JP3339722B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JP3339722B2
JP3339722B2 JP10066493A JP10066493A JP3339722B2 JP 3339722 B2 JP3339722 B2 JP 3339722B2 JP 10066493 A JP10066493 A JP 10066493A JP 10066493 A JP10066493 A JP 10066493A JP 3339722 B2 JP3339722 B2 JP 3339722B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00281Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a telecommunication apparatus, e.g. a switched network of teleprinters for the distribution of text-based information, a selective call terminal
    • H04N1/00283Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a telecommunication apparatus, e.g. a switched network of teleprinters for the distribution of text-based information, a selective call terminal with a television apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオプリンタ、たとえ
ばテレビ放送受信機、ビデオカメラ、ビデオカセットレ
コーダ、レーザディスク(LD)プレーヤなどの画像信号源
から得られる画像をハードコピーするビデオプリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオプリンタは、画像信号源より入力
される映像信号を構成する3分解色信号、たとえばR,G,
B 信号をアナログ・ディジタル(A/D) 変換してメモリに
1フレーム分記憶し、この記憶画像信号を1プリントラ
インずつ発熱ヘッドに読み出してその画像を記録紙など
の記録媒体に転写する画像印刷装置である。このメモリ
に取り込まれた画像信号は、ディジタル・アナログ(D/
A) 変換され、テレビジョン信号の同期信号に同期して
モニタテレビ(受像機)などの利用装置に出力される。
このように、モニタテレビの画面には記憶画像が再生さ
れるので、操作者は、このモニタ画面を見ながらビデオ
プリンタを操作してプリントすべき画像の画質を調整す
ることができる。
【0003】ビデオプリンタはこのように、画像信号源
とモニタテレビの間に接続されて使用される。しかし従
来のビデオプリンタは、当然ながら映像端子を備えてい
たが、音声端子はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、このような画
像信号源からは音声信号も同時に得られる。しかし従来
のビデオプリンタは、音声端子を備えていなかったため
に、信号源からの音声信号を伝送する音声信号ケーブル
は直接モニタテレビに接続され、映像信号を伝送する映
像信号ケーブルのみがビデオプリンタを経由してモニタ
テレビに接続されていた。
【0005】ビデオプリンタの筐体の大きさ、とくに幅
を、信号源としてのLDプレーヤもしくはビデオテーププ
レーヤ、またはモニタテレビのそれにあわせて設計して
共通のラックに収容できるようにしても、従来のビデオ
プリンタの前述のような接続端子配列では、信号源から
の映像信号ケーブルと音声信号ケーブルとが別々にビデ
オプリンタとモニタテレビとに接続される。つまり、信
号源からの音声信号ケーブルはビデオプリンタを越えて
モニタテレビに接続されるので、接続ケーブルの配置が
乱雑となるという問題があった。また、ビデオプリンタ
を使用したい場合には、コネクタを着脱してケーブルの
接続を変更しなければならず、手間がかかるという欠点
があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、映像および音声信号源と利用装置とに映像および音
声信号を複雑な配線やつなぎ変えをすることなく接続で
きるビデオプリンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、信号源
より第1の映像信号を受けて画像を記録媒体に記録する
ビデオプリンタにおいて、このビデオプリンタは、信号
源に接続可能であり、この信号源より第1の映像信号が
入力される映像信号入力端子と、信号源に接続可能であ
り、この信号源より第1の音声信号が入力される音声信
号入力端子と、第1の映像信号から記録媒体に記録する
画像を表わす第2の映像信号を形成して第2の映像信号
の表わす画像をこの記録媒体に記録する記録手段と、利
用装置に接続可能な映像信号出力端子を有し、第1の映
像信号および第2の映像信号のいずれかを選択的にこの
映像信号出力端子から出力する第1の出力手段と、利用
装置に接続可能であり、音声信号入力端子に入力された
第1の音声信号を出力する音声信号出力端子とを具備し
たことを特徴とする。
【0008】この場合、このビデオプリンタは、記録手
段および第1の出力手段を収容する筐体を含み、映像信
