JP3337856B2 - 火災報知設備における中継器 - Google Patents

火災報知設備における中継器

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JP3337856B2 JP08186995A JP8186995A JP3337856B2 JP 3337856 B2 JP3337856 B2 JP 3337856B2 JP 08186995 A JP08186995 A JP 08186995A JP 8186995 A JP8186995 A JP 8186995A JP 3337856 B2 JP3337856 B2 JP 3337856B2
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靖夫 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知設備における
中継器に関する。
【0002】
【従来の技術】火災報知設備における中継器は、火災受
信機と、火災感知器、防排煙機器等の被制御機器等の端
末機器との間に接続され、火災感知器が火災を感知した
ときに火災信号を火災受信機に送出し、防排煙機器等を
制御する命令を火災受信機から受けたときにその防排煙
機器等を制御するものである。また、中継器にはマイク
ロプロセッサが設けられ、このマイクロプロセッサが、
中継器全体、各端末機器を制御するとともに、火災受信
機との交信を制御する。
【0003】ところで、中継器に設けられているマイク
ロプロセッサがイニシャル処理を行うときの消費電流
は、そのイニシャル処理終了後の処理における消費電流
よりも大きい(通常状態では、周期的に起き上がって処
理を行う等の理由による)。したがって、中継器に電源
供給を開始した場合、マイクロプロセッサのイニシャル
処理時における消費電流が大きいために、火災受信機の
許容出力電力が小さいと、火災受信機が供給する電圧が
低下し、1つの火災受信機に多数の中継器が接続されて
いると、火災受信機と中継器とを接続する電源兼信号線
の電圧が極端に低下する。この極端な電圧低下を防止す
るために、従来は、イニシャル処理時に合わせて、火災
受信機の許容出力電力をある程度大きくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中継器におけ
るマイクロプロセッサがそのイニシャル処理を終了した
後には、消費電流が少なくなるので、イニシャル処理の
終了後だけを見れば、火災受信機の許容出力電力が無駄
に大きいという問題がある。
【0005】本発明は、中継器のマイクロプロセッサの
イニシャル処理時に、火災受信機と中継器とを接続する
電源兼信号線の電圧が極端に低下することがなく、ま
た、イニシャル処理の終了後において、火災受信機の許
容出力電力が過剰にならない火災報知設備における中継
器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロプロ
セッサを有する中継器において、イニシャル処理時にお
けるマイクロプロセッサの処理速度を、イニシャル処理
の終了後における処理速度よりも遅くするものである。
【0007】
【作用】本発明は、マイクロプロセッサを有する中継器
において、イニシャル処理時におけるマイクロプロセッ
サの処理速度を、イニシャル処理の終了後における処理
速度よりも遅くするので、中継器のマイクロプロセッサ
のイニシャル処理時に、火災受信機と中継器とを接続す
る電源兼信号線の電圧が極端に低下することがなく、ま
た、イニシャル処理の終了後において、火災受信機の許
容出力電力が過剰にならない。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である中継器Cを
示すブロック図である。
【0009】中継器Cは、中継器Cの全体を制御するマ
イクロプロセッサ10と、火災受信部としての火災受信
機(図示せず)から受信信号を受信する受信回路41
と、直列信号の受信信号を並列信号に変換する直並列変
換回路42と、火災感知器D11〜D1nから火災信号
を受信する火災信号受信回路43と、火災感知器D21
〜D2nから火災信号を受信する火災信号受信回路43
aと、火災感知器D11〜D1nを接続する信号線の断
線を監視する断線監視回路44と、火災感知器D21〜
D2nを接続する信号線の断線を監視する断線監視回路
44aと、地区ベルB11〜B1nを制御する地区ベル
制御回路45と、地区ベルB21〜B2nを制御する地
区ベル制御回路45aと、防排煙機器F1〜Fnを制御
する防排煙制御回路46と、マイクロプロセッサ10か
らの並列信号を直列信号に変換する並直列変換回路47
と、火災受信機へ送信する送信回路48とを有してい
る。なお、火災受信機と中継器Cとは、電源兼信号線L
によって、他の火災感知器等を含む複数の端末機器とと
もに接続されており、また、符号ER1、ER2は、終
