JP3338781B2 - 圧縮送信方法および装置、受信伸張方法および装置、データ通信方法およびシステム、情報記憶媒体 - Google Patents

圧縮送信方法および装置、受信伸張方法および装置、データ通信方法およびシステム、情報記憶媒体

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JP3338781B2
JP3338781B2 JP17609998A JP17609998A JP3338781B2 JP 3338781 B2 JP3338781 B2 JP 3338781B2 JP 17609998 A JP17609998 A JP 17609998A JP 17609998 A JP17609998 A JP 17609998A JP 3338781 B2 JP3338781 B2 JP 3338781B2
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弘樹 檜原
博 岡本
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データなどの
連続する複数のセットデータを圧縮する圧縮送信方法お
よび装置、圧縮された画像データなどの複数のセットデ
ータを伸張する受信伸張方法および装置、連続する複数
のセットデータを圧縮後に送信して受信後に伸張するデ
ータ通信方法およびシステム、各種の処理動作をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムがソフトウェアと
して格納されている情報記憶媒体、に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種の分野で画像データを利用し
ており、画像データを通信することも実行されている。
しかし、画像データはテキストデータなどに比較して大
容量であるため、例えば、通信できるデータ容量を超過
することがある。そこで、画像データの通信容量を削減
するため、画像データを圧縮してから送信し、圧縮され
た画像データを受信してから伸張することが実施されて
いる。
【0003】例えば、静止画の画像データを圧縮する方
式としてはJPEG(Joint Photographic Coding Exper
ts Group)などがあり、動画を圧縮する方式としてはM
PEG(Moving Picture Coding Experts Group)などが
ある。
【0004】MPEG方式では動画の画像データを高効
率に圧縮できるが、連続する複数の静止画の相互の相関
を圧縮に利用しているので、相互に相関しない複数の静
止画の圧縮には好適でない。相互に相関しない複数の静
止画を圧縮する手法としては、連続する複数の静止画を
個々にJPEG方式で圧縮するモーションJPEGなど
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】連続する複数の静止画
を送信する場合、上述したモーションJPEGなどを利
用すれば、画像データの通信容量を削減することができ
る。
【0006】しかし、従来の一般的な画像圧縮方式で
は、圧縮する複数フレームの画像データのデータ容量が
一定でも、画像データの内容により圧縮後のデータ容量
は一定とならない。このため、連続する複数フレームの
画像データを個々に圧縮して順番に送信する場合、通信
されるデータ容量が一定でないために、やはり通信でき
るデータ容量を超過することがある。
【0007】これを防止するためには、圧縮後のデータ
容量が通信できるデータ容量を超過しないように、画像
データの圧縮率を充分に高く設定することが想定でき
る。しかし、これでは複数フレームの画像データの大部
分が無用に高率に圧縮されることになり、伸張後の画像
データの品質が低下することになって好ましくない。
【0008】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、圧縮後のデータ容量が通信できるデータ
容量を超過しないように、連続する複数フレームの画像
データを適正に圧縮できる圧縮送信方法および装置、こ
の圧縮送信方法および装置で圧縮された画像データを伸
張できる受信伸張方法および装置、このような圧縮送信
方法および装置と受信伸張方法および装置とを利用した
データ通信方法およびシステム、その圧縮送信方法を圧
縮送信装置となるコンピュータに実行させるためのプロ
グラムが格納されている情報記憶媒体、を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一の圧縮送信装
置は、複数のセットデータが連続に入力されるデータ入
力手段と、該データ入力手段に連続に入力される複数の
セットデータを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、該デ
ータ圧縮手段により圧縮されたセットデータを所定個数
ずつ一時保持しながら一個ずつ連続に出力するデータ保
持手段と、該データ保持手段に一時保持された所定個数
のセットデータのデータ容量を検出する容量検出手段
と、該容量検出手段により検出されたデータ容量に対応
して前記データ圧縮手段の圧縮率を制御する圧縮制御手
段と、を具備しており、前記データ圧縮手段が、圧縮し
たセットデータに少なくとも圧縮率をデータ付与する。
【0010】従って、本発明の圧縮送信装置の圧縮送信
方法では、複数のセットデータがデータ入力手段に連続
に入力されると、この連続に入力される複数のセットデ
ータがデータ圧縮手段により個々に圧縮される。この圧
縮されたセットデータはデータ保持手段により所定個数
ずつ一時保持されながら一個ずつ連続に出力されるの
で、これで連続に入力される複数のセットデータが圧縮
されてから出力される。ただし、データ保持手段に一時
保持された所定個数のセットデータのデータ容量が容量
検出手段により検出され、この検出されたデータ容量に
対応してデータ圧縮手段の圧縮率が圧縮制御手段により
制御されるので、圧縮されて連続に出力される複数のセ
ットデータのデータ容量が略一定に維持される。さら
に、各種の割合で圧縮されたセットデータに圧縮率がデ
ータ付与されるので、このデータ付与されている圧縮率
に基づいてセットデータが適正に伸張される。
【0011】本発明の他の圧縮送信装置は、複数フレー
ムの静止画の画像データが連続に入力されるデータ入力
手段と、該データ入力手段に連続に入力される複数フレ
ームの画像データを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、
該データ圧縮手段により圧縮された画像データを所定フ
レームずつ一時保持しながら一フレームずつ連続に出力
するデータ保持手段と、該データ保持手段に一時保持さ
れた所定フレームの画像データのデータ容量を検出する
容量検出手段と、該容量検出手段により検出されたデー
タ容量に対応して前記データ圧縮手段の圧縮率を制御す
る圧縮制御手段と、を具備しており、前記データ圧縮手
段が、圧縮した画像データに少なくとも圧縮率をデータ
付与する
【0012】本発明の圧縮送信装置の圧縮送信方法で
は、複数フレームの画像データがデータ入力手段に連続
に入力されると、この連続に入力される複数フレームの
画像データがデータ圧縮手段により個々に圧縮される。
この圧縮された画像データはデータ保持手段により所定
フレームずつ一時保持されながら一フレームずつ連続に
出力されるので、これで連続に入力される複数フレーム
の画像データが圧縮されてから出力される。ただし、デ
ータ保持手段に一時保持された所定フレームの画像デー
タのデータ容量が容量検出手段により検出され、この検
出されたデータ容量に対応してデータ圧縮手段の圧縮率
が圧縮制御手段により制御されるので、圧縮されて連続
に出力される複数フレームの画像データのデータ容量が
略一定に維持される。さらに、各種の割合で圧縮された
画像データに圧縮率がデータ付与されるので、このデー
タ付与されている圧縮率に基づいて画像データが適正に
伸張される。
【0013】上述のような圧縮送信装置において、前記
データ圧縮手段が、画像データを離散コサイン変換する
データ変換手段と、該データ変換手段により離散コサイ
ン変換された画像データを所定のステップ幅で量子化す
るデータ量子化手段と、該データ量子化手段により量子
化された画像データを符号化するデータ符号化手段と、
を具備しており、前記圧縮制御手段が、前記データ量子
化手段の量子化のステップ幅を制御することも可能であ
る。
【0014】この場合、画像データがデータ変換手段に
より離散コサイン変換され、この離散コサイン変換され
