
向に形成されている。前記発電用セル2は、電解質のセ
ラミック薄膜(固体電解質層)の表裏面に正極平板(空
気極)、負極平板(燃料極)を設けて構成されている。
さらにまた、集電板1と発電用セル2の周縁シール部お
よびセパレータ3と発電用セル2の周縁シール部は、図
4に示すように、メルトシール法によりガラス材料を用
いたメルトシール材8を集電板1と発電用セル2の隙間
およびセパレータ3と発電用セル2の隙間にそれぞれ充
填していた。
【0004】上記構成により、通常1000℃の高温下で、
上部および下部の単電池Dではそれぞれ、燃料ガスAを
入口用ガス孔5Aから入口用マニホールド溝6Aを介し
てガス分配溝7Aを通し、負極上に燃料ガスAを流して
出口用マニホールド溝6Bから出口用ガス孔5Bに排出
するとともに、空気ガスBを入口用ガス孔5Cから入口
用マニホールド溝6Cを介してガス分配溝7Bを通し正
極上に空気ガスBを流して出口用マニホールド溝6Dか
ら出口用ガス孔5Dに排出することにより電力を得てい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にお
いて、メルトシール材8として用いられるガラス材料
が、電池が使用される高温下で、著しく粘度が低下して
シール材8が流れ出しシール性を損ねたり、あるいは積
層する際の僅かなシール部のずれなどにより、満足なシ
ール性が得られないという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決してシール性
の高い固体電解質型燃料電池を提供することを目的とす
る。
【0007】
【問題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、一対の集電板間に介在されるセパレータ
間、および集電板とセパレータ間に、固体電解質層の表
面と裏面に電極板を配置した発電用セルを設け、前記集
電板およびセパレータに発電用セルに臨んで、ガス入口
とガス出口にそれぞれ連通するマニホールド溝と、これ
らマニホールド溝間を連通して発電用セルにガスを分配
供給する複数のガス分配溝を形成した固体電解質型燃料
電池において、前記集電板およびセパレータの対向面
で、マニホールド溝およびガス分配溝を囲んで互いに対
向するシール用溝をそれぞれ形成し、これら両シール用
溝に所定の隙間をあけて耐熱絶縁部材を嵌合するととも
に、前記発電用セルの外辺端面を前記耐熱絶縁部材の内
側面に当接させ、前記耐熱絶縁部材とシール用溝の内面
との隙間に高温下で溶融されて溶融シール部を形成す
メルトシール材を充填したものである。また、上記構
成において、耐熱絶縁部材の内側面および底面とシール
用溝の内面との隙間にメルトシール材を充填し、耐熱絶
縁部材の外側面とシール用溝の間に、耐熱絶縁部材の熱
膨張を許容する隙間を形成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、燃料電池が使用される高温
下でメルトシール材が溶融して耐熱絶縁部材とシール用
溝の内面との隙間に溶融シール部を形成するので、マニ
ホールト溝からガス分配溝に流送される燃料ガスおよび
空気ガスの漏れを効果的防止してシールすることができ
る。またメルトシール材に大幅な粘性の低下が生じた場
合でも、メルトシール材は、毛細管現象によりシール用
溝と耐熱絶縁部材の間で断面が折れ曲がった隙間に溜ま
ってシール性を確保することができ、外部に流れ出すこ
ともない。さらに集電電極およびセパレータのずれ止め
と、発電用セルの位置決めを行うことができ、製造時
位置ずれをなくすことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る固体電解質型燃料電池の
一実施例を図1および図2に基づいて説明する。なお、
従来と同一の部材は同一符号を付し、説明は省略する。
【0010】集電板1およびセパレータ3の発電用セル
2の対向面周囲でマニホールド溝6A〜6Dおよび燃料
ガス分配溝7A,7Bの周囲には、それぞれシール用溝
11A,11Bが形成され、これらシール用溝11A,
11Bには、耐熱絶縁材12がそれぞれ嵌合されてい
る。そして、発電用セル2の外辺は耐熱絶縁材12に沿
って切断されてそれぞれの端面が耐熱絶縁材12の内側
面に当接されている。またこれらシール用溝11A,1
1Bと耐熱絶縁材12の内面側と底面側の隙間には、ガ