端器を示すものである。
【0010】また、中継器Cは、システムプログラムと
図2に示すフローチャートのプログラムを記憶するRO
M21と、火災監視用プログラムを記憶するROM22
と、試験用プログラムを記憶するROM23と、制御用
プログラムを記憶するROM24と、中継器Cの自己ア
ドレスを記憶するROM25とを有し、また、受信した
アドレスコードを記憶するRAM31と、受信命令コー
ドを記憶するRAM32と、作業用のワークエリアとし
て使用するRAM33とを有する。
【0011】なお、マイクロプロセッサ10は、動作す
べきシステムクロックの周波数を高い周波数と低い周波
数との間で切り換え可能なものであり、また、マイクロ
プロセッサ10とROM21とは、マイクロプロセッサ
10のイニシャル処理時における処理速度を、イニシャ
ル処理の終了後における処理速度よりも遅くする処理速
度制御手段の例である。
【0012】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0013】図2は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0014】マイクロプロセッサ10のイニシャル処理
を開始する場合、まず、マイクロプロセッサ10のシス
テムクロックの周波数を低い値にセットする(S1)。
その後、マイクロプロセッサ10の各ポートを初期設定
し(S2)、RAM31〜33を初期化し、検査し(S
3)、ROM22〜25を検査する(S4)。これによ
ってマイクロプロセッサ10の初期化が終了し、この初
期化の間、マイクロプロセッサ10のクロックパルスが
遅くなっているので、マイクロプロセッサ10における
消費電流が小さい。したがって、電源兼信号線Lの電圧
低下が少なくなる。
【0015】その後、マイクロプロセッサ10で使用す
るシステムクロックの周波数を本来の高い周波数に戻し
(S5)、以後、その高い周波数でマイクロプロセッサ
が動作する。この場合、システムクロックの周波数を本
来の高い周波数に戻しても、マイクロプロセッサ10の
イニシャル処理が終了しているので、マイクロプロセッ
サ10における消費電流が大きくなることはなく、した
がって、電源兼信号線Lの電圧低下が大きくはならな
い。
【0016】つまり、上記実施例においては、イニシャ
ル処理時におけるマイクロプロセッサ10の処理速度
を、イニシャル処理の終了後における処理速度よりも遅
くしているので、中継器Cにおけるマイクロプロセッサ
10のイニシャル処理時に、火災受信機と中継器とを接
続する電源兼信号線Lの電圧が極端に低下することがな
く、また、イニシャル処理の終了後において、火災受信
機の許容出力電力が過剰にはならない。
【0017】上記実施例は、1つの中継器Cに火災感知
器、地区ベル、防排煙機器が接続されているが、1つの
中継器Cに、火災感知器、地区ベル、防排煙機器のうち
の1種類のみが接続されている場合も、上記と同様に、
マイクロプロセッサのイニシャル処理時に電源兼信号線
の電圧が極端に低下することがなく、また、イニシャル
処理の終了後における火災受信機の許容出力電力が過剰
にはならない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、中継器のマイクロプロ
セッサのイニシャル処理時に、火災受信機と中継器とを
接続する電源兼信号線の電圧が極端に低下することがな
く、また、イニシャル処理の終了後において、火災受信
機の許容出力電力が過剰にならないという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である中継器Cを示すブロッ
ク図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
C…中継器、10…マイクロプロセッサ、 21…ROM、 D11〜D1n、D21〜D2n…火災感知器、 B11〜B1n、B21〜B2n…地区ベル、 F1〜Fn…防排煙機器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−291094(JP,A) 特開 平3−33997(JP,A) 特開 昭62−249299(JP,A) 特開 平2−201595(JP,A) 特開 平3−137784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 25/00 520

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサを有する中継器にお
    いて、 イニシャル処理時における上記マイクロプロセッサの処
    理速度を、上記イニシャル処理の終了後における処理速
    度よりも遅くする処理速度制御手段を有することを特徴
    とする火災報知設備における中継器。
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