JP3337848B2 - 汚物処理器 - Google Patents

汚物処理器

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JP3337848B2
JP3337848B2 JP04623895A JP4623895A JP3337848B2 JP 3337848 B2 JP3337848 B2 JP 3337848B2 JP 04623895 A JP04623895 A JP 04623895A JP 4623895 A JP4623895 A JP 4623895A JP 3337848 B2 JP3337848 B2 JP 3337848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済み紙おむつや生
ごみなどの汚物を処理するための汚物処理器に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来の汚物処理器は、特
開平1-226601号公報に示すように、汚物が押し込まれる
開口部を上部に有しており、該開口部内には、汚物を密
閉包装するためのパッケージング用カセットが設けられ
ている。そして、このパッケージング用カセット内に
は、フィルム状の可撓性チューブが折り畳み状態で収納
されている。
【0003】この種の汚物処理器では、開口部内に押し
込まれた紙おむつは可撓性チューブに包まれつつ下方に
移動し、この状態から、開口部に装着した蓋を回すと、
可撓性チューブの上部が絞り込まれて、紙おむつがフィ
ルム密閉される。そして、同様の操作を繰り返すことに
より、紙おむつがウインナー詰めのように次々とフィル
ム密閉され、処理器内に紙おむつのパッケージが多数形
成される。
【0004】このように、従来の汚物処理器では、紙お
むつ等の汚物が密閉包装されるので、汚臭が外部に漏れ
ることはないが、その反面、特殊な可撓性チューブが順
次繰り出されるように構成された特殊な構造のカセット
を用いる必要があり、このため、生産コストが高くなる
という問題がある。また可撓性チューブを使い切れば、
新しいカセットを購入する必要があるため、維持コスト
も高い。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みなされた
もので、汚臭の外部への漏れをある程度防止することが
でき、しかもコストを低減でき、さらには操作性を向上
できる汚物処理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る汚物処理器
は、上方に開口を有する処理器本体と、前記開口を閉塞
する蓋体とを備えた汚物処理器において、前記処理器本
体に、該処理器本体内に収納される可撓性の袋の開口周
縁部を着脱可能に固定する固定部材と、前記固定部材の
下方に配置され、前記袋の開口部を選択的に開閉する開
閉機構とが設けられ、前記蓋体に、前記開閉機構の上に
載せられた汚物を前記袋の内部に落とし込むための落と
し込み機構が設けられていることを特徴としている。
【0007】請求項2の発明に係る汚物処理器は、請求
項1において、前記落とし込み機構が、先端が円錐状に
形成されるとともに、前記汚物に上方から弾性的に当接
する汚物押さえを有していることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明に係る汚物処理器は、請求
項2において、前記汚物押さえの裏面側にロッドの一端
が取り付けられ、前記蓋体の略中心部に、前記ロッドを
スライド自在に支持する支持部材が設けられるととも
に、前記汚物押さえを常時下方に付勢する付勢手段が設
けられていることを特徴としている。
【0009】請求項4の発明に係る汚物処理器は、請求
項3において、前記ロッドに係合部が設けられ、前記支
持部材に、前記汚物押さえの上方位置において、前記係
合部が係脱自在に係合し得る被係合部が設けられている
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る汚物処理器の使用の際には、ま
ず、可撓性の袋、例えば市販のごみ袋を処理器本体内に
入れ、袋の開口周縁部を固定部材により固定しておく。
このとき、袋の開口部は開閉機構により閉じられてい
る。また処理器本体の開口は蓋体により閉塞される。
【0011】この状態から、紙おむつ等の汚物を処理す
る際には、蓋体を開けて、処理器本体の開口から処理器