号入力端子および音声信号入力端子は、この筐体の前面
または背面のいずれか一方に配設されているか、または
該筐体の全面および背面の双方に配設されているとよ
い。
【0009】また、このビデオプリンタは、操作状態に
応じた画像を表わす第3の映像信号を生成する画像形成
手段を有し、記録手段は、形成した第2の映像信号に、
画像形成手段にて生成された第3の映像信号を合成し
て、この第3の映像信号が合成された第2の映像信号を
第1の出力手段に出力し、第1の出力手段は、第1の映
像信号および第3映像信号が合成された第2の映像信号
のいずれかを選択的に映像信号出力端子から出力すると
よい。
【0010】また、このビデオプリンタは、音声信号入
力端子に入力された第1の音声信号を処理して第2の音
声信号を生成する音声処理手段と、第1の音声信号およ
び第2の音声信号のいずれかを選択的に音声信号出力端
子から出力する第2の出力手段とを有するとよい。
【0011】この場合、音声処理手段は、音声信号入力
端子に入力される第1の音声信号が表わす音を消音させ
た第2の音声信号を生成するとよい。
【0012】また、音声処理手段は、操作状態に応じた
音声を表わす第3の音声信号を生成する音声生成手段を
有し、この音声処理手段は、音声信号入力端子に入力さ
れた第1の音声信号に、音声生成手段にて生成された第
3の音声信号を混合して第2の音声信号を生成するとよ
い。
【0013】また、このビデオプリンタは、信号源に接
続可能であり、この信号源より第1の映像信号および第
1の音声信号がそれぞれ変調された第1の変調信号を入
力する変調信号入力端子と、利用装置に接続可能であ
り、変調信号入力端子に入力された第1の変調信号を出
力する変調信号出力端子とを備えるとよい。
【0014】この場合、このビデオプリンタは、映像信
号出力端子から出力される第1の映像信号もしくは第2
の映像信号と、音声信号出力端子から出力される第1の
音声信号もしくは第2の音声信号とを変調して第2の変
調信号を生成する変調手段を有し、さらにこのビデオプ
リンタは、変調信号入力端子に入力された第1の変調信
号および第2の変調信号のいずれかを選択的に変調信号
出力端子に出力する第3の出力手段を有するとよい。
【0015】
【作用】本発明によれば、画像信号源と接続可能な映像
入力端子および音声入力端子と、利用装置に接続可能な
映像出力端子および音声出力端子とが設けられている。
画像信号源からの第1の映像信号は、記録手段により第
2の映像信号に形成され、その表わす画像が記録媒体に
記録される。また、第1の映像信号または第2の映像信
号は、映像信号出力端子から選択的に出力される。これ
とともに、画像信号源からの音声信号は、音声信号入力
端子に受けられ、音声信号出力端子より利用装置に出力
される。これにより、ビデオプリンタを信号源と利用装
置とに最短距離の信号ケーブルで接続することができる
という作用がある。
【0016】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるビデオ
プリンタの実施例を詳細に説明する。
【0017】図1を参照すると本発明によるビデオプリ
ンタの第1の実施例が示されている。同図を参照すると
ビデオプリンタ10は、たとえば、テレビ放送受信機(図
示せず)、図2に示したビデオカメラ31およびレーザデ
ィスクプレーヤ32などの映像信号を出力する画像信号源
から得られる画像を、たとえば感熱記録紙または普通紙
などの記録媒体に形成してハードコピーを作成する画像
印刷装置である。なお、同図において、本発明の理解に
直接関係のない部分は、図示およびその説明を省略し、
また、以下の説明において信号の参照符号はその現われ
る接続線の参照番号で表わす。
【0018】この実施例におけるビデオプリンタ10は、
2組の映像入力端子11および12、ならびに音声入力端子
13および14を有し、これら入力端子は2種類の信号源に
接続される。映像入力端子11および12は、画像信号源に
コネクタによって着脱可能に接続され、この画像信号源
から供給される映像信号を受信する映像信号入力ポート
である。映像入力端子11および12は、たとえば、映像信
号を構成する赤(R),緑(G) および青(B) を表わす3分解
色信号をR,G,B 信号の形で受信する入力端子でもよく、
また、NTSC方式による複合映像信号を受信する入力端子
でもよい。
【0019】音声入力端子13および14は、同じ画像信号
源にコネクタによって着脱可能に接続され、この画像信
号源より映像信号に関連して供給される音声信号を受信
する音声信号入力ポートである。映像入力端子11および
12はセレクタ15に接続され、音声入力端子13および14は
セレクタ16に接続されている。本実施例では、一方の組
の映像入力端子11および音声入力端子13は好ましくは、
図3に示すように本装置10の筐体50における主として使
用者側に向く面である前面50a に配設され、他方の組の
映像入力端子12および音声入力端子14は、筐体50の前面
50a と反対側の面すなわち後面に配設されている。
【0020】セレクタ15および16は、操作者の操作また
は指示に応動して互いに連動して動作する選択回路であ
る。セレクタ15および16は、2組の入力端子11および1
3、ならびに入力端子12および14からの、それぞれ、た
とえばNTSC方式の映像信号ならびに音声信号を選択して
それぞれ出力端子52ならびに54に出力する。セレクタ15
の出力端子52は、映像増幅器(AMP) 19を介して他のセレ
クタ18の一方の入力端子に接続されている。
【0021】映像増幅器19は、セレクタ15から出力され
