JP3338607B2 - ピンホール検査装置 - Google Patents

ピンホール検査装置

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JP3338607B2
JP3338607B2 JP03105396A JP3105396A JP3338607B2 JP 3338607 B2 JP3338607 B2 JP 3338607B2 JP 03105396 A JP03105396 A JP 03105396A JP 3105396 A JP3105396 A JP 3105396A JP 3338607 B2 JP3338607 B2 JP 3338607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂材料で形成さ
れ内部に内容物が充填された密封包装容器のピンホール
の有無を検出するためのピンホール検査装置に関するも
ので、例えば、チューブ容器のシーム部及び肩部におけ
るピンホール等のシール不良の有無を検出するためのピ
ンホール検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21(A)及び図21(B)に示すよ
うに、チューブ容器1は柔軟なチューブ本体3を備えて
おり、このチューブ本体3の末端は熱溶着や超音波接合
等の手段によって接合されてシーム部5とされ、チュー
ブ本体3の先端部には肩部7を備え、肩部7の上部には
口部9が備えられている。この口部9にはキャップ11
が装着されている。
【0003】ところで、前記シーム部5には接合時にシ
ール不良の欠陥が生じる場合がある。例えば、図22
(A)に示すように、シーム部5の一部が接合されずに
空洞部13が形成されてチューブ容器1の内外が連通す
る接合不良欠陥や、図22(B)に示すように、シーム
部5の境界部分にピンホール15が形成されてチューブ
容器1の内外が連通するピンホール欠陥である。
【0004】このような欠陥を検出して排除するため、
例えば、以下のような装置が考えられる。すなわち、コ
ンベア上を移動するスライダに第1電極を有するカップ
型ホルダを固定してある。そして、この第1電極の中に
チューブ容器1のキャップ11の先端を挿入してチュー
ブ容器1を倒立状態に装着できるようにしてある。さら
に、コンベアの上方に第2電極を設置してある。第2電
極には電源が接続され、第2電極に一定の電圧を印加す
るとともに、電源から第2電極に流れる電流を検出する
検出部が設けられている。
【0005】そして、ホルダにチューブ容器を倒立状態
で起立させ、コンベアを移動させると倒立状態のチュー
ブ容器1のシーム部5がこの第2電極の下を所定の隙間
を有して通過する。その際に、第2電極に流れた電流の
大きさを基準電流の大きさと比較し、欠陥の有無を判断
する。
【0006】もし、欠陥が存在するとピンホールを介し
てチューブ容器の内容物に電流が流れるので、基準電流
より大きな電流が流れる。よって、基準電流より大きな
電流が流れたとき、欠陥であると判定できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この検査装置
では、隙間を挟んで第2電極に対向する位置にシーム部
が通過するため、シーム部の欠陥の有無を判断すること
ができるが、チューブ容器1の肩部7の欠陥の有無を判
断することができないという欠点があり、倒立状態で肩
部の欠陥の有無を判断するには、第1電極の形状を変更
しなければならないという欠点もあった。
【0008】また、ホルダにチューブ容器を正立させて
搬送すれば、肩部の欠陥判定も可能であるが、このよう
な方法では、一つのチューブ容器の欠陥判定のために、
チューブ容器をホルダに倒立させて搬送して検査し、そ
の後正立させて搬送して検査するという手間を要する。
これは、検査の自動化を複雑なものにする。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、チューブ容器等のシーム部
及び肩部の欠陥の有無を容易に判断することができるピ
ンホール検査装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。本発明は、樹脂材
料で形成され内部に内容物が充填された密封包装容器の
ピンホールの有無を検査するピンホール検査装置におい
て、以下の構成を備える。 (1)すなわち、(イ)密封包装容器を搬送する搬送機
構、(ロ)この搬送機構の上流側に位置し、密封包装容
器の外側表面と接触する第1電極、(ハ)この第1電極
の下流側に位置し、第1電極が密封包装容器の外側表面
と接触している間に密封包装容器の外側表面と接触する
第2電極、(ニ)前記第1電極または第2電極のいずれ
か一方に一定値の直流電圧を供給する電源、(ホ)前記
第1電極及び第2電極とを結ぶ回路における電流値変化
を検出する検出回路、である(請求項1に対応)。
【0011】本発明では、搬送機構の搬送方向上流側と