本体内に汚物を入れ、該汚物を開閉機構の上に載せる。
その後、蓋体を閉じる。
【0012】次に、操作者が開閉機構を操作して袋の開
口部を開ける。すると、落とし込み機構の作動により、
開閉機構上の汚物が袋内に落下して収納される。汚物の
収納後は、開閉機構の作動により、袋の開口部が閉じら
れる。
【0013】この場合には、汚物を処理器本体内に落と
し込む場合にのみ袋の開口部が開くので、袋内に収納さ
れた汚物の汚臭が外部に漏れるのを必要最少限度に抑え
ることができる。
【0014】しかも、この場合には、一般に安価な市販
のごみ袋を使用することができるので、生産コスト及び
維持コストを低減させることができる。また、汚物の収
納時には、落とし込み機構が作動して汚物が袋の内部に
落とし込まれるので、比較的大きめの汚物であっても、
袋内に容易に収納することができ、これにより、操作性
を向上できる。
【0015】また、請求項2の発明では、落とし込み機
構が汚物の上方から弾性的に当接する汚物押さえを有し
ているので、蓋体を閉めた状態で汚物を袋内に落とし込
む操作を容易に行うことができる。しかも、汚物押さえ
の先端が円錐状に形成されているので、汚物を袋内に落
とし込み易くなっている。
【0016】さらに、請求項3の発明によれば、汚物押
さえが支持部材にスライド自在に支持されているので、
比較的大きめの汚物であっても、処理器本体内の開閉機
構上に汚物を載せた状態で蓋体を容易に閉めることがで
き、これにより、汚物の汚臭が外部に漏れるのを防止で
きる。しかも、付勢手段の付勢力により、開閉機構上の
汚物の袋内への落とし込みを一層容易に行えるようにな
る。
【0017】また、請求項4の発明によれば、ロッドの
係合部を支持部材の被係合部に係合させることにより、
汚物押さえを上方位置で保持することができる。これに
より、必要に応じて、汚物押さえを上方に退避させるこ
とが可能になり、大きな汚物を収納する場合等において
より操作性を向上できるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図13は本発明の一実施例による
汚物処理器を説明するための図である。図1は汚物処理
器の全体斜視図、図2,図3は縦断面概略図であって、
図2は蓋体を閉じた状態を、図3は蓋体を開けた状態を
それぞれ示している。図4は図2の上部詳細断面図、図
5は図4の V-V線断面図(ただし、蓋体部分を省略)、
図6は図5の VI-VI線矢視図、図7(a),(b),
(c)はそれぞれ落とし込み機構のロッドの正面図,側
面図,底面図、図8(a),(b)はそれぞれ蓋体側の
中空部材(支持部材)の平面図,正面図、図9は開閉機
構の平面図、図10,図11はそれぞれ開閉機構の第
1,第2リンク部材の平面図、図12は図9の XII-XII
線矢視図、図13は図9の一部拡大図である。
【0019】図1ないし図3に示すように、この汚物処
理器1は、上方に開口を有する処理器本体2と、該開口
を閉塞する開閉可能な蓋体3とを備えている。処理器本
体2内には、例えば使用済み紙おむつ10を入れるため
の可撓性の袋11が収納される。この袋11としては、
ポリエチレン製またはポリプロピレン製等の市販のごみ
袋が採用される。
【0020】処理器本体2の上部には、袋11の開口周
縁部11aを着脱可能に固定する固定部材4が設けられ
ている。固定部材4の下方には、袋11の開口部を選択
的に開閉するための開閉機構5が設けられている。また
処理器本体2の外部には、開閉機構5を操作するための
操作部51が設けられている。
【0021】蓋体3の内側には、開閉機構5の上に載せ
られた紙おむつ10を袋11内に落とし込むための落と
し込み機構8が設けられている。この落とし込み機構8
は、先端が円錐状に形成された汚物押さえ20を有して
いる。汚物押さえ20の裏面側にはロッド21の一端が
固定されており、該ロッド21の他端は、蓋体3の中心
部に固定された中空軸(支持部材)22内に出没自在に
挿入されている。またロッド21及び中空軸22の外周
にはコイルばね23が縮設されており、該コイルばね2
3の一端は汚物押さえ20の裏面に、他端は蓋体3の内
壁面に圧接している。
【0022】このコイルばね23のばね力により、汚物
押さえ20は常時突出側に付勢されており、その最下方
位置(落とし込み位置)では開閉機構5内に進入するよ
うになっている(図4参照)。これにより、開閉機構5