た画像データがデータ量子化手段により所定のステップ
幅で量子化される。この量子化された画像データがデー
タ符号化手段により符号化されるので、画像データが既
存の手法により圧縮される。ただし、データ量子化手段
の量子化のステップ幅が圧縮制御手段により制御される
ので、これで画像データの圧縮率が制御される。
【0015】上述のような圧縮送信装置において、前記
データ圧縮手段が、圧縮した画像データに少なくとも圧
縮率をデータ付与することも可能である。この場合、各
種の割合で圧縮された画像データに圧縮率がデータ付与
されるので、このデータ付与されている圧縮率に基づい
て画像データが適正に伸張される。
【0016】なお、上述のように画像データに圧縮率を
データ付与するとき、圧縮率の変更時点もデータ付与す
ることが可能である。例えば、連続する複数フレームの
画像データの各々に圧縮率を個々にデータ付与する場合
には、圧縮率の変更時点はデータ付与する必要はなく、
連続する複数フレームの画像データに対して圧縮率を変
更するときのみ宣言するような場合には、変更した圧縮
率とともに圧縮率の変更時点もデータ付与することが好
適である。
【0017】上述のような圧縮送信装置において、前記
データ圧縮手段が“ISO/IEC10918−1”の
規定フォーマットに画像データを圧縮し、この圧縮した
画像データのアプリケーションデータセグメントに少な
くとも変更した量子化のステップ幅をデータ記述するこ
とも可能である。
【0018】この場合、画像データが“ISO/IEC
10918−1”の規定フォーマットに圧縮され、その
アプリケーションデータセグメントに少なくとも変更し
た量子化のステップ幅がデータ記述されるので、ユーザ
が任意に利用できるデータセグメントを利用して変更し
た量子化のステップ幅がデータ付与される。
【0019】上述のような圧縮送信装置において、前記
データ圧縮手段が“ISO/IEC10918−3”の
規定フォーマットに画像データを圧縮し、この圧縮した
画像データの“QS CHANGE Signalling”なるデータ
識別子により少なくとも変更した量子化のステップ幅を
データ記述することも可能である。
【0020】この場合、画像データが“ISO/IEC
10918−3”の規定フォーマットに圧縮され、その
“QS CHANGE Signalling”なるデータ識別子により
少なくとも変更した量子化のステップ幅がデータ記述さ
れるので、既存のデータ識別子により量子化のステップ
幅がデータ付与される。
【0021】本発明の他の圧縮送信装置は、複数フレー
ムの静止画の画像データが連続に入力されるデータ入力
手段と、該データ入力手段に連続に入力される複数フレ
ームの画像データを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、
該データ圧縮手段により圧縮された画像データを所定フ
レームずつ一時保持しながら一フレームずつ連続に出力
するデータ保持手段と、該データ保持手段に一時保持さ
れた所定フレームの画像データのデータ容量を検出する
容量検出手段と、該容量検出手段により検出されたデー
タ容量に対応して前記データ圧縮手段の圧縮率を制御す
る圧縮制御手段と、前記データ入力手段に入力された画
像データの複数の画素の相関を検出する相関検出手段
と、を具備しており、前記圧縮制御手段が、前記相関検
出手段により検出された画素の相関に対応して前記デー
タ圧縮手段の圧縮率を補正する。
【0022】本発明の圧縮送信装置の圧縮送信方法で
は、複数フレームの画像データがデータ入力手段に連続
に入力されると、この連続に入力される複数フレームの
画像データがデータ圧縮手段により個々に圧縮される。
この圧縮された画像データはデータ保持手段により所定
フレームずつ一時保持されながら一フレームずつ連続に
出力されるので、これで連続に入力される複数フレーム
の画像データが圧縮されてから出力される。ただし、デ
ータ保持手段に一時保持された所定フレームの画像デー
タのデータ容量が容量検出手段により検出され、この検
出されたデータ容量に対応してデータ圧縮手段の圧縮率
が圧縮制御手段により制御されるので、圧縮されて連続
に出力される複数フレームの画像データのデータ容量が
略一定に維持される。さらに、データ入力手段に入力さ
れる画像データの複数の画素の相関が相関検出手段によ
り検出され、この検出された画素の相関に対応してデー
タ圧縮手段の圧縮率が圧縮制御手段により補正されるの
で、画像データの特質に対応して圧縮率が補正される。
【0023】本発明の一の受信伸張装置は、“ISO/
IEC10918−1”の規定フォーマットに個々に圧
縮された複数のセットデータが連続に入力されるデータ
入力手段と、該データ入力手段に連続に入力される複数
のセットデータの各々のアプリケーションデータセグメ
ントから変更された量子化のステップ幅を検出する圧縮
検出手段と、該圧縮検出手段により検出された量子化の
ステップ幅で前記データ入力手段に連続に入力される複
数のセットデータを個々に伸張するデータ伸張手段と、
該データ伸張手段により伸張されたセットデータを連続
に出力するデータ出力手段と、を具備している。
【0024】従って、本発明の受信伸張装置の受信伸張
方法では、“ISO/IEC10918−1”の規定フ
ォーマットに個々に圧縮された複数のセットデータがデ
ータ入力手段に連続に入力されると、この連続に入力さ
れる複数のセットデータの各々のアプリケーションデー
タセグメントから量子化のステップ幅が圧縮検出手段に
より検出される。連続に入力される複数のセットデータ
が検出された量子化のステップ幅でデータ伸張手段によ
り個々に伸張され、この伸張されたセットデータがデー
タ出力手段により連続に出力される。このため、連続す
る複数のセットデータが適宜可変な圧縮率で圧縮されて
いても、ユーザが任意に利用できるデータセグメントか
ら変更された圧縮率が検出され、その各々が個々に適正
な圧縮率で伸張される。
【0025】本発明の他の受信伸張装置は、“ISO/
IEC10918−1”の規定フォーマットに個々に圧
縮された複数フレームの静止画の画像データが連続に入
力されるデータ入力手段と、該データ入力手段に連続に
入力される複数フレームの画像データの各々のアプリケ
ーションデータセグメントから変更された量子化のステ
ップ幅を検出する圧縮検出手段と、該圧縮検出手段によ
り検出された量子化のステップ幅で前記データ入力手段
に連続に入力される複数フレームの画像データを個々に
伸張するデータ伸張手段と、該データ伸張手段により伸
張された画像データを連続に出力するデータ出力手段
と、を具備している。
【0026】従って、本発明の受信伸張装置の受信伸張
方法では、“ISO/IEC10918−1”の規定フ
ォーマットに個々に圧縮された複数フレームの画像デー
タがデータ入力手段に連続に入力されると、この連続に
入力される複数フレームの画像データの各々のアプリケ
ーションデータセグメントから量子化のステップ幅が圧
縮検出手段により検出される。連続に入力される複数フ
レームの画像データが検出された量子化のステップ幅
データ伸張手段により個々に伸張され、この伸張された
画像データがデータ出力手段により連続に出力される。
このため、連続する複数フレームの画像データが適宜可
変な圧縮率で圧縮されていても、ユーザが任意に利用で
きるデータセグメントから変更された圧縮率が検出さ
れ、その各々が個々に適正な圧縮率で伸張される。
【0027】
【0028】
【0029】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。また、本発明で云うセットデータとは、多数
のデータからなる所定のセットを意味しており、例え
ば、一フレームの画像データや一ファイルのテキストデ
ータなどを許容する。
【0030】本発明のデータ通信システムは、本発明の
圧縮送信装置と本発明の受信伸張装置とを具備してい
る。従って、本発明のデータ通信システムのデータ通信
方法では、連続する複数フレームの画像データを圧縮送
信装置により圧縮してから送信し、この圧縮されて送信
される画像データを受信伸張装置により受信してから伸
張する。圧縮送信装置による画像データの圧縮率は適宜
可変されるが、受信伸張装置では画像データから圧縮率
を検出して伸張を制御するので、圧縮された画像データ
は適正に伸張されてから出力される。
【0031】本発明の一の情報記憶媒体は、コンピュー
タが読取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶
媒体において、複数のセットデータの連続する入力を受