下流側とに電極を分けて配置しているので、検査対象を
搬送方向に沿って寝かせることができる。このことは、
検査の容易化に寄与する。 (2)ここで、前記ロ,ハ,ニ,ホによりピンホール検
出部を構成することができるが、この検出部を前記搬送
機構の上流側と下流側に二組設け、上流側の検出部には
前記第1電極または第2電極のいずれか一方に直流電圧
を供給するとともに、下流側の検出部には前記第1電極
または第2電極のいずれか他方に直流電圧を供給するよ
うにしてもよい(請求項2に対応)。
【0012】検出部を上流側と下流側に二組設けること
により、上流側の検出部で密封包装容器の一方の検出部
位を検査し、下流側の検出部で密封包装容器の他方の検
出部位を検査することができる。
【0013】搬送機構の搬送方向に沿って検査対象を寝
かせて搬送する場合で、上流側に検査対象の一端を向け
て搬送し、第1の検出部において、検査対象の他端側の
シール部を検査したなら、そのままの搬送状態で、第2
の検出部で検査対象の一端側のシール部を検査できるこ
とを意味する。 (3) また、本発明は、前記(2)において、上流側
の検出部の第2電極と下流側の検出部の第1電極を1つ
の電極で形成することが可能である(請求項3に対
応)。
【0014】上流側の検査部の第2電極と下流側の検査
部の第1電極は、密封包装容器に電圧を印加するための
電極板としての機能を有する点で共通するため、下流側
の検査部の第1電極を省略することができる。 (4) 前記第1電極または第2電極として使用される
電極は、棒状電極または貫通孔を有する環状体を複数有
し、この環状体に軸を貫通してなるものであってもよい
(請求項4,5に対応)。棒状電極も環状体を有した電
極も密封包装容器に対して移動可能に設けられているた
め、密封包装容器の形状に柔軟に対応して密封包装容器
の外側表面と摺接しつつ電極の位置を容易に移動するこ
とができる。 (5) 前記第1電極または第2電極として使用される
電極は、複数の軸間に掛け渡された回転可能な導電性の
無端ベルトであってもよい(請求項6に対応)。
【0015】無端ベルトが密封包装容器に対して移動可
能に設けられているため、密封包装容器の形状に柔軟に
対応して密封包装容器の外側表面と接触しつつ電極の位
置を容易に移動することができる。電極が無端ベルトで
あるため、密封包装容器との接触面積が広くとれ、電極
効果を十分に発揮させて欠陥の発見漏れをなくすことが
でき、且つ、密封包装容器の搬送を補完することもでき
る。 (6) 前記第1電極または第2電極として使用される
電極は、先端に導電性を有する回転体を有し、この回転
体を密封包装容器に付勢する付勢手段を備えたものであ
ってもよい(請求項7に対応)。回転体が密封包装容器
に対して移動可能に設けられているため、密封包装容器
の形状に柔軟に対応して密封包装容器の外側表面と接触
しつつ電極の位置を容易に移動することができる。電極
が回転体であるため、密封包装容器との接触面積が広く
とれ、電極効果を十分に発揮させて欠陥の発見漏れをな
くすことができ、且つ、密封包装容器の搬送を補完する
こともできる。 (7) 前記第1電極または第2電極として使用される
電極は、貫通孔を備えた枠体の内壁面に、その枠体の中
心に向かって延出した多数の導電性端子を有し、この端
子が枠体の内部を通過する密封包装容器に摺接するもの
であってもよい(請求項8に対応)。多数の導電性端子
が密封包装容器の外側周方向に対して移動可能に設けら
れているため、密封包装容器の形状に柔軟に対応して密
封包装容器の外側周方向表面と摺接しつつ電極の位置を
容易に移動することができる。従って、密封包装容器の
外周面の欠陥を発見することができる。 (8) 前記検出回路で検出する電気的変化は電流値変
化であってもよい。良品の電流値を基準として、その電
流値よりも大きい場合には不良品とし、小さい場合には
良品と判断する。 (9) 前記電源は、温度変化若しくは湿度変化による
電圧変化を調整して所望の直流電圧値に更正する電圧調
整回路を設けたものであってもよい(請求項に対
応)。密封包装容器の欠陥の有無を判断する際、密封包
装容器周辺の温度若しくは湿度を測定し、温度変化によ
る供給電圧を所望の電圧値に更正することができる。 (10)本発明の検査対象となる密封包装容器は、例え
ば内部に導電性を有する内容物(例えば、化粧料,歯磨
き,食品等)が充填されたチューブ容器或いはポリエチ
レン等の樹脂で成形された容器にこんにゃく等の食品あ
るいは糊などの内容物を封入した密封包装容器である。 (11)最後に、前記した各構成は、可能な限り任意に
組み合わせて、本発明の装置を構成することができる。
【0016】
〔第1の実施の形態〕
<装置の全体的概要>まず、チューブ容器1の欠陥の有
無を判断するピンホール検査装置17(以下、検査装置
と記す。)の概要を図1から図3を用いて説明する。
【0017】検査装置17は、図1に示すように、チュ
ーブ容器1の欠陥の有無を検査する検査部へチューブ容