上に置かれた汚物10の袋11内への落とし込みを確実
に行うことができる。
【0023】固定部材4は、図4ないし図6に示すよう
に、処理器本体2の上部開口内壁面2aに沿って延びる
一対の半リング状部材41から構成されている。各半リ
ング状部材41の両端部には、斜め下方に延びるフラン
ジ部42が形成されており、該フランジ部42の先端に
は、処理器本体2を挿通する支軸部43が取り付けられ
ている。これにより、各半リング状部材41が、各支軸
部43の中心軸回りを回動自在になっている(図5参
照)。なお、各半リング状部材41の下方への回動は、
内壁面2a下部の肩部2bで止まるようになっている。
【0024】前記落とし込み機構8の汚物押さえ20は
中空部材であって(図4参照)、その内部には、汚臭を
吸収するための脱臭シート27が装着されている。そし
て、汚物押さえ20の裏面側には、多数の孔が形成され
たキャップ28が取り付けられている。
【0025】落とし込み機構8のロッド21は、図7に
示すような横断面十字状の部材であり、互いに直交する
平板状部材24,29から構成されている。また、ロッ
ド21の下部には、汚物押さえ20の底部に形成された
ボス部20a(図4)内に固定される基部21aが設け
られている。ロッド21の上部において平板状部材24
には、法線方向に突出する突起(係合部)24aが形成
されるとともに、軸方向に延びる切欠き24bが形成さ
れている。
【0026】落とし込み機構8の中空軸22は、図8に
示すように、その上部にキャップ状部材22aを有して
おり、該キャップ状部材22aが、蓋体3に取り付けら
れたつまみ31の下部を構成している。また中空軸22
には、軸方向に延びかつ上方に開口する切欠き22bが
略180°間隔で形成されており、該各切欠き22b内
に、ロッド21の各突起24aが上下方向スライド自在
に係合している。
【0027】なお、ロッド21には、上述のように、上
部に切欠き24bが形成されているので、各突起24a
が内方に撓みやすくなっており、これにより、ロッド2
1の中空軸22内への挿入、及び各突起24aの各切欠
き22b内への係合が容易に行えるようになっている。
【0028】また中空軸22の上部には、切欠き22b
よりも幅広の切欠き22cが形成されている。この切欠
き22cの底部(被係合部)22dには、汚物押さえ2
0が上方に配置されたときに、ロッド21の突起24a
の下部が係合し得るようになっている。
【0029】開閉機構5は、図9ないし図11に示すよ
うに、各々左右一対の第1リンク部材52及び第2リン
ク部材55から構成されている。
【0030】第1リンク部材52は、略円板状の基部5
3と、これと一体に形成されたリンク本体54とを有し
ている。基部53の略中央部には孔53aが形成されて
おり、各第1リンク部材の各基部53は、各孔53aが
一致した状態で上下に重ねられている。一方、処理器本
体2の内部には、下方に延びる支軸部25,26が形成
されており(図5参照)、支軸部25が各第1リンク部
材52の各孔53a内に挿入されている。これにより、
各第1リンク部材52が支軸部25に回動自在に支持さ
れており、各第1リンク部材52は、両者が互いに離反
した開位置(図9実線位置)と、互いに接近した閉位置
(同図一点鎖線位置)とをとり得る。
【0031】各リンク本体54の下方にはコイルばね5
0が張設されており、コイルばね50の各端部は、各リ
ンク本体54の各下面に係止されている。このコイルば
ね50のばね力により、各第1リンク部材52は、常時
閉位置側に付勢されている。また各基部53には、各第
1リンク部材52を開位置側に回動させるための操作部
51が外方に突出して形成され、リンク本体54には、
円弧状に延びる長孔54aが形成されている。
【0032】また各基部53には、円弧状に延びる切欠
き53bが形成されている。そして、各第1リンク部材
52が開位置におかれたとき、図13に示すように、各
切欠き53bの一部が重なり合って間隙sが形成される
ようになっている。
【0033】その一方、各基部53の上方には、各第1
リンク部材52を開位置でロックするためのロック部材
6が配置されている。ロック部材6には長手方向に延び
る長孔6aが形成されている。長孔6a内には、処理器
本体2内部の支軸部25が挿入されており、ロック部材
6は、この支軸部25にスライド自在に係合している。
またロック部材6の先端下部には、下方に突出するとと
