JP3338163B2 - ウェザーストリップの端部結合部構造 - Google Patents

ウェザーストリップの端部結合部構造

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JP3338163B2 JP02990294A JP2990294A JP3338163B2 JP 3338163 B2 JP3338163 B2 JP 3338163B2 JP 02990294 A JP02990294 A JP 02990294A JP 2990294 A JP2990294 A JP 2990294A JP 3338163 B2 JP3338163 B2 JP 3338163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばサッシュレス
タイプの自動車ドアに用いられるウェザーストリップの
端部結合部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、サッシュレスドアタイブの車両
にあっては、フロントサイドドアのウエスト部と、フロ
ントピラーとのコーナ部分にドアミラーを取り付ける等
の理由からコーナーピースを取り付けるものがある。こ
のコーナーピースはフロントサイドドウのドア本体周縁
に取り付けられたドアウェザーストリップに連続してあ
って、このドアウェザーストリップと共に車体との間の
水密性を確保できるように構成してある。
【0003】この一例(例えば、本出願人が開示した特
開平1−247217号)を図7〜図11によって説明
すると、図7において、1はフロントサイドドアを示
し、このフロントサイドドア1のウエスト部の前端部に
はコーナーピース2が取り付けられている。このコーナ
ーピース2はドア本体3の周縁に取り付けられたドアウ
ェザーストリップ4の上部側に連結される構成となって
いる。
【0004】図8において、8は図外のコーナーピース
カバーと共にコーナーピース2を構成するコーナーピー
スグラスランを示す。このコーナーピースグラスラン8
の前縁部には上側から下側(即ちドアウエスト部よりも
下側)に延びる延出部としてのウェザーストリップ9が
設けられている。このウェザーストリップ9の端部には
ドアウェザーストリップ4の外縁(断面形状)に整合す
る接合部10が設けられ、この接合部10の端末には、
ドアウェザーストリップ4の中空部4a内に嵌合する凸
部11が設けられている。また、凸部11の背後にはド
アパネル12に沿って延びる舌状部13が形成され、こ
の舌状部13には取付孔13aが形成されている。尚、
上記コーナーピースグラスラン8は、上記ウェザースト
リップ9、接合部10、凸部11、舌状部13を含めて
型成形により軟質あるいは硬質ゴムにより一体かつ同時
に成形される。
【0005】一方、上記ドアウェザーストリップ4は図
11に示すようにドア本体3の内周縁に沿って取り付け
られ、中空部4aを有するものであって、上記コーナー
ピースグラスラン8の接合部10に当接すると共に上記
中空部4aにコーナーピースグラスラン8の凸部11を
受容するものである。そして、ドアウェザーストリップ
4の上端部には、上記コーナーピースグラスラン8の舌
状部13に対応する取付基部14にクリップ15が埋設
され、このクリップ15により上記舌状部13をドアパ
ネル12に固定するようになっている。尚、上記ドアウ
ェザーストリップ4は軟質あるいは硬質ゴムで押し出し
成形により製造される。
【0006】上記コーナーピースグラスラン8のウェザ
ーストリップ9とドア本体3側のドアウェザーストリッ
プ4の接合構造によれば、コーナーピースグラスラン8
の凸部11をドアウェザーストリップ4の中空部4aに
差し込んでコーナーピースグラスラン8の接合部10と
ドアウェザーストリップ4の上端とを当接させ両者を連
続した状態に結合すると共に、ドアウェザーストリップ
4のクリップ15をコーナーピースグラスラン8の舌状
部13の取付孔13aを貫通させてドアパネル12に係
止させることで両者を取り付ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコーナーピースグラスラン8のウェザーストリップ
9とドア本体3側のドアウェザーストリップ4の接合構
造では、図9に示すように、ドアウェザーストリップ4
とウェザーストリップ9の接合面の切断加工精度により
両者間に隙間Cが発生したり、クリップ15側のドアウ
ェザーストリップ4がドアパネル12に密着する部分に