け付けること、この連続に入力される複数のセットデー
タを個々に圧縮すること、この圧縮されたセットデータ
を所定個数ずつ一時保持すること、この一時保持された
セットデータを連続に出力すること、一時保持された所
定個数のセットデータのデータ容量を検出すること、こ
の検出されたデータ容量に対応してセットデータの圧縮
率を制御すること、圧縮したセットデータに少なくとも
圧縮率をデータ付与すること、を前記コンピュータに実
行させるためのプログラムが格納されている。
【0032】従って、本発明の情報記憶媒体に格納され
ているプログラムをコンピュータに読み取らせて対応す
る処理動作を実行させると、このコンピュータは、複数
のセットデータの連続する入力を受け付け、この連続に
入力される複数のセットデータを個々に圧縮する。この
圧縮されたセットデータを所定個数ずつ一時保持しなが
ら一個ずつ連続に出力するので、連続に入力される複数
のセットデータが圧縮されてから出力される。ただし、
一時保持された所定個数のセットデータのデータ容量を
検出し、この検出されたデータ容量に対応してセットデ
ータの圧縮率を制御するので、圧縮されて連続に出力さ
れる複数のセットデータのデータ容量が略一定に維持さ
れる。さらに、各種の割合で圧縮されたセットデータに
圧縮率がデータ付与されるので、このデータ付与されて
いる圧縮率に基づいてセットデータが適正に伸張され
る。
【0033】本発明の他の情報記憶媒体は、コンピュー
タが読取自在なソフトウェアが格納されている情報記憶
媒体において、“ISO/IEC10918−1”の規
定フォーマットに個々に圧縮された複数のセットデータ
の連続する入力を受け付けること、この連続に入力され
る複数のセットデータの各々のアプリケーションデータ
セグメントから変更された量子化のステップ幅を検出す
ること、この検出された量子化のステップ幅で連続に入
力される複数のセットデータを個々に伸張すること、こ
の伸張されたセットデータを連続に出力すること、を前
記コンピュータに実行させるためのプログラムが格納さ
れている。
【0034】従って、本発明の情報記憶媒体に格納され
ているプログラムをコンピュータに読み取らせて対応す
る処理動作を実行させると、このコンピュータは、“I
SO/IEC10918−1”の規定フォーマットに
々に圧縮された複数のセットデータの連続する入力を受
け付け、この連続に入力される複数のセットデータの各
々のアプリケーションデータセグメントから量子化のス
テップ幅を検出する。この検出された量子化のステップ
で連続に入力される複数のセットデータを個々に伸張
し、この伸張されたセットデータを連続に出力する。こ
のため、連続する複数のセットデータが適宜可変な圧縮
率で圧縮されていても、ユーザが任意に利用できるデー
タセグメントから変更された圧縮率が検出され、その各
々が個々に適正な圧縮率で伸張される。
【0035】なお、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
ソフトウェアとして事前に格納されたものであれば良
く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固定され
ているROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disc D
rive)、コンピュータを一部とする装置に着脱自在に装
填されるCD(Compact Disc)−ROMやFD(Floppy Di
sc)、等を許容する。
【0036】また、本発明で云うコンピュータとは、ソ
フトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処
理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU
(Central Processing Unit)を主体として、これにR
OMやRAM(Random AccessMemory)やI/F(Interfac
e)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを
許容する。
【0037】なお、本発明でコンピュータにソフトウェ
アに対応した各種動作を実行させることは、各種デバイ
スをコンピュータに動作制御させることなども許容す
る。例えば、コンピュータがセットデータの入力を受け
付けることは、I/Fに入力されるセットデータをコン
ピュータが認識することを許容する。
【0038】また、コンピュータがセットデータを一時
保持することは、コンピュータが事前に接続されている
RAM等の情報記憶媒体に各種データを格納すること
や、コンピュータが一部として具備している内部メモリ
に各種データを格納することや、本発明の情報記憶媒体
がFD等の場合に、そこにコンピュータが各種データを
格納すること、等を許容する。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して以下に説明する。なお、図1は本実施の形態の圧
縮送信装置を示すブロック図、図2はデータ通信システ
ムを示すブロック図、図3は圧縮送信装置のデータ量子
化手段である量子化回路の内部構造を示すブロック図、
図4は受信伸張装置を示すブロック図、図5は圧縮送信
装置の処理動作を示すフローチャート、である。
【0040】本実施の形態のデータ通信システム100
は、図2に示すように、圧縮送信装置200と受信伸張
装置300とを具備しており、これらがデータ通信回線
400で接続されている。圧縮送信装置200は圧縮し
た画像データをデータ通信回線400に送信し、受信伸
張装置300はデータ通信回線400から受信する画像
データを伸張する。
【0041】本実施の形態の圧縮送信装置200は、図
1に示すように、データ入力手段である入力バッファ2
01、データ圧縮手段であるデータ圧縮回路202、デ
ータ保持手段である出力バッファ203、等のハードウ
ェアを主要部分として具備しており、これらが順番に接
続されている。
【0042】入力バッファ201は、セットデータとし
て複数フレームの静止画の画像データの連続した入力を
受け付け、データ圧縮回路202は、入力バッファ20
1に連続に入力される複数フレームの画像データを個々
に圧縮する。出力バッファ203は、データ圧縮回路2
02により圧縮された画像データを所定フレームずつ一
時保持しながら一フレームずつ連続に出力するので、こ
の画像データがデータ通信回線400により受信伸張装
置300にデータ送信される。
【0043】データ圧縮回路202は、データ変換手段
であるDCT(Discrete Cosine Transform)回路21
1、量子化回路212、データ符号化手段である符号化
回路213、等を具備しており、量子化回路212は、
図3に示すように、データ量子化手段である除算器21
4と、圧縮制御手段であるステップ幅演算器215とを
具備している。
【0044】DCT回路211は、画像データを個々に
離散コサイン変換し、量子化回路212は、DCT回路
211により離散コサイン変換された画像データを所定
のステップ幅で量子化する。符号化回路213は、量子
化回路212により量子化された画像データをハフマン
符号に符号化するので、これでデータ圧縮回路202
は、前述のように入力バッファ201から連続に入力さ
れる複数フレームの画像データを個々に圧縮して出力バ
ッファ203に出力することになる。
【0045】上述のような量子化回路212が画像デー
タを量子化する場合、ステップ幅演算器215が量子化
のステップ幅を示すノミナル値を演算して除算器214
に出力し、この除算器214が入力されるノミナル値で
画像データを除算して量子化する。なお、ステップ幅を
示すノミナル値は16や32等の適当な数値が標準値として
事前に設定されており、画像データを量子化する画素の
個数は256個などの適当な個数に事前に設定されてい
る。
【0046】さらに、出力バッファ203には、容量検
出手段である容量検出回路216が接続されており、こ
の容量検出回路216が量子化回路212のステップ幅
演算器215に接続されている。また、入力バッファ2
01には、相関検出手段である相関検出回路217が接
続されており、この相関検出回路217も量子化回路2
12のステップ幅演算器215に接続されている。
【0047】容量検出回路216は、出力バッファ20
3に一時保持された所定フレームの画像データのデータ
容量を検出し、これを量子化回路212のステップ幅演
算器215に通知する。相関検出回路217は、入力バ
ッファ201に入力される画像データの複数の画素の相