もに、前記間隙s内に係合し得る係合突起部6bが形成
されている(図5参照)。この係合突起部6bが間隙s
内に係合することにより、各第1リンク部材52が全開
状態でロックされるようになっている。
【0034】第2リンク部材55の一端には孔56が形
成されており、各第2リンク部材55は、各孔56が一
致した状態で上下に重ねられている。各孔56内には、
処理器本体2内部に形成された支軸部26が挿入されて
おり、各第2リンク部材55は支軸部26の回りを回動
自在になっている。
【0035】また、第2リンク部材55の他端は上下に
二股状に形成されており、上肢部57には孔57aが形
成され、下肢部58には、孔57aに対応する位置に略
円柱状の突起部59が設けられている(図12参照)。
そして、各突起部59は、各第1リンク部材52の円弧
状の長孔54a内にスライド自在に係合している。
【0036】この構成により、第1リンク部材52が回
動すると、各突起部59が長孔54a内をスライドし、
各第2リンク部材55が各第1リンク部材に連動して開
閉するようになっている(図9実線及び一点鎖線参
照)。また第2リンク部材55には、長手方向に延びる
平坦面60が形成されており、該各平坦面60は、該各
第2リンク部材55が閉状態のときに袋11の開口部に
左右方向から当接して、袋11内に収納された汚物10
の汚臭が該開口部から外部に漏れるのを防止している。
【0037】次に、本実施例の作用効果について説明す
る。汚物処理器1の使用の際には、予め、可撓性の袋で
ある市販のごみ袋11を処理器本体2内に入れて、袋1
1の開口周縁部11aを固定部材4により固定してお
く。すなわち、固定部材4の各半リング状部材41を上
方に回動させ、各半リング状部材41と処理器本体2の
肩部2bとの間に袋11の開口周縁部11aを通し、そ
の後、各半リング状部材41を下方に回動させて、袋開
口周縁部11aを、各半リング状部材41と肩部2bと
で挟持する。なお、このとき、袋11の開口部は開閉機
構5により閉じられている。
【0038】この状態から、紙おむつ等の汚物10を処
理する際には、蓋体3を開けて、処理器本体2の上部開
口から処理器本体2内に汚物10を入れ、汚物10を開
閉機構5の上に載せる(図3参照)。その後、蓋体3を
閉じる。このとき、汚物10には、コイルばね23の弾
性反発力により、汚物押さえ20が上方から圧接する。
また、このとき、汚物10の大きさに応じ、ロッド21
が中空軸22内をスライドして、汚物押さえ20が適宜
上方に移動するので、比較的大きめの汚物であっても、
開閉機構5上に汚物を載せた状態で容易に蓋体を閉める
ことができる。
【0039】次に、操作者が操作部51を手で操作し、
第1リンク部材52をコイルばね50のばね力に抗して
回動させ、各第1リンク部材52を開位置におく(図9
実線参照)。このとき、各第1リンク部材52に連動し
て各第2リンク部材55も回動し、同様に開位置におか
れる。
【0040】このように、第1,第2リンク部材52,
55が開位置におかれることにより、袋11の開口部が
開き、汚物押さえ20の押付力も加わって、汚物10が
袋11内に落下して収納される(図2参照)。このと
き、汚物押さえ20の先端面が円錐状に形成されている
ので、汚物20の袋11内への落とし込みが容易に行わ
れるようになっている。次に、操作部51から手を離す
と、コイルばね50のばね力により、第1及び第2リン
ク部材52,55が閉位置に移動して、袋11の開口部
が再び閉じられる。以下、同様の操作を繰り返すことに
より、袋11内に多数の汚物10が収納されることにな
る。
【0041】この場合には、汚物10を処理器本体2内
に落とし込む場合にのみ袋11の開口部が開くので、袋
11内に収納された汚物10の汚臭が外部に漏れるのを
必要最少限度に抑えることができる。
【0042】しかも、この場合には、一般に安価な市販
のごみ袋を使用することができるので、生産コスト及び
維持コストを低減させることができる。また、汚物の収
納時には、落とし込み機構8により汚物が袋11の内部
に落とし込まれるので、開位置におかれた各第1,第2
リンク部材52,55により形成される開口よりも若干
大きめの汚物であっても、袋11内に容易に収納するこ
とができ、これにより、操作性を向上できる。
【0043】さらに、開位置におかれた各第1,第2リ
ンク部材52,55により形成される開口よりも、汚物
10が大きなものである場合には、各第1,第2リンク