器1を搬送する第1搬送機構19と、この第1搬送機構
19の下流側端部から左側に一定の間隔を有して配さ
れ、検査部で検査されたチューブ容器1を搬送する第2
搬送機構21とを備えている。
【0018】また、第1搬送機構19と第2搬送機構2
1の中間において、第1搬送機構19の下流側端部から
左側に一定の間隔を有して、第1搬送機構19で搬送さ
れたチューブ容器1の先端部を保持し第2搬送機構21
への搬送を補助する第1搬送補助ローラ23が配されて
いるとともに、第1搬送補助ローラ23から左側に一定
の間隔を有して、上流側の検査部で検査され第1搬送補
助ローラ23と第1搬送機構19により搬出されるチュ
ーブ容器1を保持し第2搬送機構21への搬送を補助す
る第2搬送補助ローラ25が配されている。
【0019】前記第1搬送機構19の下流側端部の上方
には、この下流側端部から一定間隔を有して配されチュ
ーブ容器1に電位差を設け、アースに接続された電極板
として作用する第1電極27と、前記第1搬送機構19
と第2搬送機構21の中間に位置し、第1電極27から
左側に一定の間隔を有して配置されチューブ容器1の表
面に電圧を印加するための電極板として作用する上側第
2電極29と、この上側第2電極29の下方でチューブ
容器1を挟んで上側第2電極29に対向する部位に位置
し、チューブ容器1の裏面に電圧を印加するための電極
板として作用する下側第2電極31と、第2搬送機構2
1の上流側端部から上方に一定の間隔を有して配され、
チューブ容器1に電位差を設け、アースに接続された電
極板として作用する第3電極33とが設けられている。
【0020】さらに、前記上側第2電極29,下側第2
電極31と電源95との間に接続され、前記上側第2電
極29,下側第2電極31と第1電極27または第3電
極33との間に載置されたチューブ容器1の内部を流れ
る電流を検出してチューブ容器1の欠陥の有無を判断す
る検出制御回路が設けられている。 <各構成の詳細>以下、各構成要素を詳細に説明する。 〈第1搬送機構19について〉前記第1搬送機構19
は、上流側に従動ローラ35を有しているとともに、下
流側に、モータ37の駆動力をプーリー39a,39bと
ベルト41を介して伝達される駆動ローラ43を有して
いる。そして、チューブ容器1を載置し搬送するための
無端ベルト45が両ローラ35,43間に張力をかけて
掛け渡されている。第1搬送機構19は保持台72に固
定され側板76a,76bを介して基板78に固定されて
いる。側板76a,76bの下部には位置決めピン82を
設け及びボルト84を通すための2つの貫通孔80a,
80bが設けられている。位置決めピン82を設ける孔
80aには位置決めピン82が嵌合されている。基板7
8には、ボルト84と螺合しネジが切られた孔85と、
位置決めピン82と嵌合するための孔88が多数設けら
れている。
【0021】第1搬送機構19と第1搬送機構19に設
けられた第1電極27は、チューブ容器1の大きさに対
応して前記側板76a,76bを移動させ位置決めピン8
2とボルト84を基盤78に設けられた孔85,88と
螺合等することにより固定することができる。
【0022】無端ベルト45は導電性を有した樹脂性の
ベルトである。従動ローラ35,駆動ローラ43及び無
端ベルト45は電気的に接続され、いずれもアースされ
ている。 〈第2搬送機構21について〉前記第2搬送機構21
は、この第2搬送機構21の上流側に従動ローラ47が
設けられ、下流側に駆動ローラ49が設けられ、両ロー
ラ47,49間に無端ベルト51を掛け渡している。駆
動ローラ49は、この駆動ローラ49の下方に設けられ
たモータ53の駆動力をベルト55を介して伝達され反
時計方向に回転する。無端ベルト51は導電性を有した
樹脂性のベルトである。また、従動ローラ47,駆動ロ
ーラ49及び無端ベルト51は電気的に接続され、いず
れもアースされている。 〈第1搬送補助ローラ23について〉前記第1搬送補助
ローラ23は前記モータ37の駆動力をベルト41,5
7を介して伝達され反時計方向に回転する。第1搬送補
助ローラ23は絶縁性材料で成形され、電気的には浮い
た状態である。 〈第2搬送補助ローラ25について〉第2搬送補助ロー
ラ25は第1搬送補助ローラ23と同様に前記モータ3
7の駆動力をベルト41,57を介して伝達され反時計
方向に回転する。第2搬送補助ローラ25も絶縁性材料
で成形され、電気的には浮いた状態である。
【0023】尚、検査装置17の側板58aには、ベル
ト57の張力を調整するプーリー61が設けられ、この
プーリー61は側板58aに形成された上下方向の長円
孔63に固定される。従って、前記第1搬送機構19と
第1電極27がチューブ容器1の大きさにともなって移
動した場合でもプーリー61の位置を変更することによ
り、ベルト57の張力を一定に調整することができる。 〈第1電極27について〉前記第1電極27は、図8に
示すように、多数の導電性繊維65を先端に備えた保持