ラス材料からなるメルトシール材13が充填されてシー
ルされている。また、シール用溝11A,11Bの外面
側には、熱膨張を許容するために隙間14が形成されて
いる。なお前記耐熱絶縁材12は、たとえばセラミック
スや耐火物などの無機材料が使用される。
【0011】上記構成において、燃料電池が使用される
1000℃程度の高温下で、メルトシール材13が溶融
して溶融シール部を形成し、マニホールド溝6A〜6D
からガス分配溝7A,7Bに流送される燃料ガスAおよ
び空気ガスBの漏れを効果的に防止することができる。
もし、メルトシール材13の粘性に大幅な低下が生じる
ことがあっても、自重によりシール用溝11Bの底部に
溜まるとともに、毛細管現象により水平面のシール用溝
11Bの底部の滞留してシール性を確保し、外部に流出
することがない。
【0012】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、
料電池が使用される高温下でメルトシール材が溶融して
耐熱絶縁部材とシール用溝の内面との隙間に溶融シール
部を形成するので、マニホールト溝からガス分配溝に流
送される燃料ガスおよび空気ガスの漏れを効果的防止し
シールすることができる。またメルトシール材に大幅
な粘性の低下が生じた場合でも、メルトシール材は、毛
細管現象によりシール用溝と耐熱絶縁部材の間で断面が
折れ曲がった隙間に溜まってシール性を確保することが
でき、外部に流れ出すこともない。さらに集電電極およ
びセパレータのずれ止めと、発電用セルの位置決めを行
うことができ、製造時位置ずれをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体電解質型燃料電池の一実施例
を示す部分拡大断面図である。
【図2】同固体電解質型燃料電池を示す分解斜視図であ
る。
【図3】従来の固体電解質型燃料電池を示す分解斜視図
である。
【図4】同固体電解質型燃料電池を示す部分拡大断面図
である。
【符号の説明】
A 燃料ガス B 空気ガス D 単電池 1 集電板 2 発電用セル 3 セパレータ 5A〜5D ガス孔 6A〜6D マニホールド溝 7A,7B ガス分配溝 8 メルトシール材 11A,11B シール用溝 12 耐熱絶縁材 13 メルトシール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辰己 浩史 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−278664(JP,A) 特開 平5−114416(JP,A) 特開 昭61−16481(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/02 H01M 8/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の集電板間に介在されるセパレータ
    間、および集電板とセパレータ間に、固体電解質層の表
    面と裏面に電極板を配置した発電用セルを設け、前記集
    電板およびセパレータに発電用セルに臨んで、ガス入口
    とガス出口にそれぞれ連通するマニホールド溝と、これ
    らマニホールド溝間を連通して発電用セルにガスを分配
    供給する複数のガス分配溝を形成した固体電解質型燃料
    電池において、 前記集電板およびセパレータの対向面で、マニホールド
    溝およびガス分配溝を囲んで互いに対向するシール用溝
    をそれぞれ形成し、これら両シール用溝に所定の隙間をあけて 耐熱絶縁部材
    を嵌合するとともに、前記発電用セルの外辺端面を前記
    耐熱絶縁部材の内側面に当接させ、 前記 耐熱絶縁部材とシール用溝の内面との隙間に高温
    下で溶融されて溶融シール部を形成するメルトシール材
    充填したことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】耐熱絶縁部材の内側面および底面とシール
    用溝の内面との隙間にメルトシール材を充填し、 耐熱絶縁部材の外側面とシール用溝の間に、耐熱絶縁部
    材の熱膨張を許容する隙間を形成した ことを特徴とする
    請求項1記載の固体電解質型燃料電池。
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