関を検出し、これを量子化回路212のステップ幅演算
器215に通知する。
【0048】そして、このステップ幅演算器215は、
容量検出回路216により検出されたデータ容量に対応
して量子化のステップ幅を算出するとともに、この算出
したステップ幅を相関検出回路217により検出された
画素の相関に対応して調整する。
【0049】このステップ幅で量子化回路212の除算
器214が画像データを量子化するので、データ圧縮回
路202は、出力バッファ203に保持される画像デー
タの容量と入力バッファ201に入力される画像データ
の画素相関とに対応した割合で画像データを圧縮するこ
とになる。
【0050】なお、データ圧縮回路202は“ISO/
IEC10918−1”の規定フォーマットに画像デー
タを圧縮するよう形成されており、この圧縮した画像デ
ータのアプリケーションデータセグメントに量子化のス
テップ幅の変更時点と変更した量子化のステップ幅とを
データ記述する。
【0051】また、本実施の形態の受信伸張装置300
は、図4に示すように、データ入力手段である入力バッ
ファ301、データ伸張手段であるデータ伸張回路30
2、データ出力手段であるデータ出力デバイス303、
圧縮検出手段である圧縮検出回路304、等を具備して
いる。
【0052】入力バッファ301は、個々に圧縮されて
データ通信回線400から連続に入力される複数フレー
ムの静止画の画像データを受け付け、データ伸張回路3
02は、入力バッファ301に連続に入力される複数フ
レームの画像データを個々に伸張する。データ出力デバ
イス303は、例えば、CRT(Cathode-Ray Tube)ディ
スプレイなどを具備しており、データ伸張回路302に
より伸張された画像データを連続に出力する。
【0053】ただし、圧縮検出回路304は、入力バッ
ファ301に連続に入力される複数フレームの画像デー
タの各々の圧縮率を検出してデータ伸張回路302に通
知するので、このデータ伸張回路302は、圧縮検出回
路304により検出された圧縮率で画像データを伸張す
る。
【0054】なお、上述の圧縮検出回路304は、“I
SO/IEC10918−1”の規定フォーマットに圧
縮された画像データのアプリケーションデータセグメン
トから量子化のステップ幅の変更時点と変更された量子
化のステップ幅とを検出し、これらを画像データの圧縮
率としてデータ伸張回路302に通知する。
【0055】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム100によるデータ通信方法で
は、従来と同様に、連続する複数フレームの画像データ
が圧縮送信装置200により圧縮されてからデータ通信
回線400により送信され、このデータ通信回線400
により送信される圧縮された画像データが受信伸張装置
300により受信されてから伸張される。
【0056】ただし、本実施の形態のデータ通信システ
ム100では、圧縮送信装置200が圧縮した画像デー
タのデータ容量に対応して圧縮率を動的に変化させるの
で、データ通信回線400により送信される画像データ
のデータ容量が常時一定に維持される。
【0057】このため、受信伸張装置300が連続に受
信する複数フレームの画像データは圧縮率が適宜変化さ
れているが、この受信伸張装置300は画像データから
圧縮率を検出して伸張を制御するので、圧縮された画像
データは適正に伸張されてから出力される。
【0058】ここで、圧縮送信装置200と受信伸張装
置300との処理動作を以下に詳述する。まず、本実施
の形態の圧縮送信装置200では、複数フレームの画像
データが入力バッファ201に連続に入力されると、こ
の連続に入力される複数フレームの画像データがデータ
圧縮回路202により個々に圧縮される。
【0059】このとき、画像データはDCT回路211
により離散コサイン変換され、この離散コサイン変換さ
れた画像データが量子化回路212の除算器214によ
り所定のステップ幅で量子化され、この量子化された画
像データが符号化回路213によりハフマン符号に符号
化される。
【0060】これで画像データが“ISO/IEC10
918−1”の規定フォーマットに圧縮されることにな
るが、前述のように圧縮率である量子化のステップ幅が
可変なので、そのアプリケーションデータセグメントに
量子化のステップ幅の変更時点と変更した量子化のステ
ップ幅とがデータ記述される。
【0061】圧縮された画像データは出力バッファ20
3により所定フレームずつ一時保持されながら一フレー
ムずつ連続にデータ通信回線400に出力されるので、
これで圧縮送信装置200は連続に入力される複数フレ
ームの画像データを圧縮してから出力することになる。
【0062】ただし、この圧縮送信装置200では、上
述のように出力バッファ203に一時保持された所定フ
レームの画像データのデータ容量が容量検出回路216
により検出され、この検出されたデータ容量に対応して
データ圧縮回路202の圧縮率がステップ幅演算器21
5により制御される。
【0063】より詳細には、図5に示すように、複数フ
レームの画像データの連続した入力に常時待機しており
(ステップS1)、この入力が開始された時点で、データ
圧縮回路200の圧縮率である量子化回路212の除算
器214のステップ幅が標準値に初期設定される(ステ
ップS2)。
【0064】このような状態で出力バッファ203が保
持する画像データが所定フレームに到達するまで容量検
出回路216に監視され(ステップS3)、この到達が確
認されると保持されたデータ容量がステップ幅演算器2
15により基準容量と比較される(ステップS4,S
5)。このとき、ステップ幅演算器215は、保持容量
が基準容量より大きい場合は除算器214のステップ幅
を拡大し(ステップS6)、小さい場合は縮小する(ステ
ップS7)。
【0065】さらに、画像データが入力バッファ201
に入力された時点で、その画素の相関が相関検出回路2
17により検出されてステップ幅演算器215に通知さ
れているので、このステップ幅演算器215は、画素の
相関に対応してデータ圧縮回路202の圧縮率を補正す
る(ステップS8)。
【0066】この圧縮率の補正は所定のアルゴリズムに
より実行され、例えば、画素の相関から推測される圧縮
後の画質が急激に変化しないように圧縮率を補正するこ
とや、画素の相関から推測される圧縮後のデータ容量が
急激に変化しないように圧縮率を補正すること、などと
して実行される。
【0067】上述のように変更されたステップ幅がステ
ップ幅演算器215により除算器214に設定されるの
で、この除算器214は以後は更新されたステップ幅で
画像データを量子化するので、これで出力バッファ20
3の保持容量に対応してデータ圧縮回路211の圧縮率
が変更されたことになる。
【0068】なお、保持容量が基準容量と一致した場合
にはステップ幅の変更や更新は実行されず(ステップS
4,S5)、次回のデータ保持まで待機される(ステップ
S3)。また、画像データの連続した入力が停止される
と処理は終了され(ステップS1)、画像データの連続し
た入力が開始されるとステップ幅は標準値に初期設定さ
れる(ステップS2)。
【0069】本実施の形態の圧縮送信装置200は、上
述のように直前に圧縮されて保持された画像データの容
量が大きいと、以後の画像データの圧縮率が増加されて
容量が削減され、直前に圧縮されて保持された画像デー
タの容量が小さいと、以後の画像データの圧縮率が増加
されて容量が拡大される。
【0070】このように出力バッファ203の保持容量
に対応してデータ圧縮回路211の圧縮率を動的に変化
させるので、データ通信回線400に圧縮して連続に送
信する画像データのデータ容量を略一定とすることがで
き、圧縮送信装置200が送信するデータ容量がデータ
通信回線400で転送できるデータ容量を超過すること
がない。
【0071】このように圧縮率が動的に変化された画像
データをデータ通信回線400から連続に受信する受信
伸張装置300では、個々に圧縮された複数フレームの
画像データが入力バッファ301に連続に入力される
と、この連続に入力される複数フレームの画像データの
各々の圧縮率が圧縮検出回路304により検出される。
【0072】この場合、画像データは“ISO/IEC
10918−1”の規定フォーマットに圧縮されている
ので、圧縮検出回路304は、その画像データのアプリ
ケーションデータセグメントからステップ幅の変更時点
と変更されたステップ幅とを圧縮率の設定データとして
検出する。
【0073】そして、連続に入力される複数フレームの
画像データが検出された圧縮率でデータ伸張回路302