た映像信号をモニタテレビ33などの利用装置の入力レベ
ルに増幅してセレクタ18に出力するE-E モード増幅器で
ある。映像増幅器19は、基本的には設けなくてもよく、
その場合はセレクタ15の出力52が直接セレクタ18の一方
の入力端子に接続される。セレクタ18は、本装置10の映
像信号出力端子17に接続され、やはり操作者の操作また
は指示に応動して図示の実線および点線の2つの接続位
置をとる選択回路である。セレクタ18は、点線の位置で
映像増幅器19からの出力を選択して、選択した映像信号
を映像信号出力端子17に出力する。また、セレクタ18
は、実線の位置で後述のD/A 変換器23からの出力を選択
して、選択した映像信号を映像信号出力端子17に出力す
る。映像信号出力端子17には、たとえばモニタテレビ33
などの利用装置が接続され、セレクタ18を切り替えるこ
とによりモニタテレビ33には、画像信号源からの画像を
直接、またはメモリ22に記憶されている画像を再生して
表示することができる。
【0022】セレクタ15の出力52にはまた、A/D 変換器
21、メモリ22およびD/A 変換器23が直列に接続され、D/
A 変換器23の出力56がセレクタ18の他方の入力端子に接
続されている。A/D 変換器21は、セレクタ15からのR,G,
B 信号を対応するディジタルデータに変換してメモリ22
に出力する信号変換回路である。メモリ22は、本実施例
では1フレーム分の映像信号データを書換え可能に記憶
する記憶容量を有する映像信号蓄積装置である。メモリ
22の制御線58には、メモリコントロール24が接続されて
いる。メモリ22のデータ出力59には、発熱ヘッド25が接
続されている。発熱ヘッド25は、メモリ22から読み出さ
れる画像データを記録紙に記録する発熱記録デバイスで
ある。本実施例では、発熱ヘッド25は、感熱記録紙に直
接熱を印加して画像を形成させ、またはインクリボンを
介して普通紙にインクを転写することにより画像を形成
させる。
【0023】メモリコントロール24は、メモリ22の読出
しおよび書込みを制御して、これからその記憶画像デー
タをテレビジョン信号の同期信号に同期して読み出して
D/A変換器23に出力したり、印刷のために1プリントラ
イン分ずつ読み出して発熱ヘッド25に出力したりする制
御回路である。さらにメモリコントロール24は、本実施
例では、操作者の指示に応動してメモリ22の画像データ
に対して階調、色調およびコントラストの補正などの画
像処理を行なう機能をも包含している。D/A 変換器23
は、メモリ22からの画像データを対応するアナログのR,
G,B 信号に変換してセレクタ18に出力する信号変換回路
である。
【0024】音声入力端子13および14に接続されている
セレクタ16の出力54には、音声増幅器27が接続されてい
る。音声増幅器27は、その出力が本装置10の音声出力端
子26に接続され、セレクタ16からの音声信号を増幅し
て、またはミュートして音声出力端子26よりモニタテレ
ビに出力するE-E モード増幅器である。その利得制御端
子60には、その利得を調整するための可変抵抗器62が接
続されている。なお、本実施例ではこのように音声増幅
器27とその関連回路が音声入力端子13および14と音声出
力端子26との間に配設されているが、本発明は必ずしも
この特定の配列に限定されず、たとえば音声増幅器27と
その関連回路を設けず、音声入力端子13および14と音声
出力端子26とはセレクタ16を介して直接接続されてもよ
い。また、入力端子についても、この実施例のように2
組設けなくてもよく、1組の端子、たとえば映像入力端
子11および音声入力端子13を設け、セレクタ15および16
を設けず両入力端子11および13をそれぞれ映像増幅器19
および音声増幅器27に直接接続するように構成してもよ
い。
【0025】図2および図3は、実施例のビデオプリン
タ10と他の機器との接続の一例を概念的に示したもので
ある。画像信号源としてのビデオカメラ31の出力は、ビ
デオプリンタ10の筐体50の前面50a の映像入力端子11お
よび音声入力端子13にそれぞれケーブル64および66にて
接続されている。またモニタテレビ33の入力は、筐体50
の背面の映像出力端子17および音声出力端子26にそれぞ
れケーブル68および70によって接続される。図3には示
されていないが、他の信号源としてのレーザディスク(L
D)プレーヤ32の出力は、筐体50の背面に配設された映像
入力端子12および音声入力端子72および74に接続されて
いる。
【0026】以上のような構成で、この実施例における
ビデオプリンタ10の動作を図1〜図3を参照して以下に
説明する。画像信号源としてのビデオカメラ31から出力
された映像信号および音声信号は、その出力に接続され
たビデオプリンタ10の映像入力端子11および音声入力端
子13にそれぞれ入力される。このとき、ビデオプリンタ
10が何も操作されていない状態であると、たとえば、セ
レクタ15およびセレクタ16が図示のように接続され、ま
たセレクタ18が図示の点線の位置に接続される。映像入
力端子11に入力された映像信号は、セレクタ15の出力52
に出力され、映像増幅器19にて所定のレベルに増幅され
る。増幅された映像信号はセレクタ18を介して映像出力
端子17に出力されて、接続線68を介してモニタテレビ33
の映像入力端子に入力される。また、音声入力端子13に
入力された音声信号は、セレクタ16の出力54に出力され
音声増幅器27にて所定のレベルに増幅される。増幅され
た音声信号は、音声出力端子26に出力されて、接続線70