も三角状の隙間Dが発生し易く、これら各隙間C,Dが
発生した場合にはコーナーピース2の水密性が悪くなる
虞れがあった。また、図9に示すように、ドアウェザー
ストリップ4とウェザーストリップ9の接合部分からク
リップ15までの長さが短いため図外のクリップ自動挿
入機を使えないので、手作業によりドアウェザーストリ
ップ4の取付基部14にクリップ15を埋設していたた
め、製造工数が多くかかってコスト高となる不利点があ
った。
【0008】そこで、この発明は、2つのウェザースト
リップの端部を簡単な作業により隙間なく連結させるこ
とができるウェザーストリップの端部結合部構造を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】2つのウェザーストリッ
プの端部を結合するウェザーストリップの端部結合部構
造において、一方のウェザーストリップの端部に他方の
ウェザーストリップの端部を包み込む包持部を形成し、
この包持部に内部に工具挿通部を有するロケート柱を設
けると共に該ロケート柱の先端にパネル材に係止するグ
ロメット部を設け、他方のウェザーストリップの端部に
は上記ロケート柱の貫通孔を形成し、ロケート柱を貫通
孔に挿入しロケート柱のグロメット部をパネル材に係止
して一方のウェザーストリップを他方のウェザーストリ
ップに連結するようにしてある。
【0010】
【作用】一方のウェザーストリップの包持部の内部のロ
ケート柱を他方のウェザーストリップの貫通孔に挿入
し、ロケート柱のグロメット部をパネル材に係止する。
この簡単な作業により、一方のウェザーストリップの包
持部の内部に他方のウェザーストリップの端部側が包み
込まれた状態で隙間なく連結されて2つのウェザースト
リップがパネル材に取付けられる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。尚、図7に示すフロントサイドドア1は援用すると
共に、前記従来の構成と同一態様部分には同一符号を付
して説明する。
【0012】図3において、8は図外のコーナーピース
カバーと共にコーナーピース2を構成するコーナーピー
スグラスランを示す。このコーナーピースグラスラン8
の前縁部には上側から下側(即ちドアウエスト部よりも
下側)に延びるウェザーストリップ5が設けられてお
り、このウェザーストリップ5の下端部5aがドア本体
3の周縁に取り付けられたドアウェザーストリップ4の
上端部4bに連結されるようになっている。
【0013】この一方のウェザーストリップ5の下端部
5aには他方のウェザーストリップ4の上端部4b側を
包み込む包持部5bを形成してある。図1〜図4に示す
ように、ウェザーストリップ5の下端部5aの包持部5
bの内部には工具挿通穴(工具挿入部)6aを有する一
対のロケート柱6,6を一体突出形成してある共に、各
ロケート柱6の先端にはドアパネル(パネル材)12に
係止するグロメット部7を一体突出形成してある。ま
た、図5に示すように、他方のウェザーストリップ4の
上端部4bには上記各ロケート柱6,6が貫通する一対
の貫通孔4c,4cを形成してある。
【0014】尚、図2に示すように、ウェザーストリッ
プ5の包持部5bの断面形状は、ドアウェザーストリッ
プ5の外周面形状に沿うような湾曲した形状に形成して
ある。また、図1に示すように、ウェザーストリップ5
の包持部5bの下端部5a側はドアウェザーストリップ
4の外周面側に傾斜したテーパ状(このテーパ状の部分
を図1中符号5cで示す)になっており、ドアウェザー
ストリップ4の外周面を隙間なく包み込んで連結できる
ようになっている。さらに、コーナーピースグラスラン
8はウェザーストリップ5、ロケート柱6、グロメット
部7を含めて型成形により軟質あるいは硬質ゴムにより
一体かつ同時に成形されると共に、ドアウェザーストリ
ップ4は軟質あるいは硬質ゴムで押し出し成形により製
造される。
【0015】以上実施例の構造によれば、コーナーピー
スグラスラン8のウェザーストリップ5の包持部5b内
に突出した一対のロケート柱6,6を、ドアウェザース
トリップ4の上端部4b側の一対の貫通孔4c,4cに
挿入し、各ロケート柱6のグロメット部7をドアパネル
12の取付孔12aに係止させる。これにより、ドアウ
ェザーストリップ4の上端部4b側はウェザーストリッ
プ5の下端部5a側の包持部5bに包み込まれるように
して簡単に連結されると共に、ドアウェザーストリップ
4とウェザーストリップ5は共にドアパネル12に取付
けられる。したがって、取付作業を簡単に行うことがで
きる。