により個々に伸張され、この伸張された画像データがデ
ータ出力デバイス303により連続に出力される。この
ため、受信伸張装置300では、連続する複数フレーム
の画像データが適宜可変な圧縮率で圧縮されていても、
その各々を個々に適正な圧縮率で伸張することができ
る。
【0074】本実施の形態の圧縮送信装置200は、上
述のように画像データの圧縮率を圧縮後のデータ容量に
対応して動的に変化させるので、圧縮してから送信する
データ容量を略一定とすることができ、データ通信にお
けるオーバーフローの発生や極端なアンダーフローの多
発を防止することができる。しかも、このように画像デ
ータの圧縮率を変化させる場合でも、圧縮前の画像デー
タの複数の画素の相関に対応して圧縮率を補正するの
で、伸張後の画像品質の極度な変化なども防止すること
ができる。
【0075】本実施の形態の受信伸張装置300は、上
述のように圧縮率が動的に変化された画像データでも、
その各々を個々に適正な圧縮率で伸張することができ
る。特に、本実施の形態のデータ通信システム100で
は、画像データを既存のフォーマットに圧縮してユーザ
領域に圧縮率の変更をデータ記述するので、動的に変化
させた圧縮率を圧縮送信装置200から受信伸張装置3
00に容易に通達することができ、この通達のために通
信のデータ容量が増大することもない。
【0076】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では画像データを“ISO/
IEC10918−1”の規定フォーマットに圧縮して
アプリケーションデータセグメントに変更した圧縮率な
どをデータ記述することを例示した。
【0077】しかし、“ISO/IEC10918−
3”の規定フォーマットに画像データを圧縮し、この圧
縮した画像データの“QS CHANGE Signalling”なる
データ識別子により変更した量子化のステップ幅をデー
タ記述することも可能である。この場合、圧縮した画像
データに規定のデータ識別子により圧縮率がデータ付与
されるので、圧縮率が動的に変化した画像データを既存
の一般的な受信伸張装置(図示せず)でも適正に伸張す
ることが可能である。
【0078】また、上記形態では圧縮送信装置200と
受信伸張装置300とが有線のデータ通信回線400で
データ通信することを例示したが、これを無線通信とす
ることも可能である。さらに、上記形態では連続する複
数のデータセットとして静止画の画像データを想定した
が、本発明は各種データに適用することが可能である。
【0079】また、上記形態では圧縮送信装置200
受信伸張装置300との各種手段が各々専用のハードウ
ェアとして形成されていることを例示したが、例えば、
適正なソフトウェアをコンピュータに実装して動作させ
ることにより、圧縮送信装置200と受信伸張装置30
0との各種手段を実現することも可能であり、一部をソ
フトウェアで実現するとともに一部をハードウェアとし
て形成することも可能である。
【0080】上述のように圧縮送信装置200の各種手
段をソフトウェアにより実現する場合、コンピュータが
読取自在なRAM等の情報記憶媒体には、複数フレーム
の画像データの連続する入力を受け付けること、この連
続に入力される複数フレームの画像データを個々に“I
SO/IEC10918−1”の規定フォーマットに
縮すること、この圧縮された画像データを所定個数ずつ
一時保持すること、この一時保持された画像データを連
続に出力すること、一時保持された所定個数の画像デー
タのデータ容量を検出すること、この検出されたデータ
容量に対応して画像データの量子化のステップ幅を制御
すること、圧縮した画像データのアプリケーションデー
タセグメントに少なくとも変更した量子化のステップ幅
をデータ記述すること、等をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを格納しておけば良い。また、圧縮送
信装置200の各種手段をソフトウェアにより実現する
場合、コンピュータが読取自在なRAM等の情報記憶媒
体には、“ISO/IEC10918−1”の規定フォ
ーマットに個々に圧縮された複数フレームの静止画の画
像データの連続する入力を受け付けること、この連続に
入力される複数フレームの画像データの各々のアプリケ
ーションデータセグメントから変更された量子化のステ
ップ幅を検出すること、この検出された量子化のステッ
プ幅で連続に入力される複数フレームの画像データを個
々に伸張すること、この伸張された画像データを連続に
出力すること、等をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを格納しておけば良い。
【0081】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0082】本発明の一の圧縮送信装置の圧縮送信方法
では、複数のセットデータがデータ入力手段に連続に入
力されると、この連続に入力される複数のセットデータ
がデータ圧縮手段により個々に圧縮され、この圧縮され
たセットデータはデータ保持手段により所定個数ずつ一
時保持されながら一個ずつ連続に出力されるが、この一
時保持された所定個数のセットデータのデータ容量が容
量検出手段により検出され、この検出されたデータ容量
に対応してデータ圧縮手段の圧縮率が圧縮制御手段によ
り制御され、各種の割合で圧縮されたセットデータに圧
縮率がデータ付与されることにより、圧縮されて連続に
出力される複数のセットデータのデータ容量を略一定に
維持することができるので、セットデータを出力すると
きのオーバーフローの発生や極端なアンダーフローの多
発を防止することができ、動的に変化させた圧縮率をセ
ットデータに付与することができるので、圧縮率が動的
に変化しているセットデータを適正に伸張することが可
能となる。
【0083】本発明の他の圧縮送信装置の圧縮送信方法
では、複数フレームの画像データがデータ入力手段に連
続に入力されると、この連続に入力される複数フレーム
の画像データがデータ圧縮手段により個々に圧縮され、
この圧縮された画像データはデータ保持手段により所定
フレームずつ一時保持されながら一フレームずつ連続に
出力されるが、このデータ保持手段に一時保持された所
定フレームの画像データのデータ容量が容量検出手段に
より検出され、この検出されたデータ容量に対応してデ
ータ圧縮手段の圧縮率が圧縮制御手段により制御され
各種の割合で圧縮された画像データに圧縮率がデータ付
与されることにより、圧縮されて連続に出力される複数
フレームの画像データのデータ容量を略一定に維持する
ことができるので、画像データを出力するときのオーバ
ーフローの発生や極端なアンダーフローの多発を防止す
ることができ、動的に変化させた圧縮率を画像データに
付与することができるので、圧縮率が動的に変化してい
る画像データを適正に伸張することが可能となる。
【0084】また、上述のような圧縮送信装置におい
て、画像データがデータ変換手段により離散コサイン変
換され、この離散コサイン変換された画像データがデー
タ量子化手段により所定のステップ幅で量子化され、こ
の量子化された画像データがデータ符号化手段により符
号化されるとき、データ量子化手段の量子化のステップ
幅が圧縮制御手段により制御されることにより、画像デ
ータの圧縮率を既存の圧縮方法での量子化のステップ幅
として簡単かつ確実に制御することができる。
【0085】また、各種の割合で圧縮された画像データ
に圧縮率をデータ付与することにより、動的に変化させ
た圧縮率を画像データに付与することができるので、圧
縮率が動的に変化している画像データを適正に伸張する
ことが可能となる。
【0086】また、画像データを“ISO/IEC10
918−1”の規定フォーマットに圧縮し、そのアプリ
ケーションデータセグメントに少なくとも変更した量子
化のステップ幅をデータ記述することにより、ユーザが
任意に利用できるデータセグメントを利用して変更した
量子化のステップ幅をデータ付与することができ、この
データ付与のために圧縮後のデータ容量が増加すること
も防止できる。
【0087】また、画像データを“ISO/IEC10
918−3”の規定フォーマットに圧縮し、その“QS
CHANGE Signalling”なるデータ識別子により少なく
とも変更した量子化のステップ幅をデータ記述すること
により、既存のデータ識別子により量子化のステップ幅
をデータ付与することができ、既存の受信伸張装置でも
適正に伸張できる状態に画像データを生成することがで
きる。
【0088】本発明の他の圧縮送信装置の圧縮送信方法
では、複数フレームの画像データがデータ入力手段に連