を介してモニタテレビ33の音声入力端子に入力される。
これによりビデオカメラ31から出力された映像信号が表
わす画像がモニタテレビ33に表示され、また音声信号が
表わす音声がモニタテレビ33から出力される。
【0027】次に、操作者により本装置10の操作部(図
示せず)が操作されて、たとえば入力される映像信号を
メモリ22に取り込むための不図示のフリーズボタンが操
作されると、映像信号入力端子11に入力され A/D変換器
21にて変換された1フレーム分の映像信号データがメモ
リ22に格納される。操作者は、本装置10の不図示の操作
部を操作して、メモリコントロール24によりメモリ22に
格納された記憶画像データに対して階調修正などの画像
処理を所望の状態に行なうことができる。次に、操作者
によりたとえば、不図示のプリントボタンが操作される
と、メモリコントロール24の制御を受けてメモリ22に格
納された映像信号データが読み出され、読み出された映
像信号データは発熱ヘッド25に供給されて、画像の記録
に供される。
【0028】このとき、セレクタ18が映像増幅器19の側
に接続されていれば、映像増幅器19の出力から直接モニ
タテレビ33に送られる。また、セレクタ18がD/A 変換器
23の側に接続されていれば、メモリ22から読み出された
静止画像を表わす画像データは、D/A 変換器23を介して
対応のアナログ信号に変換され、モニタテレビ33に送ら
れる。このように、セレクタ18を切り替えることによ
り、モニタテレビ33には画像信号源から供給される映像
信号が表わす画像を直接表示させたり、またはメモリ22
にて記憶された映像信号データが表わす画像を再生して
表示させることができる。したがって、メモリ22に格納
されている記憶画像を再生する場合には、ビデオプリン
タ10による記録画像の色調などの状態をモニタテレビ33
で確認しながら調整することができる。
【0029】このように本装置10のケーブル接続および
端子配列によれば、信号の入力順に信号源としてのビデ
オカメラ31およびレーザディスク(LD)32、ビデオプリン
タ10、ならびにモニタテレビ33をラックに収容して、こ
れらの機器を最短距離のAVケーブルであって、それぞれ
ほぼ同じ長さのケーブルにて接続することができる。
【0030】次に、本発明によるビデオプリンタの他の
実施例を詳細に説明する。図4を参照すると本発明によ
るビデオプリンタの第2の実施例が示されている。この
実施例におけるビデオプリンタ80は、たとえば、図5に
示したビデオカセットレコーダ81などの画像信号源から
得られる画像を、たとえば感熱記録紙または普通紙など
の記録媒体に形成してハードコピーを作成する画像印刷
装置である。なお、図4において、本発明に理解に直接
関係のない機能は省略してある。この実施例におけるビ
デオプリンタ80は、画像信号源に接続するための映像入
力端子82と、音声入力端子83と、RF入力端子84とを有し
ている。
【0031】映像入力端子82は、画像信号源にコネクタ
によって着脱可能に接続され、これにより供給される映
像信号を受信する映像信号入力ポートである。映像入力
端子82は、一方はセレクタ85の一方の入力に接続され、
他方は分岐されてメモリ回路88を介してセレクタ85の他
方の入力89に接続されている。音声入力端子83は、同じ
画像信号源にコネクタによって着脱可能に接続され、こ
れにより映像信号に関連して供給される音声信号を受信
する音声信号入力ポートである。音声入力端子83は、一
方はセレクタ86の一方の入力に接続され、他方は分岐さ
れて音声回路90を介してセレクタ86の他方の入力91に接
続されている。
【0032】セレクタ85および86は、制御入力92に現わ
れる制御信号に応じて、互いに連動して2入力のうちい
ずれかの入力を選択する切替スイッチ回路である。セレ
クタ85および86は、本装置80の可動状態、たとえば電源
が投入されて制御入力92に制御信号が供給された状態に
おいて、それぞれ図示のように端子89および端子91を選
択する接続状態とする。また、セレクタ85および86は、
たとえば本装置80の電源がオフ状態となって、制御入力
92に制御信号が供給されない状態となると、図示とは反
対の接続状態となって、それぞれ端子82および端子83を
選択する接続状態とする。これにより映像入力端子82が
セレクタ85を介して映像出力端子93に接続され、また音
声入力端子83がセレクタ86を介して音声出力端子94に接
続される。セレクタ85および86は、それぞれ選択した入
力に現われる信号をその出力に接続された映像出力端子
93および音声出力端子94にそれぞれ出力する。また、セ
レクタ85および86のそれぞれの出力93および出力94はそ
れぞれ分岐されてRFモジュレータ95に接続され、さらに
これら出力93および出力94は、もう一組の映像出力端子
96および音声出力端子97に接続されている。
【0033】映像出力端子93および音声出力端子94と、
映像出力端子96および音声出力端子97とは、それぞれ本
装置80からの映像信号および音声信号を出力する出力端
子である。出力端子93および94は、たとえば図5に示す
モニタテレビ33などの利用装置に接続され、出力端子96
および97は、たとえば同図に示すようにビデオカセット
レコーダ81の入力に接続される。
【0034】メモリ回路88は、映像入力端子82に現われ
る映像信号を記憶する映像信号蓄積回路である。この実
施例におけるメモリ回路88は、その入力側に映像信号を
ディジタル化する不図示のアナログディジタル変換回路
を有し、メモリ回路88は、ディジタル値にて表わされる