部67と、2本の連結部69を介して保持部67を支持
する支持部71から構成されている。支持部71は、図
1,図3に示すように、第1搬送機構19を保持する保
持台72に立設された支持台73a,73b上部に設けら
れた嵌合孔74a,74bと嵌合し、第1電極27は支持
部71の中心軸の円周方向に揺動可能に設けられてい
る。この第1電極27は電気的にアースに接続されてい
る。 〈第2電極29,31について〉前記上側第2電極29
極は、導電性を有する軸75の回りに同じく導電性を有
し下方に延出し揺動可能な棒状端子77を有している。
この第2電極29は、図4に示すように、軸75線上を
軸端部から一定間隔を有して前記棒状端子77が多数配
置されている。軸75には軸端部から一定間隔で配され
た軸小径部79が設けられている。
【0024】前記棒状端子77は、図5に示すように、
その上部に嵌合孔81が設けられ、この嵌合孔81の下
部には下方に延出する接触部83が設けられている。前
記軸小径部79は前記嵌合孔81と嵌合し、棒状端子7
7は軸75の円周方向に回転することができる。従っ
て、上側第2電極29に搬送されるチューブ容器1が接
触すると、軸75を中心にして左側に傾き、チューブ容
器1と接触していない場合には下方を向いて静止する。
【0025】また前記下側第2電極31は、図6に示す
ように、軸85線上に軸端部から一定間隔を有して配さ
れた棒状端子87が多数設けられている。前記軸85に
は軸端部から一定間隔で配された軸小径部89が設けら
れている。
【0026】棒状端子87の略中央には、図7に示すよ
うに、嵌合孔91が設けられ、この嵌合孔91の上部に
は上方に延出する接触部93が設けられている。前記軸
小径部89と前記嵌合孔91は嵌合しあい、棒状端子8
7は軸85の円周方向に回転することができる。従っ
て、下側第2電極31が搬送されるチューブ容器1と接
触すると、軸85を中心にして左側に傾き、チューブ容
器1と接触していない場合には下方を向いて静止する。
前記上側第2電極29と下側第2電極31は電気的に接
続されている。
【0027】従って、上側第2電極29はチューブ容器
1の上面と接触し、下側第2電極31はチューブ容器1
の下面と接触することにより、チューブ容器1の両面に
同時に電圧を印加することができる。 〈第3電極33について〉前記第3電極33は第1電極
27と同様の構成であるため、図中同一態様には同一符
号を付して説明を省略する。第3電極33は前記第1電
極27と電気的に接合され、いずれもアースされてい
る。 〈電源95について〉電源95は、図18に示すよう
に、電圧を昇圧するトランス99と、このトランス99
により昇圧された交流電圧をさらに昇圧し整流する昇圧
整流回路101と、交流電圧を直流電圧に変換する平滑
回路103と、直流電圧値の大きさを温度若しくは湿度
変化により変化する電圧値を調整する電圧調整回路10
5から構成されている。電圧調整回路105には、例え
ば、温度情報を提供する温度センサ107が接続されて
いる。 〈検出制御回路97について〉検出制御回路97は、チ
ューブ容器1内を流れる電流(以下、検査電流と記
す。)を検出する検出回路109と、検査電流とチュー
ブ容器1の欠陥の有無を判断する際の基準となる電流
(以下、基準電流と記す。)とを比較する比較回路11
1から構成されている。 〈検査装置の作用について〉次に上記構成の前記検査装
置17の作用を図9,図10を用いて説明する。
【0028】チューブ容器1のシーム部5の欠陥を検査
するには、第1搬送機構19にチューブ容器1のシーム
部5を下流側に向けて載置し、モータ37の駆動力を駆
動ローラ43に伝達して無端ベルト45を回転させ、チ
ューブ容器1を第1電極27の位置する方向に移動さ
せ、第1電極27,第2電極29及び第3電極31と接
触させる。
【0029】尚、チューブ容器1の載置方向は、シーム
部5を下流側にしてもよいし、肩部7を下流側にしても
よい。上側第2電極29と下側第2電極31がシーム部
5と接触し、第1電極27がチューブ本体3と接触した
時に、第2電極29と下側第2電極31はコンデンサの
プラス側の電極板として作用し、第1電極27はマイナ
ス側の電極板として作用して、このコンデンサを充電す
る。この充電の際に、前記検出制御回路97を流れる電
流値の大きさにより、シーム部5の欠陥の有無を判断す
ることができる。
【0030】例えば、シーム部5に欠陥が無い場合に
は、チューブ容器1は完全な絶縁体として機能するた
め、両極板29,31,27間の距離は略両電極29,
31,27間の距離に等しく大きな値になる。従って、
コンデンサの容量は小さくなり充電にともなう電流値
(以下、検査電流値と記す。)は小さい。この検出回路
109を流れる電流は電気信号に変換されて比較回路1
11に送信され、比較回路111に設けられている基準
電流値と前記検査電流値の大きさを比較して、検査電流
値が基準電流値より小さければ欠陥が無いものと判断す
る。