続に入力されると、この連続に入力される複数フレーム
の画像データがデータ圧縮手段により個々に圧縮され、
この圧縮された画像データはデータ保持手段により所定
フレームずつ一時保持されながら一フレームずつ連続に
出力されるが、このデータ保持手段に一時保持された所
定フレームの画像データのデータ容量が容量検出手段に
より検出され、入力される画像データの複数の画素の相
関が相関検出手段により検出され、検出されたデータ容
量と画素の相関とに対応してデータ圧縮手段の圧縮率が
圧縮制御手段により制御されることにより、圧縮されて
連続に出力される複数フレームの画像データのデータ容
量を略一定に維持することができるので、画像データを
出力するときのオーバーフローの発生や極端なアンダー
フローの多発を防止することができ、画像データの特質
に対応して圧縮率を補正することができる。
【0089】本発明の一の受信伸張装置の受信伸張方法
では、“ISO/IEC10918−1”の規定フォー
マットに個々に圧縮された複数のセットデータがデータ
入力手段に連続に入力されると、この連続に入力される
複数のセットデータの各々のアプリケーションデータセ
グメントから圧縮検出手段により量子化のステップ幅が
検出され、連続に入力される複数のセットデータが検出
された量子化のステップ幅でデータ伸張手段により個々
に伸張され、この伸張されたセットデータがデータ出力
手段により連続に出力されることにより、連続する複数
のセットデータが適宜可変な圧縮率で圧縮されていて
も、ユーザが任意に利用できるデータセグメントから変
更された圧縮率を検出することができ、圧縮率が動的に
変化されているセットデータの各々を個々に適正な圧縮
率で伸張することができる。
【0090】本発明の他の受信伸張装置の受信伸張方法
では、“ISO/IEC10918−1”の規定フォー
マットに個々に圧縮された複数フレームの画像データが
データ入力手段に連続に入力されると、この連続に入力
される複数フレームの画像データの各々のアプリケーシ
ョンデータセグメントから圧縮検出手段により量子化の
ステップ幅が検出され、連続に入力される複数フレーム
の画像データが検出された量子化のステップ幅でデータ
伸張手段により個々に伸張され、この伸張された画像デ
ータがデータ出力手段により連続に出力されることによ
り、連続する複数フレームの画像データが適宜可変な圧
縮率で圧縮されていても、ユーザが任意に利用できるデ
ータセグメントから変更された圧縮率を検出することが
でき、圧縮率が動的に変化されている画像データの各々
を個々に適正な圧縮率で伸張することができる。
【0091】
【0092】本発明のデータ通信システムのデータ通信
方法では、連続する複数フレームの画像データを圧縮送
信装置により圧縮してから送信し、この圧縮されて送信
される画像データを受信伸張装置により受信してから伸
張するとき、圧縮送信装置による画像データの圧縮率は
適宜可変されるが、受信伸張装置では画像データから圧
縮率を検出して伸張を制御することにより、圧縮されて
データ通信される画像データのデータ容量を略一定とし
てオーバーフローの発生や極端なアンダーフローの多発
を防止することができ、圧縮率が動的に変化された画像
データを適正に伸張してから出力することができる。
【0093】本発明の情報記憶媒体に格納されているプ
ログラムをコンピュータに読み取らせて対応する処理動
作を実行させることによりのコンピュータ本発明
の圧縮送信装置として機能させることができる。
【0094】本発明の情報記憶媒体に格納されているプ
ログラムをコンピュータに読み取らせて対応する処理動
作を実行させることによりのコンピュータ本発明
の受信伸張装置として機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の圧縮送信装置を示すブ
ロック図である。
【図2】データ通信システムを示すブロック図である。
【図3】圧縮送信装置のデータ量子化手段である量子化
回路の内部構造を示すブロック図である。
【図4】受信伸張装置を示すブロック図である。
【図5】圧縮送信装置の処理動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
100 データ通信システム 200 圧縮送信装置 201 データ入力手段である入力バッファ 202 データ圧縮手段であるデータ圧縮回路 203 データ保持手段である出力バッファ 211 データ変換手段であるDCT回路 213 データ符号化手段である符号化回路 214 データ量子化手段である除算器 215 圧縮制御手段であるステップ幅演算器 216 容量検出手段である容量検出回路 217 相関検出手段である相関検出回路 300 受信伸張装置 301 データ入力手段である入力バッファ 302 データ伸張手段であるデータ伸張回路 303 データ出力手段であるデータ出力デバイス 304 圧縮検出手段である圧縮検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−10486(JP,A) 特開 平3−140074(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/30 H04N 1/41 H04N 7/24

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセットデータの連続する入力を受
    け付け、この連続に入力される複数のセットデータを個
    々に圧縮し、この圧縮されたセットデータを所定個数ず
    つ一時保持しながら一個ずつ連続に出力するようにした
    圧縮送信方法であって、 一時保持された所定個数のセットデータのデータ容量を
    検出し、 この検出されたデータ容量に対応してセットデータの圧
    縮率を制御し、 圧縮したセットデータに少なくとも圧縮率をデータ付与
    する ようにした圧縮送信方法。
  2. 【請求項2】 複数のセットデータの連続する入力を受
    け付け、この連続に入力される複数のセットデータを個
    々に圧縮し、この圧縮されたセットデータを所定個数ず
    つ一時保持しながら一個ずつ連続に出力するようにした
    圧縮送信方法であって、 一時保持された所定個数のセットデータのデータ容量を
    検出し、 この検出されたデータ容量に対応してセットデータの
    子化のステップ幅を制御し、 “ISO/IEC10918−1”の規定フォーマット
    にセットデータを圧縮し、 この圧縮したセットデータのアプリケーションデータセ
    グメントに少なくとも変更した量子化のステップ幅をデ
    ータ記述する ようにした圧縮送信方法。
  3. 【請求項3】 複数フレームの画像データの連続する入
    力を受け付け、この連続に入力される複数フレームの画
    像データを個々に圧縮し、この圧縮された画像データ
    所定個数ずつ一時保持しながら一個ずつ連続に出力する
    ようにした圧縮送信方法であって、 一時保持された所定個数の画像データのデータ容量を検
    出し、 この検出されたデータ容量に対応して画像データの圧縮
    率を制御し、 圧縮した画像データに少なくとも圧縮率をデータ付与す
    ようにした圧縮送信方法。
  4. 【請求項4】 複数フレームの画像データの連続する入
    力を受け付け、この連続に入力される複数フレームの画
    像データを個々に圧縮し、この圧縮された画像データ
    所定個数ずつ一時保持しながら一個ずつ連続に出力する
    ようにした圧縮送信方法であって、 一時保持された所定個数の画像データのデータ容量を検
    出し、 この検出されたデータ容量に対応して画像データ量子
    化のステップ幅を制御し、 “ISO/IEC10918−1”の規定フォーマット
    に画像データを圧縮し、 この圧縮した画像データのアプリケーションデータセグ
    メントに少なくとも変更した量子化のステップ幅をデー
    タ記述する ようにした圧縮送信方法。
  5. 【請求項5】 複数フレームの画像データの連続する入
    力を受け付け、この連続に入力される複数フレームの画
    像データを個々に圧縮し、この圧縮された画像データ
    所定個数ずつ一時保持しながら一個ずつ連続に出力する
    ようにした圧縮送信方法であって、入力された画像データの複数の画素の相関を検出し、 一時保持された所定個数の画像データのデータ容量を検
    出し、 出されたデータ容量と画素の相関とに対応して画像デ
    ータの圧縮率を制御するようにした圧縮送信方法。