映像信号データに変換された1フレーム分の映像信号デ
ータが順次格納される記憶回路である。また、メモリ回
路88は、その出力側に映像信号データをアナログ値にて
表わされた映像信号に変換する不図示のディジタルアナ
ログ変換回路を有し、格納された映像信号データを順次
読み出し、読み出した映像信号データをアナログの映像
信号に変換する。メモリ回路88は読み出されて変換され
た映像信号を出力89に出力する。
【0035】メモリ回路88の入力102 には後述の制御回
路104 が接続され、メモリ回路88は、入力102 に現われ
る文字情報などのオンスクリーン表示信号を表わす映像
信号データを格納し、この映像信号データを映像入力端
子82から入力されて格納された映像信号データに合成し
て読み出す機能を有している。またメモリ回路88は、後
述の制御回路104 の制御を受けて、操作者の指示に応動
して格納された映像信号データに対して階調および色調
の補正などの画像処理を行なう。
【0036】また、メモリ回路88は、制御回路104 の制
御を受けて格納された映像信号データを読み出して、読
み出された映像信号データが表わす映像信号をその出力
106に接続されたプリントエンジン108 に出力する。プ
リントエンジン108 は、入力108 に現われた映像信号デ
ータが表わす画像をたとえば、感熱紙または普通紙など
の記録媒体に形成する印刷機構である。この印刷機構
は、たとえば、熱転写型印刷方式による印刷機構が適用
され、この場合、入力された画像データに所定の色変換
処理を施して、処理された画像データに基づいた駆動信
号を不図示の熱ヘッド(サーマルヘッド)に供給するこ
とによって、感熱紙に画像を形成したり、またはインク
リボンに形成されたインク層を普通紙あるいは画像記録
のために加工された受像紙に熱転写したりする熱溶融転
写方式や熱昇華型転写記録方式で説明しているが、上述
の方式に限らず、たとえば、インクジェット方式や銀塩
写真方式などの画像形成方式でもよい。
【0037】音声回路90は、制御入力100 に現われる制
御信号に応じて、音声入力端子83に現われた音声信号に
この制御信号が表わす信号音を合成する混合回路であ
る。詳しくは音声回路90は制御入力100 に制御回路104
が接続され、制御回路104 から出力されて制御入力100
に現われる制御信号に応じて、たとえば、本装置80が操
作されたことを表わす操作受付音、誤操作を表わす警告
音および紙づまりなどを表わすエラー音などの可聴音を
表わす音声信号を生成し、生成した音声信号を入力83に
現われた音声信号に混合して、この混合された音声信号
を出力91に出力する。また、音声回路90は、制御入力10
0 に現われる制御信号に応じて、音声入力端子83に現わ
れた音声信号をミュートする機能を有している。たとえ
ば、音声回路90は、画像の印刷中などに、メモリ回路88
から出力された映像信号が表わすフリーズ画像をモニタ
テレビ33に表示させている際に、制御回路104 から供給
される制御信号に応じて音声信号をミューティングす
る。
【0038】RF入力端子84は、画像信号源にコネクタに
よって着脱可能に接続され、これにより上記映像信号お
よび音声信号を本実施例では、テレビ受像器の所定のチ
ャンネルにて受信可能に変調された高周波信号(RF)の形
で受信するRF信号入力ポートである。RF入力端子84はス
イッチ回路110 の一方の入力に接続されている。スイッ
チ回路110 は、制御入力112 に現われる制御信号に応じ
て、2入力のうちいずれかの入力を選択する切替スイッ
チ回路である。スイッチ回路110 の他方の入力には、RF
モジュレータ95からの出力114 が接続されている。スイ
ッチ回路110 は、たとえば、操作者の操作に応動する制
御信号112 に応じてその入力を切り替えて選択し、選択
した入力に現われるRF信号をその出力に接続されたRF出
力端子116 に出力する。たとえばスイッチ回路110 の接
続が図示と反対の入力に接続されると、RF入力端子84が
スイッチ回路110 を介してRF出力端子116 に接続され
る。RF出力端子116 は、たとえば図5に示すモニタテレ
ビ33のアンテナ入力端子に接続され、モニタテレビ33で
の信号の入力形式がRF信号である場合に、RF出力端子11
6 から出力されるRF信号が表わす画像がその画面に表示
され、また音声がモニタテレビ33から出力される。
【0039】RFモジュレータ95は、入力85に現われる映
像信号および入力86に現われる音声信号をそれぞれ高周
波信号に変換する変調回路である。RFモジュレータ95
は、入力される映像信号および音声信号をテレビ放送方
式のVHF 帯もしくはUHF 帯の所望のチャンネルに対応し
た高周波(RF)信号を生成する。たとえばRFモジュレータ
95は、映像信号を振幅変調して映像搬送波に載せ、音声
信号を周波数変調して音声搬送波に載せて、それぞれ所
定の周波数の高周波信号を生成する。RFモジュレータ95
は、生成したRF信号を出力114 に出力する。RFモジュレ
ータ95の出力114は、スイッチ回路87の他方の入力に接
続されている。
【0040】制御回路104 は、このビデオプリンタ80の
全体を制御して、画像印刷を行なうための制御および回
路動作の切替制御などの処理を行なう処理回路である。
詳しくは、制御回路104 の入力120 には、操作者の操作
に応じた操作情報を認識する操作部122 が接続されてい
る。操作部122 は、たとえば、入力端子82に現われた映
像信号をメモリ回路88に記憶させた状態にするためのフ
リーズボタン(F) 、記憶された映像信号データが表わす