部材52,55を全開状態にしたまま、ロック部材6を
スライドさせて係合突起部6bを各第1リンク部材54
の間隙sに係合させ、各第1リンク部材52を全開状態
でロックする。この状態から、操作者が、各第1,第2
リンク部材52,55により形成される開口内に汚物1
0を押し込むようにすればよい。
【0044】また、必要に応じて、汚物押さえ20を上
方に退避させることができる。この場合には、蓋体3を
開け、汚物押さえ20及びロッド21をコイルばね23
のばね力に抗して上方に移動させた後、汚物押さえ20
を若干量回転させる。このときロッド21上部の突起2
4aが中空軸22の切欠き22bから外れ、該突起24
aが切欠き22c内で回転して、底部22dに係合す
る。これにより、汚物押さえ20が上方で保持された状
態になる(図4一点鎖線参照)。
【0045】このように汚物押さえ20を上方に退避さ
せる場合としては、汚物が、開位置におかれた各第1,
第2リンク部材52,55により形成される開口よりも
十分に小さくて、落とし込み機構8によらなくても汚物
が袋内に落下して収納される場合などである。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明に係る汚物処理器に
よれば、袋の開口周縁部を着脱可能に固定する固定部材
と、袋の開口部を開閉する開閉機構と、汚物を袋の内部
に落とし込む落とし込み機構とが設けられるので、汚臭
の外部への漏れをある程度防止することができ、しかも
コストを低減でき、操作性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による汚物処理器の全体斜視
図。
【図2】蓋体を閉じた状態における前記汚物処理器の縦
断面概略図。
【図3】蓋体を開けた状態における前記汚物処理器の縦
断面概略図。
【図4】図2の上部詳細断面図。
【図5】図4の V-V線断面図(ただし、蓋体部分を省
略)。
【図6】図5の VI-VI線矢視図。
【図7】(a)は前記汚物処理器の落とし込み機構を構
成するロッドの正面図、(b)はその側面図、(c)は
底面図。
【図8】(a)は前記落とし込み機構を構成する中空部
材の平面図、(b)はその正面図。
【図9】前記汚物処理器の開閉機構の平面図。
【図10】前記開閉機構の第1リンク部材の平面図。
【図11】前記開閉機構の第2リンク部材の平面図。
【図12】図9の XII-XII線矢視図。
【図13】図9の一部拡大図。
【符号の説明】
1 汚物処理器 2 処理器本体 3 蓋体 4 固定部材 5 開閉機構 8 落とし込み機構 20 汚物押さえ 21 ロッド 22 中空軸(支持部材) 23 コイルばね 24a 突起(係合部) 22d 底部(被係合部) 10 使用済み紙おむつ(汚物) 11 袋 11a 開口周縁部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口を有する処理器本体と、前記
    開口を閉塞する蓋体とを備えた汚物処理器において、 前記処理器本体には、 該処理器本体内に収納される可撓性の袋の開口周縁部を
    着脱可能に固定する固定部材と、 前記固定部材の下方に配置され、前記袋の開口部を選択
    的に開閉する開閉機構とが設けられ、 前記蓋体には、前記開閉機構の上に載せられた汚物を前
    記袋の内部に落とし込むための落とし込み機構が設けら
    れている、ことを特徴とする汚物処理器。
  2. 【請求項2】 前記落とし込み機構は、先端が円錐状に
    形成されるとともに、前記汚物に上方から弾性的に当接
    する汚物押さえを有している、ことを特徴とする請求項
    1記載の汚物処理器。
  3. 【請求項3】 前記汚物押さえの裏面側にはロッドの一
    端が取り付けられ、前記蓋体の略中心部には、前記ロッ
    ドをスライド自在に支持する支持部材が設けられるとと
    もに、前記汚物押さえを常時下方に付勢する付勢手段が
    設けられている、ことを特徴とする請求項2記載の汚物
    処理器。
  4. 【請求項4】 前記ロッドには係合部が設けられ、前記
    支持部材には、前記汚物押さえの上方位置において、前
    記係合部が係脱自在に係合し得る被係合部が設けられて
    いる、ことを特徴とする請求項3記載の汚物処理器。
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