  6. 【請求項6】 複数のセットデータが連続に入力される
    データ入力手段と、 該データ入力手段に連続に入力される複数のセットデー
    タを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、 該データ圧縮手段により圧縮されたセットデータを所定
    個数ずつ一時保持しながら一個ずつ連続に出力するデー
    タ保持手段と、 該データ保持手段に一時保持された所定個数のセットデ
    ータのデータ容量を検出する容量検出手段と、 該容量検出手段により検出されたデータ容量に対応して
    前記データ圧縮手段の圧縮率を制御する圧縮制御手段
    と、 を具備しており、 前記データ圧縮手段が、圧縮したセットデータに少なく
    とも圧縮率をデータ付与する 圧縮送信装置。
  7. 【請求項7】 複数のセットデータが連続に入力される
    データ入力手段と、 該データ入力手段に連続に入力される複数のセットデー
    タを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、 該データ圧縮手段により圧縮されたセットデータを所定
    個数ずつ一時保持しながら一個ずつ連続に出力するデー
    タ保持手段と、 該データ保持手段に一時保持された所定個数のセットデ
    ータのデータ容量を検出する容量検出手段と、 該容量検出手段により検出されたデータ容量に対応して
    前記データ圧縮手段の圧縮率を制御する圧縮制御手段
    と、 を具備しており、 前記データ圧縮手段が“ISO/IEC10918−
    1”の規定フォーマットにセットデータを圧縮し、この
    圧縮したセットデータのアプリケーションデータセグメ
    ントに少なくとも変更した量子化のステップ幅をデータ
    記述する 圧縮送信装置。
  8. 【請求項8】 複数フレームの静止画の画像データが連
    続に入力されるデータ入力手段と、 該データ入力手段に連続に入力される複数フレームの画
    像データを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、 該データ圧縮手段により圧縮された画像データを所定フ
    レームずつ一時保持しながら一フレームずつ連続に出力
    するデータ保持手段と、 該データ保持手段に一時保持された所定フレームの画像
    データのデータ容量を検出する容量検出手段と、 該容量検出手段により検出されたデータ容量に対応して
    前記データ圧縮手段の圧縮率を制御する圧縮制御手段
    と、 を具備しており、 前記データ圧縮手段が、圧縮した画像データに少なくと
    も圧縮率をデータ付与する 圧縮送信装置。
  9. 【請求項9】 複数フレームの静止画の画像データが連
    続に入力されるデータ入力手段と、 該データ入力手段に連続に入力される複数フレームの画
    像データを個々に圧縮するデータ圧縮手段と、 該データ圧縮手段により圧縮された画像データを所定フ
    レームずつ一時保持しながら一フレームずつ連続に出力
    するデータ保持手段と、 該データ保持手段に一時保持された所定フレームの画像
    データのデータ容量を検出する容量検出手段と、 該容量検出手段により検出されたデータ容量に対応して
    前記データ圧縮手段の圧縮率を制御する圧縮制御手段
    と、前記データ入力手段に入力された画像データの複数の画
    素の相関を検出する相関検出手段と、 を具備しており、 前記圧縮制御手段が、前記相関検出手段により検出され
    た画素の相関に対応して前記データ圧縮手段の圧縮率を
    補正する 圧縮送信装置。
  10. 【請求項10】 前記データ圧縮手段が、画像データを
    離散コサイン変換するデータ変換手段と、該データ変換
    手段により離散コサイン変換された画像データを所定の
    ステップ幅で量子化するデータ量子化手段と、該データ
    量子化手段により量子化された画像データを符号化する
    データ符号化手段と、を具備しており、 前記圧縮制御手段が、前記データ量子化手段の量子化の
    ステップ幅を制御する請求項8または9記載の圧縮送信
    装置。
  11. 【請求項11】 前記データ圧縮手段が、圧縮した画像
    データに少なくとも圧縮率をデータ付与する請求項9ま
    たは10記載の圧縮送信装置。
  12. 【請求項12】 前記データ圧縮手段が“ISO/IE
    C10918−1”の規定フォーマットに画像データを
    圧縮し、この圧縮した画像データのアプリケーションデ
    ータセグメントに少なくとも変更した量子化のステップ
    幅をデータ記述する請求項8または11記載の圧縮送信
    装置。
  13. 【請求項13】 前記データ圧縮手段が“ISO/IE
    C10918−3”の規定フォーマットに画像データを
    圧縮し、この圧縮した画像データの“QSCHANGE Sign
    alling”なるデータ識別子により少なくとも変更した量
    子化のステップ幅をデータ記述する請求項8または11
    記載の圧縮送信装置。
  14. 【請求項14】 “ISO/IEC10918−1”の
    規定フォーマットに個々に圧縮された複数のセットデー
    タの連続する入力を受け付け、 この連続に入力される複数のセットデータの各々のアプ
    リケーションデータセグメントから変更された量子化の
    ステップ幅を検出し、 この検出された量子化のステップ幅で連続に入力される
    複数のセットデータを個々に伸張し、 この伸張されたセットデータを連続に出力するようにし
    た受信伸張方法。
  15. 【請求項15】 “ISO/IEC10918−1”の
    規定フォーマットに個々に圧縮された複数フレームの静
    止画の画像データの連続する入力を受け付け、 この連続に入力される複数フレームの画像データの各々
    アプリケーションデータセグメントから変更された量
    子化のステップ幅を検出し、 この検出された量子化のステップ幅で連続に入力される
    複数フレームの画像データを個々に伸張し、 この伸張された画像データを連続に出力するようにした
    受信伸張方法。
  16. 【請求項16】 “ISO/IEC10918−1”の
    規定フォーマットに個々に圧縮された複数のセットデー
    タが連続に入力されるデータ入力手段と、 該データ入力手段に連続に入力される複数のセットデー
    タの各々のアプリケーションデータセグメントから変更
    された量子化のステップ幅を検出する圧縮検出手段と、 該圧縮検出手段により検出された量子化のステップ幅
    前記データ入力手段に連続に入力される複数のセットデ
    ータを個々に伸張するデータ伸張手段と、 該データ伸張手段により伸張されたセットデータを連続
    に出力するデータ出力手段と、 を具備している受信伸張装置。
  17. 【請求項17】 “ISO/IEC10918−1”の
    規定フォーマットに個々に圧縮された複数フレームの静
    止画の画像データが連続に入力されるデータ入力手段
    と、 該データ入力手段に連続に入力される複数フレームの画
    像データの各々のアプリケーションデータセグメントか
    ら変更された量子化のステップ幅を検出する圧縮検出手
    段と、 該圧縮検出手段により検出された量子化のステップ幅
    前記データ入力手段に連続に入力される複数フレームの
    画像データを個々に伸張するデータ伸張手段と、 該データ伸張手段により伸張された画像データを連続に
    出力するデータ出力手段と、 を具備している受信伸張装置。
  18. 【請求項18】 連続して入力される複数のセットデー
    タを請求項1記載の圧縮送信方法で圧縮して送信し、 この送信される複数のセットデータの連続する入力を受
    け付け、 この連続に入力される複数のセットデータの各々の圧縮
    率を検出し、 この検出された圧縮率で連続に入力される複数のセット
    データを個々に伸張し、 この伸張されたセットデータを連続に出力する ようにし
    たデータ通信方法。
  19. 【請求項19】 連続して入力される複数のセットデー
    タを請求項2記載の圧縮送信方法で圧縮して送信し、 この送信される複数のセットデータを請求項14記載の
    受信伸張方法で伸張して連続に出力するようにしたデー
    タ通信方法。
  20. 【請求項20】 連続して入力される複数フレームの画
    像データ請求項3または5記載の圧縮送信方法で圧縮