画像を印刷して出力させるためのプリントボタン(P) お
よび映像出力端子93へ出力する映像信号を切り替えるた
めのモニタボタン(M) などの操作ボタンを有している。
操作部122 は、これら操作ボタンの押下状態に応じた操
作情報を制御回路104 に通知する。
【0041】制御回路104 は、操作部122 から通知され
る操作情報に応じて各部を制御する。たとえば制御回路
104 は、本装置80に電源が投入されると、セレクタ85お
よびセレクタ86を図示のように接続させる制御信号を出
力92に出力する。また制御回路104 は、スイッチ回路11
0 を図示のように接続させる制御信号を出力112 に出力
する。
【0042】制御回路104 は、操作部122 から通知され
る操作情報に基づいて、その操作情報を受け付けたこと
を示す操作受付音、また誤操作を示すための警告音およ
び本装置80の動作異常を示すエラー音など可聴音を表わ
すための制御信号を出力100に出力する機能を有してい
る。さらに制御回路104 は、画像の印刷制御中に、音声
回路90の動作を一時停止させて音声出力端子94から出力
される音声信号をミュートするための制御信号を生成す
る機能を有し、生成した制御信号を出力100 に出力す
る。
【0043】制御回路104 は、映像出力端子93もしくは
RF出力端子116 に接続されたモニタテレビ33などの利用
装置にオンスクリーン文字を表示するための映像信号デ
ータを生成する機能を有し、生成した映像信号データを
出力92に出力する。このオンスクリーン文字は、たとえ
ば、本装置80側から操作者へ通知するメッセージを表わ
す文字情報であり、たとえばビデオプリンタ80の動作状
態および操作ガイド等を表わす情報である。制御回路10
4 の出力92はメモリ回路88に接続され、制御回路104 は
出力した映像信号データをメモリ回路88に格納させる。
【0044】図5を参照すると、この実施例のビデオプ
リンタ10と他の機器との接続の一例が概念的に示されて
いる。画像信号源としてのビデオカセットレコーダ81
は、据え置き型の装置構成をとる画像再生装置である。
このビデオカセットレコーダ81は、テレビ放送波を受信
するためのアンテナ500 がたとえば同軸ケーブル502 を
介してそのRF入力に接続されている。ビデオカセットレ
コーダ81は、このテレビ放送波もしくはビデオテープに
記録された情報が再生された映像および音声を表わすRF
信号をそのRF出力に接続された同軸ケーブル504 に出力
する。またビデオカセットレコーダ81は、この映像を表
わす映像信号をその出力に接続された信号ケーブル506
に出力し、この音声を表わす音声信号をその出力に接続
された信号ケーブル508 に出力する。同軸ケーブル504
はビデオプリンタ80のRF入力端子84に接続され、信号ケ
ーブル506 および508 は映像入力端子82および音声入力
端子83にそれぞれ接続されている。さらに、ビデオカセ
ットレコーダ81の映像信号および音声信号の入力には、
それぞれ信号ケーブル510 および512 を介してビデオプ
リンタ80の映像出力端子96および音声出力端子97が接続
される。
【0045】またビデオプリンタ80のRF出力端子116
は、同軸ケーブル514 を介してモニタテレビ33のアンテ
ナ入力端子に接続され、映像出力端子93および音声出力
端子94は、それぞれ信号ケーブル516 および518 を介し
てモニタテレビ33のそれぞれの入力端子に接続される。
【0046】以上のような構成で、この実施例における
ビデオプリンタ80の動作を図4および図5を参照して以
下に説明する。ビデオプリンタ80の電源がオフ状態にあ
るときは、セレクタ85および86とスイッチ回路110 と
は、図示の接続とは反対の接続状態にあり、映像入力端
子82に入力された映像信号はセレクタ85を介して映像出
力端子93および96に出力される。またこのとき音声入力
端子83に入力された音声信号は、セレクタ86を介して音
声出力端子94および97に出力される。さらにRF入力端子
84に入力されたRF信号は、スイッチ回路110 を介してRF
出力端子116 に出力される。
【0047】ビデオプリンタ80の電源が投入されると、
制御回路104 の出力92に制御信号が出力されて、セレク
タ85および86とスイッチ回路110 とを図示と反対の接続
状態から図示の接続状態に切り替えられる。画像信号源
としてのビデオカセットレコーダ81から出力された映像
信号および音声信号は、ビデオプリンタ80の映像入力端
子82および音声入力端子83にそれぞれ入力され、またこ
れら映像信号および音声信号を表わすRF信号がビデオプ
リンタ80のRF入力端子84に入力される。
【0048】操作部122 が操作されていない状態では、
映像入力端子82に入力した映像信号はメモリ回路88にて
その映像信号を表わす映像信号データが順次記憶され、
また順次読み出されてアナログの映像信号に変換されて
出力89に出力される。出力89に出力された映像信号はセ
レクタ85を介して映像出力端子93および96とRFモジュレ
ータ95とに出力される。これにより映像出力端子93に接
続されたモニタテレビ33に映像信号が転送されて、この
映像信号が表わす画像がその表示画面に表示される。こ
のとき、オンスクリーン文字を表わす映像信号データが
制御回路104 の出力102 に出力されて、この映像信号デ
ータはメモリ回路88に入力されて格納される。たとえば
このオンスクリーン文字を表わす映像信号データは、操
作者への操作方法などを指示するメッセージを表わすデ
ータであるとよい。メモリ回路に格納された映像入力端