【0031】ここで略両電極29,31,27間に印加
される電圧は、図18に示すように、電流源113から
正弦波の電圧をトランス99へ供給される。1次巻線1
15に供給された電圧はコア117及び2次巻線119
を介して昇圧され、昇圧整流回路101によりさらに昇
圧されるとともに整流される。昇圧整流回路101は、
例えば、倍電圧整流回路である。昇圧され整流された電
圧は、平滑回路103により波型から直線状の一定直流
電圧に変換される。一定直流電圧は電圧調整回路105
により、温度センサ107の情報をもとにして所望の電
圧値に更正され、この更正された直流電圧が前記両電極
29・31,27・33間に印加される。
【0032】電圧調整回路105は、環境の変化によ
り、温度が高い場合または湿度が低い場合には、平滑回
路103から出力された電圧値が高くなるため電圧を低
めに更正し、温度が低い場合または湿度が高い場合に
は、平滑回路103から出力された電圧値が低くなるた
め電圧を高めに更正する。更正する程度は、電圧調整回
路105内に設けられた、例えばテーブルデータ等に基
づいて調整してもよい。
【0033】一方、シーム部5に欠陥が有る場合には、
内容物が導体とみなされて内容物自身が第2電極29若
しくは下側第2電極31となるため、両極板29,3
1,27間の距離は略チューブ本体3の肉厚に等しい小
さな値になる。従って、コンデンサの容量は大きくなり
充電にともなう検査電流値は大きい。このため、比較回
路111で基準電流値と前記検査電流値の大きさを比較
して、検査電流値が基準電流値より大きければ欠陥が有
るものと判断することができる。
【0034】次に、シーム部の欠陥検査が済んだチュー
ブ容器は、そのままの状態(シーム部を下流側に向けた
ままの状態)で、上側第2電極29,下側第2電極31
と、第3電極33との間へと搬送される。ここで肩部の
検査をするわけである。すなわち、チューブ容器1の肩
部7の欠陥を検査するには、図10に示すように、モー
タ37の駆動力を第1搬送補助ローラ23と第2搬送補
助ローラ25に伝達して両ローラ23,25を回転さ
せ、チューブ容器1を第3電極33の方向に移動させ、
上側第2電極29,下側第2電極31及び第3電極33
をチューブ容器1と接触させる。
【0035】前記上側第2電極29と下側第2電極31
が肩部7と接触し、第3電極33がシーム部5と接触し
た時に、電極29と電極31はコンデンサのプラス側の
電極板として作用し、電極33はマイナスの電極板とし
て作用して、このコンデンサを充電する。この充電の際
に、前記検出制御回路97内に設けられた検出回路10
9を流れる電流値の大きさにより、肩部7の欠陥の有無
を判断する。判断方法は前記シーム部5の欠陥の判断方
法と同一であるため説明は省略する。
【0036】従って、上記構成の第1の実施の形態にお
いては、チューブ容器1のシーム部5及び肩部7の欠陥
の有無を、チューブの搬送向きを変えることなしに判断
することができる。 〈第2の実施の形態〉次に、本発明による検査装置17
の第2の実施の形態を図11を用いて説明する。
【0037】この例は、前記第1の実施の形態の4つの
電極27,29,31,33の方向をチューブ容器1の
上下方向から水平方向に変更した点で第1の実施の形態
と相違する。
【0038】検査装置17は、チューブ容器1を搬送す
る第1搬送機構19の下流側に設けられた駆動ローラ4
3の上部に第1電極121が設けられ、この第1電極1
21の左側には、第1電極121から一定の間隔を有し
て配された上側第2電極123が設けられている。この
上側第2電極123の下側には、チューブ容器1を挟ん
で前記第2電極123に対向する部位に下側第2電極1
25が設けられている。上側第2電極123の左側に
は、上側第2電極123から一定の間隔を有して配され
た第3電極127が設けられている。図中同一態様には
同一符号を付して説明を省略する。
【0039】上側第2電極123と下側第2電極125
の棒状端子77,87は、軸75,85に対して位置を
保持する図示しない弾性手段を有し、軸75,85線上
を軸端部から一定間隔をおいて複数配置されている。従
って、上側第2電極123と下側第2電極125の棒状
端子77,87が搬送されるチューブ容器1の側面と接
触すると、軸75,85を中心にして左側に傾き、チュ
ーブ容器1と接触していない場合には前記弾性手段によ
り戻されて下側を向いて静止する。
【0040】チューブ容器1を挟んで第1電極121と
第3電極127に対向する部位には、チューブ容器1の
搬送方向を一定に維持するためのガイド129,131
が設けられている。ガイド129,131は絶縁性材料
で成形され、電気的には浮いた状態である。
【0041】上記例は、4つの電極121,123,1
25,127をチューブ容器1の上下方向からではな
く、水平方向に設けているため、チューブ容器1の側面
の欠陥の有無を判断することができる。
【0042】次に、第2の実施の形態における第2電極