    して送信し、 この送信される複数フレームの画像データの連続する入
    力を受け付け、 この連続に入力される複数フレームの画像データの各々
    の圧縮率を検出し、 この検出された圧縮率で連続に入力される複数フレーム
    の画像データを個々に伸張し、 この伸張された画像データを連続に出力する ようにした
    データ通信方法。
  21. 【請求項21】 連続して入力される複数フレームの画
    像データ請求項4記載の圧縮送信方法で圧縮して送信
    し、 この送信される複数フレームの画像データ請求項15
    記載の受信伸張方法で伸張して連続に出力するようにし
    たデータ通信方法。
  22. 【請求項22】 請求項6記載の圧縮送信装置と、個々に圧縮された複数のセットデータが連続に入力され
    るデータ入力手段と、該データ入力手段に連続に入力さ
    れる複数のセットデータの各々の圧縮率を検出する圧縮
    検出手段と、該圧縮検出手段により検出された圧縮率で
    前記データ入力手段に連続に入力される複数のセットデ
    ータを個々に伸張するデータ伸張手段と、該データ伸張
    手段により伸張されたセットデータを連続に出力するデ
    ータ出力手段と、を具備している 受信伸張装置と、 を具備しているデータ通信システム。
  23. 【請求項23】 請求項7記載の圧縮送信装置と、請求項16 記載の受信伸張装置と、 を具備しているデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 請求項8ないし10の何れか一記載の
    圧縮送信装置と、個々に圧縮された複数フレームの静止画の画像データが
    連続に入力されるデータ入力手段と、該データ入力手段
    に連続に入力される複数フレームの画像データの各々の
    圧縮率を検出する圧縮検出手段と、該圧縮検出手段によ
    り検出された圧縮率で前記データ入力手段に連続に入力
    される複数フレームの画像データを個々に伸張するデー
    タ伸張手段と、該データ伸張手段により伸張された画像
    データを連続に出力するデータ出力手段と、を具備して
    いる受信伸張装置と、 を具備しているデータ通信システム。
  25. 【請求項25】 請求項12記載の圧縮送信装置と、請求項17 記載の受信伸張装置と、 を具備しているデータ通信システム。
  26. 【請求項26】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、 複数のセットデータの連続する入力を受け付けること、 この連続に入力される複数のセットデータを個々に圧縮
    すること、 この圧縮されたセットデータを所定個数ずつ一時保持す
    ること、 この一時保持されたセットデータを連続に出力するこ
    と、 一時保持された所定個数のセットデータのデータ容量を
    検出すること、 この検出されたデータ容量に対応してセットデータの圧
    縮率を制御すること、圧縮したセットデータに少なくとも圧縮率をデータ付与
    すること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  27. 【請求項27】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、 複数のセットデータの連続する入力を受け付けること、 この連続に入力される複数のセットデータを個々に“I
    SO/IEC10918−1”の規定フォーマットに
    縮すること、 この圧縮されたセットデータを所定個数ずつ一時保持す
    ること、 この一時保持されたセットデータを連続に出力するこ
    と、 一時保持された所定個数のセットデータのデータ容量を
    検出すること、 この検出されたデータ容量に対応してセットデータの
    子化のステップ幅を制御すること、圧縮したセットデータのアプリケーションデータセグメ
    ントに少なくとも変更した量子化のステップ幅をデータ
    記述すること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  28. 【請求項28】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、複数フレームの静止画の画像データ の連続する入力を受
    け付けること、 この連続に入力される複数フレームの画像データを個々
    に圧縮すること、 この圧縮された画像データを所定個数ずつ一時保持する
    こと、 この一時保持された画像データを連続に出力すること、 一時保持された所定個数の画像データのデータ容量を検
    出すること、 この検出されたデータ容量に対応して画像データの圧縮
    率を制御すること、圧縮した画像データに少なくとも圧縮率をデータ付与す
    ること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  29. 【請求項29】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、複数フレームの静止画の画像データ の連続する入力を受
    け付けること、 この連続に入力される複数フレームの画像データを個々
    “ISO/IEC10918−1”の規定フォーマッ
    トに圧縮すること、 この圧縮された画像データを所定個数ずつ一時保持する
    こと、 この一時保持された画像データを連続に出力すること、 一時保持された所定個数の画像データのデータ容量を検
    出すること、 この検出されたデータ容量に対応して画像データ量子
    化のステップ幅を制御すること、圧縮した画像データのアプリケーションデータセグメン
    トに少なくとも変更した量子化のステップ幅をデータ記
    述すること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  30. 【請求項30】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、複数フレームの静止画の画像データ の連続する入力を受
    け付けること、 この連続に入力される複数フレームの画像データを個々
    に圧縮すること、 この圧縮された画像データを所定個数ずつ一時保持する
    こと、 この一時保持された画像データを連続に出力すること、 一時保持された所定個数の画像データのデータ容量を検
    出すること、入力された画像データの複数の画素の相関を検出するこ
    と、 出されたデータ容量と画素の相関とに対応して画像デ
    ータの圧縮率を制御すること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  31. 【請求項31】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、“ISO/IEC10918−1”の規定フォーマット
    個々に圧縮された複数のセットデータの連続する入力
    を受け付けること、 この連続に入力される複数のセットデータの各々のアプ
    リケーションデータセグメントから変更された量子化の
    ステップ幅を検出すること、 この検出された量子化のステップ幅で連続に入力される
    複数のセットデータを個々に伸張すること、 この伸張されたセットデータを連続に出力すること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  32. 【請求項32】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体において、“ISO/IEC10918−1”の規定フォーマット
    個々に圧縮された複数フレームの静止画の画像データ
    の連続する入力を受け付けること、 この連続に入力される複数フレームの画像データの各々
    アプリケーションデータセグメントから変更された量
    子化のステップ幅を検出すること、 この検出された量子化のステップ幅で連続に入力される
    複数フレームの画像データを個々に伸張すること、 この伸張された画像データを連続に出力すること、 を前記コンピュータに実行させるためのプログラムが格
    納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
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