【0016】また、図2に示すように、ウェザーストリ
ップ5の包持部5b内にドアウェザーストリップ4の上
端部4b側は隙間なく包み込まれるように連結されると
共に、ウェザーストリップ5とドアウェザーストリップ
4との連結部分はドアパネル12に確実に密接され、し
たがって、水密性の点で有利となる。
【0017】そして、コーナーピースグラスラン8は、
ウェザーストリップ5とロケート柱6及びグロメット部
7を一体で型成形により製造でき、従来のクリップ固定
の場合に比べて少ない工数で済むと共に、ドアウェザー
ストリップ4の上端部4b側は押し出し成形によって製
造したものをそのままで使用できるため型成形が必要な
く、貫通孔4cの孔加工だけで対応可能となり、したが
って製造工数の削減によりコストダウンを図ることがで
きる。また、ロケート柱6の工具挿入穴6aを用いるこ
とにより図外の自動挿入機によりウェザーストリップ5
をドアウェザーストリップ4及びドアパネル12に自動
的に取付けることができるので、この点からもコストダ
ウンを図ることができる。
【0018】尚、前記実施例によれば、フロントサイド
ドアのウエスト部の前端側のコーナーピースのウェザー
ストリップとドア本体の周縁に取付けられるドアウェザ
ーストリップの端部連結部構造を示したが、図6に示す
ように、フロントサイドドアのウエスト部の後端側のド
ア端末のウェザーストリップ5′とドアウェザーストリ
ップの端部連結部構造に適用できることは勿論である。
また、ロケート柱は工具挿入穴を有する中空状に形成し
たが、中実状に形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、2つ
のウェザーストリップを一方が他方を包み込むようにし
て簡単に連結することができると共に、両者及びパネル
材との間に隙間を発生させることなく連結できるため水
密性の点で有利となるという効果がある。また、一方の
ウェザーストリップの包持部やロケート柱等は全体が型
成形される際に同時に成形できるため製造工数が増加す
ることはなく、且つ他方のウェザーストリップにはロケ
ート柱が貫通する貫通孔のみを加工すればよいので、全
体として製造工数を削減することができ、その結果コス
トダウンを図ることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すドアウェザーストリッ
プとコーナーピースのウェザーストリップとの連結構造
を示す説明図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】上記コーナーピースの概略を示す斜視図。
【図4】上記ウェザーストリップの下端部側に形成され
た包持部の斜視図。
【図5】上記ドアウェザーストリップの上端部の斜視
図。
【図6】他の態様のフロントサイドドアのウエスト部の
後端側のドア端末のウェザーストリップを示す斜視図。
【図7】自動車の前部の斜視図。
【図8】従来のウェザーストリップの接合部分の分解斜
視図。
【図9】従来のウェザーストリップの接合された状態の
要部詳細図。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図。
【図11】従来のウェザーストリップの配置状況を示す
説明図。
【符号の説明】
4…ドアウェザーストリップ(他方のウェザーストリッ
プ) 4b…上端部(端部) 4c…貫通孔 5…ウェザーストリップ(一方のウェザーストリップ) 5a…下端部(端部) 5b…包持部 6…ロケート柱 6a…工具挿入部 7…グロメット部 12…ドアパネル(パネル材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのウェザーストリップの端部を結合
    するウェザーストリップの端部結合部構造において、一
    方のウェザーストリップの端部に他方のウェザーストリ
    ップの端部を包み込む包持部を形成し、この包持部に内
    部に工具挿通部を有するロケート柱を設けると共に該ロ
    ケート柱の先端にパネル材に係止するグロメット部を設
    け、他方のウェザーストリップの端部には上記ロケート
    柱の貫通孔を形成し、ロケート柱を貫通孔に挿入し該ロ
    ケート柱のグロメット部をパネル材に係止して一方のウ
    ェザーストリップを他方のウェザーストリップに連結す
    ることを特徴とするウェザーストリップの端部結合部構
    造。
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