29または下側第2電極31の構造を図12及び図13
を用いて説明する。電極133は薄肉の円板135を備
え、この円板135の中心には軸137を通すための孔
139が設けられている。電極133は多数の円板13
5を軸線方向に互いに接触する程度に並らべ、軸137
を各円板の中心に設けられた孔139に貫通させたもの
である。この孔139は軸137の外径より大きいた
め、各円板135は軸137に対して移動可能である。
軸137と円板135は導電性を有し、電気的に接合さ
れている。
【0043】また、図14は第1の実施の形態において
第2電極29または下側第2電極61の構造を変更した
例を示す。ここで、電極140は、モータ37の駆動力
を伝達する駆動ローラ141と電極板となる無端ベルト
143と、この無端ベルト143をチューブ容器1に一
定の押圧力で接触させる押圧ローラ145と、無端ベル
ト143の張力を一定に調整する圧力調整ローラ147
とを備えている。
【0044】前記押圧ローラ145は、弾性手段149
によりチューブ容器1の形状変化に追従して移動するこ
とができる。前記圧力調整ローラ147は押圧ローラ1
45の移動にともなう無端ベルト143の張力変化を弾
性手段151により調整することができる。無端ベルト
143は導電性であり、電気的に接続されている。
【0045】また、図15は第1の実施の形態において
第2電極29または下側第2電極31の構造を変更した
例を示す。他の実施例の電極153は、軸155の回り
に回転可能なローラ157を備え、軸155とローラ1
57を保持する保持部材159と、ローラ157を一定
の押圧力でチューブ容器1に接触させる弾性手段161
とを備えている。ローラ157は前記弾性手段161に
よりチューブ容器1の形状変化に追従して移動すること
ができる。ローラ157は導電性であり、電気的に接続
されている。
【0046】また、図16は第1の実施の形態において
第2電極29及び下側第2電極31の代わりに使用する
他の電極の例を示す。第1の他の実施の形態の電極(以
下、第2電極と記す。)163は、図16に示すよう
に、貫通孔165を備えた円筒状の枠体167と、枠体
167内側の内壁面169の中心に向かって延出した多
数の棒状導電性端子171と、内壁面169に棒状導電
性端子171を支持する支持部173とを備えている。
棒状導電性端子171の先端部171aが枠体167の
内部を通過するチューブ容器1の形状変化に追従して摺
接できるように、支持部173の内部には図示しない弾
性体を備えている。
【0047】この第2電極163は、図17に示すよう
に、前記第1電極27と第4電極33との間で、且つ、
搬送されるチューブ容器1が第1電極27の中心部17
5に挿入される位置に設けられる。
【0048】チューブ容器1が搬送されてシーム部5が
棒状導電性端子171と接触し、肩部7が第4電極33
と接触すれば、シーム部5周辺の欠陥の有無を検査する
ことができる。また、シーム部5が第4電極33と接触
し、肩部7が第1電極27と接触すれば、肩部7周辺の
欠陥の有無を検査することができる。 〔第3の実施の形態〕本発明による検査装置17の第2
の実施の形態を図19を用いて説明する。
【0049】第3の実施の形態は前記第1の実施の形態
の下側第2電極31と第4電極33が省略されている点
で前記第1の実施の形態と相違する。第2の実施の形態
はチューブ容器1のシーム部5を先端にして無端ベルト
45に載置し、第2電極29をシーム部5と接触させる
と同時に第1電極27を肩部7と接触させることによ
り、シーム部5の欠陥の有無を判断することができる。
また、チューブ容器1のキャップ11を先端にして無端
ベルト45へ載置すれば、肩部7の欠陥の有無を判断す
ることもできる。図中同一態様部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0050】従って、上記構成の第3の実施の形態にお
いては、第1電極27と上側第2電極29から構成され
る検査部を1つ有しているため、チューブ容器1のシー
ム部5または肩部7の欠陥の有無を判断することができ
る。
【0051】また、簡易な構造なため検査装置17の製
造コストの低減を図ることができる。 〔第4の実施の形態〕本発明による検査装置17の第4
の実施の形態を図20を用いて説明する。
【0052】第4の実施の形態は前記第1の実施の形態
の下側第2電極31が上側第2電極29と第4電極33
の中間に設けられ、且つ第2搬送補助ローラ25と第2
搬送機構21との中間に第3搬送補助ローラ177を設
けている点で前記第1の実施の形態と相違する。図中同
一態様部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0053】第4の実施の形態においてシーム部5の欠
陥の有無を判断するには、チューブ容器1のシーム部5
を先端にして無端ベルト45に載置し、上側第2電極
(以下、第2電極と記す。)29をシーム部5と接触さ