子82からの映像信号データとオンスクリーン文字を表わ
す映像信号データとは、合成されて読み出され、読み出
された映像信号データはセレクタ85を介して映像出力端
子93および96とRFモジュレータ95とに出力される。映像
出力端子93に出力された映像信号データは、モニタテレ
ビ33に入力されて、その映像信号データが表わす画像が
モニタテレビ33の表示画面に表示される。
【0049】音声入力端子83に入力した音声信号は、音
声回路90およびセレクタ86を介して音声出力端子94およ
び97とRFモジュレータ95に出力される。RFモジュレータ
95に入力された映像信号および音声信号は、それぞれ所
定の変調方式にて変調されてRF信号に変換され出力114
に出力される。RFモジュレータ95の出力114 に出力され
たRF信号は、スイッチ回路110 を介してRF出力端子116
に出力される。
【0050】操作部122 が操作されて、たとえば操作部
122 のフリーズボタン(F) が押下されると、その操作状
態を表わす操作情報が制御回路104 に通知される。この
操作情報が制御回路104 に通知されると、操作受付音を
表わす信号生成させるための制御信号が制御回路104 の
出力100 に出力されて音声回路90に入力される。音声回
路90にこの制御信号が入力されると、操作受付音などの
可聴音を表わす音声信号が生成され、生成された音声信
号は音声入力端子83から入力された音声信号に混合され
て出力91に出力される。この音声信号は、たとえば音声
出力端子94に接続されたモニタテレビ33に入力されて、
モニタテレビ33内の音声回路を通して音声として出力さ
れ、操作受付音が出力される。また、このフリーズボタ
ン(F) が押下されるとメモリ回路88への映像信号データ
の書き込みが1フレーム分の書き込みで一時停止され、
その書き込まれた1フレームの画像を表わす映像信号デ
ータが繰り返し読み出されて出力89に出力される。これ
により、モニタテレビ33には、メモリ回路88に格納され
た映像信号データが表わす静止画像(フリーズ画像)が
表示される。このとき、音声回路90は制御回路104 の制
御を受けてミューティング動作して、モニタテレビ33か
らの音声はミューティングされる。
【0051】次に操作部122 が操作されて、たとえば操
作部122 のプリントボタン(P) が押下されると、その操
作状態を表わす操作情報が制御回路104 に通知され、音
声回路90にて操作受付音を表わす音声信号が生成され、
この音声信号が表わす音声がモニタテレビ33から出力さ
れる。このとき、メモリ回路88に格納された映像信号デ
ータがプリントエンジン108 に出力されて、この映像信
号データが表わす画像が感熱紙または普通紙などの記録
媒体に形成されてハードコピーが作成される。
【0052】また、操作部122 が操作されて、たとえば
操作部122 のモニタボタン(M) が押下されると、その操
作状態を表わす操作情報が制御回路104 に通知されて、
その操作情報に応じてセレクタ85および86の接続状態を
任意に切り替えるための制御信号が出力92に出力され
る。この制御信号がセレクタ85および86に供給される
と、セレクタ85および86の接続状態が図示とは反対の接
続状態となって、映像入力端子82に入力された映像信号
はメモリ回路88を介さずに映像出力端子93および96に出
力され、音声入力端子83に入力された音声信号は音声回
路90を介さずに音声出力端子94および97に出力される。
【0053】以上説明したように、ビデオプリンタ80の
電源がオフ状態であったり、操作者による操作に応じた
所定の動作状態であったりするときには、セレクタ85お
よび86とスイッチ回路110 とは、図示の接続状態とは反
対の接続状態となって、それぞれの入力端子82,82 およ
び84に現われた信号が本装置80の処理を受けずにそれぞ
れ対応する出力端子93(96)、94(97)および116 に出力さ
れる。また、ビデオプリンタ80の電源がオン状態となっ
てセレクタ85および86とスイッチ回路110 とが図示の接
続状態となった場合には、それぞれの入力端子82,82 お
よび84に現われた信号は、本装置80の内部のそれぞれの
処理回路に入力されて所定の処理を受ける。このとき、
ビデオプリンタ80からのメッセージを入力された映像信
号および音声信号にそれぞれ合成して出力させることが
できるので、本装置80の動作状態を簡便に把握すること
ができ、また、誤操作をしたときなどに警告音を利用装
置から出力させることができる。
【0054】さらに、このビデオプリンタ80を画像信号
源としてのビデオカセットレコーダ81と利用装置として
のモニタテレビ33とに接続する場合に、ビデオカセット
レコーダ81とモニタテレビ33との装置間に接続する構成
となり、この場合、ビデオカセットレコーダ81とモニタ
テレビ33とを別に接続する必要がなくなる。このため、
それぞれの装置間を接続する映像信号線と音声信号線と
からなるAVケーブルは所定の同じ長さのケーブルでよ
い。
【0055】なお、実施例の説明において、ビデオプリ
ンタは映像信号を入出力する入力出力端子以外に、音声
信号を入出力する入出力端子と、RF信号を入出力する入
出力端子とを備えたが、本発明はこれに限らず、たとえ
ば、ビデオプリンタは、画像信号源と利用装置とにおい
てそれぞれ制御を行なうための制御信号を伝達させるた
めの入出力端子を備えるとよい。
【0056】
【発明の効果】このように本発明のビデオプリンタによ
れば、機器を短いAVケーブルで接続することができるの