せると同時に第1電極27を肩部7と接触させることに
より、シーム部5の欠陥の有無を判断することができ
る。また、肩部7の欠陥の有無を判断するには、シーム
部5の検査を終了したチューブ容器1を前記第1搬送補
助ローラ23,第2搬送補助ローラ25及び第3搬送補
助ローラ177の回転により第3電極(以下、第4電極
と記す。)33の位置する方向へ移動させ、第4電極3
3をシーム部5と接触させると同時に、下側第2電極
(以下、第3電極と記す。)31を肩部7と接触させる
ことにより、肩部7の欠陥の有無を判断することができ
る。
【0054】従って、上記構成の第4の実施の形態にお
いては、検査部をチューブ容器1の搬送方向に対して並
列に2つ設けているため、チューブ容器1のシーム部5
及び肩部7の欠陥の有無を判断することができる。
【0055】尚、本発明は、前記第1の実施の形態と第
4の実施の形態を組み合わせた構造としてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送機構,電源及び検出制御回路を有し、上流側と下流
側とに第1電極と第2電極を配設したことにより、検査
にあたって、検査対象を搬送機構の搬送方向に沿わせて
搬送しつつ検査でき、起立して検査する場合に比べ、検
査が容易である。
【0057】特に、検査部を2組設ければ、検査対象を
搬送方向に沿わせるだけで、検査対象の向きを統一する
必要がなく、より検査が容易で、その自動化が簡易とな
る。また、搬送方向に沿わせて検査対象の検査ができる
ため、検査対象の両面検査を容易に行える装置とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるチューブ
容器検査装置の正面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態におけるチューブ
容器検査装置の平面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態におけるチューブ
容器検査装置の右側面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態において使用する
第2電極の正面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態において使用する
第2電極の棒状端子の正面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態において使用する
第3電極の正面図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態において使用する
第3電極の棒状端子の正面図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態において使用する
第1電極及び第4電極の正面図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態におけるシーム部
の検査状態の概略を示す正面図である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態における肩部の
検査状態の概略を示す正面図である。
【図11】 本発明の第1の他の実施の形態におけるチ
ューブ容器検査装置の平面図である。
【図12】 第2の実施の形態として示した電極の正面
図である。
【図13】 電極の側面図である。
【図14】 他の電極の正面図である。
【図15】 他の電極の正面図である。
【図16】 他の電極の正面図である。
【図17】 第3の実施の形態におけるチューブ容器検
査装置の正面図である。
【図18】 第3の実施の形態において使用する電源及
び検出制御回路のブロック図である。
【図19】 本発明の第3の実施の形態におけるチュー
ブ容器検査装置の概略を示す正面図である。
【図20】 本発明の第4の実施の形態におけるチュー
ブ容器検査装置の正面図である。
【図21】 (A)はチューブ容器の正面図であり、
(B)は同側面図である。
【図22】 (A)はシーム部の接合不良欠陥を示す要
部正面図であり、(B)はピンホール欠陥を示す要部正
面図である。
【符号の説明】 1 チューブ容器(密封包装容器) 17 チューブ容器検査装置 19 第1搬送機構(搬送機構) 21 第2搬送機構(搬送機構) 23 第1搬送補助ローラ(搬送機構) 25 第2搬送補助ローラ(搬送機構) 27 第1電極 29 第2電極 31 第3電極(第2電極) 33 第4電極(第1電極) 77,87 棒状端子(棒状電極) 95 電源 97 検出制御回路 135 円板(環状体) 137 軸 139 孔(貫通孔) 141 駆動ローラ(軸) 143 無端ベルト 145 押圧ローラ(軸) 147 圧力調整ローラ(軸) 157 ローラ(回転体) 161 弾性手段(付勢手段) 163 第2電極 165 貫通孔 167 枠体 169 内壁面 171 棒状導電性端子(導電性端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 一弘 静岡県静岡市弥生町6番48号ポーラ化成 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−70725(JP,A) 特開 昭63−150641(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/40 G01N 27/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材料で形成され内部に内容物が充填
    された密封包装容器のピンホールの有無を検査するピン
    ホール検査装置において、(イ)密封包装容器を搬送す
    る搬送機構と、(ロ)この搬送機構の上流側に位置し、
    密封包装容器の外側表面と接触する第1電極と、(ハ)
    この第1電極の下流側に位置し、第1電極が密封包装容
    器の外側表面と接触している間に密封包装容器の外側表
    面と接触する第2電極と、(ニ)前記第1電極または第
    2電極のいずれか一方に一定値の直流電圧を供給する電
    源と、(ホ)前記第1電極及び第2電極とを結ぶ回路に
    おける電流値変化を検出する検出回路、とを備えたこと
    を特徴とするピンホール検査装置。
  2. 【請求項2】 前記ロ,ハ,ニ,ホから成る検出部を前
    記搬送機構の上流側と下流側に二組設け、上流側の検出
    部には前記第1電極または第2電極のいずれか一方に
    電圧を供給するとともに、下流側の検出部には前記第
    1電極または第2電極のいずれか他方に直流電圧を供給
    することを特徴とする請求項1記載のピンホール検査装
    置。
  3. 【請求項3】 上流側の検出部の第2電極と下流側の検
    出部の第1電極を1つの電極で形成したことを特徴とす
    る請求項2記載のピンホール検査装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電極または第2電極として使用
    される電極は、棒状電極であることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のピンホール検査装置。
  5. 【請求項5】 前記第1電極または第2電極として使用
    される電極は、貫通孔を有する環状体を複数有し、この
    環状体に軸を貫通してなるものであることを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載のピンホール検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1電極または第2電極として使用
    される電極は、複数の軸間に掛け渡された回転可能な導
    電性の無端ベルトであることを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のピンホール検査装置。
  7. 【請求項7】 前記第1電極または第2電極として使用
    される電極は、先端に導電性を有する回転体を有し、こ
    の回転体を密封包装容器に向けて付勢する付勢手段を備
    えたものであることを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載のピンホール検査装置。
  8. 【請求項8】 前記第1電極または第2電極として使用
    される電極は、貫通孔を備えた枠体を有し、この貫通孔
    の内壁面に枠体の中心に向かって延出して多数の導電性
    端子を立設し、この導電性端子が枠体の内部を通過する
    密封包装容器に摺接することを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のピンホール検査装置。
  9. 【請求項9】 前記電源は、温度変化若しくは湿度変化
    による電圧変化を調整して所望の直流電圧値に更正する
    電圧調整回路を設けていることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載のピンホール検査装置。
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JP2001163312A (ja) * 1999-12-03 2001-06-19 Jiyooben Denki Kk 密封包装物の検査方法及びその装置
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KR101919196B1 (ko) * 2016-07-19 2018-11-15 이종엽 플라스틱 컨테이너의 리크 검사장치 및 검사방법
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