で、関連機器とともにラックに収容した場合にケーブル
が整然と収容される効果がある。しかも、ビデオプリン
タを使用しないで直接、信号源からの映像とともに音声
を、たとえばモニタテレビにて視聴したい場合でも、コ
ネクタ着脱によるケーブルの接続変えをする必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオプリンタの一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示す実施例のビデオプリンタと他の機器
との接続例を概念的に示す図である。
【図3】同実施例のビデオプリンタと他の機器との接続
例を説明的に示す図である。
【図4】本発明によるビデオプリンタの他の実施例を示
すブロック図である。
【図5】図4に示す実施例のビデオプリンタと他の機器
との接続例を概念的に示す図である。
【符号の説明】
11,12 映像入力端子 13,14 音声入力端子 15,16, 18 セレクタ 17 映像出力端子 19 映像増幅器 27 音声増幅器 21 A/D 変換器 22 メモリ 23 D/A 変換器 24 メモリコントロール 25 発熱ヘッド 26 音声出力端子 31 ビデオカメラ 32 LDプレーヤ 33 モニタテレビ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号源より第1の映像信号を受けて画像
    を記録媒体に記録するビデオプリンタにおいて、該ビデ
    オプリンタは、 前記信号源に接続可能であり、該信号源より第1の映像
    信号が入力される映像信号入力端子と、 前記信号源に接続可能であり、該信号源より第1の音声
    信号が入力される音声信号入力端子と、 第1の映像信号から前記記録媒体に記録する画像を表わ
    す第2の映像信号を形成して第2の映像信号の表わす画
    像を該記録媒体に記録する記録手段と、 利用装置に接続可能な映像信号出力端子を有し、第1の
    映像信号および第2の映像信号のいずれかを選択的に該
    映像信号出力端子から出力する第1の出力手段と、 利用装置に接続可能であり、前記音声信号入力端子に入
    力された第1の音声信号を出力する音声信号出力端子
    操作状態に応じた音声を表わす操作音信号を生成し、前
    記音声信号入力端子に入力される第1の音声信号に、前
    記操作音信号を混合して第2の音声信号を生成する音声
    処理手段と、 前記第1の音声信号および第2の音声信号のいずれかを
    選択的に前記音声信号出力端子から出力する第2の出力
    手段とを有する ことを特徴とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオプリンタにおい
    て、該ビデオプリンタは、前記記録手段および第1の出
    力手段を収容する筐体を含み、前記映像信号入力端子お
    よび音声信号入力端子は、該筐体の前面または背面のい
    ずれか一方に配設されているか、または該筐体の前面お
    よび背面の双方に配設されていることを特徴とするビデ
    オプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のビデオプリンタにおい
    て、該ビデオプリンタは、操作状態に応じた画像を表わ
    す第3の映像信号を生成する画像形成手段を有し、 前記記録手段は、前記形成した第2の映像信号に、前記
    画像形成手段にて生成された第3の映像信号を合成し
    て、該第3の映像信号が合成された第2の映像信号を前
    記第1の出力手段に出力し、 前記第1の出力手段は、第1の映像信号および第3映像
    信号が合成された第2の映像信号のいずれかを選択的に
    前記映像信号出力端子から出力することを特徴とするビ
    デオプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項に記載のビデオプリンタにおい
    て、前記音声処理手段は、前記音声信号入力端子に入力
    される前記第1の音声信号が表わす音を消音させた第2
    の音声信号を生成することを特徴とするビデオプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のビデオプリンタにおい
    て、該ビデオプリンタは、 前記信号源に接続可能であり、該信号源より前記第1の
    映像信号および前記第1の音声信号がそれぞれ変調され
    た第1の変調信号を入力する変調信号入力端子と、 利用装置に接続可能であり、前記変調信号入力端子に入
    力された第1の変調信号を出力する変調信号出力端子と
    を備えることを特徴とするビデオプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項に記載のビデオプリンタにおい
    て、該ビデオプリンタは、 前記映像信号出力端子から出力される前記第1の映像信
    号もしくは第2の映像信号と、前記音声信号出力端子か
    ら出力される前記第1の音声信号もしくは第2の音声信
    号とを変調して第2の変調信号を生成する変調手段を有
    し、 さらに該ビデオプリンタは、前記変調信号入力端子に入
    力された第1の変調信号および前記第2の変調信号のい
    ずれかを選択的に前記変調信号出力端子に出力する第3
    の出力手段を有することを特徴とするビデオプリンタ。
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